JP7115052B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、観光案内情報を補足するための付加情報に対応する情報識別子を記憶したバーコードを備えた観光案内書が記載されている。
また、特許文献2には、災害発生時に災害の状況を示す地図データを記憶し、現在の地図に重ねてわかり易く表示し、また、災害が解消した後は新たな地図データを更新することなく、災害の種類に応じてもとの地図データに戻す災害時地図更新方式が記載されている。
特開2004-054465号公報 特開2009-276255号公報
観光地などで提供される観光マップには、例えばその観光地にある施設の案内情報を含む施設案内画像などが掲載される。しかし、観光マップは主に観光目的で作成されているため、例えば観光マップに掲載される施設案内画像を観光目的とは異なる利用目的で利用しようとすると不便な場合がある。例えば観光マップなどの掲載物に掲載される施設案内画像を当初の目的とは異なる利用目的でも利用しやすくする技術の登場が期待される。
本発明の目的は、スキャン処理される施設案内画像の利用目的に応じた画像加工処理を実現することにある。
請求項1に係る発明は、施設の案内情報を含む施設案内画像をスキャン処理することにより得られる画像データを取得する手段と、前記画像データに対して災害時の案内という目的に応じた画像加工処理を実行する手段と、前記画像データに対する画像解析処理により前記施設案内画像に含まれる施設の案内情報を抽出する手段と、災害時の危険箇所を文字列として示す危険箇所情報を取得する手段と、を有し、前記抽出する手段は、前記施設案内画像に含まれる文字列を認識し、前記認識した文字列に最も近い図形であって前記危険箇所情報が示す前記危険箇所に対応する形状を有する図形を前記施設案内画像から抽出し、前記実行する手段は、前記危険箇所情報に前記認識した文字列が含まれている場合に、前記図形を、前記危険箇所に対応した場所として表示する前記画像加工処理を実行する、ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項に係る発明は、請求項に記載の画像処理装置において、災害時の避難場所を示す避難場所情報を取得する手段をさらに有し、前記施設案内画像の利用目的に応じた注目施設の案内情報として前記避難場所に対応した施設の案内情報を選択し、前記画像データに対して前記避難場所に対応した施設の案内情報を強調する前記画像加工処理を実行することを特徴とする画像処理装置である。
請求項に係る発明は、コンピュータに、施設の案内情報を含む施設案内画像をスキャン処理することにより得られる画像データを取得する機能と、前記画像データに対して災害時の案内という目的に応じた画像加工処理を実行する機能と、前記画像データに対する画像解析処理により前記施設案内画像に含まれる施設の案内情報を抽出する機能と、災害時の危険箇所を文字列として示す危険箇所情報を取得する機能と、を実現させ、前記抽出する機能は、前記施設案内画像に含まれる文字列を認識し、前記認識した文字列に最も近い図形であって前記危険箇所情報が示す前記危険箇所に対応する形状を有する図形を前記施設案内画像から抽出し、前記実行する機能は、前記危険箇所情報に前記認識した文字列が含まれている場合に、前記図形を、前記危険箇所に対応した場所として表示する前記画像加工処理を実行する、ことを特徴とするプログラムである。
請求項1に係る発明により、スキャン処理される施設案内画像の利用目的に応じた画像加工処理が実現される。
請求項1,3に係る発明により、利用目的に応じた施設の案内情報が目立つようになる。
請求項に係る発明により、避難場所に対応した施設の案内情報が目立つようになる。
請求項1,3に係る発明により、危険箇所に対応した場所が分かるようになる。
請求項に係る発明により、スキャン処理される施設案内画像の利用目的に応じた画像加工処理を実現するプログラムが提供される。
画像処理装置の具体例を示す図である。 画像処理装置が実行する処理の具体例を示す図である。 参照情報の具体例を示す図である。 危険箇所に対応した場所を表示する画像加工処理の具体例を示す図である。
図1は、本発明の具体的な実施態様の一例を示す図である。図1には、画像処理装置100の具体例が図示されている。図1に示す具体例において、画像処理装置100は、画像データ取得部110と画像解析部120と処理対象選択部130と参照情報取得部140と画像加工処理部150を備えている。
画像データ取得部110は、施設の案内情報を含む施設案内画像をスキャン処理することにより得られる画像データ(文字や数字や記号のみの画像に関する画像データを含む)を取得する。施設の案内情報は、施設についての案内として用いられるその施設に関する情報である。施設の案内情報の具体例には、例えば、その施設を識別(他の施設と区別)する情報などが含まれる。また、施設の案内情報の具体例には、例えば、施設の名称、施設の場所、施設の連絡先、施設の用途、施設までの経路などのうちの少なくとも一つが含まれる。
画像データ取得部110は、例えばスキャナなどにより施設案内画像をスキャン処理することにより得られる画像データを取得する。そのスキャン処理は、画像処理装置100が実行してもよいし、画像処理装置100とは異なる外部装置が実行してもよい。
画像解析部120は、画像データ取得部110が取得した画像データに対して画像解析処理を実行する。画像解析部120が実行する画像解析処理として、公知の解析処理が利用されてもよい。例えば光学文字認識などの解析処理が利用されてもよい。画像解析部120は、例えば、画像データに対する画像解析処理により、施設案内画像に含まれる施設の案内情報を抽出する。
処理対象選択部130は、画像解析部120によって抽出された施設の案内情報の中から、施設案内画像の利用目的に応じた処理対象を選択する。処理対象選択部130は、例えば、施設案内画像の利用目的に応じた注目施設の案内情報を処理対象として選択する。
参照情報取得部140は、施設案内画像の利用目的に応じた参照情報を取得する。例えば、施設案内画像の利用目的が災害時への対応であれば、国や自治体などから提供される災害関連情報などが参照情報として取得されてもよい。また、例えば、施設案内画像の利用目的が観光名所などの紹介であれば、それら観光名所などの参照情報が取得されてもよい。また、例えば、施設案内画像の利用目的が何らかの行事や催し物の案内であれば、その行事や催し物に関する参照情報が取得されてもよい。
画像加工処理部150は、画像データ取得部110が取得した画像データに対して、施設案内画像の利用目的に応じた画像加工処理を実行する。画像加工処理部150は、画像データに対して、例えば、注目施設の案内情報を強調する画像加工処理を実行する。画像加工処理部150は、例えば、注目施設の案内情報を直接的に強調する画像加工処理を実行してもよいし、注目施設以外の情報を目立たないように処理することにより注目施設の案内情報を間接的に強調する画像加工処理を実行してもよい。
こうして、画像加工処理後の画像データが得られる。さらに、例えば、画像加工処理後の画像データに対応した画像が用紙などの媒体に印刷されてもよいし、画像加工処理後の画像データがスマートフォンやタブレットなどの端末装置に提供されて、その端末装置が備えるディスプレイなどにその画像データの画像が表示されてもよい。
図1に例示する画像処理装置100の具体例の一つが印刷機能とスキャナ機能とコピー機能などの複数の画像出力機能を備えた複合型の装置である。例えば、画像処理装置100が複合型の装置であれば、企業や学校などに設置されてその企業や学校の顧客に利用されてもよいし、コンビニエンスストアなどの店舗に設置されて不特定多数の顧客に利用されてもよい。
また、図1の画像処理装置100は例えばコンピュータを利用して実現されてもよい。そのコンピュータは、CPU等の演算デバイス、メモリやハードディスク等の記憶デバイス、インターネット等の通信回線を利用する通信デバイス、光ディスクや半導体メモリやカードメモリ等の記憶媒体からデータを読み取りデータを書き込むデバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、ユーザから操作を受け付ける操作デバイス等のハードウェア資源を備えている。
そして、例えば、図1に示す画像処理装置100が備える符号を付した複数部分のうちの少なくとも一部の機能に対応したプログラム(ソフトウェア)がコンピュータに読み込まれ、そのコンピュータが備えるハードウェア資源と読み込まれたソフトウェアとの協働により、画像処理装置100が備える少なくとも一部の機能がコンピュータにより実現される。そのプログラムは、例えば、インターネット等の通信回線を介してコンピュータ(画像処理装置100)に提供されてもよいし、光ディスクや半導体メモリやカードメモリ等の記憶媒体に記憶されてコンピュータ(画像処理装置100)に提供されてもよい。
図1に示す画像処理装置100の全体構成は以上のとおりである。次に、図1の画像処理装置100により実現される機能等について詳述する。なお、図1に示した構成(部分)については以下の説明において図1の符号を利用する。
図2は、画像処理装置100が実行する処理の具体例を示す図である。図2に例示する入力画像は、スキャン処理される施設案内画像の具体例である。図2に示す具体例において、入力画像(施設案内画像)内には、飲食店,観光,買い物などのジャンルに対応した複数の施設に関する案内情報が含まれている。図2に例示する入力画像内には、施設の名称や連絡先を文字で示す案内情報と施設の場所を地図で示す案内情報が含まれている。
例えば、図2に例示する入力画像(施設案内画像)をスキャン処理することにより得られる画像データが取得されると、その画像データに対して画像解析部120が画像解析処理を実行する。画像解析部120は、例えば、画像データに対する画像解析処理により、施設案内画像に含まれる施設(ランドマークとなる建物などを含む)の案内情報を抽出する。
図2に例示する入力画像の画像データに対する画像解析処理であれば、例えば公知の文字認識により、入力画像内に文字で示される複数の施設の名称と連絡先(電話番号やメールアドレスなど)の情報が得られる。
また、画像解析部120は、施設案内画像に含まれる地図などの画像領域内に示される文字を認識して、その文字の近くにある画像またはその文字を内包する画像を、その文字に対応した施設として抽出してもよい。図2に例示する入力画像の画像データに対する画像解析処理であれば、例えば、地図内に示される「市役所」の文字が認識され、その文字の位置に最も近い矩形の図形が「市役所」に対応した図形として抽出される。なお、「市役所」という文字を内部に含む図形があれば、その図形が「市役所」に対応した図形として抽出されてもよい。
施設案内画像に含まれる施設の案内情報が抽出されると、処理対象選択部130は、抽出された施設の案内情報の中から施設案内画像の利用目的に応じた処理対象を選択する。処理対象選択部130は、例えば、施設案内画像の利用目的に応じた注目施設の案内情報を処理対象として選択する。
例えば、図2に例示する入力画像(施設案内画像)に関する当初の利用目的が観光案内であり、その利用目的が災害用マップに変更される場合であれば、図2の入力画像内で抽出された複数の施設に関する案内情報の中から、例えば災害時の避難場所となる「市役所」が注目施設とされ、注目施設の案内情報として「市役所」に対応した案内情報が処理対象として選択される。
処理対象が選択されると、画像加工処理部150は、画像データ取得部110が取得した画像データに対して、施設案内画像の利用目的に応じた画像加工処理を実行する。画像加工処理部150は、画像データに対して、例えば、処理対象として選択された注目施設の案内情報を強調する画像加工処理を実行する。画像加工処理部150は、例えば、注目施設の案内情報を直接的に強調する画像加工処理を実行してもよいし、注目施設以外の情報を目立たないように処理することにより注目施設の案内情報を間接的に強調する画像加工処理を実行してもよい。
画像加工処理部150が実行する画像加工処理の具体例には、色変換処理,文字列強調処理,塗りつぶし処理,文字列追加処理などの処理が含まれる。
色変換処理では、例えば、処理対象の画像部分を色づけ処理して処理対象を強調する処理や、処理対象以外の画像部分を減色することにより処理対象を目立たせる処理などが実行される。文字列強調処理では、例えば、処理対象に関する文字列のフォントの種類,文字色,文字の大きさなどを変更して処理対象の文字列を強調する処理などが実行される。
塗りつぶし処理では、例えば、処理対象以外の画像部分を塗りつぶすことにより、処理対象以外の画像部分が目立たないようにする処理などが実行される。そして、文字列追加処理では、例えば、利用目的の変更により新たに必要と判断される文字列を追加する処理などが実行される。
例えば、図2に例示する入力画像の画像データに対する画像加工処理であれば、色変換処理により地図内の市役所に対応した矩形の図形が強調され、色変換処理により市役所以外の施設に対応した文字列が減色される。なお、塗りつぶし処理により市役所以外の施設に対応した文字列を目立たないようにしてもよい。また、文字列強調処理により市役所とその連絡先の文字列が強調され、文字列追加処理により「災害避難所マップ」の文字列が追加される。
こうして、画像加工処理後の画像データが得られる。例えば、図2に例示する入力画像(施設案内画像)の画像データに対する画像加工処理であれば、画像加工処理後の施設案内画像として、図2に例示する出力画像に対応した画像データが得られる。
また、施設案内画像の利用目的に応じた参照情報が取得されていれば、処理対象の選択と画像加工処理においてその参照情報が利用されてもよい。
図3は、参照情報の具体例を示す図である。参照情報の具体例には、例えば、国や自治体などから提供される避難場所情報や危険箇所情報などの災害関連情報が含まれる。図3には避難場所情報と危険箇所情報の具体例が図示されている。
例えば、図2に例示する入力画像(施設案内画像)の画像データに対する画像解析処理で、「市役所」の案内情報が抽出されている場合であれば、参照情報取得部140は、その「市役所」に対応した自治体(市)から災害関連情報を取得するようにしてもよい。図2に示す「市役所」に対応した自治体から得られる災害関連情報の具体例が図3に例示する避難場所情報と危険箇所情報である。
図3に例示する避難場所情報では、避難場所として「北公民館」「南公民館」「市役所」が含まれている。これらの避難場所のうち「市役所」が図2に例示する入力画像(施設案内画像)に含まれている。参考情報として、例えば図3に例示する避難場所情報が得られている場合に、処理対象選択部130は、図2に例示する入力画像(施設案内画像)の画像データ内で抽出された施設の中から、図3の避難場所情報で避難場所として指定されている市役所を注目施設として選択してもよい。
また、画像加工処理部150による画像加工処理に参照情報が利用されてもよい。例えば、参考情報の具体例である図3に例示する避難場所情報には、避難場所として指定される市役所の電話番号が含まれている。一方、図2に例示する入力画像の画像データ内で抽出される文字列の中にも、同じ市役所の電話番号が含まれている。この場合に、図2の画像データ内に含まれる電話番号の数字(0xxxxx)を強調する処理が実行されてもよい。
このように、参考情報に含まれる電話番号などの連絡先が施設案内画像にも含まれている場合に、施設案内画像に含まれるその連絡先を強調する画像加工処理が実行されてもよい。なお、参考情報に示される連絡先が施設案内画像内に含まれていない場合には、その連絡先を施設案内画像内に追加する画像加工処理が実行されてもよい。
また、例えば、参照情報の具体例である図3に例示する危険箇所情報では、危険とされる条件に応じて通行止めとなる道路の情報が含まれている。そこで、例えば、画像加工処理の対象となる画像データ内に危険箇所情報に対応した危険箇所がある場合に、その危険箇所に対応した場所を表示する画像加工処理が実行されてもよい。
図4は、危険箇所に対応した場所を表示する画像加工処理の具体例を示す図である。図4に例示する入力画像は、スキャン処理される施設案内画像の具体例である。図4に例示する入力画像の地図内には「県道BB号線」と「国道AA号線」が示されている。
例えば、図4に例示する入力画像(施設案内画像)の画像データが処理の対象となる場合に、画像解析部120は、図4の入力画像の地図内に含まれる「県道BB号線」と「国道AA号線」の文字を認識し、「県道BB号線」の文字の位置に最も近い線状の図形を「県道BB号線」に対応した道路の図形として抽出し、また「国道AA号線」の文字の位置に最も近い線状の図形を「国道AA号線」に対応した道路の図形として抽出する。
図3に例示した危険箇所情報には、通行止めとなる道路として「県道C99号」「県道X8号」「県道BB号」が含まれている。これらの通行止めとなる道路のうち「県道BB号」が、図4の入力画像の地図内に含まれる「県道BB号線」に対応している。
そこで、参考情報として例えば図3に例示する危険箇所情報が得られている場合に、画像加工処理部150は、図4に例示する入力画像(施設案内画像)の画像データ内における「県道BB号線」に対応した画像部分を減色して(塗りつぶし又は消去でもよい)、その画像部分に対応した箇所が危険箇所であることを知らせる文字や記号などの表示を追加する。これにより、画像加工処理後の施設案内画像として、例えば、図4に例示する出力画像が得られる。
なお、図4に例示する入力画像の地図内に含まれる「県道BB号線」以外の道路については、図3に例示する危険箇所情報により通行止めの危険箇所として指定されていない。そこで、図4に例示する入力画像(施設案内画像)の画像データが処理の対象となる場合に、例えば、避難場所である市役所への避難経路として、通行止めに指定されていない道路に対応した画像(線状の図形)を強調する画像加工処理が実行されてもよい。
また、図3,図4を利用した説明では、危険箇所の具体例として通行止めとなる道路を例示したが、危険箇所の具体例には、土砂災害の危険箇所や河川氾濫の危険箇所なども含まれる。
また、施設案内画像の画像データ内に含まれる写真画像を画像解析して、例えば、山や川や海などの画像が掲載されている場合に、発生している災害などに応じて、それらの画像に対して画像加工処理が実行されてもよい。例えば、施設案内画像の画像データ内に山の写真画像が掲載されており、土砂災害の災害関連情報が得られている場合に、その山の写真画像に対して、危険箇所であることを知らせる画像加工処理が実行されてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
100 画像処理装置、110 画像データ取得部、120 画像解析部、130 処理対象選択部、140 参照情報取得部、150 画像加工処理部。

Claims (3)

  1. 施設の案内情報を含む施設案内画像をスキャン処理することにより得られる画像データを取得する手段と、
    前記画像データに対して災害時の案内という目的に応じた画像加工処理を実行する手段と、
    前記画像データに対する画像解析処理により前記施設案内画像に含まれる施設の案内情報を抽出する手段と、
    災害時の危険箇所を文字列として示す危険箇所情報を取得する手段と、
    を有し、
    前記抽出する手段は、前記施設案内画像に含まれる文字列を認識し、前記認識した文字列に最も近い図形であって前記危険箇所情報が示す前記危険箇所に対応する形状を有する図形を前記施設案内画像から抽出し、
    前記実行する手段は、前記危険箇所情報に前記認識した文字列が含まれている場合に、前記図形を、前記危険箇所に対応した場所として表示する前記画像加工処理を実行する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項に記載の画像処理装置において、
    災害時の避難場所を示す避難場所情報を取得する手段をさらに有し、
    前記画像データに対して前記避難場所に対応した施設の案内情報を強調する前記画像加工処理を実行する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. コンピュータに、
    施設の案内情報を含む施設案内画像をスキャン処理することにより得られる画像データを取得する機能と、
    前記画像データに対して災害時の案内という目的に応じた画像加工処理を実行する機能と、
    前記画像データに対する画像解析処理により前記施設案内画像に含まれる施設の案内情報を抽出する機能と、
    災害時の危険箇所を文字列として示す危険箇所情報を取得する機能と、
    を実現させ
    前記抽出する機能は、前記施設案内画像に含まれる文字列を認識し、前記認識した文字列に最も近い図形であって前記危険箇所情報が示す前記危険箇所に対応する形状を有する図形を前記施設案内画像から抽出し、
    前記実行する機能は、前記危険箇所情報に前記認識した文字列が含まれている場合に、前記図形を、前記危険箇所に対応した場所として表示する前記画像加工処理を実行する、
    ことを特徴とするプログラム。
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