JPH1183357A - ヒートパイプの接続構造 - Google Patents
ヒートパイプの接続構造Info
- Publication number
- JPH1183357A JPH1183357A JP24511897A JP24511897A JPH1183357A JP H1183357 A JPH1183357 A JP H1183357A JP 24511897 A JP24511897 A JP 24511897A JP 24511897 A JP24511897 A JP 24511897A JP H1183357 A JPH1183357 A JP H1183357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- plate
- heat pipe
- pipes
- receptacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0233—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes the conduits having a particular shape, e.g. non-circular cross-section, annular
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0275—Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接触熱抵抗を低減するとともに、ヒートパイ
プ間の着脱を容易にする。 【解決手段】 リセプタクル2内に熱供給用プレートヒ
ートパイプ51と熱受給用プレートヒートパイプ52と
が収納されている。両プレートヒートパイプ51,52
とをリセプタクル2とともに挟持する加圧プレート3の
上面31は傾斜面が形成されている。この傾斜面31と
対接する傾斜面41が形成されたテーパープレート4に
は、加圧プレート3の加圧力と調整するねじ45が設け
られている。
プ間の着脱を容易にする。 【解決手段】 リセプタクル2内に熱供給用プレートヒ
ートパイプ51と熱受給用プレートヒートパイプ52と
が収納されている。両プレートヒートパイプ51,52
とをリセプタクル2とともに挟持する加圧プレート3の
上面31は傾斜面が形成されている。この傾斜面31と
対接する傾斜面41が形成されたテーパープレート4に
は、加圧プレート3の加圧力と調整するねじ45が設け
られている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
内部で発生した熱を外部に放出するフィンへ伝熱させる
ヒートパイプの接続構造に関する。
内部で発生した熱を外部に放出するフィンへ伝熱させる
ヒートパイプの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の装置では、熱発生源の
ボードにヒートパイプの一端が接続され、他端に放熱用
のフィンが固定されており、修理点検のためにボードを
引き出すときには、ヒートパイプと一緒にフィンも引き
出す必要がある。フィンは外形寸法が比較的大きいの
で、フィンを引き出すためには、フィンを引き出すため
の空間をあらかじめ設ける必要があり、装置が不必要に
大型化するといった問題が生じる。この問題を解消する
ために、ヒートパイプを熱量供給側のヒートパイプと熱
量受給側のヒートパイプとの2本の構成とし、これら2
本のヒートパイプを伝熱機能を有するヒートパイプコネ
クタで接続し、修理点検のときにはヒートパイプコネク
タを外してフィンを引き出す必要のないようにしてい
る。
ボードにヒートパイプの一端が接続され、他端に放熱用
のフィンが固定されており、修理点検のためにボードを
引き出すときには、ヒートパイプと一緒にフィンも引き
出す必要がある。フィンは外形寸法が比較的大きいの
で、フィンを引き出すためには、フィンを引き出すため
の空間をあらかじめ設ける必要があり、装置が不必要に
大型化するといった問題が生じる。この問題を解消する
ために、ヒートパイプを熱量供給側のヒートパイプと熱
量受給側のヒートパイプとの2本の構成とし、これら2
本のヒートパイプを伝熱機能を有するヒートパイプコネ
クタで接続し、修理点検のときにはヒートパイプコネク
タを外してフィンを引き出す必要のないようにしてい
る。
【0003】図5は従来のヒートパイプの接続構造を示
す断面図である。同図に基づいてこれを説明すると、6
1は一端が熱発生源のボード(図示せず)に接続された
熱量供給側ヒートパイプ、62は一端がフィン(図示せ
ず)の近傍に位置付けられた熱量受給側ヒートパイプ、
63は環状に形成されたヒートパイプコネクタであっ
て、いずれの管内にも熱発生源側で気化し、熱放出側で
液化する作動液65が封入されている。両ヒートパイプ
61,62は、他端側を互いに当接させるようにしてヒ
ートパイプコネクタ63によって接続され、熱量供給側
ヒートパイプ61の熱は、ヒートパイプコネクタ63と
接触している周面からヒートパイプコネクタ63に伝熱
される。伝熱された熱は作動液65によってヒートパイ
プコネクタ63内を移送され、ヒートパイプコネクタ6
3と接触している周面から熱量受給側ヒートパイプ62
に伝熱される。
す断面図である。同図に基づいてこれを説明すると、6
1は一端が熱発生源のボード(図示せず)に接続された
熱量供給側ヒートパイプ、62は一端がフィン(図示せ
ず)の近傍に位置付けられた熱量受給側ヒートパイプ、
63は環状に形成されたヒートパイプコネクタであっ
て、いずれの管内にも熱発生源側で気化し、熱放出側で
液化する作動液65が封入されている。両ヒートパイプ
61,62は、他端側を互いに当接させるようにしてヒ
ートパイプコネクタ63によって接続され、熱量供給側
ヒートパイプ61の熱は、ヒートパイプコネクタ63と
接触している周面からヒートパイプコネクタ63に伝熱
される。伝熱された熱は作動液65によってヒートパイ
プコネクタ63内を移送され、ヒートパイプコネクタ6
3と接触している周面から熱量受給側ヒートパイプ62
に伝熱される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のヒート
パイプの接続構造においては、ヒートパイプコネクタ6
3に介して伝熱される量は、ヒートパイプ61,62の
外周面とヒートパイプコネクタ63の内周面との接触面
積と、1本の熱量供給側ヒートパイプ61内を移送され
る熱量によって決まる。したがって、伝熱量を増やすに
は、ヒートパイプコネクタ63を長くするか、直径を大
きくする必要がある。しかしながら、ヒートパイプコネ
クタ63を長くしあるいは直径を大きくするとこれらを
収納する空間を大きくする必要があり、このため装置が
大型化する。また、ヒートパイプ61,62とヒートパ
イプコネクタ63との接触部位に凹凸を設け接触面積を
大きくする方法もあるが、この場合には、構造が複雑と
なって製造コストが増大する。
パイプの接続構造においては、ヒートパイプコネクタ6
3に介して伝熱される量は、ヒートパイプ61,62の
外周面とヒートパイプコネクタ63の内周面との接触面
積と、1本の熱量供給側ヒートパイプ61内を移送され
る熱量によって決まる。したがって、伝熱量を増やすに
は、ヒートパイプコネクタ63を長くするか、直径を大
きくする必要がある。しかしながら、ヒートパイプコネ
クタ63を長くしあるいは直径を大きくするとこれらを
収納する空間を大きくする必要があり、このため装置が
大型化する。また、ヒートパイプ61,62とヒートパ
イプコネクタ63との接触部位に凹凸を設け接触面積を
大きくする方法もあるが、この場合には、構造が複雑と
なって製造コストが増大する。
【0005】また、ヒートパイプ61,62は薄肉の円
筒状に形成されているため、ヒートパイプ61,62と
の接触を良好とするために、ヒートパイプコネクタ63
の外部から加圧すると、圧潰するおそれがある。このた
め、ヒートパイプコネクタ63の外部から充分に加圧す
ることができないので、ヒートパイプ61,62の外周
面とヒートパイプコネクタ63の内周面との間に隙間が
発生し、接触熱抵抗を減少させることができなかった。
また、ヒートパイプ61,62が円筒状に形成されてい
るため、全周にわたって均一にヒートパイプ61,62
を加圧するのが困難であり、加圧むらによってヒートパ
イプ61,62とヒートパイプコネクタ63との間の接
触面に部分剥離が生じ、このため接触熱抵抗が増大して
いた。
筒状に形成されているため、ヒートパイプ61,62と
の接触を良好とするために、ヒートパイプコネクタ63
の外部から加圧すると、圧潰するおそれがある。このた
め、ヒートパイプコネクタ63の外部から充分に加圧す
ることができないので、ヒートパイプ61,62の外周
面とヒートパイプコネクタ63の内周面との間に隙間が
発生し、接触熱抵抗を減少させることができなかった。
また、ヒートパイプ61,62が円筒状に形成されてい
るため、全周にわたって均一にヒートパイプ61,62
を加圧するのが困難であり、加圧むらによってヒートパ
イプ61,62とヒートパイプコネクタ63との間の接
触面に部分剥離が生じ、このため接触熱抵抗が増大して
いた。
【0006】さらに、ヒートパイプ61,62およびヒ
ートパイプコネクタ63は、いずれも薄肉の円筒状に形
成され、かつその材料は高熱伝導性が要求されるため、
軟質金属、すなわち、機械切削で精密に形成することが
できない純銅、純アルミによって形成されている。した
がって、これらヒートパイプ61,62およびヒートパ
イプコネクタ63は、金属押し出し成形法や金属引き抜
き成型法によって形成される。このため、コネクタの内
径とヒートパイプの外径との相互間のはめあいを、間隙
を小さく高精度に製作して接触熱抵抗を小さくすること
が極めて困難であり、はめあい精度の悪さを補うため
に、熱伝導率の比較的高い熱伝導性グリスを使用する。
しかしながら、熱伝導性グリスの熱伝導率は最大でも
1.8W/m2 であり、例えば純銅の数百分の一に過ぎ
ないので、接触熱抵抗を小さくすることができなかっ
た。
ートパイプコネクタ63は、いずれも薄肉の円筒状に形
成され、かつその材料は高熱伝導性が要求されるため、
軟質金属、すなわち、機械切削で精密に形成することが
できない純銅、純アルミによって形成されている。した
がって、これらヒートパイプ61,62およびヒートパ
イプコネクタ63は、金属押し出し成形法や金属引き抜
き成型法によって形成される。このため、コネクタの内
径とヒートパイプの外径との相互間のはめあいを、間隙
を小さく高精度に製作して接触熱抵抗を小さくすること
が極めて困難であり、はめあい精度の悪さを補うため
に、熱伝導率の比較的高い熱伝導性グリスを使用する。
しかしながら、熱伝導性グリスの熱伝導率は最大でも
1.8W/m2 であり、例えば純銅の数百分の一に過ぎ
ないので、接触熱抵抗を小さくすることができなかっ
た。
【0007】そこで、ヒートパイプ61,62とヒート
パイプコネクタ63との間の接触熱抵抗をほとんどゼロ
に近づけるには、両者を溶接またはろう接によって接続
する必要があるが、完成品ヒートパイプの溶接またはろ
う接は通常の方法ではほとんど不可能であり、特殊な溶
接またはろう接を必要とする。しかも、この方法では半
永久的に固定する方法であるため、修理点検によってマ
ザーボード等を装置から取り外すときに熱量受給側のヒ
ートパイプおよびこのヒートパイプに接続されたフィン
も一緒に取り外さなければならない。このため、作業が
煩雑であるとともに、フィンを取り外すときのみに必要
な比較的大きな径の孔を装置筺体に形成しなけらばなら
なかった。
パイプコネクタ63との間の接触熱抵抗をほとんどゼロ
に近づけるには、両者を溶接またはろう接によって接続
する必要があるが、完成品ヒートパイプの溶接またはろ
う接は通常の方法ではほとんど不可能であり、特殊な溶
接またはろう接を必要とする。しかも、この方法では半
永久的に固定する方法であるため、修理点検によってマ
ザーボード等を装置から取り外すときに熱量受給側のヒ
ートパイプおよびこのヒートパイプに接続されたフィン
も一緒に取り外さなければならない。このため、作業が
煩雑であるとともに、フィンを取り外すときのみに必要
な比較的大きな径の孔を装置筺体に形成しなけらばなら
なかった。
【0008】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その第1の目的は、接触熱抵抗を低減す
ることにある。また、第2の目的は、ヒートパイプ間の
着脱を容易とすることにある。
たものであり、その第1の目的は、接触熱抵抗を低減す
ることにある。また、第2の目的は、ヒートパイプ間の
着脱を容易とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るヒートパイプの接続構造は、作動液が
封入され蛇行する長尺状の細径の密閉トンネルを備え全
体が扁平状に形成された熱量供給側ヒートパイプおよび
熱量受給側ヒートパイプをコネクタによって接続し、こ
のコネクタを介して伝熱させるヒートパイプの接続構造
であって、前記両ヒートパイプの接続部の表面を重ね合
わせ面間伝熱接続するようにして収納するリセプタクル
と、前記両ヒートパイプの接続部を面方向に加圧する加
圧プレートと、この加圧プレートと前記リセプタクルと
の間に挿入されるテーパープレートと、このテーパープ
レートを挿入方向と退出方向に移動させる加圧力調整手
段とを備え、前記加圧プレートとテーパープレートとの
互いの対接面にテーパープレートの挿入方向に傾斜する
傾斜面を形成したものである。したがって、両ヒートパ
イプが長尺状の細径の密閉トンネルを備えているので、
加圧プレートによる加圧に対する強度が向上する。ま
た、両ヒートパイプが扁平状に形成され、加圧プレート
を傾斜面の楔作用で加圧するようにしたので、大きな加
圧力が得られ、両ヒートパイプの接続部の密着性が向上
する。
に、本発明に係るヒートパイプの接続構造は、作動液が
封入され蛇行する長尺状の細径の密閉トンネルを備え全
体が扁平状に形成された熱量供給側ヒートパイプおよび
熱量受給側ヒートパイプをコネクタによって接続し、こ
のコネクタを介して伝熱させるヒートパイプの接続構造
であって、前記両ヒートパイプの接続部の表面を重ね合
わせ面間伝熱接続するようにして収納するリセプタクル
と、前記両ヒートパイプの接続部を面方向に加圧する加
圧プレートと、この加圧プレートと前記リセプタクルと
の間に挿入されるテーパープレートと、このテーパープ
レートを挿入方向と退出方向に移動させる加圧力調整手
段とを備え、前記加圧プレートとテーパープレートとの
互いの対接面にテーパープレートの挿入方向に傾斜する
傾斜面を形成したものである。したがって、両ヒートパ
イプが長尺状の細径の密閉トンネルを備えているので、
加圧プレートによる加圧に対する強度が向上する。ま
た、両ヒートパイプが扁平状に形成され、加圧プレート
を傾斜面の楔作用で加圧するようにしたので、大きな加
圧力が得られ、両ヒートパイプの接続部の密着性が向上
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係るヒートパイプの
接続構造を示す断面図、図2は同じくヒートパイプの一
部を破断して示す平面図、図3は同じくヒートパイプを
形成するための多孔扁平管の外観を示す斜視図である。
図1において、全体を符号1で示すコネクタは、断面略
コ字状に形成された扁平な有底角筒状のりセクタプル2
と、このリセクタプル2内に積載状態で挿入される加圧
プレート3およびテーパープレート4とから概ね構成さ
れている。
基づいて説明する。図1は本発明に係るヒートパイプの
接続構造を示す断面図、図2は同じくヒートパイプの一
部を破断して示す平面図、図3は同じくヒートパイプを
形成するための多孔扁平管の外観を示す斜視図である。
図1において、全体を符号1で示すコネクタは、断面略
コ字状に形成された扁平な有底角筒状のりセクタプル2
と、このリセクタプル2内に積載状態で挿入される加圧
プレート3およびテーパープレート4とから概ね構成さ
れている。
【0011】リセクタプル2の前面側には開口21が形
成され、上面部22の開口21側の上部には、矢印A方
向にねじ孔23aが形成された突起23が立設されてい
る。また、リセクタプル2の背面部24の下部には、ス
リット状の窓24aがリセクタプル2の幅方向全体にわ
たって穿設され、底面部25の背面部24側には段部2
5aが形成されている。加圧プレート3はリセクタプル
2の内形寸法よりやや短い幅の略平板状に形成され、上
面31が矢印A方向に沿って上方に傾斜する傾斜面を形
成し、下面32の開口側には段部32aが形成されてい
る。
成され、上面部22の開口21側の上部には、矢印A方
向にねじ孔23aが形成された突起23が立設されてい
る。また、リセクタプル2の背面部24の下部には、ス
リット状の窓24aがリセクタプル2の幅方向全体にわ
たって穿設され、底面部25の背面部24側には段部2
5aが形成されている。加圧プレート3はリセクタプル
2の内形寸法よりやや短い幅の略平板状に形成され、上
面31が矢印A方向に沿って上方に傾斜する傾斜面を形
成し、下面32の開口側には段部32aが形成されてい
る。
【0012】テーパープレート4は、加圧プレート3の
幅と同じ幅の略平板状に形成され、下面41が上述した
加圧プレート3の上面31の傾斜面と同じ傾斜に形成さ
れ、開口21側の上面には突起42が立設され、この突
起42には上述したリセクタプル2のねじ孔23aに対
向する挿通孔42aが穿設されている。51は熱量供給
側プレートヒートパイプ、52は熱量受給側プレートヒ
ートパイプであって、後述するように、ともに同じ構造
を有し、長尺で高さが低い直方体に形成されている。
幅と同じ幅の略平板状に形成され、下面41が上述した
加圧プレート3の上面31の傾斜面と同じ傾斜に形成さ
れ、開口21側の上面には突起42が立設され、この突
起42には上述したリセクタプル2のねじ孔23aに対
向する挿通孔42aが穿設されている。51は熱量供給
側プレートヒートパイプ、52は熱量受給側プレートヒ
ートパイプであって、後述するように、ともに同じ構造
を有し、長尺で高さが低い直方体に形成されている。
【0013】次に、熱量供給側プレートヒートパイプ5
1および熱量受給側プレートヒートパイプ52の構造を
図2および図3に基づいて説明する。これらプレートヒ
ートパイプ51,52は中空状に形成され、この中空部
には、蛇行する長尺状の細径の密閉トンネル53が設け
られ、栓54から密閉トンネル53内に作動液が封入さ
れる。これらプレートヒートパイプ51,52は、図3
に示す仕切り壁56に仕切られるようにして並べられた
多数の密閉トンネル53を備えた多孔扁平管55を用い
て形成される。すなわち、多孔扁平管55の仕切り壁5
6の左右両端部を多孔扁平管55の幅方向に沿って交互
に切欠き、隣接する密閉トンネル53を連通する連通部
57を形成する。そして、多孔扁平管55の左右の開口
を一対の閉塞板58,58によって閉塞することによ
り、プレートヒートパイプ51,52内に蛇行する長尺
状の細径の密閉トンネル53が設けられる。
1および熱量受給側プレートヒートパイプ52の構造を
図2および図3に基づいて説明する。これらプレートヒ
ートパイプ51,52は中空状に形成され、この中空部
には、蛇行する長尺状の細径の密閉トンネル53が設け
られ、栓54から密閉トンネル53内に作動液が封入さ
れる。これらプレートヒートパイプ51,52は、図3
に示す仕切り壁56に仕切られるようにして並べられた
多数の密閉トンネル53を備えた多孔扁平管55を用い
て形成される。すなわち、多孔扁平管55の仕切り壁5
6の左右両端部を多孔扁平管55の幅方向に沿って交互
に切欠き、隣接する密閉トンネル53を連通する連通部
57を形成する。そして、多孔扁平管55の左右の開口
を一対の閉塞板58,58によって閉塞することによ
り、プレートヒートパイプ51,52内に蛇行する長尺
状の細径の密閉トンネル53が設けられる。
【0014】このような構成において、リセクタプル2
の開口21から熱量受給側プレートヒートパイプ52の
接続部52aを挿入し、底面部25上に断熱材としての
ゴムによって形成した弾性体プレート47を介して、先
端を段部25aに当接させるようにして載置する。リセ
プタクル2の窓24aから熱量供給側プレートヒートパ
イプ51の接続部51aを挿入し、この接続部51aを
熱量受給側プレートヒートパイプ52の接続部52aに
重ね合わせる。このように重ね合わされた両プレートヒ
ートパイプ51,52の接続方向、すなわち、互いの全
長方向によって形成される角度を180°としている。
熱量供給側プレートヒートパイプ51の接続部51a上
に弾性体プレート52を介して加圧プレート3を、先端
がリセプタクル2の背面部24に当接させるようにして
載置する。このとき、加圧プレート3の段部32aが熱
量供給側プレートヒートパイプ51の先端に当接する。
の開口21から熱量受給側プレートヒートパイプ52の
接続部52aを挿入し、底面部25上に断熱材としての
ゴムによって形成した弾性体プレート47を介して、先
端を段部25aに当接させるようにして載置する。リセ
プタクル2の窓24aから熱量供給側プレートヒートパ
イプ51の接続部51aを挿入し、この接続部51aを
熱量受給側プレートヒートパイプ52の接続部52aに
重ね合わせる。このように重ね合わされた両プレートヒ
ートパイプ51,52の接続方向、すなわち、互いの全
長方向によって形成される角度を180°としている。
熱量供給側プレートヒートパイプ51の接続部51a上
に弾性体プレート52を介して加圧プレート3を、先端
がリセプタクル2の背面部24に当接させるようにして
載置する。このとき、加圧プレート3の段部32aが熱
量供給側プレートヒートパイプ51の先端に当接する。
【0015】テーパープレート4をリセクタプル2の開
口21からリセクタプル2の上面部22と加圧プレート
3との間に挿入し、テーパープレート4の下面41と加
圧プレート3の上面31を対接させる。テーパープレー
ト4の突起42の挿通孔42aから調節ねじ45を挿通
させ、リセクタプル2の突起23のねじ孔23aに螺合
させることにより、テーパープレート4を矢印A方向に
移動させる。この移動にともない互いに対接する傾斜面
31,41の楔作用により、加圧プレート3が下方に押
圧されるので、熱量供給側プレートヒートパイプ51と
熱量受給側プレートヒートパイプ52とが、加圧プレー
ト3とリセクタプル2の底面部25との間に挟持され
る。この挟持力はねじ45の進退量によって調整されの
で、調整ねじ45は加圧プレート3による加圧力を調整
する加圧力調整手段として機能する。
口21からリセクタプル2の上面部22と加圧プレート
3との間に挿入し、テーパープレート4の下面41と加
圧プレート3の上面31を対接させる。テーパープレー
ト4の突起42の挿通孔42aから調節ねじ45を挿通
させ、リセクタプル2の突起23のねじ孔23aに螺合
させることにより、テーパープレート4を矢印A方向に
移動させる。この移動にともない互いに対接する傾斜面
31,41の楔作用により、加圧プレート3が下方に押
圧されるので、熱量供給側プレートヒートパイプ51と
熱量受給側プレートヒートパイプ52とが、加圧プレー
ト3とリセクタプル2の底面部25との間に挟持され
る。この挟持力はねじ45の進退量によって調整されの
で、調整ねじ45は加圧プレート3による加圧力を調整
する加圧力調整手段として機能する。
【0016】このように、傾斜面31,41の楔作用に
より、加圧プレート3を下方に押圧し、両プレートヒー
トパイプ51,52の接続部51a,52aを面間伝熱
接続するようにしたので、接続部間に均一な加圧力が加
わるとともに、接続部間の接触面積が充分大きくなる。
このため、両プレートヒートパイプ51,52の接続部
51a,52aの密着性が良好になるとともに、接続部
が部分的に剥離するようなことがないので、両者間の接
触熱抵抗が低下する。また、調整ねじ45のねじ孔23
aへの螺合を解除することにより、テーパープレート4
を容易にリセプタクル2内から取り外すことができるの
で、両プレートヒートパイプ51,52の着脱が容易に
なる。このため、修理点検時に熱量受給側プレートヒー
トパイプ52を分離して、熱量供給側プレートヒートパ
イプ51を装置の外部に引き出すことができるので、作
業が容易になるとともに、装置の内部にフィン引き出し
用の空間を設ける必要がない。また、密閉トンネル53
の径が小さいので大きな面圧力にも耐えることが可能に
なり、接続構造に強い外力が加わってもが圧潰変形する
ことがない。
より、加圧プレート3を下方に押圧し、両プレートヒー
トパイプ51,52の接続部51a,52aを面間伝熱
接続するようにしたので、接続部間に均一な加圧力が加
わるとともに、接続部間の接触面積が充分大きくなる。
このため、両プレートヒートパイプ51,52の接続部
51a,52aの密着性が良好になるとともに、接続部
が部分的に剥離するようなことがないので、両者間の接
触熱抵抗が低下する。また、調整ねじ45のねじ孔23
aへの螺合を解除することにより、テーパープレート4
を容易にリセプタクル2内から取り外すことができるの
で、両プレートヒートパイプ51,52の着脱が容易に
なる。このため、修理点検時に熱量受給側プレートヒー
トパイプ52を分離して、熱量供給側プレートヒートパ
イプ51を装置の外部に引き出すことができるので、作
業が容易になるとともに、装置の内部にフィン引き出し
用の空間を設ける必要がない。また、密閉トンネル53
の径が小さいので大きな面圧力にも耐えることが可能に
なり、接続構造に強い外力が加わってもが圧潰変形する
ことがない。
【0017】さらに、両プレートヒートパイプ51,5
2の接続部51a,52aは、断熱材である弾性プレー
ト47によって挟持されているので、両プレートヒート
パイプ51,52の接続部51a,52a間以外への伝
熱が遮断される。このため、両プレートヒートパイプ5
1,52の接続部51a,52a間における熱接続のた
めの損失が低減されるので、伝熱効率が向上する。ま
た、弾性プレート47によって両プレートヒートパイプ
51,52の接続部51a,52aを挟持していること
により、加圧プレート3の加圧面、すなわち下面47に
傾きが発生したり、製造時の誤差で傾いた場合にも、弾
性プレート47の弾性変形によってこれらの傾きを吸収
することができる。このため、加圧プレート3による押
圧が両プレートヒートパイプ51,52の接続部51
a,52a全体に均一に行われる。また、長期間の使用
によって加圧プレート3の加圧面の摩耗による加圧力の
低下を防止することもできる。
2の接続部51a,52aは、断熱材である弾性プレー
ト47によって挟持されているので、両プレートヒート
パイプ51,52の接続部51a,52a間以外への伝
熱が遮断される。このため、両プレートヒートパイプ5
1,52の接続部51a,52a間における熱接続のた
めの損失が低減されるので、伝熱効率が向上する。ま
た、弾性プレート47によって両プレートヒートパイプ
51,52の接続部51a,52aを挟持していること
により、加圧プレート3の加圧面、すなわち下面47に
傾きが発生したり、製造時の誤差で傾いた場合にも、弾
性プレート47の弾性変形によってこれらの傾きを吸収
することができる。このため、加圧プレート3による押
圧が両プレートヒートパイプ51,52の接続部51
a,52a全体に均一に行われる。また、長期間の使用
によって加圧プレート3の加圧面の摩耗による加圧力の
低下を防止することもできる。
【0018】図4は本発明に係るヒートパイプの接続構
造の第2の実施の形態を示す断面図である。この第2の
実施の形態では、熱量受給側プレートヒートパイプ52
を2枚とし、熱量供給側プレートヒートパイプ51の接
続部51aの表裏面にこれら2枚の熱量受給側プレート
ヒートパイプ52の接続部52aが面間伝熱接続されて
いる。リセプタクル2の底面部25の開口21側には、
ねじ孔26aが形成された突起26が立設され、背面部
24に穿設された窓24aは略中央に位置付けられてい
る。窓24aからリセプタクル2内に挿入した2枚の熱
量受給側プレートヒートパイプ52,52の接続部52
a,52aによって熱量供給側プレートヒートパイプ5
1の接続部51aを挟む。
造の第2の実施の形態を示す断面図である。この第2の
実施の形態では、熱量受給側プレートヒートパイプ52
を2枚とし、熱量供給側プレートヒートパイプ51の接
続部51aの表裏面にこれら2枚の熱量受給側プレート
ヒートパイプ52の接続部52aが面間伝熱接続されて
いる。リセプタクル2の底面部25の開口21側には、
ねじ孔26aが形成された突起26が立設され、背面部
24に穿設された窓24aは略中央に位置付けられてい
る。窓24aからリセプタクル2内に挿入した2枚の熱
量受給側プレートヒートパイプ52,52の接続部52
a,52aによって熱量供給側プレートヒートパイプ5
1の接続部51aを挟む。
【0019】一対の弾性プレート47を介して一対の加
圧プレート3,3によって両プレートヒートパイプ5
1,52の接続部51a,52aを挟持し、一対の加圧
プレート3,3とリセプタクル2の上面部22および底
面部25とのそれぞれの間に、一対のテーパープレート
4,4を矢印A方向に挿入する。各テーパープレート
4,4の突起42,42の挿通孔42a,42aに調整
ねじ45,45を挿通させ、リセプタクル2の突起2
3,23のねじ孔23a,23aに螺合させることによ
り、テーパープレート4,4を矢印A方向に移動させ
る。この移動によって、一対の加圧プレート3,3が
上、下の方向にそれぞれ押圧されるので、熱量供給側プ
レートヒートパイプ51の接続部51aと熱量受給側プ
レートヒートパイプ52の接続部52aとが、これら加
圧プレート3,3間に挟持される。
圧プレート3,3によって両プレートヒートパイプ5
1,52の接続部51a,52aを挟持し、一対の加圧
プレート3,3とリセプタクル2の上面部22および底
面部25とのそれぞれの間に、一対のテーパープレート
4,4を矢印A方向に挿入する。各テーパープレート
4,4の突起42,42の挿通孔42a,42aに調整
ねじ45,45を挿通させ、リセプタクル2の突起2
3,23のねじ孔23a,23aに螺合させることによ
り、テーパープレート4,4を矢印A方向に移動させ
る。この移動によって、一対の加圧プレート3,3が
上、下の方向にそれぞれ押圧されるので、熱量供給側プ
レートヒートパイプ51の接続部51aと熱量受給側プ
レートヒートパイプ52の接続部52aとが、これら加
圧プレート3,3間に挟持される。
【0020】35,35はテーパープレート4,4に対
接して、熱量供給側プレートヒートパイプ51を挟持す
る挟持部材である。このように、2枚の熱量受給側プレ
ートヒートパイプ52,52の接続部52a,52a
が、熱量供給側プレートヒートパイプ51の接続部51
aの表裏の両面に接触することにより、伝熱量が増加す
る。なお、この第2の実施の形態では、熱量受給側のプ
レートヒートパイプ52を2枚としたが、熱量供給側の
プレートヒートパイプ51を2枚としてもよく、また両
プレートヒートパイプ51,52を2枚としてもよく、
さらに3枚以上としてもよい。
接して、熱量供給側プレートヒートパイプ51を挟持す
る挟持部材である。このように、2枚の熱量受給側プレ
ートヒートパイプ52,52の接続部52a,52a
が、熱量供給側プレートヒートパイプ51の接続部51
aの表裏の両面に接触することにより、伝熱量が増加す
る。なお、この第2の実施の形態では、熱量受給側のプ
レートヒートパイプ52を2枚としたが、熱量供給側の
プレートヒートパイプ51を2枚としてもよく、また両
プレートヒートパイプ51,52を2枚としてもよく、
さらに3枚以上としてもよい。
【0021】なお、本実施の形態では、断熱材として弾
性プレート47を介装したが、単に断熱材として用いる
ときには、弾性材でなくてもよい。また、断熱の必要が
ないときには、特に断熱材47を設けなくてもよい。ま
た、密閉トンネル53は両端が連通していない非ループ
状に形成したが、両端を連通させてループ状に形成して
もよく、その場合にはループ内循環による熱移送も加わ
るので、より熱伝達の効率が向上する。また、両プレー
トヒートパイプ51,52の接続方向として、接続部に
おける互いの全長方向によって形成される角度を180
°としたが、これ以外としてもよく、その場合にはプレ
ートヒートパイプ51,52のリセプタクル2からの導
出方向を任意とすることができるので、設計に自由度が
増す。
性プレート47を介装したが、単に断熱材として用いる
ときには、弾性材でなくてもよい。また、断熱の必要が
ないときには、特に断熱材47を設けなくてもよい。ま
た、密閉トンネル53は両端が連通していない非ループ
状に形成したが、両端を連通させてループ状に形成して
もよく、その場合にはループ内循環による熱移送も加わ
るので、より熱伝達の効率が向上する。また、両プレー
トヒートパイプ51,52の接続方向として、接続部に
おける互いの全長方向によって形成される角度を180
°としたが、これ以外としてもよく、その場合にはプレ
ートヒートパイプ51,52のリセプタクル2からの導
出方向を任意とすることができるので、設計に自由度が
増す。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
プレートヒートパイプの接続部間に均一な加圧力が加わ
るとともに、接続部間の接触面積が充分大きくなる。こ
のため、両プレートヒートパイプの接続部の密着性が良
好となるとともに、接続部が部分的に剥離するようなこ
とがないので、両者間の接触熱抵抗が低減される。ま
た、両プレートヒートパイプの着脱が容易となるため、
修理点検時の作業が容易になるとともに、装置の内部に
フィン引き出し用の空間を設ける必要がない。また、密
閉トンネルの径が小さいので大きな面圧力にも耐えるこ
とが可能になり、接続構造に強い外力が加わってもが圧
潰変形することがない。
プレートヒートパイプの接続部間に均一な加圧力が加わ
るとともに、接続部間の接触面積が充分大きくなる。こ
のため、両プレートヒートパイプの接続部の密着性が良
好となるとともに、接続部が部分的に剥離するようなこ
とがないので、両者間の接触熱抵抗が低減される。ま
た、両プレートヒートパイプの着脱が容易となるため、
修理点検時の作業が容易になるとともに、装置の内部に
フィン引き出し用の空間を設ける必要がない。また、密
閉トンネルの径が小さいので大きな面圧力にも耐えるこ
とが可能になり、接続構造に強い外力が加わってもが圧
潰変形することがない。
【0023】また、第2の発明によれば、伝熱量が増加
する。
する。
【0024】また、第3の発明によれば、設計の自由度
が増す。
が増す。
【0025】また、第4の発明によれば、両プレートヒ
ートパイプの接続部間における熱接続のための損失が低
減されるので、伝熱効率が向上する。
ートパイプの接続部間における熱接続のための損失が低
減されるので、伝熱効率が向上する。
【0026】また、第5の発明によれば、加圧プレート
による押圧が両プレートヒートパイプの接続部全体に均
一に行われる。また、長期間の使用によって加圧プレー
トの加圧面の摩耗による加圧力の低下を防止することも
できる。
による押圧が両プレートヒートパイプの接続部全体に均
一に行われる。また、長期間の使用によって加圧プレー
トの加圧面の摩耗による加圧力の低下を防止することも
できる。
【図1】 本発明に係るヒートパイプの接続構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明に係るヒートパイプの一部を破断して
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】 本発明に係るヒートパイプを形成するための
多孔扁平管の外観を示す斜視図である。
多孔扁平管の外観を示す斜視図である。
【図4】 本発明に係るヒートパイプの接続構造の第2
の実施の形態を示す断面図である。
の実施の形態を示す断面図である。
【図5】 従来のヒートパイプの接続構造を示す断面図
である。
である。
1…コネクタ、2…リセプタクル、3…加圧プレート、
4…テーパープレート、45…調節ねじ、47…弾性プ
レート、51…熱量供給側プレートヒートパイプ、52
…熱量受給側プレートヒートパイプ。
4…テーパープレート、45…調節ねじ、47…弾性プ
レート、51…熱量供給側プレートヒートパイプ、52
…熱量受給側プレートヒートパイプ。
Claims (5)
- 【請求項1】 作動液が封入され蛇行する長尺状の細径
の密閉トンネルを備え全体が扁平状に形成された熱量供
給側ヒートパイプおよび熱量受給側ヒートパイプをコネ
クタによって接続し、このコネクタを介して伝熱させる
ヒートパイプの接続構造において、前記両ヒートパイプ
の接続部の表面を重ね合わせ面間伝熱接続するようにし
て収納するリセプタクルと、前記両ヒートパイプの接続
部を面方向に加圧する加圧プレートと、この加圧プレー
トと前記リセプタクルとの間に挿入されるテーパープレ
ートと、このテーパープレートを挿入方向と退出方向に
移動させる加圧力調整手段とを備え、前記加圧プレート
とテーパープレートとの互いの対接面にテーパープレー
トの挿入方向に傾斜する傾斜面を形成したことを特徴と
するヒートパイプの接続構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のヒートパイプの接続構造
において、両ヒートパイプの少なくともいずれか一方を
2枚以上としたことを特徴とするヒートパイプの接続構
造。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のヒートパ
イプの接続構造において、両ヒートパイプの接続部にお
ける互いの全長方向によって形成される角度を180°
以外としたことを特徴とするヒートパイプの接続構造。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載のヒートパイプの接続構造において、ヒートパイプと
挟持プレートとの間に断熱材を介装したことを特徴とす
るヒートパイプの接続構造。 - 【請求項5】 請求項4記載のヒートパイプの接続構造
において、断熱材をゴムによって形成した弾性体プレー
トとしたことを特徴とするヒートパイプの接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24511897A JPH1183357A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | ヒートパイプの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24511897A JPH1183357A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | ヒートパイプの接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1183357A true JPH1183357A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17128896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24511897A Pending JPH1183357A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | ヒートパイプの接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1183357A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007106A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Catem Gmbh & Co Kg | 電気加熱装置 |
EP3006881A1 (en) * | 2014-10-08 | 2016-04-13 | Mersen Canada Toronto Inc. | Methods of manufacturing a complex heat pipe and a heat transfer plate including an opening therefor |
JP2019184076A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | 有限会社和氣製作所 | 熱輸送部材の製造方法 |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP24511897A patent/JPH1183357A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008007106A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Catem Gmbh & Co Kg | 電気加熱装置 |
JP4732404B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2011-07-27 | カテム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイト・ゲゼルシャフト | 電気加熱装置 |
US8946599B2 (en) | 2006-06-28 | 2015-02-03 | Catem Gmbh & Co. Kg | Electric heating device |
EP3006881A1 (en) * | 2014-10-08 | 2016-04-13 | Mersen Canada Toronto Inc. | Methods of manufacturing a complex heat pipe and a heat transfer plate including an opening therefor |
JP2019184076A (ja) * | 2018-04-02 | 2019-10-24 | 有限会社和氣製作所 | 熱輸送部材の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6873528B2 (en) | Supplemental heat conduction path for card to chassis heat dissipation | |
US4298904A (en) | Electronic conduction cooling clamp | |
JPH1079586A (ja) | 放熱装置の受熱部構造 | |
US5218515A (en) | Microchannel cooling of face down bonded chips | |
AU700624B2 (en) | Liquid cooled heat sink for cooling electronic components | |
US20090314471A1 (en) | Heat pipe type heat sink and method of manufacturing the same | |
US8347502B2 (en) | Heat sink and method of forming a heatsink using a wedge-lock system | |
US20170307299A1 (en) | Combination heat sink and heat pipe assembly | |
JP2006508542A (ja) | 一体化された熱電モジュール | |
JP2007121286A (ja) | 電気回路又は電子回路を冷却するためのウォータブロック | |
JP2018503950A (ja) | ランプヘッド組立体及びその組立方法 | |
US11764125B2 (en) | Heatsink assembly, method of manufacturing a heatsink assembly, and an electrical device | |
US20190093957A1 (en) | Heat dissipation unit | |
JPH1183357A (ja) | ヒートパイプの接続構造 | |
US7131199B2 (en) | Mechanical highly compliant thermal interface pad | |
KR200396968Y1 (ko) | 전기,전자제품용 히트싱크 결합구조 | |
JP4094505B2 (ja) | 熱起動自己整合ヒートシンク | |
EP0370806A2 (en) | Self-tightening heat sink | |
JPH04151495A (ja) | ヒートパイプの接続構造 | |
US7900353B2 (en) | Method for combining axially heated heat pipes and heat-conducting base | |
US20070277962A1 (en) | Two-phase cooling system for cooling power electronic components | |
CN113329563B (zh) | 邦定头、邦定装置及冷却通道的形成方法 | |
EP1863085A2 (en) | Two-phase cooling system for cooling power electronic components | |
JP2901943B2 (ja) | 冷却装置 | |
CN217467264U (zh) | 一种光模块的散热结构 |