JP7113191B2 - 高周波処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波処理装置に関するものである。
従来、この種の高周波処理装置は、複数の回転アンテナを備え、この複数の回転アンテナより高周波を放射すことにより加熱室の広範囲に高周波を供給し、加熱むらのない例えば調理を可能としている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の放射部を備え、この複数の放射部から放射される高周波の位相差を変化させて干渉状態を変化させることにより、高周波分布を変化させ、対象物を均一に加熱したり、集中的に加熱したりすることができるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004-47322号公報 特開2008-66292号公報
しかしながら、前記従来の回転アンテナを回転させるものは、放射部が回転範囲内で動く程度で、高周波分布の変動効果は少ない。
また、複数の放射部から高周波を放射して、加熱室内で高周波を空間合成させるものでは、下記するように加熱室内に収納されたさまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に加熱処理することが難しいという課題を有していた。
すなわち、位相差制御で定在波を移動させても、半波長程度の移動に留まるため、高周波分布の変動効果は少なかった。
さらに、複数放射を空間合成して、加熱室内の高周波分布を制御しようとしても、加熱室に収納された被加熱物、例えば食品の影響で高周波分布自体が変わるので、設計時点の思惑通りの加熱を再現することができなかった。
また、複数放射部をON/OFFさせると、放射位置が大きくずれて、高周波分布の変動を大きくできるが、供給電力が小さくなり、調理時間が長くなる別の課題が生じる。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を所望の状態に短時間で加熱することができる高周波発処理装置を提供することを目的としたものである。
本発明は、上記目的を達成するため、高周波を供給する2か所の給電部と、高周波を放射する複数の放射部と、前記給電部から前記放射部へ高周波を伝送する伝送線路とを有し、前記伝送線路には、一周がほぼ波長の整数倍プラス半波長の距離の環状伝送線路を備え、前記2か所の給電部は、前記環状伝送線路を経由して前記複数の放射部へ高周波を伝送し、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置を近接配置した構成としたものである。
これにより、複数の放射部から高周波を選択的に切り替えて放射させ、高効率な加熱動作を実現することができる。
本発明の高周波処理装置は、上記構成により、高周波を選択的に切り替えて放射させることにより意図した加熱分布を実現することができ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を短時間で所望の状態に加熱することができる。
本発明の実施の形態1における高周波処理装置の構成図 同高周波処理装置における伝送線路の配置図 同高周波処理装置における伝送線路の線路長説明図 同高周波処理装置における伝送線路の線路長説明図 同高周波処理装置における伝送線路の斜視図 本発明の実施の形態2における高周波処理装置の伝送線路の配置図
第1の発明は、高周波を供給する2か所の給電部と、高周波を放射する複数の放射部と、前記給電部から前記放射部へ高周波を伝送する伝送線路とを有し、前記伝送線路には、一周がほぼ波長の整数倍プラス半波長の距離の環状伝送線路を備え、前記2か所の給電部は、前記環状伝送線路を経由して前記複数の放射部へ高周波を伝送し、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置を近接配置する構成としたものである。
これにより、複数の放射部から高周波を選択的に切り替えて放射させ、高効率な加熱動作を実現することができる。
詳述すると、複数の放射部から供給される高周波を集中合成して複数の放射部の中から伝送先を選択的に切り替えて放射させ、意図した加熱分布を実現することができる。つまり、2か所の給電部から供給される高周波を伝送線路上で合成し、選択した放射部より放射でき、必要とする加熱分布を実現することができる。しかも、伝送線路に環状伝送線路を備えたことで、2か所の給電部間の透過電力を抑制でき、放射部からの高周波放射を最大化できる。つまり、一方の給電部から他方の給電部への高周波伝送は、環状伝送線路を1周回る経路と近接結合間の最短経路の合成となるが、その経路長差がほぼ半波長となり、逆相で打ち消し合うため、透過を抑制することができ、電力増幅器に過大な電力が流入することを防止して電力増幅器の損傷を防ぎ、高効率な加熱動作を実現することができる。
以上のようなことから、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物を短時間で所望の状態に加熱することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の高周波処理装置において、前記複数の放射部のうち1か所を、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路との結合位置からほぼ同等の距離に結合し、他の前記放射部は、前記1か所の放射部の前記環状伝送線路との結合位置から4分の1波長の位置に結合する構成としてある。
これにより、それぞれの放射部の環状伝送線路との結合位置での合成位相を2か所の給電位相により制御して、高周波を供給する放射部を選択することができ、意図した加熱分布を実現することができる。よって、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物に適した加熱を短時間で行うことができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の高周波処理装置において、前記環状伝送線路のほぼ直線部に直交する方向から前記給電部を結合する構成としてある。
これにより、給電部から環状伝送線路への結合をT字形状とすることができ、これによって、1周回る経路と近接結合間の最短経路への電力を均等に分配でき、2つの経路の合成による打消しをより確実に行って透過を抑制することができる。よって、電力増幅器に過大な電力が流入することを防止して電力増幅器の損傷を防ぎ、高効率な加熱動作を実現することができる。
第4の発明は、特に第1~第3の発明の高周波処理装置において、前記2か所の給電部間の位相差制御を可能とし、前記位相差制御により、前記複数の放射部への給電を選択する構成としてある。
この位相差制御により、高周波を伝送する放射部を選択して、意図した加熱分布を確実に実現することができ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物に適した加熱を短時間で行うことができる。
第5の発明は、特に第1の発明の高周波処理装置において、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置の間隔を4分の1波長以下とした構成としてある。
これにより、1周回る経路と近接結合間の最短経路の差を半波長に近づけ、2つの経路の合成による打消しをより確実に行って透過を抑制することができ、電力増幅器に過大な電力が流入することを防止して電力増幅器の損傷を防ぎ、高効率な加熱動作を実現することができる。
第6の発明は、特に第1の発明の高周波処理装置において、前記環状伝送線路の一周長さを波長の整数倍プラス半波長の距離から前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置の間隔距離の2倍長くした構成としてある。
これにより、1周回る経路と近接結合間の最短経路の差を半波長にして、2つの経路の合成による打消しをより確実に行って透過を抑制することができ、電力増幅器に過大な電力が流入することを防止して電力増幅器の損傷を防ぎ、高効率な加熱動作を実現することができる。
第7の発明は、特に第1~第6の発明の高周波処理装置において、前記環状伝送線路を長円形状とした構成としてある。
これにより、給電部から環状伝送線路への結合を長円形状の直線部として、T字形状とすることができ、1周回る経路と近接結合間の最短経路への電力が均等に分配でき、2つの経路の合成による打消しをより確実に行って透過を抑制することができ、電力増幅器に過大な電力が流入することを防止して電力増幅器の損傷を防ぎ、高効率な加熱動作を実現することができる。
第8の発明は、特に第1~第7の発明の高周波処理装置において、前記2か所の給電部と、前記複数の放射部と、前記環状伝送線路を備えた伝送線路で構成した給電制御回路を左右対称に2組設け、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路との結合位置からほぼ同等の距離に結合した前記1か所の放射部を前記2組の給電制御回路で共用した構成としてある。
これにより、1か所の放射部に4か所の給電を集中することができ、更に強く効率よく加熱することができ、さまざまな形状・種類・量の異なる被加熱物に適した加熱を短時間で行うことができる。
第9の発明は、特に第8の発明の高周波処理装置において、前記2組の給電制御回路で共用する前記1か所の放射部を加熱室のほぼ中央に配置した構成としてある。
これにより、多くの場合被加熱物が設置される加熱室中央をより強く加熱することで、加熱効率をより高くすることができる。
第10の発明は、特に第8または第9の発明の高周波処理装置において、前記2組の給電制御回路で共用する前記1か所の放射部をパッチアンテナで構成し、前記2組の給電制御回路から前記パッチアンテナへの給電位置を直交方向に配置した構成としてある。
このようにパッチアンテナへの給電位置を直交させたことにより、2つの給電が干渉せず、2つの給電制御回路間の透過も抑制でき、電力増幅器に過大な電力が流入することを防止して電力増幅器の損傷を防ぎ、高効率な加熱動作を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における高周波処理装置の構成図を示す。
図1において、加熱室1に収納された被加熱物2は、放射部8a、8b、8cより放射された高周波により加熱される。高周波は、発振部3により発振し、分配部4で複数に分配され、増幅部6a、6bで大電力に増幅され、伝送線路7で放射部8a、8b、8cへ供給される。分配部4で複数に分配された高周波は、位相可変部5により他方と異なる位相値に調整して増幅部6bへ供給することができる。
図2は、本発明の実施の形態1における伝送線路の配置図を示す。増幅部6a、6bからの高周波は、給電部9a、9bより環状線路構造の伝送線路7へ供給され、伝送線路7上で合成され、伝送線路7上の分岐10a、10b、10cより放射部8a、8b、8cへ供給される。略長円形状の環状線路構造の伝送線路7のほぼ直線部に増幅部6a、6bからの給電部9a、9bが近接して設けられ、伝送線路7のほぼ直線部に対して直交する方向から給電する構成になっている。すなわち、略T字形状の結合線路構成になっている。よって、給電は2方向に均等に分かれる。
以上のように構成された高周波処理装置について、以下その動作、作用を説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における伝送線路の線路長説明図である。給電部9a、9bは4分の1波長以下に近接して配置されている。このように4分の1波長以下に近接して配置された給電部9a、9bの環状線路構造の伝送線路7上の距離は、環状伝送線路をほぼ1周回る経路11と近接結合間の最短経路13の2経路がある。
表1は、図3における伝送線路の伝送動作説明表である。なお、表の中で記載している数字は同図(この場合は図3)で使用している図番を意味している。これは以下に述べる表2、表3(この場合はいずれも図4)においても同じである。
Figure 0007113191000001
4分の1波長以下に近接して配置された給電部9a、9bの最短経路13の経路長をαdegとし、ほぼ1周回る経路11の経路長を360deg×n+180deg+αdeg(1周回る経路長は360deg×n+180deg+2αdeg)に設定されている。ここで上記「×n」は「整数倍」を意味する。このような経路長で、増幅部6aから2つの経路を伝送してきた高周波は、給電部9bで逆相合成となり、その合成結果は打ち消しあうので、給電部9aから給電部9bへの透過を抑制することができる。給電部9bから給電部9aへの透過も同じ原理により抑制することができる。
このように給電部9a、9b間の透過が抑制されるので、増幅部6a、6bへ過大な電力が流入することを防止でき、電力増幅器の損傷を防ぐことができる。また、給電電力の損失を抑えて放射効率を高めることができ、高効率な加熱動作を実現することができる。
図4は、本発明の実施の形態1における伝送線路の線路長説明図である。環状線路構造の伝送線路7の距離は、給電部9aから分岐10aまでの位相長11aと、給電部9bから分岐10aまでの位相長11bは、同相となる距離で、例えば0degの位相距離となる。また、分岐10aと分岐10b、10cまでの位相長12a、12bは、それぞれ90deg(4分の1波長)の位相距離となる。
表2は、図4における伝送線路の伝送動作説明表である。
Figure 0007113191000002
増幅部6a、6bから給電部9a、9bへの給電位相が同相で共に0degの場合、位相長11a、11bが前記の0degなので、分岐部10aへの伝送位相は、それぞれ0degになり、放射部8aへは同相で重ね合わせた高周波が供給される。
しかし、分岐部10bへの伝送位相は、位相長12a分位相がずれ、増幅部6a側が-90deg、増幅部6b側が90degになり、放射部8bへは逆相で打ち消され高周波は供給されない。分岐部10cへの伝送も同じ原理により、放射部8cへは逆相で打ち消され高周波は供給されない。つまり、増幅部6a、6bから給電部9a、9bへの給電位相が同相の場合、高周波電力は、選択的に放射部8aへのみ供給される。
表3は、同じく図4における伝送線路の伝送動作説明表である。
Figure 0007113191000003
増幅部6bから給電部9bへの給電位相を逆相の180degとした場合、位相長11a、11bが前記の0degなので、分岐部10aへの伝送位相は、増幅部6a側が0deg、増幅部6b側が180degになり、放射部8aへは逆相で打ち消され高周波は供給されない。
しかし、分岐部10bへの伝送位相は、位相長12a分位相がずれ、増幅部6a側が-90deg、増幅部6b側が270degになり、放射部8bへは同相で重ね合わせた高周波が供給される。分岐部10cへの伝送も同じ原理により、放射部8cへは同相で重ね合わせた高周波が供給される。
つまり、増幅部6a、6bから給電部9a、9bへの給電位相が逆相の場合、高周波電力は、選択的に放射部8b、8cへ供給される。
以上説明の通り、給電部9a、9bへの給電位相の制御により、加熱室1へ高周波を放射する放射部8aまたは、8b、8cを選択して切り替えることができ、高周波分布を意図的に操作することができる。すなわち、加熱室内に設けた被加熱物に応じて必要とする加熱分布を実現することができる。
図5は、本発明の実施の形態1における伝送線路の斜視図を示す。環状線路構造の伝送線路7を加熱室1の1壁面に近接したマイクロストリップ線路で構成している。給電部9a、9bは、加熱室1の壁面より挿入した同軸線芯線をマイクロストリップ線路に接続して構成している。分岐部10a、10b、10cは、分岐したマイクロストリップ線路で構成している。放射部8a、8b、8cは、マイクロストリップ線路で構成したアンテナにより構成している。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における伝送線路の配置図を示す。
本実施の形態の高周波処理装置は、給電部9a、9bと、環状線路構造の伝送線路7aと、放射部8a、8b、8cで構成した右側の給電制御回路と、給電部9c、9dと、環状線路構造の伝送線路7bと、放射部8a、8d、8eで構成した左側の給電制御回路の2組を設けている。左右2組の給電制御回路は左右対称になるように配置されている。
放射部8a、8b、8c、8d、8eは、パッチアンテナで構成している。2組の給電制御回路間で、放射部8aを共用し、それぞれの給電制御回路から高周波を供給できる。放射部8aは、加熱室のほぼ中央に配置されている。一般的に調理物等の被加熱物は加熱
室の中央に置かれることが多いため、中央を強く加熱することは、加熱効率の向上につながる。すなわち、効率の良い加熱が可能となる。
また、中央の共用している放射部8aへの給電位置14a、14bは、直交方向なので、励振方向が直交して干渉しないため、給電制御回路間の透過を抑制できる。したがって、放射部8a、8b、8c、8d、8eからの高周波放射を最大化でき、高効率な加熱動作を実現することができる。
以上、本発明に係る高周波加熱処理装置について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば実施の形態では、高周波の発信源を半導体で構成した例を示しているが、マグネトロンなど他の発振源を使用してもかまわない。このように、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明にかかる高周波処理装置は、複数給電間の透過を抑制し、複数の放射部を選択して放射できるので、加熱効率が良く、意図した加熱分布を実現することができる高周波処理装置とすることができる。よって、電子レンジで代表されるような誘電加熱を利用した加熱装置や生ゴミ処理機、あるいは半導体製造装置であるプラズマ電源の高周波電源などの用途に適用することができる。
1 加熱室
2 被加熱物
3 発振部
4 分配部
5 位相可変部
6a~6b 増幅部
7、7a~7b 伝送線路
8a~8e 放射部
9a~9d 給電部
10a~10c 分岐部
11a~11b 位相長
12a~12b 位相長
13 最短経路
14a~14b 給電位置

Claims (10)

  1. 高周波を供給する2か所の給電部と、高周波を放射する複数の放射部と、前記給電部から前記放射部へ高周波を伝送する伝送線路とを有し、前記伝送線路には、一周がほぼ波長の整数倍プラス半波長の距離の環状伝送線路を備え、前記2か所の給電部は、前記環状伝送線路を経由して前記複数の放射部へ高周波を伝送し、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置を近接配置する構成とした高周波処理装置。
  2. 前記複数の放射部のうち1か所を、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路との結合位置からほぼ同等の距離に結合し、他の前記放射部は、前記1か所の放射部の前記環状伝送線路との結合位置から4分の1波長の位置に結合する構成とした請求項1に記載の高周波処理装置。
  3. 前記環状伝送線路のほぼ直線部に直交する方向から前記給電部を結合する構成とした請求項1または2に記載の高周波処理装置。
  4. 前記2か所の給電部間の位相差制御を可能とし、前記位相差制御により、前記複数の放射部への給電を選択する構成とした請求項1~3のいずれか1項に記載の高周波処理装置。
  5. 前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置の間隔を4分の1波長以下とした請求項1に記載の高周波処理装置。
  6. 前記環状伝送線路の一周長さを波長の整数倍プラス半波長の距離から前記2か所の給電部の前記環状伝送線路への結合位置の間隔距離の2倍長くした請求項1に記載の高周波処理装置。
  7. 前記環状伝送線路を長円形状とした請求項1~6のいずれか1項に記載の高周波処理装置。
  8. 前記2か所の給電部と、前記複数の放射部と、前記環状伝送線路を備えた伝送線路で構成した給電制御回路を左右対称に2組設け、前記2か所の給電部の前記環状伝送線路との結合位置からほぼ同等の距離に結合した前記1か所の放射部を前記2組の給電制御回路で共用した請求項1~7のいずれか1項に記載の高周波処理装置。
  9. 前記2組の給電制御回路で共用する前記1か所の放射部を加熱室のほぼ中央に配置した請求項8に記載の高周波処理装置。
  10. 前記2組の給電制御回路で共用する前記1か所の放射部をパッチアンテナで構成し、前記2組の給電制御回路から前記パッチアンテナへの給電位置を直交方向に配置した請求項8または9に記載の高周波処理装置。
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