JP7113784B2 - ヒドロキシ酸の製造方法。 - Google Patents

ヒドロキシ酸の製造方法。 Download PDF

Info

Publication number
JP7113784B2
JP7113784B2 JP2019087610A JP2019087610A JP7113784B2 JP 7113784 B2 JP7113784 B2 JP 7113784B2 JP 2019087610 A JP2019087610 A JP 2019087610A JP 2019087610 A JP2019087610 A JP 2019087610A JP 7113784 B2 JP7113784 B2 JP 7113784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
producing
hydroxy acid
lactone
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019087610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020183353A (ja
Inventor
鉄平 浦山
祐樹 辻
隆介 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP2019087610A priority Critical patent/JP7113784B2/ja
Publication of JP2020183353A publication Critical patent/JP2020183353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7113784B2 publication Critical patent/JP7113784B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

本発明はヒドロキシ酸の製造方法に関する。
ヒドロキシ酸は医薬品、樹脂原料、繊維原料、有機合成中間体として有用な化合物であり、一般的にラクトンの開環反応により製造される。このラクトンの開環反応によるヒドロキシ酸の製造方法は、塩基法、過酸化水素法及び水和法に大別することができる。
塩基法は、ラクトンと塩基とを量論反応させた後、中和処理することでヒドロキシ酸を製造する方法である。非特許文献1では、水酸化ナトリウムとε―カプロラクトンとを反応させ対応するヒドロキシカプロン酸ナトリウムを合成し、それを塩酸により中和することでヒドロキシカプロン酸を高選択的に合成している。
過酸化水素法は、触媒存在下において、ラクトンと過酸化水素とを反応させることでヒドロキシ酸を製造する方法である。特許文献1ではTi触媒によるヒドロキシカプロン酸の製造方法が示されている。
水和法は、触媒存在下、ラクトンと水とを反応させることでヒドロキシ酸を製造する方法である。特許文献2では、Pd黒の存在下、ε―カプロラクトンを反応させ、6-ヒドロキシカプロラクトンを製造する方法が開示されている。
また、ラクトンの開環反応以外のヒドロキシ酸の製造方法として、非特許文献2ではジオールの酸化反応、特許文献3においてはジカルボン酸の還元反応が開示されている。
中国特許出願公開第103373914号明細書 特開2000-103760号公報 特開2003-277315号公報
JOURNAL OF POLYMER SCIENCE PART A: POLYMER CHEMISTRY 2012, 50, 780‐791 ChemSusChem 2015, 8, 1862‐1866
非特許文献1に記載の塩基法では、選択的にヒドロキシ酸を得るためには量論量以上の塩基及び酸が必須であり、生成したヒドロキシ酸を回収するための抽出工程も必要となるため工業的には好ましくない。特許文献1に記載の過酸化水素法では、環境負荷の大きい過酸化水素を用いるためより環境調和な代替法が求められる。上記のように、塩基法や過酸化水素法では選択的にヒドロキシ酸が得られるが、廃棄物を副生する量論試薬や環境負荷の大きい酸化剤を使用するため、工業スケールでの応用は困難となる。
一方で、環境調和な水和法は工業用途に好適である。しかし、選択的にヒドロキシ酸を製造する触媒技術は開発されておらず、特許文献2ではヒドロキシ酸選択性は最大で84%であり、反応時間の延長に伴いヒドロキシ酸が転化することで選択性は低下していく。
非特許文献2や特許文献3に開示されているラクトンの開環反応以外の酸化反応や還元反応を用いる方法では逐次反応の抑制が困難であり、選択的にヒドロキシ酸を得ることができない。
そこで、本発明は、収率に優れるヒドロキシ酸の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、本発明の課題を達成するために鋭意検討を行った結果、酸触媒の存在下、ラクトンと水とを反応させると、ラクトンの水和反応が促進されること、さらには当該触媒系により収率よくヒドロキシ酸を製造できることを見出した。
即ち、本発明は以下の通りである。
本発明のヒドロキシ酸の製造方法は、酸触媒の存在下、ラクトンと水とを反応させることを含む。
本発明によれば、収率に優れたヒドロキシ酸の製造方法を提供することができる。
本発明について、以下具体的に説明する。なお、本発明は以下の実施の形態(本実施形態)に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
[ヒドロキシ酸の製造方法]
本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法は、酸触媒存在下、ラクトンと水とを反応させる工程(反応工程)を含む。本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法は、上記反応工程を含むことにより、収率に優れたヒドロキシ酸の製造方法を提供することができる。
この要因は、本実施形態の酸触媒が生成物の有するヒドロキシ基には不活性である一方で、原料の有するエステル基を選択的に活性化できるためであると考えられるが要因はこれに限定されない。また、本実施形態によれば、例えば、水と原料のみを試剤とした環境に調和した反応系を実現できる。
ヒドロキシ酸の製造方法において、特許文献2のように、通常、触媒としてパラジウム黒を用いることが多い。しかしながら、パラジウム黒を用いると、生成物であるヒドロキシ酸が更に酸素酸化しやすく、副生酸化反応することに起因してヒドロキシ酸の収率が十分でない。これに対し、本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法では、触媒として酸触媒を用いており、上記した副生酸化反応が十分に抑制されているためヒドロキシ酸の収率に優れる。
[1]反応工程
反応工程は、酸触媒存在下、ラクトンと水とを反応させる工程である。また、本実施形態の製造方法は、上記反応工程により得られたヒドロキシ酸を精製する分離工程を含んでもよい。分離工程における方法としては、例えば、濃縮、蒸留、抽出、晶析、再結晶等の分離方法や、これらを組み合わせた分離方法が用いられる。
[2]酸触媒
本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法においては酸触媒を用いる。酸触媒であれば特に限定されず、例えば、反応液からの分離や回収の容易性の観点から、反応液に溶解しない固体酸触媒が好ましい。また、酸触媒として、例えば、ルイス酸、ブレンステッド酸のいずれも使うことができるが、活性化対象官能基に対するプロトン付与能に優れる観点から、ブレンステッド酸点を有する酸触媒が好ましい。
(固体酸触媒)
固体酸触媒として、例えば、ゼオライト、硫酸化金属酸化物、陽イオン交換樹脂、モンモリロナイト、カオリン、酸化グラフェン、活性炭、酸化アルミニウムなどが挙げられる。これらの中でも、ブレンステッド酸点の強度に優れる観点から、ゼオライト、硫酸化金属酸化物、及び陽イオン交換樹脂からなる群から選ばれる少なくとも一つであることが好ましい。
本実施形態において、ゼオライトとは、結晶性多孔質アルミノケイ酸塩、又はメタロケイ酸塩のことであり、それらと同様又は類似の構造を有するリン酸塩系多孔質結晶も含まれる。具体的には、小細孔径(酸素8員環以下の構造)のゼオライトとして、チャバサイト(国際ゼオライト学会が定めるゼオライトを構造により分類するコードによる表記でCHA。以下、同様。)、エリオナイト(ERI)、A型(LHA)が挙げられる。中間細孔径(酸素10員環構造)のゼオライトとして、フェリエライト(FER)、ZSM-11(MEL)、ZSM-5(MFI)、ALPO4-11(AEL)が挙げられる。また、大細孔径(酸素12員環構造)のゼオライトとして、X型(FAU)、Y型(FAU)、ホージャサイト(FAU)、beta(*BEA)、モルデナイト(MOR)、ZSM-12(MTW)、AlPO4-5(AFI)が挙げられる。更に、超大細孔径(酸素14員環以上の構造)のゼオライトとして、UTD-1(DON)、CIT-5(CFI)、VPI-5(VFI)が挙げられる。その中でも、触媒活性に一層優れるという観点から、酸素12員環以上を有する大孔径ゼオライトが好ましく、betaゼオライトがさらに好ましい。
硫酸化金属酸化物とは、硫酸により金属酸化物の表面をスルホン化したものであり、触媒活性に優れるという観点から、例えば、硫酸化ジルコニアが好ましい。
陽イオン交換樹脂とは、陽イオン付与能を有するイオン交換樹脂をいう。この時、陽イオンは、触媒活性に優れる観点から、プロトンであることが好ましく、例えば、酸性官能基としてスルホ基又はカルボキシル基を有するものがより好ましい。このような陽イオン交換樹脂として、例えば、触媒活性に優れるという観点から、アンバーリスト、ナフィオンが好ましい。
(酸触媒の使用量)
酸触媒(例えば、固体酸触媒)の使用量としては、反応速度に優れるとともに、反応後の触媒を分離しやすいという観点から、例えば、ラクトン100質量部に対して、1~100質量部であることが好ましく、5~80質量部であることがより好ましく、10~50質量部であることが更に好ましい。
[3]ラクトン
本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法においては、エステル結合を有する環状化合物であるラクトンが原料である。ラクトンとしては、特に限定されないが、例えば、下記式(1)に示す化合物が挙げられる。ラクトンとしては、特に限定されないが、例えば、ε-カプロラクトン、オキサシクロドデカン-2-オン、γ-バレロラクトン、γーノナラクトン、ウイスキーラクトン、γーデカラクトン、グルコラクトン、クマリン、βープロピオラクトン、1-イソクマロンが挙げられる。
これらの中でも、反応性に優れる観点から、7員環以上のラクトンが好ましく、ε-カプロラクトン及び/又はオキサシクロドデカン-2-オンであることがより好ましい。
Figure 0007113784000001
(式(1)中、R1は炭素数2以上の2価の炭化水素基(例えば、炭素数2以上の直鎖状又は分岐状のアルキレン基)を示す。また、炭化水素基上に置換基(例えば、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、スルホ基など)を有していてもよい。)
1の炭素数は、例えば、2~20であり、反応性に優れる観点から、3~20であることが好ましく、4~20であることがより好ましい。
[4]酸化剤
ヒドロキシ酸の製造方法においては、特許文献1に記載されたようにラクトンと過酸化水素のような酸化剤とを反応させることが考えられる。しかし、特許文献1に記載の方法では、過酸化水素のような酸化剤を用いるため、環境負荷が大きいという問題点がある。これに対し、本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法では、酸触媒の存在下でラクトンと水とを反応させることにより、優れた収率でヒドロキシ酸を製造できるため、必ずしも酸化剤を使用する必要がない。また、酸化剤を使用しないことは、原子効率に優れるとともに、操作の容易性に優れるという利点がある。
このため、本実施形態の製造方法における酸化剤(例えば、酸素分子、過酸化水素など)の使用量としては、ラクトンに対して、0.1当量未満であることが好ましく、0.05当量以下であることがより好ましく、0.01当量以下であることが更に好ましい。すなわち、ラクトンに対する酸化剤(例えば、酸素分子、過酸化水素)のモル比が、0.1未満であることが好ましく、0.05以下であることがより好ましく、0.01以下であることが更に好ましい。酸化剤を使用しないことが特に好ましい。
[5]反応生成物
反応の生成物としては、例えば、下記一般式(2)に示されるヒドロキシ酸が挙げられる。反応の生成物は、例えば、濃縮、蒸留、抽出、晶析、再結晶等の分離手段や、これらを組み合わせた分離手段により分離精製できる。
Figure 0007113784000002
(式(2)中、R2、ヒドロキシ基を有し、かつ、炭素数2以上の1価の炭化水素基(例えば、炭素数2以上のアルキル基)を示す。また、炭化水素基上に置換基(例えば、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、スルホ基など)を有していてもよい。)
2の炭素数は、例えば、2~20であり、3~20であることが好ましく、4~20であることがより好ましい。
[5]反応条件
本実施形態の反応工程において、反応温度としては、30℃~250℃であることが好ましく、30℃~180℃であることがより好ましく、60℃~100℃であることが更に好ましい。
本実施形態の反応工程は、例えば、回分式、半回分式、連続式等の慣用の方法により行うことができる。
反応時間としては、例えば、0.5~24時間であり、0.5~10時間であることが好ましく、0.5~4時間であることがより好ましい。
[6]水
本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法では、ラクトンと反応させるための水を使用する。水の含有量は、ラクトン100質量部に対して、例えば、100~5000質量部であり、300~3000質量部であることが好ましく、500~1500質量部であることがより好ましい。
[7]溶媒
本実施形態のヒドロキシ酸の製造方法では、水を溶媒として用いることもできるが、水以外の溶媒の存在下で行ってもよい。溶媒としては、炭化水素系溶媒(例えば、トルエン、ベンゼン、キシレン、ペンタン、ヘキサン)、エーテル系溶媒(例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン)、アルコール系溶媒(例えば、エチレングリコール、エタノール、メタノール、t-ブタノール)、エステル系溶媒(例えば、ギ酸エチル、酢酸エチル)が挙げられる。これらの中でも、環境調和性の高さの観点から水を用いるのが好ましい。
以下に実施例を示して、本発明をより詳細に説明するが、本発明は以下に記載の実施例によって制限されるものではない。
[実施例1]
ガラス製容器にスターラーチップ、ε―カプロラクトン15g(131mmol)に、ベータ(beta)ゼオライト(日産ガードラー社製品、H-beta-100)3g、水150gを加え、80℃にて1.5時間攪拌した。その後、反応液を室温まで冷却し、不溶物をろ過にて取り除いた。次いで、得られた濾液にエタノールとバレロアミドとを加え、液相を均一にした後に高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて分析したところ、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は97%であり、アジピン酸の収率が0%であった。尚、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は液体クロマトグラフィーを使用して内部標準法で測定した。分析条件を以下に示す。
(分析条件)
装置:島津LC-20AD
カラム:ODS-80Ts
条件:
・溶離液:アセトニトリル/0.01Mリン酸水溶液=20/80(v/v)
・検出器:UV (使用波長:190nm)
・カラム温度:40℃
・流量:1mL/分
内標:バレロアミド
[実施例2]
ガラス製容器にスターラーチップ、ε―カプロラクトン3g(26mmol)に、硫酸化ジルコニア2g、水30gを加え、80℃にて1時間攪拌した。その後、反応液を室温まで冷却し、不溶物をろ過にて取り除いた。次いで、得られたろ液にエタノールとバレロアミドとを加え、液相を均一にした後にHPLCを用いて分析したところ、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は96%であり、アジピン酸の収率が0%であった。
[実施例3]
ガラス製容器にスターラーチップ、ε―カプロラクトン15g(26mmol)に、アンバーリスト7.5g、水135gを加え、80℃にて1.5時間攪拌した。その後、反応液を室温まで冷却し、不溶物をろ過にて取り除いた。次いで、得られたろ液にエタノールとバレロアミドとを加え、液相を均一にした後にHPLCを用いて分析したところ、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は98%であり、アジピン酸の収率が0%であった。
[実施例4]
反応時間を2時間としたこと以外は実施例1と同条件で実験を行った結果、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は6-ヒドロキシカプロン酸の収率は99%であり、アジピン酸の収率が0%であった。
[比較例1]
ε―カプロラクトン0.4gと水19.6gを加え、触媒としてパラジウム黒40mgを加えた後120℃で1時間反応した結果、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は82%であり、逐次酸化副生物であるアジピン酸の収率が10%であった。
[比較例2]
反応時間を2時間とした以外は比較例1と同条件で実験を行った結果、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は75%であった。この時、逐次酸化副生物であるアジピン酸の収率は15%であった。実施例1、4と比較例1、2の比較より、Pd黒を触媒とする反応では反応時間の延長に伴う6-ヒドロキシカプロン酸の収率低下が観測される一方で、本願発明では選択率の低下が観られないことがわかる。
[実施例5]
触媒をモルデナイト型ゼオライトとしたこと以外は実施例2と同条件で実験を行った結果、6-ヒドロキシカプロン酸の収率は91%であり、アジピン酸の収率が0%であった。
[実施例6]
実施例6は、ラクトンをオキサシクロドデカン-2-オンに変更した以外は実施例1と同様にして実施した。この時、対応するヒドロキシ酸が収率95%であり、対応する逐次酸化物の収率が0%であった。

Claims (7)

  1. 固体酸触媒の存在下、ラクトンと水とを反応させる工程を含
    前記ラクトンに対する過酸化水素のモル比が0.1未満である、ヒドロキシ酸の製造方法。
  2. 過酸化水素を使用しない請求項1に記載のヒドロキシ酸の製造方法。
  3. 前記固体酸触媒がブレンステッド酸点を有する請求項1又は2に記載のヒドロキシ酸の製造方法。
  4. 前記固体酸触媒がゼオライト、硫酸化金属酸化物、及び陽イオン交換樹脂からなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~3のいずれか一項に記載のヒドロキシ酸の製造方法。
  5. 前記ラクトンが7員環以上のラクトンである請求項1~4のいずれか一項に記載のヒドロキシ酸の製造方法。
  6. 前記ラクトンがε-カプロラクトンである請求項1~5のいずれか一項に記載のヒドロキシ酸の製造方法。
  7. 前記ヒドロキシ酸が6-ヒドロキシカプロン酸である請求項1~6のいずれか一項に記載のヒドロキシ酸の製造方法。
JP2019087610A 2019-05-07 2019-05-07 ヒドロキシ酸の製造方法。 Active JP7113784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019087610A JP7113784B2 (ja) 2019-05-07 2019-05-07 ヒドロキシ酸の製造方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019087610A JP7113784B2 (ja) 2019-05-07 2019-05-07 ヒドロキシ酸の製造方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020183353A JP2020183353A (ja) 2020-11-12
JP7113784B2 true JP7113784B2 (ja) 2022-08-05

Family

ID=73044586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019087610A Active JP7113784B2 (ja) 2019-05-07 2019-05-07 ヒドロキシ酸の製造方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7113784B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000516967A (ja) 1997-07-28 2000-12-19 サムソン ファイン ケミカルズ カンパニ リミテッド L−カルニチンの製造方法
JP2013173088A (ja) 2012-02-24 2013-09-05 Nippon Shokubai Co Ltd 不飽和カルボン酸類製造用触媒及びその触媒を用いた不飽和カルボン酸製造方法
JP2015227317A (ja) 2014-06-02 2015-12-17 株式会社ダイセル ポスト処理を行ったスズ置換ゼオライト・ベータを用いたケトン類のエステル類への酸化

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4870192A (en) * 1985-08-12 1989-09-26 Mobil Oil Corporation Production of lactones and omega-hydroxycarboxylic acids
JPH10168029A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Soda Koryo Kk アルキル 5−ヒドロキシアルカノエートの製法および香料組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000516967A (ja) 1997-07-28 2000-12-19 サムソン ファイン ケミカルズ カンパニ リミテッド L−カルニチンの製造方法
JP2013173088A (ja) 2012-02-24 2013-09-05 Nippon Shokubai Co Ltd 不飽和カルボン酸類製造用触媒及びその触媒を用いた不飽和カルボン酸製造方法
JP2015227317A (ja) 2014-06-02 2015-12-17 株式会社ダイセル ポスト処理を行ったスズ置換ゼオライト・ベータを用いたケトン類のエステル類への酸化

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Applied Catalysis A:General,1999年,180,P.435-443

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020183353A (ja) 2020-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2246340B1 (en) Preparation of 2,5-furandialdehyde from 2,5-(hydroxymethyl)furanaldehyde in the presence of 2,2,6,6-tetramethyl-i-piperidinyloxyl
Mukherjee et al. Sustainable production of hydroxymethylfurfural and levulinic acid: Challenges and opportunities
US9969669B2 (en) Method for producing muconic acids and furans from aldaric acids
KR101243482B1 (ko) 글리세롤로부터 아크릴산을 제조하는 방법
EP3325460B1 (en) Reactive distillation process for the esterification of furandicarboxylic acid
Arico et al. One‐pot preparation of dimethyl isosorbide from d‐sorbitol via dimethyl carbonate chemistry
WO2013146085A1 (ja) 5-ヒドロキシメチルフルフラールの製造方法
JP2012501325A (ja) プロピレンオキシドの製法
CA2690867A1 (en) Process for preparing .epsilon.-caprolactone
Arias et al. Two-dimensional ITQ-2 zeolite for biomass transformation: synthesis of alkyl 5-benzyl-2-furoates as intermediates for fine chemicals
JP2013203666A (ja) 5−ヒドロキシメチルフルフラール酸化物の製造方法
CN103130768B (zh) 一种具有1,3-二氧六环结构化合物的制备方法
JP7113784B2 (ja) ヒドロキシ酸の製造方法。
GB2539990A (en) Catalyst system and process
EP3915970A1 (en) Aromatic compounds from furanics
CN107635957B (zh) 用于生产乙醇酸的方法
CN103130614A (zh) 一种环己烯氧化制备1,2-环己二醇的方法
JP6859657B2 (ja) ジオール化合物の製造方法
WO2017119458A1 (ja) ヒドロキシピバルアルデヒドの製造方法
CN101735284B (zh) 一种4,6-o-苄叉-d-吡喃葡萄糖的制备方法
JP2010235516A (ja) 精製ジオールの製造方法
JP4337815B2 (ja) ω−シアノアルデヒド化合物の製造法
JP7117968B2 (ja) ヒドロキシ酸の製造方法。
WO2006006413A1 (ja) 2-アダマンタノールおよび2-アダマンタノンの製造方法
US6495695B2 (en) Process for the preparation of a collidine and 2,3,5,6-tetramethyl pyridine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220715

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7113784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150