JP7105598B2 - モータ、ブラシレスワイパーモータ、及びモータの駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ、ブラシレスワイパーモータ、及びモータの駆動方法に関するものである。
ブラシレスモータ(以下、単にモータと称することがある)は、コイルが巻回されたティースを有するステータと、ステータの径方向内側に回転自在に設けられたロータと、を備えている。周方向で隣り合うティース間には、スロットが形成される。このスロットを通して各ティースにコイルが巻回される。
ステータには、コイルに給電を行うことにより鎖交磁束が形成される。ロータは、シャフトと、このシャフトに外嵌固定される略円柱状のロータコアと、ロータコアに設けられた永久磁石と、を有している。そして、ステータに形成された鎖交磁束とロータコアに設けられた永久磁石との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、ロータが継続的に回転する。
ここで、ロータに永久磁石を配置する方式として、ロータコアの外周面に永久磁石を配置する方式(SPM:Surface Permanent Magnet)がある。このSPM方式のロータにおいて、高トルク化を図るためのさまざまな方法が提案されている。
例えば、ロータコアの外周面において、周方向で隣り合う永久磁石の間に、径方向外側に向かって突出する突極を設けたロータが提案されている。突極を設けることにより、ロータコアにおいて、ステータのコイルによる鎖交磁束(q軸磁束)が流れやすい方向と、鎖交磁束の流れにくい方向(d軸方向)とが形成される。この結果、ロータコアにリラクタンストルクが発生するので、このリラクタンストルクもロータの回転力に寄与させることができる。
特開2002-262533号公報
ところで、本発明者らは、上述の従来技術のようにロータコアに突極を設け、永久磁石の磁極数とティースの個数との比が2:3のモータにおいて、コイルの結線方式をY結線とし、さらに、コイルに印加する駆動電圧の電圧波形を、基本正弦波に5次高調波を重畳させた波形とすることで、磁気振動(電磁振動)を大幅に低減できることを見出した。とりわけ、12次の磁気振動を大幅に低減できることが確認されている。しかしながら、5次高調波を重畳した駆動電圧を印加すると、出力デューティがデューティ上限値を超えてしまうので、出力デューティを低減しなければならないという課題があった。
より詳しく、図9、図10に基づいて説明する。
図9は、縦軸を駆動電圧のデューティ[%]とし、横軸を駆動電圧の位相[°]としたときの駆動電圧の波形を示すグラフであり、(a)は、駆動電圧の基本正弦波の波形を示し、(b)は、基本正弦波と同位相で5次高調波を重畳した波形を示し、(c)は、(b)の駆動電圧のディーティを低減させた波形を示す。なお、図9(a)~図9(c)の縦軸、及び横軸の目盛は、同一とする。なお、図9中、「+5次」とは、基本正弦波に5次高調波が重畳されていることを示す。
図9(b)に示すように、基本正弦波と同位相で5次高調波を重畳させた波形では、上限値(ピーク値)が基本正弦波の出力デューティのデューティ上限値(図9(a)に示す、基本正弦波のピーク値、以下、基本正弦波のデューティ上限値という)を超えてしまう。この場合、駆動電圧の波形が乱れてしまい、モータの動作が安定しなくなってしまう。このため、図9(c)に示すように、基本正弦波と同位相で5次高調波を重畳させた波形では、出力デューティを低減させ、上限値が基本正弦波の出力デューティのデューティ上限値を超えないように調整する必要がある。このように調整した場合、出力デューティを低減する分、モータの出力性能が低下してしまう。
図10は、縦軸をロータの回転数[rpm]、及びモータに供給する電流値[A]とし、横軸をモータのトルク[N.m]としたときの回転数、及び電流値の変化(以下、これらの値を、総じてモータ特性という場合がある)を示し、5次高調波を重畳させた駆動電圧(5次高調波あり)と、5次高調波を重畳させない基本正弦波の駆動電圧と、を比較したグラフである。
図10に示すように、5次高調波を重畳させた駆動電圧は、出力デューティを低減する分、モータ特性が低下してしまうことが確認できる。
そこで、本発明は、永久磁石の磁極数とティースの個数との比が2:3の場合において、磁気振動を抑えつつ、十分なモータ特性を得ることができるモータ、ブラシレスワイパーモータ、及びモータの駆動方法を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るモータは、環状のステータコア、及び前記ステータコアの内周面から径方向内側に向かって突出する複数のティースを有するステータと、前記ティースに巻回されるコイルと、前記ステータコアの径方向内側で回転するシャフトと、前記シャフトに固定され、前記シャフトの回転軸線を径方向中心とするロータコアと、前記ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、前記ロータコアの前記外周面の周方向で隣り合う前記永久磁石の間に、径方向外側に向かって突出形成され、前記永久磁石の周方向側面が当接された突極と、を備え、前記永久磁石の磁極数と前記ティースの個数との比が2:3に設定されており、前記コイルは、3相構造とされてY結線されており、前記コイルに印加する駆動電圧の波形は、基本正弦波に5次高調波が重畳された波形であり、前記5次高調波は、前記基本正弦波の位相に対して逆位相であり、前記突極は、周方向で対向する両側面が平行となるように形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、永久磁石の磁極数とティースの個数との比が2:3のモータにおいて、5次高調波を重畳した駆動電圧の出力デューティを低減させることなく、この駆動電圧の上限値が基本正弦波のデューティ上限値を超えてしまうことを防止できる。このため、磁気振動を抑えつつ、十分なモータ特性を得ることができる。
本発明に係るブラシレスワイパーモータは、上記に記載のモータを備えたことを特徴とする。
このように構成することで、磁気振動を抑えつつ、十分なモータ特性を得ることが可能なブラシレスワイパーモータを提供できる。
本発明に係るモータの駆動方法は、環状のステータコア、及び前記ステータコアの内周面から径方向内側に向かって突出する複数のティースを有するステータと、前記ティースに巻回されるコイルと、前記ステータコアの径方向内側で回転するシャフトと、前記シャフトに固定され、前記シャフトの回転軸線を径方向中心とするロータコアと、前記ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、前記ロータコアの前記外周面の周方向で隣り合う前記永久磁石の間に、径方向外側に向かって突出形成され、前記永久磁石の周方向側面が当接された突極と、を備え、前記突極は、周方向で対向する両側面が平行となるように形成されており、前記永久磁石の磁極数と前記ティースの個数との比が2:3に設定されており、前記コイルは、3相構造とされてY結線されているモータの駆動方法であって、前記コイルに、基本正弦波に5次高調波が重畳された波形の駆動電圧を印加し、前記5次高調波は、前記基本正弦波の位相に対して逆位相であることを特徴とする。
このような方法とすることで、永久磁石の磁極数とティースの個数との比が2:3のモータにおいて、5次高調波を重畳した駆動電圧の出力デューティを低減させることなく、この駆動電圧の上限値が基本正弦波のデューティ上限値を超えてしまうことを防止できる。このため、磁気振動を抑えつつ、十分なモータ特性を得ることができる。
本発明によれば、永久磁石の磁極数とティースの個数との比が2:3のモータにおいて、5次高調波を重畳した駆動電圧の出力デューティを低減させることなく、この駆動電圧の上限値が基本正弦波のデューティ上限値を超えてしまうことを防止できる。このため、磁気振動を抑えつつ、十分なモータ特性を得ることができる。
本発明の実施形態におけるワイパーモータの斜視図である。 図1のA-A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態におけるステータ及びロータの構成図である。 本発明の実施形態におけるコイルの結線図であり、(a)は、各相を直列に結線した場合を示し、(b)は、各相を並列に結線した場合を示す。 図3のA部拡大図である。 本発明の実施形態における各電圧波形を示し、コイルの結線方式をY結線方式とした場合のグラフである。 本発明の実施形態における各電圧波形を示し、コイルの結線方式をデルタ結線方式とした場合のグラフである。 本発明の実施形態におけるモータ特性とデルタ結線におけるモータ特性とを比較したグラフである。 従来の駆動電圧の波形を示すグラフであり、(a)は、駆動電圧の基本正弦波の波形を示し、(b)は、基本正弦波と同位相で5次高調波を重畳した波形を示し、(c)は、(b)の駆動電圧のディーティを低減させた波形を示す。 従来のモータ特性を示し、5次高調波を重畳させた駆動電圧と、5次高調波を重畳させない基本正弦波の駆動電圧と、を比較したグラフである。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ワイパーモータ)
図1は、ワイパーモータ1の斜視図である。図2は、図1のA-A線に沿う断面図である。
図1、図2に示すように、ワイパーモータ1は、例えば車両に搭載されるワイパの駆動源となる。ワイパーモータ1は、モータ部2と、モータ部2の回転を減速して出力する減速部3と、モータ部2の駆動制御を行うコントローラ部4と、を備えている。
なお、以下の説明において、単に軸方向という場合は、モータ部2のシャフト31の回転軸線方向をいい、単に周方向という場合は、シャフト31の周方向をいい、単に径方向という場合は、シャフト31の径方向をいうものとする。
(モータ部)
モータ部2は、モータケース5と、モータケース5内に収納されている略円筒状のステータ8と、ステータ8の径方向内側に設けられ、ステータ8に対して回転可能に設けられたロータ9と、を備えている。モータ部2は、ステータ8に電力を供給する際にブラシを必要としない、いわゆるブラシレスモータである。
(モータケース)
モータケース5は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料に形成されている。モータケース5は、軸方向に分割可能に構成された第1モータケース6と、第2モータケース7と、からなる。第1モータケース6及び第2モータケース7は、それぞれ有底筒状に形成されている。
第1モータケース6は、底部10が減速部3のギヤケース40と接合されるように、このギヤケース40と一体成形されている。底部10の径方向略中央には、ロータ9のシャフト31を挿通可能な貫通孔10aが形成されている。
また、第1モータケース6の開口部6aに、径方向外側に向かって張り出す外フランジ部16が形成されているとともに、第2モータケース7の開口部7aに、径方向外側に向かって張り出す外フランジ部17が形成されている。これら外フランジ部16,17同士を突き合わせて内部空間を有するモータケース5を形成している。そして、モータケース5の内部空間に、第1モータケース6及び第2モータケース7に内嵌されるようにステータ8が配置されている。
(ステータ)
図3は、ステータ8及びロータ9の構成を示し、軸方向からみた図に相当する。
図2、図3に示すように、ステータ8は、径方向に沿う断面形状が略円形となる筒状のコア部21と、コア部21から径方向内側に向かって突出する複数(例えば、本実施形態では6つ)のティース22と、が一体成形されたステータコア20を有している。ステータコア20は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりしてなる。
ティース22は、コア部21の内周面から径方向に沿って突出するティース本体101と、ティース本体101の径方向内側端から周方向に沿って延びる鍔部102と、が一体成形されたものである。鍔部102は、ティース本体101から周方向両側に延びるように形成されている。そして、周方向で隣り合う鍔部102の間に、スロット19が形成される。
また、コア部21の内周面、及びティース22は、樹脂製のインシュレータ23によって覆われている。このインシュレータ23の上から各ティース22にコイル24が巻回されている。各コイル24は、コントローラ部4からの給電により、ロータ9を回転させるための磁界を生成する。
図4は、コイル24の結線図であり、(a)は、各相を直列に結線した場合を示し、(b)は、各相を並列に結線した場合を示す。
図4(a)、図4(b)に示すように、コイル24は、U相、V相、W相の3相構造とされている。また、コイル24の結線方式は、Y結線(スター結線)方式とされている。
図4(a)に示すように、コイル24の結線構造を、同相のコイル24を直列に結線したY結線構造としてもよいし、図4(b)に示すように、コイル24の結線構造を、同相のコイル24を並列に結線したY結線構造としてもよい。
(ロータ)
図5は、図3のA部拡大図である。
図3、図5に示すように、ロータ9は、ステータ8の径方向内側に微小隙間を介して回転自在に設けられている。ロータ9は、減速部3を構成するウォーム軸44(図2参照)と一体成形されたシャフト31と、シャフト31に外嵌固定されこのシャフト31を軸心(回転軸線)C1とする略円柱状のロータコア32と、ロータコア32の外周面32bに設けられた4つの永久磁石33と、を備えている。
このように、モータ部2において、永久磁石33の磁極数とスロット19(ティース22)の数との比は、2:3である。なお、永久磁石33としては、例えば、フェライト磁石が用いられる。しかしながら、これに限られるものではなく、永久磁石33として、フェライト磁石に代わってネオジムボンド磁石やネオジム焼結磁石を適用することも可能である。
ロータコア32は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層したり、軟磁性粉を加圧成形したりしてなる。ロータコア32の径方向略中央には、軸方向に貫通する貫通孔32aが形成されている。この貫通孔32aに、シャフト31が圧入されている。なお、貫通孔32aに対してシャフト31を挿入とし、接着剤等を用いてシャフト31にロータコア32を外嵌固定してもよい。
さらに、ロータコア32の外周面32bには、4つの突極35が周方向に等間隔で設けられている。突極35は、径方向外側に突出され、かつロータコア32の軸方向全体に延びるように形成されている。突極35の径方向外側で、かつ周方向両側の角部には、丸面取り部35aが形成されている。
突極35は、径方向外側端部35tにおける周方向の幅寸法が、電気角θで20°以上40°以下であることが望ましい。なお、突極35の径方向外側端部35tにおける周方向の幅寸法とは、突極35に丸面取り部35aが形成されていないとした場合の周方向の両角部35b(以下、突極35の径方向の角部35bと称する)間の幅寸法をいう。以下の説明では、突極35の径方向外側端部35tにおける周方向の幅寸法を、単に突極35の周方向の幅寸法と称して説明する。
また、突極35は、周方向で対向する両側面35cが平行となるように形成されている。つまり、突極35は、周方向の幅寸法が径方向で均一になるように形成されている。
さらに、突極35の径方向外側端部35tには、周方向略中央に、1つの溝部91が軸方向全体に渡って形成されている。溝部91は、径方向内側に向かうに従って周方向の溝幅が徐々に狭くなるように、略V溝状に形成されている。
このように形成されたロータコア32の外周面32bは、周方向で隣り合う2つの突極35の間が、それぞれ磁石収納部36として構成されている。これら磁石収納部36に、それぞれ永久磁石33が配置され、例えば接着剤等によりロータコア32に固定される。
永久磁石33は、径方向外側の外周面33aの円弧中心Co、及び径方向内側の内周面33bの円弧中心Ciが、シャフト31の軸心C1の位置と一致している。また、突極35の径方向外側端部35tを通る円の直径と、永久磁石33の外周面33aの直径は、同一である。
永久磁石33の内周面33bは、全体がロータコア32の外周面32bに当接されている。また、永久磁石33の周方向両側面は、径方向内側に位置し、突極35の側面35cに当接された突極当接面33dと、突極当接面33dよりも径方向外側に位置する傾斜面33eと、が滑らかに連結されてなる。突極当接面33dは、円弧面33gを介して内周面33bに滑らかに連結されている。
傾斜面33eは、突極当接面33dの径方向外端から永久磁石33の外周面33aに向かうに従って、漸次突極35から離間するように斜めで、かつ平坦に形成されている。1つの永久磁石33において、周方向両側の傾斜面33eは、永久磁石33の周方向中間部33cとシャフト31の軸心C1とを結ぶ直線Lと平行である。このため、2つの傾斜面33e同士も平行である。
また、永久磁石33は、着磁(磁界)の配向が厚み方向に沿ってパラレル配向となるように着磁されている。そして、周方向に磁極が互い違いになるように、永久磁石33が配置されている。このため、ロータコア32の突極35は、周方向で隣り合う永久磁石33の間、つまり、磁極の境界(極境界)に位置している。なお、永久磁石33の着磁の配向は、パラレル配向に限られるものではなく、ラジアル配向としてもよい。
(減速部)
図1、図2に戻り、減速部3は、モータケース5が取り付けられているギヤケース40と、ギヤケース40内に収納されるウォーム減速機構41と、を備えている。ギヤケース40は、例えばアルミダイキャスト等の放熱性の優れた材料により形成されている。ギヤケース40は、一面に開口部40aを有する箱状に形成されており、内部にウォーム減速機構41を収容するギヤ収容部42を有する。また、ギヤケース40の側壁40bには、第1モータケース6が一体成形されている箇所に、この第1モータケース6の貫通孔10aとギヤ収容部42とを連通する開口部43が形成されている。
また、ギヤケース40の底壁40cには、略円筒状の軸受ボス49が突設されている。軸受ボス49は、ウォーム減速機構41の出力軸48を回転自在に支持するためのものであり、内周面に不図示の滑り軸受が設けられている。さらに、軸受ボス49の先端内周縁には、不図示のOリングが装着されている。これにより、軸受ボス49を介して外部から内部に塵埃や水が侵入してしまうことが防止される。また、軸受ボス49の外周面には、複数のリブ52が設けられている。これにより、軸受ボス49の剛性が確保されている。
ギヤ収容部42に収容されたウォーム減速機構41は、ウォーム軸44と、ウォーム軸44に噛合されるウォームホイール45と、により構成されている。ウォーム軸44は、モータ部2のシャフト31と同軸上に配置されている。そして、ウォーム軸44は、両端がギヤケース40に設けられた軸受46,47によって回転自在に支持されている。ウォーム軸44のモータ部2側の端部は、軸受46を介してギヤケース40の開口部43に至るまで突出している。この突出したウォーム軸44の端部とモータ部2のシャフト31との端部が接合され、ウォーム軸44とシャフト31とが一体化されている。なお、ウォーム軸44とシャフト31は、1つの母材からウォーム軸部分とシャフト部分とを成形することにより一体として形成してもよい。
ウォーム軸44に噛合されるウォームホイール45には、このウォームホイール45の径方向中央に出力軸48が設けられている。出力軸48は、ウォームホイール45の回転軸線方向と同軸上に配置されており、ギヤケース40の軸受ボス49を介してギヤケース40の外部に突出している。出力軸48の突出した先端には、不図示の電装品と接続可能なスプライン48aが形成されている。
また、ウォームホイール45の径方向中央には、出力軸48が突出されている側とは反対側に、不図示のセンサマグネットが設けられている。このセンサマグネットは、ウォームホイール45の回転位置を検出する回転位置検出部60の一方を構成している。この回転位置検出部60の他方を構成する磁気検出素子61は、ウォームホイール45のセンサマグネット側(ギヤケース40の開口部40a側)でウォームホイール45と対向配置されているコントローラ部4に設けられている。
(コントローラ部)
モータ部2の駆動制御を行うコントローラ部4は、磁気検出素子61が実装されたコントローラ基板62と、ギヤケース40の開口部40aを閉塞するように設けられたカバー63と、を有している。そして、コントローラ基板62が、ウォームホイール45のセンサマグネット側(ギヤケース40の開口部40a側)に対向配置されている。
コントローラ基板62は、いわゆるエポキシ基板に複数の導電性のパターン(不図示)が形成されたものである。コントローラ基板62には、モータ部2のステータコア20から引き出されたコイル24の端末部が接続されているとともに、カバー63に設けられたコネクタ11の端子(不図示)が電気的に接続されている。また、コントローラ基板62には、磁気検出素子61の他に、コイル24に供給する駆動電圧を制御するFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子からなるパワーモジュール(不図示)が実装されている。さらに、コントローラ基板62には、このコントローラ基板62に印加される電圧の平滑化を行うコンデンサ(不図示)等が実装されている。
このように構成されたコントローラ基板62を覆うカバー63は、樹脂により形成されている。また、カバー63は、若干外側に膨出するように形成されている。カバー63の内面側は、コントローラ基板62等を収容するコントローラ収容部56とされている。
また、カバー63の外周部に、コネクタ11が一体成形されている。このコネクタ11は、不図示の外部電源から延びるコネクタ11と嵌着可能に形成されている。そして、コネクタ11の端子に、コントローラ基板62が電気的に接続されている。これにより、外部電源の電力がコントローラ基板62に供給される。
さらに、カバー63の開口縁には、ギヤケース40の側壁40bの端部と嵌め合わされる嵌合部81が突出形成されている。嵌合部81は、カバー63の開口縁に沿う2つの壁81a,81bにより構成されている。そして、これら2つの壁81a,81bの間に、ギヤケース40の側壁40bの端部が挿入(嵌め合い)される。これにより、ギヤケース40とカバー63との間にラビリンス部83が形成される。このラビリンス部83によって、ギヤケース40とカバー63との間から塵埃や水が浸入してしまうことが防止される。なお、ギヤケース40とカバー63との固定は、不図示のボルトを締結することにより行われる。
(ワイパーモータの動作)
次に、ワイパーモータ1の動作について説明する。
ワイパーモータ1は、コネクタ11を介してコントローラ基板62に供給された電圧が、不図示のパワーモジュールを介し、駆動電圧としてモータ部2の各コイル24に選択的に印加される。すると、ステータ8(ティース22)に所定の鎖交磁束が形成され、この鎖交磁束とロータ9の永久磁石33により形成される有効磁束との間で磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、ロータ9が継続的に回転する。
ロータ9が回転すると、シャフト31と一体化されているウォーム軸44が回転し、さらにウォーム軸44に噛合されているウォームホイール45が回転する。そして、ウォームホイール45に連結されている出力軸48が回転し、所望の電装品(例えば、車両に搭載されるワイパ駆動装置)が駆動する。
また、コントローラ基板62に実装されている磁気検出素子61によって検出されたウォームホイール45の回転位置検出結果は、信号として不図示の外部機器に出力される。不図示の外部機器は、ウォームホイール45の回転位置検出信号に基づいて、不図示のパワーモジュールのスイッチング素子等の切替えタイミングが制御され、モータ部2の駆動制御が行われる。なお、パワーモジュールの駆動信号の出力やモータ部2の駆動制御は、コントローラ部4で行われていても良い。
(ロータの作用)
次に、ロータ9の作用について説明する。
ここで、ロータ9は、ロータコア32の外周面32bに、永久磁石33を配置した、いわゆるSPM(Surface Permanent Magnet)方式のロータである。このため、d軸方向のインダクタンス値を小さくすることができる。これに加え、ロータ9は、周方向で隣り合う永久磁石33間に突極35が設けられている。この結果、ステータ8の鎖交磁束によるq軸方向のインダクタンス値を突極35が無い場合と比較して大きくできる。よって、d軸方向とq軸方向とのリラクタンストルクの差も利用してロータ9が回転される。
(コイルへの駆動電圧)
次に、図6に基づいて、コイル24に印加する駆動電圧について説明する。
図6は、縦軸をデューティ[%]とし、横軸を位相[°]としたときの各電圧波形を示すグラフである。なお、図6では、3相(U相、V相、W相)全ての波形を示している。また、図6中、破線で示す波形は、基本正弦波(基本波)Us1,Vs1,Ws1の波形である。二点鎖線で示す波形は、5次高調波(5次)Uh1,Vh1,Wh1の波形である。実線で示す波形は、基本正弦波に5次高調波を重畳したコイル24に印加する駆動電圧の波形(合成)Uc1,Vc1,Wc1である。
図6に示すように、コイル24に印加する駆動電圧の各相の波形Uc1,Vc1,Wc1は、各相の基本正弦波Us1,Vs1,Ws1に、それぞれ5次高調波Uh1,Vh1,Wh1を重畳した波形になる。この際、各相の5次高調波Uh1,Vh1,Wh1の位相は、基本正弦波Us1,Vs1,Ws1に対して逆位相となる。
図6に示すように、駆動電圧の波形Uc1,Vc1,Wc1の上限値(ピーク値)は、基本正弦波Us1,Vs1,Ws1の波形の上限値(ピーク値)と同等である。つまり、従来のように、駆動電圧の出力デューティを低減させる必要がない。
ここで、コイル24の結線方式は、前述した通りY結線(スター結線)方式(図4(a)、図4(b)参照)であるが、仮にコイル24の結線方式をデルタ結線方式とした場合と、コイル24がY結線方式の場合とで比較する。
図7は、縦軸をデューティ[%]とし、横軸を位相[°]としたときの各電圧波形を示し、コイル24の結線方式をデルタ結線方式とした場合のグラフである。なお、図7も図6と同様に、3相(U相、V相、W相)全ての波形を示している。また、図7中、破線で示す波形は、基本正弦波(基本波)Us2,Vs2,Ws2の波形である。二点鎖線で示す波形は、5次高調波(5次)Uh2,Vh2,Wh2の波形である。実線で示す波形は、基本正弦波に5次高調波を重畳したコイル24に印加する駆動電圧の波形(合成)Uc2,Vc2,Wc2である。また、図7の縦軸、及び横軸の目盛は、図6の縦軸、及び横軸の目盛と同一とする。
図7に示すように、コイル24の結線方式をデルタ結線方式とした場合、基本正弦波Us2,Vs2,Ws2に重畳させる5次高調波Uh2,Vh2,Wh2の位相は、基本正弦波と同位相にする必要がある。この場合、駆動電圧の波形Uc2,Vc2,Wc2の上限値(ピーク値)は、図6に示す駆動電圧の波形Uc1,Vc1,Wc1と同等であるものの、基本正弦波Us2,Vs2,Ws2の波形の上限値(ピーク値)を超えてしまう。このため、駆動電圧の出力デューティを低減させる必要がある。このように、コイル24の結線方式をデルタ結線方式とした場合、駆動電圧として基本正弦波Us2,Vs2,Ws2に5次高調波Uh2,Vh2,Wh2を重畳させたとしても効果が得られないことが確認できる。
図8は、縦軸をロータの回転数[rpm]、及びモータに供給する電流値[A]とし、横軸をモータのトルク[N.m]としたときの回転数、及び電流値の変化(モータ特性)を示すグラフであり、本実施形態(Y結線)の駆動電圧の場合(以下、単に本実施形態の場合という)と、デルタ結線において基本正弦波Us2,Vs2,Ws2に5次高調波Uh2,Vh2,Wh2を重畳させた駆動電圧の場合(以下、単にデルタ結線の場合という)と、を比較している。
図8に示すように、デルタ結線の場合と比較して本実施形態の場合のモータ特性が向上することが確認できる。
このように、永久磁石33の磁極数とスロット19(ティース22)の数との比が2:3であり、かつコイル24の結線方式をY結線方式としたモータ部2において、コイル24に印加する駆動電圧として基本正弦波に5次高調波を重畳している。また、5次高調波は、基本正弦波に対して逆位相である。このため、5次高調波を重畳した駆動電圧の出力デューティを低減させることなく、この駆動電圧の上限値が基本正弦波のデューティ上限値を超えてしまうことを防止できる。よって、モータ部2の磁気振動を抑えつつ、十分なモータ特性を得ることができる。
また、ロータコア32に設けられている突極35は、周方向で対向する両側面35cが平行となるように形成されている。つまり、突極35は、周方向の幅寸法が径方向で均一になるように形成されている。このため、例えば、突極35が回転軸線方向からみて台形の場合と比較して、突極35を流れる磁束の飽和を抑えることができる。よって、確実にd軸方向とq軸方向とのリラクタンストルクの差を利用し、効率よくロータ9を回転させることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、モータとして、ワイパーモータ1を例に挙げたが、本発明に係るモータは、ワイパーモータ1以外にも、車両に搭載される電装品(例えば、パワーウインドウ、サンルーフ、電動シート等)の駆動源となるものや、その他のさまざまな用途に使用することができる。
また、上述の実施形態では、ステータ8は、6つのティース22を有し、ロータ9は、4つの永久磁石33を有し、これらにより、永久磁石33の磁極数とスロット19(ティース22)の数との比が2:3である場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、永久磁石33の磁極数とスロット19(ティース22)の数との比が2:3であればよい。すなわち、永久磁石33の個数は4つに限られるものではなく、また、スロット19(ティース22)の数も6つに限られるものではない。
また、上述の実施形態では、突極35の径方向外側端部35tには、周方向略中央に、1つの溝部91が軸方向全体に渡って形成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、突極35の径方向外側端部35tに、2つ以上の溝部91を形成してもよい。
また、溝部91は、径方向内側に向かうに従って周方向の溝幅が徐々に狭くなるように、略V溝状に形成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、溝部91は、径方向内側に向かうに従って周方向の溝幅が徐々に狭くなるように形成されていればよく、例えば、溝部91を略U字状に形成してもよい。
1…ワイパーモータ(ブラシレスワイパーモータ)、2…モータ部(モータ)、8…ステータ、20…ステータコア、22…ティース、24…コイル、31…シャフト、32…ロータコア、33…永久磁石、35…突極、35c…側面、Uc1,Vc1,Wc1…駆動電圧の波形、Uh1,Vh1,Wh1…5次高調波、Us1,Vs1,Ws1…基本正弦波

Claims (3)

  1. 環状のステータコア、及び前記ステータコアの内周面から径方向内側に向かって突出する複数のティースを有するステータと、
    前記ティースに巻回されるコイルと、
    前記ステータコアの径方向内側で回転するシャフトと、
    前記シャフトに固定され、前記シャフトの回転軸線を径方向中心とするロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、
    前記ロータコアの前記外周面の周方向で隣り合う前記永久磁石の間に、径方向外側に向かって突出形成され、前記永久磁石の周方向側面が当接された突極と、を備え、
    前記永久磁石の磁極数と前記ティースの個数との比が2:3に設定されており、
    前記コイルは、3相構造とされてY結線されており、
    前記コイルに印加する駆動電圧の波形は、基本正弦波に5次高調波が重畳された波形であり、
    前記5次高調波は、前記基本正弦波の位相に対して逆位相であ り、
    前記突極は、周方向で対向する両側面が平行となるように形成されている
    ことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータを備えたことを特徴とするブラシレスワイパーモータ。
  3. 環状のステータコア、及び前記ステータコアの内周面から径方向内側に向かって突出する複数のティースを有するステータと、
    前記ティースに巻回されるコイルと、
    前記ステータコアの径方向内側で回転するシャフトと、
    前記シャフトに固定され、前記シャフトの回転軸線を径方向中心とするロータコアと、
    前記ロータコアの外周面に配置された複数の永久磁石と、
    前記ロータコアの前記外周面の周方向で隣り合う前記永久磁石の間に、径方向外側に向かって突出形成され、前記永久磁石の周方向側面が当接された突極と、を備え、
    前記突極は、周方向で対向する両側面が平行となるように形成されており
    前記永久磁石の磁極数と前記ティースの個数との比が2:3に設定されており、
    前記コイルは、3相構造とされてY結線されているモータの駆動方法であって、
    前記コイルに、基本正弦波に5次高調波が重畳された波形の駆動電圧を印加し、
    前記5次高調波は、前記基本正弦波の位相に対して逆位相であることを特徴とするモータの駆動方法。
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