JP7107752B2 - 部分放電校正装置、部分放電校正方法および部分放電測定方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る部分放電校正装置100の構成の例を模式的に示した図である。図1に示すように、部分放電校正装置100は、電気機器につながる給電ケーブル10の被覆12表面に設けられた2つの電極1,2と、スイッチ3と、電圧源4と、電流センサ5と、電流センサ5で検出される電流を計測する計測器6と、を備えて構成される。
図25は、本発明の第2の実施形態に係る部分放電校正装置100bの構成の例を模式的に示した図である。図25に示すように、この部分放電校正装置100bは、固定容量の電極1と、可変容量の電極2と、スイッチ3と、電圧源4と、電流センサ5と、電流センサ5で検出される電流を計測する計測器6と、スライドスイッチ9と、を備えて構成される。ここで、可変容量の電極2は、電極1とほぼ同じ面積を有する主電極2mと、面積の小さい複数の補助電極2sにより構成されている。そして、電極2の面積すなわち電極2の静電容量は、スライドスイッチ9に電気的に接続される補助電極2sの数により調整される。
図26は、本発明の第3の実施形態に係る部分放電校正装置100cの構成の例を模式的に示した図である。図26に示すように、部分放電校正装置100cは、電極1と、電極1と、複数の電極2(2a,2b,2c,2d)と、スイッチ3と、電圧源4と、電流センサ5と、電流センサ5で検出される電流を計測する計測器6と、セレクタスイッチ7と、を備えて構成される。そして、複数の電極2a,2b,2c,2dのうち、給電ケーブル10の被覆12表面に設けられたときの静電容量が電極1の静電容量と最も近いものがセレクタスイッチ7で選択され、電極2として機能する。
1a,1b,1c,1d,1e 電極
2a,2b,2c,2d 電極
2m 主電極
2s 補助電極
3 スイッチ
4 電圧源
5 電流センサ
6 計測器
7,8 セレクタスイッチ(静電容量調整部材)
9 スライドスイッチ(静電容量調整部材)
10 給電ケーブル
11 導体
12 被覆
21,22,22a,22b,27 電極押圧調整部材(静電容量調整部材)
23,23a,23b 電極押圧調整部材(静電容量調整部材)
24,24a,24b,28 ネジ(静電容量調整部材)
25,25b 長ボルト(静電容量調整部材)
26 ナット (静電容量調整部材)
26b 長ナット(静電容量調整部材)
30 圧縮バネ
31,31a クリップ
32,32a,32b,32c,32d,32e,32f クリップ
33 クリップ
34 筐体
41,45 高周波電流センサ
42 部分放電測定器
43 結合コンデンサ
44 検出インピーダンス
100,100a,100b,100c,100d 部分放電校正装置
101,102,103 部分放電校正装置
Claims (5)
- 電気機器の部分放電測定器の校正に用いる部分放電校正装置であって、
前記電気機器の給電ケーブルの被覆表面に設置される第1電極及び第2電極と、
前記第1電極及び前記第2電極のうち、少なくとも一方の電極と前記給電ケーブルの導体との間の静電容量を調整する静電容量調整機構と、
部分放電信号を模擬する電圧源と、
前記電圧源の電圧を前記第1電極とグラウンドとの間に印加するとともに、前記第2電極と前記グラウンドとの間に印加する第1の場合と、前記電圧源の電圧を前記第1電極と前記第2電極との間に印加する第2の場合と、を切り替えるスイッチと、
前記第1の場合には、前記第1電極に流れる電流と前記第2電極に流れる電流との間の差分を検出し、前記第2の場合には、前記第1電極と前記第2電極との間に流れる電流を検出する電流センサと、
前記電流センサからの信号値を計測する計測器と、を備え、
前記電圧源と前記第1電極とを接続する第1配線と、前記電圧源と前記第2電極とを接続する第2配線とが、前記電流センサを設けた位置で前記第1電極からの電流と前記第2電極からの電流とを互いに相殺するように配線され、
前記第1電極及び前記第2電極はいずれも、前記給電ケーブルを挟むように構成されたクリップの挟み部の内側に設けられ、
前記クリップに含まれる前記静電容量調整機構は、前記第1電極及び前記第2電極のうち少なくとも一方の電極が前記給電ケーブルの被膜表面を押圧する際の押圧力を調整する電極押圧調整部材と、前記電極押圧調整部材の押圧方向の位置を調整するネジと、を有すること
を特徴とする部分放電校正装置。 - 請求項1に記載の部分放電校正装置を用いて前記部分放電測定器を校正する部分放電校正方法であって、
前記電圧源の電圧が前記第1電極と前記グラウンドとの間に印加されるとともに、前記第2電極と前記グラウンドとの間に印加されるように前記スイッチを切り替えて、前記静電容量調整機構を介して、前記電流センサで検出される信号が零に近くなるように前記少なくとも一方の電極と前記給電ケーブルの前記導体との間の静電容量を調整する第1の工程と、
前記電圧源の電圧が前記第1電極と前記第2電極との間に印加されるように前記スイッチを切り替えて、前記電流センサで検出される信号を前記計測器で計測し、その計測値を用いて前記第1電極と前記給電ケーブルの前記導体との間の静電容量、及び、及び、前記第2電極と前記給電ケーブルの前記導体との間の静電容量を計算する第2の工程と、
前記電圧源の電圧が前記第1電極と前記第2電極の少なくとも一方と前記グラウンドとの間に印加されるように前記スイッチを切り替えて、前記給電ケーブルの前記導体に電荷を注入する第3の工程と、
を備えること
を特徴とする部分放電校正方法。 - 請求項2に記載の部分放電校正方法にしたがって校正した前記部分放電測定器を用いて前記電気機器に発生する部分放電を測定する部分放電測定方法であって、
前記給電ケーブルの前記導体を流れる電流を測定すること
を特徴とする部分放電測定方法。 - 請求項2に記載の部分放電校正方法にしたがって校正した前記部分放電測定器を用いて前記電気機器に発生する部分放電を測定する部分放電測定方法であって、
前記給電ケーブルの前記導体と前記グラウンドとの間に設けられた結合コンデンサの前記グラウンド側に現れる電圧を測定すること
を特徴とする部分放電測定方法。 - 請求項2に記載の部分放電校正方法にしたがって校正した前記部分放電測定器を用いて前記電気機器に発生する部分放電を測定する部分放電測定方法であって、
前記電気機器の負荷を介して前記グラウンド側に流れる電流を測定すること
を特徴とする部分放電測定方法。
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2018
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