JP6887778B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、1枚のブランクシートから立体形状に組み立てられ、商品を包装するために使用される包装箱に関する。
従来、商品を包装する包装箱は、商品を収納可能な立体形状に形成された本体と、該本体の開口を封止する蓋体とを別個に設けたものや、本体と蓋体とを一体に設けたものがあるが、いずれのものも、本体の開口から商品を取り出すためには、収納時に商品と本体との間に一定のクリアランス(隙間)を形成する必要があり、そのため、商品が本体内でしっかりと固定されずにがたつきの原因となっていた。
さらに、従来の包装箱の場合、箱を開封して商品を取り出す作業は、蓋体を開いて商品の上面部分を見ながら取り出すという作業であり、特段そこには演出的な要素はなかった。
その点、特許文献1に記載のように、箱の本体と蓋体とを1枚のブランクシートから一体に形成し、商品の底面から側面、および天面にかけて包み込むよう折り畳んで包装することができる包装箱を形成すれば、商品の取り出し時には包装箱自体が展開状態となるため、商品と包装箱の間に商品を取り出すためのクリアランスを設ける必要がなく、内容物をしっかりと固定保持することが可能となる。
しかしながら、特許文献1に開示されている包装箱は、展開状態のブランクシートにおいて、本体を形成する部分から蓋体を形成する部分が一方向へ突出して形成されており、1枚のブランクシートを裁断する過程において破棄される無駄な部分が生じていた。
さらに、このものは、ブランクシートの輪郭を形成する辺部と辺部が接する角部が凸角のみならず凹角を含んでおり、かかる凹角部分や、辺部における切り込み部分は相対的に強度が弱くなるため、包装箱の組み立て時や開封時に、かかる凹角部分や切り込み部分からシートが破けるおそれもあった。
さらに、このものは、展開した状態において、本体から蓋体部分が一方向へ突出して形成されているとともに、輪郭形状が凹角と凸角を含むことによって凹凸に形成されているため、包装箱を展開したときの審美性においても好ましくなかった。
特開2011−25953
そこで本発明は、従来の包装箱のかかる欠点を克服し、切り込みのない1枚のブランクシートから本体と蓋体とが一体に形成され、強度に優れるとともに、開封時には演出効果が得られ、さらに、展開状態において審美性に優れる包装箱の提供をその課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するものであり、輪郭を形成する辺部が直線状であるとともに切り込みのない凸多角形状のブランクシートから構成され、中央には底面部(11)が設けられ、該底面部(11)の四辺には側面部(12)と天面部(13)が順次連設され、隣接する2つの側面部(12)の間には第一内折り部(14)が連設され、対向する位置関係にある2つの天面部(13)とそれらに隣接する第一内折り部(14)との間には第二内折り部(15)が連設され、前記2つの天面部以外の対向する位置関係にある2つの天面部(13)とそれらに隣接する第一内折り部(14)との間には折り返し部(16)が連設されてなる包装箱であって、組み立て時には、前記側面部(12)は前記底面部(11)に対して垂直に立ち上げられ、前記折り返し部(16)は連設されている前記天面部(13)の裏側へと折り返され、前記第一内折り部(14)は前記側面部(12)の裏側へ二つ折りに折り込まれ、前記第二内折り部(15)に連設されている2つの天面部(13)は水平に箱の上部開口方向へと折り返されるとともに該第二内折り部(15)は該天面部(13)の裏側へ二つ折りに折り込まれ、前記折り返し部(16)に連接されている2つの天面部(13)が水平に折り返されている前記天面部(13)の上から重ねるように折り返されている包装箱である。
本発明にかかる包装箱は、展開した状態で商品を取り出すため、収納された商品と箱本体との間に余分なクリアランスを設ける必要がなく、その結果、商品をがたつきなくしっかりと保持することができる。
また、本発明にかかる包装箱は、輪郭を形成する辺部が直線状であるとともに該辺部には切り込みがないため、すっきりとした輪郭形状を呈し、展開状態において審美性にも優れ、箱の開封時には蕾から花弁が開いて商品が現出するかのような演出効果を得ることができる。
また、本発明の包装箱は、展開状態におけるブランクシートの輪郭が凸多角形を形成するため、強度に優れ、ブランクシートの打ち抜き工程において無駄な資材の発生を抑えることができる。
さらには、本発明の包装箱は、組み立て時において強度的に優れるため、落下などでぶつけたり箱を積み重ねても破損のおそれが少ない。
本発明の包装箱の第一実施態様の展開図 第一実施態様の包装箱を組み立てる過程を示す斜視図 第一実施態様の包装箱を組み立てる過程を示す斜視図 第一実施態様の包装箱の組み立てが完了した状態を示す斜視図 本発明の包装箱の第二実施態様の展開図 第二実施態様の包装箱の組み立てが完了した状態を示す斜視図 本発明の包装箱の第三実施態様の展開図 本発明の包装箱の第四実施態様の展開図
以下、本発明の包装箱の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
本発明の包装箱は、展開したブランクシートの状態で、その輪郭の角部が凹角を含まない凸角のみで形成される凸多角形状に形成されており、その辺部には切り込みが一切設けられていない点において特徴を有する。なお、凸多角形であれば特に角部の数は制限されないが、強度や審美性の点から4つないし8つが好ましい。
図1は、本発明に係る包装箱の一実施態様であって、展開したブランクシートの状態を示す。図に示すように、本発明の包装箱は、直線に形成された4つの辺部Aと略直角に形成された4つの角部Bによりその輪郭が形成された矩形状のブランクシートを折り畳むことにより、内部に商品等を収納可能な包装箱が形成される。
ブランクシートの中央には、正方形に形成された底面部11が設けられている。かかる底面部11の4つの辺部aは、ブランクシートの辺部Aに対して45度傾斜するように設けられている。なお、本実施態様では底面部11は正方形に形成されているが、内容物の形状に応じこれを長方形に形成してもよい。
底面部11の四辺には側面部12と天面部13が順次連設されている。具体的には、底面部11の各辺部aには略矩形に形成された4つの側面部12が連設され、底面部11と連設された辺部aとは反対側の側面部12の辺部cには、4つの天面部13が連設されている。天面部13は、正方形もしくは矩形の上部(側面部12との連設側とは反対側)を山型に切り取った五角形に形成されており、かかる山型の部分がブランクシートの辺部Aの一部と角部Bを構成している。
そして、4つの側面部12のうち、隣接する2つの側面部12の間には、辺部bから第一内折り部14が連設されている。第一内折り部14は、四角形の1つの角(隣接する2つの辺部bの接点において形成される角とは対角側)が切り落とされた五角形に形成され、切り落とされて形成された直線部分がブランクシートの辺部Aの一部を構成している。そして、第一内折り部14の中央には、隣接する2つの辺部bの接点からブランクシートの辺部Aにかけて折り曲げ線hが形成されている。折り曲げ線hはブランクシートの辺部Aに対して直角に接しており、かかる折り曲げ線hにおいて第一内折り部14は二つ折りの状態にすることができる。なお、本実施態様では、第一内折り部14は四角形の1つの角が切り落とされた五角形に形成されているが、元の四角形の状態で全体がブランクシート内に収まる場合は、角が切り落とされていない四角形としてもよい。
そして、対向する位置関係の2つの天面部13、本実施態様では底面部11の上下に位置する2つの天面部13と、かかる天面部13に隣接する第一内折り部14との間には、4つの第二内折り部15が辺部dと辺部fに連設されている。第二内折り部15は直角三角形に形成され、その斜辺部分がブランクシートの辺部Aの一部を構成している。そして、第二内折り部15の中央には、隣接する天面部13の辺部dと第一内折り部14の辺部fの接点からブランクシートの辺部Aにかけて折り曲げ線iが形成されている。かかる折り曲げ線iはブランクシートの辺部Aに対して直角に接しており、かかる折り曲げ線hにおいて第一内折り部14は二つ折りの状態にすることができる。なお、本実施態様では、第一内折り部15の折り曲げ線iはブランクシートの辺部Aに対して直角に接しているが、輪郭の形状が例えば菱形や台形などに形成されている場合は、直角に接しなくてもよい。
さらに、前記2つの天面部13以外の対向する位置関係の2つの天面部13であって、本実施態様では底面部11の左右に位置する2つの天面部13と、かかる天面部13に隣接する第一内折り部14との間には、4つの折り返し部16が辺部eと辺部gに連設されている。かかる折り返し部16は直角三角形に形成され、その斜辺部分がブランクシートの辺部Aの一部を構成している。
以上説明したブランクシートを構成する底面部11、側面部12、天面部13、第一内折り部14、第二内折り部15、折り返し部16は、それらの境界を形成する各辺部aないしgにおいて、それぞれ互いに折り曲げ可能に形成されている。
次に、本発明の包装箱の組立方について説明する。まず、展開状態のブランクシートの底面部11の四辺に連設された側面部12を辺部aから折り曲げて立ち上げる。このとき、隣接する2つの側面部12の間に設けられた第一内折り部14は、折り曲げ線h部分から箱の内側方向に二つ折りに折り込まれる(図2)。
そして、側面部12を底面部11に対して垂直になるまで立ち上げると、天面部13に連設された折り返し部16が、辺部eから天面部13の裏側へと折り返された状態となる。さらに、第一内折り部14は、折り返し部16が折り返された天面部13の下側の側面部12の裏側へ、折り曲げ線h部分から二つ折りの状態で折り込まれる。
次に、この状態において、第二内折り部15に連設されている2つの天面部13を側面部12の辺部cから水平状態になるまで箱の上部開口方向へと折り返す。このとき、水平に折り返された天面部13に連設された第二内折り部15は折り曲げ線iにおいて二つ折りに水平状態の天面部13の裏側へ折り込まれている(図3)。
そして、最後に、折り返し部16に連接された2つの天面部13を既に水平状態に折り返されている天面部13の上から重ねるようにそれぞれ折り返せば、上部の開口が封止された内部に商品等を収納可能な包装箱が完成する(図4)。
また、本発明の包装箱を開封する際は、上述の動作を逆に行って各構成部材を開いていけば、元の展開状態へと戻すことができる。
なお、箱体に形成された後は、その閉塞状態を維持するために、紐やリボン等で包装箱の外周をくくり結んでもよく、あるいは、包装箱の底面、対向する2つの側面、および天面を、ぐるりと帯状の包装紙等で包んでもよい。さらには、最後に折り返した2つの天面部13に、組み立てた状態で互いに係止可能な係止手段を設け、かかる係止手段により天面部13同士を固定してもよい。
本発明にかかる包装箱により商品を包装する場合は、まず、展開状態で底面部11上に商品を載置し、その後、上述した手順に従って包装箱を組み立てていけばよい。また、商品を取り出す際は、上述の動作を逆に行って各構成部材を開いていけば、元の展開状態へと戻して内部の商品を取り出すことができる。
以上のとおり、本発明にかかる包装箱は展開状態で商品を出し入れするため、包装箱と商品との間に無駄なクリアランスを設ける必要がなく、よって、商品をがたつきなく収納することができる。そして、商品を取り出す際は、天面部13や側面部12を底面部11から四方へと展開していくため、あたかも、蕾から花弁が開いて中から商品が現出するかのような演出効果を得ることができる。
そして、展開状態の包装箱は、展開状態で各辺が直線状に形成されているとともに、輪郭が凸多角形状に形成されているため、見た目も非常にシンプルであり、折り紙や風呂敷などを想起させるため審美性に優れ、さらに、強度にも優れ、包装箱の組立時や開封時に切り込み部分や凹角部分から破損するというおそれもない。
さらに、本発明の包装箱は、組み立て時において天面は4つの天面部13により構成されるとともに、第二内折り部15、折り返し部16等により補強され、また、側面も第一内折り部14等により強度的にも補強されるため、誤って落としたり、あるいは積み重ねるなどして外部から衝撃や荷重が加わっても、箱体がつぶれるなどのおそれが少ない。
図5は、本発明の包装箱の第二実施態様のものの展開状態を示す。第二実施態様のものも、底面部11、該底面部11の四辺に順次連設された側面部12と天面部13、隣接する2つの側面部12の間に連設された第一内折り部14、対向する位置関係にある2つの天面部13とそれらに隣接する第一内折り部14との間に連設された第二内折り部15、前記2つの天面部以外の対向する位置関係にある2つの天面部13とそれらに隣接する第一内折り部14との間に連設された折り返し部16とからなる点は第一実施態様と同様である。
図に示すように、第二実施態様の包装箱は、展開状態におけるブランクシートが、4つの直線の辺部A1および2つの直線の辺部A2と、90度以上の角度に形成された2つの角部B1および4つの角部B2によりその輪郭が形成されており、全体として凸六角形に形成されている点において特徴を有する。
より詳しくは、本実施態様のものは、対向する位置関係の2つの天面部13、本実施態様では底面部11に対して左右に位置する2つの天面部13が矩形に形成されており、かかる2つの天面部13の側面部12と連設する辺部cとは反対側の辺部jがそのままブランクシートの辺部A2を構成するとともに、辺部j側の両角と該角部に隣接する折り返し部16の角部がブランクシートの角部B2を構成する。
第二実施態様の包装箱は、組立方、開封の仕方などは第一実施態様のものと同様であるが、組立時には最も上になる天面部13の辺部jとその下側の天面部13の辺部cが平行に揃い(図6)、また、商品を取り出すために展開状態としたときに、左右上下がシンメトリーとなるため、第一実施態様とは異なる審美的効果を得ることができる。
図7は、本発明の包装箱の第三実施態様のものの展開状態を示す。図に示すように、第三実施態様の包装箱は、展開状態におけるブランクシートが、4つの直線の辺部A3と、90度以上の角度に形成された2つの角部B3および90度以内の角度に形成された2つの角部B4によりその輪郭が形成されており、全体として菱形形状の凸四角形に形成されている。
そして、第三実施態様では、折り返し部16に連設されている2つの天面部13の辺部であって、側面部12と連設する辺部cとは反対側の辺部jに更に折り返し部17が連設されている。かかる折り返し部17は二等辺三角形に形成され、その頂角が角部B4を構成するとともに、その2つの等辺が辺部A3の一部を構成する。
第三実施態様の基本的な組立、開封の仕方は、第一、第二実施態様のものと同様であるが、折り返し部17が天面部13の裏側へ折り返される点において相違する。すなわち、折り返し部17を辺部jから折り返し部16とともに天面部13の裏側へ折り返し、その後、かかる2つの天面部13を既に水平状態に折り返されている天面部13の上から重ねるようにそれぞれ折り返せば、上部の開口が封止された内部に商品等を収納可能な包装箱が完成する。
図8は、本発明の包装箱の第四実施態様のものの展開状態を示す。図に示すように、第四実施態様の包装箱は、展開状態におけるブランクシートが、4つの直線の辺部A4、2つの直線の辺部A5、2つの直線の辺部A6、90度以上の角度に形成された4つの角部B5および4つの角部B6によりその輪郭が形成されており、全体として凸八角形に形成されている。かかる第四実施態様のものは、その組立、開封の仕方は、第一、第二実施態様のものと同様である。
本発明の包装箱は、通常の包装箱に用いられる材料であれば好適に使用でき、特に限定されないが、例えば、白ボール、マニラボール等の白板紙、段ボール、気包紙等などの板紙が挙げられ、また、ポリプロ ピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレン等の透明合成樹脂や不透明合成樹脂、これらの共重合物や積層したものを挙げることができる。更に、これらは、着色、加飾、印刷、金属や金属酸化物等の蒸着や樹脂等の表面コーティング、エンボス等の加工したものを用いることができる。
以下に本発明の包装箱の組み立て時における強度を実施例で説明するが、本発明は、実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例で用いた試験方法は以下の通りである。
[実施例1]
斤量が290g/m2の気泡紙を原材料とする本発明の第一実施態様にかかる包装箱を用意し、内容物を入れない空の組み立て状態において、天面部と側面部の中心を一定の速度(10mm/min)で押し、変形(mm)とその際の抵抗力(N)を測定した(測定機器:島津製作所 EZ−SX、アタッチメント:15Φ円盤)。
[比較例1]
斤量が290g/m2の気泡紙を原材料とするリバースサック箱を用意し、内容物を入れない空の組み立て状態において、天面部と側面部の中心を一定の速度(10mm/min)で押し、変形(mm)とその際の抵抗力(N)を測定した(測定機器:島津製作所 EZ−SX、アタッチメント:15Φ円盤)。
[比較例2]
斤量が260g/m2のカード紙を原材料とするリバースサック箱を用意し、内容物を入れない空の組み立て状態において、天面部と側面部の中心を一定の速度(10mm/min)で押し、変形(mm)とその際の抵抗力(N)を測定した(測定機器:島津製作所 EZ−SX、アタッチメント:15Φ円盤)。
これらの結果を表1に表す。
Figure 0006887778
試験結果から明らかなように、実施例1は比較例と比べて天面および側面からの圧力耐性が高く、押しつぶれにくいことが分かった。
本発明の包装箱は、各種商品の包装に適用することが可能であり、具体的には、化粧品、医薬品、食品製品やその他の日用品等の商品を収納する包装箱としての利用が可能である。
11 … … 底面部
12 … … 側面部
13 … … 天面部
14 … … 第一内折り部
15 … … 第二内折り部
16 … … 折り返し部
17 … … 折り返し部
A … … 辺部
A1 … … 辺部
A2 … … 辺部
A3 … … 辺部
A4 … … 辺部
A5 … … 辺部
A6 … … 辺部
B … … 角部
B1 … … 角部
B2 … … 角部
B3 … … 角部
B4 … … 角部
B5 … … 角部
B6 … … 角部
a … … 辺部
b … … 辺部
c … … 辺部
d … … 辺部
e … … 辺部
f … … 辺部
g … … 辺部
h … … 辺部
i … … 辺部
j … … 辺部

Claims (6)

  1. 輪郭を形成する辺部が直線状であるとともに切り込みのない凸多角形状のブランクシートから構成され、中央には底面部(11)が設けられ、該底面部(11)の四辺には側面部(12)と天面部(13)が順次連設され、隣接する2つの側面部(12)の間には第一内折り部(14)が連設され、対向する位置関係にある2つの天面部(13)とそれらに隣接する第一内折り部(14)との間には第二内折り部(15)が連設され、前記2つの天面部以外の対向する位置関係にある2つの天面部(13)とそれらに隣接する第一内折り部(14)との間には折り返し部(16)が連設されてなる包装箱であって、組み立て時には、前記側面部(12)は前記底面部(11)に対して垂直に立ち上げられ、前記折り返し部(16)は連設されている前記天面部(13)の裏側へと折り返され、前記第一内折り部(14)は前記側面部(12)の裏側へ二つ折りに折り込まれ、前記第二内折り部(15)に連設されている2つの天面部(13)は水平に箱の上部開口方向へと折り返されるとともに該第二内折り部(15)は該天面部(13)の裏側へ二つ折りに折り込まれ、前記折り返し部(16)に連接されている2つの天面部(13)が水平に折り返されている前記天面部(13)の上から重ねるように折り返されている包装箱。
  2. 前記天面部に、包装箱を組み立てた状態で互いに係止可能な係止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 展開状態における前記ブランクシートの輪郭の各角部がそれぞれ90度以上の角度で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 展開状態における前記ブランクシートが、直線に形成された4つの辺部(A)と略直角に形成された4つの角部(B)によりその輪郭が形成された矩形状であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 4つの直線の辺部(A1)および2つの直線の辺部(A2)と、90度以上の角度に形成された2つの角部(B1)および4つの角部(B2)によりその輪郭が形成される凸六角形のブランクシートから構成され、対向する位置関係の2つの天面部(13)が矩形に形成され、かかる2つの天面部(13)の側面部(12)と連設する辺部(c)とは反対側の辺部(j)がブランクシートの辺部(A2)を構成するとともに、前記辺部(j)側の両角と該角部に隣接する折り返し部(16)の角部がブランクシートの角部(B2)を構成することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の包装箱。
  6. 展開状態における前記ブランクシートが、4つの直線の辺部(A3)と、90度以上の角度に形成された2つの角部(B3)および90度以内の角度に形成された2つの角部(B4)によりその輪郭が形成された菱形形状であり、折り返し部(16)に連設されている2つの天面部(13)の辺部であって、側面部(12)と連設する辺部(c)とは反対側の辺部(j)に更に折り返し部(17)が連設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
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