JP2010159548A - 作業機械及びピン型ロードセル - Google Patents

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Abstract

【課題】荷重の作用方向が変化しても高精度な測定が可能で安価に製造できるピン型ロードセルと、そのピン型ロードセルを備えた作業機械を提供する。
【解決手段】リンク機構部204のピン4Aとして利用され種々の方向から作用する荷重を検出するピン型ロードセル4を備える作業機械200において、ピンの軸方向に設けられたピン穴4Bと、ピン穴の壁面又はピンの外周における同一周上に位置し、かつ互いに直交する2面に取り付けられた2つのひずみセンサ8,9とを備え、ピン穴の径4D/ピンの外径4Cの値を0.2以下とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ピンに作用する荷重を検出するピン型ロードセルと、そのピン型ロードセルを備える作業機械に関する。
機械を構成する各部品(機械部品)が受ける荷重を検出する技術の1つとして、各部品を結合する結合ピン自体を荷重センサとしたピン型ロードセルが知られている。特に油圧ショベル等の作業機械の分野では、作業機械の転倒防止や作業量の把握を目的として、各部品が受ける荷重を高精度に検出することが望まれている。例えば、油圧ショベルでは、バケットとアームを連結するリンク機構部の結合ピン(ジョイントピン)をピン型ロードセルとしたものがある(特開平10−38713号公報等参照)。
ピン型ロードセルには、ピンの内部に設けた検出ブロックにピンのひずみ測定用センサ(ひずみセンサ)を取り付けたタイプのもの(特開昭61−145427号公報等参照)や、ピンの軸方向に設けたピン穴の内壁にひずみセンサを直接取り付けたタイプのものがある。油圧ショベル等の作業機械に組み込んで使用する場合、前者のタイプのものは、検出ブロックの構造が複雑になることが多く、製造コストが高くなる傾向があるため現実的ではない。これに対して後者のタイプのものは、前者と比較して構造が単純であり、製造コストが低廉なため作業機械での使用に適している。また、後者のピン型ロードセルは、荷重負荷時に生じる応力がピンの破断強度を超えないように設計される一方で、測定感度を向上させるためにピン穴の径をできるだけ大きく確保することが必要とされている。
特開平10−38713号公報 特開昭61−145427号公報
ところで、上記の油圧ショベルの例では、作用する荷重の方向が一定であるクレーン等と異なり、アームに対するバケットの回動状況(アームとバケットの結合角度)に応じてピン型ロードセルに作用する荷重の方向が変化してしまう。
このように種々の方向から作用する荷重を測定する技術としては、ピンの同一周上に位置しかつ互いに直行する2面に取り付けたひずみセンサの検出値を利用するものがある。このようにひずみセンサを設けると、2つのひずみセンサの出力から2軸方向の荷重を分離計測することができるので、作用する方向が変化しても荷重を検出することが原理的に可能である。しかしながら、このように構成したピン型ロードセルを利用して荷重を測定した場合でも、実際に得られる測定結果が荷重の作用方向によって異なる場合があることを発明者らは知見した。
本発明の目的は、荷重の作用方向が変化しても高精度な測定が可能で安価に製造できるピン型ロードセルと、そのピン型ロードセルを備えた作業機械を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、ピンでリンクを連結するリンク機構部と、前記ピンとして利用され種々の方向からピンに作用する荷重を検出するピン型ロードセルとを備える作業機械において、前記ピンの軸方向に設けられたピン穴と、このピン穴の壁面又は前記ピンの外周における同一周上に位置し、かつ互いに直交する2面にそれぞれ1つずつ取り付けられた2つのひずみセンサとを備え、前記ピン穴の径/前記ピンの外径の値を0.2以下とする。
本発明によれば、ピンの断面形状の変形が抑制されるので、荷重の作用方向が変化しても高精度な荷重の測定を安価に実施することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態である作業機械の側面図であり、図2は図1の作業機械におけるアームとバケットの連結部付近の斜視図であり、図3は図1の作業機械におけるアームとバケットの連結部を図1中のB方向からみた矢視図である。
これらの図に示す作業機械200は、地面と接して走行する下部走行体201と、下部走行体201の上部に取り付けられた上部作業体202を備えている。なお、本実施の形態の作業機械200は油圧ショベルであり、その下部走行体201と上部作業体202は連結部203を介して旋回可能に連結されている。
下部走行体201は、いわゆるクローラ式のものであり、地面に接する履体7と、履体7を駆動する駆動輪(図示せず)と、履体7によって回転される従動輪(図示せず)と、これらを支持する構造物等で構成されている。なお、下部走行体201は、複数の車輪を備えたいわゆるホイール式で構成しても勿論良い。
上部作業体202は、運転台6Aと、釣合重り(カウンターウエイト)6Bと、作業装置6C等を備えている。本実施の形態の作業装置6Cは、上部作業体202の本体に対してリ回動可能に取り付けられたブーム1と、ブーム1の先端に回動可能に取り付けられたアーム2Aと、アーム2Aの先端に回動可能に取り付けられたバケット3を備えている。バケット3は、リンク機構部204を介してアーム2Aと連結されている。本実施の形態におけるリンク機構部204は、ピン(結合ピン)でリンク同士を連結しており、バケット3の取付けに用いられる結合ピンとしてピン型ロードセル4,5を利用している。また、リンク機構部204とアーム2Aにはバケットシリンダ2Bが架け渡されており、バケットシリンダ2Bを伸縮させるとピン型ロードセル4を中心にバケット3が回動される。このようにバケット3が回動されると、ピン型ロードセル4,5に作用する荷重の方向が変化する。なお、本実施の形態の作業機械(油圧ショベル)200のアタッチメントとしては、掘削作業を行うためのバケット3が取り付けられているが、リフティングマグネットやグラップル等の運搬用のものや、圧砕機やカッター等の破砕用のもの等、様々なアタッチメントを取り付けた場合も同様に本発明に係るピン型ロードセルを利用できる。
ピン型ロードセル4は、図3に示すように、アーム2Aとバケット3を貫通してバケット3とアーム2Aを連結している。このとき、バケット3からピン型ロードセル4に対しては、バケット3の自重とバケット3内の掘削物(土砂等)の重量による荷重Fが図3中の下向きに加わっており、一方、アーム2Aからピン型ロードセル4に対しては、荷重Fと釣り合う上向きの力Fが図3中の上向きに加わっている。これにより、ピン型ロードセル4にはバケット3及びアーム2Aによってせん断力が生じる。すなわち、このせん断力によってピン型ロードセル4に生じるひずみを測定すれば、荷重Fを算出することができる。図3におけるひずみセンサ8,10(後述)は、ピン型ロードセル4に生じるひずみを検出するものである。このひずみセンサ8,10は、リンク機構部204のジョイントであるピン4Aを介して連結される2つの構造物(すなわち、アームとバケット)の間又はその近傍に位置するように、ピン4Aに取り付けられている。なお、図を用いて後に詳述するが、ひずみセンサ8,10の具体的な取り付け方法としては、ピン穴4Bの壁面に取り付ける方法と、ピン4Aの外周に取り付ける方法がある。
図4は本発明の第1の実施の形態である作業機械におけるピン型ロードセルの縦断面図であり、図5は図4中のA−A’断面図である。また、図6は本発明の第1の実施の形態に係るひずみセンサの他の配置例を示す図である。なお、先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する(後の図も同様とする)。
これらの図に示すピン型ロードセル4は、ピン4Aと、ピン4Aの軸方向に設けられたピン穴4Bと、ピン4Aに取り付けられたひずみセンサ8,9,10,11と、ピン4Aの外周上においてピン4Aの周方向に形成されたピン溝12,13と、ピン穴4Bに充填された樹脂14を備えている。
ピン4Aは、例えば構造用炭素鋼(S45C)を用いて製造され、略円柱状の外形を有している。ここでは図5に示すようにピン4Aの外径を4Cとする。また、ピン4Aには、ピン内部にひずみセンサ8,9,10,11が設置される箇所が短径となった円柱状のピン溝12、13が設けられている。
ピン穴4Bは、ピン4Aの内部に設けられた貫通孔であり、ピン穴4Bの両端は開口部となってピン4Aの両側面に表出している。ここで図5に示すようにピン穴4Bの径を4Dとすると、ピン穴の径4Dは、「4D(ピン穴の径)/4C(ピンの外径)」の値(以下において、「ピン穴の径4Dとピンの外径4Cの比」とすることがある)が0.2以下になるように設定されている。なお、本実施の形態のピン穴4Bは、円柱状に形成されており、その中心軸はピン4Aの中心軸100と合致している。また、本実施の形態ではピン穴4Bとして貫通孔の例を挙げたが、ピン4Aの両側からピン中央付近まで穴を穿ち、貫通しない2つの穴をピン穴4Bとしても良い。
ひずみセンサ8,9は、ピン穴の壁面における同一周上に位置しかつ互いに直交する2面に対してそれぞれ1つずつ取り付けられている。このように直交する2つの面にそれぞれ1つずつひずみセンサを設けると、荷重方向が変化した場合でも荷重を検出することが可能となる。また、本実施の形態のひずみセンサ8,9は、A−A’断面上に位置するように配置されている。
ひずみセンサ10,11は、それぞれ、ひずみセンサ8,9からピン4Aの軸方向に間隔を介して配置されている。すなわち、ひずみセンサ10はひずみセンサ8と同一平面上に、ひずみセンサ11はひずみセンサ9と同一平面上に配置されている。なお、ひずみセンサ8,9,10,11は、ピン4Aのせん断ひずみをできるだけ正確に検出するために、ピン4Aの軸方向(長手方向)に対して45度傾けて固定することが好ましく、エポキシ系などの接着剤を用いて壁面に直接固定することが好ましい。また、ひずみセンサ8,9,10,11からは電圧入出力用の配線(図示せず)が延びており、当該配線はピン型ロードセル4の外部に引き出されている。
なお、本実施の形態では、図5に示すように、同一周上に2つのひずみセンサ8,9(10,11)を設けたが、図6に示すように、これら2つのひずみセンサ8,9(10,11)と対向する面上に1つずつひずみセンサ8A,9A(10A,11A(図示せず))を取り付けても良い。このように4つのひずみセンサ8,9,8A,9A(10,11,10A,11A)を同一周上に配置してピン型ロードセル4を構成すると、ピン4Aに非対称な荷重が作用した場合にもその平均をとることができるので、測定精度を向上させることができる。
ところで、ひずみセンサ8,9,10,11としては、一般的に広く使用されている金属抵抗式ひずみゲージや、半導体ひずみセンサ等が適用できる。図14を用いて後に詳述するが、半導体ひずみセンサは、ひずみ感応抵抗体として単結晶シリコン基板に不純物を導入した不純物拡散抵抗を用いたものである。なお、本実施の形態のように、ピン穴の径4Dとピンの外径4Cの比の最大値が決まっており、ピン穴の径4Dを大きくして感度を向上させることに制限がある場合には、ひずみゲージと比較して感度の高い半導体ひずみセンサを利用することが好ましい。また、半導体ひずみセンサは、低ドリフトなので検出値の誤差が小さく、さらに、増幅器(アンプ)を内蔵すると小型化できるという利点を有する。ここで、低ドリフトとは、経時的な出力変動が少ないとともに温度変化に対する出力変動が少ない、すなわち、経時ドリフトおよび温度ドリフトが低いことを示す。
ピン溝12,13は、それぞれ、ピン4Aの周方向に沿ってピン4Aの外周面上に設けられている。ピン溝12,13は、それぞれ、その幅内にひずみセンサ8,9,10,11が収まるように形成されている。すなわち、本実施の形態では、ピン溝12にはひずみセンサ8,9が、ピン溝13にはひずみセンサ10,11が収まっている。このようにピン溝12,13にセンサ8,9,10,11を収めると、ピン型ロードセル4に対して力を加える点(荷重点)の位置を容易に決定することができる。
樹脂14は、ピン穴4Bの内部に充填されており、ピン穴4Bを封している。樹脂14としては、耐候性を確保する観点から、シリコーン樹脂や、フッ素樹脂などを利用することが好ましい。なお、本実施の形態では、ピン穴4B内部に樹脂14を充填した場合について説明したが、樹脂14を充填することなくピン穴4Bを空洞のまま利用しても良い。
次に、従来のピン型ロードセルにおける課題に対して発明者らが得た知見を示しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
先述のように、種々の方向から作用する荷重をピン型ロードセルで測定する技術としては、ピンの同一周上に位置しかつ互いに直交する2面に取り付けたひずみセンサの検出値を利用するものがある。しかしながら、発明者らは、この技術を利用しても荷重の作用方向が変化すると測定結果が異なることがあることを発見した。そして、この課題に対し、発明者らは測定結果に誤差が生じる原因が下記のメカニズムにあることを発見した。ここで、図7から図8を用いて、作用方向が変化する荷重を検知するときの測定誤差発生メカニズムについて説明する。
図7は本発明の実施の形態に対する比較例であるピン型ロードセルの縦断面図である。
この図に示すピン型ロードセル54は、第1の実施の形態のピン型ロードセル4と比較して、ピン穴4Bの径44Dのみが異なっている。すなわち、比較例のピン型ロードセル54のピン穴4Bの径44Dは、「ピン穴の径44D/ピンの外径4C」の値(以下において、「ピン穴の径44Dとピンの外径4Cの比」とすることがある)が0.2より大きくなるように設定されている。
図8は、比較例であるピン型ロードセル54に対して、異なる方向から荷重が作用したときのB−B’(図7参照)における断面図である。すなわち、図8(a)はピン型ロードセル54にひずみセンサ8,10の取付面と平行な方向から荷重が作用する場合の横断面図であり、図8(b)はピン型ロードセル54にひずみセンサ8,10の取付面に対して45度方向から荷重が作用する場合の横断面図である。
図8に示すように、ピン穴の径44Dとピンの外径4Cの比が0.2より大きいと、荷重が負荷されるとピン4Aは図8(a),(b)のように楕円状に変形する。そして、荷重の作用方向が変化すると、ひずみセンサ8,9,10,11が取り付けられているピン断面形状も変化してしまう。ところで、本来、ピン型ロードセルに取り付けたひずみセンサで検出したいのは、ピンの長手方向(軸方向)に対して45度方向に発生するひずみであるが、比較例のピン型ロードセル54ではこれに加えて断面形状の変形によるひずみも発生してしまう。発明者らは、この断面形状の変形によるひずみがピン型ロードセル54の測定誤差の要因であることを発見した。すなわち、この断面形状の変形によるひずみが、荷重の作用方向に関わらず常に一定の値で発生するのであれば問題ないが、実際にはひずみセンサの取付面に対する荷重の作用方向(角度)によって変化するため、荷重の作用方向が変化する作業機械等に搭載した場合に荷重を正確に測定することができなくなるのである。そこで、発明者らは、下記に示すように、ピン穴の径とピンの外径の比と、荷重の測定誤差との関係を有限要素法によって解析した。
この計算では、ピンの外径とピン穴の径をパラメータにし、いろいろなパターンのピン型ロードセルのひずみ解析を行った。その結果、ピン穴の径とピンの外径の比と、測定誤差との間には次のような関係があることが分かった。すなわち、測定誤差が生じるのは、ピン穴の径とピンの外径の比の値が0.2よりも大きくなる場合であることが分かった。これは、この値よりも比が大きい場合には、図8で示したようなピンの断面形状の変形が生じるためである。したがって、ピンの断面形状の変形を防止して測定誤差の発生を防止する為には、ピン穴の径とピンの外径の比の値を0.2以下にすることが必要であることが分かった。なお、ピン穴の径は測定感度を向上させるためにできるだけ大きくすることが好ましいので、ピン穴の径とピンの外径の比は0.2とすることが好ましい。
図9は、本実施の形態のピン型ロードセル4に対して、異なる方向から荷重が作用したときのA−A’(図4参照)における断面図である。すなわち、図9(a)はピン型ロードセル4にひずみセンサ8,10の取付面と平行な方向から荷重が作用する場合の横断面図であり、図9(b)はピン型ロードセル4にひずみセンサ8,10の取付面に対して45度方向から荷重が作用する場合の横断面図である。
本実施の形態の作業機械におけるピン型ロードセル4では、上記の解析結果に基づいて、ピン穴の径4Dとピンの外径4Cの比が0.2以下に設定されている。このようにピン型ロードセル4を設けると、荷重の作用方向が変化した場合でも、図9に示すようにピン4の断面を常に円形に保持することができる。これにより、ピンの断面形状の変形によるひずみが発生することを防止できるので、ピン4Aに発生するせん断ひずみ(ピン4Aの軸方向に対して45度方向のひずみ)のみを測定することができる。したがって、本実施の形態のピン型ロードセル4によれば、油圧ショベル200のバケット3の角度により荷重方向が変化した場合等でも、ピン型ロードセル4に負荷される荷重を正確かつ安価に測定することができる。また、本実施の形態のようにピン穴4Bの壁面に直接センサ8,9,10,11を取り付けると、検出ブロック等のように複雑な構造をとる必要がないので、製造コストを低廉に抑えることができるというメリットがある。
なお、上記の図4及び図5に示したピン型ロードセル4の他にも、下記のようなピン型ロードセルを利用しても良い。
図10は本実施の形態におけるピン型ロードセルの第1変形例の縦断面図である。
この図に示すピン型ロードセル41は、ピン穴4Bの内部に変形防止部材23を有する点において先に説明したピン型ロードセル4と異なる。変形防止部材23は、ピン穴4Bの形状に合わせて円柱状に形成された部材で、内部に貫通孔23Aを有している。変形防止部材23は、例えば圧入等の方法によってピン穴4B内に挿入されており、ピン穴4Bの内部に固定されている。貫通孔23Aは、ひずみセンサ8,9,10,11の電圧入出力用の配線(図示せず)をピン4Aの外部に引き出すためのもので、ピン4Aの軸方向に穿たれている。なお、本変形例のピン穴4Bは、ピン4Aの両端から設けられた2つの穴であり、この2つの穴の間には配線引き出し用穴4Eが設けられている。このように本変形例のピン穴4Bは貫通していないものであるが、先の図4及び図5の例のようにピン穴4Bを貫通孔で形成し、そこに変形防止部材23を挿入しても良い。
上記のようにピン穴4Bに変形防止部材23を挿入してピン型ロードセル41を形成すると、荷重が作用した際にピンの断面形状の変形が発生することを変形防止部材23によって抑制することができる。これによりピンの断面形状の変形によるひずみが発生することを一層効果的に抑制できるので、精度良く荷重を検出することができる。
図11は本実施の形態におけるピン型ロードセルの第2変形例の縦断面図であり、図12は図11中のC−C’断面図である。
これらの図に示すピン型ロードセル42は、ピン4Aの外周における同一周上に取り付けられたひずみセンサ8,9,10,11を備えている点において先に説明したピン型ロードセル4と異なる。すなわち、本変形例のひずみセンサ8,9,10,11は、ピン溝12,13上の互いに直交する2面にそれぞれ取り付けられている。また、図12において、配線用孔4Fは、ひずみセンサ9,11の電圧入出力用の配線(図示せず)を通過させるための孔であり、ピン溝12,13の表面からピン穴4Bまで貫通している。一方、配線用孔4Gは、ひずみセンサ10,12の配線のためのものである。ひずみセンサ8,9,10,11の出力を取り出すための配線は、配線用孔4F,4Gを通過した後に、ピン穴4Bを通過してピン4Aの外部に取り出される。
上記のようにひずみセンサ8,9,10,11をピン4Aの外周に取り付けると、図4及び図5の例のようにピン4Aの内部に取り付ける場合と比較してひずみセンサ8,9,10,11へのアクセスが容易になるので、センサのメンテナンス性を向上させることができる。また、ひずみセンサ8,9,10,11を溶接(例えば、スポット溶接)、ボルト締め、ネジ締め等を利用して固着することができるので、接着剤で固定する場合と比較して強固に固定することができ、センサの寿命を長期化することができる。さらに、本変形例によれば、ピン4Aの内部にセンサ8,9,10,11のスペースを確保する必要が無く、ピン穴の径4Dを小さく設定できるので、ピン穴の径4Dとピンの外径4Cの比を0.2より積極的に小さくする必要がある場合にメリットとなる。なお、上記の溶接、ボルト締め、ネジ締め等を利用して固着する場合には、ひずみセンサ8,9,10,11に溶接等の影響を与えないようにするために、ひずみセンサ8,9,10,11に金属部材を取付けて、その金属部材をピン4Aと固着することが好ましい。
なお、図4及び図5のようにピン4Aの内部にひずみセンサ8,9,10,11を固定した場合には、水分の侵入を抑制することができるので、本比較例と比較して耐候性を向上させることができる。また、ひずみセンサ8,9,10,11をピン4Aの中心軸近傍に配置することができるので、より強い曲げに対しても耐えることができる点もメリットである。
次に、作業機械200に機体バランス検知システムを取り付けたものを第2の実施の形態として説明する。
図13は本発明の第2の実施の形態である作業機械に係る機体バランス検知システムの概略図である。
この図に示す機体バランス検知システムは、ひずみセンサ8,9,10,11のひずみ検出信号を受信する受信装置31と、受信装置31で受信したひずみ検出信号を演算して機体バランスを求める演算装置32と、演算装置32で転倒の危険性が大である(危険性が高い)と判断されたときに転倒回避指令を出力する転倒回避指令出力手段38を備えている。
転倒回避指令出力手段38は、演算装置32によって演算された機体バランスを表示する機体バランス表示装置34と、演算装置32で作業機械(油圧ショベル)200が転倒する危険性が大であると判断されたときに、それをオペレータに報知する警告発生装置33と、警告発生装置33からの警告に反してオペレータが作業を継続したときに、作業機械200の動力源を停止させる指令(停止指令)や、転倒の危険性がない時点の姿勢まで作業機械200の姿勢を遡らせる指令(逆動作指令)等を出力する制御装置36と、転倒する危険性が大であると演算装置32が判断した時点から遡って一定期間(すなわち、転倒の危険が無い期間)の作業機械200の動作を記憶するメモリ部35を有している。なお、警告発生装置33としては、例えば、転倒の危険がある旨を表示装置(機体バランス表示装置34でも良い)に表示するものや、その旨の案内放送を行うものや、警告灯を点灯させるもの等がある。
上記のように構成される機体バランス検知システムを備える作業機械において、演算装置32によって、作業機械200の機体バランスが転倒に至るものでないと判断された場合には、警告発生装置33や制御装置36に作動指令を出力することなく、機体バランス表示装置34に現在の機体バランスが表示される。これに対して、演算装置32で演算された機体バランスが転倒の危険がある領域に接近した場合には、機体バランス表示装置34に現在の機体バランスを表示するとともに、警告発生装置33によってオペレータの注意を促す。それでもオペレータが作業を継続した場合には、機体が転倒してしまう前に、制御装置36から動力源(エンジン)に対して停止指令を出力させる等して強制的に作業を中止させる。
従来、油圧ショベル等の動作が複雑な作業機械では、ピン型ロードセルに作用する荷重の作用方向が変化するので荷重を正確に測定することが難しく、実用に耐え得る機体バランス検知システムを構築することが困難だった。これに対して、本実施の形態の作業機械は、作用方向が変化しても荷重を正確に測定できるピン型ロードセル4を備えている。このピン型ロードセル4を利用して上記のような機体バランス検知システムを構築すれば、ひずみセンサ8,9,10,11のひずみ変化を検出することによって、正確な機体バランスをリアルタイムに取得することができる。したがって、本実施の形態によれば、油圧ショベル等の作業機械の作業中に荷重の作用方向が変化した場合にも、その作業中の機体バランスを直ちに知ることができる。
なお、上記において、制御装置36によって強制的に作業を中止させる代わりに、メモリ部35に記憶されている転倒の危険の無い動作データに基づいて、安全な姿勢まで強制的に遡らせる逆動作指令を作成し、その逆動作指令を制御装置36から作業機械200に出力することで転倒を回避するように構成しても良い。また、オペレータに自発的な注意を促すことなく制御装置36の動作だけで転倒を回避する構成を採用する場合には、機体バランス表示装置34は省略しても良い。
ところで、第1の実施の形態では、ひずみセンサ8,9,10,11としては、検出感度の優れた半導体ひずみセンサを適用することが好ましいと説明したが、第2の実施の形態のように荷重を精度よく検出して機体バランスを瞬時に報知して転倒事故などを防止する場合等には、半導体ひずみセンサを用いることが更に好ましい。ここで半導体ひずみセンサについて詳述する。
図14は半導体ひずみセンサの概略図である。
この図に示す半導体ひずみセンサ8Sは、同一のシリコン基板表面に取り付けられた4本の拡散抵抗8a,8b,8c,8dを有しており、これら4本の拡散抵抗8a,8b,8c,8dは、ブリッジ回路を形成している。4本の拡散抵抗8a,8b,8c,8dはそれぞれP型拡散抵抗であり、拡散抵抗8b及び拡散抵抗8dは長手方向がシリコン単結晶の<110>方向D1と平行に配置されており、拡散抵抗8a及び拡散抵抗8cは長手方向がシリコン単結晶の<110>方向D2と平行に配置されている。図14中に示すように、シリコン単結晶の<110>方向D1とシリコン単結晶の<110>方向D2は互いに直交しているので、拡散抵抗8b及び拡散抵抗8dの組と、拡散抵抗8a及び拡散抵抗8cの組とは、互いに直交している。すなわち、拡散抵抗8a,8b,8c,8dは、長手方向がシリコン単結晶<110>方向D1と平行な2本の拡散抵抗8b,8dと、この拡散抵抗8b,8dと垂直な2本の拡散抵抗8a,8cとからなるブリッジ回路を構成している。なお、ピン4Aのせん断ひずみをできるだけ正確に検出するためには、シリコン単結晶<110>方向がピン4Aの軸方向(長手方向)に対して45度傾く方向に半導体ひずみセンサ8Sを配置することが好ましい。また、半導体ひずみセンサ8Sの詳細については、例えば、特開2006−258674号公報等の特許文献を参照されたい。
このようにひずみセンサ8,9,10,11に検出感度の高い半導体ひずみセンサ8Sを用いると、作業機械の作業中にピン型ロードセル4に負荷される荷重によるピンのひずみ変形を感度良く測定することができる。また、ブリッジ回路構成によって局部的な温度変化による測定誤差を抑制することができるので、半導体ひずみセンサ8Sがノイズ源(例えば、動力源であるモータ等)の近傍に配置されても、ノイズの混入が抑制されて高精度のひずみ測定を実施することができる。
なお、シリコン基板表面には、図14に示すように、PN接合の温度センサ22を設けることが好ましい。このようにすると、温度が変化する環境下で作業する場合にも、温度センサ21による測定温度に基づいて温度変化によるひずみ測定変動分を補正できるので、より正確にひずみを測定できる。また、シリコン基板表面には、ブリッジ回路の出力を増幅するための増幅器(アンプ)21を設けても良い。このように増幅器21を半導体ひずみセンサ8Sに設けると、拡散抵抗8a,8b,8c,8dからの出力を増幅できるので耐ノイズ性が向上し、増幅器21を備えた半導体ひずみセンサ8Sをユニット化することができる。
ところで、以上の各実施の形態においては、作業機械として油圧ショベルを例に挙げて説明したが、リンク機構部の結合ピンとしてピン型ロードセルを利用する作業機械であって、そのピン型ロードセルに作用する荷重の方向が変化するものであれば、本発明は適用可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態である作業機械の側面図。 図1の作業機械におけるアームとバケットの連結部付近の斜視図。 図1の作業機械におけるアームとバケットの連結部を図1中のB方向からみた矢視図。 本発明の第1の実施の形態である作業機械におけるピン型ロードセルの縦断面図。 図4のA−A’における断面図。 本発明の第1の実施の形態に係るひずみセンサの他の配置例を示す図 本発明の実施の形態に対する比較例であるピン型ロードセルの縦断面図。 比較例のピン型ロードセルに対して異なる方向から荷重が作用したときの、図6のB−B’における断面図。 本発明の第1の実施の形態である作業機械におけるピン型ロードセルに対して異なる方向から荷重が作用したときの、図4のA−A’における断面図。 本発明の第1の実施の形態である作業機械におけるピン型ロードセルの第1変形例の縦断面図。 本発明の第1の実施の形態である作業機械におけるピン型ロードセルの第2変形例の縦断面図。 図11のC−C’における断面図。 本発明の第2の実施の形態である作業機械に係る機体バランス検知システムの概略図。 半導体ひずみセンサの概略図。
1 ブーム
2A アーム
2B バケットシリンダ
3 バケット
4 ピン型ロードセル
4A ピン
4B ピン穴
4C ピンの外径
4D ピン穴の径
6C 作業装置
7 履体
8,9,10,11 ひずみセンサ
8a,8b,8c,8d 拡散抵抗
8S 半導体ひずみセンサ
12,13 ピン溝
14 樹脂
21 増幅器
22 温度センサ
23 変形防止部材
23A 貫通孔
31 受信装置
32 演算装置
33 警告発生装置
35 メモリ部
36 制御装置
38 転倒回避指令出力手段
200 作業機械
201 下部走行体
202 上部作業体

Claims (19)

  1. ピンでリンクを連結するリンク機構部と、前記ピンとして利用され種々の方向から作用する荷重を検出するピン型ロードセルとを備える作業機械であって、
    前記ピンの軸方向に設けられたピン穴と、
    このピン穴の壁面又は前記ピンの外周における同一周上に位置し、かつ互いに直交する2面にそれぞれ1つずつ取り付けられた2つのひずみセンサとを備え、
    前記ピン穴の径/前記ピンの外径の値が0.2以下であることを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1記載の作業機械において、
    前記ピン穴は、貫通孔であることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1記載の作業機械において、
    前記ピン穴は、前記ピンの両端から穿たれた2つのピン穴であることを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の作業機械において、
    前ピン穴には、前記ピンの断面形状の変形を抑制する変形防止部材が挿入されていることを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の作業機械において、
    前記2つのひずみセンサのひずみ検出信号を受信する受信装置と、
    この受信装置で受信したひずみ検出信号を演算して前記作業機械の機体バランスを求める演算装置と、
    この演算装置で前記作業機械が転倒する危険性が大であると判断されたときに、転倒回避指令を前記作業機械に出力する転倒回避指令出力手段とをさらに備えることを特徴とする作業機械。
  6. 請求項5記載の作業機械において、
    前記転倒回避指令出力手段は、前記作業機械が転倒する危険性が大であることをオペレータに報知する警告発生装置を備えることを特徴とする作業機械。
  7. 請求項5又は6記載の作業機械において、
    前記転倒回避指令出力手段は、前記作業機械の動力源に停止指令を出力する制御装置を備えることを特徴とする作業機械。
  8. 請求項5から7いずれかに記載の作業機械において、
    前記転倒回避指令出力手段は、
    前記演算装置が転倒する危険性があると判断する直前の一定期間における前記作業機械の姿勢のデータを記憶するメモリ部と、
    このメモリ部のデータに基づいて、転倒の危険性がない時点の姿勢まで遡る逆動作指令を作成し、その逆動作指令を前記作業機械に出力する制御装置とを備えることを特徴とする作業機械。
  9. 請求項1から8いずれかに記載の作業機械において、
    前記ひずみセンサは、シリコン基板表面に拡散抵抗を設けたものであり、同一基板表面に4本の拡散抵抗からなるブリッジ回路で構成されている半導体ひずみセンサであることを特徴とする作業機械。
  10. 請求項9記載の作業機械において、
    前記シリコン基板表面には、増幅器が取り付けられていることを特徴とする作業機械。
  11. 請求項9又は10記載の作業機械において、
    前記シリコン基板表面に設けられた拡散抵抗はP型拡散抵抗であり、
    そのP型拡散抵抗は、長手方向がシリコン単結晶の<110>方向と平行な2本の拡散抵抗と、この2本の拡散抵抗と垂直な2本の拡散抵抗とからなるブリッジ回路を構成していることを特徴とする作業機械。
  12. 請求項9から11いずれかに記載の作業機械において、
    前記ひずみセンサのシリコン単結晶の<110>方向は、前記ピンの軸方向に対して45度方向に配置されていることを特徴とする作業機械。
  13. 請求項1から12いずれかに記載の作業機械において、
    前記ひずみセンサは、金属部材を介して前記ピン溝に取り付けられており、
    前記金属部材は、前記ピンと固着されていることを特徴とする作業機械。
  14. 請求項1から13いずれかに記載の作業機械において、
    前記2つのひずみセンサが収まるように、前記ピンの外周の周方向に形成されたピン溝をさらに備えることを特徴とする作業機械。
  15. 請求項1から14いずれかに記載の作業機械において、
    前記2つのひずみセンサと同一周上に取り付けられ、かつ前記2つのひずみセンサと対向する面に1つずつ取り付けられた2つのひずみセンサをさらに備えることを特徴とする作業機械。
  16. 請求項1から15いずれかに記載の作業機械において、
    前記ひずみセンサは、前記ピンを介して連結される2つの構造物の間又はその近傍に位置するように前記ピンに取り付けられていることを特徴とする作業機械。
  17. 種々の方向から荷重が作用するピンと、
    前記ピンの軸方向に設けられたピン穴と、
    このピン穴の壁面又は前記ピンの外周における同一周上に位置し、かつ互いに直交する2面に取り付けられた2つのひずみセンサとを備え、
    前記ピン穴の径/前記ピンの外径の値が0.2以下であることを特徴とするピン型ロードセル。
  18. 請求項17記載のピン型ロードセルにおいて、
    前記2つのひずみセンサが収まるように、前記ピンの外周の周方向に形成されたピン溝をさらに備えることを特徴とするピン型ロードセル。
  19. 請求項17又は18記載のピン型ロードセルにおいて、
    前記2つのひずみセンサと同一周上に取り付けられ、かつ前記2つのひずみセンサと対向する面に1つずつ取り付けられた2つのひずみセンサをさらに備えることを特徴とするピン型ロードセル。
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