JP7112617B2 - 熱輸送部材の製造方法 - Google Patents
熱輸送部材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7112617B2 JP7112617B2 JP2018070549A JP2018070549A JP7112617B2 JP 7112617 B2 JP7112617 B2 JP 7112617B2 JP 2018070549 A JP2018070549 A JP 2018070549A JP 2018070549 A JP2018070549 A JP 2018070549A JP 7112617 B2 JP7112617 B2 JP 7112617B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- depth
- gutter
- shaped member
- face
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
熱の輸送を行なう熱輸送部材の製造方法であって、
金属材料を用いて一列に並ぶ複数の貫通孔を有する厚さが3mm以下の扁平な有孔扁平部材の両端面のうちの一方の端面に対しては前記複数の貫通孔の隔壁が交互に端面から第1深さと端面から前記第1深さより深い第2深さとなるように切削すると共に、前記両端面のうちの他方の端面に対しては前記複数の貫通孔の隔壁のうち前記一方の端面において前記第1深さとした隔壁については第3深さとなるように且つ前記一方の端面において前記第2深さとした隔壁については前記第3深さより浅い第4深さとなるように切削する端面切削工程と、
前記端面切削工程とは順不同に、前記金属材料により形成され少なくとも片面にロウ材が接合された薄板を用いて、前記ロウ材が接合された面を外周面とし且つ外周面が前記第1深さに切削した隔壁の切削部に整合する樋形状の第1樋状部材を形成すると共に、前記薄板を用いて前記ロウ材が接合された面を外周面とし且つ外周面が前記第4深さに切削した隔壁の切削部に整合する樋形状の第2樋状部材を形成する樋状部材形成工程と、
前記有孔扁平部材の前記一方の端面の前記第1深さに切削した各隔壁の切削部に前記第1樋状部材の外周面が密着するように前記第1樋状部材を前記一方の端面に組み付けると共に前記他方の端面の前記第4深さに切削した各隔壁の切削部に前記第2樋状部材の外周面が密着するように前記第2樋状部材を前記他方の端面に組み付けて組み付け体を形成する組み付け工程と、
前記組み付け体を前記ロウ材によるロウ付けが可能となる温度に調整された炉に入れてロウ付けするロウ付け工程と、
を有することを要旨とする。
Claims (6)
- 熱の輸送を行なう熱輸送部材の製造方法であって、
金属材料を用いて形成した一列に並ぶ複数の貫通孔を有する厚さが3mm以下の扁平な有孔扁平部材の両端面のうちの一方の端面に対しては前記複数の貫通孔の隔壁が交互に端面から第1深さと端面から前記第1深さより深い第2深さとなるように切削すると共に、前記両端面のうちの他方の端面に対しては前記複数の貫通孔の隔壁のうち前記一方の端面において前記第1深さとした隔壁については第3深さとなるように且つ前記一方の端面において前記第2深さとした隔壁については前記第3深さより浅い第4深さとなるように切削する端面切削工程と、
前記端面切削工程とは順不同に、前記金属材料により形成され少なくとも片面にロウ材が接合された薄板を用いて、前記ロウ材が接合された面を外周面とし且つ外周面が前記第1深さに切削した隔壁の切削部に整合する樋形状の第1樋状部材を形成すると共に、前記薄板を用いて前記ロウ材が接合された面を外周面とし且つ外周面が前記第4深さに切削した隔壁の切削部に整合する樋形状の第2樋状部材を形成する樋状部材形成工程と、
前記有孔扁平部材の前記一方の端面の前記第1深さに切削した各隔壁の切削部に前記第1樋状部材の外周面が密着するように前記第1樋状部材を前記一方の端面に組み付けると共に前記他方の端面の前記第4深さに切削した各隔壁の切削部に前記第2樋状部材の外周面が密着するように前記第2樋状部材を前記他方の端面に組み付けて組み付け体を形成する組み付け工程と、
前記組み付け体を前記ロウ材によるロウ付けが可能となる温度に調整された炉に入れてロウ付けするロウ付け工程と、
を有する熱輸送部材の製造方法。 - 請求項1記載の熱輸送部材の製造方法であって、
前記端面切削工程は、前記第1深さ及び前記第4深さに切削する隔壁については前記切削部が弧を描くように切削する工程である、
熱輸送部材の製造方法。 - 請求項1または2記載の熱輸送部材の製造方法であって、
前記端面切削工程は、前記有孔扁平部材の前記一方の端面における外壁については前記第1深さとなるように切削し、前記他方の端面における外壁については前記第4深さとなるように切削する工程であり、
前記樋状部材形成工程は、前記第1樋状部材および前記第2樋状部材については長さが前記有孔扁平部材の両端面の長さと同一になるように形成する工程である、
熱輸送部材の製造方法。 - 請求項3記載の熱輸送部材の製造方法であって、
前記端面切削工程は、前記第1深さと前記第4深さとが同一の深さとなるように且つ前記第2深さと前記第3深さとが同一の深さとなるように切削する工程であり、
前記樋状部材形成工程は、前記第1樋状部材と前記第2樋状部材とが同一形状となるように形成する工程である、
熱輸送部材の製造方法。 - 請求項1ないし4のうちのいずれか1つの請求項に記載の熱輸送部材の製造方法であって、
前記樋状部材形成工程は、前記複数の貫通孔のうちの端部または端部近傍に位置する貫通孔に整合する供給口を有するように前記第1樋状部材および/または前記第2樋状部材を形成する工程である、
熱輸送部材の製造方法。 - 請求項1または2記載の熱輸送部材の製造方法であって、
前記端面切削工程は、前記有孔扁平部材の前記一方の端面における外壁については前記第1深さより浅い深さとなるように切削し、前記他方の端面における外壁については前記第4深さとなるように切削する工程であり、
前記樋状部材形成工程は、前記第1樋状部材については長さが前記有孔扁平部材の前記一方の端面の両外壁の内側の長さと同一になるように且つ両端部に前記一方の端面の両端部の貫通孔に整合する2つの連絡孔を有するように形成し、前記第2樋状部材については長さが前記有孔扁平部材の前記他方の端面の長さと同一になるように形成し、さらに、前記薄板を用いて前記ロウ材が接合された面を外周面とし且つ外周面が前記一方の端面の外壁の切削部に整合する樋形状で長さが前記一方の端面の長さと同一の第3樋状部材を形成する工程であり、
前記組み付け工程は、前記有孔扁平部材の前記一方の端面の前記外壁の切削部に前記第3樋状部材の外周面が密着するように前記第3樋状部材を前記一方の端面に組み付けて前記組み付け体を形成する工程である、
熱輸送部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018070549A JP7112617B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 熱輸送部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018070549A JP7112617B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 熱輸送部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019184076A JP2019184076A (ja) | 2019-10-24 |
JP7112617B2 true JP7112617B2 (ja) | 2022-08-04 |
Family
ID=68340535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018070549A Active JP7112617B2 (ja) | 2018-04-02 | 2018-04-02 | 熱輸送部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7112617B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001241870A (ja) | 2000-12-20 | 2001-09-07 | Actronics Co Ltd | 細径トンネルプレートヒートパイプ |
JP2006145096A (ja) | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Taisei Plas Co Ltd | 熱交換器とその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1183357A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ヒートパイプの接続構造 |
-
2018
- 2018-04-02 JP JP2018070549A patent/JP7112617B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001241870A (ja) | 2000-12-20 | 2001-09-07 | Actronics Co Ltd | 細径トンネルプレートヒートパイプ |
JP2006145096A (ja) | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Taisei Plas Co Ltd | 熱交換器とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019184076A (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2009104575A1 (ja) | パイプ接続部品の製造方法、ケーシング構成部材の製造方法および中空部品へのパイプ接続構造 | |
JP5351386B2 (ja) | 熱交換器の配管コネクタ | |
US6357520B1 (en) | Heat exchanger | |
JP2007032567A5 (ja) | ||
EP3511664B1 (en) | Un-finned heat exchanger | |
US20060180299A1 (en) | Flat tube for heat exchanger | |
CN102706205A (zh) | 热交换器及接合热交换器的管的方法 | |
JP7112617B2 (ja) | 熱輸送部材の製造方法 | |
JP4726692B2 (ja) | 受液器付き冷媒凝縮器 | |
JP6559517B2 (ja) | 熱交換器用偏平チューブの製造方法及びその方法による偏平チューブ | |
JP5167210B2 (ja) | 接手構造およびその構築方法 | |
JP6326753B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP3971009B2 (ja) | ドレン穴付きノズル翼の製造方法 | |
JP6474975B2 (ja) | ろう付け構造 | |
JP7101868B2 (ja) | 熱交換器及び熱交換器の製造方法 | |
JP2008302414A (ja) | 鑞付け接合方法とその方法で鑞付けして製造された焼結部品 | |
JP6530235B2 (ja) | 熱交換器及びその製造方法 | |
JP3919514B2 (ja) | 配管接続構造及びプレート式熱交換器 | |
JP6263922B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6079410B2 (ja) | プレート式熱交換器 | |
JP6087782B2 (ja) | 熱交換器用の偏平チューブおよび、その製造方法 | |
JPH03238165A (ja) | 熱交換器用チューブのuターン部の製造方法及びこのチューブを用いた熱交換器の製造方法 | |
JP2009243563A (ja) | 中空部品へのパイプ接続構造 | |
JP2009052634A (ja) | ろう付け継手 | |
JP6533931B2 (ja) | 箱状部材の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220602 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7112617 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |