JP7105470B2 - 容器構成体及び包装用容器 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 納品日 平成29年8月24日 納品場所 株式会社マルケイショップ(岡山県井原市西江原町947番地の3)
本発明は、容器構成体及び包装用容器に関する。
例えば弁当や惣菜、生鮮品等の食品を包装するために、包装用容器が利用されている。このような包装用容器としては、例えば容器本体とそれに嵌合する蓋体とを備えるものや、容器本体とその開口を覆うフィルム体とを備えるもの等がある。包装用容器を構成する容器本体や蓋体は、合成樹脂シートを熱成形することによって形成することができ、そのようにして形成される包装用容器が、例えば特開2012-20782号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1の包装用容器では、容器本体2の側壁部5が湾曲部8と延出部9とを備えるとともに、湾曲部8と延出部9との間に屈曲部10が形成されている。特許文献1には、このような構成を備えることにより、持ちやすく、強度及びデザイン性にも優れると記載されている。
しかし、特許文献1の屈曲部10は容器本体2の底面部4に平行に形成されており、必ずしも十分な強度があるとは言えず、さらなる強度向上が望まれていた。また、デザイン性に関しても、特許文献1の容器本体2の平面視形状は比較的単調であり、さらなるデザイン性向上が望まれていた。
特開2012-20782号公報
包装用容器を構成する容器構成体の強度及びデザイン性を向上させることが望まれている。
本発明に係る容器構成体は、
包装用容器を構成する容器構成体であって、
開口を形成する開口縁部と、平面視で前記開口縁部よりも小さい多角形状に形成された中央面部と、前記開口縁部と前記中央面部とを繋ぐように一体形成された側壁部と、を備え、
前記側壁部が、多角形状の前記中央面部の各構成辺部に対応する複数の分割領域に区画され、
複数の前記分割領域のそれぞれが、前記中央面部の前記構成辺部に交差して延びる折線部を介して連結された複数の面部を有している。
この構成によれば、各分割領域において、互いに隣接する面部どうしの間の折線部が側壁部を斜めに横断して延びるので、当該折線部により、外力に対してより大きな抵抗力を付与することができる。よって、容器構成体の強度を向上させることができる。また、折線部が側壁部を斜めに横断して延びることで、当該折線部自体が視認されやすくなるとともにその両側の面部でそれぞれ反射する光が適度に分散されて、見栄えが良くなる。よって、容器構成体のデザイン性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
一態様として、
複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、少なくとも1つの前記面部が平坦面に形成されているとともに、他の少なくとも1つの前記面部が曲面に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、分割領域毎に平坦面部と曲面部とをそれぞれ少なくとも1つずつ設けることで、すっきりとしたシャープな印象の美観と丸みのある柔らかい印象の美観とを併存させることができる。また、平坦面部と曲面部とで光の反射方向を異ならせて多様な方向に光を反射させることができ、見栄えがさらに良くなる。よって、容器構成体のデザイン性をさらに向上させることができる。
一態様として、
複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、少なくとも1つの前記面部に、前記折線部に交差して延びるリブが設けられていることが好ましい。
この構成によれば、折線部とそれに交差するリブとが協調して、外力に対してさらに大きな抵抗力を付与することができる。よって、容器構成体の強度をさらに向上させることができる。
一態様として、
前記側壁部が、平面視で非線対称かつ回転対称に形成されていることが好ましい。
この構成によれば、側壁部の全体でまるで旋回するかのような動的な美感を創出することができる。よって、容器構成体のデザイン性をさらに向上させることができる。
一態様として、
複数の前記面部は、いずれも三角形状又は台形状であり、
複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、当該分割領域に含まれる全ての前記面部の頂点が前記開口縁部又は前記中央面部における特定位置に収束していることが好ましい。
この構成によれば、各分割領域において、全ての三角形状又は台形状の面部が単一の位置において頂点を共有化するように配置され、一方向に向かう印象の美観を創出することができる。よって、容器構成体のデザイン性をさらに向上させることができる。
一態様として、
前記開口縁部が、前記中央面部と相似する形状の多角形状に形成され、
前記特定位置は、多角形状の前記開口縁部の頂点に対応する位置であることが好ましい。
この構成によれば、中央面部と開口縁部とが相似の多角形状なので、全体としてまとまりのある美感を創出することができる。その上で、各分割領域において、多角形状の開口縁部の頂点に対応する位置に向けて一方向に向かう勢いのある印象の美観を創出することができる。よって、容器構成体のデザイン性をさらに向上させることができる。
一態様として、
前記特定位置は、多角形状の前記中央面部の頂点に対応する位置であることが好ましい。
この構成によれば、各分割領域において、多角形状の中央面部の頂点に対応する位置に向けて一方向に向かう勢いのある印象の美観を創出することができる。よって、容器構成体のデザイン性をさらに向上させることができる。
一態様として、
前記側壁部は、前記中央面部から延びる基端側部位と、前記基端側部位から前記開口縁部側に延びる開口側部位と、を有し、
前記面部が、複数の前記分割領域のそれぞれにおける前記開口側部位に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、容器構成体が例えば容器本体である場合に、中央面部と側壁部の基端側部位とで囲まれる空間と、その上部において開口側部位によって囲まれる空間とに、互いに異なる被収容物を収容するのに適した構造となる。そして、外部から視認しやすい開口側部位に折線部を介して連結された複数の面部を設けることで、優れたデザインによる利用者(消費者)への訴求力を高めることができる。
本発明に係る包装用容器は、
上述したいずれかの構成の容器構成体を備える。
この構成によれば、強度及びデザイン性に優れた包装用容器を提供することができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
実施形態に係る包装用容器の斜視図 容器本体の平面図 容器本体の斜視図 容器本体の正面図 蓋体の平面図 蓋体の正面図 別態様の容器本体の平面図 別態様の容器本体の平面図 別態様の容器本体の平面図 別態様の容器本体の平面図 別態様の容器本体の平面図
包装用容器及び容器構成体の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態の包装用容器1は、例えば弁当や惣菜、生鮮品等の食品を包装するための容器として用いることができる。図1に示すように、包装用容器1は、容器本体2と、それに嵌合する蓋体4とを備えている。このような構成では、包装用容器1を構成する容器本体2及び蓋体4のそれぞれが、「容器構成体」に相当する。
容器本体2及び蓋体4は、例えば合成樹脂シートを用いて製造することができる。合成樹脂シートとしては、例えばポリスチレン系樹脂シート、ポリエチレン系樹脂シート、ポリプロピレン系樹脂シート、及びポリエチレンテレフタレート系樹脂シート等の熱可塑性樹脂シートを例示することができる。合成樹脂シートの厚みは、例えば0.1mm~4mm程度であって良い。このような合成樹脂シートを熱成形して、容器本体2及び蓋体4を製造することができる。熱成形としては、例えば真空成形、圧空成形、真空圧空成形、及び熱板成形等を例示することができる。
容器本体2及び蓋体4は、例えば黒色や白色等の有色であっても良いし、内部が視認できるように無色透明であっても良い。また、容器本体2を黒色に形成するとともに蓋体4を無色透明に形成する等、容器本体2と蓋体4とで色を異ならせても良い。
図1に示すように、容器本体2は、開口縁部22と、底面部26と、側壁部28とを備えている。開口縁部22は、容器本体2の上部開口を形成する部位であり、具体的には外側に向かって水平状に延びるフランジ部23に設けられている。本実施形態では、開口縁部22(フランジ部23)は、多角形状に形成されている。ここで、「多角形状」とは、全体として見たときに多角形と見做すことができる形状を意味する。全体として略多角形であれば、例えば少なくとも1つの辺部が僅かに湾曲したり捩れたりしていても良いし、少なくとも1つの頂点が丸みを帯びていても良い。本実施形態の開口縁部22(フランジ部23)は、正方形状に形成されている(図2を参照)。フランジ部23には、蓋体4のフランジ部43に設けられた嵌合部44が嵌合する被嵌合部24も設けられている。
底面部26は、容器本体2の底部を形成している。図2に示すように、底面部26は、平面視で開口縁部22よりも小さく形成されている。底面部26は、容器本体2の中央部に配置されている。底面部26は、開口縁部22(フランジ部23)と相似する多角形状(本例では正方形状)に形成されている。底面部26と開口縁部22とは、平面視で、中心点に対してそれぞれの各頂点が同じ周方向の位置となるように配置されている。本実施形態では、底面部26が、「容器構成体」としての容器本体2における「中央面部」に相当する。
側壁部28は、開口縁部22と底面部26とを繋ぐように、開口縁部22及び底面部26と一体形成されている。側壁部28は、上方に向かうに従って外側に向かって広がるように傾斜状に形成されている。側壁部28は、開口縁部22と底面部26の形状に応じた角錘台状(本例では四角錘台状)に形成されている。側壁部28は、基端側部位28Aと、基端側部位28Aから連続して延びる開口側部位28Bとを有する。基端側部位28Aは、底面部26から上方に延びている。基端側部位28Aは、外方に向かって湾曲する湾曲凹面28cを有している。湾曲凹面28cは、多角形状の底面部26の頂点に対応する位置に設けられている。開口側部位28Bは、基端側部位28Aの上端部から、開口縁部22側に向けて上方に延びている。
本実施形態の容器本体2は、側壁部28が、多角形状の底面部26の各構成辺部26s(図2を参照)に交差して延びる折線部32を介して連結された複数の面部34を有している点によって特徴付けられる。ここで、側壁部28を、多角形状の底面部26の各構成辺部26sに対応する複数(本例では4つ)の分割領域Rに区画して考えると、各分割領域Rが、各構成辺部26sに交差して延びる折線部32を介して連結された複数の面部34を有している。なお、折線部32と構成辺部26sとが交差するとは、両者が直接交差する状態だけでなく、平面視で、折線部32又はその仮想延長線と構成辺部26s又はその仮想延長線とが交差する状態を含むものとする。
本実施形態では、各構成辺部26sに交差して延びる折線部32を介して連結された複数の面部34は、側壁部28を構成する基端側部位28A及び開口側部位28Bのうち、開口側部位28Bだけに設けられている。すなわち、各分割領域Rにおいて、基端側部位28Aは湾曲凹面28cの部位を除いて単一面で構成され、開口側部位28Bは少なくとも1つの折線部32を境界とする多面で構成されている。本実施形態において開口側部位28Bだけに設けられている折線部32は、それぞれの仮想延長線が、平面視で対応する分割領域Rの構成辺部26s又はその仮想延長線に交差している。別の観点からは、基端側部位28Aと開口側部位28Bとの境界線が構成辺部26sに対して全体として平行に延びており、各折線部32は、当該境界線から直接交差して延びるように設けられている。
各分割領域Rにおいて、互いに隣接する面部34どうしの間の折線部32が側壁部28を斜めに横断して延びるので、当該折線部32により、外力に対してより大きな抵抗力を付与することができる。よって、容器本体2の強度を向上させることができる。また、折線部32が側壁部28を斜めに横断して延びることで、当該折線部32自体が視認されやすくなるとともにその両側の面部34でそれぞれ反射する光が適度に分散されて、見栄えが良くなる。よって、容器本体2のデザイン性を向上させることができる。
図2に示すように、本実施形態では、各分割領域Rに含まれる複数の面部34は、いずれも、三角形状をなす三角形状面部34Aとなっている。ここで、「三角形状」とは、全体として見たときに三角形と見做すことができる形状を意味する。全体として略三角形であれば、例えば少なくとも1つの辺部が僅かに湾曲したり捩れたりしていても良いし、少なくとも1つの頂点が丸みを帯びていても良い。当然ながら、折線部32も、僅かに湾曲したり捩れたりしていても良い。
さらに本実施形態では、各分割領域Rには、三角形状面部34Aがそれぞれ3つずつ含まれている。なお、ここでは、互いに隣接する2つの分割領域Rに跨る三角形状面部34Aを、当該2つの分割領域Rのうちのいずれか一方に割り当てて考えるものとする。より具体的には、各分割領域Rには、三角形状面部34Aとして、第1三角形状面部34aと第2三角形状面部34bと第3三角形状面部34cとが含まれている。
第1三角形状面部34aは、基端側部位28Aと開口側部位28Bとの境界に沿う辺部を一辺とする鈍角三角形状に形成されている。第2三角形状面部34bは、多角形状の開口縁部22の構成辺部22sを一辺とする鈍角三角形状に形成されている。折線部32を介して隣り合う第1三角形状面部34aと第2三角形状面部34bとは、これらが合わさって、全体として等脚台形状を呈している。第1三角形状面部34aにおいては、鈍角をなす頂点の対辺が折線部32となっており、第2三角形状面部34bにおいては、鈍角をなす頂点の対辺が開口縁部22の構成辺部22sとなっている。第3三角形状面部34cは、基端側部位28Aの湾曲凹面28cと開口側部位28Bとの境界に沿う湾曲した辺部を一辺とする二等辺三角形状に形成されている。第3三角形状面部34cにおいては、2つの等辺がいずれも折線部32となっている。
本実施形態では、各分割領域Rにおいて、第1三角形状面部34a、第2三角形状面部34b、及び第3三角形状面部34cのそれぞれの1つの頂点が、多角形状の開口縁部22の頂点22vに対応する位置に収束している。言い換えれば、第1三角形状面部34aと第2三角形状面部34bとの間の折線部32と、第2三角形状面部34bと第3三角形状面部34cとの間の折線部32とが、いずれも、開口側部位28Bを斜めに横断して開口縁部22の頂点22vに対応する位置に収束している。ここで、「開口縁部22の頂点22vに対応する位置」は、頂点22vの位置及び当該頂点22vの位置から僅かにずれた位置の両方を含む。本実施形態では、開口縁部22の頂点22vに対応する位置が、「容器構成体」としての容器本体2における「特定位置」に相当する。このような構成とすることで、各分割領域Rにおいて、3つの三角形状面部34Aの鋭角の頂点が1箇所に集まり、一方向に向かう印象の美観を創出することができる。
また、複数の分割領域Rを有する側壁部28は、全体として、平面視で非線対称かつ回転対称に形成されている。側壁部28は、容器本体2の中心を通る直線に対して線対称ではなく、かつ、容器本体2の中心を軸として回転対称(具体的には4回対称)に形成されている。このような構成とすることで、上述した各分割領域Rにおける一方向に向かう印象の美観と相俟って、側壁部28の全体でまるで旋回するかのような動的な美感を創出することができる。よって、容器本体2のデザイン性をさらに向上させることができる。
三角形状面部34Aの3次元形状について言及すると、各三角形状面部34Aは、それぞれ、平坦面に形成されても良いし曲面に形成されても良い。好ましくは、各分割領域Rにおいて、少なくとも1つの三角形状面部34Aが平坦面に形成されているとともに、他の少なくとも1つの三角形状面部34Aが曲面に形成されている。本実施形態では、図3に示すように、第1三角形状面部34aが平坦面に形成されているとともに、第2三角形状面部34b及び第3三角形状面部34cが曲面に形成されている。このような構成とすることで、平坦面に起因するすっきりとしたシャープな印象の美観と、曲面に起因する丸みのある柔らかい印象の美観とを併存させることができる。また、平坦面と曲面とで光の反射方向を異ならせて多様な方向に光を反射させることができ、見栄えがさらに良くなる。よって、容器本体2のデザイン性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、各分割領域Rにおいて、少なくとも1つの三角形状面部34Aに、折線部32に交差して延びるリブ36が設けられている。リブ36は、曲面に形成された三角形状面部34Aのうちの1つである第2三角形状面部34bに設けられている。また、リブ36は、第1三角形状面部34aに対して外側に隣接配置された第2三角形状面部34bに設けられている。そして、複数のリブ36が、第2三角形状面部34bの略全面に、互いに平行に並ぶ状態で分散して設けられている。このような構成とすることで、折線部32とそれに交差する複数のリブ36とが協調して、外力に対してさらに大きな抵抗力を付与することができる。よって、容器本体2の強度をさらに向上させることができる。
図4に示すように、本実施形態では、底面部26に対する開口側部位28Bの傾斜角度は、基端側部位28Aの傾斜角度よりも緩やかとなっている。これにより、側壁部28は、基端側部位28Aと開口側部位28Bとの境界部でくびれた形状となっている。側壁部28がこのようなくびれ形状を有することで、当該くびれ部分を掴んで、容器本体2を容易に持つことができる。
また、本実施形態では、側壁部28の基端側部位28Aに、容器本体2の内部側(収容空間側)に向かって窪む凹部38が形成されている。このような凹部38は、少なくとも2つ設けられており、一対の凹部38が互いに対向する状態で設けられている(図2を参照)。本実施形態では、4つの凹部38が、側壁部28を構成する四角錘台状の各面にそれぞれ1つずつ配される状態で設けられている。図3に示すように、凹部38は、側壁部28の基端側部位28Aと底面部26とに亘って直方体状に窪むように形成されている。側壁部28がこのような凹部38を有することで、当該凹部38に指を引っかけて、容器本体2を容易に持つことができる。
図1に示すように、蓋体4は、開口縁部42と、天井面部46と、側壁部48とを備えている。開口縁部42は、蓋体4の下部開口を形成する部位であり、具体的には外側に向かって水平状に延びるフランジ部43に設けられている。本実施形態では、開口縁部42(フランジ部43)は、容器本体2の開口縁部22(フランジ部23)の形状に対応する多角形状(本例では正方形状)に形成されている。フランジ部43には、容器本体2のフランジ部23に設けられた被嵌合部24に嵌合する嵌合部44も設けられている。本例では、蓋体4の嵌合部44と容器本体2の被嵌合部24との嵌合形態が外嵌合である場合の構成を図示しているが、そのような構成に限定されることなく、内嵌合であっても良いし、それら両方を組み合わせた内外嵌合であっても良い。
天井面部46は、蓋体4の天井部を形成している。図5に示すように、天井面部46は、平面視で開口縁部42よりも小さく形成されている。天井面部46は、蓋体4の中央部に配置されている。天井面部46は、開口縁部42(フランジ部43)と相似する正方形状(多角形状の一例)に形成されている。天井面部46と開口縁部42とは、平面視で、中心点に対してそれぞれの各頂点が同じ周方向の位置となるように配置されている。本実施形態では、天井面部46が、「容器構成体」としての蓋体4における「中央面部」に相当する。
側壁部48は、開口縁部42と天井面部46とを繋ぐように、開口縁部22及び天井面部46と一体形成されている。側壁部48は、下方に向かうに従って外側に向かって広がるように傾斜状に形成されている。側壁部48は、開口縁部42と天井面部46の形状に応じた角錘台状(本例では四角錘台状)に形成されている。
本実施形態の蓋体4も、容器本体2と同様に、側壁部48が、多角形状の天井面部46の各構成辺部46s(図5を参照)に交差して延びる折線部52を介して連結された複数の面部54を有している点によって特徴付けられる。ここで、側壁部48を、多角形状の天井面部46の各構成辺部46sに対応する複数(本例では4つ)の分割領域Sに区画して考えると、各分割領域Sが、各構成辺部46sに交差して延びる折線部52を介して連結された複数の面部54を有している。
各分割領域Sにおいて、互いに隣接する面部54どうしの間の折線部52が側壁部48を斜めに横断して延びるので、当該折線部52により、外力に対してより大きな抵抗力を付与することができる。よって、蓋体4の強度を向上させることができる。また、折線部52が側壁部48を斜めに横断して延びることで、当該折線部52自体が視認されやすくなるとともにその両側の面部54でそれぞれ反射する光が適度に分散されて、見栄えが良くなる。よって、蓋体4のデザイン性を向上させることができる。
図5に示すように、本実施形態では、各分割領域Sに含まれる複数の面部54は、いずれも、三角形状をなす三角形状面部54A又は台形状をなす台形状面部54Dとなっている。ここで、「台形状」の字義は、上述した「三角形状」に準じて解釈することができる。本実施形態では、各分割領域Sには、三角形状面部34Aがそれぞれ3つずつ含まれているとともに、台形状面部54Dがそれぞれ1つずつ含まれている。3つの三角形状面部34Aは、それらが合わさって、全体として等脚台形状に形成されている。台形状面部54Dは、多角形状の天井面部46の頂点46vに対応する位置に設けられている。
本実施形態では、各分割領域Sにおいて、3つの三角形状面部34Aのそれぞれの1つの頂点が、多角形状の天井面部46の頂点46vに対応する位置に収束している。本実施形態では、天井面部46の頂点46vに対応する位置が、「容器構成体」としての蓋体4における「特定位置」に相当する。また、側壁部48は、全体として、平面視で非線対称かつ回転対称に形成されている。側壁部48は、蓋体4の中心を通る直線に対して線対称ではなく、かつ、蓋体4の中心を軸として回転対称(具体的には4回対称)に形成されている。このような構成とすることで、側壁部48の全体でまるで旋回するかのような動的な美感を創出することができる。よって、蓋体4のデザイン性をさらに向上させることができる。
なお、図2と図5とを比較して理解できるように、容器本体2側に創出される旋回的な美感の旋回方向と、蓋体4側に創出される旋回的な美感の旋回方向とは、互いに逆向きとなっている。
各三角形状面部54A及び台形状面部54Dは、それぞれ、平坦面に形成されても良いし曲面に形成されても良い。好ましくは、各分割領域Sにおいて、少なくとも1つの三角形状面部54Aが平坦面に形成されているとともに、他の少なくとも1つの三角形状面部54Aが曲面に形成されている。このような構成とすることで、平坦面に起因するすっきりとしたシャープな印象の美観と、曲面に起因する丸みのある柔らかい印象の美観とを併存させることができる。また、平坦面と曲面とで光の反射方向を異ならせて多様な方向に光を反射させることができ、見栄えがさらに良くなる。よって、蓋体4のデザイン性をさらに向上させることができる。
多角形状の天井面部46の頂点46vの位置には、上方に向かって突出する隆起部47が設けられている。隆起部47は、平面視でL字状に形成され、頂点46vの位置においてL字の屈曲部が外側を向くように配置されている。隆起部47は、複数の包装用容器1が積み重ねられる際に、上段の包装用容器1の容器本体2の側壁部28の下端側部位に外側から係止する。よって、例えば包装用容器1を積み重ねて搬送する場合等にも、横ズレが生じにくい。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、容器本体2の側壁部28の各分割領域Rが、複数の面部34として3つの三角形状面部34A(第1三角形状面部34a,第2三角形状面部34b,第3三角形状面部34c)を有する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、各分割領域Rが少なくとも1つの折線部32を介して連結された少なくとも2つの面部34を有していれば良い。例えば図7に模式的に示すように、各分割領域Rが、複数の面部34として2つの三角形状面部34A(第1三角形状面部34a,第2三角形状面部34b)だけを有しても良い。蓋体4に関しても、同様に考えることができる。
(2)上記の実施形態では、容器本体2の側壁部28の各分割領域Rが、面部34として三角形状面部34Aだけを有する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図8に模式的に示すように、各分割領域Rが三角形状面部34Aと台形状面部34Dとを組み合わせて有しても良い。逆に、蓋体4に関しては、側壁部48の各分割領域Sが、面部54として三角形状面部54Aだけを有しても良い。
(3)上記の実施形態では、第1三角形状面部34aが平坦面に形成されているとともに第2三角形状面部34bが曲面に形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば第1三角形状面部34aが曲面に形成されるとともに第2三角形状面部34bが平坦面に形成されても良い。或いは、各分割領域Rに含まれる全ての面部34が平坦面に形成されても良いし、各分割領域Rに含まれる全ての面部34が曲面に形成されても良い。蓋体4に関しても、同様に考えることができる。
(4)上記の実施形態では、容器本体2の側壁部28において、リブ36が、曲面に形成された面部34であってかつ相対的に外側に配置された方の面部34である第2三角形状面部34bに設けられた構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば平坦面に形成された面部34にリブ36が設けられても良いし、相対的に内側に配置された方の面部34にリブ36が設けられても良い。或いは、必ずしもリブ36が設けられなくても良い。また、蓋体4に関しては、側壁部48が有する少なくとも1つの面部54に、折線部52に交差して延びるリブが設けられても良い。
(5)上記の実施形態では、容器本体2の側壁部28が平面視で非線対称かつ回転対称に形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば側壁部28が平面視で線対称かつ回転対称に形成されても良い。或いは、側壁部28は必ずしも平面視で回転対称でなくても良い。蓋体4に関しても、同様に考えることができる。
(6)上記の実施形態では、容器本体2の側壁部28の各分割領域Rにおいて、複数の折線部32が特定位置に収束する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、必ずしも複数の折線部32が特定位置に収束しなくても良い。蓋体4に関しても、同様に考えることができる。
(7)上記の実施形態では、容器本体2の開口縁部22及び底面部26が正方形状に形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図9に模式的に示すように、開口縁部22及び底面部26が長方形状に形成されても良い。また、例えば図10に模式的に示すように、開口縁部22及び底面部26が六角形状に形成されても良い。これ以外にも、開口縁部22及び底面部26が、三角形状、五角形状、七角形状、八角形状、・・・等の多角形状に形成されても良い。蓋体4に関しても、同様に考えることができる。
(8)上記の実施形態では、容器本体2の開口縁部22が底面部26と相似する多角形状に形成されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図11に模式的に示すように、容器本体2の開口縁部22が円形状に形成されても良い。このような構成において、Nを自然数として底面部26がN角形状である場合に、円形状の開口縁部22を周方向にN等分する位置を「特定位置」として、各分割領域Rにおいて当該特定位置に複数の折線部32が収束するように構成しても良い。
(9)上記の実施形態では、容器本体2の側壁部28が複数の面部34を備えるとともに蓋体4の側壁部48が複数の面部54を備える構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば蓋体4の側壁部48には面部54が設けられずに容器本体2の側壁部28が複数の面部34を備えるだけの構成であっても良い。このような構成では、容器本体2だけが本発明の「容器構成体」に該当する。逆に、例えば容器本体2の側壁部28には面部34が設けられずに蓋体4の側壁部48が複数の面部54を備えるだけの構成であっても良い。このような構成では、蓋体4だけが本発明の「容器構成体」に該当する。
(10)上記の実施形態では、包装用容器1が容器本体2とそれに嵌合する蓋体4とを備える構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば包装用容器1が容器本体2とその上部開口を覆うフィルム体とを備え、容器本体2の側壁部28が複数の面部34を備えるだけの構成であっても良い。このような構成では、容器本体2だけが本発明の「容器構成体」に該当する。
(11)上記の実施形態では、食品を包装するための包装用容器1を例として説明した。しかし、そのような用途に限定されることなく、食品以外のあらゆる被収容物を包装するために、包装用容器1を用いることができる。
(12)上述した各実施形態(上記の実施形態及びその他の実施形態を含む;以下同様)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 包装用容器
2 容器本体(容器構成体)
4 蓋体(容器構成体)
22 開口縁部
22v 頂点(特定位置)
22s 構成辺部
26 底面部(中央面部)
26s 構成辺部
28 側壁部
28A 基端側部位
28B 開口側部位
32 折線部
34 面部
34A 三角形状面部
34D 台形状面部
36 リブ
42 開口縁部
46 天井面部(中央面部)
46s 構成辺部
46v 頂点(特定位置)
48 側壁部
52 折線部
54 面部
54A 三角形状面部
54D 台形状面部
R 分割領域
S 分割領域

Claims (6)

  1. 包装用容器を構成する容器構成体であって、
    開口を形成する多角形状の開口縁部と、平面視で前記開口縁部よりも小さい多角形状に形成された中央面部と、前記開口縁部と前記中央面部とを繋ぐように一体形成された側壁部と、を備え、
    前記側壁部が、多角形状の前記中央面部の各構成辺部に対応する複数の分割領域に区画され、
    複数の前記分割領域のそれぞれが、前記中央面部の前記構成辺部に交差して延びる折線部を介して連結された複数の面部を有し、
    複数の前記面部は、いずれも三角形状又は台形状であり、
    複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、当該分割領域に含まれる全ての前記面部の頂点が多角形状の前記開口縁部の頂点に対応する位置に収束しており、
    前記側壁部が、平面視で非線対称かつ回転対称に形成されている容器構成体。
  2. 包装用容器を構成する容器構成体であって、
    開口を形成する開口縁部と、平面視で前記開口縁部よりも小さい多角形状に形成された中央面部と、前記開口縁部と前記中央面部とを繋ぐように一体形成された側壁部と、を備え、
    前記側壁部が、多角形状の前記中央面部の各構成辺部に対応する複数の分割領域に区画されているとともに、前記中央面部から延びる基端側部位と、前記基端側部位から前記開口縁部側に延びる開口側部位と、を有し、
    複数の前記分割領域のそれぞれにおける前記開口側部位が、折線部を介して連結された複数の面部を有し、
    前記折線部は、その仮想延長線が、前記中央面部の前記構成辺部又はその仮想延長線に交差して延びるように設けられており、
    複数の前記面部は、いずれも三角形状又は台形状であり、
    複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、当該分割領域に含まれる全ての前記面部の頂点が前記開口縁部における特定位置に収束しており、
    前記側壁部が、平面視で非線対称かつ回転対称に形成されている容器構成体。
  3. 複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、少なくとも1つの前記面部が平坦面に形成されているとともに、他の少なくとも1つの前記面部が曲面に形成されている請求項1又は2に記載の容器構成体。
  4. 複数の前記分割領域のそれぞれにおいて、少なくとも1つの前記面部に、前記折線部に交差して延びるリブが設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の容器構成体。
  5. 前記開口縁部が、前記中央面部と相似する形状の多角形状に形成され、
    前記特定位置は、多角形状の前記開口縁部の頂点に対応する位置である請求項から4のいずれか一項に記載の容器構成体。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の容器構成体を備えた包装用容器。
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