JP7102881B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機械に関する。
従来、作業機械として、下部走行体と、上部旋回体と、起伏部材と、を備えたクレーンが知られている。起伏部材は、上部旋回体の前部に起伏可能に取り付けられる。起伏部材の先端部から吊り下げられたフックによって吊り荷の吊り上げ作業が実行される。また、上部旋回体の後部には、カウンタウエイトが配置される。カウンタウエイトは、クレーンのバランスを保持する機能を有する。
特許文献1には、上部旋回体に対するカウンタウエイトの装着状態を検出する検出装置が開示されている。クレーンは、上部旋回体のフレームと、当該フレームの後端部に配置されカウンタウエイトが載置されることを許容するウエイトブラケットと、カウンタウエイトの荷重を受けるロードセルと、を有する。ウエイトブラケットは、フレームの後端部に複数のピンによって連結されており、ロードセルは当該ピンに固定されている。カウンタウエイトがウエイトブラケットに載置されると、ロードセルの出力が変化することによって、カウンタウエイトが装着されたことが検出される。
特開平9-58978号公報
特許文献1に記載された技術では、カウンタウエイトの装着状態を検出するロードセルや当該ロードセルに接続される電気配線が破損しやすいという問題があった。具体的に、ロードセルはウエイトブラケットとフレームとを結合するピンに固定されている。ウエイトブラケットはカウンタウエイトの荷重を直接受けるため、ロードセルが装着時に大きな衝撃を受けやすい。このため、カウンタウエイトの装着を繰り返すうちにロードセルの破損が生じやすくなる。また、ロードセルは、着脱可能なピンに固定されるため、ピンの着脱作業を繰り返すうちにロードセルに接続される電気配線が損傷しやすくなる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、カウンタウエイトの装着状態を安定して検出することが可能な作業機械を提供することを目的とする。
本発明の発明者は、作業機械の組立作業中において、上部本体の旋回ベアリングの周辺にかかる負荷は、カウンタウエイトの装着によるものが支配的であることを新たに知見した。すなわち、従来のようにウエイト装着部にロードセルのような検出装置を備えずとも、旋回ベアリングに近い位置に検出装置(変位量検出部)を配置することで、カウンタウエイトの有無を検出することが充分可能であることを知見した。当該知見は、上部本体の旋回ベアリング周辺が片持ち梁の固定端として機能し、ウエイト装着部の周辺が片持ち梁の自由端として機能することに着目したものである。このような観点に基づく本発明の一局面に係る作業機械は、上部本体であって、前記上部本体の後端部に配置されるウエイト装着部を有する、上部本体と、前記上部本体が鉛直方向に延びる旋回軸心回りに旋回可能なように前記上部本体を支持する下部本体と、前記ウエイト装着部よりも前方において前記上部本体に配置され、作業者が搭乗することを許容する運転室と、前記上部本体の前端部に起伏可能に装着される起伏部材と、前記上部本体に固定される第1リング部と前記下部本体に固定される第2リング部とを有し、前記第1リング部は前記第2リング部に対して前記旋回軸心回りに相対回転可能である、旋回ベアリングと、前記上部本体の前記ウエイト装着部に着脱可能に装着されるカウンタウエイトと、前記上部本体のうち前記ウエイト装着部よりも前記第1リング部に近い位置に装着され、前記上部本体の変形量に応じた信号を出力する変形量検出部と、前記変形量検出部から出力された前記信号を受け、前記カウンタウエイトが前記ウエイト装着部に装着されたことを前記作業者に報知する報知部と、を備える。
本構成によれば、カウンタウエイトがウエイト装着部に装着される時に、カウンタウエイトの重量に応じた直接的な衝撃が変形量検出部に付与されることがない。したがって、作業機械の組立作業が繰り返し行われた場合であっても、変形量検出部の破損が抑止される。また、ウエイト装着部の周辺に変形量検出部が配置される場合と比較して、変形量検出部から延びる電気配線がカウンタウエイトと接触することで損傷することを防止することができる。このため、カウンタウエイトの装着状態を安定して検出することが可能な作業機械を提供することができる。
上記の構成において、前記変形量検出部は、ひずみゲージからなることが望ましい。
本構成によれば、カウンタウエイトの大きな重量に対応した荷重計を備えることなく、カウンタウエイトの装着状態を簡易かつ低コストで検出することができる。
上記の構成において、前記上部本体は、当該上部本体のうち前記ウエイト装着部よりも前記第1リング部に近い位置に固定され、前記ウエイト装着部への前記カウンタウエイトの装着に伴って変形する変形部材を有し、前記変形量検出部は、前記変形部材に装着され、前記変形部材の変形量に応じた前記信号を出力することが望ましい。
本構成によれば、変形部材の配置、形状や材料を調整し変形部材の変形量を大きくすることで、カウンタウエイトが装着されたことを精度よく判定することができる。
上記の構成において、前記上部本体は、前記上部本体の前後方向に沿って延びるとともに前記上部本体の左右方向に互いに間隔をおいて配置される左右一対の側板と、前記左右一対の側板の間で鉛直方向に面するように配置されるとともに前記左右一対の側板同士を前記左右方向において接続する少なくとも一つの横板と、前記左右一対の側板の間で鉛直方向に沿って延びるとともに前記前後方向に互いに間隔をおいて配置され、前記左右一対の側板および前記少なくとも一つの横板にそれぞれ接続される複数の縦板であって、当該複数の縦板は、前記前後方向において前記第1リング部と前記ウエイト装着部との間に配置されている、複数の縦板と、を有し、前記変形部材は、前記複数の縦板のうちの一の縦板に鉛直方向に沿って接続される第1面と、前記少なくとも一つの横板に前記前後方向に沿って接続される第2面と、前記第1面と前記第2面とを接続するとともに、前記ひずみゲージを保持する保持面と、を有し、前記ひずみゲージは、前記前後方向および鉛直方向を含む基準面上における前記保持面の伸縮に応じて前記信号を出力するように前記保持面に保持されていることが望ましい。特に、前記少なくとも一つの横板は、上方に面する上面部を有し、前記一の縦板は、前記上部本体の後方向に面する後面部を有するとともに、前記少なくとも一つの横板の前記上面部に接続されており、前記変形部材の前記第1面は前記後面部に接続され、前記第2面は前記上面部に接続されており、前記保持面は前記上部本体の前方に向かって先上がりに傾斜するとともに前記ひずみゲージを保持する傾斜面を含むことが望ましい。
本構成によれば、ウエイト装着部にカウンタウエイトの重量に相当する荷重が付与されると、変形部材の保持面に大きな応力が発生し、当該応力に応じた保持面の変形量をひずみゲージが高い感度で検出することができる。
上記の構成において、前記一の縦板は、前記複数の縦板のうち最も前記第1リング部に近い位置に配置されていることが望ましい。
本構成によれば、カウンタウエイトの装着時に、上部本体の第1リング部の周辺が固定端として機能し、ウエイト装着部の周辺が自由端として機能する。そして、変形部材が装着される一の縦板は上記の固定端に近い位置に配置されている。したがって、カウンタウエイトの装着に応じて変形部材に大きな力を付与することができるため、保持面の変形量を大きく設定することができる。このため、保持面の変形量をひずみゲージが安定して検出することができる。
上記の構成において、前記変形部材の前記左右方向における寸法は、前記変形部材の前記前後方向および鉛直方向における寸法よりも小さく設定されていることが望ましい。
本構成によれば、変形部材は、前後および上下方向に沿って延びる板材であり、保持面は、当該板材の厚さ部分に相当する。この場合、保持面の左右方向における変形が少ないため、変形量検出部が前後方向および上下方向に沿った保持面の変形量を精度良く検出することができる。
上記の構成において、前記側板は、前記上部本体の左右方向において前記変形量検出部に対向して配置され、前記上部本体は、前記変形量検出部を上方から覆う上板を更に有することが望ましい。
本構成によれば、変形部材に装着された変形量検出部が、側板および上板によって保護される。このため、変形量検出部による検出動作が、雨風など作業機械の外部の環境の影響を受けにくい。また、変形量検出部に物が衝突し変形量検出部が破損することが抑止される。
上記の構成において、前記変形量検出部は、前記変形部材に対して着脱可能とされていることが望ましい。
本構成によれば、作業機械の組立作業、換言すれば、カウンタウエイトの着脱作業が繰り返され変形量検出部の感度が低下した場合でも、当該変形量検出部を容易に交換することができる。
本発明によれば、カウンタウエイトの装着状態を安定して検出することが可能な作業機械が提供される。
本発明の一実施形態に係る作業機械の模式的な側面図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の旋回フレームの断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の旋回フレームの側面図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の旋回フレームの側方断面図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の旋回フレームの平面図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の旋回フレームの拡大底面図であって、ベアリング装着部の周辺を拡大した図である。 本発明の一実施形態に係る旋回ベアリングの周辺の断面図である。 図2の変形部材の周辺を拡大した断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る変形部材の周辺を拡大した断面図である。 本発明の一実施形態に係る作業機械の制御部のブロック図である。 本発明の第1変形実施形態に係る変形部材を拡大した断面斜視図である。 本発明の第2変形実施形態に係る変形部材を拡大した断面斜視図である。 本発明の第3変形実施形態に係る変形部材の周辺を拡大した断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るクレーン1(作業機械)の側面図である。なお、以後、各図には、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」および「後」の方向が示されているが、当該方向は、本実施形態に係るクレーン1の構造および組立方法を説明するために便宜上示すものであり、本発明に係る作業機械の移動方向や使用態様などを限定するものではない。
クレーン1は、下部走行体10と、上部旋回体20と、旋回ベアリング21と、キャブ25と、カウンタウエイト30と、ブーム31と、を備える。
下部走行体10は、地面G上に配置され、上部旋回体20を鉛直方向に延びる旋回中心CL回りに旋回可能に支持する。下部走行体10は、カーボディ11と、左右一対のクローラフレーム12と、を有する。カーボディ11は、下部走行体10の左右方向(図1の紙面と直交する方向)の中央部に配置され、上部旋回体20を旋回可能に支持する。左右一対のクローラフレーム12は、カーボディ11に左右方向の両側から連結されている。クローラフレーム12は、カーボディ11よりも前後方向に長く延びており、クローラフレーム12の前端部および後端部には、駆動ローラ122およびアイドラローラ123が回転可能に支持されている。また、図1に示すように、駆動ローラ122およびアイドラローラ123に支持された状態で、クローラ121がクローラフレーム12の周囲を周回可能に配置されている。不図示の駆動機構によって駆動ローラ122が回転されると、クレーン1の走行が可能となる。旋回ベアリング21は、下部走行体10と上部旋回体20との間に介在し、上部旋回体20が旋回することを許容する。
キャブ25は、上部旋回体20の前端部に配置されている。キャブ25は、クレーン1の運転室に相当し、クレーン1を操作する作業者が搭乗することを許容する。キャブ25には、作業者が操作する操作レバーや作業者が視認する作業情報を表示する表示部61(図10)などが配置されている。
ブーム31は、上部旋回体20の前端部に水平な回転軸回りに起伏可能に装着されている。ブーム31の先端部から吊り下げられた不図示の主巻ロープにはフックが取り付けられている。
カウンタウエイト30は、上部旋回体20の後端部に装着される。カウンタウエイト30は、クレーン1のバランスを保持するための錘である。図1に示すように、カウンタウエイト30は、薄板状の複数のウエイト要素が順に積層されることで構成される。
また、クレーン1には、不図示の各種ウインチが搭載される。具体的には、ブーム31を起伏させるためのブーム起伏用ウインチと、吊り荷の巻上げ及び巻下げを行うための主巻用ウインチとが搭載される。
ブーム起伏用ウインチが不図示のブーム起伏用ロープの巻き取り及び繰り出しを行うことで、ブーム31が起伏方向に回動する。主巻用ウインチは、前記主巻ロープによる吊り荷の巻上げ及び巻下げを行う。
図2は、本実施形態に係るクレーン1の旋回フレーム22の断面斜視図である。図3乃至図5は、それぞれ旋回フレーム22の側面図、側方断面図および平面図である。上部旋回体20は、旋回フレーム22(上部本体)を有する。旋回フレーム22は、上部旋回体20の本体部分を構成するものであり、複数の板材が溶接接合されることで成形される。なお、各図に示される前後方向(旋回フレーム22の長手方向)および左右方向(旋回フレーム22の幅方向)は、旋回フレーム22(上部旋回体20)を基準とした方向である。図2乃至図5を参照して、旋回フレーム22は、底壁221(横板)と、上壁222(横板、上板)と、左右一対の側壁223(側板)と、後壁224と、前壁220と、複数の内壁225と、複数の内側リブ226と、中央リブ22Hと、を備える。
左右一対の側壁223は、旋回フレーム22の前後方向に沿って延びるとともに旋回フレーム22の左右方向に互いに間隔をおいて配置される。側壁223は、前記左右方向に面している。左右一対の側壁223は、左側壁223L(図2)と右側壁223R(図3)とを含む。なお、図2では、左側壁223Lのみが現れているが、右側壁223R(図3)も左側壁223Lと同じ構造を有する。左右一対の側壁223は、それぞれ中央突出部223Tと、ウエイト装着部22S(ウエイト装着部)と、を有する。中央突出部223Tは、側壁223の前後方向の略中央部が上方に突出した部分である。当該中央突出部223Tには、ブーム31を起伏可能に支持する不図示のマストが装着される。
ウエイト装着部22Sは、側壁223(旋回フレーム22)の後端部に配置される。ウエイト装着部22Sは、U字形状を有し、左右一対のウエイト装着部22Sに、カウンタウエイト30が着脱可能に装着される。カウンタウエイト30は、ウエイト装着部22Sに係合可能な不図示の係合部を有する。なお、前述のキャブ25は、ウエイト装着部22Sよりも前方において旋回フレーム22上に配置される。
底壁221は、旋回フレーム22の下面部を画定する板材である。底壁221は、左右一対の側壁223の間で鉛直方向に面するように配置されるとともに、左右一対の側壁223同士を左右方向において接続する。図2乃至図4に示すように、底壁221は、側壁223の前端部から後端部にかけて前後方向に延びている。底壁221には、底壁前開口部221Sおよび底壁後開口部221Tは開口されている(図2)。底壁前開口部221Sは、中央突出部223Tよりも前方において、底壁221に開口された開口部である。同様に、底壁後開口部221Tは、中央突出部223Tよりも後方において、底壁221に開口された開口部である。底壁前開口部221Sおよび底壁後開口部221Tは、いずれも前後方向に延びる長穴状に開口されている。
上壁222は、旋回フレーム22の上面部を画定する板材である。上壁222は、底壁221の上方に間隔をおいて配置される。上壁222も、底壁221と同様に、左右一対の側壁223の間で鉛直方向に面するように配置されるとともに、左右一対の側壁223同士を左右方向において接続する。また、図2に示すように、上壁222のうち、底壁前開口部221Sおよび底壁後開口部221Tの上方の部分には、それぞれ開口部が形成されている。
後壁224は、左右一対の側壁223の後端部、底壁221の後端部および上壁222の後端部を接続する。後壁224は、鉛直方向に沿って延びている。一方、前壁220は、左右一対の側壁223の前端部、底壁221の前端部および上壁222の前端部を接続する。なお、底壁221、上壁222、一対の側壁223、前壁220および後壁224によって、旋回フレーム22の箱型形状が構成される。図2に示すように、後壁224には、楕円状の開口部が形成されている。
複数の内壁225は、左右一対の側壁223の間で鉛直方向に沿ってそれぞれ延びるとともに前後方向に互いに間隔をおいて配置されている。複数の内壁225の左右方向の両端部は、それぞれ左右一対の側壁223に接続されている。また、複数の内壁225の下端部および上端部は、それぞれ底壁221および上壁222に接続されている。複数の内壁225には、楕円状の開口部が形成されている。複数の内壁225は、第1内壁225Aと、第2内壁225Bと、第3内壁225Cと、第4内壁225Dと、を有する。第1内壁225Aは、底壁前開口部221Sの前端部近傍に配置され、第2内壁225Bは、底壁前開口部221Sの後端部近傍に配置されている。また、第3内壁225Cは、第2内壁225Bの後方であって、底壁後開口部221Tの前端部近傍に配置されている。第4内壁225Dは、底壁後開口部221Tの後端部近傍に配置されている。なお、後壁224、第3内壁225Cおよび第4内壁225Dは、本発明の複数の縦板を構成する。このうち、第3内壁225Cは、本発明の一の縦板を構成する。第3内壁225Cは、前記複数の縦板のうち最も旋回ベアリング21(第1リング部21A)に近い位置に配置されている。
複数の内側リブ226は、側壁223の内面部に固定されており、底壁221と上壁222とを上下方向に沿って接続するように配置されている。複数の内壁225および複数の内側リブ226によって、旋回フレーム22の剛性が確保されている。
中央リブ22Hは、中央突出部223Tの内側に配置され、中央突出部223Tの倒れを防止する。
図6は、本実施形態に係るクレーン1の旋回フレーム22の拡大底面図であって、ベアリング装着部21Sの周辺を拡大した図である。また、図7は、ベアリング装着部21Sの周辺の上部旋回体20(旋回フレーム22)および下部走行体10の断面図である。
旋回ベアリング21は、円形の第1リング部21Aと、円形の第2リング部21Bと、を有する(図7)。第1リング部21Aは、旋回フレーム22の底壁221に形成されたベアリング装着部21Sに固定される。第2リング部21Bは、第1リング部21Aの径方向内側に配置され、下部走行体10の上面部110(図7)に形成されたベアリング装着部110S(図7)に固定される。第1リング部21Aは、第2リング部21Bに対して前記旋回軸心CL回りに相対回転可能とされる。具体的に、第2リング部21Bの内周面には、周方向に沿って複数のギア歯21Cが形成されている。また、クレーン1は、底壁221の旋回モータ装着部22Mに固定される旋回モータM(図7)を有する。旋回モータMのピニオンギアMPが第2リング部21Bのギア歯21Cと係合する。旋回モータMのピニオンギアMPが回転すると、旋回モータMとともに旋回フレーム22が下部走行体10に対して回転することで、上部旋回体20が旋回中心CL回りに旋回する。
旋回フレーム20は、更に、左右一対の測定支台50(変形部材)を有する。また、クレーン1は、左右一対のひずみゲージ51(変形量検出部)を備える。図8は、図2に示される測定支台50の周辺を拡大した断面斜視図である。図9は、測定支台50の周辺を拡大した模式的な断面図である。なお、図8では、左右一対の測定支台50およびひずみゲージ51のうち、左側の測定支台50およびひずみゲージ51のみが現れているが、右側の測定支台50およびひずみゲージ51は、図9の測定支台50およびひずみゲージ51の右方に間隔を置いた位置に配置されている。換言すれば、旋回フレーム22の構造は、当該旋回フレーム22の左右方向の中心を通り前後方向に延びる不図示の中心線を中心に線対称に配置されている。
測定支台50は、旋回フレーム22のうち、第1リング部21Aよりも後方であってウエイト装着部22Sよりも第1リング部21Aに近い位置に配置されている。特に、本実施形態では、測定支台50は、底壁221と第3内壁225Cとによって形成される角部に配置されている。測定支台50は、ウエイト装着部22Sへのカウンタウエイト30の装着に伴って周囲の部材から力を受けて変形する。ひずみゲージ51は、測定支台50に装着され、測定支台50の変形量に応じた信号を出力する。
図9を参照して、前述の第3内壁225Cは、旋回フレーム22の後方向に面する後面部225C1を有する。また、底壁221は、上方向に面する上面部221Aを有する。上面部221Aおよび後面部225C1は互いに接続され、測定支台50が固定される角部を形成している。
測定支台50は、上下および前後方向に延びる板材からなる。すなわち、測定支台50の左右方向における寸法は、測定支台50の前後方向および鉛直方向における寸法よりも小さく設定されている。測定支台50は、第1面50Aと、第2面50Bと、保持面50Cと、を有する。第1面50Aは、測定支台50の前面部であり、第3内壁225Cの後面部225C1(図9)に鉛直方向に沿って接続される。第2面50Bは、測定支台50の下面部であり、底壁221の上面部221A(図9)に前後方向に沿って接続される。
保持面50Cは、第1面50Aと第2面50Bとを接続するとともに、ひずみゲージ51を保持する。保持面50Cは、旋回フレーム22の前方に向かって先上がりに傾斜するとともにひずみゲージ51を保持する傾斜面を有する。図9に示すように、本実施形態では、当該傾斜面は円弧状の湾曲面からなる。そして、本実施形態では、ひずみゲージ51は、前後方向および鉛直方向を含む基準面(図9の紙面と平行な面)上における保持面50Cの伸縮(図9の矢印D2)に応じて前記信号を出力するように保持面50Cに保持されている。ひずみゲージ51は、保持面50Cに対して着脱可能に固定されている。
また、本実施形態では、図8に示すように、左側壁223Lが左右方向においてひずみゲージ51に対向して配置される。また、上壁222(上板)が、ひずみゲージ51を上方から覆うように配置される。
クレーン1は、更に制御部60を備える。図10は、本実施形態に係るクレーン1の制御部60のブロック図である。制御部60は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成されている。また、制御部60には、前述のひずみゲージ51に加え、表示部61(報知部)が電気的に接続されている。表示部61は、キャブ25内で運転席の前方に配置された液晶パネルであり、作業者に対してクレーン1の作業情報などを報知する。特に、表示部61は、ひずみゲージ51から出力された信号に基づく情報を受け付け、カウンタウエイト30がウエイト装着部22Sに装着されたことをキャブ25内の作業者に報知する。なお、表示部61に代わって、ブザー音を発生するスピーカーや発光するランプなどによって上記の情報が報知されてもよい。
制御部60は、前記CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、装着判定部601、記憶部602および情報出力部603を備えるように機能する。
装着判定部601は、ひずみゲージ51から出力された信号を受け付け、当該信号の大きさに応じて、ウエイト装着部22Sにカウンタウエイト30が装着されているか否かを判定する。本実施形態では、装着判定部601は、ひずみゲージ51から出力された信号(電圧)が記憶部602に予め格納されている閾値を上回っている場合に、ウエイト装着部22Sにカウンタウエイト30が装着されていると判定する。
情報出力部603は、装着判定部601によってカウンタウエイト30がウエイト装着部22Sに装着されていると判定されると、「カウンタウエイト装着情報」を表示部61に対して出力し、当該情報を表示部61に表示させる。
本実施形態では、クレーン1の組立段階において、不図示の補助クレーンによって、図1の矢印で示すように複数のカウンタウエイト30がウエイト装着部22S(図2)に装着、積載される。旋回フレーム22では、旋回ベアリング21の第1リング部21Aが固定端として機能し、ウエイト装着部22S周辺が上下に移動可能な自由端として機能する。このため、ウエイト装着部22Sにカウンタウエイト30が装着されると、測定支台50の第2面50Bが接続された底壁221には図9の矢印D1で示すように下方に向かって荷重が付与される。一方、測定支台50の第1面50Aは第3内壁225Cに接続されているため前後方向には動きにくい。この結果、ひずみゲージ51を保持する保持面50Cには、矢印D2で示すような引張応力が発生する。ひずみゲージ51は、当該保持面50Cの変形量に応じた信号(電圧)を制御部60の装着判定部601(図10)に出力する。そして、前述のように当該信号が予め設定された閾値を上回っている場合に、装着判定部601はカウンタウエイト30がウエイト装着部22Sに装着されたと判定し、当該情報が情報出力部603から出力され表示部61に表示される。このため、キャブ25よりも後方のウエイト装着部22Sにカウンタウエイト30が装着されたことを、キャブ25に前方を向いて搭乗している作業者が認識することができる。
なお、本実施形態では、ウエイト装着部22Sよりも前方、特に、ウエイト装着部22Sよりも旋回ベアリング21(第1リング部21A)に近い位置に測定支台50が配置されている。このため、カウンタウエイト30の装着に際して、カウンタウエイト30の重量に応じた直接的な衝撃がひずみゲージ51に付与されることはない。したがって、クレーン1の組立作業が繰り返し行われた場合であっても、ひずみゲージ51の破損が抑止される。また、ウエイト装着部22Sの周辺にひずみゲージ51が配置される場合と比較して、ひずみゲージ51から延びる電気配線が損傷することが抑止される。
また、本実施形態では、カウンタウエイト30の重量が旋回フレーム22の後端部に付与されたことが、測定支台50の保持面50Cの変形量としてひずみゲージ51によって検出される。このため、カウンタウエイト30の大きな重量に対応した荷重計を備えることなく、カウンタウエイト30の装着状態を簡易かつ低コストで検出することができる。
また、本実施形態では、図9に示すように、測定支台50が、第3内壁225Cに接続される第1面50Aと、底壁221に接続される第2面50Bと、第1面50Aおよび第2面50Bを接続するとともにひずみゲージ51を保持する保持面50Cとを有する。そして、ひずみゲージ51は、前後方向および鉛直方向を含む基準面上における保持面50Cの伸縮に応じて前記信号を出力するように保持面50Cに保持されている。このため、ウエイト装着部22Sにカウンタウエイト30の重量に相当する荷重が付与されると、保持面50Cに大きな応力が発生し、当該応力に応じた保持面50Cの変形量をひずみゲージ51が高い感度で検出することができる。
更に、本実施形態では、測定支台50(ひずみゲージ51)は、旋回ベアリング21よりも後方の縦板のうち、最も旋回ベアリング21(第1リング部21A)に近い位置に配置された第3内壁225Cに装着されている。カウンタウエイト30の装着時に、旋回フレーム22の第1リング部21Aの周辺が固定端として機能し、ウエイト装着部22Sの周辺が自由端として機能する。そして、測定支台50が装着される第3内壁225Cは上記の固定端に近い位置に配置される。したがって、このため、測定支台50の第2面50Bに対して下方に向かう大きな力が付与され(図9の矢印D1)、保持面50Cの変形量を大きく設定することができる。このため、保持面50Cの変形量をひずみゲージ51が安定して検出することができる。
また、本実施形態では、測定支台50(ひずみゲージ51)の左右方向の両側に、左右一対の側壁223が配置され、測定支台50の上方には上壁222が配置されている。このため、ひずみゲージ51の変形量検出動作が、雨風などクレーン1の外部の環境の影響を受けにくい。また、ひずみゲージ51に物が衝突しひずみゲージ51が破損することが抑止される。
更に、本実施形態では、測定支台50の左右方向における寸法は、測定支台50の前後方向および鉛直方向における寸法よりも小さく設定されている。すなわち、測定支台50は、前後および上下方向に沿って延びる板材であり、保持面50Cは、当該板材の厚さ部分に相当する。この場合、保持面50Cの左右方向における変形が少ないため、ひずみゲージ51が図9の矢印D2方向に沿った保持面50Cの変形量を精度良く検出することができる。
更に、本実施形態では、ひずみゲージ51は、保持面50Cに対して着脱可能とされている。一例として、ひずみゲージ51は接着剤によって保持面50Cに固定される。一方、ひずみゲージ51を取り外す際には、当該接着剤を溶解する他の溶剤を用いることで、ひずみゲージ51を保持面50Cから引き剥がすことができる。このため、クレーン1の組立作業、換言すれば、カウンタウエイト30の着脱作業が繰り返された際に、ひずみゲージ51の感度が低下した場合でも、ひずみゲージ51を容易に交換することができる。
また、本実施形態に係るクレーン1のカウンタウエイト30の検出方法は、旋回フレーム22のうちウエイト装着部22Sよりも第1リング部21Aに近い位置に、ウエイト装着部22Sへのカウンタウエイト30の装着に伴って変形する測定支台50を配置することと、測定支台50の変形量に応じた信号を出力するひずみゲージ51を測定支台50に装着することと、ひずみゲージ51から出力された前記信号に応じて、カウンタウエイト30がウエイト装着部22Sに装着されたことをキャブ25内の作業者に報知することと、を備える。当該検出方法によれば、カウンタウエイト30の装着に際して、カウンタウエイト30の重量に応じた直接的な衝撃がひずみゲージ51に付与されることはない。したがって、クレーン1の組立作業が繰り返し行われた場合であっても、ひずみゲージ51の破損が抑止される。また、ウエイト装着部22Sの周辺にひずみゲージ51が配置される場合と比較して、ひずみゲージ51から延びる電気配線が損傷することが抑止される。このため、クレーン1においてカウンタウエイト30の装着状態を安定して検出することができる。なお、上記の実施形態におけるクレーン1の各特徴も、当該検出方法に含まれる。
以上、本発明の実施形態に係るクレーン1、クレーン1のカウンタウエイト30の検出方法について説明した。なお、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。本発明は、例えば以下のような変形実施形態を取ることができる。
上記の各実施形態では、変形量検出部としてひずみゲージ51を用いて説明したが、変形量検出部は、半導体ひずみゲージ、光ファイバー、ロードセルなどのように、ひずみゲージ51以外のセンサなどであってもよい。また、測定支台50は、第3内壁225Cに固定される態様にて説明したが、ウエイト装着部22Sよりも第1リング部21Aに近い位置で、底壁221、上壁222、左右一対の側壁223、第2内壁225B、第3内壁225などに固定されるものでもよい。また、ひずみゲージ51は測定支台50に装着されることなく、上記の底壁221、上壁222、左右一対の側壁223、第2内壁225B、第3内壁225などに直接装着される(貼り付けられる)ものでもよい。なお、ひずみゲージ51が測定支台50に装着される場合には、測定支台50の配置、形状や材料が調整され測定支台50の変形量を大きくすることができるため、測定支台50を備えずひずみゲージ51が旋回フレーム22に直接装着される場合よりもカウンタウエイト30が装着されたことを精度よく判定することができる。また、測定支台50およびひずみゲージ51の数は、2つ(左右一対)に限定されるものではなく、1つまたは3つ以上の測定支台50およびひずみゲージ51が配置されてもよい。
また、図11および図12は、それぞれ本発明の第1変形実施形態および第2変形実施形態に係る測定支台50Mおよび50Nを拡大した断面斜視図である。先の実施形態では、測定支台50の保持面50Cが湾曲面からなる態様にて説明したが、図12および図13に示すように、保持面50Cは傾斜した平面からなる態様でもよい。
また、図13は、本発明の第3変形実施形態に係る測定支台50Pを拡大した断面図である。本変形実施形態では、測定支台50Pは、第3内壁225Cの上端部と上壁222とが交差する角部に配置されている。この場合、ウエイト装着部22Sにカウンタウエイト30が装着されると、上壁222には図13の矢印D3方向に沿って力が付与される。この結果、測定支台50Pの保持面50Cには、矢印D4で示すような圧縮応力が発生する。そして、ひずみゲージ51は、当該圧縮応力に伴う保持面50Cの変形量を検出する。このような構成においても、カウンタウエイト30の装着に際して、カウンタウエイト30の重量に応じた直接的な衝撃がひずみゲージ51に付与されることはない。したがって、クレーン1の組立作業が繰り返し行われた場合であっても、ひずみゲージ51の破損が抑止される。また、ひずみゲージ51が図13の矢印D4方向に沿った保持面50Cの変形量を精度良く検出することができる。
1 クレーン
10 下部走行体(下部本体)
20 上部旋回体
21 旋回ベアリング
21A 第1リング部
21B 第2リング部
21S ベアリング装着部
22 旋回フレーム(上部本体)
220 前壁
221 底壁(横板)
221A 上面部
222 上壁(上板)
223 側壁(側板)
223L 左側壁(側板)
223R 右側壁(側板)
224 後壁(縦板)
225 内壁
225A 第1内壁
225B 第2内壁
225C 第3内壁(縦板)
225C1 後面部
225D 第4内壁(縦板)
22M 旋回モータ装着部
22S ウエイト装着部
25 キャブ(運転室)
30 カウンタウエイト
31 ブーム(起伏部材)
50 測定支台(変形部材)
50A 第1面
50B 第2面
50C 保持面
51 ひずみゲージ(変形量検出部)
60 制御部
601 装着判定部
602 記憶部
603 情報出力部
61 表示部(報知部)
CL 旋回中心
G 地面
M 旋回モータ

Claims (7)

  1. 上部本体であって、前記上部本体の後端部に配置されるウエイト装着部を有する、上部本体と、
    前記上部本体が鉛直方向に延びる旋回軸心回りに旋回可能なように前記上部本体を支持する下部本体と、
    前記ウエイト装着部よりも前方において前記上部本体に配置され、作業者が搭乗することを許容する運転室と、
    前記上部本体の前端部に起伏可能に装着される起伏部材と、
    前記上部本体に固定される第1リング部と前記下部本体に固定される第2リング部とを有し、前記第1リング部は前記第2リング部に対して前記旋回軸心回りに相対回転可能である、旋回ベアリングと、
    前記上部本体の前記ウエイト装着部に着脱可能に装着されるカウンタウエイトと、
    前記上部本体のうち前記ウエイト装着部よりも前記第1リング部に近い位置に装着され、前記上部本体の変形量に応じた信号を出力する変形量検出部と、
    前記変形量検出部から出力された前記信号を受け、前記カウンタウエイトが前記ウエイト装着部に装着されたことを前記作業者に報知する報知部と、
    を備え
    前記上部本体は、当該上部本体のうち前記ウエイト装着部よりも前記第1リング部に近い位置に固定され、前記ウエイト装着部への前記カウンタウエイトの装着に伴って変形する変形部材を有し、
    前記変形量検出部は、前記変形部材に装着され、前記変形部材の変形量に応じた前記信号を出力し、
    前記上部本体は、
    前記上部本体の前後方向に沿って延びるとともに前記上部本体の左右方向に互いに間隔をおいて配置される左右一対の側板と、
    前記左右一対の側板の間で鉛直方向に面するように配置されるとともに前記左右一対の側板同士を前記左右方向において接続する少なくとも一つの横板と、
    前記左右一対の側板の間で鉛直方向に沿って延びるとともに前記前後方向に互いに間隔をおいて配置され、前記左右一対の側板および前記少なくとも一つの横板にそれぞれ接続される複数の縦板であって、当該複数の縦板は、前記前後方向において前記第1リング部と前記ウエイト装着部との間に配置されている、複数の縦板と、
    を有し、
    前記変形部材は、
    前記複数の縦板のうちの一の縦板に鉛直方向に沿って接続される第1面と、
    前記少なくとも一つの横板に前記前後方向に沿って接続される第2面と、
    前記第1面と前記第2面とを接続するとともに、前記変形量検出部を保持する保持面と、
    を有し、
    前記変形量検出部は、前記前後方向および鉛直方向を含む基準面上における前記保持面の伸縮に応じて前記信号を出力するように前記保持面に保持され、
    前記左右一対の側板は、前記左右方向において前記変形量検出部の両側で前記変形量検出部に対向して配置され、
    前記上部本体は、前記少なくとも一つの横板の上方において前記左右一対の側板を接続するとともに前記変形量検出部を上方から覆う上板を更に有する、作業機械。
  2. 前記変形量検出部は、ひずみゲージからなる、請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記前後方向において、前記変形量検出部から前記旋回ベアリングまでの距離が前記変形量検出部から前記ウエイト装着部までの距離よりも小さい位置に前記変形量検出部が配置されている、請求項1または2に記載の作業機械。
  4. 前記少なくとも一つの横板は、上方に面する上面部を有し、
    前記一の縦板は、前記上部本体の後方向に面する後面部を有するとともに、前記少なくとも一つの横板の前記上面部に接続されており、
    前記変形部材の前記第1面は前記後面部に接続され、前記第2面は前記上面部に接続されており、前記保持面は前記上部本体の前方に向かって先上がりに傾斜するとともに前記変形量検出部を保持する傾斜面を含む、請求項に記載の作業機械。
  5. 前記一の縦板は、前記複数の縦板のうち最も前記第1リング部に近い位置に配置されている、請求項1乃至4の何れか1項に記載の作業機械。
  6. 前記変形部材の前記左右方向における寸法は、前記変形部材の前記前後方向および鉛直方向における寸法よりも小さく設定されている、請求項乃至の何れか1項に記載の作業機械。
  7. 前記変形量検出部は、前記変形部材に対して着脱可能とされている、請求項乃至の何れか1項に記載の作業機械。
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