JP7115147B2 - カードエッジ取り付け機構及びそれを備えた電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カードエッジ取り付け機構に関し、特に電子装置の背面からカードを挿入できるカードエッジ取り付け機構に関する。
現状のサーバ装置、ネットワーク装置等の電子装置においては、搭載したPCI-Expressカード等のカードの点検や故障等の理由で交換や保守を行う。PCIはPeripheral Component Interconnectの略である。そのためには、電源を停止するかあるいは、通電した活線状態のまま、ラックからカードを外すか、ラックを大きく引き出して、装置の天板を開けて交換作業を行う必要がある。
一般的な電子装置の内部は、図12に示すように、マザーボード(図12の3000)と呼ばれる基板にコネクタ1000を介して、拡張カード2000を挿す構造である。コネクタ1000は拡張スロットとも呼ばれる。一般的な電子装置は通常、図13に示すように、複数段あるラック500に搭載された状態で運用されている。電子装置内には、拡張カード2000で示すように、オプションとしてカードエッジ型のカードが挿入されている。この構造では、拡張カード2000にアクセスすることは出来ない。拡張カード2000を交換するには、一旦電源を切り、装置をラックから引き出すか、装置をラックから降ろし、天板600を開けて拡張カード2000を上から引き抜いて交換する必要がある。
天板を開けないで済むようにする改善や、保守性を向上させる為には、図14に示すように、拡張カード200の形状を専用のコネクタ形状とし、マザーボード上にバックボード1500等の受け基板を立て、専用の形状とした拡張カード2000を差し込む。この場合、バックボード1500を介して、拡張カード200を挿す為、専用のコネクタを介して接続し、信号の経路も長くなり、設計の難易度が増す。また拡張カード200は、専用の設計となるため、規格品の使用は出来ない。構造が複雑になり設計コストがアップする。また回路設計工程が長くなり、シミュレーションなどを行うなど設計の難易度が増すという問題がある。
また特許文献1の回路基板装置では、ドーターカード1は矩形の回路基板であるが、マザーボード4と接続する接続端子が、マザーボード4の面に対して、角度θで傾斜している。さらに、ドーターカード1には、マザーボード4の面に対して同様に角度θで傾斜している案内部7がある。ユニットシャーシ5の天板8の下面には、同様に角度θで傾斜している案内部6がある。ドーターカード1をマザーボード4に装着する際には、ドーターカード1をマザーボード4の面に平行に進行方向11に従ってユニットシャーシ5へ進入させる。ドーターカード1の進入方向前方部には、マザーボード4の面に対して角度θで傾斜した案内面を有する案内部7が設けられており、案内部7及び6は、ドーターカード1をマザーボード4の面に平行に進入させたときに相互に当接し、その案内面で摺動してドーターカード1を角度θで決まる斜め下方に導く。更に、ドーターカード1の進入方向後方部には、マザーボード4の面に対して角度θで傾斜した案内面を有する案内部17が設けられており、案内部17及び16同士は、その案内面で摺動してドーターカード1を角度θで決まる斜め下方に導く。
しかし特許文献1のドーターカード1とコネクタ3は、マザーボード4に対して角度を持つ接続端子が必要であり、規格外のドーターカード、コネクタが必要である。また接続端子はマザーボード4の斜め上方から挿入しており、その分ユニットシャーシ5内部の空間を高くする必要がある。
また、装置背面から交換できるようにしたものでも拡張カードが規格外になるという問題があった。
特開2007-281430号公報
図12,13で述べたものでは、拡張カードを交換するために天板を開ける必要がある。また図14、特許文献1で述べたものでは、拡張カードが専用の設計となるため、規格品は使用できない。
本発明の目的は規格品の拡張カードが使用でき、しかも背面からカードの挿入、抜去が可能なカードエッジ取り付け機構を提供することである。
本発明は、マザーボード上に設けたコネクタに拡張カードを接続するカードエッジ取り付け機構であって、
前記コネクタは、コネクタ外装と連接機構を備え、
前記コネクタ外装には前記拡張カードを挿入する開口端を備え、前記連接機構は複数のコネクタ接点と前記開口端の反対側に立ち上がり板を備え、前記複数のコネクタ接点は前記コネクタ外装に設けた空間内にある連接棒に接続され、前記マザーボード上の電極と電気的に接続するコンタクト部を有し、
前記立ち上がり板は前記挿入時に前記拡張カードに押されて立ち上がり、前記複数のコネクタ接点は前記立ち上がり板が立ち上がることによって立ち上がり、挿入された前記拡張カードは、前記拡張カード側からガイドピンで固定するかまたは前記コネクタ外装に設けたクランプで固定するカードエッジ取り付け機構である。
本発明によれば、規格品の拡張カードが使用でき、しかも背面からカードの挿入、抜去が可能なカードエッジ取り付け機構を提供できる。
本発明の第1の実施形態のコネクタを示す図で、(a)は拡張カードの挿入前、(b)は挿入後を示す。 本発明の第1の実施形態のコネクタ内部でのコネクタ接点の動きを説明する透過断面図であり、(a)は拡張カードの挿入前、(b)は挿入中を示す。 本発明の第1の実施形態のコネクタがマザーボードの電極に電気的に接続された状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタの連接機構の片側を示す図である。 本発明の第1の実施形態のコネクタのコネクタ接点を説明する図であり、(a)は挿入する拡張カード側から見た斜視図、(b)は(a)の側面から見た図で、内部の様子も示している。 本発明の第1の実施形態のガイドピンを説明する図であり、(a)はガイドピンを差す前の状態、(b)はガイドピンを最後まで押し込んだ状態、(c)はネジで固定した状態の図である。 本発明の第1の実施形態のガイドピンで固定する別の方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態の拡張カードをクランプで固定する方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態の拡張カードをクランプで固定する方法を示す図である。 本発明の第1の実施形態の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態を示す図で、コネクタに拡張カードを挿入することを示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図で、コネクタの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図で、挿入した拡張カードをガイドピンで固定することを示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図で、挿入した拡張カードをクランプで固定することを示す図である。 一般的な電子装置の内部を示す図である。 一般的な電子装置の内部を示す図である。 一般的な電子装置の内部を示す図である。
(第1の実施形態)
(構成の説明)
本実施形態の構成について説明する。図1は、サーバ、ネットワーク機器等の電子装置のマザーボード300上に搭載したメスのコネクタ100を横から見た図であり、(a)は拡張カード200挿入前、(b)は挿入後を示す。装置の筐体は図示していない。また図2はコネクタ100内部でのコネクタ接点の動きを説明する透過断面図であり、(a)は拡張カード200の挿入前、(b)は挿入中を示す。
複数のコネクタ接点104と跳ね上げ板106を備えた連接機構103は、拡張カード200の挿入前は、図1(a)に示すように拡張カード200を挿入する側に傾いた状態である。拡張カード200が装置の背面側のカバー(不図示)を外し、拡張カード200を挿入していく。図2に示すように、連接機構103にはカード挿入側から見た最奥部に跳ね上げ板106があり、拡張カード200の先端が跳ね上げ板106の先端に接触し(図2(b))、連接機構103を押していく。すると図1(b)に示すように、連接機構103は斜めの状態から直立した状態になる。後述するガイドピンあるいはクランプで直立状態を固定する。コネクタ100とガイドピンあるいはクランプでカードエッジ取り付け機構となる。
次にコネクタ100について述べる。図3,4,5はコネクタ100の構造を説明する図である。図3はコネクタ100がマザーボード300の電極305に電気的に接続された状態を示す斜視図である。図3ではコネクタ100が1つしか接続されていないが、通常は複数のコネクタ100がマザーボード300上に並んでいる。なお図3はリードタイプのコネクタの例であるが、プレスフィットタイプ、DIP(Dual-in-line package)タイプのコネクタでも同様である。
コネクタ100のハウジングに相当するコネクタ外装160は、長さ方向の断面が略コの字形状(略U字形)の、樹脂製の絶縁体であり、コネクタ100の拡張カード挿入側には開口端170があり、その反対側(最奥部)の端部は閉じている。コネクタ外装160の内側にはマザーボード300と電気的な接続を取るための連接機構103がある。連接機構103は、図4に示すように、複数のコネクタ接点104とそれらをつなぐ絶縁体の連接棒105、コネクタ100の最奥部に位置する跳ね上げ板106を備えている。
跳ね上げ板106も連接機構103の端付近で、コネクタ接点104と同様に回転可能に接続する。跳ね上げ板106は金属でも良いし、樹脂等の絶縁体でも良いが、拡張カードに押されても強度が低下しにくいよう、アルミ合金等の金属製にするとよい。複数のコネクタ接点104はコネクタ外装160の内側の両側面に均等間隔で配置される。
図4は連接機構103の片側だけを示している。連接機構103のもう片側は図示していないが、拡張カード200が挿入される開口部150を挟んで、同じ構造の物が反対側にもあり、跳ね上げ板106が両者をコネクタ100の最奥部で接続している。コネクタ外装160の内部には、拡張カード200の挿抜方向に、連接棒105が動く空間109がある。図示していない図4の手前側の連接機構も同様である。
コネクタ接点104は下部に円筒形の軸穴110があり、この軸穴110にコネクタ100から出た円柱形の凸部を嵌め込むことで、凸部を軸111として回転する。またコネクタ100の片側にある複数のコネクタ接点104は上方で一本の連接棒105に接続される。コネクタ100のもう片方にある複数のコネクタ接点104も同様である。その結果1つのコネクタ100内の2つの連接機構103は拡張カードが挿入されると同じ動きをする。つまり挿入側に傾いていたのが両方とも立ち上がる。複数のコネクタ接点104はそれぞれ対応する拡張カードの電極と接触して電気的な接続を取っている。なお対向するコネクタ接点104は同じ高さに設置する。
図5はコネクタ接点104を説明する図で、(a)は挿入する拡張カード側から見た斜視図、(b)は(a)の側面から見た図で、内部の様子も示している。コネクタ接点104のモールド部107は樹脂等の絶縁体である。拡張カードの電極205と電気的に接続する箇所であるコンタクト部108は金、銅などの金属製であり、図5(a)に示すように中央部で丸く盛り上がった形状である。盛り上がった頂点で拡張カードの電極と接触する。コネクタ100の開口部150の幅はPCI/PCI express等の規格に準じており、コンタクト部108が拡張カードの電極205との間で適切な接触圧力を保つ開口幅になるようにする。
またコネクタ外装160の内部には、拡張カード200の挿抜方向に、連接棒105が動く空間109がある。また、連接棒105は拡張カード200の挿抜方向と上下方向(マザーボード300の主面に垂直な方向)に動くことができる。空間109は連接棒105が上下方向の移動もできる程度に大きくしておく。また連接棒105に対向するモールド部107には円形の軸穴120が開口しており、一方連接棒105には軸穴120に嵌る位置と形状の軸121を設ける。軸121は円柱状の凸部である。コネクタ接点104は上部の軸121と下部の軸111の両方で回転可能なため、連接機構103の形状は拡張カード200の挿入時に平行四辺形から長方形に変形でき、逆に拡張カード200の抜去時には長方形から平行四辺形に変形できる。空間109をマザーボード300側に広げれば、連接機構103を大きな角度で寝かせることができるが、空間109が大きくなるとコネクタ100の強度が低下する。そのため連接機構103をどの程度まで寝かせるかとの兼ね合いから空間109の大きさを決める。
また、跳ね上げ板106にも軸穴110と同様の軸穴が開口しており、コネクタ外装160には軸111と同様の軸が設けてある。そのためコネクタ接点104と同様の動きをすることができる。
またコンタクト部108の下部の内部には、コンタクト部108とマザーボード300に形成された電極とを電気的に接続するためのワイヤ112が、回転する軸を避けて通っている。ワイヤ112はコンタクト部108とはボンディングで、マザーボード300上の電極とはハンダ付けで接続されている。なお接続方法はこれら以外でも構わない。
なお、図1では、拡張カード200がコネクタ100の端よりも左側にはみ出している。これは電極205部分の長さが拡張カード200の挿入方向全体の長さより短いためであるが、このような場合は跳ね上げ板106の長さを、挿入時に拡張カード200の下端にぶつからない高さ、例えばコネクタ接点104と同じ高さにしておくとよい。
このようにして拡張カード200がコネクタの開口内に挿入され、跳ね上げ板106にぶつかり、連接機構103が長方形になる、つまり跳ね上げ板106がコネクタ100の最奥部とぶつかるとそこで挿入が終わる。
拡張カード200をコネクタ100に取り付けた後、その状態を固定する。以下その方法を説明する。
装置背面のベゼル700の、コネクタ100の高さより高い位置にガイド穴701を2つ開けておく。ベゼル700は装置内部に塵などが入らないようにする金属製のカバーであり、拡張カード200の背面側端部に接続されている。また2つのガイド穴701の中央にネジ穴702を開けておく。細長いコの字状のガイドピン703を2つのガイド穴701からベゼル700を貫通させて挿入し奥まで通す。ガイドピン703のコの字の縦線の部分の中央に、ネジ穴702と対応するネジ穴704を開けておく。図6(a)はガイドピン703を差す前の状態、図6(b)はガイドピン703を最後まで押し込んだ状態を示す。ガイドピン703を最後まで押し込んだ後、図6(c)に示すように、ネジをネジ穴に入れてガイドピン703をベゼル700に固定する。
なおガイドピン703を構成する2本の長い棒の間隔を、拡張カード200の最大厚みよりも少し大きくする。このようにすれば、2本の棒が拡張カード200に搭載された電子部品にぶつかることがない。
図7はガイドピンで固定する別の方法を示す図で、ベセルとガイドピンを横から見た断面図である。細長いコの字状のガイドピン713を奥まで通したとき、ガイドピン713がガイド穴701に当たる箇所に凹部723を形成しておく。凹部723がガイド穴701に嵌ってその位置でガイドピン703が固定される。
図8は、拡張カード200を取り付けた後、クランプを用いて固定する方法を示す。図8(a)は固定前の状態を示す斜視図、図8(b)は背面から見た装置の図である。図9は図8(a)の状態を側面から見た図である。
図8ではコネクタ100のコネクタ外装160にクランプ800を設けている。コネクタ外装160に軸穴801を設けてクランプ800の2本のアーム802を回転可能に固定する。軸穴801の中心が回転中心になる。コネクタ外装160の最奥部の外側にコネクタ外装160の両外側を円筒形に張り出させて軸穴801とし、アーム802の軸穴801に対応する位置に軸805を設ける。
2本のアーム802の間の間隔は、アーム802がコネクタ100にぶつからずしかも隣のスロットの領域にはみ出さない寸法に設定する。クランプ800の先端にはカード固定部804を設ける。カード固定部804は上方から見てロの字形状である。ベゼル700の幅方向のロの字の内側の寸法を、アーム802を上方に引き上げてカード固定部804の内側でベゼル700を両側から挟んでアーム802が動かないようにできる程度に設定する。カード固定部804の底部は開口していてもよいし、塞いであっても良い。なお図9にだけ示してあるが、カード固定部804の上部にクランプノブ808を設けて、これを掴んでクランプ800の引き上げ、引下げをすると楽である。
拡張カード200をコネクタ100に挿入する前は、図8(a)に示すように、クランプ800は、拡張カード挿入時にベゼルとぶつからない位置に下げておき挿入の邪魔にならないようにする。挿入した後、図8(b)、図9に示すように、クランプ800のカード固定部804の下端を上方に引き上げ、ベゼル700の両側面を挟んで固定する。
(動作の説明)
本実施形態のカードエッジ取り付け機構の動作を以下に示す。図10の装置の背面のカバー(不図示)を開け、拡張カード200を背面から、コネクタ100に挿そうとする場合電源を停止するか、否かは装置の仕様に委ねることとする。例として、電源を停止させた場合で説明する。マザーボード300は装置から引き出さず、ラックに搭載された状態のままである。この状態で拡張カード200を差し込む。図7のガイドピンないしは、図のクランプ構造で拡張カードをコネクタに固定することによって、作業は完了する。取り外す場合は、この逆の動作にて拡張カードを取り外すことが出来る。
図3~5に示したコネクタ100に拡張カード200を差していくが、拡張カード200の挿入前は図4に示すようにコネクタ接点104は開口端170側に傾いた状態である。拡張カード200は、コネクタ100の開口端170からスライドして挿入していく。挿入された拡張カード200の端が跳ね上げ板106に当たって、跳ね上げ板106がコネクタ100の最奥部に当たると垂直になる。コネクタ接点104も一斉に垂直に跳ね上げられるそれによって拡張カード200の電極205とコンタクト部108が正しい位置関係で接触する。図6、7に示したガイドピン703,713または図8に示したクランプ800でこの位置関係を固定する。
本実施形態のカードエッジ取り付け機構によれば、拡張カードには特殊な構造や部品が不要で規格品の拡張カードが使用でき、しかも背面からカードの挿入、抜去が可能である。
なお、図5ではコネクタ外装160の上部にある連接棒105に固定された軸121を、コネクタ接点104の上部の軸穴120と嵌るように設けて両者の間で回転可能にした。またコネクタ外装160の下部に軸111を、コネクタ接点104下部の軸穴110と嵌るように設けて両者の間で回転可能にした。しかしこれを逆にする、つまり、連接棒105をコネクタ接点104下部に設け、軸111と軸穴110にあたる軸と軸穴をコネクタ接点上部に設けても良い。ただし、コネクタ接点とコネクタ外装の下部にはワイヤ112が通っているので、連接棒と空間はワイヤを避けるように配置する。
(第2の実施形態)
図11A~図11Dは本発明の第2の実施形態のカードエッジ取り付け機構を示す図である。本実施形態のカードエッジ取り付け機構は、図11Aに示すように、マザーボード300上に設けたコネクタ100に拡張カード200を接続するものである。
図11Bに示すように、コネクタ100は、コネクタ外装160と連接機構103を備える。コネクタ外装160には拡張カード200を挿入する開口端170を備える。また連接機構103は複数のコネクタ接点104と、開口端170の反対側に立ち上がり板106を備える。複数のコネクタ接点104はコネクタ外装160に設けた空間109内にある連接棒105に接続される。またコネクタ接点104は、マザーボード300上の電極305と電気的に接続するコンタクト部108を有する。
立ち上がり板106’は挿入時に拡張カード200に押されて立ち上がり、複数のコネクタ接点104は立ち上がり板106’が立ち上がることによって立ち上がる。挿入された拡張カード200は、図11C示すように、拡張カード側からガイドピン703で固定する。またはガイドピン703に代えて、図11D示すように、コネクタ外装160に回転中心を設けたクランプ800を上げることで固定する。
カードエッジ取り付け機構をこのように構成すれば、規格品の拡張カードが使用でき、しかも背面からカードの挿入、抜去が可能になる。
100 コネクタ
103 連接機構
104 コネクタ接点
105 連接棒
106 跳ね上げ板
106’ 立ち上がり板
107 モールド部
108 コンタクト部
109 空間
110,120,801 軸穴
111,121,805 軸
150 開口部
160 コネクタ外装
170 開口端
200 拡張カード
205 電極
300 マザーボード
305 電極
500 ラック
700 ベゼル
701 ガイド穴
703,713 ガイドピン
702,704 ネジ穴
723 凹部
800 クランプ
802 アーム
804 カード固定部
808 クランプノブ

Claims (8)

  1. マザーボード上に設けたコネクタに拡張カードを接続するカードエッジ取り付け機構であって、
    前記コネクタは、コネクタ外装と連接機構を備え、
    前記コネクタ外装には前記拡張カードを挿入する開口端を備え、前記連接機構は複数のコネクタ接点と前記開口端の反対側に立ち上がり板を備え、前記複数のコネクタ接点は前記コネクタ外装に設けた空間内にある連接棒に接続され、前記マザーボード上の電極と電気的に接続し、前記拡張カードが挿入されたときに前記拡張カードの電極との間に接触圧力を保つコンタクト部を有し、
    前記立ち上がり板は前記挿入時に前記拡張カードに押されて立ち上がり、前記複数のコネクタ接点は前記立ち上がり板が立ち上がることによって立ち上がり、挿入された前記拡張カードは前記拡張カード側からガイドピンで前記拡張カードのベゼルに固定されるかまたは前記コネクタ外装に設けたクランプで前記コネクタに固定されるカードエッジ取り付け機構。
  2. 前記コネクタ接点は前記マザーボード側で前記コネクタ外装に対して回転可能に接続され、更に前記連接棒と回転可能に接続されている請求項1に記載のカードエッジ取り付け機構。
  3. 前記コネクタ接点は前記連接棒に設けた第1の軸を中心に回転可能であり、前記コネクタ接点は前記マザーボード側において前記コネクタ外装に設けた第2の軸を中心に回転可能である請求項1または2に記載のカードエッジ取り付け機構。
  4. 電子装置の背面側から前記拡張カードを挿入する請求項1から3のいずれか一項に記載のカードエッジ取り付け機構。
  5. 前記連接機構は前記拡張カードの挿入前は前記拡張カード側に傾いた状態であり、前記立ち上がり板は挿入される前記拡張カードに押されて立ち上がる請求項1から4のいずれか一項に記載のカードエッジ取り付け機構。
  6. 前記ガイドピンは、前記挿入側から前記拡張カードのベゼルを貫通して前記拡張カードをコの字状に挟み、前記ベゼルに固定される請求項1から5のいずれか一項に記載のカードエッジ取り付け機構。
  7. 前記クランプは、前記コネクタ外装と前記挿入側と反対側において回転可能に接続され、回転して前記ベゼルに固定される請求項1から5のいずれか一項に記載のカードエッジ取り付け機構。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のカードエッジ取り付け機構を備えた電子装置。
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