JP7112865B2 - 電池ケース - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 平成30年2月7日 FDK株式会社鷲津工場第二応接室にて本願「電池ケース」に係るサンプルを発明者が公開した。
この発明は電池ケースに関する。
円筒形電池(以下、電池とも言う)の販売形態として、複数の円筒形電池を紙製の電池ケースに箱詰めした状態で販売する「箱売り」がある。図1に箱売り用の電池ケースの一例を示した。図1(A)は、開封前の電池ケース1aを示しており、図1(B)は、開封した状態の電池ケース1aを示している。図1(A)に示したように、電池ケース1aは、厚紙でできた直方体の箱であり、箱の一面2が外フラップ20を兼ね、電池を取り出す際には、この外フラップ20を開く。ここで、閉じた状態にある外フラップ20の法線方向を上下方向とするとともに、電池ケース1aの底を下面3として、上下方向を規定する。また、外フラップ20が左面6の上縁辺に連接しているものとして左右の各方向を規定することとする。そして、上下左右の各方向に直交する方向を前後方向とする。なお、前後の各方向については、図1(A)、(B)に示したように、前方から後方を見たときに左右の各方向が一致するように規定する。
図1(B)に示したように、外フラップ20は、右面7側の先端に差し込み21を備え、前面4と後面5の上縁辺には、内フラップ(41、51)が連接している。そして、電池ケース1a内には、40本の電池100が、上下方向を円筒軸方向として立てられた状態(以下、正立状態とも言う。なお、ここでは各電池の極性の向きは問わないものとする)で収納されている。ここでは、4行10列となるように、左右方向に4本、前後方向に10本の電池100が収納されている。なお、図1に示した電池ケース1aには、1列分の4本の円筒電池100を一組とした電池パック101が前後方向に10個収納されている。
また、箱売り用の電池ケースとしては、ミシン目やジッパーなど、断続的に形成された切り込みからなる切り取り線を破断することで上下に二つに分離できるとともに、その分離した一方を、電池100を保管するためのトレイとして使用できるものもある。図2にトレイとしても使える従来の電池ケース1bを示した。図2(A)は、開封前の電池ケース1bを示しており、図2(B)は、電池ケース1bを二つに分離した状態を示している。
図2(A)に示したように、開封前の電池ケース1bの外観は、図1(A)に示した電池ケース1aと同様に厚紙でできた直方体の箱である。また、電池ケース1bの上面2が外フラップ20を兼ねている点も同じである。しかし、上面2と下面3を連絡する前後左右の側面(4~7)には、切り込みを断続的に周回させてなる切り取り線8が形成されている。そして、その切り取り線8を破断すると、図2(B)に示したように、電池ケース1bが上箱部11bと、下箱部12bとに分離される。下箱部12bは、トレイ状で、電池100の一時的な保管ケースとして利用される。電池100の使用者は、下箱部12bから電池パック101を適宜に取り出していく。なお、トレイとしても使用できる電池ケースについては、以下の特許文献1にも記載されている。
特開2003-205933号公報
電池ケースに収納された電池は、例えば、オフィスなどにおいて、文房具などの事務用品と同様に、随時消費されながら使用される常備品として購入されることが多い。そして、オフィスでは、電池は、電池ケース内に収納された状態で保管される。したがって、使用者が電池を使用する際には、まず、電池ケースを開封する必要がある。例えば、図1に示した電池ケース1aでは、外フラップ20の先端側に形成されている差し込み21を引き出して開封することになる。具体的には、差し込み21と、その差し込み21が挿入されている右面7との間に指を入れ、差し込み21ごと外フラップ20を引き起こして電池ケース1aを開封する。そのため、電池ケース1aが紙製であることから、電池ケース1aの外形が変形したり、差し込み21や右面7が破れたりすることがある。また、オフィスに勤務する人には、つけ爪をつけていたり、爪にネイルアートを施していたりする人がいる。そのような人が電池ケース1aを開封すると、つけ爪が取れたり、ネイルアートの装飾が剥がれたりする場合もある。開封後に最初に電池ケース1aから電池パック101を取り出す際にも、電池ケース1aの内面と電池パック101との間に指を差し込んで電池パック101を引き出すことになり、開封時と同様の問題が発生する。
図2に示した、開封後にトレイとして使える電池ケース1bは、前後左右の側面(4~7)の高さが低いトレイで電池100を保管するため、電池パック101を容易に取り出すことができる。しかし、開封時には、前後左右の側面(4~7)に形成されている切り取り線8に沿って爪を立てながら切り取り線8を破断し、電池ケース1bを上下の箱部(11b、12b)に分離する必要がある。したがって、電池ケース1bにおいても、開封に際し、上述したつけ爪やネイルアートの装飾に関する問題が発生する。
そこで本発明は、容易に開封することができ、開封後は、容易に円筒形電池を取り出すことができる電池ケースを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、上下方向を軸として正立した複数の円筒形電池が収納される直方体形状の箱からなる電池ケースであって、
上面は、差し込みを有する外フラップを兼ね、
前記外フラップは、左右一方の側面の上縁辺に連接され、
前記差し込みは、左右他方の側面の上縁辺側に挿入され、
前後左右の側面を周回する断続的な切り込みからなる分離線を備え、
前記左右他方の側面には、上縁辺に上方に舌片状に突出する突起部が形成されているとともに、当該突起部と前記分離線とを連絡する切り込みからなる分離補助線が形成され、
前記突起部を起点として、前記分離補助線を経て前記分離線が破断されると、上箱部と下箱部とに分離される、
ことを特徴とする電池ケースとしている。
前記下箱部の左面、および右面には、前後に平行な切り込みからなる二本一組の破断線が形成され、
前記二本一組の破断線が下面に連続し、
一組中の二本の前記破断線によって狭持された領域が、左右の側面と下面とに対して内方に向かって立ち上げられることで、前記下箱部内に、正立している前記円筒形電池を支える転倒防止部が形成される、
電池ケースとすれば好ましい。
より好ましくは、前記転倒防止部の前後幅を前記円筒電池の直径の整数倍にすることである。前記転倒防止部は、左右対称となるように、左方と右方にそれぞれ複数箇所に形成されていてもよい。単三形あるいは単四形の円筒形電池を収納する電池ケースとしてもよい。
本発明の電池ケースによれば、容易に開封することができ、開封後は、容易に円筒形電池を取り出すことができる。そのため、例えば、オフィスでの使用に適している。なお、その他の効果については以下の記載で明らかにする。
従来の電池ケースの一例を示す図である。 従来の電池ケースのその他の例を示す図である。 本発明の実施例に係る電池ケースにおける電池の収納状態を示す図である。 本発明の実施例に係る電池ケースの外観図である。 上記実施例に係る電池ケースの開封方法と、開封状態とを示す図である。 上記実施例に係る電池ケースが備える転倒防止部の説明図である。 上記実施例に係る電池ケースを構成するトレイの変形例を示す図である。 上記トレイの変形例における転倒防止部の使用状態を示す図である。 本発明のその他の実施例に係る電池ケースを示す図である。 上記その他の実施例に係る電池ケースの開封状態を示す図である。 上記その他の実施例に係る電池ケースの起源となる台紙を示す図である。
本発明の実施例について、以下に添付図面を参照しつつ説明する。なお以下の説明に用いた図面において、同一又は類似の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略することがある。ある図面において符号を付した部分について、不要であれば他の図面ではその部分に符号を付さない場合もある。
===実施例===
本発明の実施例に係る電池ケースは、容易に開封できる構造を有して、上述したつけ爪やネイルアートに関わる問題が発生しないようになっている。さらに、実施例に係る電池ケースは、電池の在庫管理を容易にするための機能も有している。例えば、図1や図2に示した従来の電池ケース(1a、1b)では、電池パック101が随時取り出されて、電池ケース(1a、1b)内の電池パック101の残数が少なくなると、電池パック101が横倒しになり、電池パック101が取り出し難くなるという問題がある。特に、単三形あるいは単四形などの細い円筒形電池用の電池パック101が倒れやすい。電池パック101が転倒すると、電池パック101が上下方向に重なり、電池ケース1a内の電池パック101の残数が確認し難くなり、オフィスにおける常備品の在庫管理が繁雑になる。本発明の実施例に係る電池ケースでは、電池が転倒し難く、電池の残数を容易に確認することができる機能を備えている。
<外観形状>
本発明の実施例に係る電池ケースの構造や機能を説明するために、40本の単三形円筒形電池(以下、電池とも言う)が4行10列に並べられた状態で収納される電池ケースを挙げる。図3と図4に本発明の実施例に係る電池ケース1cの外観を示した。なお、以下では、図1や図2に示した電池ケース(1a、1b)と同様に、上下、左右、前後の各方向を規定することとする。したがって、図3は、電池ケース1c内における電池パック101の収納状態を上右前方から見たときの斜視図である。また、図4(A)は開封前の電池ケース1cを上右前方から見たときの斜視図であり、図4(B)は開封前の電池ケース1cを下左後方から見たときの斜視図である。
図3、図4(A)、図4(B)に示したように、開封前の実施例に係る電池ケース1cは、直方体形状の箱である。電池ケース1cの上面2は、図3に示したように、外フラップ20を兼ねている。そして、電池ケース1c内には、左右に並んだ1列分の4個の電池100を一組とした電池パック101が、前後方向に10個収納されている。なお、各電池100は負極端子を下方に向けた正立状態で収納されており、電池ケース1cは、電池100が収納された状態で出荷される。すなわち、図4(A)に示したように、外フラップ20が閉じられ、差し込み21が電池ケース1cの右面7の内側に挿入された状態で出荷される。
実施例に係る電池ケース1cは、外フラップ20の差し込み21と右面7との間に指を掛けずに開封することができるようになっている。基本的には、図2に示した電池ケース1bのように、切り取り線8を介して上下方向に分離することで開封するように構成されている。しかし、実施例に係る電池ケース1cでは、その分離作業に際し、切り取り線8を、爪を立てずに容易に破断することができるようになっている。
図3、図4(A)、図4(B)に示したように、左面6、前面4、右面7、および後面5を形成する側面には、これらの側面(6、4、7、5)を上下に二分する直線状の切り取り線(以下、分離線8とも言う)が下面3と平行となるように周回して形成されている。この例では、鎖線状に切り込みを連続させてなるミシン目によって分離線8が形成されている。さらに、外フラップ21が差し込まれている右面7の上縁辺71の一部に舌片状に突出する二つの突起部72が前後に連続して形成されている。そして、断続的な切り込みからなる切り取り線(以下、分離補助線81とも言う)が、右面7に形成されている分離線8と突起部72とを連絡するように形成されている。この例では、二つの突起部72の境界を起点として分離補助線81が下方に向けて形成され、その分離補助線81が分離線8に接続している。
さらに、実施例に係る電池ケース1cの左面6、および右面7には、下面3に連続する切り込みからなる二本一組の破断線(91L、92L、および91R、92R)が形成されている。左面6と下面3、および右面7と下面3とにわたって形成されている二本一組の破断線(91L、92L、および91R、92R)は、それぞれの二本の破断線同士(91Lと92L、および91Rと92R)が互いに前後に平行となるように形成されている。それによって、当該二本一組の破断線(91L、92L、および91R、92R)によって狭持された領域9に切起こし部が形成される。なお、この領域(以下、切起こし部9とも言う)は、後述するように、電池ケース1cがトレイとして使用されているときに、トレイの内方に押し込まれることで、電池パック101の転倒を防止するための部材(以下、転倒防止部とも言う)として使用される。
<開封手順>
まず、実施例に係る電池ケース1cの開封手順について説明する。図5に、電池ケース1cの開封手順の一例を示した。図5(A)に示したように、右面7の上縁辺71に形成された二つの突起部(72f、72b)のそれぞれをつまみ、一方の突起部(72f、または72b)を右下方に向けて引っ張る。ここでは、後方の突起部72bを引っ張ることとしている。それによって、二つの突起部(72f、72b)の境界を起点として下方に向かって形成されている分離補助線81が破断する。そして、分離補助線81を分離線8との接続位置まで破断したならば、突起部72bをつまんだまま、上方から見て反時計回りに分離線8を破断していく。それによって、図5(B)に示したように、電池ケース1cが上箱部11cと下箱部12cとに分離され、下箱部12cが電池100や電池パック101を保管するためのトレイとして使用できるようになる。
<転倒防止機能>
上述したように、本実施例の電池ケース1cは、下箱部12cをトレイとして使用する際に、電池パック101の転倒を防止するための転倒防止機能を備えている。ここで、図4(A)と図4(B)とを参照すると、電池ケース1cにおいて、下箱部(以下、トレイ12cとも言う)には、左面6から下面3に連続する二本一組の破断線(91L、92L)と、右面7から下面3に連続する二本一組の破断線(91R、92R)とによって形成された切起こし部9が形成されている。電池ケース1cの左方と右方に形成されている二本一組の破断線(91L、92L、および91R、92R)は、前後方向に平行で、前後方向から見て同じ位置に形成されている。また、実施例に係る電池ケース1cでは、二本一組の破断線(91L、92L、および91R、92R)の端部間に折り線93が形成されている。そして、左右方向から見て、左方の二本一組の破断線(91L、92L)のうち、後方に形成されている破断線92Lの位置と、右方の二本一組の破断線(91R、92R)のうち、前方に形成されている破断線91Rの位置とが一致している。すなわち、左方の二本一組の破断線(91L、92L)と、右方の二本一組の破断線(91R、92R)とは前後方向に互い違いとなるように形成されている。また、実施例に係る電池ケース1cでは、二本一組の破断線(91L、92L、および91R、92R)における、左右の側面(6、7)側の上下方向の長さと、下面3側の左右方向の長さが等しく、側面(6、7)の下縁辺(下面3の左右の縁辺)によって、各破断線(91L、92L、および91R、92R)の全長が等分される。
図6に、実施例に係る電池ケース1cの転倒防止機能の概略を示した。図6(A)は、切起こし部9がトレイ12cの内方に押し込まれた状態を示す斜視図であり、図6(B)は、切起こし部9がトレイ12cの内方に押し込まれた状態を上方から見たときの平面図である。図6(A)に示したように、切起こし部9は、トレイ12c内に押し込まれ、トレイ12c内の下面3と左右の側面(6、7)とに対して立ち上げられる。このとき、破断線(91L、92L、および91R、92R)の端部に形成された折り線93が、トレイ12cの外方から見て山折りされ、切起こし部9の領域内における左右の側面(6、7)の下縁辺94(下面3の左右の縁辺94)が谷折りされる。それによって、切起こし部9が転倒防止部10として矩形箱状に変形する。そして、この転倒防止部10によってトレイ12c内が前後に複数の電池収納領域に仕切られる。なお、実施例に係る電池ケース1cでは、切起こし部9における側面(6、7)の下縁辺94によって、各破断線(91L、92L、および91R、92R)の全長が等分されているため、転倒防止部10は、前後方向から見ると正方形状に形成される。
また、実施例に係る電池ケース1cでは、転倒防止部10は、前後幅Lが、電池100の直径の二倍となるように形成されており、トレイ12cの前面4から右方の転倒防止部10Rの前端までの領域、およびトレイ12cの後面5から左方の転倒防止部10Lの後端までの領域にそれぞれ、3列分の電池パック101に対応する電池収納領域が形成される。図6(B)に示した例では、図中、斜線のハッチングによって示した、トレイ12c内の前端側と後端側の電池収納領域(201、202)に、それぞれ3個の電池パック101が正立状態で収納されており、前方から3列目の電池パック102、および後方から3列目の電池パック103が、それぞれ、右方の転倒防止部10Rの前縁、および左方の転倒防止部10Lの後縁に当接している。それによって、前方と後方のそれぞれの電池収納領域(201、202)に収納されている3個の電池パック101は、転倒することなく正立状態を維持することができる。
もちろん、トレイ12c内の電池パック101の残数に応じ、二つの転倒防止部(10L、10R)の一方のみをトレイ12cの内方に形成してもよい。電池パック101の残数が3個、5個、8個のいずれかである場合は、左右一方の転倒防止部(10Lまたは10R)をトレイ12c内に形成すればよい。電池パック101の残数が6個である場合は、二つの転倒防止部(10L、10R)をトレイ12c内に形成すればよい。なお、電池パック101の残数が2個、4個、7個のいずれかである場合でも、その残数に応じ、二つの転倒防止部(10L、10R)のいずれか、あるいは両方を形成すればよい。残数が9個である場合は、転倒防止部10を形成しない。そして、電池パック101の残数が2個、4個、7個、9個のいずれかである場合、トレイ12c内の電池パック101は、前後方向に1列分の間隙のみが生じた状態で収納されることになる。そのため、トレイ12c内である電池パック101が傾いたとしても、前後いずれかの電池パック101が支えになり、電池パック101は横倒しになり難く、電池パック101の残数も容易に確認することができる。電池パック101の残数が1個である場合は、当然のことながら残数が一目瞭然であり、横倒しになっていたとしても、他の電池パックと重なり合うことがないため、トレイ12cから取り出し難くなることはない。なお、実施例の電池ケース1cでは、トレイ12c内の前端と後端に収納されている電池パック101が、前面4や後面5の外方に倒れる可能性も考慮し、トレイ12cの前面4および後面5は、適宜な上下高(例えば、電池100の上下高の半分以上など)を有している。
このように、本発明の実施例に係る電池ケース1cでは、特に、電池100がオフィスでの在庫品として取り扱われる場合に適している。すなわち、開封に際しては、突起部72をつまんで分離線8を破断することができるため、つけ爪をつけている人や、ネイルアートを施している人でも、指先に気を遣うことなく電池ケース1cを容易に開封することができる。そして、開封後は電池100を保管するためのトレイ12cとして利用することができる。そして、トレイ12cの状態では、電池100を容易に取り出すことができるとともに、電池100が転倒し難く、残数を容易に確認することができる。そのため、オフィスにおける備品の在庫管理を簡略化することができる。
===変形例===
本発明の実施例に係る電池ケース1cには様々な変形例がある。例えば、上記実施例に係る電池ケース1cでは、転倒防止部10を左方と右方に一つずつ形成できるようになっていたが、トレイ12cの左方および右方の複数箇所に転倒防止部10が形成できるようになっていてもよい。一例を挙げると、図7に示したトレイ12dのように、左方、および右方に、それぞれ、二つの転倒防止部(10Lf、10Lb、および10Rf、10Rb)が左右対称に形成されるようにしてもよい。なお、図7に示したトレイ12dでは、一つの転倒防止部10の前後幅(L1、L2)が、一本の電池100の直径と同程度である。また、前後の転倒防止部同士(10Lf、10Lb、および10Rf、10Rb)の間隙L3は、一本の電池100の直径の二倍程度である。
図8は、図7に示したトレイ12dにおいて、電池パック101の残数と、転倒防止部(10Lf、10Lb、および10Rf、10Rb)による電池収納空間の仕切り方との関係を示す図である。トレイ12dに形成されている転倒防止部(10Lf、10Lb、および10Rf、10Rb)は、前後方向に対して互いに左右対称となる位置にある二つの転倒防止部(10Lf、10Rf、および10Lb、10Rb)を一組として、一組単位でトレイ12dの内方に形成される。そして、図8(A)に示したように、例えば、トレイ12d内に一組の転倒防止部(10Lb、10Rb)のみを形成して、トレイ12d内を、図中斜線のハッチングで示した、前後二つの電池収納領域(203、204)に仕切る場合では、最大で9個の電池パック101を収納することができる。そして、電池パック101の残数が、3個、6個、および9個であるときには、電池パック101が転倒防止部(10Lb、10Rb)によって確実に支えられて、正立状態を維持することができる。電池パックの残数が、2個、5個、7個、および8個である場合であっても、トレイ内に残った電池パックは、前後方向に1列分の間隙が生じるだけであり、前後の電池パック同士が互いに支え合うため、転倒し難い。
また、図8(B)に示したように、全ての転倒防止部(10Lf、10Rf、および10Lb、10Rb)をトレイ12d内に形成した場合では、トレイ12d内に三つの電池収納領域(204、205、206)が形成され、全ての領域に最大で8個の電池パック101を収納することができ、図8(C)に示したように、前後の幅が最も狭い前後中央の電池収納領域205には、2個の電池パック101を隙間なく収納することができる。したがって、全ての転倒防止部(10Lf、10Rf、および10Lb、10Rb)をトレイ12d内に形成した場合では、電池パック101の残数が、2個、3個、5個、6個、および8個であるときには、電池パック101が転倒防止部10によって確実に支えられる。電池パック101の残数が、1個、2個、4個、5個、および7個の場合であっても、トレイ12c内の電池パック101は、前後方向に1列分の間隙が生じた状態で収納されることになり、横倒しになることはない。なお、図7に示したトレイ12dにおいて、前方から2番目の破断線(92Lf、92Rf)と、3番目の破断線(91Lb、91Rb)とによって狭持された前後幅L3の領域をトレイ12dの内方に押し込めば、この領域にも転倒防止部10を形成することができる。それによって、トレイ12d内の仕切り方がさらに多様になり、どのような電池パック101の残数にも柔軟に対応することができる。
また、図7に示したトレイ12dにおいて、転倒防止部10の前後幅(L1、L2)は、左右で対称であれば、一定でなくてもよい。例えば、前方の転倒防止部(10Lf、10Rf)の前後幅L1を電池二本分の幅とし、後方の転倒防止部(10Lb、10Rb)の前後幅L2を電池一本分の幅にするなど、転倒防止部10の前後幅(L1、L2)は適宜に設定することができる。このように、転倒防止部10の前後幅(L1、L2)を適宜に設定することでもトレイ12d内の仕切り方をより多様にすることができる。
図3~図5に示した上記実施例に係る電池ケース1cでは、前後および左右の側面(4~7)に下面3と平行となる分離線8が周回し、右面7の上縁辺71に形成された二つの突起部72の境界から下方に向けて分離補助線81が形成されていたが、分離線8は、前後左右の側面(4~7)に、断続的に周回する切り込みによって形成されていれば、その周回形状は、適宜に設定できる。例えば、前後左右の側面(4~7)のいずれかに、上端から下面にわたって何らかの図案が印刷されている場合、電池ケース1cを下面3に平行な分離線8によって上下に分離してしまうと、トレイ12cの状態ではその図案も上下に分割されてしまう。そのため、トレイ12cの美観が損なわれる可能性がある。あるいは、図案が電池100のサイズなどを示す文字であれば、図案が分離されてしまうと、トレイ12c内の電池100のサイズを確認し難くなる。
図9と図10に、分離線8の周回形状が異なる電池ケース1eを示した。図9は、外フラップ20が開いた状態にある電池ケース1eを示す斜視図であり、図10は、開封されて、上箱部11eとトレイ12eとに分離された状態の電池ケース1eを示す斜視図である。また、図10では、トレイ12は、転倒防止部10が形成されている状態になっている。なお、図9と図10に示した電池ケース1eでは、図7に示したトレイ12dと同様に、左面6と右面7のそれぞれに、下面3に連続する切起こし部9が二つずつ形成されている。
図9に示したように、電池ケース1eは、右面7後端側に、電池100のサイズが単三であることを示す「3」の文字73が上端から下端にわたって印刷されている。そして、分離線8は、右面7において、前方から後方に向かって下面3と平行に延長しつつ、その文字73の手前で上方に屈曲して右面7の上縁辺71に至っている。そして、分離線8の屈曲点から右面7の上縁辺71に至る線分が分離補助線81を兼ねている。
右面7の上縁辺71は、後端側で後面5の上縁辺52に連続しており、この後面5の上縁辺52に内フラップ51が連接している。そして、後面5の上縁辺52にも分離線8が形成されており、後面5の上縁辺52を兼ねる分離線8は、左面6の上縁辺61の上後方のコーナー62を経て、左面6を下斜め前方に向かって傾斜した後、下面3と平行に前方に向かっている。なお、左面6と右面7の分離線8において、下面3と平行な部分は、上下位置が同じである。そして、分離線8は、左面6の前端から前面4を経て右面7の分離線8の前端に接続している。このように、図9に示した電池ケース1eでは、分離線8が、右、後、左、および前の各側面(7、5、6、4)を周回しつつ、一部において、分離補助線81や右面7の上縁辺71を兼ねている。
また、右面7の上縁辺71は、分離補助線81の上端から前方に向けて山状に湾曲している。そして、この山状の湾曲領域が突起部72となっている。分離補助線81の上端には、切欠82が形成されており、突起部72を引っ張る力が小さくても分離補助線81が確実に破断するようになっている。そして、この電池ケース1eを開封する際には、突起部72をつまんで、その突起部72を右下前方に引っ張る。それによって、分離線8が、分離補助線81と共通する部分を経て上方から見て時計回りに破断され、図10に示したように、電池ケース1eは、上箱部11eとトレイ12eとに分離される。そして、その他の実施例に係る電池ケース1eを、トレイ12eの状態にすると、右面7の後端側に印刷されている文字3が分断されず、トレイ12e内に収納されている電池100のサイズが確認し易くなる。また、後方の内フラップ51が切り離され、左面6は、上縁辺61の後端のコーナー62から下前方に向けて鋭角的に傾斜するように破断される。それによって、後端側の電池パック101が、内フラップ51や左面6の上縁辺61に隠れることがなく、電池パック101が取り出し難くなることもない。
参考までに、図11に、図9に示した電池ケース1eの起源となる台紙301を示した。図11では、台紙301において、電池ケース1eの外方側となる面が示され、電池ケース1eの各面(2~7)となる領域が同じ符号(2~7)で示されている。また、分離線8、分離補助線81、および切起こし部9における破断線(91Lf、92Lf、91Lb、92Lb、91Rf、92Rf、91Rb、92Rb)が破線で示されている。さらに、折り線が点線で示されている。図11に示したように、下面3は、相互に係合し合う二つの領域(31、32)からなり、内フラップ(41、51)は、前面4と後面5の上縁辺と下縁辺のそれぞれに連接されている。なお、左面6の後縁辺63には糊代64が連接されて、図9に示した電池ケース1eでは、左面6と後面5とがその糊代によって接着されている。
===その他の実施例===
切起こし部は、破断線が破断されても切り離されることがないことから、ミシン目のように、断続的な切り込みによって形成されていてもよいし、一本の切り込みのみで形成されていてもよい。
転倒防止部の前後長は、トレイ内に収納されている電池の転倒が防止できるのであれば、正確に電池の直径の整数倍でなくてもよい。また、前後方向から見たときの転倒防止部の正面形状は正方形でなくてもよい。例えば、切起こし部を形成する破断線の全長において、左右の面に形成されている線分の長さと、下面に形成されている線分の長さが等しくない場合、外方から見て左右の側面の下縁辺を谷折りにすると、転倒防止部の正面形状は台形になる。
あるいは、切起こし部をトレイ内に押し込んで転倒防止部を形成する際、左右の側面の下縁辺を折り線にしなくてもよい。例えば、切起こし部を形成する破断線の全長において、左右の面に形成されている線分の長さと、下面に形成されている線分の長さが等しくない場合であっても、破断線の全長を二等分する位置に折り線を形成すれば、転倒防止部の正面形状は正方形になる。いずれにしても、切起こし部をトレイ内に押し込むと、ブロック状の転倒防止部が形成されるようにすればよい。
突起部の形状は山形に限らず、指でつまみ易い形状であれば、例えば矩形状など適宜な形状にすることができる。また、分離補助線の起点は、突起部の前後いずれかの端部と一致していなくてもよい。例えば、一つの突起部の前後幅を両手の指でつまむことができる程度にすれば、突起部を前後に分断するように分離補助線が形成されていてもよい。いずれにしても、分離補助線が、右面において、突起部と分断線とを連絡するように形成されていればよい。
本発明の実施例に係る電池ケースのサイズは、収納される電池のサイズや本数、あるいは一組の電池パックに含まれる電池の本数に応じて適宜に設定できる。なお、単一形や単二形の電池は、支えがなくても自立し易いことから、本発明の実施例に係る電池ケースは、単三形、あるいは単四形の電池を収納する用途において、より格別な効果を奏するものとなる。また、単三形や単四形の電池は、1個単位で販売されることがほとんどなく、電池パックの状態で提供されていることから、本発明の実施例やその変形例に係る電池ケースは、単三形、あるいは単四形の電池パックを収納する用途により適していると言える。
1a、1b、1c、1e 電池ケース、2 上面、3 下面、4 前面、5 後面、
6 左面、7 右面、8 分断線(切り取り線)、9 切起こし部、
10,10L,10Lb,10Lf,10R,10Rb,10Rf 転倒防止部、
11b、11c、11e 上箱部、
12b、12c、12d、12e 下箱部(トレイ)、20 外フラップ、
21 差し込み、41 前方の内フラップ、51 後方の内フラップ、
71 右面の上縁辺、72,71f,72f 突起部、73 図案(文字)、
81 分離補助線、
91L,91Lb,91Lf,91R,91Rb,91Rf 破断線、
92L,92Lb,92Lf,92R,92Rb,92Rf 破断線、
100 電池、101 電池パック

Claims (5)

  1. 上下方向を軸として正立した複数の円筒形電池が収納される直方体形状の箱からなる電池ケースであって、
    上面は、差し込みを有する外フラップを兼ね、
    前記外フラップは、左右一方の側面の上縁辺に連接され、
    前記差し込みは、左右他方の側面の上縁辺側に挿入され、
    前後左右の側面を周回する断続的な切り込みからなる分離線を備え、
    前記左右他方の側面には、上縁辺に上方に舌片状に突出する突起部が形成されているとともに、当該突起部と前記分離線とを連絡する切り込みからなる分離補助線が形成され、
    前記突起部を起点として、前記分離補助線を経て前記分離線が破断されると、上箱部と下箱部とに分離される、
    ことを特徴とする電池ケース。
  2. 請求項1に記載の電池ケースにおいて、
    前記下箱部の左面、および右面には、前後に平行な切り込みからなる二本一組の破断線が形成され、
    前記二本一組の破断線が下面に連続し、
    一組中の二本の前記破断線によって狭持された領域が、左右の側面と下面とに対して内方に向かって立ち上げられることで、前記下箱部内に、正立している前記円筒形電池を支える転倒防止部が形成される、
    ことを特徴とする電池ケース。
  3. 請求項2に記載の電池ケースにおいて、
    前記転倒防止部の前後幅は、前記円筒電池の直径の整数倍である、
    ことを特徴とする電池ケース。
  4. 請求項3において、前記転倒防止部は、左右対称となるように、左方と右方にそれぞれ複数箇所に形成されることを特徴とする電池ケース。
  5. 請求項1~4のいずれ一項に記載の電池ケースにおいて、単三形あるいは単四形の円筒形電池を収納することを特徴とする電池ケース。
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