JP7102506B2 - 医療器具 - Google Patents

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    • A61M39/26Valves closing automatically on disconnecting the line and opening on reconnection thereof

Description

本開示は、医療器具に関する。
人体などの生体への輸液などにおいて用いられる医療器具として、医療用コネクタ又はシリンジなどが知られている。このような医療器具は、弁体を備えた閉鎖式のコネクタ部を有する場合がある。例えば特許文献1の図9に記載される医療器具は、内部流路を有するスパイクと、弁体と、弁体を付勢する付勢体と、他の医療器具を接続可能であるとともにスパイクの軸方向の両側に弁体と一体に移動可能な先筒と、スパイクに一体に連結された基筒と、を備えるコネクタ部を有している。
米国特許第8157784号公報
特許文献1に記載されるような医療器具によれば、輸液ラインの形成又は撤去などの目的で他の医療器具と流体接続又はその解除操作をする際に、操作者が誤って流体に接触する虞を低減することができる。特に、流体として抗癌剤などの劇薬に指定された液体を使用している場合には、この効果は重要である。
ところで、このような医療器具においては、先筒が基筒に対して相対的にスパイクの軸方向の両側に移動する際の先筒の動作を安定させるために、当該移動に伴って基筒に案内される被案内部を先筒に設けることが求められる。しかし、このような被案内部を設けると、流体接続状態において先筒から他の医療器具が外力などによって意図せずに外れた場合に、被案内部が基筒と係合していることに起因して先筒が先端の側に戻らずに、スパイクの内部流路が弁体から露出して流体の曝露を生じる虞がある。
本開示は、このような点に鑑み、他の医療器具との流体接続状態において他の医療器具が意図せずに外れた場合でも、流体の曝露を生じる可能性を低減できる医療器具を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様としての医療器具は、
基端と、先端と、前記基端から前記先端まで延在する中心軸線と、内部流路と、を有するスパイクと、
前記スパイクが貫通可能な弁体と、
前記弁体を前記中心軸線に沿う軸方向の前記先端の側に付勢する付勢体と、
前記スパイクに対して相対的に前記軸方向の両側に移動不能な基筒と、
他の医療器具を接続可能であるとともに、前記基筒に案内されることで前記スパイクに対して相対的に前記軸方向の両側に移動可能な先筒と、
前記弁体を保持する保持体と、を備え、
前記保持体は、前記先筒に前記他の医療器具が接続された状態では前記先筒に対して相対的に前記軸方向の前記基端の側に移動不能である一方、前記先筒から前記他の医療器具が外れることで、先筒に対して相対的に前記軸方向の前記先端の側に移動可能となる。
本発明の1つの実施形態として、
前記保持体は、前記先筒に前記軸方向の前記基端の側に向けて当接可能な軸方向当接面を有する。
本発明の1つの実施形態として、
前記保持体は、前記弁体に当接する内周面を有する筒状の保持筒を有する。
本発明の1つの実施形態として、
前記他の医療器具は、他の弁体と、他の内部流路と、を有し、
前記医療器具は、前記先筒に前記他の医療器具が接続され、前記弁体に前記他の弁体が当接し、且つ、前記スパイクが前記弁体と前記他の弁体とをいずれも貫通していない前記他の医療器具に関する予備状態から、所定の流体接続操作により、前記先筒に前記他の医療器具が接続され、前記弁体に前記他の弁体が当接し、且つ、前記スパイクが前記弁体と前記他の弁体との両方を貫通して前記内部流路が前記他の内部流路に連通した前記他の医療器具に関する流体接続状態へと移行可能であるとともに、
前記他の医療器具に関する流体接続状態から、所定の解除操作により、前記他の医療器具に関する予備状態に移行可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記保持体には、前記弁体に当接する内周面と、オスルアー状の嵌合接続面を含む外周面と、を有する保持筒が設けられており、
前記医療器具は、前記嵌合接続面にメスルアー部及び更なる他の内部流路を有する更なる他の医療器具の前記メスルアー部が接続され、且つ、前記スパイクが前記弁体を貫通していない前記更なる他の医療器具に関する予備状態から、前記所定の流体接続操作により、前記嵌合接続面に前記メスルアー部が接続され、前記スパイクが前記弁体を貫通して前記連通口が前記更なる他の内部流路に連通した前記更なる他の医療器具に関する流体接続状態へと移行可能であるとともに、
前記更なる他の医療器具に関する流体接続状態から、前記所定の解除操作により、前記更なる他の医療器具に関する予備状態に移行可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記基筒は、前記所定の流体接続操作としての前記中心軸線に関する周方向の一方側への回転操作により、前記先筒を前記軸方向の前記基端の側に案内する一方、前記所定の解除操作としての前記周方向の他方側への回転操作により、前記先筒を前記軸方向の前記先端の側に案内する。
本発明の1つの実施形態として、
前記保持体は、
前記先筒に前記周方向の一方側に向けて当接可能な第1周方向当接面、及び/又は、
前記先筒に前記周方向の他方側に向けて当接可能な第2周方向当接面を有する。
本発明の1つの実施形態として、
前記先筒は、前記基筒より前記中心軸線に関する径方向の内側に配置されている。
本開示によれば、他の医療器具との流体接続状態において他の医療器具が意図せずに外れた場合でも、流体の曝露を生じる可能性を低減できる医療器具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る医療器具を他の医療器具との非接続状態で示す側面図である。 図1のA-A断面図である。 図1に示す医療器具の分解斜視図である。 図1に示す保持体の上面図である。 図1に示す医療器具を他の医療器具に関する予備状態で示す断面図である。 図1に示す医療器具を他の医療器具に関する流体接続状態で示す断面図である。 図6に示す状態から他の医療器具が意図せずに外れたときの動作を示す断面図である。 図1に示す医療器具を更なる他の医療器具に関する予備状態で示す断面図である。 図1に示す医療器具を更なる他の医療器具に関する流体接続状態で示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る医療器具について詳細に例示説明する。図1~図3に示すように、本実施形態に係る医療器具1は、スパイク2と、弁体3と、付勢体4と、基筒5と、先筒6と、保持体7と、を備えるコネクタ部8を有している。医療器具1は、コネクタ部8を有する医療用コネクタとして構成されている。しかし、医療器具1は、医療用コネクタに限られず、例えば、コネクタ部8を有するシリンジ(例えば、先端の流出口にコネクタ部8が設けられた外筒と、外筒の基端に挿入された押し子と、を有するシリンジ)として構成されてもよい。
スパイク2は、スパイク部材9の一部によって構成されている。スパイク部材9、基筒5、先筒6及び保持体7は、それぞれ、合成樹脂などの射出成形などによって形成された単一部材として構成されている。しかし、スパイク部材9、基筒5、先筒6及び保持体7は、それぞれ、複数部材で構成されてもよい。弁体3は、弁部材10の頭部及び肩部によって構成され、付勢体4は、弁部材10の胴部によって構成されている。弁部材10は、ゴム又はエラストマーなどの射出成形などによって形成された、単一部材として構成されている。しかし、弁体3及び付勢体4は、別部材として構成されてもよい。スパイク部材9と基筒5とは本実施形態では別部材として構成されているが、単一部材として構成することも可能である。
スパイク2は、基端2aと、先端2bと、基端2aから先端2bまで延在する中心軸線Oと、内部流路2cと、内部流路2cに連通する連通口2dと、を有している。本明細書において、単に「軸方向」というときは、中心軸線Oに沿う方向を意味する。また、単に「軸方向先端側」というときは、軸方向において基端2aの側から先端2bの側に向かう方向を意味し、単に「軸方向基端側」というときは、「軸方向先端側」の反対方向を意味し、単に「軸方向両側」というときは、「軸方向先端側」と「軸方向基端側」との両方向を意味する。所定の部分について「先端」というときは、当該部分における軸方向先端側に位置する端を意味し、所定の部分について「基端」というときは、当該部分における軸方向基端側に位置する端を意味する。単に「径方向」というときは、中心軸線Oに関する径方向を意味し、単に「周方向」というときは、中心軸線Oに関する周方向を意味する。また、説明の便宜上、所定の部分について軸方向先端側を上方、軸方向基端側を下方という場合がある。例えば、先筒6の上面とは、軸方向基端側に向かって視たときの面を意味する。
スパイク2は、軸方向に直線状に延在する中空円柱状をなしており、その先端2bは尖鋭形状をなしている。内部流路2cは、基端2aから軸方向に直線状に延在し、先端2bの手前で終端している。連通口2dは、スパイク2の壁面を径方向に貫通する、2つの互いに対向する貫通孔によって構成されている。また、連通口2dは、内部流路2cの終端部において内部流路2cに連通している。しかし、スパイク2の形状は、適宜変更が可能である。例えば、スパイク2は直線状に延在していなくてもよい。また、スパイク2の先端は尖鋭形状をなしていなくてもよい。連通口2dを構成する貫通孔の数は適宜増減できる。連通口2dは、内部流路2cの終端部以外の部分で内部流路2cに連通していてもよい。
スパイク2の基端2aには、メスコネクタ部11の先端が連結している。メスコネクタ部11には、輸液ラインの形成などの目的で種々の医療器具のオスコネクタ部などを接続可能である。また、スパイク2の基端2aには、径方向に延在する円環状のフランジ12の内周縁が連結している。フランジ12の上面には、付勢体4の下面に中心軸線Oの全周に亘って密着する環状突起13が設けられている。また、フランジ12の上面における環状突起13の径方向の外側には、円筒状の筒壁14の下端が連結している。フランジ12の外周縁及び筒壁14の外周面には、基筒5の基端部が固定されている。したがって、基筒5は、スパイク2に対して相対的に軸方向両側に移動不能である。しかし、基筒5は、スパイク2に対して相対的に軸方向両側のみに移動不能であればよく、例えば、スパイク部材9に対して周方向に回転可能に取り付けられていてもよい。
弁部材10は、スパイク2が貫通可能な弁体3を有している。弁体3は、弁部材10の頭部で構成される中空円柱状の弁本体3aと、弁部材10の肩部で構成される弁フランジ3bと、で構成されている。弁本体3aは、スパイク2における先端2b及びその周辺部分を収容可能な中空部15を有している。中空部15における上端と弁本体3aの天面(上面)との間には、スリット16が設けられている。弁本体3aは、スパイク2の連通口2dが中空部15及びスリット16のいずれに位置している状態においても、連通口2dを閉塞することができる。弁本体3aの天面は、上面視中央部分が円錐状に突出する突起状をなしている。しかし、弁本体3aの天面の形状は適宜変更が可能である。例えば、弁本体3aの天面は、上方に突出する球面状をなしていてもよい。弁フランジ3bは、弁本体3aよりも外径が拡径された円筒状をなしている。弁フランジ3bの上端は弁本体3aの下端と連結し、弁フランジ3bの下端は付勢体4の上端と連結している。弁フランジ3bの形状は適宜変更が可能であり、例えば、多角形筒状(上面視多角形の筒状)をなしていてもよい。
弁部材10は、弁体3を軸方向先端側に付勢する付勢体4を有している。付勢体4は、軸方向に延在する蛇腹部4aによって構成されている。蛇腹部4aは、軸方向の圧縮力を受けることで軸方向に折り畳まれて収縮するように弾性変形する一方、当該圧縮力の除去により、元の形状に復元するように構成されている。付勢体4は、蛇腹部4aによって構成されるものに限られず、例えば、軸方向の圧縮力を受けることで軸方向に収縮するように弾性変形する一方、当該圧縮力の除去により、元の形状に復元する種々の形状の弾性体によって構成されてもよい。例えば、付勢体4は、圧縮コイルばねで構成されてもよい。
保持体7は、弁体3を保持している。保持体7は、弁体3の弁本体3aに当接する内周面を有する筒状の保持筒7aを有している。保持筒7aの内周面は上面視円形をなしている。しかし、保持筒7aの内周面は弁本体3aの形状に合わせて上面視円形以外の形状をなしていてもよい。保持筒7aの内周面は弁本体3aの外周面と嵌合している。しかし、保持筒7aは、弁本体3aと嵌合していなくてもよい。例えば、保持筒7aは弁本体3aに固着されていてもよい。保持筒7aは、本実施形態では、オスルアー状の嵌合接続面7bを含む外周面を有している。しかし、保持筒7aは、嵌合接続面7bを含まない構成であってもよい。弁体3の天面は、保持筒7aの先端面から先端側に突出している。弁体3の弁フランジ3bの先端面は、保持筒7aの基端面に当接している。保持筒7aによって弁体3を保持することにより、径方向の外側への弁体3の変形を保持筒7aによって規制することができ、その結果、弁体3のスリット16から流体の曝露が生じる可能性を低減することができる。
保持体7は、先筒6の被当接部6aに対して当接可能な当接部7cを有している。当接部7cは、先筒6と当接した状態から、先筒6に対して相対的に軸方向基端側に移動不能である。また、当接部7cは、先筒6と当接した状態から、先筒6に対して相対的に軸方向先端側に移動可能である。より具体的には、当接部7cは、先筒6に軸方向基端側に向けて当接可能な軸方向当接面7dを有している。
図4に示すように、当接部7cは、本実施形態では、先筒6に周方向の一方側としての時計周り方向(右ねじ方向)に向けて当接可能な第1周方向当接面7eと、先筒に周方向の他方側としての反時計周り方向(左ねじ方向)に向けて当接可能な第2周方向当接面7fと、を有している。しかし、当接部7cは、第1周方向当接面7e及び第2周方向当接面7fを有していなくてもよい。当接部7cは、本実施形態では、保持筒7aの外周面における嵌合接続面7bより軸方向基端側の部分から径方向の外側に突出するとともに周方向に間欠的に配置された、一対の凸部によって構成されている。しかし、当接部7cの形状は適宜変更が可能である。例えば、当接部7cを構成する凸部の数を適宜増加してもよい。また、当接部7cを周方向に連続する環状凸部で構成してもよい。
図2、図5及び図6に示すように、先筒6は、他の医療器具50を接続可能であるとともに、基筒5に案内されることでスパイク2に対して相対的に軸方向両側に移動可能に構成されている。先筒6は、円筒状をなす係合筒6bを有している。しかし、係合筒6bは、円筒状以外の筒状をなしていてもよい。
図2~図3に示すように、先筒6は、保持体7の当接部7cが当接可能な被当接部6aを有している。被当接部6aは、本実施形態では、係合筒6bにおける軸方向の中間部から径方向の内側に全周に亘って突出する環状凸部に設けられた一対の凹部によって構成されている。しかし、被当接部6aの形状は、当接部7cの形状に合わせて適宜変更が可能である。
先筒6における被当接部6aより先端側の部分には、他の医療器具50との接続部17が設けられている。接続部17は、本実施形態では、ルアーロックが可能な雌ねじ部によって構成されている。しかし、接続部17は、このような雌ねじ部以外によって構成されてもよい。係合筒6bにおける被当接部6aより基端側の部分の外周面には、中心軸線Oを挟んで互いに対向する一対の係合凸部18が設けられている。各係合凸部18は、本実施形態では円柱状をなしている。しかし、各係合凸部18の形状は適宜変更が可能である。各係合凸部18は、軸方向両側への移動に伴って基筒5に案内される被案内部を構成している。先筒6は、本実施形態では、基筒5より径方向の内側に配置されている。
基筒5は、円筒状をなしている。基筒5の内周面には、2条ねじ状をなす一対の螺旋溝部19が設けられている。一対の螺旋溝部19は、軸方向両側への先筒6の移動に伴って先筒6の被案内部(一対の係合凸部18)を案内する案内部を構成している。一対の螺旋溝部19の一方は、一対の係合凸部18の一方と係合することで当該一方を案内可能である。また、一対の螺旋溝部19の他方は、一対の係合凸部18の他方と係合することで当該他方を案内可能である。各螺旋溝部19は、対応する係合凸部18が最も軸方向基端側に位置するときに当該係合凸部18と係合する部分において、リード角が実質的に減少している。このようなリード角の減少により、基筒5と先筒6との間にこれらを軸方向に離間させる方向の外力が付与されたときの抵抗力を高める(すなわち、ねじを緩み難くする)ことができる。リード角の減少に替えて、リード角を消失させてもよい(すなわち、ゼロ又はマイナスの角度にしてもよい)。しかし、各螺旋溝部19は、このようなリード角の減少及び消失のいずれも含まない形状であってもよい。各螺旋溝部19の形状は、対応する係合凸部18の形状と合わせて適宜変更が可能である。
本実施形態では、案内部を一対の螺旋溝部19で構成し、被案内部を一対の係合凸部18で構成しているが、螺旋溝部19及び係合凸部18の数は適宜増減が可能である。案内部を螺旋突条で構成し、被案内部を当該螺旋突条と係合可能な係合凹部で構成してもよい。案内部の軌道の全体形状は、螺旋状に限られず、例えば、軸方向から周方向に軌道が段差状に変化する段差部を含んでいてもよいし、軸方向の軌道のみを含んでいてもよい。
図1に示すように、基筒5には、先筒6と係合することで基筒5に対して相対的な軸方向基端側への先筒6の移動を所定の抵抗力によって規制する規制部20が設けられている。規制部20が発揮する所定の抵抗力は、図2に示すような他の医療器具50の非接続状態から、図5に示すような他の医療器具50に関する予備状態になるまでに、他の医療器具50から先筒6に作用する軸方向基端側への押圧力より大きいことが好ましい。このような構成により、予備状態になった後に規制部20の規制が解除されて、図6に示すような他の医療器具50に関する流体接続状態に移行する一連の動作を安定して実現することができる。
本実施形態において、他の医療器具50に関する予備状態とは、図5に示すように、先筒6に他の医療器具50が接続され、弁体3に他の医療器具50に設けられた他の弁体51が当接し、且つ、スパイク2が弁体3と他の弁体51とをいずれも貫通していない状態をいう。
本実施形態において、他の医療器具50に関する流体接続状態とは、図6に示すように、先筒6に他の医療器具50が接続され、弁体3に他の弁体51が当接し、且つ、スパイク2が弁体3と他の弁体51との両方を貫通して内部流路2cが他の医療器具50に設けられた他の内部流路52に連通した状態をいう。
規制部20は、本実施形態では、先筒6と嵌合可能な嵌合部によって構成されている。より具体的には、規制部20は、図1に示すように、先筒6の係合筒6bの外周面に周方向に全周に亘って設けられた嵌合凹部21とそれぞれ嵌合可能な4つの嵌合片22によって構成されている。各嵌合片22は、逆U字状の切り欠きによって基筒5に形成された径方向に弾性変形可能な片持ち梁状のアーム部22aと、アーム部22aの内面(径方向の内側の面)に設けられた嵌合凸部22bと、を有している。各嵌合凸部22bは、嵌合凹部21との嵌合により、軸方向基端側への先筒6の移動に対して所定の抵抗力を発揮することができる。また、各嵌合凸部22bは、先筒6に所定の抵抗力を越える軸方向基端側への押圧力が作用すると、径方向の外側に弾性変位(アーム部22aの弾性変形によって変位)して嵌合凹部21との嵌合を解除することができる。
本実施形態では、規制部20は、先筒6に設けられた嵌合凹部21と嵌合可能な、基筒5に設けられた4つの嵌合片22によって構成されている。しかし、規制部20の構成は適宜変更が可能である。例えば、嵌合片22の数は適宜増減が可能である。先筒6に1つ以上の嵌合片22を設け、基筒5に嵌合凹部21を設けてもよい。
図1~図2に示すように、他の医療器具50は、他の弁体51と他の内部流路52を有するハウジング53とを備えている。ハウジング53は、円筒状の筒壁54を有している。筒壁54の基端には、他の内部流路52の基端を閉塞するように他の弁体51が取り付けられている。他の弁体51は、スパイク2が貫通可能な他のスリット55を有している。筒壁54の外周面には、先筒6の接続部17に接続される雄ねじ部によって構成された被接続部56が設けられている。被接続部56の形状は、接続部17の形状に合わせて適宜変更が可能である。筒壁54と他の弁体51とによって他のコネクタ部57が構成されている。他のコネクタ部57の先端には円環平面状の当接面58が設けられている。当接面58は、他の医療器具50に関する予備状態において先筒6の係合筒6bの先端面と当接するように構成されている。しかし、他の医療器具50は、当接面58を有していなくてもよい。
医療器具1は、図2に示すような他の医療器具50の非接続状態から、図5に示すような他の医療器具50に関する予備状態へと移行可能である。前述したように、保持体7は、先筒6と当接した状態から先筒6に対して相対的に軸方向基端側に移動不能な当接部7cを有している。したがって、先筒6に他の医療器具50を接続し、他の弁体51が弁体3に当接したとき、保持体7は、先筒6に対して相対的に軸方向基端側に移動不能となっている。したがって、他の弁体51と弁体3との当接状態を安定して維持することができる。
医療器具1は、他の医療器具50に関する予備状態から、所定の流体接続操作により、図6に示すような他の医療器具50に関する流体接続状態へと移行可能である。医療器具1は、基筒5が先筒6の被案内部(一対の係合凸部18)を案内することによって他の医療器具50に関する予備状態から他の医療器具50に関する流体接続状態へと移行するように構成されているので、安定した移行動作を可能にすることができる。本実施形態では、時計周り方向(右ねじ方向)の回転操作によって他の医療器具50の非接続状態から他の医療器具50に関する予備状態に移行させ、所定の流体接続操作としてのさらなる時計周り方向の回転操作により、規制部20による規制を解除して他の医療器具50に関する流体接続状態に移行させることができる。このように、医療器具1は、1方向への回転操作のみによって他の医療器具50に関する非接続状態から他の医療器具50に関する流体接続状態へと移行可能である。しかし、所定の流体接続操作として反時計周り方向の回転操作を用いる構成としてもよい。
医療器具1は、他の医療器具50に関する流体接続状態から、所定の解除操作により、他の医療器具50に関する予備状態へと移行可能である。医療器具1は、基筒5が先筒6の被案内部を案内することによって他の医療器具50に関する流体接続状態から他の医療器具50に関する予備状態へと移行するように構成されているので、安定した移行動作を可能にすることができる。本実施形態では、所定の解除操作としての反時計周り方向(左ねじ方向)の回転操作によって他の医療器具50に関する流体接続状態から他の医療器具50に関する予備状態に移行させ、さらなる反時計周り方向の回転操作により、他の医療器具50の非接続状態に移行させることができる。このように、医療器具1は、1方向への回転操作のみによって他の医療器具50に関する流体接続状態から他の医療器具50に関する非接続状態へと移行可能である。しかし、所定の解除操作として時計周り方向の回転操作を用いる構成としてもよい。
前述したように、保持体7は、先筒6と当接した状態から、先筒6に対して相対的に軸方向先端側に移動可能な当接部7cを有している。このため、保持体7は、先筒6から他の医療器具50が外れることで、先筒6に対して相対的に軸方向先端側に移動可能となる。したがって、医療器具1は、他の医療器具50に関する流体接続状態において、径方向の外力の付与などによって他の医療器具50が意図せずに外れた場合には、図7に示すように、先筒6の位置はそのままでも、保持体7と弁体3とが付勢体4の付勢力によって一体に軸方向先端側に移動し、スパイク2の連通口2dを弁体3によって閉塞することができる。したがって、医療器具1によれば、他の医療器具50との流体接続状態において他の医療器具50が意図せずに外れた場合でも、流体の曝露を生じる可能性を低減することができる。
図8~図9に示すように、医療器具1は、メスルアー部61及び更なる他の内部流路62を有する更なる他の医療器具60と接続することもできる。更なる他の医療器具60は、本実施形態では、更なる他の内部流路62と連通する中空部を有する中空針63と、更なる他の内部流路62を区画するハブ64と、を備える針ハブとして構成されている。ハブ64の内周面によって、メスルアー部61が構成されている。ハブ64の基端の外周面には、先筒6の接続部17に接続される凸状の被接続部65が設けられている。
医療器具1は、更なる他の医療器具60の非接続状態から、図8に示すような、嵌合接続面7bに更なる他の医療器具60のメスルアー部61が接続され、且つ、スパイク2が弁体3を貫通していない、更なる他の医療器具60に関する予備状態に移行可能である。更なる他の医療器具60に関する予備状態においては、更なる他の医療器具60の被接続部65は、先筒6の接続部17に接続されている。このとき、保持体7は、先筒6に対して相対的に軸方向基端側に移動不能となっている。したがって、嵌合接続面7bと更なる他の医療器具60のメスルアー部61との嵌合状態を安定して維持することができる。
医療器具1は、更なる他の医療器具60に関する予備状態から、所定の流体接続操作により、図9に示すような更なる他の医療器具60に関する流体接続状態へと移行可能である。本実施形態では、時計周り方向の回転操作によって更なる他の医療器具60の非接続状態から更なる他の医療器具60に関する予備状態に移行させ、所定の流体接続操作としてのさらなる時計周り方向の回転操作により、規制部20による規制を解除して更なる他の医療器具60に関する流体接続状態に移行させることができる。本実施形態では、前述したように、当接部7cが先筒6に時計周り方向に向けて当接可能な第1周方向当接面7eを有しているので、更なる他の医療器具60からの回転操作力を、保持体7を介して先筒6へと安定して伝達することができる。
医療器具1は、更なる他の医療器具60に関する流体接続状態から、所定の解除操作により、更なる他の医療器具60に関する予備状態へと移行可能である。本実施形態では、所定の解除操作としての反時計周り方向の回転操作によって更なる他の医療器具60に関する流体接続状態から更なる他の医療器具60に関する予備状態に移行させ、さらなる反時計周り方向の回転操作により、更なる他の医療器具60の非接続状態に移行させることができる。本実施形態では、前述したように、当接部7cが先筒6に反時計周り方向に向けて当接可能な第2周方向当接面7fを有しているので、更なる他の医療器具60からの回転操作力を、保持体7を介して先筒6へと安定して伝達することができる。
前述したように、保持体7は、先筒6と当接した状態から、先筒6に対して相対的に軸方向先端側に移動可能な当接部7cを有している。このため、保持体7は、先筒6から更なる他の医療器具60が外れることで、先筒6に対して相対的に軸方向先端側に移動可能となる。したがって、医療器具1は、更なる他の医療器具60に関する流体接続状態において、径方向の外力の付与などによって更なる他の医療器具60が意図せずに外れた場合には、図7に示すように、先筒6の位置はそのままでも、保持体7と弁体3とが付勢体4の付勢力によって一体に軸方向先端側に移動し、スパイク2の連通口2dを弁体3によって閉塞することができる。したがって、医療器具1によれば、更なる他の医療器具60との流体接続状態において更なる他の医療器具60が意図せずに外れた場合でも、流体の曝露を生じる可能性を低減することができる。
前述した本実施形態は、本発明の実施形態の一例にすぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、保持体7は、先筒6に他の医療器具50が接続された状態では先筒6に対して相対的に軸方向基端側に移動不能である一方、先筒6から他の医療器具50が外れることで、先筒6に対して相対的に軸方向先端側に移動可能となる構成である限り、軸方向当接面7dを有していなくてもよい。例えば、保持体7を非伸長性の糸などによって先筒6に連結した構成であってもよい。
前述の実施形態では、先筒6は、基筒5より径方向の内側に配置されている。しかし、先筒6が基筒5より径方向の外側に配置された構成としてもよい。
1 医療器具
2 スパイク
2a 基端
2b 先端
2c 内部流路
2d 連通口
3 弁体
3a 弁本体
3b 弁フランジ
4 付勢体
4a 蛇腹部
5 基筒
6 先筒
6a 被当接部
6b 係合筒
7 保持体
7a 保持筒
7b 嵌合接続面
7c 当接部
7d 軸方向当接面
7e 第1周方向当接面
7f 第2周方向当接面
8 コネクタ部
9 スパイク部材
10 弁部材
11 メスコネクタ部
12 フランジ
13 環状突起
14 筒壁
15 中空部
16 スリット
17 接続部
18 係合凸部
19 螺旋溝部
20 規制部
21 嵌合凹部
22 嵌合片
22a アーム部
22b 嵌合凸部
50 他の医療器具
51 他の弁体
52 他の内部流路
53 ハウジング
54 筒壁
55 他のスリット
56 被接続部
57 他のコネクタ部
58 当接面
60 更なる他の医療器具
61 メスルアー部
62 更なる他の内部流路
63 中空針
64 ハブ
65 被接続部
O 中心軸線

Claims (8)

  1. 医療器具であって、
    基端と、先端と、前記基端から前記先端まで延在する中心軸線と、内部流路と、を有するスパイクと、
    前記スパイクが貫通可能な弁体と、
    前記弁体を前記中心軸線に沿う軸方向の前記先端の側に付勢する付勢体と、
    前記スパイクに対して相対的に前記軸方向の両側に移動不能な基筒と、
    他の医療器具を接続可能であるとともに、前記基筒に案内されることで前記スパイクに対して相対的に前記軸方向の両側に移動可能な先筒と、
    前記弁体を保持する保持体と、を備え、
    前記保持体は、前記先筒に前記他の医療器具が接続された状態では前記先筒に対して相対的に前記軸方向の前記基端の側に移動不能であり、前記先筒から前記他の医療器具が外れることで、前記先筒に対して相対的に前記軸方向の前記先端の側に移動可能となる、
    医療器具。
  2. 前記保持体は、前記先筒に前記軸方向の前記基端の側に向けて当接可能な軸方向当接面を有する、請求項1に記載の医療器具。
  3. 前記保持体は、前記弁体に当接する内周面を有する筒状の保持筒を有する、請求項1に記載の医療器具。
  4. 前記他の医療器具は、他の弁体と、他の内部流路と、を有し、
    前記先筒に前記他の医療器具が接続され、前記弁体に前記他の弁体が当接し、且つ、前記スパイクが前記弁体と前記他の弁体とをいずれも貫通していない前記他の医療器具に関する予備状態から、所定の流体接続操作により、前記先筒に前記他の医療器具が接続され、前記弁体に前記他の弁体が当接し、且つ、前記スパイクが前記弁体と前記他の弁体との両方を貫通して前記内部流路が前記他の内部流路に連通した前記他の医療器具に関する流体接続状態へと移行可能であるとともに、
    前記他の医療器具に関する流体接続状態から、所定の解除操作により、前記他の医療器具に関する予備状態に移行可能である、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の医療器具。
  5. 前記他の医療器具と選択的に更なる他の医療器具を接続可能であり、
    前記更なる他の医療器具は、メスルアー部及び更なる他の内部流路を有し、
    前記保持体には、前記弁体に当接する内周面と、オスルアー状の嵌合接続面を含む外周面と、を有する保持筒が設けられており、
    前記嵌合接続面前記メスルアー部が接続され、且つ、前記スパイクが前記弁体を貫通していない前記更なる他の医療器具に関する予備状態から、前記所定の流体接続操作により、前記嵌合接続面に前記メスルアー部が接続され、前記スパイクが前記弁体を貫通して前記内部流路が前記更なる他の内部流路に連通した前記更なる他の医療器具に関する流体接続状態へと移行可能であるとともに、
    前記更なる他の医療器具に関する流体接続状態から、前記所定の解除操作により、前記更なる他の医療器具に関する予備状態に移行可能である、
    請求項4に記載の医療器具。
  6. 前記基筒は、前記所定の流体接続操作としての前記中心軸線に関する周方向の一方側への回転操作により、前記先筒を前記軸方向の前記基端の側に案内する一方、前記所定の解除操作としての前記周方向の他方側への回転操作により、前記先筒を前記軸方向の前記先端の側に案内する、請求項4又は5に記載の医療器具。
  7. 前記保持体は、
    前記先筒に前記周方向の一方側に向けて当接可能な第1周方向当接面、及び/又は、
    前記先筒に前記周方向の他方側に向けて当接可能な第2周方向当接面を有する、
    請求項6に記載の医療器具。
  8. 前記先筒は、前記基筒より前記中心軸線に関する径方向の内側に配置されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の医療器具。
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