JP7101501B2 - 液体塗布ユニット、液体塗布方法および液体塗布装置 - Google Patents

液体塗布ユニット、液体塗布方法および液体塗布装置 Download PDF

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    • B05D3/00Pretreatment of surfaces to which liquids or other fluent materials are to be applied; After-treatment of applied coatings, e.g. intermediate treating of an applied coating preparatory to subsequent applications of liquids or other fluent materials

Description

本発明は液体塗布ユニット、液体塗布方法および液体塗布装置に関し、特に、水晶振動子の電極パターン形成用の液体塗布ユニット、液体塗布方法および液体塗布装置に関するものである。
RFID(Radio Frequency Identifier)タグなどの微細な回路を印刷方式すなわち塗布方式で形成する、プリンテッドエレクトロニクス技術が急速に発展してきている。微細な電極パターンを形成する方式としては、印刷方式、インクジェット方式などが一般的である。しかし微細な電極パターンを形成する方式としては、これらの方式の他に、塗布針を用いた方式も用いられ得る。塗布針を用いた方式は、広範囲の粘度の材料を用いた微細な塗布が可能となるためである。塗布針を用いて微細な塗布を行なう方法は、たとえば特開2017-945号公報(特許文献1)に開示されている。特開2017-945号公報には、塗布ユニットを用いて微細な塗布を行なう装置が開示されている。
特開2017-945号公報
特開2017-945号公報に記載の液体塗布ユニットは、リンク機構を介して、モータの回転を直動方向の動きに変換する。これにより、当該液体塗布ユニットは、塗布針を高速に駆動することができる。
しかしながら、当該リンク機構を用いた構成においては、塗布針の上下方向の移動距離は一定で可変することはできない。当該構成においても、モータの回転角を制限し、往復運動させることで、塗布針の上下方向移動距離を可変することも可能である。しかしそのためには、モータが高速移動している状態でモータの回転方向を反転させる必要がある。このためモータが高速移動していれば塗布針の下降端位置のばらつきが大きくなる。一方、上記ばらつきを小さくするためにはモータの回転速度を遅くする必要が生じ、全体のタクトが遅くなるという課題がある。すなわち特開2017-945号公報においては、その構成上、塗布針の高速移動と上下移動距離の変更とを両立させることが困難である。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものである。その目的は、塗布針の高速移動と上下移動距離の変更とを両立可能な液体塗布ユニット、液体塗布方法および液体塗布装置を提供することである。
本発明の液体塗布ユニットは、モータと、塗布針支持部と、直動機構とを備える。モータは塗布針を上下に駆動する。塗布針支持部は塗布針を支持する。直動機構は塗布針支持部をモータの回転に応じて上下動させる。直動機構は、偏心板と連結部材とを含む。偏心板はモータによって回転される回転軸に取り付けられ回転軸から第1の距離だけ偏心した位置に設けられた第1の固定部と、回転軸から第1の距離と異なる第2の距離だけ偏心した位置に設けられた第2の固定部とを含む。連結部材は塗布針支持部と共に上下動する第3の固定部と、第1の固定部または第2の固定部とを連結する。偏心板と連結部材とは、連結部材を第1の固定部または第2の固定部に対して回動可能に支持する軸受を介して、第1の固定部または第2の固定部において互いに連結される。
上記の液体塗布ユニットを用いた本発明の液体塗布方法においては、塗布針の先端に液体材料が塗布される。塗布針を下降させて塗布針を塗布対象面に接触させる。接触させる工程においては、塗布針の先端が塗布対象面に接触する直前に塗布針の下降速度を低下させる。
本発明の液体塗布装置は、上記の液体塗布ユニットを含み、塗布対象面に塗布液が塗布可能である。
本発明によれば、偏心板において回転軸からの距離が異なる第1の固定部および第2の固定部のいずれかと、塗布針支持部に固定された第3の固定部とが連結部材により連結される。このため連結部材が偏心板のいずれの固定部に連結されるかに応じて、その上下移動距離を変更することができる。またモータの回転を直動方向の動きに変換することにより、塗布針を高速に駆動することができる。よって、塗布針の高速移動と上下移動距離の変更とを両立させることができる。
実施の形態1に係る塗布ユニットの正面図である。 実施の形態1における図1中の点線で囲んだ領域Aの、回転軸に沿う概略拡大断面図である。 図1中の矢印で示す方向Bから見た塗布ユニットの側面図である。 実施の形態1において、第1の固定部にて偏心板と連結板とが互いに連結される場合の、偏心板の回転による塗布針の上下方向の移動態様を示す概略平面図である。 実施の形態1において、第2の固定部にて偏心板と連結板とが互いに連結される場合の、偏心板の回転による塗布針の上下方向の移動態様を示す概略平面図である。 本実施の形態に従った液体塗布装置の模式的な斜視図である。 図6に示した塗布ユニットの動作にともなう塗布針の位置を説明するための模式的な断面図である。 比較例における、偏心板の回転とスペーサとの位置関係とを示した図である。 実施の形態2における図1中の点線で囲んだ領域Aの、回転軸に沿う概略拡大断面図である。 実施の形態2において、第1の固定部にて偏心板と連結板とが互いに連結される場合の、偏心板の回転による塗布針の上下方向の移動態様を示す概略平面図である。 実施の形態2において、第2の固定部にて偏心板と連結板とが互いに連結される場合の、偏心板の回転による塗布針の上下方向の移動態様を示す概略平面図である。 固定ピンを凹部へ固定するためのナットを示す概略拡大断面図である。 図12のようにナットで固定ピンを固定可能とするための凹部の平面形状を示す概略平面図である。 図13のXIV-XIV線に沿う部分の概略断面図である。 図13のXV-XV線に沿う部分の概略断面図である。 実施の形態3における図1中の点線で囲んだ領域Aの、回転軸に沿う概略拡大断面図である。 実施の形態3において、第1の固定部にて偏心板と連結板とが互いに連結される場合の、偏心板の回転による塗布針の上下方向の移動態様を示す概略平面図である。 実施の形態3において、第2の固定部にて偏心板と連結板とが互いに連結される場合の、偏心板の回転による塗布針の上下方向の移動態様を示す概略平面図である。 実施の形態4に係る塗布ユニットの正面図である。 実施の形態1における図19中の点線で囲んだ領域Cの、回転軸に沿う概略拡大断面図(A)と、図20(A)中の矢印で示す方向XXBから見た連結板の概略正面図(B)とである。 実施の形態3における図19中の点線で囲んだ領域Cの、回転軸に沿う概略拡大断面図の第1例(A)と、実施の形態3における図19中の点線で囲んだ領域Cの、回転軸に沿う概略拡大断面図の第2例(B)と、図21(A),(B)中の矢印で示す方向XXICから見た連結板の概略正面図(C)とである。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず本実施の形態の、直動機構が設けられている塗布ユニット4について、図1~図5を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る塗布ユニット4Aの正面図である。図2は、実施の形態1における図1中の点線で囲んだ領域Aの、回転軸RAに沿う概略拡大断面図である。図3は、図1中の矢印で示す方向Bから見た塗布ユニット4Aの側面図である。特に図3(A)には、塗布針24が上昇している状態が示され、図3(B)には塗布針24が下降している状態が示されている。
図1を参照して、本実施の形態に係る塗布ユニット4Aは、液体材料を微細に塗布する塗布針を動かす液体塗布ユニットである。塗布ユニット4Aは、モータとしてのサーボモータ120と、塗布針支持部109と、直動機構130とを主に備えている。サーボモータ120は、塗布針を上下に駆動するための駆動源としてのものである。塗布針支持部109は、塗布針を支持するためのものである。直動機構130は、塗布針支持部109をサーボモータ120の回転に応じて上下動させるものである。以下、これについて具体的に説明する。
サーボモータ120は、左右方向すなわち水平方向に沿って延びる形状を有しており、その延びる方向に交差する断面の中心には回転軸RAが延びている。サーボモータ120の内部には、モータ制御部121が配置されている。モータ制御部121は、塗布針ホルダ102の上下動が適切な速度となるようにサーボモータ120の回転を制御する。
塗布針支持部109は、直動機構130の下方に配置されている。塗布針支持部109は、塗布針ホルダ102と、塗布針ホルダ収納部104と、塗布針ホルダ固定部106と、塗布液容器21とを備えており、これらが塗布針24を支持している。
塗布針ホルダ102は、先端をテーパ状に先細りさせた1本の塗布針24を保持する。すなわち塗布針ホルダ102は、上下方向(鉛直方向)に沿って延びるように配置され、その先端23が下方を向く塗布針24を、先端23と反対側すなわち上側から保持する。塗布針ホルダ収納部104は、塗布針ホルダ102の上側に配置されており、塗布針ホルダ102を収納可能な構成を有している。塗布針ホルダ固定部106は、塗布針ホルダ収納部104の上側に配置されており、塗布針ホルダ102を固定可能な構成を有している。
直動機構130は、原点センサ118と、偏心板116と、スペーサ114と、リニアガイド132と、連結板112(連結部材)と、スペーサ110(第3の固定部)と、軸受122、軸受124と、可動部108と、を含む。これらは概ね、サーボモータ120が延びる方向に関する回転軸RAの延長線上であり、かつ塗布針支持部109の真上の領域に配置されている。
原点センサ118は、直動機構130の最も上側に配置されており、偏心板116に設けられた原点を検出してモータ制御部121に出力する。この原点は、偏心板116が基準となる回転角度に一致した場合(たとえば、図5(A)に示した状態)に原点センサ118に最も近づく。
可動部108には、塗布針ホルダ固定部106に塗布針ホルダ102が装着されていて、塗布針ホルダ102の下側面から1本の塗布針24が下方に先端23を向けて保持されている。リニアガイド132は、塗布針ホルダ102が固定された可動部108を上下動可能に支持する。
図1、図2および図3を参照して、偏心板116は、原点センサ118の下方に配置されており、図1の矢印で示す方向Bから見た形状がたとえば円形を有している。偏心板116の円形状の中心は、回転軸RAにおおむね一致する。すなわち偏心板116は、サーボモータ120によって回転され、塗布針ホルダ102の上下動方向に交差するサーボモータ120の回転軸RAに取り付けられる。
より具体的には、偏心板116のたとえば円形の表面の右側に接するように、スペーサ114が設けられている。偏心板116のたとえば図2の円形の右側の表面の一部には、第1の固定部としての凹部123A、および第2の固定部としての凹部123Bが形成されている。
凹部123A,123Bは、偏心板116の厚みの一部分を除去するように形成されており、本実施の形態においてはたとえば図1中の矢印Bが示す方向から見て円形を有している。凹部123Aと凹部123Bとは互いに間隔をあけて形成され、たとえばネジ穴である。
図2においてスペーサ114は、偏心板116の凹部123Aと図1の矢印が示す方向Bから見て重なる領域を含むように配置されている。スペーサ114には、凹部123Aと平面的に重なる領域において、図2の左右方向に延びるようにスペーサ114を貫通する孔部114Cが形成されている。
連結板112は、塗布針ホルダ102と共に上下動する可動部108に設けられたスペーサ110と、凹部123Aまたは凹部123Bとの間を固定長で連結する。一例として図2においては、連結板112は、塗布針支持部109と共に上下動するスペーサ110(図1参照)と、第1の固定部としての凹部123Aまたは第2の固定部としての凹部123B(図2においては凹部123A)とを連結する。より具体的には、偏心板116と連結板112とは、連結板112を凹部123Aまたは凹部123B(図2においては凹部123A)に対して回動可能に支持する軸受122を介して、凹部123Aまたは凹部123B(図2においては凹部123A)において互いに連結される。
そのために、連結板112には、偏心板116と連結するための貫通孔125が形成されている。貫通孔125は、連結板112の一部を図2の左右方向に貫通することにより形成され、図1の矢印Bに示す方向から見てたとえば円形を有している。また当該塗布ユニット4Aにおいては、連結板112と、凹部123A,123Bのいずれかとを、軸受122を介して回転可能に連結するための固定ピン128がさらに備えられている。この固定ピン128は、連結板112の貫通孔125と、スペーサ114の孔部114Cとを貫通し、さらに凹部123A(または凹部123B)内に挿入されている。固定ピン128の凹部123Aまたは凹部123Bへの固定方法は任意の着脱可能な方法を用いることができる。また固定ピン128と連結板112の貫通孔125との間、すなわち貫通孔125内には軸受122が配置される。このため固定ピン128は、偏心板116およびスペーサ114に対して連結板112を、軸受122により、軸受122の中心部を中心として互いに回転可能に連結している。
なお凹部123A,123Bは固定ピン128を挿入し固定可能であるため、その円形状の径は、固定ピン128の挿入される軸の部分の径とほぼ等しくなっている。また貫通孔125は軸受122を介して凹部123A,123B(固定ピン128の軸の部分)と連結可能となっているため、貫通孔125の円形状の径は、固定ピン128の挿入される軸の部分の径よりも大きくなっている。また固定ピン128からの連結板112の脱落を防ぐ観点から、貫通孔125の径は、固定ピン128の頭の部分の径より小さくてもよい。
軸受122は、外輪122A、内輪122Bおよびこれらの間のころ122Cにより構成されている。たとえば外輪122Aが貫通孔125の内壁面に接触し、内輪122Bが固定ピン128の軸の部分に接触している。これにより、固定ピン128の軸周りすなわちスペーサ114の軸周りに連結板112が回転可能となっている。
なお図示されないが、塗布ユニット4Aにおいては、連結板112は、軸受124を介して可動部108およびスペーサ110と回動可能に接続される。このことは上記の、連結板112が偏心板116と、固定ピン128および軸受122を介して回転可能に連結されるのと同様である。軸受124の構成は基本的に軸受122と同様である。軸受124,122を連結板112に固定する方法は任意の方法を用いることができる。
特に図3を参照して、可動部108は、バネ126を介してばね支持ピン131に引き付けられており、駆動時に軸受122,124のガタにより振動が発生しない構成となっている。軸受122,124に予圧を掛けてガタを無くすことで、バネ126を設けない構成にすることも可能である。
そして、サーボモータ120の駆動により、偏心板116が回転すると、連結板112の上,下方向の移動に伴って、塗布針24は上,下方向に往復移動される。連結板112は、軸受124を介して可動部108と回動可能に支持されており、かつ偏心板116と互いに連結されているためである。その塗布針24の上下方向の移動距離は、図4中にΔZで示される量となる。次に図4~図5を用いて、このΔZについて詳細に説明する。
図4は第1の固定部である凹部123Aにおいて偏心板116と連結板112とが互いに連結される場合の、偏心板116の回転による塗布針24の上下方向の移動態様を示している。すなわち図4(A)が初期状態を示し、図4(B)~(E)は左隣の図が示す状態に対して90°ずつ偏心板116が回転したときの連結板112の位置を示している。また図5は第2の固定部である凹部123Bにおいて偏心板116と連結板112とが互いに連結される場合の、偏心板116の回転による塗布針24の上下方向の移動態様を示している。すなわち図5(A)が初期状態を示し、図5(B)~(E)は左隣の図が示す状態に対して90°ずつ偏心板116が回転したときの連結板112の位置を示している。
図4(A)を参照して、凹部123Aは図1の矢印Bの方向から見たときの円形の中心から偏心板116の中心すなわちサーボモータ120の回転軸RAまでの距離が第1の距離aとなっている。この距離aは、回転軸RAからの凹部123Aの偏心量である。同様に、凹部123Bは図1の矢印Bの方向から見たときの円形の中心から偏心板116の中心すなわちサーボモータ120の回転軸RAまでの距離が第2の距離bとなっている。この距離bは、回転軸RAからの凹部123Bの偏心量である。第2の距離bは第1の距離aとは異なり、図4においては距離bは距離aより短い。また図示されないが凹部123A,123Bの円形状は、固定ピン128を挿入可能な直径を有している。
図4(A)の初期状態において、固定ピン128が凹部123Aに挿入され、凹部123Aと連結板112とが、連結板112の貫通孔125内に嵌められた軸受122を介して連結されている。図4(A)の初期状態から図4(B)、図4(C)のように偏心板116がその中心(回転軸RA)周りに半周回転する。偏心板116の回転はサーボモータ120によりなされる。これにより、図4(C)の状態においては凹部123Aの円形の中心および可動部108(図3参照)は図4(A)の初期状態に比べて距離2aだけ下降する。図4(C)の状態から図4(D)、図4(E)のように偏心板116がその中心(回転軸RA)周りに半周回転する。これにより、図4(E)の状態においては凹部123Aの円形の中心および可動部108(図3参照)は図4(C)の状態に比べて距離2aだけ上昇し、図4(A)と同一の状態に戻る。以上の距離2aが図3のΔZに相当し、凹部123Aを用いた場合、直動機構130は以上のように動作する。
一方、図5(A)の初期状態において、固定ピン128が凹部123Bに挿入され、凹部123Bと連結板112とが、連結板112の貫通孔125内に嵌められた軸受122を介して連結されている。図5(A)の初期状態から図5(B)、図5(C)のように偏心板116がその中心(回転軸RA)周りに半周回転する。これにより、図5(C)の状態においては凹部123Bの円形の中心および可動部108(図3参照)は図4(A)の初期状態に比べて2bだけ下降する。図5(C)の状態から図5(D)、図5(E)のように偏心板116がその中心(回転軸RA)周りに半周回転する。これにより、図5(E)の状態においては凹部123Bの円形の中心および可動部108(図3参照)は図5(C)の状態に比べて2bだけ上昇し、図5(A)と同一の状態に戻る。以上の2bが図3のΔZに相当し、凹部123Bを用いた場合、直動機構130は以上のように動作する。
以上のような動作を行なう塗布ユニット4Aを含む、本実施の形態の液体塗布装置200の構成について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施の形態に従った液体塗布装置200の模式的な斜視図である。また図6においては、説明の便宜のため、X方向、Y方向、Z方向が導入されている。図6を参照して、液体塗布装置200は、上記の塗布ユニット4Aとしての(後述の塗布ユニット4Bを含む)塗布ユニット4と、床面に配置された基台12と、X軸テーブル1と、Y軸テーブル2と、Z軸テーブル3と、観察光学系6と、観察光学系6に接続されたCCDカメラ7と、制御部11とを含む。
基台12の上面には、図1中のY軸方向に移動可能に構成されたY軸テーブル2が設置されている。具体的には、Y軸テーブル2の下面にガイド部が設置されており、基台12の上面に設置されたガイドレールに沿って摺動可能に接続されている。また、Y軸テーブル2の下面には、ボールねじが接続されている。ボールねじをモータなどの駆動部材により動作させることにより、Y軸テーブル2はガイドレールに沿って(Y軸方向に)移動可能になっている。また、Y軸テーブル2の上面部は、被塗布物である基板5を搭載する搭載面となっている。
基台12上には、X軸方向にY軸テーブル2のガイドレールを跨ぐように設置された門型の構造体が設けられている。この構造体上には、X軸方向に移動可能なX軸テーブル1が搭載されている。X軸テーブル1は、たとえばボールねじを用いてX軸方向に移動可能である。
X軸テーブル1の移動体には、Z軸テーブル3が搭載されており、このZ軸テーブル3に塗布ユニット4および観察光学系6が搭載されている。塗布ユニット4および観察光学系6は、Z軸テーブル3とともにX方向へ移動可能である。塗布ユニット4は、塗布ユニットに設けられた塗布針を用いて、基板5の被塗布面(上面側)に塗布液を塗布するために設けられる。観察光学系6は、塗布対象の基板5の塗布位置を観察するために設けられる。観察光学系6のCCDカメラ7は、観察した画像を電気信号に変換する。Z軸テーブル3は、これらの塗布ユニット4および観察光学系6をZ軸方向に移動可能に支持している。
制御部11は、操作パネル8、モニタ9、制御用コンピュータ10を備え、X軸テーブル1、Y軸テーブル2、Z軸テーブル3、塗布ユニット4および観察光学系6を制御する。操作パネル8は、制御用コンピュータ10への指令を入力するために用いられる。モニタ9は、観察光学系6のCCDカメラ7で変換された画像データおよび、制御用コンピュータ10からの出力データを表示する。制御用コンピュータ10は液体塗布装置200の全体を制御する。
基板5に回路パターンを描画する場合は、塗布対象の基板5の描画する位置を観察光学系6の直下までX軸テーブル1およびY軸テーブル2で移動させ、観察光学系6で描画開始位置を観察・確認し、描画開始位置を決定する。そして、決定した描画開始位置を基準に回路パターンを描画する。描画開始位置から、順次、描画位置が塗布ユニット4の直下にくるようにX軸テーブル1およびY軸テーブル2で基板5を移動させる。移動が完了した時点で、塗布ユニット4を駆動して塗布を行なう。これを連続して繰り返すことで、回路パターンを描画することができる。つまり、塗布すべき位置が複数存在する場合は、順次、描画開始位置が塗布ユニット4の直下にくるようにX軸テーブル1およびY軸テーブル2で基板5を移動させる。そして毎回、移動が完了した時点で、塗布ユニット4を駆動して塗布を行なう。
塗布針24の下降端位置と観察光学系6のフォーカス位置の関係は予め記憶されており、描画時には、観察光学系6で画像のフォーカスを合わせた位置をZ軸方向基準に、塗布針24が基板5に接触する高さまで、Z軸テーブルでZ軸方向位置を移動させてから塗布を行なう。描画する回路パターンの面積が広く、描画途中での塗布対象の基板5の基板面高さの変化が大きい場合は、必要に応じて途中でフォーカス位置を確認し、Z軸方向の位置を修正してから塗布を行なう。この時のフォーカス位置の調整は、画像処理を用いて自動でフォーカスする方法でも良いし、レーザセンサ等を用いて、常に塗布対象の基板5の表面の高さ位置を検出し、リアルタイムで補正を掛ける方法でも良い。
次に、本実施の形態の上記塗布ユニット4を含む液体塗布装置200を用いた液体塗布方法について、図7を用いて説明する。
図7は、図6に示した塗布ユニット4の動作に伴う塗布針の位置を説明するための模式的な断面図である。具体的には、図7(A)は塗布針24が上昇している状態が示されており、図7(B)は塗布針24が下降している状態が示されている。
図7(A)を参照して、図1に示す塗布針支持部109の一部である塗布液容器21内に、液体材料としての塗布液100が保持されている。塗布針支持部109に支持される塗布針24の先端23は、塗布液容器21内の塗布液100に浸されている。なおこのとき、塗布針24の先端23は、塗布対象物である基板5と対向するように配置されている。これが塗布対象面である基板5の表面に塗布液100を供給する前段階としての、塗布針24の先端23に塗布液100が塗布される工程を示している。図7(A)においては塗布針24は上方に配置されているため、この状態は図4(A),(E)または図5(A),(E)に対応する。
図7(B)を参照して、図7(A)の状態から塗布針24が下降され、基板5の塗布対象面(上側の主表面)にこれが接触される。具体的には、図4(C)または図5(C)に示すように偏心板116が回転し連結板112が下降する。これにより、それまで塗布針容器21内に先端23が収納されていた塗布針24が、図7(A)の状態に比べて下方に移動する。塗布針容器21の下端部には塗布針24が貫通するための容器貫通孔22が形成されている。このため、下降により塗布針24の先端23は容器貫通孔22から塗布針容器21の外側に突出し、基板5の塗布対象面上に接触する。これにより、塗布針24の先端23に付着されていた塗布液100が基板5の塗布対象面上に供給される。以上により、塗布針24を下降させて塗布針24を塗布対象面に接触させる。
なお本実施の形態においては、サーボモータ120には上記のようにモータ制御部121が取り付けられている。このモータ制御部121は、塗布針24の下降時において、塗布針24の先端23が基板5などの塗布対象面に接触する手前で減速するようにサーボモータ120を回転させる。このため、図7(B)の工程において塗布針24の先端23を塗布対象面に接触させる際には、塗布針24の先端23が塗布対象面に接触する直前に塗布針24の下降速度を低下させる。
次に、比較例としての図8を参照しながら、本実施の形態の作用効果について説明する。
図8は比較例における、偏心板116の回転と軸受122と軸受124の位置関係とを示した図である。図8(A)~(E)は、本実施の形態における図4(A)~(E)または図5(A)~(E)に対応する。図8(A)~(E)において、比較例においても本実施の形態と同様に、偏心板116と連結板112とは、偏心板116に設けられた固定部である凹部123に対して回動可能に支持する軸受122を介して、凹部123において互いに連結される。なお凹部123は、回転軸から所定の距離だけ偏心した位置に設けられている。比較例においても、本実施の形態と同様に、偏心板116が図8(A)~(E)に示すように一方向に回転することで、軸受122,124が設置された連結板112は上下動ストロークΔZ分だけ上下動をする。
ただし比較例においては、偏心板116には単一の凹部123のみが形成されている。このためΔZの値は偏心板116の中心と凹部123の中心との距離の2倍に一意的に決まり、これを変更することはできない。
そこで本実施の形態においては、図2および図4、図5に示すように、偏心板116には、サーボモータ120の回転軸RAからの距離が互いに異なる凹部123Aと凹部123Bの2つの固定部が形成されている。このため、軸受122を介して偏心板116が連結板112と連結される位置を、図4のように凹部123Aにしたり、図5のように凹部123Bにしたりと、自在に変更することができる。このため偏心板116を回転させて連結板112すなわち塗布針24を上下方向に移動させる量であるΔZを、自在に変更することができる。
なお図2などにおいては、偏心板116には2つの凹部123A,123Bが形成されている。しかし偏心板116には3つ以上の、互いに回転軸RAからの距離が異なる固定部が形成されていてもよい。このようにすれば、凹部の数を増加させた分だけ、ΔZの量を変更する選択肢を、更に増加させることができる。
また本実施の形態の塗布ユニット4Aは、直動機構130を介して、サーボモータ120の回転を直動方向の動きに変換する。このため当該塗布ユニット4Aは、塗布針24を高速に駆動することができる。以上より、本実施の形態の塗布ユニット4Aは、塗布針24の高速移動と上下移動距離の変更とを両立可能である。
たとえば塗布液100の供給により電極が形成される水晶振動子は、パッケージの深さにいろいろなサイズのものがある。このため当該電極の形成の際には、なるべく塗布針24の上下方向の移動距離(塗布液容器21からの突出量)を最適値にすることが望まれる。このため本実施の形態の塗布ユニット4Aのように塗布針24の上下移動距離を変更できることは実益がある。
本実施の形態の塗布ユニット4A(塗布ユニット4)を含む液体塗布装置200は、以上のように塗布針24を高速移動させることが可能であるとともに、上下移動距離を変更することができる。また、図4、図5などに示すように、塗布針24の下降時および上昇時のいずれにおいても、偏心板116の回転方向を同じにすることができる。たとえば図4および図5の例においては、下降時および上昇時のいずれにおいても偏心板116の回転方向は同じ反時計回り方向である。したがって、塗布針24を高速に上下動させるため、塗布針24が高速移動している最中に突如サーボモータ120の回転角を制限し、サーボモータ120を反転させる必要がない。このため、サーボモータ120が高速回転している際にその回転方向を反転させた場合に塗布針24の移動量がオーバーシュートすることにより生じ得る、塗布針24の下降端の位置のばらつきを少なくすることができる。これにより、塗布針24による高精度な塗布液100の塗布が可能となる。
また本実施の形態のように偏心板116の回転方向を反転させることなく連結板112の位置を制御することにより、塗布針24の上下方向移動量などの条件だしを容易に行なうことができる。また本実施の形態の液体塗布装置200が用いられる1つのライン内で塗布液100を塗布する対象の変更が行なわれる際においても、当該対象の変更に合わせて塗布針24の上下移動距離の変更作業を容易に行なうことができる。
本実施の形態の塗布ユニット4Aでは、固定ピン128および軸受122により、連結板112と偏心板116とが回転可能に連結される。また連結板112に形成された貫通孔125を固定ピン128が貫通することにより、連結板112と偏心板116とが連結される。このため連結板112を固定ピン128の中心周りに滑らかに回転させることができる。
本実施の形態の塗布ユニット4Aは、サーボモータ120のモータ制御部121が、塗布針24の先端23が塗布対象面に接触する手前で減速するようにサーボモータ120を回転させる。すなわち当該塗布ユニット4Aを用いた液体塗布方法においては、塗布針24を塗布対象面に接触させる工程において、塗布針24の先端23が塗布対象面に接触する直前に塗布針24の下降速度を低下させる。したがって、たとえば塗布針24の先端23が塗布対象面に接触する際に塗布針24の下降速度が低下しない場合に想定される、接触時の大きな衝撃の発生、およびそれに伴う塗布針24の破損などの不具合の発生を抑制することができる。
ところで、塗布液容器21からの塗布針24の突出長さを変更するためには、以上に述べた連結板112の移動距離を変更する方法の他に、塗布液容器21をたとえば小さくするなどそのサイズを変更することも考えられる。しかし、たとえば塗布液容器21からの塗布針24の突出長さを増加させるために塗布液容器21を小さくすれば、塗布液100が付着した状態で塗布針24が上昇移動した場合、塗布液容器21の最上部にある塗布針24が貫通する容器上孔部26(図7参照)の外にまで塗布液100が付着した塗布針24の一部が露出する。この結果、容器上孔部26の内壁面などに、塗布針24に付着した塗布液100が付着する。これが乾燥すれば当該容器上孔部26の内壁面に塗布液100が隆起するように付着し、容器上孔部26が塞がれる。このため塗布針24が容器上孔部26を貫通するように上下運動することが妨げられ、その正常な動作に支障をきたす。このため、容器上孔部26の内壁面への塗布液100の付着を防ぐ観点から、塗布液容器21を小さくするという方法は得策ではない。したがって連結板112の上下運動の距離を変化させる本実施の形態を適用する実益がある。
(実施の形態2)
図9は、実施の形態2における図1中の点線で囲んだ領域Aの、回転軸RAに沿う概略拡大断面図である。図10は、実施の形態1の図4に相当する図であり、実施の形態2において第1の固定部である凹部123Aにおいて偏心板116と連結板112とが互いに連結される場合の、偏心板116の回転による塗布針24の上下方向の移動態様を示している。図11は、実施の形態1の図5に相当する図であり、実施の形態2において第2の固定部である凹部123Bにおいて偏心板116と連結板112とが互いに連結される場合の、偏心板116の回転による塗布針24の上下方向の移動態様を示している。
図9~図11を参照して、本実施の形態においても、基本的に実施の形態1と同様に、偏心板116と連結板112とが、軸受122を介して凹部123Aまたは凹部123Bにおいて互いに連結される。しかし本実施の形態においては、凹部123Aまたは凹部123Bは、回転軸RAから離れる方向に沿って、実施の形態1に比べて長く延びている。具体的には、凹部123Aまたは凹部123Bは、回転軸RAから離れる方向、すなわち円形状を有する偏心板116の径方向に沿って、実施の形態1に比べて長く延びている。一方、凹部123Aおよび凹部123Bは、上記径方向に交差する幅方向については、実施の形態1と同様の寸法であり、固定ピン128が挿入可能な程度の、固定ピン128の径とほぼ同様の寸法となっている。
その結果、本実施の形態の凹部123Aまたは凹部123Bは、偏心板116の径方向すなわち回転軸RAから離れる方向に関する寸法が、当該離れる方向に交差する方向に関する寸法よりも大きくなっている。なお図9~図11においては、凹部123Aおよび凹部123Bの双方が、上記のように径方向に延びる寸法が、それに交差する幅方向に関する寸法よりも大きくなっている。この点において本実施の形態の凹部123A,123Bは、円形状を有する実施の形態1の凹部123A,123Bとは形状が異なっている。固定ピン128の凹部123A,123Bへの固定方法は任意の方法を用いることができる。ここで図12~図15を用いて、固定ピン128の凹部123A,123Bへの固定方法の一例について説明する。
図12は、固定ピン128を凹部123A,123Bへ固定するためのナットを示す概略拡大断面図である。図13は図12のようにナット127で固定ピン128を固定可能とするための凹部123A,123Bの平面形状を示す概略平面図である。図14は図13の凹部123Aの、特に偏心板116の表面での孔部幅が大きい領域123C1における概略断面図である。図15は図13の凹部123Aの、特に偏心板116の表面での孔部幅が小さい領域123C2における概略断面図である。
図12を参照して、当図は基本的に図9と同様であるが、凹部123A内に固定ピン128を固定するためのナット127が配置されている点において図9と異なっている。図9に示すように、凹部123A内において、ナット127のメスねじに固定ピン128のオスねじが嵌合される。
図13を参照して、当図は基本的に図10および図11の偏心板116と同様であるが、偏心板116に形成された凹部123A,123Bを上方から見たときの形状において図10および図11と異なっている。具体的には、凹部123Aを上方から見たときに、偏心板116の径方向に交差する幅方向の寸法が、回転軸RAからたとえば離れた位置において、回転軸RAに近い領域よりも大きくなっている。この点において図13は、凹部123Aを上方から見たときの偏心板116の幅方向の寸法が回転軸RAからの距離にかかわらず(端部を除き)ほぼ一定となるように延びている図10および図11と異なっている。なお凹部123Bも凹部123Aと同様に、上方から見たときに、偏心板116の径方向に交差する幅方向の寸法が、回転軸RAからたとえば離れた位置において、回転軸RAに近い領域よりも大きくなっている。なお凹部123A,123Bは、図13とは逆に、回転軸RAに近い領域において回転軸RAから離れた領域よりも幅方向の寸法が大きくなってもよい。
図13、図14および図15を参照して、凹部123Aを構成する孔部123Cは、上方から見たときの幅の大きい大幅部123C1と、上方から見たときの幅の小さい小幅部123C2とを有している。大幅部123C1は、図14に示すように、その深さ方向の全体、すなわち偏心板116の表面116Sから凹部123Aの底面までの深さd2の範囲内の全体において、幅方向の寸法が一定のd1となっている。d1はナット127の横方向の寸法よりも大きく、d1を有することにより大幅部123C1内にナット127を収納可能な大きさとなっている。
これに対して小幅部123C2は、図15に示すように、その深さ方向について偏心板116の表面116Sに近い領域である。この領域すなわち小幅部123C2においては、幅方向の寸法がd1よりも小さいd3となっている。d3はナット127の横方向の寸法よりも小さい。しかし小幅部123C2の真下にある底凹部123C3については、その幅方向の寸法が大幅部123C1と同じd1となっている。すなわち凹部123Aの小幅部123C2よりも深さ方向について深く、大幅部123C1と同一の深さd2の底面まで拡がる底凹部123C3については、その幅方向の寸法が大幅部123C1と同じd1となっている。
以上の構成を有することにより、ナット127は以下のように収納される。まず凹部123Aの大幅部123C1にナット127が収納される。その後、ナット127が凹部123A内を径方向に小幅部123C2までスライドさせる。これにより小幅部123C2の真下の底凹部123C3内にナット127が収納される。これにより図12に示すように凹部123A内にナット127を収納することができる。なおナット127の幅方向の寸法は小幅部123C2の幅方向の寸法d3よりも大きいため、ナット127は小幅部123C2から凹部123Aの外側に抜けることはできない。図15の小幅部123C2が狭いため、底凹部123C3の最上面の内壁面にナット127が干渉することで、ナット127が上側に抜けることが阻まれるためである。以上のナット127による固定方法は、凹部123Bについても同様に適用される。
本実施の形態の塗布ユニット4Aは、以上の点において実施の形態1と異なる。しかし本実施の形態は以上の点以外については基本的に実施の形態1と同様であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、凹部123Aまたは(および)凹部123Bが、回転軸RAすなわち偏心板116の中心から離れる方向に沿って細長く延びている。このためたとえば図10(A)~(E)に示すように、偏心板116と連結板112とが、固定ピン128の中心が偏心板116の中心から距離aだけ離れた位置に配置されるように固定される場合には、実施の形態1の図4(A)~(E)と同様に連結板112は距離2aだけ下降可能である。しかし凹部123Aは径方向に細長く延びるため、凹部123Aの形成される範囲内において、固定ピン128の中心と偏心板116の中心との距離を自在に変更することができる。同様に、たとえば図11(A)~(E)に示すように、偏心板116と連結板112とが、固定ピン128の中心が偏心板116の中心から距離bだけ離れた位置に配置されるように固定される場合には、実施の形態1の図5(A)~(E)と同様に連結板112は距離2bだけ下降可能である。しかし凹部123Aは径方向に細長く延びるため、凹部123Aの延びる長さの範囲内において、固定ピン128の中心と偏心板116の中心との距離を自在に変更することができる。このため図3のΔZとしてのストローク量を、実施の形態1よりも高い自由度で変化させることができる。
なお、本実施の形態においては偏心板116に細長い溝形状の凹部123Aを1つだけ形成してもよい。
(実施の形態3)
図16は、実施の形態3における図1中の点線で囲んだ領域Aの、回転軸RAに沿う概略拡大断面図である。図17は、実施の形態1の図4に相当する図であり、実施の形態3において第1の固定部である凹部123Aにおいて偏心板116と連結板112とが互いに連結される場合の、偏心板116の回転による塗布針24の上下方向の移動態様を示している。図18は、実施の形態3の図5に相当する図であり、実施の形態3において第2の固定部である凹部123Bにおいて偏心板116と連結板112とが互いに連結される場合の、偏心板116の回転による塗布針24の上下方向の移動態様を示している。
図16~図18を参照して、本実施の形態においても、基本的に実施の形態1と同様に、偏心板116と連結板112とが、軸受122を介して凹部123Aまたは凹部123Bにおいて互いに連結される。しかし本実施の形態においては、貫通孔125について、連結板112の延在する方向に関する寸法が、当該延在する方向に交差する方向に関する寸法よりも大きくなっている。一方、貫通孔125は、上記延在する方向に交差する方向については、実施の形態1と同様の寸法であり、固定ピン128の軸の部分より大きく、固定ピン128の頭の部分より小さい径を有している。この点において本実施の形態の貫通孔125は、円形状を有する実施の形態1の貫通孔125とは形状が異なっている。なお、軸受122,124の連結板112に対する固定方法としては任意の方法を採用できる。
本実施の形態の塗布ユニット4Aは、以上の点において実施の形態1と異なる。しかし本実施の形態は以上の点以外については基本的に実施の形態1と同様であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、貫通孔125が連結板112の延びる方向に沿って細長く延びている。このためたとえば図17(A)~(E)、図18(A)~(E)に示すように、凹部123Aまたは凹部123Bにおいて連結板112と偏心板116とが連結される場合に、連結板112が偏心板116の回転により最も下方に達する位置を調整することができる。固定ピン128が挿入される位置に対する貫通孔125の位置すなわち連結板112の上下方向の位置を、貫通孔125が延びる長さの範囲内で自在に変更することができるためである。
一方、図3中にΔZで示されるストローク量については、本実施の形態では実施の形態1と同様に、距離2aまたは2bのいずれかに限られる。偏心板116に形成される凹部123A,123Bの位置は実施の形態1の凹部123A,123Bと同様であるためである。
なお貫通孔125は、たとえば複数並ぶように形成された凹部123A,123Bの双方と重なることが可能なように、すなわちその延在方向に関する寸法(両端の幅が狭い部分を除く)が、2つの凹部123A,123Bの中心間の距離a+b以上であることが好ましい。このようにすれば、連結板112の最も下降する位置を、十分に広い範囲で自在に変更させることができる。
(実施の形態4)
以上においては簡略化のために、連結板112は1本だけで構成されている模式図を用いて説明を行なっている。しかし実際には、連結板112は板状部材が2本重なったものが用いられる場合がある。以下、図19~図21を用いて、実施の形態1~3の連結板112として板状部材を2本重ねた場合の形態について説明する。
図19は、本実施の形態に係る塗布ユニット4Bの正面図である。図20(A)は、図19中の点線で囲んだ領域Cの、回転軸に沿う概略拡大断面図である。図20(B)は、図20(A)中の矢印XXBで示す方向から見た連結板の概略正面図である。
図19を参照して、本実施の形態に係る塗布ユニット4Bは、基本的には図1の塗布ユニット4Aと同様の構成を有している。しかし図19においては、連結板112として、第1の板状部材112Aと第2の板状部材112Bとが一体となったものが用いられている。ここでは第1の板状部材112Aが外部に露出する側(図19の右側)であり、第2の板状部材112Bがサーボモータ120の配置される内側(図19の左側)であるものとする。なお第1の板状部材112Aと第2の板状部材112Bとは、図20(B)の長手方向の中央部に配置される連結板固定ネジ133により一体として固定されている。
図20(A),(B)を参照して、たとえば軸受122の中心部を中心として連結板112が回転可能となるよう、第2の板状部材112Bと偏心板116との間隔を確保する必要がある。この間隔を確保するための部材がスペーサ114である。同様に、たとえば軸受124の中心部を中心として連結板112が回転可能となるよう、第2の板状部材112Bと可動部108との間隔を確保する必要がある。この間隔を確保するための部材がスペーサ110である。スペーサ114は、平面視における固定ピン128の周囲に、図20(A)の左右方向に延びる(間隔を確保する)部分と、そこから屈曲し固定ピン128から離れる方向である径方向に延びる部分とを有する形状を有している。
軸受122は実施の形態1と同様に外輪122A、内輪122Bおよびこれらの間のころ122Cにより構成されている。また軸受124は外輪124A、内輪124Bおよびこれらの間のころ124Cにより構成されている。本実施の形態においては、連結板112(第1の板状部材112Aおよび第2の板状部材112Bのそれぞれ)には、貫通孔125として、小径貫通孔125Aと大径貫通孔125Bとが形成されている。小径貫通孔125Aはたとえば外輪122A,124Aの内径とほぼ同じ直径を有し、スペーサ114の外形より大きな直径となっている。小径貫通孔125Aは第1の板状部材112Aおよび第2の板状部材112Bの厚み方向の一部のみを貫通するように形成されている。一方、大径貫通孔125Bは軸受122,124の全体を連結板112A,112Bに嵌合可能とするために設けられた貫通孔である。大径貫通孔125Bは第1の板状部材112Aおよび第2の板状部材112Bの厚み方向の上記小径貫通孔125Aの厚み領域を除く他の一部のみを貫通するように形成されている。大径貫通孔125Bの直径は小径貫通孔125Aの直径より大きい。図20(A)に示すように第1の板状部材112Aと第2の板状部材112Bとは大径貫通孔125B同士が対向するように配置されている。軸受122,124は第1の板状部材112Aと第2の板状部材112Bとの大径貫通孔125B内において、第1の板状部材112Aと第2の板状部材112Bとが連結板固定ネジ133により締め付けられることにより固定されている。
上記のスペーサ114,110は、内輪122Bおよび内輪124Bに接触するように固定されている。またスペーサ114,110は小径貫通孔125A内に少なくともその一部が収まり、図示されない偏心板116および可動部108に連結されている。一方、外輪122A,124Aは大径貫通孔125Bの内壁面に接触し、内輪122B,124Bが固定ピン128の軸の部分に接触している。これにより、固定ピン128の軸周りすなわちスペーサ114,110の軸周りに連結板112が回転可能となっている。なお詳細な説明を省略するが、偏心板116の凹部123A,123Bが細長い形状となった実施の形態2に塗布ユニット4Bを適用する場合においても、図20に示した連結板112の構成をそのまま適用できる。
図21(A)は、実施の形態3の構成を実施の形態4に適用した場合における図19中の点線で囲んだ領域Cの、回転軸に沿う概略拡大断面図の第1例である。図21(B)は、実施の形態3の構成を実施の形態4に適用した場合における図19中の点線で囲んだ領域Cの、回転軸に沿う概略拡大断面図の第2例である。図21(C)は、図21(A),(B)中の矢印XXICで示す方向から見た連結板の概略正面図である。
図21(A)~(C)を参照して、実施の形態3の構成を実施の形態4に適用した場合、上側の貫通孔125(小径貫通孔125Aおよび大径貫通孔125B)が連結板112の延在する方向に関してそれに交差する方向よりも寸法が大きくなる点が異なる。また図21(A)と図21(B)とは細長い貫通孔125内における軸受122および固定ピン128などの固定位置が異なるが、その他の点は基本的にいずれも同様である。したがって、図21の各図が示す構成は基本的には図20と同様の構成である。
以上に述べた各実施の形態(に含まれる各例)に記載した特徴を、技術的に矛盾のない範囲で適宜組み合わせるように適用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 X軸テーブル、2 Y軸テーブル、3 Z軸テーブル、4A,4B 塗布ユニット、6 観察光学系、7 CCDカメラ、11 制御部、12 基台、21 塗布液容器、22 容器貫通孔、23 先端、24 塗布針、100 塗布液、102 塗布針ホルダ、104 塗布針ホルダ収納部、106 塗布針ホルダ固定部、108 可動部、109 塗布針支持部、110,114 スペーサ、112 連結板、112A 第1の板状部材、112B 第2の板状部材、112C 外輪ブロック部、114C 孔部、116 偏心板、116S 表面、118 原点センサ、120 サーボモータ、121 モータ制御部、122,124 軸受、122A,124A 外輪、122B,124B 内輪、122C,124C ころ、123,123A,123B 凹部、123C 孔部、123C1 大幅部、123C2 小幅部、123C3 底凹部、 125 貫通孔、125A 小径貫通孔、125B 大径貫通孔、126 バネ、127 ナット、128 固定ピン、129 スペーサ、130 直動機構、131 ばね支持ピン、132 リニアガイド、133 連結板固定ネジ、200 液体塗布装置、RA 回転軸。

Claims (8)

  1. 液体材料を塗布する塗布針を動かす液体塗布ユニットであって、
    前記塗布針を上下に駆動するためのモータと、
    前記塗布針を支持する塗布針支持部と、
    前記塗布針支持部を前記モータの回転に応じて上下動させる直動機構とを備え、
    前記直動機構は、
    前記モータによって回転される回転軸に取り付けられ、前記回転軸から第1の距離だけ偏心した位置に設けられた第1の固定部と、前記回転軸から第1の距離と異なる第2の距離だけ偏心した位置に設けられた第2の固定部とを含む偏心板と、
    前記塗布針支持部と共に上下動する第3の固定部と前記第1の固定部または前記第2の固定部とを連結する連結部材とを含み、
    前記偏心板と前記連結部材とは、前記連結部材を前記第1の固定部または前記第2の固定部に対して回動可能に支持する軸受を介して、前記第1の固定部または前記第2の固定部において互いに連結され
    前記第1の固定部または前記第2の固定部は前記回転軸から離れる方向に沿って延びており、
    前記第1の固定部または前記第2の固定部は、前記離れる方向に関する寸法が、前記離れる方向に交差する方向に関する寸法よりも大きい、液体塗布ユニット。
  2. 前記連結部材と、前記第1の固定部または前記第2の固定部とを、前記軸受を介して回転可能に連結するための固定ピンをさらに備え、
    前記連結部材には、前記固定ピンおよび軸受により前記偏心板と連結するための貫通孔が形成されている、請求項1に記載の液体塗布ユニット。
  3. 前記貫通孔は、前記連結部材が延在する方向に関する寸法が、前記延在する方向に交差する方向に関する寸法よりも大きい、請求項に記載の液体塗布ユニット。
  4. 前記塗布針の先端が塗布対象面に接触する手前で減速するように前記モータを回転させるモータ制御部をさらに備える、請求項1~のいずれか1項に記載の液体塗布ユニット。
  5. 請求項1~のいずれか1項に記載の液体塗布ユニットを用いた液体塗布方法であって、
    前記塗布針の先端に前記液体材料を塗布する工程と、
    前記塗布針を下降させて前記塗布針を塗布対象面に接触させる工程とを備え、
    前記接触させる工程においては、前記塗布針の先端が前記塗布対象面に接触する直前に前記塗布針の下降速度を低下させる、液体塗布方法。
  6. 請求項に記載の液体塗布ユニットを用いた液体塗布方法であって、
    前記塗布針の先端に前記液体材料を塗布する工程と、
    前記塗布針を下降させて前記塗布針を塗布対象面に接触させる工程とを備え、
    前記接触させる工程においては、前記塗布針の先端が前記塗布対象面に接触する直前に前記塗布針の下降速度を低下させる、液体塗布方法。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の液体塗布ユニットを含み、塗布対象面に塗布液を塗布可能な、液体塗布装置。
  8. 請求項に記載の液体塗布ユニットを含み、塗布対象面に塗布液を塗布可能な、液体塗布装置。
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