JP7103924B2 - 防振装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、防振装置の製造方法に関する。
従来から、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる筒状の外側取付部材、および他方に取付けられるとともに、外側取付部材の内側に配設された内側取付部材と、外側取付部材の内周面と内側取付部材とを連結した弾性体と、を備え、外側取付部材の内周面と弾性体の外周面との間に、2つの液室、およびこれらの液室同士を連通するオリフィス通路が配設された防振装置が知られている。
この種の防振装置の製造方法として、例えば下記特許文献1に示されるような、外側取付部材に、液室、若しくはオリフィス通路に連通した注入口を形成し、防振装置を減圧空間内に置き、注入口を通して液室およびオリフィス通路を減圧した状態で、液体を、注入口を通して液室およびオリフィス通路に注入し、その後、注入口を封止する方法が知られている。
特開昭60-34542号公報
しかしながら、前記従来の防振装置の製造方法では、液室およびオリフィス通路に液体を注入した後に、注入口を封止する必要があり、手間がかかるという問題がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、製造効率を向上させることができる防振装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置の製造方法は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる筒状の外側取付部材、および他方に取付けられるとともに、前記外側取付部材の内側に配設された内側取付部材と、前記外側取付部材の内周面と前記内側取付部材とを連結した弾性体と、を備え、前記外側取付部材の内周面と前記弾性体の外周面との間に、2つの液室、およびこれらの液室同士を連通するオリフィス通路が配設された防振装置の製造方法であって、前記内側取付部材に前記弾性体が接着されてなる本体部材を、有底筒状の減圧容器内に配置する配置工程と、シール筒を、前記減圧容器の上端開口を通して、前記減圧容器の周壁の内周面と、前記弾性体の上端部の外周面と、の間に差し込み、前記弾性体の外周面において、前記2つの液室、および前記オリフィス通路を画成する対応部分を、前記減圧容器の内側に開放した状態で、前記シール筒と、前記減圧容器の周壁の内周面、および前記弾性体の上端部の外周面と、の間をシールすることにより、前記シール筒と、前記減圧容器の周壁の内周面と、前記減圧容器の底壁の上面と、前記弾性体の外周面と、により画成された密閉空間を形成するシール工程と、前記密閉空間を減圧する減圧工程と、前記減圧工程後の前記密閉空間に液体を供給し、前記弾性体の外周面における前記対応部分に液体を満たす液体供給工程と、前記液体供給工程後に、前記シール筒、および前記シール筒内に嵌合された前記外側取付部材を一体に前記減圧容器内に進入させ、前記外側取付部材の内側に前記弾性体を嵌合させて、前記防振装置を形成する装着工程と、を有する。
この発明によれば、前記液体供給工程時に、弾性体の外周面において、2つの液室、およびオリフィス通路を画成する対応部分に液体を満たし、その後の前記装着工程時に、外側取付部材の内側に弾性体を嵌合するのと同時に、液体が満たされた、弾性体の外周面における前記対応部分が、外側取付部材により封止されることとなる。したがって、従来のように、液体を、2つの液室、およびオリフィス通路に供給した後に、注入口を封止する必要がなく、製造効率を向上させることができる。
前記装着工程時に、外側取付部材を、すでに弾性体の上端部に外嵌されているシール筒内に嵌合した状態で、シール筒とともに減圧容器内に進入させ、外側取付部材の内側に弾性体を嵌合するので、外側取付部材のみを単独で減圧容器内に進入させる場合と比べて、容易に外側取付部材の内側に弾性体を嵌合することができる。
ここで、前記シール筒の下端部の内周面は、下方に向かうに従い漸次、拡径してもよい。
この場合、シール筒の下端部の内周面が、下方に向かうに従い漸次、拡径しているので、前記シール工程時、および前記装着工程時に、弾性体における上端部および下端部を、シール筒の下端部内に引っ掛かり少なく円滑に圧入することができる。
また、前記シール筒の下端部の内周面に、前記外側取付部材の下端開口縁が載置される、上方を向く段差面が形成され、前記段差面の内周縁は、前記外側取付部材の下端開口縁における内周縁より径方向の内側に張り出してもよい。
この場合、シール筒に段差面が形成されているので、前記装着工程時に、外側取付部材の下端開口縁を、シール筒の段差面に載置した状態で、シール筒および外側取付部材を一体に減圧容器内に進入させ、外側取付部材の内側に弾性体を嵌合させることができる。したがって、前記装着工程時に、外側取付部材が、シール筒に対して軸方向に位置ずれするのを抑制することが可能になり、外側取付部材および本体部材の軸方向の相対位置の精度が高い防振装置を安定して形成することができる。
シール筒の段差面の内周縁が、外側取付部材の下端開口縁における内周縁より径方向の内側に張り出しているので、前記装着工程時に、シール筒および外側取付部材を一体に減圧容器内に進入させ、外側取付部材の内側に弾性体を嵌合させるときに、外側取付部材の下端開口縁の内周縁が、弾性体に突き当たって引っ掛かるのを防ぐことができる。
また、前記装着工程後に、前記防振装置において、前記減圧容器の底壁の上面に当接若しくは対向する下端部に空気を吹き付けるブロー工程を有してもよい。
この場合、前記装着工程後に、防振装置において、減圧容器の底壁の上面に当接若しくは対向する下端部に空気を吹き付けるブロー工程を有するので、得られた防振装置を減圧容器から取り出す前に、防振装置の下端部に付着した液体を吹き飛ばすことができる。
ブロー工程時に防振装置に及ぼされる空気圧により、防振装置を減圧容器に対して上方に移動させやすくすることが可能になり、防振装置を減圧容器の上端開口から容易に取り出すことができる。
この発明によれば、製造効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1の防振装置の製造方法の配置工程を説明する説明図である。 図1の防振装置の製造方法のシール工程を説明する説明図である。 図1の防振装置の製造方法の減圧工程を説明する説明図である。 図1の防振装置の製造方法の液体供給工程を説明する説明図である。 図1の防振装置の製造方法の装着工程の途中を説明する説明図である。 図1の防振装置の製造方法の装着工程が完了した状態を示す図である。 図1に示す防振装置の製造方法のブロー工程を説明する説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る防振装置を図1を用いて説明する。
防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる筒状の外側取付部材11、および他方に取付けられるとともに、外側取付部材11の内側に配設された内側取付部材12と、外側取付部材11の内周面と内側取付部材12とを連結した弾性体13と、を備え、外側取付部材11の内周面と弾性体13の外周面との間に、2つの液室14、およびこれらの液室14同士を連通する不図示のオリフィス通路が配設されている。2つの液室14、およびオリフィス通路に、例えばエチレングリコール、水、若しくはシリコーンオイルなどが封入されている。
以下、外側取付部材11の中心軸線O1に沿う方向を軸方向といい、軸方向から見て、中心軸線O1に交差する方向を径方向といい、中心軸線O1周りに周回する方向を周方向という。
内側取付部材12は、中心軸線O1と同軸に配設された内筒16と、内筒16を径方向の外側から囲繞する囲繞筒17と、を備える。
内筒16の外周面において、中心軸線O1を径方向に挟む両側に位置する部分に、径方向の外側に向けて突出したストッパ突部16aが形成されている。ストッパ突部16aは、内筒16における軸方向の両端部より軸方向の内側に位置している。
囲繞筒17は、中心軸線O1と同軸に配設されている。囲繞筒17において、内筒16のストッパ突部16aと径方向で対向する部分に、貫通孔17aが各別に形成されている。以下、囲繞筒17のうち、貫通孔17aを周方向に挟む両側に位置する各部分を、平滑部という。
弾性体13は、内筒16および囲繞筒17に一体に接着されている。弾性体13は、内筒16、および囲繞筒17の各外周面に、全周にわたって配設されている。弾性体13のうち、内筒16のストッパ突部16aに配設された各部分の外周面が、2つの液室14を画成している。弾性体13のうち、囲繞筒17の前記平滑部の外周面に配設された各部分の外周面に、前記オリフィス通路を画成する周溝が形成されている。弾性体13の外周面のうち、2つの液室14、および前記オリフィス通路を画成する部分は、囲繞筒17における軸方向の両端部より軸方向の内側に位置している。弾性体13における軸方向の両端部の外周面は、弾性体13のうち、囲繞筒17における軸方向の両端部の外周面に配設された部分の外周面となっている。
外側取付部材11における軸方向の両端部は、加締め加工が施されて、軸方向の外側に向かうに従い漸次、径方向の内側に向けて延び、その内周面が、弾性体13における軸方向の両端部の外周面に圧接している。
防振装置1は、中心軸線Oを通る軸方向に沿う縦断面視において、軸方向の中央部を通る直線に対して対称形状を呈する。
以上のように構成された防振装置1は、後述するように、内側取付部材12に弾性体13が接着されてなる本体部材15に、外側取付部材11が外嵌されて形成される。
防振装置1の製造装置20について説明する。
防振装置の製造装置20は、図2に示されるように、減圧容器21、シール筒22、シール筒駆動部、プッシャー23、プッシャー駆動部、減圧発生部24、液供給部25、ブロー部26、および制御部を備える。
制御部は、減圧容器21、シール筒22、シール筒駆動部、プッシャー23、プッシャー駆動部、減圧発生部24、液供給部25、およびブロー部26の後述する作用を制御する。
減圧容器21は、底壁21aおよび周壁21bを備える有底筒状に形成されている。
以下、減圧容器21の中心軸線O2に沿って、減圧容器21が開口する方向を上方といい、減圧容器21の底壁21a側を下方という。減圧容器21の中心軸線O2に沿う方向を上下方向といい、上下方向から見て、中心軸線O2に交差する方向を装置径方向といい、中心軸線O2周りに周回する方向を装置周方向という。
減圧容器21の底壁21aの上面に、全周にわたって連続して延びる環状の台座部21cが配設されている。台座部21cは、中心軸線O2と同軸に配置されている。台座部21cの外周面は、周壁21bの内周面から装置径方向の内側に離間している。台座部21cの高さは、前述の本体部材15が、中心軸線O1が上下方向に向けられた状態で、本体部材15の軸方向の一端部が、台座部21cの上面に載置されたときに、本体部材15の軸方向の他端部が、減圧容器21の周壁21bの上端開口より下方に位置する大きさに設定されている。本体部材15の軸方向の両端部の外径、つまり弾性体13における軸方向の両端部の外径は、台座部21cの外径より大きくなっている。
シール筒22は、中心軸線O2と同軸に配設されている。シール筒22の外径は、減圧容器21の周壁21bの内径と同等になっている。シール筒22の下端部の内周面に、上方を向く段差面22aが形成されている。シール筒22の下端部の内周面は、段差面22aから下方に向かうに従い漸次、拡径している。段差面22aの内周縁の直径は、弾性体13における軸方向の両端部の外径より小さくなっている。
シール筒22の内周面において、段差面22aより上方に位置する部分に、内側シールリング27が配設されている。内側シールリング27は、段差面22aに近接して配設されている。内側シールリング27は、Oリングとなっている。
シール筒22の下端部の外周面に、外側シールリング28が配設されている。外側シールリング28は、シール筒22の外周面のうち、段差面22aより下方に位置する部分に配設されている。外側シールリング28は、Oリングとなっている。
不図示のシール筒駆動部は、シール筒22を上下方向に移動可能に支持している。シール筒駆動部としては、例えば、サーボモータ、ボールねじ、およびボールナットなどを備える電動アクチュエータ、並びに、ロッドおよびシリンダなどを備える流体圧アクチュエータなどが挙げられる。
プッシャー23は、シール筒22より上方に配設されている。プッシャー23の下端面の直径は、外側取付部材11の外径より大きく、かつ減圧容器21の周壁21bの内径と同等になっている。
不図示のプッシャー駆動部は、プッシャー23を上下方向に移動可能に支持している。プッシャー駆動部としては、シール筒駆動部と同様に、例えば、電動アクチュエータ、および流体圧アクチュエータなどが挙げられる。
減圧発生部24は、不図示の真空ポンプと、減圧容器21内に連通して真空ポンプに接続された減圧菅24aと、を備える。
減圧菅24aは、減圧容器21の周壁21bの下端部に連結されている。減圧菅24aは、減圧容器21内において、台座部21cの上面より下方に位置する部分に開口している。
液供給部25は、液体が貯留された不図示のタンクと、減圧容器21内に連通してタンクに接続された液供給管25aと、不図示の液体給排ポンプと、を備える。
タンクは有底筒状に形成され、その上端開口は、通気性を有する蓋体に覆われている。蓋体は、タンク内に異物が進入することを防ぐ。液体給排ポンプは、液供給管25aに配設されている。液供給管25aは、減圧容器21の周壁21bの下端部に連結されている。液供給管25aは、減圧容器21内において、台座部21cの上面より下方に位置する部分に開口している。
ブロー部26は、不図示のブロワと、減圧容器21内に連通してブロワに接続されたブロー菅26aと、を備える。
ブロー菅26aは、減圧容器21の底壁21aを上下方向に貫いている。ブロー菅26aの上端開口は、台座部21cの上面に開口している。ブロー菅26aは、装置周方向に間隔をあけて複数配設されている。
次に、製造装置20を用いて防振装置1を製造する方法について説明する。
まず、内側取付部材12に弾性体13が接着され、外側取付部材11が装着される前の本体部材15を形成する。
次に、図2に示されるように、本体部材15を減圧容器21内に配置する(配置工程)。この際、内筒16および囲繞筒17を、中心軸線O2と同軸に位置させた状態で、本体部材15の軸方向の一端部を、台座部21cの上面に載置する。本体部材15の軸方向の一端部は、ブロー菅26aの上端開口を閉塞している。本体部材15の軸方向の一端部の外周面、つまり弾性体13における軸方向の一端部の外周面は、全周にわたって、台座部21cの外周面より装置径方向の外側に位置している。
以下、本体部材15における軸方向の一端部側を下側といい、他端部側を上側という。
次に、図3に示されるように、シール筒駆動部を駆動してシール筒22を下降させ、シール筒22を、減圧容器21の上端開口を通して、減圧容器21の周壁21bの内周面と、弾性体13の上端部の外周面と、の間に差し込む。これにより、弾性体13の外周面において、2つの液室14、およびオリフィス通路を画成する対応部分を、減圧容器21の内側に開放した状態で、シール筒22と、減圧容器21の周壁21bの内周面、および弾性体13の上端部の外周面と、の間をシールする。
図示の例では、シール筒22の下端部を、減圧容器21の上端部内に嵌合し、かつ弾性体13の上端部に外嵌する。この際、外側シールリング28が、減圧容器21の周壁21bの内周面に全周にわたって圧接し、シール筒22の下端部の内周面が、弾性体13の上端部の外周面に全周にわたって圧接する。
以上より、シール筒22と、減圧容器21の周壁21bの内周面と、減圧容器21の底壁21aの上面と、弾性体13の外周面と、により画成された密閉空間Aが形成される(シール工程)。図示の例では、シール筒22のうちの下端開口縁、および弾性体13の外周面のうち、上端部より下方に位置する部分の全体が密閉空間Aを画成している。
次に、減圧発生部24の真空ポンプを駆動し、減圧菅24aを通して密閉空間A内を排気し、密閉空間Aを減圧する(減圧工程)。この過程において、図4に示されるように、外側取付部材11をシール筒22内にその上端開口から嵌合し、外側取付部材11の下端開口縁11aを、シール筒22の段差面22a上に載置する。この際、段差面22aの内周縁は、外側取付部材11の下端開口縁11aにおける内周縁より径方向の内側に張り出している。図示の例では、加締め加工が施される前の外側取付部材11の内径は、上下方向の全長にわたって同等で、かつ段差面22aの内周縁の直径より大きくなっている。また、内側シールリング27が、外側取付部材11の下端部の外周面に全周にわたって圧接する。これにより、外側取付部材11の外周面と、シール筒22の内周面と、の間がシールされる。
次に、液供給部25の液体給排ポンプを駆動し、図5に示されるように、液供給管25aを通してタンク内の液体を減圧容器21内に供給し、前記減圧工程後の密閉空間Aに液体を供給する(液体供給工程)。この際、液体が密閉空間Aの全域に行き渡り、弾性体13の外周面における前記対応部分にも満たされる。
次に、プッシャー駆動部を駆動して、図6に示されるように、プッシャー23を下降させ、プッシャー23の下端面を外側取付部材11の上端開口縁11bに当接させる。その後、プッシャー駆動部およびシール筒駆動部を同期させて駆動し、プッシャー23およびシール筒22を一体に下降させる。これにより、シール筒22内に外側取付部材11を嵌合し、かつシール筒22の段差面22aに外側取付部材11の下端開口縁11aを当接させた状態で、シール筒22および外側取付部材11を一体に減圧容器21内に進入させる。
この際、シール筒22の段差面22aの内周縁が、外側取付部材11の下端開口縁11aにおける内周縁より径方向の内側に張り出しているので、弾性体13の上端部の外周面が摺接する部材が、シール筒22の下端部の内周面から、外側取付部材11の内周面に移行するときに、引っ掛かりが生じたりするのを防ぐことができる。
シール筒22および外側取付部材11が減圧容器21内に進入することで、密閉空間Aの容積が減少するのに伴い、密閉空間Aの液体を、その容積の減少量に応じて排出する。これにより、シール筒22および外側取付部材11を円滑に下降させることができる。本実施形態では、この際、液供給部25の液体給排ポンプを駆動し、液体を密閉空間Aから吸い出してタンクに戻す。
そして、シール筒22の下端部が、弾性体13の下端部の外周面に到達すると、シール筒22の下端部が、減圧容器21の周壁21bの内周面と、弾性体13の下端部の外周面と、の間に差し込まれ、さらに、シール筒22の下端部が、弾性体13の下端部の外周面を下方に超えたときに、図7に示されるように、外側取付部材11の下端部の内周面が、弾性体13の下端部の外周面に圧接することで、弾性体13が外側取付部材11の内側に嵌合されて、2つの液室14、およびオリフィス通路に液体が満たされた防振装置1が得られる(装着工程)。
この際、シール筒22の段差面22aの内周縁が、外側取付部材11の下端開口縁11aにおける内周縁より径方向の内側に張り出していることから、弾性体13の下端部の外周面が摺接する部材が、シール筒22の下端部の内周面から、外側取付部材11の内周面に移行するときに、引っ掛かりが生じたりするのを防ぐことができる。また、シール筒22の下端開口縁が、減圧容器21の底壁21aの上面に当接する。これにより、台座部21cの外周面と、シール筒22の下端部の内周面と、の間に閉空間Bが形成される。
次に、プッシャー駆動部を駆動して、図8に示されるように、プッシャー23を上昇させ、プッシャー23の下端面を外側取付部材11の上端開口縁11bから上方に離間させる。そして、ブロー部26のブロワを駆動し、ブロー菅26aの上端開口から空気を吹き出し、得られた防振装置1において、減圧容器21の底壁21aの上面に当接若しくは対向する下端部に、その全域にわたって空気を吹き付ける(ブロー工程)。この際、閉空間Bに空気が進入することとなり、閉空間Bが開放され、シール筒22が上昇可能となる。
そして、ブロー菅26aの上端開口から空気を吹き出した状態で、防振装置1をシール筒22から上方に抜き出し、その後、シール筒駆動部を駆動して、シール筒22を上昇させ、減圧容器21から上方に抜き出す。
その後、防振装置1のうち、液体が付着している下端部を洗浄した後に、外側取付部材11における軸方向の両端部に加締め加工を施し、その内周面を、弾性体13における軸方向の両端部の外周面に圧接させる。
以上説明したように、本実施形態による防振装置の製造方法によれば、前記液体供給工程時に、弾性体13の外周面において、2つの液室14、およびオリフィス通路を画成する対応部分に液体を満たし、その後の前記装着工程時に、外側取付部材11の内側に弾性体13を嵌合するのと同時に、液体が満たされた、弾性体13の外周面における前記対応部分が、外側取付部材11により封止されることとなる。したがって、従来のように、液体を、2つの液室14、およびオリフィス通路に供給した後に、注入口を封止する必要がなく、製造効率を向上させることができる。
前記装着工程時に、外側取付部材11を、すでに弾性体13の上端部に外嵌されているシール筒22内に嵌合した状態で、シール筒22とともに減圧容器21内に進入させ、外側取付部材11の内側に弾性体13を嵌合するので、外側取付部材11のみを単独で減圧容器21内に進入させる場合と比べて、容易に外側取付部材11の内側に弾性体13を嵌合することができる。
シール筒22の下端部の内周面が、下方に向かうに従い漸次、拡径しているので、前記シール工程時、および前記装着工程時に、弾性体13における上端部および下端部を、シール筒22の下端部内に引っ掛かり少なく円滑に圧入することができる。
シール筒22に段差面22aが形成されているので、前記装着工程時に、外側取付部材11の下端開口縁11aを、シール筒22の段差面22aに載置した状態で、シール筒22および外側取付部材11を一体に減圧容器21内に進入させ、外側取付部材11の内側に弾性体13を嵌合させることができる。したがって、前記装着工程時に、外側取付部材11が、シール筒22に対して上下方向に位置ずれするのを抑制することが可能になり、外側取付部材11および本体部材15の軸方向の相対位置の精度が高い防振装置1を安定して形成することができる。
シール筒22の段差面22aの内周縁が、外側取付部材11の下端開口縁11aにおける内周縁より径方向の内側に張り出しているので、前記装着工程時に、シール筒22および外側取付部材11を一体に減圧容器21内に進入させ、外側取付部材11の内側に弾性体13を嵌合させるときに、外側取付部材11の下端開口縁11aの内周縁が、弾性体13に突き当たって引っ掛かるのを防ぐことができる。
前記装着工程後に、防振装置1において、減圧容器21の底壁21aの上面に当接若しくは対向する下端部に空気を吹き付けるブロー工程を有するので、得られた防振装置1を減圧容器21から取り出す前に、防振装置1の下端部に付着した液体を吹き飛ばすことができる。
ブロー工程時に防振装置1に及ぼされる空気圧により、防振装置1を減圧容器21に対して上方に移動させやすくすることが可能になり、防振装置1を減圧容器21の上端開口から容易に取り出すことができる。
図4および図5に示されるように、前記減圧工程時、および前記液体供給工程時に、弾性体13の上端部の外周面に、外側取付部材11の内周面ではなく、シール筒22の下端部の内周面を圧接させてシールするので、シール筒22の内周面と外側取付部材11の外周面との境界部分を、密閉空間Aの外側に位置させることが可能になる。したがって、シール筒22の内周面と外側取付部材11の外周面との間のシール性を高めために、外側取付部材11の外周面の表面粗さを滑らかにする必要がなく、防振装置1のコストを抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、加締め加工が施される前の外側取付部材11の内径が、上下方向の全長にわたって同等で、かつ段差面22aの内周縁の直径より大きくなっている構成を示したが、外側取付部材11の下端開口縁11aにおける内周縁の直径を、段差面22aの内周縁の直径より大きくしたうえで、外側取付部材11の内周面において、下端開口縁11aの内周縁より上方に位置する部分の内径を、段差面22aの内周縁の直径より小さくしてもよい。この構成において、外側取付部材11の内周面において、下端開口縁11aの内周縁に連なる部分を、上方に向かうに従い漸次、装置径方向の内側に向けて延びるとともに、装置径方向の内側に向けて突の曲面状に形成してもよい。
図4および図5に示されるように、前記減圧工程時、および前記液体供給工程時に、シール筒22の下端部を、弾性体13の上端部の外周面に圧接させたが、これらの各工程時に、シール筒22をさらに下降させ、例えば図6に示されるように、弾性体13の上端部の外周面に、外側取付部材11の内周面を圧接させてもよい。
この場合、前記実施形態と比べて、前記減圧工程時に、シール筒22および外側取付部材11が、減圧容器21内に下方に深く差し込まれているので、その分、密閉空間Aの容積が低減されることとなり、前記減圧工程、および前記液体供給工程のサイクルタイムを短縮することができる。
台座部21cは、減圧容器21の底壁21aと一体に形成されてもよいし、減圧容器21の底壁21aの上面に台座部21cを配設しなくてもよい。
また、内側取付部材12は、例えば、内筒16および囲繞筒17のうちのいずれか一方のみを備えるなど適宜変更してもよい。
また、内筒16は筒状に限らず、中実に形成するなど適宜変更してもよい。
また、防振装置1は、トーションビーム式リアサスペンション、車両のエンジンマウント、建設機械に搭載された発電機のマウント、および工場等に設置される機械のマウントなどに適用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 防振装置
11 外側取付部材
11a 外側取付部材の下端開口縁
12 内側取付部材
13 弾性体
14 液室
15 本体部材
21 減圧容器
21a 減圧容器の底壁
21b 減圧容器の周壁
22 シール筒
22a 段差面
A 密閉空間

Claims (4)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に取付けられる筒状の外側取付部材、および他方に取付けられるとともに、前記外側取付部材の内側に配設された内側取付部材と、
    前記外側取付部材の内周面と前記内側取付部材とを連結した弾性体と、を備え、
    前記外側取付部材の内周面と前記弾性体の外周面との間に、2つの液室、およびこれらの液室同士を連通するオリフィス通路が配設された防振装置の製造方法であって、
    前記内側取付部材に前記弾性体が接着されてなる本体部材を、有底筒状の減圧容器内に配置する配置工程と、
    シール筒を、前記減圧容器の上端開口を通して、前記減圧容器の周壁の内周面と、前記弾性体の上端部の外周面と、の間に差し込み、前記弾性体の外周面において、前記2つの液室、および前記オリフィス通路を画成する対応部分を、前記減圧容器の内側に開放した状態で、前記シール筒と、前記減圧容器の周壁の内周面、および前記弾性体の上端部の外周面と、の間をシールすることにより、前記シール筒と、前記減圧容器の周壁の内周面と、前記減圧容器の底壁の上面と、前記弾性体の外周面と、により画成された密閉空間を形成するシール工程と、
    前記密閉空間を減圧する減圧工程と、
    前記減圧工程後の前記密閉空間に液体を供給し、前記弾性体の外周面における前記対応部分に液体を満たす液体供給工程と、
    前記液体供給工程後に、前記シール筒、および前記シール筒内に嵌合された前記外側取付部材を一体に前記減圧容器内に進入させ、前記外側取付部材の内側に前記弾性体を嵌合させて、前記防振装置を形成する装着工程と、を有する、防振装置の製造方法。
  2. 前記シール筒の下端部の内周面は、下方に向かうに従い漸次、拡径している、請求項1に記載の防振装置の製造方法。
  3. 前記シール筒の下端部の内周面に、前記外側取付部材の下端開口縁が載置される、上方を向く段差面が形成され、
    前記段差面の内周縁は、前記外側取付部材の下端開口縁における内周縁より径方向の内側に張り出している、請求項1または2に記載の防振装置の製造方法。
  4. 前記装着工程後に、前記防振装置において、前記減圧容器の底壁の上面に当接若しくは対向する下端部に空気を吹き付けるブロー工程を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の防振装置の製造方法。
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