JP7102200B2 - コハク酸ソリフェナシン含有固形医薬組成物 - Google Patents
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Description
2.親油性抗酸化剤を更に含むものである,上記1の固形医薬組成物。
3.該親油性抗酸化剤が,ジブチルヒドロキシトルエン,ジブチルヒドロキシアニソール,アスコルビン酸ステアリン酸エステル及びトコフェロールからなる群より選ばれるものである,上記2の固形医薬組成物。
4.該第1群より選ばれる化合物が,安息香酸ナトリウムである,上記1~3の何れかの固形医薬組成物。
5.賦形剤及び結合剤を更に含むものである,上記1~4の何れかの固形医薬組成物。
6.該組成物におけるコハク酸ソリフェナシン含量が1.4~4重量%である,上記1~5の何れかの固形医薬組成物。
7.該組成物における該第1群の化合物の含量が1~10重量%である,上記1~6の何れかの固形医薬組成物。
8.該組成物における親油性抗酸化剤の含量が0.01~3.3重量%である,上記1~7の何れかの固形医薬組成物。
9.該組成物における該1群の化合物の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.3~6倍である,上記1~7の何れかの固形医薬組成物。
10.該組成物における親油性抗酸化剤の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.003~2倍である,上記1~9の何れかの固形医薬組成物。
11.該賦形剤が,単糖類,二糖類等,糖アルコール,デンプン類,結晶セルロース,セルロース誘導体,デキストラン,及びデキストリンからなる群より選ばれる1種又は2種以上である,上記1~10の何れかの固形医薬組成物。
12.該結合剤が,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,メチルセルロース,及びポリビニルピロリドンからなる群より選ばれるものである,上記1~11の何れかの固形医薬組成物。
13.錠剤,散剤,顆粒剤,カプセル剤又は丸剤の形態である,上記1~12の何れかの固形医薬組成物。
14.非晶質体コハク酸ソリフェナシンを薬効成分として含んでなる,錠剤の形態の固形医薬組成物の製造方法であって,賦形剤の粉末を,コハク酸ソリフェナシンと,少なくとも1種の結合剤と,安息香酸ナトリウム,亜硫酸ナトリウム,リン酸水素カルシウム,ソルビン酸,及びL-システイン塩酸塩からなる第1群より選ばれる1又は2以上の化合物とを含んでなる溶液で造粒することを含む顆粒製造工程を含み,得られた顆粒に滑沢剤を含んでなる添加剤を添加,混合して打錠することを含むものである,製造方法。
15.該顆粒製造工程が,該造粒後に造粒物に親油性抗酸化剤を添加することを含んでなるものである,上記14の製造方法。
16.該親油性抗酸化剤が,ジブチルヒドロキシトルエン,ジブチルヒドロキシアニソール,アスコルビン酸ステアリン酸エステル及びトコフェロールからなる群より選ばれるものである,上記15の製造方法。
17.該親油性抗酸化剤の添加が,該親油性抗酸化剤の溶液を該造粒物に噴霧し乾燥させることにより行われるものである,上記15又は16の製造方法。
18.該第1群より選ばれる化合物が,安息香酸ナトリウムである,上記14~17の何れかの製造方法。
19.該組成物におけるコハク酸ソリフェナシンの含量が1.4~4重量%である,上記13~18の何れかの製造方法。
20.該組成物における該第1群より選ばれる化合物の含量が1~10重量%である,上記14~19の何れかの製造方法。
21.該組成物における該親油性抗酸化剤の含量が0.01~3.3重量%である,上記14~20の何れかの製造方法。
22.該組成物における該1群より選ばれる化合物の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.3~6倍である,上記14~21の何れかの製造方法。
23.該組成物における該親油性抗酸化剤の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.003~2倍である,上記14~22の何れかの製造方法。
24.該賦形剤が,単糖類,二糖類等,糖アルコール,デンプン類,結晶セルロース,デキストラン,及びデキストリンからなる群より選ばれる1種又は2種以上である,上記14~23の何れかの製造方法。
25.該結合剤が,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,他のヒドロキシプロピルセルロース,ポリビニルピロリドン及びメチルセルロースからなる群より選ばれるものである,上記14~24の何れかの製造方法。
26.得られた錠剤にコーティングを施すステップを更に含む,上記14~25の何れかの製造方法。
(a)結晶体コハク酸ソリフェナシンと,結合剤と,第1群の安定化剤のうち少なくとも1種とを含む溶液(例えば,アルコール水混液による溶液)を準備し,賦形剤粉末を含む流動層にこれを噴霧して造粒し,必要に応じてジブチルヒドロキシトルエン等の親油性抗酸化剤も溶液(例えば,アルコール水混液による溶液)の形で,(例えば噴霧する等により)更に加え,必要に応じて乾燥させ,得られた顆粒と,滑沢剤を含む添加剤とを混合して打錠するか;
(b)賦形剤粉末と第1群の安定化剤のうち少なくとも1種の粉末とを含む流動層に,結晶体コハク酸ソリフェナシンと,結合剤とを含む溶液(例えば,水溶液)を噴霧して造粒し,必要に応じてジブチルヒドロキシトルエン等の親油性抗酸化剤も溶液(例えば,アルコール水混液による溶液)の形で,(例えば噴霧する等により)更に加え,必要に応じて乾燥させ,得られた顆粒と,滑沢剤を含む添加剤とを混合して打錠するか;又は
(c)結晶体コハク酸ソリフェナシンと,結合剤と,第1群の安定化剤の少なくとも1種とを含む溶液,ジブチルヒドロキシトルエン等の親油性抗酸化剤を含む溶液(例えば,アルコール溶液),及び賦形剤を含む粉末を,混合して練合し,乾燥,粉砕,整粒して,これに滑沢剤を含む添加剤を混合して打錠する方法
が挙げられるが,これらに限定されず,錠剤の製造における慣用の方法を用いて製造することができる。
(1)錠剤の製造
コハク酸ソリフェナシン(結晶体原薬)を用いて,従来処方である特許文献1の実施例1に準じ(但し,フィルムコーティング工程は省く),表1に示す組成で結晶体コハク酸ソリフェナシンを含有する錠剤1を下記手順により製造すると共に,同じ組成で,但し結晶体コハク酸ソリフェナシンの溶解工程を含む手順により,非晶質体コハク酸ソリフェナシンを含んでなる錠剤2を製造した。
乳糖水和物,トウモロコシデンプン,及びコハク酸ソリフェナシン(結晶体)を流動層造粒装置に投入し,これにヒドロキシプロピルメチルセルロースの水溶液を噴霧して造粒し,乾燥,整粒した後,ステアリン酸マグネシウムを添加,混合して打錠し,錠剤1として素錠を得た。ここに,錠剤中のコハク酸ソリフェナシンは,結晶体をそのまま造粒に用いていることから,大半の部分は結晶体である。
乳糖水和物,及びトウモロコシデンプンを流動層造粒装置に投入し,これにコハク酸ソリフェナシンとヒドロキシプロピルメチルセルロースの水溶液を噴霧して造粒し,乾燥,整粒した後,ステアリン酸マグネシウムを添加,混合して打錠し,錠剤2として素錠を得た。ここに,錠剤中のコハク酸ソリフェナシンは,一旦溶解させて賦形剤に噴霧しそのまま乾燥させたものであることから,非晶質の状態である。
上記で得られた錠剤1(結晶体)及び錠剤2(非晶質体)につき,コハク酸ソリフェナシンのN-オキシド体の量を測定し,初期値とした。次いで,錠剤1,錠剤2,及び結晶体原薬を,それぞれポリエチレン瓶に入れ,70℃で9日間,60℃で3週,25℃75%RH(開放)で1及び3か月,40℃75%RH(開放)で1及び3か月,並びに40℃75%RH(密閉)で1及び3か月保存し,次の方法により,N-オキシド体の量を測定した。
コハク酸ソリフェナシンの類縁物質であるN-オキシド体の生成量を,HPLC分析法により測定した。N-オキシド体の生成量は,コハク酸ソリフェナシンに由来するHPLCの全ピーク面積中のN-オキシド体のピーク面積の割合(%)として表した。本測定に使用した試料溶液,および,HPLCの測定条件は以下の通りである。
〔試料溶液〕:
コハク酸ソリフェナシン20gに相当する量をとり,80%メタノールを加えて正確に50mLとし,メンブランフィルターでろ過する。試料溶液20μL正確にとり,次の条件で測定する。
〔HPLC測定条件〕:
・検出器:紫外可視吸光光度計(測定波長:220mm)
・カラム:内径4.6mm,長さ10cmのステンレス管に3μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリカゲルを充填する。
・カラム温度:40℃
・移動相A:水1000mLにトリエチルアミン5mLを加え,リン酸を4mL加えたもの。
・移動相B:アセトニトリル900mLに水100mLを加え,トリエチルアミン5mLを加え,リン酸を4mL加えたもの。
・移動相の送液:移動相A及び移動相Bの混合比を次のように変えて濃度勾配制御する。
・移動相の流速:1mL/分
・N-オキシド体の保持時間:27分
コハク酸ソリフェナシンの安定性の改善のため,安定化剤の探索を以下の通りに行った。
(1)検体の調製
100mgのコハク酸ソリフェナシン原薬(結晶体),100mgのヒドロキシプロピルメチルセルロース,及び下記の安定化剤候補化合物の何れかの100mgを精製水に溶解又は分散させ,これを凍結乾燥して,非晶質体コハク酸ソリフェナシンを含む試験検体とした。また,安定化剤候補化合物を加えないこと以外は上記と同様にして製造した凍結乾燥物を対照検体とした。
・安定化剤候補化合物:安息香酸ナトリウム,アスコルビン酸,トコフェロール,L-システイン塩酸塩(一水和物として),亜硫酸水素ナトリウム,亜硫酸ナトリウム,ジブチルヒドロキシトルエン,リン酸二水素ナトリウム,リン酸水素カルシウム(無水物として),ソルビン酸,クエン酸トリエチル。
上記の各試験検体及び対照検体をそれぞれポリエチレン瓶に入れ,70℃で9日間(密閉)保存し,N-オキシド体の生成量を測定した。なおN-オキシド体の生成量が0.5%未満であるものを良好と判断した。
上記の各試験検体及び対照検体をそれぞれポリエチレン瓶に入れ,密閉状態で70℃にて9日間,開放状態で25℃75%RHにて1週間,及び密閉状態で40℃75%RHにて1か月の各条件でそれぞれ保存した。対照検体及び各試験検体の外観を観察して記録し,コハク酸ソリフェナシンに関し相互に等量となるように各検体から一部を採取し,それぞれ粉末X線回折の測定を行って,コハク酸ソリフェナシン原体における結晶由来のピークが認められるか否かを比較した。結晶化の有無の確認は,D8 ADVANCE(Bruker製)を用いてXRD法により行い,2θ=14℃及び18℃付近に特異的なピークがなければ,非晶質体であると判定した。
(1)錠剤の製造
表4に従い3通りの量で安息香酸ナトリウムを配合した非晶質体コハク酸ソリフェナシン含有錠を,下記の方法により製造した。
(a)N-オキシド体の生成による評価
上記の錠剤をポリエチレン瓶に入れ,各種の条件で保存した後,N-オキシド体の生成量を測定した。保存条件及び測定結果を併せて,表5に示す。
他方,錠剤3~5について,コハク酸ソリフェナシンの結晶化が起こるか否かの点からの安定性を検討した。即ち,結晶体原薬及び製造直後の錠剤3~5のそれぞれにつき,粉末X線回折により結晶化の有無を調べ,またそれらの錠剤をポリエチレン瓶に入れて40℃75%RH(密閉)で3か月及び40℃75%RH(開放)で3か月の条件で保存したものについて同様に結晶化の有無を調べた。その結果,製造直後の各錠剤,保存後の各錠剤の何れにも結晶化は認められず,コハク酸ソリフェナシンの実質的に全量が非晶質体の状態にあることが確認された。結晶体原薬,製造直後並びに40℃75%RH(密閉及び開放)で3か月保存後の錠剤4の粉末X線回折チャートを,例として図1に並べて示す。
結晶化が保存中でも防止できることが上記で確認された安息香酸ナトリウム配合非晶質体コハク酸ソリフェナシン含有錠について,更に,N-オキシド体の生成抑制手段の検討を行った。即ち,前述の安定化剤の探索の部においてN-オキシド体の生成を強力に抑制することが見出されている親油性抗酸化剤としてジブチルヒドロキシトルエンを,安息香酸ナトリウム含む上記非晶質体コハク酸ソリフェナシン含有錠に追加の安定化剤として配合することによる安定化効果を,以下の通りに検討した。
表6に示す組成に従って,下記の手順で錠剤6(対照)及びジブチルヒドロキシトルエンを含有する錠剤7を製造した。
製造直後の錠剤6及び7につき,N-オキシド体の量を測定した。また,両錠剤をポリエチレン瓶に入れ,表7に示すように70℃で3,6及び9日間,70℃で1及び2週間,25℃75%RH(開放)で2週間,40℃75%RH(開放)で2週間,及び40℃75%(密閉)で2週間,それぞれ保存した後,N-オキシド体の量を測定した。結果を表7に併せて示す。
ジブチルヒドロキシトルエンの配合によりコハク酸ソリフェナシンの分解が抑制されること,及びジブチルヒドロキシトルエンを配合しても,安息香酸ナトリウムによるコハク酸ソリフェナシンの物理的安定化効果(結晶化防止)が妨げられないことも判明したため,安息香酸ナトリウム及びジブチルヒドロキシトルエンを含む非晶質体コハク酸ソリフェナシン錠における,ジブチルヒドロキシトルエンの適した配合量につき,以下の通り検討した。
次の表8に示す組成に従って,ジブチルヒドロキシトルエンを含有しない錠剤8及びこれを0.5,1及び2mg/150mg量(組成物全量に対し,0.3,0.67,及び1.33重量%)の量でそれぞれ含有する錠剤9,10,及び11を下記の通り製造した。
錠剤8~11につき,表9に示すように製造直後(初期値)及び各条件での保存後にN-オキシド体の量を測定した。結果を表9に併せて示す。
転動流動層装置にD-マンニトール(ノンパレル-108)150gを投入し,これにコハク酸ソリフェナシン50g,ヒプロメロース(TC-5E)50g及び安息香酸ナトリウム50gを含むエタノール水溶液を噴霧してコーティングした。乾燥させ,更にこれにジブチルヒドロキシトルエン10gのエタノール溶液を噴霧し,乾燥させた。形成された顆粒に,続いてヒプロメロース24g及びタルク(タルカンハヤシ)6gを含むエタノール水溶液を噴霧してコーティングし,更にメタクリル酸コポリマーL(ポリキッドLA-100)40g,ヒプロメロース5g及びタルク15gを含むエタノール水溶液でコーティングを施して,薬物顆粒を製造した。
Claims (30)
- コハク酸ソリフェナシンを含んでなる固形医薬組成物であって,コハク酸ソリフェナシンが非晶質体であり,且つ安息香酸ナトリウム,亜硫酸ナトリウム,ソルビン酸,及びL-システイン塩酸塩からなる第1群より選ばれる1又は2以上の化合物を、含むものである,固形医薬組成物。
- 第1群より選ばれる1又は2以上の化合物が、少なくとも非晶質コハク酸ソリフェナシンの結晶化に対する安定化剤として機能するものである,請求項1の固形医薬組成物。
- 安息香酸ナトリウム及び/又はL-システイン塩酸塩が,非晶質コハク酸ソリフェナシンの分解に対する安定化剤としても機能するものである,請求項1又は2の固形医薬組成物。
- 親油性抗酸化剤を更に含むものである,請求項1~3の何れかの固形医薬組成物。
- 該親油性抗酸化剤が,ジブチルヒドロキシトルエン,アスコルビン酸ステアリン酸エステル及びトコフェロールからなる群より選ばれるものである,請求項4の固形医薬組成物。
- 該第1群より選ばれる化合物が,安息香酸ナトリウムである,請求項1~5の何れかの固形医薬組成物。
- 賦形剤及び結合剤を更に含むものである,請求項1~6の何れかの固形医薬組成物。
- 該組成物におけるコハク酸ソリフェナシン含量が1.4~4重量%である,請求項1~7の何れかの固形医薬組成物。
- 該組成物における該第1群の化合物の含量が1~10重量%である,請求項1~8の何れかの固形医薬組成物。
- 該組成物における親油性抗酸化剤の含量が0.01~3.3重量%である,請求項1~9の何れかの固形医薬組成物。
- 該組成物における該1群の化合物の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.3~6倍である,請求項1~10の何れかの固形医薬組成物。
- 該組成物における親油性抗酸化剤の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.003~2倍である,請求項1~11の何れかの固形医薬組成物。
- 該賦形剤が,単糖類,二糖類等,糖アルコール,デンプン類,結晶セルロース,セルロース誘導体,デキストラン,及びデキストリンからなる群より選ばれる1種又は2種以上である,請求項1~12の何れかの固形医薬組成物。
- 該結合剤が,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,メチルセルロース,及びポリビニルピロリドンからなる群より選ばれるものである,請求項1~13の何れかの固形医薬組成物。
- 錠剤,散剤,顆粒剤,カプセル剤又は丸剤の形態である,請求項1~14の何れかの固形医薬組成物。
- 非晶質体コハク酸ソリフェナシンを薬効成分として含んでなる,錠剤の形態の固形医薬組成物の製造方法であって,賦形剤の粉末を,コハク酸ソリフェナシンと,少なくとも1種の結合剤と,安息香酸ナトリウム,亜硫酸ナトリウム,ソルビン酸,及びL-システイン塩酸塩からなる第1群より選ばれる1又は2以上の化合物とを含んでなる溶液で造粒することを含む顆粒製造工程を含み,得られた顆粒に滑沢剤を含んでなる添加剤を添加,混合して打錠することを含むものである,製造方法。
- 第1群より選ばれる1又は2以上の化合物が、少なくとも非晶質コハク酸ソリフェナシンの結晶化に対する安定化剤として機能するものである,請求項16の製造方法。
- 安息香酸ナトリウム及び/又はL-システイン塩酸塩が,非晶質コハク酸ソリフェナシンの分解に対する安定化剤としても機能するものである,請求項16又は17の製造方法。
- 該顆粒製造工程が,該造粒後に造粒物に親油性抗酸化剤を添加することを含んでなるものである,請求項16~18の何れかの製造方法。
- 該親油性抗酸化剤が,ジブチルヒドロキシトルエン,アスコルビン酸ステアリン酸エステル及びトコフェロールからなる群より選ばれるものである,請求項19の製造方法。
- 該親油性抗酸化剤の添加が,該親油性抗酸化剤の溶液を該造粒物に噴霧し乾燥させることにより行われるものである,請求項19又は20の製造方法。
- 該第1群より選ばれる化合物が,安息香酸ナトリウムである,請求項16~21の何れかの製造方法。
- 該組成物におけるコハク酸ソリフェナシンの含量が1.4~4重量%である,請求項16~22の何れかの製造方法。
- 該組成物における該第1群より選ばれる化合物の含量が1~10重量%である,請求項16~23の何れかの製造方法。
- 該組成物における該親油性抗酸化剤の含量が0.01~3.3重量%である,請求項19~24の何れかの製造方法。
- 該組成物における該1群より選ばれる化合物の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.3~6倍である,請求項16~25の何れかの製造方法。
- 該組成物における該親油性抗酸化剤の含量が,コハク酸ソリフェナシンの含量に対し,重量比で0.003~2倍である,請求項19~26の何れかの製造方法。
- 該賦形剤が,単糖類,二糖類等,糖アルコール,デンプン類,結晶セルロース,デキストラン,及びデキストリンからなる群より選ばれる1種又は2種以上である,請求項16~27の何れかの製造方法。
- 該結合剤が,ヒドロキシプロピルメチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ポリビニルピロリドン及びメチルセルロースからなる群より選ばれるものである,請求項16~28の何れかの製造方法。
- 得られた錠剤にコーティングを施すステップを更に含む,請求項16~29の何れかの製造方法。
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