JP7106272B2 - 回転角制限機構 - Google Patents

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Description

本発明は、1周以上回転可能な回転部材の回転角制限機構に関する。
測定機等には、被測定物を測定する測定ヘッドを回転する回転機構が設けられている。例えば、下記の特許文献1には、定盤に固定された被測定物に対して、測定ヘッドを支持する回転部材を回転させながら、被測定物の内径等を測定する表面性状測定装置が開示されている。
特開2006-64512号公報
上記の測定ヘッドには、通常、ケーブル(例えば、信号ケーブルや電源ケーブル等)が接続されている。測定ヘッドに複数のケーブルが接続されていると、回転部材が回転する際にケーブルが捻れることで、ケーブルに過大な負荷が作用する。この結果、ケーブルの破断等が発生したりする恐れがある。特に、上述した表面性状測定装置の回転部材が多回転した場合には、ケーブルの捻れが大きくなりやすいので、ケーブルに過大な負荷が作用することが発生しやすくなる。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、回転部材の回転に起因してケーブルに過大な負荷が作用することを抑制することを目的とする。
本発明の一の態様においては、複数のケーブルが接続された支持体を支持した状態で、所定の回転軸を中心に1周以上回転可能な回転部材と、前記回転部材を第1方向へ正転させると共に、前記第1方向の逆方向である第2方向へ逆転させる駆動部と、前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に前記回転部材に接触した状態で揺動して前記第1方向への所定角度以上の正転を制限し、前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に前記回転部材に接触した状態で揺動して前記第2方向への所定角度以上の逆転を制限する回転角制限部材と、を備える、回転角制限機構を提供する。
また、前記支持体は、被測定物の内壁面の表面性状を非接触で測定する測定ヘッドであることとしてもよい。
また、前記回転部材は、前記回転角制限部材が接触可能に設けられた突出ピンを有し、前記回転角制限部材は、前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に、第1側面が前記突出ピンに接触した状態で待機位置から一方向へ所定角度だけ揺動することで前記第1方向への所定角度以上の正転を制限し、前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に、前記第1側面とは反対側の第2側面が前記突出ピンに接触した状態で前記待機位置から逆方向へ所定角度だけ揺動することで前記第2方向への所定角度以上の逆転を制限することとしてもよい。
また、前記回転角制限機構は、前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に、前記待機位置から前記一方向へ揺動する前記回転角制限部材に接触して前記回転角制限部材の揺動を規制する第1規制ピンと、前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に、前記待機位置から前記逆方向へ揺動する前記回転角制限部材に接触して前記回転角制限部材の揺動を規制する第2規制ピンと、を更に備えることとしてもよい。
また、前記回転角制限機構は、前記一方向へ揺動した前記回転角制限部材によって遮光される第1センサ部と、前記逆方向へ揺動した前記回転角制限部材によって遮光される第2センサ部と、前記第1センサ部が遮光されると前記回転部材の前記第1方向への正転を停止させ、前記第2センサ部が遮光されると前記回転部材の前記第2方向への逆転を停止させる制御部と、を更に備えることとしてもよい。
また、前記回転角制限機構は、前記一方向へ揺動した前記回転角制限部材を前記待機位置へ向かって付勢する第1付勢部材と、前記逆方向へ揺動した前記回転角制限部材を前記待機位置へ向かって付勢する第2付勢部材と、を更に備えることとしてもよい。
また、前記駆動部は、前記回転軸の軸方向の一端側に設けられており、前記回転角制限機構は、前記軸方向の他端側に設けられ、前記回転部材を支持するベアリングを更に備えることとしてもよい。
また、前記制御部は、前記回転角制限機構が搭載された装置の電源投入後の初期化動作において、前記回転部材の前記第1方向への正転と前記第2方向への逆転とを行い、前記回転部材を基準位置に位置させることとしてもよい。
また、前記制御部は、前記初期化動作時に、前記回転部材を所定の回転位置まで前記第2方向に回転させ、前記所定の回転位置に回転するまでに前記第2センサ部が遮光されない場合には、前記所定の回転位置に位置する前記回転部材を前記第1方向に回転させて前記基準位置に位置させ、前記所定の回転位置への回転中に前記第2センサ部が遮光されると、前記第2方向への回転を停止した前記回転部材を前記第1方向に回転させて前記所定の回転位置に位置させた後に、前記第1方向に更に回転させて前記基準位置に位置させることとしてもよい。
本発明によれば、回転部材の回転に起因してケーブルに過大な負荷が作用することを抑制できるという効果を奏する。
一の実施形態に係る表面性状測定機1の外観構成の一例を示す斜視図である。 表面性状測定機1の構成を示すブロック図である。 測定ヘッド22の移動方向を説明するための図である。 Zスライダ16の構成の一例を説明するための図である。 測定ヘッド22に接続されたケーブルを説明するための図である。 回転角制限部60の構成の一例を説明するための図である。 回転シャフト54が回転する際の回転角制限部60の動作例を説明するための図である。 回転シャフト54が回転する際の回転角制限部60の動作例を説明するための図である。 初期化動作における回転シャフト54の回転制御を説明するためのフローチャートである。 初期化動作における突出ピン55の位置に応じた回転制御を説明するための模式図である。
<表面性状測定機の構成>
本発明の一の実施形態に係る回転角制限機構の構成について説明する前に、図1及び図2を参照しながら、回転角制限機構が搭載された表面性状測定機1の構成について説明する。
図1は、一の実施形態に係る表面性状測定機1の外観構成の一例を示す斜視図である。図2は、表面性状測定機1の構成を示すブロック図である。
表面性状測定機1は、図1及び図2に示すように、架台10と、ステージ12と、支柱部14と、Zスライダ16と、タッチプローブ20と、測定ヘッド22と、X軸移動機構30と、Y軸移動機構32と、Z軸移動機構34と、W軸移動機構36と、θ軸移動機構38と、制御装置70とを有する。
表面性状測定機1は、被測定物90の内壁面92の表面性状を測定する装置である。以下では、被測定物90がエンジンのシリンダブロックであるものとして説明する。シリンダブロックは、円筒部として例えば4つのシリンダを有しており、表面性状測定機1は、4つのシリンダの内壁面92の表面性状を測定する。表面性状測定機1は、被測定物90を分解・カットしなくても、内壁面92の表面性状を測定できる。
架台10は、表面性状測定機1のベースとなる部分である。例えば、架台10は、フロアに設置された除振台上に配置されている。除振台は、フロアの振動が架台10に伝達されることを防ぐ。
ステージ12は、架台10上に設けられている。ステージ12には、被測定物90が載置されている。ステージ12は、X軸移動機構30及びY軸移動機構32によって、X軸方向及びY軸方向に移動可能となっている。なお、ステージ12には、多様な形状の被測定物90を載置できるように、専用の冶具を用いて被測定物90を載置してもよい。
支柱部14は、架台10の上面からZ軸方向に沿って設けられた部分である。支柱部14は、Zスライダ16をZ軸方向に移動可能に支持している。
Zスライダ16は、Z軸移動機構34(具体的には、不図示のモータ)によって、支柱部14に対してZ軸方向に移動可能となっている。Zスライダ16には、タッチプローブ20、測定ヘッド22が取り付けられている(図4参照)。なお、Zスライダ16の詳細構成については、後述する。
タッチプローブ20は、被測定物90に接触して、例えば被測定物90の座標を測定する。タッチプローブ20は、Zスライダ16に取り付けられているため、Zスライダ16のZ軸方向への移動に連動してZ軸方向に移動する。なお、Zスライダ16には、タッチプローブ20をZ軸方向において測定位置と待機位置との間で上下動させる移動機構が設けられている。
測定ヘッド22は、内壁面92の表面性状を非接触で測定する光学ヘッドである。測定ヘッド22は、Zスライダ16の下方にZ軸方向に沿って延びており、Zスライダ16のZ軸方向への移動に連動してZ軸方向に移動する。測定ヘッド22は、内壁面92の表面性状を非接触で測定する測定センサ24(図3参照)を含む。
測定センサ24は、表面性状として、例えば内壁面92の三次元形状を測定する。これにより、内壁面92の凹凸を測定可能となり、例えば、凹部の体積や、凹部の分布状態を測定できる。測定センサ24は、例えば、光の干渉によって生じる干渉縞の輝度情報を用いて内壁面92の表面性状を測定する光干渉センサである。光干渉センサは、例えば公知のマイケルソン型の干渉方式を用いており、光源、レンズ、参照ミラー及び撮像素子等を有する。なお、測定センサ24は、光干渉センサに限定されず、内壁面92に光の焦点を合わせて内壁面92の表面性状を測定する共焦点センサであってもよい。
X軸移動機構30は、被測定物90が載置されたステージ12をX軸方向(図1)に移動させる駆動機構である。X軸移動機構30は、ここでは送りねじ機構によって構成されているが、これに限定されず、例えばベルト機構によって構成されていてもよい。
Y軸移動機構32は、被測定物90が載置されたステージ12をY軸方向(図1)に移動させる駆動機構である。Y軸移動機構32は、例えば、X軸移動機構30と同様に送りねじ機構によって構成されている。
Z軸移動機構34は、XY面に直交するZ軸方向(図1)にZスライダ16(測定ヘッド22)を移動させる駆動機構である。Z軸移動機構34は、測定ヘッド22をZ軸方向において下降させることで、測定センサ24を内壁面92に対向させる。
図3は、測定ヘッド22の移動方向を説明するための図である。Z軸移動機構34は、図3(a)に示す矢印方向に測定ヘッド22を下降させる(具体的には、測定センサ24を円筒部内に位置させる)ことで、図3(b)に示すように、測定センサ24が内壁面92に対向する。
W軸移動機構36は、内壁面92に対向する測定ヘッド22の測定センサ24をW軸方向(測定センサ24の検出方向)に移動させる。W軸移動機構36は、例えば被測定物90の円筒部の中心から内壁面92へ向けて(図3(b)に示す矢印方向)、測定センサ24を移動させる。これにより、測定センサ24は、図3(c)に示すように内壁面92に接近することになる。
W軸移動機構36が測定センサ24をW軸方向へ移動させる際に、測定センサ24がW軸方向における所定のスキャン範囲(測定範囲)でスキャンを行って、内壁面92の表面性状を測定する。
θ軸移動機構38は、内壁面92に対向する測定ヘッド22(具体的には、測定センサ24)を内壁面92に沿って移動させる駆動機構である。具体的には、θ軸移動機構38は、内壁面92として円筒内壁面を有する被測定物90の円筒部の周方向であるθ軸方向(図4(c)に示す矢印方向)に、測定センサ24を回転させる。
本実施形態では、内壁面92を周方向において複数の測定領域に分割しており、測定センサ24は、各測定領域の表面性状を測定している。これにより、測定センサ24は、θ軸移動機構38によってθ軸方向(周方向)に移動することで、各測定領域の表面性状を測定できる。
制御装置70は、表面性状測定機1の動作全体を制御する。制御装置70は、記憶部72と制御部74を有する。
記憶部72は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。記憶部72は、制御部74が実行するためのプログラムや各種データを記憶する。例えば、記憶部72は、測定センサ24による内壁面92の測定結果や、測定結果に基づく内壁面92の表面性状の解析結果を記憶する。
制御部74は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部74は、記憶部72に記憶されたプログラムを実行することにより、表面性状測定機1の動作を制御する。例えば、制御部74は、X軸移動機構30、Y軸移動機構32、Z軸移動機構34、W軸移動機構36及びθ軸移動機構38を駆動させることで、被測定物90であるシリンダブロックの4つのシリンダの内壁面92を測定できる。また、制御部74は、測定結果に基づいて、内壁面92の表面性状を解析する。
<Zスライダの詳細構成>
図4を参照しながら、本発明の回転角制限機構の一例であるZスライダ16の詳細構成について説明する。
図4は、Zスライダ16の構成の一例を説明するための図である。図4では、説明の便宜上、Zスライダ16を覆うカバーを図示していない。
Zスライダ16は、図4に示すように、θ軸駆動モータ52と、回転シャフト54と、サポートベアリング56と、支持板58と、プローブ支持部59と、回転角制限部60とを有する。
θ軸駆動モータ52は、回転シャフト54及び測定ヘッド22をθ軸方向に回転させる駆動源である。θ軸駆動モータ52は、支柱部14に片持ち支持された固定部53に固定されている。
回転シャフト54は、θ軸駆動モータ52に連結された円筒状の回転部材であり、θ軸駆動モータ52によってθ軸方向に回転する。回転シャフト54の軸方向一端側がθ軸駆動モータ52に連結され、回転シャフト54の軸方向他端側が測定ヘッド22を支持している。このため、回転シャフト54と測定ヘッド22は、一緒に回転する。回転シャフト54は、1周以上回転可能である。
サポートベアリング56は、回転シャフト54の軸方向他端側に設けられており、θ軸駆動モータ52により回転中の回転シャフト54を支持する。サポートベアリング56は、例えばボールベアリングであり、支柱部14に支持された中間板57に設けられている。サポートベアリング56を設けることで、回転シャフト54の回転振れを抑制できるので、回転シャフト54と共に回転する測定ヘッド22の測定精度の低下を抑制できる。さらに、θ軸駆動モータ52が固定された固定部53が支柱部14に片持ち支持されているため、固定部53が撓む恐れがあるが、サポートベアリング56を設けて回転シャフト54を支持することで、撓みを抑制することができる。
支持板58は、測定ヘッド22を支持する平板状の部材である。支持板58は、測定ヘッド22を支持した状態で、W軸駆動モータ(不図示)によってW軸方向に移動する。なお、支持板58は、回転シャフト54と共に回転する。
プローブ支持部59は、Z軸方向に沿って設けられており、タッチプローブ20をZ軸方向に移動可能に支持する。具体的には、プローブ支持部59は、駆動部を有し、タッチプローブ20を上下動可能に支持する。
回転角制限部60は、測定ヘッド22を支持する回転シャフト54の回転角度を制限する機構である。回転シャフト54の回転角度を制限することで、測定ヘッド22に接続された複数のケーブルが捻れることに起因してケーブルに過大な負荷が作用することを抑制できる。
図5は、測定ヘッド22に接続されたケーブルを説明するための図である。測定ヘッド22には、複数のケーブルが接続されている。ここでは、図5(a)に示すように、2つのケーブル28a、28bが測定ヘッド22に接続されているものとする。ケーブル28a、28bは、例えば測定センサ24に接続された信号ケーブルや電源ケーブル、オプチカルファイバ等である。回転シャフト54が測定ヘッド22と共に回転すると、測定ヘッド22に接続されたケーブル28a、28bが、図5(b)に示すように捻れる。回転シャフト54の回転量が大きいと、ケーブル28a、28bの捻れが大きくなり、ケーブル28a、28bに過大な負荷が作用する恐れがある。
<回転角制限部の詳細構成>
図6~図8を参照しながら、回転角制限部60の詳細構成について説明する。
図6は、回転角制限部60の構成の一例を説明するための図である。図7及び図8は、回転シャフト54が回転する際の回転角制限部60の動作例を説明するための図である。なお、回転角制限部60は、図7(d)の状態の後に、図8(a)の状態に推移する。また、図6には、図4のθ軸駆動モータ52の上方から、回転シャフト54と回転角制限部60を見た際の状態が示されている。
図6に示すように、回転角制限部60は、揺動リンク62と、第1規制ピン63と、第2規制ピン64と、第1センサ部65と、第2センサ部66と、第1板ばね67と、第2板ばね68とを有する。回転角制限部60は、回転シャフト54の時計方向C2(第1方向)への所定角以上の回転(正転)と、回転シャフト54の反時計方向C1(第2方向)への所定角以上の回転(逆転)を制限する。
揺動リンク62は、揺動支点62aを中心に揺動可能に設けられた平板状のリンクである。揺動リンク62は、図7(b)に示す揺動方向C3と、図8(a)に示す揺動方向C4に揺動する。揺動リンク62は、揺動前には図6に示す待機位置に位置する。揺動リンク62は、図7(b)~図7(d)に示すように、回転シャフト54の回転中に回転シャフト54に設けられた突出ピン55に接触可能である。
揺動リンク62は、回転シャフト54が時計方向C2へ回転する際に回転シャフト54に接触した状態で揺動して時計方向C2への所定角度以上の回転を制限する回転角制限部材である。具体的には、揺動リンク62は、回転シャフト54が時計方向C2へ回転する際に、側面62bが突出ピン55に接触した状態で待機位置(図6に示す位置)から揺動方向C4(一方向)へ所定角度だけ揺動することで時計方向C2への所定角度以上の回転を制限する。
また、揺動リンク62は、回転シャフト54が反時計方向C1へ回転する際に回転シャフト54に接触した状態で揺動して反時計方向C1への所定角度以上の回転を制限する。具体的には、揺動リンク62は、回転シャフト54が反時計方向C1へ回転する際に、側面62bとは反対側の側面62cが突出ピン55に接触した状態で待機位置から揺動方向C3(逆方向)へ所定角度だけ揺動することで反時計方向C1への所定角度以上の回転を制限する(図8(a)参照)。
なお、本実施形態では、揺動リンク62の側面62bが第1側面に該当し、側面62cが第2側面に該当する。
第1規制ピン63及び第2規制ピン64は、図6に示すように、揺動リンク62(具体的には、揺動支点62a)の両側に位置しており、揺動リンク62の揺動を規制する。具体的には、第1規制ピン63は、回転シャフト54が時計方向C2へ回転する際に、待機位置から揺動方向C4へ揺動する揺動リンク62に接触して揺動リンク62の揺動を規制する。第2規制ピン64は、回転シャフト54が反時計方向C1へ回転する際に、待機位置から揺動方向C3へ揺動する揺動リンク62に接触して揺動リンク62の揺動を規制する(図8(a)参照)。
第1センサ部65及び第2センサ部66は、図6に示すように、第1規制ピン63、第2規制ピン64の後方に位置している。第1センサ部65及び第2センサ部66は、それぞれ、光を発する発光部と、発光部が発した光を受光する受光部を有する。
第1センサ部65は、揺動方向C4へ揺動した揺動リンク62によって遮光される。具体的には、揺動リンク62の遮光部62dが、第1センサ部65の発光部と受光部の間に位置することで、遮光される。また、第2センサ部66は、揺動方向C3へ揺動した揺動リンク62によって遮光される。具体的には、揺動リンク62の遮光部62dが、第2センサ部66の発光部と受光部の間に位置することで、遮光される(図7(d)参照)。
なお、第1センサ部65又は第2センサ部66が遮光されると、制御部74は、回転シャフト54の回転を停止させる。例えば、制御部74は、第1センサ部65が遮光されると、回転シャフト54の時計方向C2への回転を停止させる。また、制御部74は、第2センサ部66が遮光されると、回転シャフト54の反時計方向C1への回転を停止させる。
第1板ばね67及び第2板ばね68は、図6に示すように、揺動リンク62の両側に設けられており、揺動した揺動リンク62を付勢する付勢部材である。突出ピン55が揺動リンク62に接触しなくなった後に、第1板ばね67及び第2板ばね68は遮光した揺動リンク62を元の状態へ揺動させて、遮光状態を解除できる。
第1板ばね67は、揺動方向C4へ揺動した揺動リンク62を待機位置へ向かって付勢する。第1板ばね67は、揺動リンク62に接触可能な先端部67aを有する。第1板ばね67は、揺動リンク62が先端部67aに接触した状態で揺動することで、撓む。そして、第1板ばね67が撓んだ状態から元の状態へ復元する際に、先端部67aが揺動リンク62を待機位置へ向かって付勢する。
第2板ばね68は、揺動方向C3へ揺動した揺動リンク62を待機位置へ向かって付勢する。第2板ばね68は、揺動リンク62に接触可能な先端部68aを有する。第2板ばね68は、揺動リンク62が先端部68aに接触した状態で揺動することで、撓む(図8(a)参照)。そして、第2板ばね68が撓んだ状態から元の状態へ復元する際に、先端部68aが揺動リンク62を待機位置へ向かって付勢する。
次に、図7及び図8を参照しながら、回転シャフト54が回転する際の回転角制限部60の動作例について説明する。ここでは、図7(a)の状態から回転シャフト54が反時計方向C1に回転するものとする。
まず、回転シャフト54が図7(a)の状態から反時計方向C1に1周近く回転すると、図7(b)に示すように、回転シャフト54の突出ピン55が、揺動リンク62の側面62cに接触する。突出ピン55が側面62cに接触した状態で回転シャフト54が反時計方向C1に更に回転すると、図7(c)に示すように、揺動リンク62が揺動方向C3に揺動し、揺動リンク62の側面62bが、第2板ばね68の先端部68aに接触する。
側面62bが先端部67aに接触した状態で回転シャフト54が反時計方向C1に更に回転すると、図7(d)に示すように、揺動リンク62が揺動方向C3へ更に揺動する。これにより、第2板ばね68が撓むと共に、揺動リンク62の遮光部62dが第2センサ部66を遮光する。
回転シャフト54は、図8(a)に示すように、側面62bが第2規制ピン64に接触するまで回転可能である。この際、側面62bに接触した状態の第2板ばね68が、更に撓むことになる。側面62bが第2規制ピン64に接触することで、回転シャフト54が反時計方向C1へ回転できなくなる。
図8(a)に示す状態の回転シャフト54が時計方向C2に回転すると、図8(b)に示すように、撓んでいた第2板ばね68が元の状態へ復元する。この際、第2板ばね68に付勢された揺動リンク62が、付勢力によって揺動方向C4へ揺動する。これにより、揺動リンク62の遮光部62dも回転して第2センサ部66から離れることで、第2センサ部66の遮光状態も解除される。
回転シャフト54が時計方向C2への回転を継続すると、図8(c)に示すように、突出ピン55が揺動リンク62の側面62bから離れる。その後、回転シャフト54が時計方向C2へ更に回転すると、図8(d)に示すように、突出ピン55が揺動リンク62の側面62cに接触する。突出ピン55が側面62cに接触した状態で回転シャフト54が時計方向C2へ更に回転すると、揺動リンク62が揺動方向C4に揺動することになる。
<電源投入後の初期化動作における回転シャフト54の回転制御>
表面性状測定機1においては、電源投入前に、作業者等が回転シャフト54を手で回転することで、回転シャフト54の位置が変動することがある。手による回転シャフト54の回転角度が一定値を超えた場合には、表面性状測定機1は、回転シャフト54がどの程度回転したかを把握できないので、表面性状測定機1の電源投入後の初期化動作において、設計上の制限角度を超えて回転してしまう恐れがある。
そこで、本実施形態では、表面性状測定機1の初期化動作において、回転シャフト54を反時計方向C1及び時計方向C2に回転させて回転シャフト54を所定の基準位置に位置させる回転制御が行われる。回転シャフト54の回転制御は、制御装置70の制御部74が記憶部72に記憶されたプログラムを実行することで実現される。
以下では、図9及び図10を参照しながら、初期化動作における回転シャフト54の回転制御について説明する。
図9は、初期化動作における回転シャフト54の回転制御を説明するためのフローチャートである。図10は、初期化動作における突出ピン55の位置に応じた回転制御を説明するための模式図である。図10には、回転前の突出ピン55の位置が異なるケース1~ケース4が示されている。また、図10に示す位置S1、S2は、突出ピン55の制御位置を示し、ここでは、位置S1は0度の位置であり、位置S2は180度の位置であるものとする。本実施形態では、突出ピン55が位置S1に位置する際に、回転シャフト54が基準位置に位置する。
図9のフローチャートは、表面性状測定機1の電源投入後の初期化動作が開始されたところから開始される(ステップS102)。次に、制御部74は、位置S2(180度の位置)まで、回転シャフト54を反時計方向C1に回転させる(ステップS104)。
制御部74は、位置S2への回転シャフト54の回転中に、第2センサ部66が遮光された否かを判定する(ステップS106)。図10(a)に示すケース1や図10(d)に示すケース4の場合には、回転シャフト54が図10(a)及び図10(d)で(1)で示す回転を行うことで突出ピン55が揺動リンク62を揺動させないので、第2センサ部66は遮光されず(ステップS106:No)、回転シャフト54は位置S2に位置する(ステップS112)。
一方で、図10(b)に示すケース2や図10(c)に示すケース3の場合には、回転シャフト54が図10(b)及び図10(c)の(1)で示す回転を行うことで、突出ピン55が揺動リンク62を接触して揺動させることになり、第2センサ部66が遮光される(ステップS106:Yes)。すると、制御部74は、回転シャフト54の反時計方向C1の回転を停止させる(ステップS108)。その後、制御部74は、回転シャフト54を位置S2まで時計方向C2に回転させる(ステップS110)。すなわち、回転シャフト54は、図10(b)及び図10(c)の(2)で示す回転を行うことで、位置S2に位置する(ステップS112)。
次に、制御部74は、位置S1(0度の位置)まで、回転シャフト54を時計方向C2に回転させる(ステップS114)。すなわち、回転シャフト54は、図10(a)~10(d)の(3)に示す回転を行うことで、位置S1に位置する(ステップS116)。これにより、電源投入前に回転シャフト54が回転していても、電源投入後の初期化動作の完了後に回転シャフト54が基準位置に位置する。
上記の制御により、初期化動作の完了後には回転シャフト54が常に基準位置に位置することになるため、その後に表面性状測定機1を使用する場合に、回転シャフト54の位置を高精度に管理できる。
<本実施形態における効果>
上述した本実施形態のZスライダ16においては、複数のケーブル28a、28bが接続された測定ヘッド22を支持した回転シャフト54は、時計方向C2及び反時計方向C1に回転する。そして、揺動リンク62は、時計方向C2に回転する回転シャフト54に接触した状態で揺動して、回転シャフト54が時計方向C2への所定角以上の回転を制限し、反時計方向C1に回転する回転シャフト54に接触した状態で揺動して、回転シャフト54が反時計方向C1への所定角以上の回転を制限する。
上記の構成により、回転シャフト54は、揺動リンク62により回転を制限されることで、1回転強だけ回転することになる。このため、回転シャフト54と共に回転する測定ヘッド22の回転角も同様に抑制されるので、測定ヘッド22に接続されたケーブル28a、28bが捻れることを抑制できる。この結果、ケーブル28a、28bの捻れに起因してケーブル28a、28bに過大な負荷が作用することを防止できる。一方で、回転シャフト54は、1回転強だけ回転できるので、測定ヘッド22の測定センサ24による円筒部の内壁面92の表面形状の測定を適切に行える。
なお、上記では、被測定物90の内壁面92が、円筒部の内壁面であることとしたが、これに限定されない。例えば、内壁面92は、角筒部の内壁面であってもよい。
また、上記では、回転角制限機構が、表面性状測定機1に搭載されており、回転シャフト54の回転角を制限することとしたが、これに限定されない。例えば、回転角制限部60は、ケーブルが接続された支持体を支持する回転部材の回転角を制限できれば、工作機械等の他の装置に搭載されていてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 表面性状測定機
16 Zスライダ
22 測定ヘッド
28a、28b ケーブル
52 θ軸駆動モータ
54 回転シャフト
55 突出ピン
56 サポートベアリング
60 回転角制限部
62 揺動リンク
62a 揺動支点
62b、62c 側面
63 第1規制ピン
64 第2規制ピン
65 第1センサ部
66 第2センサ部
67 第1板ばね
68 第2板ばね
74 制御部
C1 反時計方向
C2 時計方向

Claims (8)

  1. 複数のケーブルが接続された支持体を支持した状態で、所定の回転軸を中心に1周以上回転可能な回転部材と、
    前記回転部材を第1方向へ正転させると共に、前記第1方向の逆方向である第2方向へ逆転させる駆動部と、
    前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に前記回転部材に接触した状態で揺動して前記第1方向への所定角度以上の正転を制限し、前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に前記回転部材に接触した状態で揺動して前記第2方向への所定角度以上の逆転を制限する回転角制限部材と、
    前記回転部材の前記第1方向への正転と前記回転部材の前記第2方向への逆転とを制御する制御部と、
    を備える回転角制限機構であって、
    前記制御部は、前記回転角制限機構が搭載された装置の電源投入後の初期化動作において、前記回転部材の前記第1方向への正転と前記第2方向への逆転とを行い、前記回転部材を基準位置に位置させる、回転角制限機構。
  2. 前記支持体は、被測定物の内壁面の表面性状を非接触で測定する測定ヘッドである、
    請求項1に記載の回転角制限機構。
  3. 前記回転部材は、前記回転角制限部材が接触可能に設けられた突出ピンを有し、
    前記回転角制限部材は、
    前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に、第1側面が前記突出ピンに接触した状態で待機位置から一方向へ所定角度だけ揺動することで前記第1方向への所定角度以上の正転を制限し、
    前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に、前記第1側面とは反対側の第2側面が前記突出ピンに接触した状態で前記待機位置から逆方向へ所定角度だけ揺動することで前記第2方向への所定角度以上の逆転を制限する、
    請求項1又は2に記載の回転角制限機構。
  4. 前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に、前記待機位置から前記一方向へ揺動する前記回転角制限部材に接触して前記回転角制限部材の揺動を規制する第1規制ピンと、
    前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に、前記待機位置から前記逆方向へ揺動する前記回転角制限部材に接触して前記回転角制限部材の揺動を規制する第2規制ピンと、を更に備える、
    請求項3に記載の回転角制限機構。
  5. 前記一方向へ揺動した前記回転角制限部材によって遮光される第1センサ部と、
    前記逆方向へ揺動した前記回転角制限部材によって遮光される第2センサ部と、
    前記第1センサ部が遮光されると前記回転部材の前記第1方向への正転を停止させ、前記第2センサ部が遮光されると前記回転部材の前記第2方向への逆転を停止させる制御部と、を更に備える、
    請求項3又は4に記載の回転角制限機構。
  6. 前記駆動部は、前記回転軸の軸方向の一端側に設けられており、
    前記軸方向の他端側に設けられ、前記回転部材を支持するベアリングを更に備える、
    請求項1からのいずれか1項に記載の回転角制限機構。
  7. 前記制御部は、
    前記初期化動作時に、前記回転部材を所定の回転位置まで前記第2方向に回転させ、
    前記所定の回転位置に回転するまでに前記第2センサ部が遮光されない場合には、前記所定の回転位置に位置する前記回転部材を前記第1方向に回転させて前記基準位置に位置させ、
    前記所定の回転位置への回転中に前記第2センサ部が遮光されると、前記第2方向への回転を停止した前記回転部材を前記第1方向に回転させて前記所定の回転位置に位置させた後に、前記第1方向に更に回転させて前記基準位置に位置させる、
    請求項に記載の回転角制限機構。
  8. 複数のケーブルが接続された支持体を支持した状態で、所定の回転軸を中心に1周以上回転可能な回転部材と、
    前記回転部材を第1方向へ正転させると共に、前記第1方向の逆方向である第2方向へ逆転させる駆動部と、
    前記回転部材が前記第1方向へ正転する際に前記回転部材に接触した状態で揺動して前記第1方向への所定角度以上の正転を制限し、前記回転部材が前記第2方向へ逆転する際に前記回転部材に接触した状態で揺動して前記第2方向への所定角度以上の逆転を制限する回転角制限部材と、
    待機位置から見て一方向へ揺動した前記回転角制限部材によって遮光される第1センサ部と、
    逆方向へ揺動した前記回転角制限部材によって遮光される第2センサ部と、
    前記一方向へ揺動した前記回転角制限部材を前記待機位置へ向かって付勢して前記回転角制限部材を揺動させて、前記第1センサ部の遮光状態を解除する第1板バネ部材と、
    前記逆方向へ揺動した前記回転角制限部材を前記待機位置へ向かって付勢して前記回転角制限部材を揺動させて、前記第2センサ部の遮光状態を解除する第2板バネ部材と、
    を備える、回転角制限機構。

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