JP7106094B2 - インキ補充装置 - Google Patents

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本発明は、インキを消費する筆記具等に詰め替え用のインキを補充するためのインキ補充装置又はインキ補充装置を用いて筆記具等にインキを補充する方法に関する。
従来、インキを消費する筆記具に詰め替え用のインキを手動で補充するためのインキ補充装置が開示されている(例えば特許文献1)。
特許第4203383号公報
例えば特許文献1に記載の従来のインキ補充装置おいては、筆記具にインキを補充するためのポンプを使用者が操作レバーを手動で操作しなければならず煩雑であること、また筆記具のセット状態やインキの補充量も目視で確認する必要があり、使用者が十分注意しなければ、インキの溢れ出しなどの操作ミスや誤作動が生じるおそれもあった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、筆記具等へのインキの補充を自動化等することにより、インキ補充の際の操作性を改善し、又は人為的なミスによる誤作動を防止できる等のインキ補充装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、筆記具にインキを補充するためのインキ補充装置であって、ケースと、前記ケースの外部から設置可能なインキボトルと、前記インキボトル内のインキを液送するよう配置されたポンプと、前記ポンプに接続され上下動可能に配置された吐出ノズルと、前記吐出ノズルを上下に駆動するノズル駆動手段と、前記ケースの外部から筆記具を取り付け可能な筆記具取付部と、前記筆記具取付部に取り付けられた筆記具を検知可能な筆記具センサーと、制御基板とを備え、前記制御基板が、前記筆記具センサーから送信される取付検知信号に基づいて前記ノズル駆動手段を作動して前記吐出ノズルを前記筆記具のインキタンクに挿入する制御を行うノズル制御手段と、前記吐出ノズルが前記インキタンクに挿入された後、前記ポンプを作動して前記インキボトル内のインキを前記吐出ノズルを介して前記インキタンクに補充する制御を行うポンプ制御手段とを備えている、インキ補充装置である。
インキ補充装置は、前記インキタンク内のインキの残量を検知可能なインキ残量センサーを更に備え、前記ポンプ制御手段が、前記筆記具センサーにより筆記具が前記筆記具取付部に取り付けられていることを検知し、かつ、前記インキ残量センサーにより検知されたインキの残量が所定量以下であるときに前記ポンプを作動させて前記インキタンクにインキを補充する制御を行うことが好ましい。
また、インキ補充装置は、前記ポンプがモータの回転方向により吐出側及び吸込側の各ポートが切り換わる双方向型ポンプからなり、前記ポンプ制御手段は、前記インキ残量センサーにより検知されたインキの残量が所定量に達したときに前記モータを逆回転させる制御を行うことが好ましい。
また、インキ補充装置は、前記インキタンクのインキ補充口に内部のばねの弾発力により当該インキ補充口を常時塞ぐ弁体が設けられており、前記吐出ノズルの下動時に当該吐出ノズルの先端部が前記弁体に当接しながら前記ばねの弾発力に抗して当該弁体を押し下げることにより、前記インキ補充口が開放するよう構成されていることが好ましい。
また、インキ補充装置は、前記吐出ノズルのインキ吐出口が、前記弁体に当接しない先端部の側壁の少なくとも一部に形成されていることが好ましい。
また、インキ補充装置は、前記インキボトルに貯留されている補充用インキの貯留量を測定するための貯留量センサーを更に備え、前記制御基板が、前記貯留量センサーにより検知された補充用インキの貯留量が所定量よりも少なくなったときに、前記インキボトルを自動的に発注するインキボトル発注手段を更に備えていることが好ましい。
本発明のインキ補充装置によれば、筆記具へのインキの補充を自動化することで、インキ補充の際の操作性を従来よりも大幅に改善することができる。これにより、人為的な操作ミスによる誤作動等を極力防止することができる。
インキ補充装置の外観斜視図である。 インキ補充装置の内部構造を示す斜視図である(吐出ノズルが初期位置)。 インキ補充装置の内部構造を示す斜視図である(吐出ノズルが下動位置)。 インキ補充装置の内部を模式化して示す正面図である(吐出ノズルが初期位置)。 インキ補充装置の内部を模式化して示す正面図である(吐出ノズルが下動位置)。 インキタンク上部の断面図である。 インキタンクに吐出ノズルが挿入した状態を示す断面図である。 筆記具取付部の背後に設けた筆記具センサーの動作を説明するための図である。 インキ補充の制御動作を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態によるインキ補充装置1を説明する。インキ補充装置1は、インキを消費する筆記具(例えばマーカーペン)に詰め替え用のインキを補充するための装置である。ここで、図1は、インキ補充装置1の外観斜視図である。図2及び3は、蓋ケース10Aを外した状態でインキ補充装置1の内部構造を示す斜視図である。図4及び5は、インキ補充装置1の構成要素を説明するため内部を模式化して示す正面図である。
特に図4に示すように、インキ補充装置1は、硬質の樹脂又は板金等により形成された蓋ケース10A及び本体ケース10Bを備え、そのケース内に、インキボトル20、ポンプ30、吐出ノズル40、ノズル駆動手段50、筆記具取付部60及び制御基板70などが設けられている。
インキボトル20は、筆記具80への補充用インキを貯留している交換可能なボトルであり、蓋ケース10A及び本体ケース10Bの一部が空洞となったボトル収容部11に着脱可能に設置される。本実施形態では、本体ケース10B内の左下部にインキボトル設置用のソケット部12が設けられ、インキボトル20下部のインキ供給ニップルがソケット部12に挿着される。
ソケット部12には、インキボトル20の設置状態を検知するためのボトル設置センサー13が内蔵されている。インキボトル20がソケット部12に正常に設置されると、ボトル設置センサー13は、ボトル設置信号を制御基板70に出力するように構成されている。
また、ソケット部12には、インキボトル20の重量を検知することにより、インキの貯留量を測定することが可能な貯留量センサー14が設けられている。貯留量センサー14は、一定以上の重量を閾値にしてオンオフするセンサスイッチでもよいが、インキボトル20の重量をアナログ又はデジタルの信号値に変換して制御基板70に出力する変量センサーであることが好ましい。その場合、制御基板70は、貯留量センサーが示す信号値に基づいて、インキボトル20内のインキの貯留量を判断することができる。
なお、他の態様として、貯留量センサーは、インキボトル20のインキレベル(液面)を光学的に検知可能な光学式センサーであってもよい。また、上述のボトル設置センサーを貯留量センサーが兼用してもよい。また、インキボトル20の大まかなインキの量が、ケース10A、10Bに設けた窓等を透して、目視確認可能であることが好ましい。
ポンプ30は、ポンプモータ31の回転方向により吐出側及び吸込側の各ポートが切り換わる双方向型の送液ポンプであることが好ましい。このような送液ポンプとして、例えばチュービングポンプを採用することができる。本実施形態では、フレキシブルチューブ34を介して、ポンプ30の第一ポート32と、インキボトル20が設置されているソケット部12とが接続されている。また、フレキシブルチューブ35を介して、ポンプ30の第二ポート33と、吐出ノズル40とが接続されている。ここで、ポンプモータ31を順方向に回転させた場合には、第一ポート32が吸込(イン)側となり、第二ポート33が吐出(アウト)側となる。その結果、インキボトル20内のインキが吸い上げられて、インキが吐出ノズル40に液送される。他方、ポンプモータ31を逆回転させた場合には、第一ポート32が高圧、第二ポート33が低圧(又は負圧)となる。これにより、例えばインキ補充後に吐出ノズル40に残留したインキを効率よく吸い取ることができる。
吐出ノズル40は、中空で円筒状のカプセル41の中に格納されており、カプセル41とともに上下動可能に配置されている。より詳細には、カプセル41は、垂直姿勢が維持されて上下移動するよう案内する案内プレート部材42に係合している。また、カプセル41の側壁から左に延びる連結部41aの先端には、吐出ノズル40及びカプセル41の長手方向(垂直方向)と平行にギア歯を配列したラックギア43が設けられている。ノズル駆動手段50であるモータのピニオンギア51はこのラックギア43に噛合し、その回転がカプセル41を介して吐出ノズル40の上下動に変換されるよう構成されている。
ノズル駆動手段50により吐出ノズル40が下動すると、カプセル41が筆記具80のインキタンク81の外側を覆い被さるようにして、内部の吐出ノズル40がインキタンク81のインキ補充口810に挿入される(図5参照)。
インキタンク81のインキ補充口810は、インキの漏れ出しや乾燥等を防ぐ、いわゆる逆止弁の構造を有している。ここで、インキ補充口810の構造をより詳細に説明する。図6に示すように、インキタンク81の上部には、タンクの内部に向けて凹状に窪む弁室811が形成されている。この弁室811の上端の開口部にはパッキン814が装着され、そのパッキン814の中央の孔がインキ補充口810となっている。弁室811の底部は、注入されたインキを滞りなくタンク内に流下させるために、底孔811aの周囲が漏斗状に形成されている。
弁室811には、圧縮状態のコイルばね812と弁体(プランジャー)813とが収容されている。弁体813は、円柱状のヘッド部813aと、ヘッド部813aの下部に接続する円錐部813bと、円錐部813bの下面中心から下方に延びるロッド部813cとを有している。弁体813のロッド部813cは、弁室811の段部811bに設置したコイルばね812を貫通し、そして弁室811の底孔811aに挿入されている。
コイルばね812の弾発力は、常時、弁体813の円錐部813bの下部に作用している。これにより、円錐部813bのテーパー状の上面が、パッキン814のテーパー状の下面に押し付けられ、通常はインキ補充口810が弁体813で閉塞された状態にある。
吐出ノズル40の下動時には、図7に示すように、当該吐出ノズル40の先端部がインキ補充口810の弁室811に挿入し、弁体813のヘッド部813aに当接しながらコイルばね812の弾発力に抗して当該弁体813を押し下げる。これにより、インキ補充口810の弁が開放する。吐出ノズル40の先端部には、弁体813のヘッド部813aに当接しない側壁の一部に、スリット孔状のインキ吐出口40aが形成されている。このインキ吐出口40aから吐出したインキは、弁室811から底孔811aを抜けてインキタンク81の中に補充される。
本体ケース10Bの右下部に設けられる筆記具取付部60は、蓋ケース10Aの取付凹部10Aaを介して露出しており、この取付凹部10Aaを介して、筆記具80がケースの外部から取り付けができるように構成されている(図1参照)。本実施形態では、筆記具80のペン先を覆うキャップ82の部分が筆記具取付部60に着脱可能に取り付けられる。また、筆記具取付部60の背後には、図8に示すように、当該筆記具取付部60に取り付けられた筆記具80を検知可能な筆記具センサー61が設けられている。筆記具センサー61は、例えばマイクロスイッチからなり、筆記具80のキャップ82が接触子61aを押し下げ、接触子61aが所定量回動するとオンするよう構成されている。このような筆記具センサー61により、筆記具取付部60への筆記具80の取り付け状態を検知することができる。筆記具80が筆記具取付部60に正常に取り付けられると、筆記具センサー61から取付検知信号が制御基板70に出力される。
また、本実施形態のインキ補充装置1には、筆記具80のインキタンク81内のインキの残量を検知可能なインキ残量センサー62が設けられている。インキ残量センサー62は、透明なインキタンク81を透して内部のインキを検知可能な光学式センサーであることが好ましい。この光学式のインキ残量センサー62によれば、インキタンク81のインキの残量が所定量以下の場合、インキタンク81を光が透過し、インキ残量センサー62の受光部がその透過光を検知することにより、インキエンプティ信号を制御基板70に出力することができる。またインキ残量センサー62は、インキタンク81に補充されたインキのレベルが所定値に達し、インキタンク81を透過する光が遮断された場合に、インキフル信号を出力するものであってもよい。
次に、制御基板70による制御動作を説明する。ここで、次に説明する各種制御手段は、何れも制御基板70に設けられている演算処理ユニット(例えばCPU)が、データ記憶手段(例えばROM)に記憶されたプログラムに従って演算処理を実行することで、所定の制御機能が実現される。
先ず、インキボトル監視手段は、バックグラウンドの処理により、ボトル設置センサー13からの検知信号に基づいてインキボトル20の設置状態を常時監視している。インキボトル監視手段は、インキ補充装置1にインキボトル20が正常に設置されていないと判断すると、ボトルエラー信号又は警告信号を出力する。またユーザにインキボトルの設置を促す案内信号を出力してもよい。
また、インキボトル監視手段は、貯留量センサー14からの信号に基づいて、インキボトル20内のインキの貯留量を常時監視する。インキボトル監視手段は、インキの貯留量が所定量以上のときには、インキ補充動作が可能と判断し、レディ信号を出力することができる。また、インキの貯留量が所定量よりも少なくなった場合に、インキが間もなく無くなることを警告する警告信号を出力してもよい。
なお、インキ補充装置1は、インキボトル20内のインキの貯留量が所定量よりも少ない場合に、交換用のインキボトルを自動的に発注するインキボトル発注手段を備えてもよい。インキボトル発注手段は、例えばインターネット経由で、例えば予め定めたインキ供給業者に対し直接発注処理を行ってもよい。また、ネットワーク上の例えば筆記具メーカ等が運営する管理サーバに発注情報を送信し、その情報に基づいて管理サーバが、提携するインキ供給業者等にインキボトルの発注処理を行ってもよい。更に、管理サーバが、インキ補充装置1のインキ貯留量等の状態を随時監視し、インキの貯留量が少なくなったと判断したとき又はインキが無くなるまでの期間を予測してインキボトルを自動発注するようにしてもよい。
上述したように、インキ補充装置1においては、所定量以上のインキが貯留されたインキボトル20が正常に設置されている等の諸条件が確認された場合にレディ(準備完了)状態となり、インキの自動補充が可能となる。そこで次に、インキ補充装置1により自動的に行われるインキ補充の制御動作について、図9のフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
先ず、筆記具監視手段は、筆記具センサー61からの検知信号に基づいて、筆記具80が筆記具取付部60に取り付けられているか否かを検知する(ステップS1)。筆記具80がインキ補充装置1に正常に取り付けられたと判断すると(ステップS1:YES)、筆記具監視手段は、インキ残量センサー62からの検知信号に基づいて、筆記具80のインキタンク81内のインキの残量を検知する(ステップS2)。インキタンク81の液面がインキ残量センサー62と同レベル、つまりインキ補充の必要がないと判断した場合には(ステップS2:NO)、インキ補充は行わずに処理が終了する。
インキタンク81の液面がインキ残量センサー62の位置よりも低い場合、つまりインキの残量が所定量以下の場合には(ステップS2:YES)、ノズル制御手段は、ノズル駆動手段50のモータを作動して、吐出ノズル40を下降させる(ステップS3)。このとき吐出ノズル40がインキタンク81内に挿入し、内部の弁体813を押し下げることにより、インキ補充口810の弁が開放する。
ノズル制御手段は、吐出ノズル40が規定の下動位置に達すると、ノズル駆動手段50のモータの回転を停止させる。そして、ポンプ制御手段は、ポンプモータ31を順方向に回転させてポンプ30を作動し、インキタンク81にインキを補充する(ステップS4)。そして、インキの補充量が所定量(満杯)に達するまで(ステップS5:NO)、ポンプ30の作動を継続する(ステップS6)。
インキタンク81の液面がインキ残量センサー62のレベル、つまりインキの補充量が所定量に達すると(ステップS5:YES)、ポンプ制御手段は、ポンプモータ31を所定時間(例えば数秒)逆回転させ、吐出ノズル40のインキを吸い上げる(ステップS7)。これにより、吐出ノズル40に残留するインキの固着や流路の詰まり又は狭窄を防止することができる。
そして、ノズル制御手段は、ノズル駆動手段50のモータを逆回転し、吐出ノズル40を初期位置に上昇させる(ステップS8)。吐出ノズル40がインキタンク81から抜け出ることにより、インキ補充口810が弁体813で閉じられ、インキの補充が完了する。
なお、ステップS3の吐出ノズル40の下動開始から、ステップS8の初期位置(上位置)に戻るまでのインキ補充処理の間、インキボトル20が不用意に取り外されないよう、ソケット部12をロックすることが好ましい。また、ステップS2で筆記具80を正常に取り付けた後、ユーザがインキ補充開始操作をしてから、ステップS3からのインキ補充処理を行うようにしてもよい。
1 インキ補充装置
10A 蓋ケース
10B 本体ケース
12 ソケット部
13 ボトル設置センサー
14 貯留量センサー
20 インキボトル
30 ポンプ
31 ポンプモータ
40 吐出ノズル
41 カプセル
43 ラックギア
50 ノズル駆動手段
51 ピニオンギア
60 筆記具取付部
61 筆記具センサー
62 インキ残量センサー
70 制御基板
80 筆記具
81 インキタンク
810 インキ補充口
811 弁室
812 コイルばね
813 弁体
814 パッキン
82 キャップ

Claims (5)

  1. 筆記具にインキを補充するためのインキ補充装置であって、
    ケースと、前記ケースの外部から設置可能なインキボトルと、前記インキボトル内のインキを液送するよう配置されたポンプと、前記ポンプに接続され上下動可能に配置された吐出ノズルと、前記吐出ノズルを上下に駆動するノズル駆動手段と、前記ケースの外部から筆記具を取り付け可能な筆記具取付部と、前記筆記具取付部に取り付けられた筆記具を検知可能な筆記具センサーと、制御基板とを備え、
    前記制御基板が、前記筆記具センサーから送信される取付検知信号に基づいて前記ノズル駆動手段を作動して前記吐出ノズルを前記筆記具のインキタンクに挿入する制御を行うノズル制御手段と、前記吐出ノズルが前記インキタンクに挿入された後、前記ポンプを作動して前記インキボトル内のインキを前記吐出ノズルを介して前記インキタンクに補充する制御を行うポンプ制御手段とを備え
    前記インキタンク内のインキの残量を検知可能なインキ残量センサーを更に備え、
    前記ポンプ制御手段が、前記筆記具センサーにより筆記具が前記筆記具取付部に取り付けられていることを検知し、かつ、前記インキ残量センサーにより検知されたインキの残量が所定量以下であるときに前記ポンプを作動させて前記インキタンクにインキを補充する制御を行う、インキ補充装置。
  2. 前記ポンプがモータの回転方向により吐出側及び吸込側の各ポートが切り換わる双方向型ポンプからなり、前記ポンプ制御手段が、前記インキ残量センサーにより検知されたインキの残量が所定量に達したときに前記モータを逆回転させる制御を行う、請求項に記載のインキ補充装置。
  3. 前記インキタンクのインキ補充口に内部のばねの弾発力により当該インキ補充口を常時塞ぐ弁体が設けられており、前記吐出ノズルが、下動時に当該吐出ノズルの先端部が前記弁体に当接しながら前記ばねの弾発力に抗して当該弁体を押し下げることにより、前記インキ補充口が開放するよう構成されている、請求項1又は2に記載のインキ補充装置。
  4. 前記吐出ノズルのインキ吐出口が、前記弁体に当接しない先端部の側壁の少なくとも一部に形成されている、請求項に記載のインキ補充装置。
  5. 前記インキボトルに貯留されている補充用インキの貯留量を測定するための貯留量センサーを更に備え、前記制御基板が、前記貯留量センサーにより検知された補充用インキの貯留量が所定量よりも少なくなったときに、前記インキボトルを自動的に発注するインキボトル発注手段を更に備えている、請求項1~の何れか1項に記載のインキ補充装置。
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