JP7108491B2 - 騒音低減装置 - Google Patents
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Description
前記工事騒音の高い周波数成分は前記遮音壁での低減(減音)が期待できるが、発電機や建設重機のアイドリング音などのいわゆる建設機械の騒音に多く含まれる低周波帯域の音(以下適宜、低周波音と略す。)は透過・回折しやすく、効果的な低減対策が困難である。この低周波音は、民家のがたつきや住民に不快感を与えるなど、苦情発生の大きな要因となっている。
(1)複数種(例えば4種)の音響管31~34をそれぞれ多数用意する必要があり、コストが非常に嵩む。また、前記多数の複数種の音響管31~34をそれぞれ、図2等に示したように支持部材11、11の間に規則的に配設する必要があり、大変煩わしい。よって、経済性及び取付作業性がわるいという問題があった。
(2)前記多数の複数種の音響管31~34はすべて有底筒状なので(請求項1等参照)、雨水が音響管31~34内に貯留して所定の効果を発揮できない等、何らかの雨天対策を施す必要があり、やはり大変煩わしかった。よって、メンテナンス性がわるいという問題もあった。
(3)騒音を低減する対象周波数は、250~500Hzが中心であり(段落[0022]等参照)、発電機や建設重機のアイドリング音などのいわゆる建設機械の騒音で多く発生する低周波音については、低減効果をさほど期待できなかった。よって、騒音低減性能についても更に改良したものが求められている。
また、本発明の目的は、特に発電機や建設重機のアイドリング音などのいわゆる建設機械の騒音で多く発生する低周波音を効果的に低減することができる、経済性、取付作業性、及びメンテナンス性に優れた騒音低減装置を提供することにある。
更に、本発明の目的は、既設の遮音壁(万能鋼板)にバルーン型吸音体を簡易に取り付けて実施することができる等、非常に合理的で汎用性に優れた騒音低減装置を提供することにある。
前記遮音壁は、単層壁構造であること、
前記バルーン型吸音体は、前記単層壁構造の遮音壁の上端部の騒音源側及び/又は騒音源側とは反対側の壁面部に設けられ、その内部に空気を充填して膨張させた状態での共振周波数が、40~300Hzに設定されていることを特徴とする。
前記遮音壁は、所定の間隔をあけた二層壁以上の複数層壁構造であること、
前記バルーン型吸音体は、前記複数層壁構造の遮音壁の各壁面部同士の間の上端部に設けられ、その内部に空気を充填して膨張させた状態での共振周波数が、40~300Hzに設定されていることを特徴とする。
(1)従来の騒音低減技術では対策が困難であった低周波騒音に対しても、騒音低減媒体として膜振動型の吸音特性を利用したバルーン型吸音体を用い、さらに適正な面密度及び空気層で実施することにより、膜表面の共振振動エネルギーを利用して騒音を低減することができる。
(2)膜の面密度、空気層厚さ等のパラメータを変化させることで共振周波数を柔軟にチューニング(調整)できるので、例えば狙った低周波帯域の音をある程度自在に効果的に低減できる。ちなみに、工事騒音を効果的に低減できる周波数は、本出願人による実験および解析によると、40~300Hzである。
(3)騒音源から発せられる騒音のうち、特に回折音を効果的に低減することにより騒音全体の低減に大きく寄与する。特に発電機や建設重機のアイドリング音などのいわゆる建設機械の騒音で多く発生する低周波音を効果的に低減することができる。
(4)既設の遮音壁(万能鋼板)にバルーン型吸音体を簡易に取り付けて実施することができるので、非常に合理的で汎用性に優れている。
(5)本発明に係る騒音低減装置は、日常、工事現場等でよく見かける高さ3m程度の塀(万能鋼板等で構成される遮音壁)の特には内側(現場側)の上端部にバルーン型吸音体を単に張設するだけで騒音低減効果を実現できるので、汎用性に非常に優れている他、経済性、取り付け作業性、メンテナンス性に非常に優れている。
そこで、前記膜材料の吸音効果の程度を確認するため、1/4スケールの模型を用いたモックアップ試験、及び実物大スケールの試験を行った結果、回折音、さらには低周波音を確実に低減できる感触を得た。
すなわち、本発明は、バルーン型吸音体による膜振動型の吸音特性を利用した騒音低減装置により、前記工事騒音(透過音と回折音)のうち、特には回折音、さらには低周波音を効果的に低減可能な技術的思想に立脚している。
前記遮音壁1は、単層壁構造である。
また、前記バルーン型吸音体2は、前記単層壁構造の遮音壁(万能鋼板)1の上端部の騒音源S側(及び/又は騒音源側とは反対側)の壁面部1aに設けられ、その内部に空気を充填して膨張させた状態での共振周波数が、40~300Hzに設定されている。
前記遮音壁(万能鋼板)1を支持する支持部材9は、本実施例では、所定の長さの単管部材9a~9eを直交クランプ9fや自在クランプ9gを用いて地面11に立体的に組み上げて構築され、前記遮音壁1は前記支持部材9を介して地面11へ立設する構成で実施されている。前記支持部材9の代わりに枠組足場を用いても同様に実施可能である。
なお、前記遮音壁1は、万能鋼板1に限らず、壁状に形成できる部材(遮音パネル)であればよい。遮音シート(防音シート)でも実施可能である。前記遮音壁1の高さも勿論3400mm程度に限らず、特に制限はないが、2000~5000mm程度の範囲内が実用的である。
前記構成のバルーン型吸音体2は、本実施例では、前記遮音壁1の上端部の壁面部1aに前記支持部材9(特には単管部材9e)と干渉しない程度の間隔をあけて、図1の紙面の垂直方向に連続的に設けて実施している。
ちなみに本実施例に係るバルーン型吸音体2は、前記遮音壁(万能鋼板)1にマジックテープ(登録商標)や両面テープを用いて着脱可能に実施される。
なお、前記バルーン型吸音体2は、軟質塩化ビニルシートに限らず、通気性がなく、可撓性に優れた材質(特には樹脂製)であれば好適に実施可能である。また、前記バルーン型吸音体2の形態(形状、大きさ)は勿論前記に限定されず、要求される吸音性能等に応じて適宜設計変更可能である。
f=(1/2π)√{(pc2/L)×(m1+m2)/m1・m2}
で求める前記共振周波数が、100Hz以下になる膜の面密度(m1)および空気層の厚さ(L)を備えている。
ちなみに、本実施例に係るバルーン型吸音体2は、前記側面2bの面密度m1を、1.52(kg/m2)で実施し、上面2cと下面2dの面密度をともに、4.34(kg/m2)で実施している。膜厚さ(シート厚)は、前記側面2bが1.00mm弱であるのに対し、上面2cと下面2dが2.00mm程度と厚い。
この数値は、発電機や建設重機のアイドリング音などのいわゆる建設機械の騒音で多く発生する低周波音のうち、特に多く発生するといわれる周波数帯40~80Hzの範囲内にあるので、騒音を効果的に低減することを見込める。
前記遮音壁1は、所定の間隔をあけた二層壁以上の複数層壁構造である。
前記バルーン型吸音体2は、前記複数層壁構造の遮音壁1の各壁面部同士の間の上端部に設けられ、その内部に空気を充填して膨張させた状態での共振周波数が、40~300Hzに設定されている。
前後2列の遮音壁1、1を支持する支持部材9は、上記実施例1に係る支持部材9をベースに、図4に示したように適宜設計変更して構築される。
よって、本実施例2の前記各数値を前記式1に代入すると、空気密度pが、1.205(kg/m3)で、音速cが、343.5(m/s)であるから、共振周波数(f)≒40.7Hzとなる。
この数値は、発電機や建設重機のアイドリング音などのいわゆる建設機械の騒音で多く発生する低周波音のうち、特に多く発生するといわれる音圧レベル(周波数帯)40~80Hzの範囲内にあるので、騒音を効果的に低減することを見込める。
ちなみに、対象とする共振周波数を300Hzに設定した場合、一例として、前記m1、m2をともに、0.43(kg/m2)で実施し、Lを0.18mで実施すると、前記式1に基づく共振周波数(f)が305.1Hzとなるので、前記共振周波数の300Hzの効果的な減音を見込める。
前記遮音壁1を単層壁(上記実施例1)と二重壁(上記実施例2)の条件で検討した。上記実施例1を図7Aに模式的に示し、上記実施例2を図7Bに模式的に示す。
単層壁の場合は、遮音壁1の壁面に取り付けたバルーン型吸音体2の膜振動型の吸音特性を利用した。二重壁の場合は、遮音壁1、1の内部に設置したバルーン型吸音体2の空気層をバネとして作用させ、二重膜による回折音の低減を図った。
各条件における共振周波数(f)は、上記式1のとおりである(前記段落[0024]、図6を参照)。
図7Aに係る単層壁の場合の共振周波数(f)は、遮音壁1の密度が十分大きいとして計算した。減音対象とする周波数帯域は、前記建設機械の騒音の代表的な周波数特性を参考(参考元:日本音響学会;建設工事の予測モデル“ASJ CN-Model 2007”)に80Hz程度とした。
遮音壁1と吸音体(バルーン型吸音体)2とを組み合わせた対策の減音効果を確認するために、無響室で1/4スケールの模型を用いたモックアップ試験を実施した。
遮音壁1として用いた万能鋼板1の延長(全体の幅寸)は21.6mとした。バルーン型吸音体2は、加工の容易さと面密度を考慮し、軟質塩化ビニルシート(面密度1.52kg/m2)で膨張させると直方体形状となるバルーンを製作した。
試験ケースを図8に、低減量を測定した受音点の位置を図9に示す。
(試験結果)
音源には、ピンクノイズを用いて試験を実施した。各ケースのE点(図9参照)における周波数特性を図10に、80Hz帯域の音圧分布コンターを図11に示す、
図10の結果より、各ケースA~Dの騒音レベル(dBA)に大きな変化はなかった。単層壁のケースAとBを比較すると、調整した共振周波数帯域で、上記実施例1に相当するケースBは、63~80Hz帯域で最高で2.3dB、平均して1.5dBの騒音低減効果を確認することができた。二重壁のケースCとDを比較すると、ケースCでは80Hz帯域で音圧レベルの増加(共鳴現象)が認められるが、ケースDでは63~80Hz帯域で約5.0dBの低減が確認できた。
図11の結果より、吸音体(バルーン型吸音体2)を設置しないケースA、Cと比し、吸音体を設置したケースB、Dは、音源から20m以降の音圧分布は全体的に減衰傾向(減音効果)が認められた。
ケースB(上記実施例1)の単層壁の上端部(頂部)に吸音体(バルーン型吸音体2)を設置する条件で、回折音の低減効果が上記したように認められた。
また、ケースD(上記実施例2)の二重壁の場合は、万能鋼板1により吸音体(バルーン型吸音体2)の吸音面(上端)以外からの入射波が制限されたことで概ね予想通りの周波数帯で回折音の低減量が向上したものと思われる。
(課題)
工事で発生する低周波騒音の回折音を対象として、万能鋼板(遮音壁1)と吸音体(バルーン型吸音体2)とを組み合わせた減音効果を室内試験で確認した。結果として、上記実施例1に係るケースBでは、2.3dB程度の騒音低減効果を確認できた。上記実施例2に係るケースDでは、5.0dB程度の騒音低減効果を確認できた。
次に、本出願人は、室外にて実物大の遮音壁1を用いて、バルーン型吸音体2の騒音低減効果を確認した。試験状況を図12に示す。
前記遮音壁1の高さは、3mで実施した。
前記バルーン型吸音体2は、横幅(W)1700mmで、高さ(H)1000mm、奥行き(D)500mmの直方体形状に形成した。材料は、軟質塩化ビニルシートである。底面部にはエア注入孔(2a)が形成されている。
また、膜厚さ(シート厚)および面密度は、直方体形状の6面中、側面2b(図1参照)と上面2c(図2参照)が、1.00mm、および前記1.32kg/m2 で、これ以外の4面が、0.5mm、および前記0.66kg/m2で形成した。
前記構成のバルーン型吸音体2は、前記遮音壁1の上端部の壁面部1aに前記支持部材9(特には単管部材9e)と干渉しないように設けている。
空気は、前記エア注入孔(2a)を通じてハンドタイプのブロワーで送風・吸引する手法を採用した。
万能鋼板にはマジックテープ(登録商標)で仮止め後、エアーの圧力で固定することとした。
この実物大試験では、右方に十分な空間スペースを確保することができず、効果確認試験に悪影響が出る虞があったため、念のため防音シート又は万能鋼板で反射音対策を施した。
試験ケース1~8のうち、ケース3とケース5について、遮音壁の欄に(架台固定)とあるのは、万能鋼板に対する吸音体の密着性(定着性)を高めるため、図5に示したような工夫を施した。これは、前記膨張したバルーン型吸音体2の拘束部材4が、前記壁面部1aとで前記バルーン型吸音体2をサンドイッチ状に挟むように設けられている。具体的には、遮音壁1と平行(図5の紙面に垂直方向に延びるよう)に配置した上下2段の単管部材(拘束部材)4を、支持部材9の縦地(縦桟)9aの上端部から水平に突き出した単管部材(支持部材)3、3でそれぞれ支持することで、膨張した吸音体(バルーン型吸音体2)を、万能鋼板(遮音壁1)と単管部材4とでサンドイッチ状に挟み付けることで、万能鋼板に対する吸音体の密着性(定着性)を高めた試験ケースを示している。
ケース4とケース5は、万能鋼板の代わりに防音シートを用いた試験ケースを示している。
その他の試験ケースは、前記した<効果確認試験その1>を勘案すれば特に説明を要しないと判断するので割愛する。
第1の試験結果を図13に示す。
<遮音壁(1)が万能鋼板の場合(ケース1~3、図13の上段のグラフ参照)>
ケース3のように、吸音体(2)を架台(単管部材4)で固定すると、騒音低減効果は上昇することが分かった。
共振周波数(80Hz)で、3.6dB低減し、最大減音量は400Hzで6.1dB低減することがわかった。
騒音レベル(dBA)は、大きな減音効果はないことが分かった(ケース1~3:68dB)
<遮音壁(1)が防音シートの場合(ケース4、5、図13の下段のグラフ参照)>
共振周波数(80Hz)で、1.6dB低減し、最大減音量は125Hzで3.1dB低減することがわかった。
騒音レベル(dBA)は、大きな減音効果はないことが分かった(ケース4、5:71dB)
遮音壁が防音シート(遮音シート)の場合は、背面の剛性が低いため、万能鋼板で実施した前記ケース1~3と比し、膜振動による吸音効果は低いと判断される。
第2の試験結果を図14に示す。
ケース8の2重壁に吸音体を設置することで、100Hz帯域で3.6dB低減し、最大減音量は250Hzで7.0dB低減することがわかった。
ケース7の2重壁のみでは、80Hz帯域で音圧レベルが増加している。これは共鳴現象が生じていると判断される。しかし、このケース7に吸音体(バルーン型吸音体2)を設置したケース8になると、前記増加した音圧レベルは低減される。この点に着目するだけでも吸音体(バルーン型吸音体2)の設置効果が顕著であることが分かる。
第3の試験結果を図15~図17に示す。
二重壁の場合、無響室での室内試験と同様に全体的に80~100Hzで音圧レベルの増加が確認できるが、吸音体(バルーン型吸音体2)を設置することで大きく低減することが分かった。
1KHz以下の帯域においては音圧レベルの低減効果に吸音体の優位性があるが、それ以上の帯域では負の方向に働く傾向がある。特に遮音壁から距離が離れるほど大きくなることがわかった。
例えば、バルーン型吸音体2は、実施例1(図1参照)では、騒音側Sに設けて実施しており、当該構成が工事現場等の敷地内に属するので現実的ではあるが、騒音側Sに代えて、騒音側Sとは反対側に設けて実施することもできるし、騒音側Sと共に、騒音側Sとは反対側にも設けて併用(ダブルバルーン構造と)することもできる。
また、前記バルーン型吸音体2は、実施例2(図4参照)のように二重層壁構造で実施する場合は、遮音壁1、1同士の間に設けることに加え、さらに実施例1(図1参照)のように騒音側Sに設けたダブルバルーン構造とし、より一層減音効果を高めるような構成で実施することも勿論できる。
本発明に係る騒音低減装置は、通常、出入口部を含めて又は除いて、工事現場等の騒音源を囲むように形成して実施されるが、騒音対策が必要な一定の範囲の遮音壁1にのみバルーン型吸音体2を部分的に設置して実施することも勿論できる。
さらに、本実施例では、バルーン型吸音体2の上面は、遮音壁1の天端と高さをほぼ揃えて実施しているがこれに限定されず、遮音壁1の天端よりも上方へ突き出す配置で実施してもよいし、天端より下げた配置で実施してもよい。
ちなみに、前記遮音壁1は、三重層壁構造以上で実施することもできるし、減音効果もさらに高くなることは明らかである。もっとも、騒音低減装置自体の専有面積、及び費用対効果を考慮すると現実的ではない。
1a 壁面部
2 バルーン型吸音体
2a エア注入孔
2b 側面
2c 上面
2d 下面
3 単管部材(支持部材)
4 単管部材(拘束部材)
S 騒音源
9 支持部材
9a~9e 単管部材
9f 直交クランプ
9g 自在クランプ
10 騒音低減装置
11 地面
20 騒音低減装置
Claims (6)
- 地面等へ立設される遮音壁と、前記遮音壁の上端部の壁面部に設けられるバルーン型吸音体とからなる騒音低減装置であって、
前記遮音壁は、単層壁構造であること、
前記バルーン型吸音体は、前記単層壁構造の遮音壁の上端部の騒音源側及び/又は騒音源側とは反対側の壁面部に設けられ、その内部に空気を充填して膨張させた状態での共振周波数が、40~300Hzに設定されていることを特徴とする、騒音低減装置。 - 地面等へ立設される遮音壁と、前記遮音壁の上端部の壁面部に設けられるバルーン型吸音体とからなる騒音低減装置であって、
前記遮音壁は、所定の間隔をあけた二層壁以上の複数層壁構造であること、
前記バルーン型吸音体は、前記複数層壁構造の遮音壁の各壁面部同士の間の上端部に設けられ、その内部に空気を充填して膨張させた状態での共振周波数が、40~300Hzに設定されていることを特徴とする、騒音低減装置。 - 前記膨張したバルーン型吸音体の拘束部材が、前記壁面部とで前記バルーン型吸音体をサンドイッチ状に挟むように設けられていることを特徴とする、請求項1に記載した騒音低減装置。
- 前記遮音壁は、万能鋼板等の遮音パネル、及び/又は遮音シートで形成されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載した騒音低減装置。
- 前記遮音壁は、単管部材を立体的に組み上げてなる支持部材、及び/又は枠組足場に固定して立設されることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載した騒音低減装置。
- 前記遮音壁は、工事現場等の騒音源を囲むように立設されることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載した騒音低減装置。
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