JP7115713B1 - ナット緩み止め具およびナット - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃や振動等が断続的に継続する状況下でナットが緩み、ひいては脱落するのを確実に防止できるようにする。【解決手段】本発明のナット緩み止め具5は、回転ハブ1から突出するボルト2にねじ込んで回転体3を回転ハブ1に装着する複数のナット6と、複数のナット6に巻き付けられる結束バンド11とを備える。各ナット6の側周面には、ナット回転方向に沿って延びる係合溝10が形成される。締結下において、回転体3の回転中心に対して円周方向に沿って等間隔に並んだ各ナット6の係合溝10に、結束バンド11のバンド部12が嵌まるように、結束バンド11をループ状に絞める。【選択図】図4

Description

本発明は、ナット緩み止め具とナットとに関するものである。
特許文献1には、ホイールナットが走行中の衝撃や振動等で緩むのを防止するために、ホイールナットの外周側に一つずつ圧入される複数の装着部と、これら装着部を互いに連結する連結部とを備え、複数の装着部と連結部とを樹脂等の軟質材にて一体成形してなる回り止め具が開示されている。
特許文献1の回り止め具によれば、連結しようとするホイールナット同士に角度の位相差がある場合でも、連結部の可撓性によって位相差を吸収し装着部をホイールナットに圧入することができるとされる。
実開平6-43330号公報
しかし、軟質材製の連結部が可撓性を有するということは、言い換えると連結部による装着部の拘束力が弱くて、装着部が回転したり変位したりするのを許容してしまうことを意味するため、ホイールナットの緩みひいては脱落を確実に防止するのは困難であるという問題があった。
この種の問題は、ホイールナット特有という訳ではなく、複数組のボルトおよびナットで回転ハブに固定される回転体(例えばプーリやローラ等)全般においても、衝撃や振動等が断続的に継続する状況下であれば起こり得るものである。
本発明は、上記のような現状に鑑みてなされたものであり、締結下のナットが緩んで脱落するのを防止するナット緩み止め具とナットとを提供することを技術的課題とするものである。
求項1の発明は、ナット緩み止め具に係るものであり、回転ハブから突出するボルトにねじ込んで回転体を回転ハブに装着する複数のナットと、前記複数のナットに巻き付けられる結束バンドとを備えており、締結下において、前記回転体の回転中心に対して円周方向に沿って等間隔に並んだ前記各ナットの前記係合溝に、前記結束バンドのバンド部が半径方向外側から嵌まるように、前記結束バンドをループ状に絞めており、前記各係合溝においてナットの側周角部に対応する部分の溝深さ寸法は、締結下において前記バンド部をボルト軸方向から見たときの厚み寸法より大きいというものである。
本発明によれば、締結下において、前記結束バンドのバンド部が前記各ナットの前記係合溝に半径方向外側から嵌まるように、前記結束バンドをループ状に絞め、その際に、前記各係合溝においてナットの側周角部に対応する部分の溝深さ寸法は、締結下において前記バンド部をボルト軸方向から見たときの厚み寸法より大きくなっていることによって、前記各ナットをそれぞれ対応する前記ボルトから抜け不能に保持できる。すなわち、前記各ナットの前記係合溝と前記結束バンドの前記バンド部との係合関係によって、前記各ナットの緩み(外れ移動)を阻止できる。
したがって、前記各ナットが緩んで脱落するのを防止でき、ひいては前記回転体脱落に対して高い防止効果を発揮できる。
ホイールと車軸ハブとの分離斜視図である。 第1実施形態のナット緩み止め具を構成するホイールナットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。 係合溝の形成位置を変更した別例に係るホイールナットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。 (a)は第1実施形態のナット緩み止め具の装着状態を示す説明図、(b)は部分拡大図である。 (a)はシングルタイヤ用のホイールにナット緩み止め具を適用した場合の拡大断面図、(b)はダブルタイヤ用のホイールにナット緩み止め具を適用した場合の拡大断面図である。 第2実施形態のナット緩み止め具を構成するホイールナットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。 係合溝の形成位置を変更した別例に係るホイールナットの説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。 (a)は第2実施形態のナット緩み止め具の装着状態を示す説明図、(b)は部分拡大図である。 (a)はシングルタイヤ用のホイールにナット緩み止め具を適用した場合の拡大断面図、(b)はダブルタイヤ用のホイールにナット緩み止め具を適用した場合の拡大断面図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態では、トラックやバスといった車両において、ホイール3を車軸ハブ1に装着する場合を例示している。車両は一般的に、少なくとも4本のホイール3を備えている。ホイール3は回転体に相当し、車軸ハブ1は回転ハブに相当する。
図1に示すように、車両に設けられた車軸ハブ1のフランジ部には、軸方向外向きに突出する複数のホイールボルト2が車軸ハブ1の軸中心に対して同心的に等間隔に並べて取り付けられている。ホイール3には、各ホイールボルト2に対応するボルト挿通穴4が回転中心に対して同心的に等間隔に並べて形成されている。
車軸ハブ1にホイール3を重ね合わせて、車軸ハブ1の各ホイールボルト2をそれぞれ対応する各ボルト挿通穴4に挿通させ、例えばトルクレンチ等を用いて所定トルクでホイールボルト2にホイールナット6をねじ込むことによって、ホイール3が車軸ハブ1に装着される。
車軸ハブ1に対するホイール3の装着構造としては、ISO(国際標準)規格に則った平面座方式と、JIS(日本標準)規格に則った球面座方式とがある。図2~図5に表した第1実施形態は、ISO規格の平面座方式であり、かつ、8組のホイールボルト2およびホイールナット6でホイール3を車軸ハブ1に装着する場合を例示している。
なお、ISO規格の平面座方式では、10組のホイールボルト2およびホイールナット6でホイール3を車軸ハブ1に装着することもある。
図2~図5に示す第1実施形態のナット緩み止め具5は、車軸ハブ1から突出するホイールボルト2にねじ込んでホイール3を車軸ハブ1に装着する複数のホイールナット6と、複数のホイールナット6に巻き付けられる結束バンド11とを備えている。
第1実施形態のホイールナット6は、ISO規格に基づく平面座方式のものであり、ねじ穴9を有する平面視多角形状(この場合は六角形状)のナット本体7と、ナット本体7の座面側に取り付けられた円形フランジ状の平面座8とを備えている。第1実施形態のホイールナット6は、例えば鋼、ステンレスまたはアルミ合金といった金属製のものである。
ホイールナット6の側周面、すなわちナット本体7の側周面には、ナット回転方向に沿って延びる係合溝10が形成されている。図2および図3に示すように、ナット本体7における係合溝10の形成位置は、平面座8寄りでもよいし、頂面寄りでもよい。少なくとも係合溝10の形状は、例えばL字状の切り欠きではなく、高さ方向両側に壁が存在する凹み溝になっていればよい。第1実施形態では、ホイールナット6(ナット本体7)の側周面全周にわたって、係合溝10が形成されている。係合溝10は、少なくともホイールナット6(ナット本体7)の側周角部を切り欠く程度で、側周面の中央付近では溝がなくなるような形態であってもよい(ホイールナット6(ナット本体7)の側周面に断続的に係合溝が延びているような形態)。
第1実施形態の結束バンド11は、例えば鋼、ステンレスまたはアルミ合金といった金属製のものであり、帯状のバンド部12と、バンド部12の長手方向一端側に取り付けられた筒状のバックル部13とを備えている。結束バンド11の基本構造は、バンド部12の長さが例えば1m弱ほどと長いものの、既存のものと同様である。
バックル部13内には係止突起(図示省略)が設けられている。当該係止突起は、バックル部13に挿通されたバンド部12の広幅面に当接して、バンド部12の長手方向他端側をバックル部13に挿通させてループを形成するのは許容するが、バンド部12の長手方向他端側をバックル部13からそのまま引き抜くのは阻止するように構成されている。
なお、バンド部12には、長手方向他端側を長手方向一端側に重なるように引き寄せて保持するためのバンド押さえ14を取り付けてもよい。なお、第1実施形態の結束バンド11の構造はあくまで一例であり、異なる構造の結束バンドを採用することももちろん可能である。
例えばトルクレンチ等を用いて所定トルクでホイールボルト2にホイールナット6をねじ込み、ホイール3を車軸ハブ1に装着した状態(かかる状態を「締結下」と称する場合がある。)において、各ホイールナット6は、車軸ハブ1の各ホイールボルト2やホイール3の各ボルト挿通穴4との関係から明らかなように、ホイール3の回転中心に対して円周方向に沿って等間隔に並ぶ。このような締結下において、結束バンド11のバンド部12が各ホイールナット6の係合溝10にホイール3の半径方向外側から嵌まるように、結束バンド11をループ状に絞める(図4参照)。
そうすると、各ホイールナット6が走行中の衝撃や振動等で緩もうとしても、結束バンド11のバンド部12が係合溝10に引っ掛かっているため、各ホイールナット6は、それぞれ対応するホイールボルト2から抜け不能に保持される。すなわち、各ホイールナット6の係合溝10と結束バンド11のバンド部12との係合関係によって、各ホイールナット6の緩み(外れ移動)が阻止される。したがって、各ホイールナット6が緩んでホイールボルト2から脱落するのを防止でき、ひいてはホイール3脱落に対して高い防止効果を発揮できるのである。
結束バンド11は、バンド部12の長手方向他端側をホイールナット6が緩む方向に引っ張って絞め付けるのが望ましい。第1実施形態(ISO規格)の場合、車両における左右どちらのホイール3に対しても、ホイールナット6の締め付け方向は右ねじになっているので、図4に示すように、バンド部12の長手方向他端側を反時計方向に引っ張るように絞め付けるのがよい。そうすると、ブレーキをかけた際は、バンド部12の長手方向他端側にはバックル部13に挿通する方向に負荷がかかる。すなわち、結束バンド11をより絞め付ける方向に負荷がかかるので、結束バンド11の脱落を抑制できる。
図5(a)(b)に示すように、第1実施形態のナット緩み止め具5は、シングルタイヤ用のホイール3に対して採用することもできるし、ダブルタイヤ用のホイール3,3に対して採用することもできる。ISO規格の平面座方式では、ダブルタイヤ用のホイール3,3の場合、各ホイールボルト2の長さが長くなる。
なお、係合溝10を構成する三面のうち少なくとも一面に、例えばバフかけやブラスト等の面粗し処理を施したり、バンド部12のループ状態での内面側および当該内面を挟んで両側の端面のうち少なくとも一面に、面粗し処理を施したりおくと、各ホイールナット6の係合溝10と結束バンド11のバンド部12との係合状態では摩擦力が高まるので、各ホイールナット6の緩み阻止により効果的である。もちろん、係合溝10とバンド部12の両方を面粗ししてもよいし、いずれか一方だけでも差し支えない。
また、前述の面粗し処理に代えて、バンド押さえ14を例えばシリコンチューブ等の合成樹脂で構成して、バンド部12の略全長を覆う(バンド押さえ14内にバンド部12を挿通させる)ようにしてもよい。この場合、バックル部13とバンド部14の長手方向他端側とは、バンド押さえ14の長手方向各端部から突出して露出することになる。このように構成すると、各ホイールナット6の係合溝10とバンド押さえ14との係合によって摩擦力が高まり、各ホイールナット6の緩み阻止を効果的に実現できる。結束バンドの絞め付けの際は、バンド押さえ14内にバンド部12を挿通させているので、摩擦抵抗が少なくスムーズに締め付けできる。
図6~図9に表した第2実施形態は、JIS規格の球面座方式であり、かつ、8組のホイールボルト2およびホイールナット16でホイール3を車軸ハブ1に装着する場合を例示している。第2実施形態のホイールナット16は、ねじ穴19を有する平面視多角形状(この場合は六角形状)のナット本体17と、ナット本体17の座面側に一体形成された球面座18とを備えている。
第2実施形態においても、ホイールナット16の側周面、すなわちナット本体17の側周面には、ナット回転方向に沿って延びる係合溝20が形成されている。ナット本体17における係合溝20の形成位置は、球面座18寄りでもよいし、頂面寄りでもよい。図6および図7に示すように、球面座18の形状も特に問わない。少なくとも係合溝20の形状は、例えばL字状の切り欠きではなく、高さ方向両側に壁が存在する凹み溝になっていればよい。
図9(a)(b)に示すように、第2実施形態のナット緩み止め具15も、シングルタイヤ用のホイール3に対して採用してよいし、ダブルタイヤ用のホイール3,3に対して採用することもできる。JIS規格の球面座方式では、ダブルタイヤ用のホイール3,3の場合、各ホイールボルト2の長さを長くする代わりに、ホイールボルト2にインナーナット21を組み合わせて長さを確保している。ホイールナット16はアウターナットと呼ばれることもある。その他の構成は第1実施形態と同様であり、第1実施形態と共通の符号を付してその詳細な説明を省略する。
上記のような第2実施形態のナット緩み止め具15およびホイールナット16においても、第1実施形態のナット緩み止め具5およびホイールナット6と同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
結束バンド11は、バンド部12の長手方向他端側をホイールナット6が緩む方向に引っ張って絞め付けるのが望ましい。第2実施形態(JIS規格)の場合、車両の左ホイール3に対して、ホイールナット6の締め付け方向は左ねじになっており、右ホイール3に対しては右ねじになっている。したがって、左ホイール3に対しては、バンド部12の長手方向他端側を時計方向に引っ張るように絞め付け、右ホイール3に対しては、図8(a)に示すように、バンド部12の長手方向他端側を反時計方向に引っ張るように絞め付けるのがよい。そうすれば、ブレーキをかけた際は、左右どちら側のホイール3においても、バンド部12の長手方向他端側にはバックル部13に挿通する方向に負荷がかかる。すなわち、結束バンド11をより絞め付ける方向に負荷がかかるので、結束バンド11の脱落を抑制できる。
なお、本発明における各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。本発明の実施形態では、トラックやバスといった車両において、ホイール3を車軸ハブ1に装着する場合を例示しているが、これに限らず、例えば乗用車、各種作業車両のホイールや、複数組のボルトおよびナットで回転ハブに固定される回転体(例えばプーリやローラ等)全般に適用することも可能である。
1 車軸ハブ
2 ホイールボルト
3 ホイール
4 ボルト挿通穴
5,15 ナット緩み止め具
6,16 ホイールナット
7,17 ナット本体
8 平面座
9,19 ねじ穴
10,20 係合溝
11 結束バンド
12 バンド部
13 バックル部
14 バンド押さえ
18 球面座
21 インナーナット

Claims (1)

  1. 回転ハブから突出するボルトにねじ込んで回転体を回転ハブに装着する複数のナットと、前記複数のナットに巻き付けられる結束バンドとを備えており、
    前記各ナットの側周面には、ナット回転方向に沿って延びる係合溝が形成されており、
    締結下において、前記回転体の回転中心に対して円周方向に沿って等間隔に並んだ前記各ナットの前記係合溝に、前記結束バンドのバンド部が半径方向外側から嵌まるように、前記結束バンドをループ状に絞めており、
    前記各係合溝においてナットの側周角部に対応する部分の溝深さ寸法は、締結下において前記バンド部をボルト軸方向から見たときの厚み寸法より大きい、
    ナット緩み止め具。
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