JP7101425B1 - 複数の棒状部材群を荷重支持部に備えたマットレス - Google Patents
複数の棒状部材群を荷重支持部に備えたマットレス Download PDFInfo
- Publication number
- JP7101425B1 JP7101425B1 JP2021131944A JP2021131944A JP7101425B1 JP 7101425 B1 JP7101425 B1 JP 7101425B1 JP 2021131944 A JP2021131944 A JP 2021131944A JP 2021131944 A JP2021131944 A JP 2021131944A JP 7101425 B1 JP7101425 B1 JP 7101425B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- main body
- mattress
- shaped
- shaped member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
Abstract
Description
睡眠の質を高めるためには、使用者に適した寝具を使用することが重要である。人間の頭部の重さは平均5kg程度といわれており、枕を必要以上に柔軟にして沈み込み量を深くし過ぎると反発力が不足し、頭部の重さによって頸部に過剰な負担が掛かり、寝心地が損なわれてしまう。反対に、枕を必要以上に硬くして反発力を高め過ぎると沈み込み量が不足し、且つ後頭部や側頭部に対する違和感が強まるために寝心地が損なわれてしまう。
プラグを硬くすると、枕の上面に頭部を載せたときにプラグによって後頭部や側頭部に対する押圧感(違和感)が強まるため、寝心地が損なわれてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、寝心地を向上させることにある。
最初にマットレスの特徴について説明する。なお、マットレスの詳細については後で説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るマットレス1の斜視図、図2は折りたたんだ状態のマットレス1の側面図、図3はマットレス1の第1の芯材31を示す斜視図、図4は第1の棒状部材51と第2の棒状部材52の各交差部CSにかかる荷重を模式的に示す斜視図である。
図1に示すように、拡げた状態のマットレス1において、寝姿勢の使用者の身長方向(以下、縦方向という)に沿った一端部(第1の部分11側の端部)には、頭部の重さによる荷重を分散して支持する荷重支持部LPが設けられている。図1の例では、第1の部分11の縦方向に沿った略半分(一端側の略半分)に荷重支持部LPが設けられている。また、マットレス1において、荷重支持部LPを除いた部分は、寝姿勢の使用者の荷重支持部LPで支持されない部位を支持する主部MPである。
図3に示すように、第1の芯材31は、平面視で横長四角形であって扁平形状の弾性体(例えば、発泡ウレタン等の発泡体)によって構成されている。第1の芯材31における荷重支持部LP側の部分は支持部本体31Lであり、支持部本体31Lの上面は寝姿勢の使用者の頭部が載せられる頭部載置面SHである。
第1の棒状部材51は、例えば、支持部本体31Lよりも硬質であり、且つ頭部載置面SHに使用者の頭部が載せられたときに頭部の重さによって撓み得る可撓性材料によって構成されている。従って、第1の高さ範囲HR1は、頭部載置面SHに使用者の頭部が載せられたときに、第1の棒状部材51が頭部の重さによって撓み得る高さの範囲に定められる。
本実施形態において、第1の棒状部材51は、例えば、硬質の樹脂材料によって作製された丸棒によって構成されているが、当該丸棒に限定されない。
第2の棒状部材52は、支持部本体31Lよりも硬質な材料によって構成されている。第2の棒状部材52は、例えば、第1の棒状部材51と同様に、硬質の樹脂材料によって作製された丸棒によって構成されている。
円の直径から理解できるように、荷重支持部LPに加わる下向きの荷重は頭部HDに近い部位ほど大きい。このため、複数の第1の棒状部材51は下向きの荷重によって頭部HDに対向する部分を中心に下方向に撓む。
複数の第1の棒状部材51が撓むことにより、複数の第1の棒状部材51の下方に位置する複数の第2の棒状部材52が押圧される。言い換えれば、頭部HDの重さによる下向きの荷重は、複数の第1の棒状部材51と複数の第2の棒状部材52との各交差部CSが分散して受ける。各交差部CSにおいて、荷重が分散して受けられることにより、頭部HDに与えられる押圧感が低減される。その結果、このマットレス1を使用することにより、寝心地を向上させることができる。
以下、各実施形態に係るマットレス1、1’、1Aについて詳しく説明する。但し、各実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。また、一の実施形態に記載される構成要素は、適用に支障がない場合には他の実施形態への適用を妨げられない。さらに、以下の説明で記載した各部寸法は一例であり、当該寸法に限定されない。
図1に示すように、第1実施形態のマットレス1は、平面視において縦方向に長い四角形状をしており、例えばマットレス1の上面、及び外周面をシーツ(不図示)で覆った状態で使用したり、マットレス1の上面に敷きパッド(不図示)を敷いた状態で使用する。
第1実施形態のマットレス1の各部寸法に関し、例えば、縦方向の長さL1は195cm、幅方向の長さW1は95cm、主部MP(後述)の厚さH1は12cmである。なお、マットレス1の各部寸法は上記の例に限られない。例えば、マットレス1の各部寸法は、縦方向の長さL1が190cm乃至200cm、幅方向の長さW1が90cm乃至180cm、主部MPの厚さH1が5cm乃至25cmの範囲で適宜に定められる。
また、マットレス1は、互いに連結された3つの部分(第1の部分11、第2の部分12、第3の部分13)を有している。第1の部分11は荷重支持部LP、及び第1の主部MP1を有する。第2の部分12は第2の主部MP2を構成し、第3の部分13は第3の主部MP3を構成する。
図1、及び図2に示すように、第1の部分11と第2の部分12とは、底面側の対向辺同士を跨いで設けられた第1の連結部14によって開閉自在に連結されている。同様に、第2の部分12と第3の部分13とは、表面側の対向辺同士を跨いで設けられた第2の連結部15によって開閉自在に連結されている。これにより、マットレス1は、図1に示す使用状態と、図2に示す折り畳み状態との間で形態を変えることができる。
図3に示すように、第1の芯材31の支持部本体31Lを除いた部分は第1の主部本体31Mである。第1の主部本体31Mは、図9に示す第2の芯材32(第2の主部本体)、及び第3の芯材33(第3の主部本体)とともに、主部本体を構成する。そして、主部MPは、主部本体を側生地2の内部に収納することによって構成される。同様に、荷重支持部LPは、第1の棒状部材51及び第2の棒状部材52を装着した第1の芯材31を側生地2の内部(第1の袋状部分21の内部)に収納することによって構成される。
以下、第1の部分11、第2の部分12、及び第3の部分13について説明する。最初に、第1の部分11について説明する。
図1に示すように、第1の部分11は、平面視で横長四角形状をしており、例えば縦方向の長さが63cm、幅方向の長さが95cmであるが、これらの寸法に限定されない。
図2にも示すように、第1の部分11において、荷重支持部LPの上面(即ち、頭部載置面SH)は、第1の主部MP1の上面よりも上方に位置している。言い換えれば、第1の部分11において、荷重支持部LPの厚さは第1の主部MP1の厚さよりも厚くなっている。そして、頭部載置面SHは、縦方向に沿って緩やかな波形形状に湾曲されており、2箇所の山部分LP1、LP2の間に1箇所の谷部分LP3が形成されている。
例えば、第1の主部MP1の厚さH1は12cm、荷重支持部LPにおける第1の山部分LP1の最大厚さh1は18cm、第2の山部分LP2の最大厚さh2は22cm、谷部分LP3の最小厚さh3は14cmであるが、これらの寸法に限定されない。
図1に示すように、第1の袋状部分21は、布地を第1の芯材31の外形と略同じ形状に縫製した袋体である。第1の袋状部分21の側面には、第1の芯材31を出し入れするための第1の側面開口21aが設けられている。第1の側面開口21aには、第1の側面開口21aを開閉するための第1の側面ファスナー21bが取り付けられている。
次に、第1の芯材31について説明する。図3に示すように、第1の芯材31は、例えば発泡ウレタン等の発泡性弾性体によって構成されており、使用者の頭部HD(図4を参照)を柔らかく包み込む程度の柔らかさである。なお、第1の芯材31は、他の種類の弾性体で構成してもよい。第1の芯材31は、荷重支持部LPに含まれる支持部本体31Lと、第1の主部MP1に含まれる第1の主部本体31Mとを備えている。
支持部本体31Lの内部における第1の高さ範囲HR1内には、縦方向に沿って延びる複数の第1の装着空所SP1を幅方向に間隔を空けて形成している。本実施形態において、第1の装着空所SP1は、第2の山部分LP2(図2を参照)の頂部から8cm下方の高さに、断面形状が直径1cmの円形であって長さが32cmの空所として設けられており、且つ幅方向に沿って6.5cmの間隔で14本設けられている。各第1の装着空所SP1には、第1の棒状部材51が着脱自在に、且つ選択的に装着される。
なお、第1の装着空所SP1の形成高さは第1の高さ範囲HR1内であれば第2の山部分LP2の頂部から8cm下方でなくてもよく、第1の装着空所SP1の直径は1cmでなくてもよい。同様に、第1の装着空所SP1の断面形状は円形以外の形状(例えば三角形状や四角形状)であってもよく、形成本数や形成間隔も適宜に定めることができる。特に、第1の装着空所SP1の形成間隔については、一定でなくてもよい。
なお、第1の装着空所SP1の中心から第2の装着空所SP2の中心までの上下方向に沿った間隔は、第2の装着空所SP2が第2の高さ範囲HR2内にあれば2.5cmでなくてもよく、第2の装着空所SP2の直径は2cmでなくてもよい。第2の装着空所SP2の断面形状は円形以外の形状(例えば三角形状や四角形状)であってもよく、形成本数や形成間隔も適宜に定めることができる。特に、第2の装着空所SP2の形成間隔については、一定でなくてもよい。
第1の主部本体31Mにおける上側半部には、縦方向に沿った縦スリットSL1を幅方向に間隔を空けて複数形成し、幅方向に沿った横スリットSL2を縦方向に間隔を空けて複数形成している。これらの縦スリットSL1、及び横スリットSL2により、第1の主部本体31Mの上側半部には複数の突起部PT1が縦方向と横方向とに並んだ状態で設けられる。
なお、本実施形態において、各突起部PT1の上端部は扁平な四角錐形状に設けられている。
各第3の装着空所SP3には、棒状の硬さ調整部材53が着脱自在に、且つ選択的に装着される。なお、第3の装着空所SP3についても、第2の装着空所SP2と同様に、直径は2cmでなくてもよく、断面形状は円形以外の形状であってもよく、形成高さ、形成本数、及び形成間隔も適宜に定めることができる。
本実施形態において、第1の棒状部材51は第1の装着空所SP1とほぼ同じ形状にされた棒状の部材によって構成され、第2の棒状部材52は第2の装着空所SP2とほぼ同じ形状にされた棒状の部材によって構成されている。
また、本実施形態において、硬さ調整部材53は、第2の棒状部材52と兼用されている。これは、第3の装着空所SP3が第2の装着空所SP2と同じ形状であるからである。なお、硬さ調整部材53に関しては、第2の棒状部材52とは別に専用の部材として構成してもよい。
なお、第1の棒状部材51は、第1の装着空所SP1に装着できれば他の形状であってもよい。例えば、第1の装着空所SP1の断面形状が三角形状や四角形状であった場合には、第1の棒状部材51は断面形状が三角形の棒材や断面形状が四角形の棒材が用いられる。
本実施形態において、第1の閉塞部材54は、第1の芯材31と同じ素材の棒状弾性体によって構成されている。第1の閉塞部材54は、例えば第1の芯材31に対して第1の装着空所SP1を形成するときに生じた端材を用いて作製することができる。
第1の閉塞部材54も、第1の棒状部材51と同様に、第1の装着空所SP1に装着できれば他の形状であってもよい。
なお、第2の棒状部材52は第2の装着空所SP2に装着できれば他の形状であってもよく、硬さ調整部材53は第3の装着空所SP3に装着できれば他の形状であってもよい。
例えば、第2の装着空所SP2の断面形状が三角形状や四角形状であった場合には、第2の棒状部材52は断面形状が三角形の棒材や断面形状が四角形の棒材が用いられる。同様に、第3の装着空所SP3の断面形状が三角形状や四角形状であった場合には、硬さ調整部材53は断面形状が三角形の棒材や断面形状が四角形の棒材が用いられる。
第2の閉塞部材55は、第2の棒状部材52が装着されない第2の装着空所SP2に対して必要に応じて装着される棒状部材であり、第2の棒状部材52と同じ寸法の棒状部材である。第3の閉塞部材56は、硬さ調整部材53が装着されない第3の装着空所SP3に対して必要に応じて装着される棒状部材であり、硬さ調整部材53と同じ寸法の棒状部材である。
本実施形態において、第2の閉塞部材55、及び第3の閉塞部材56は、第1の芯材31と同じ素材の棒状弾性体によって構成されている。第2の閉塞部材55、及び第3の閉塞部材56もまた、例えば第1の芯材31に対して第2の装着空所SP2や第3の装着空所SP3を形成するときに生じた端材を用いて作製することができる。
図6は、荷重支持部LPに並列配置された複数の棒状部材51、52、53を説明する部分拡大斜視図、図7はマットレス1の第1の芯材31を、図6のA-A位置で切断した断面図、図8は各棒状部材51、52の本数を減らした状態を示す斜視図である。
図6、及び図7に示すように、荷重支持部LPにおいて、第1の棒状部材51は、縦方向に沿って配置され、且つ幅方向に一定の間隔をあけて配置されている。第2の棒状部材52は、第1の棒状部材51の下方に1cmの間隔を空けた高さにおいて、幅方向に沿って配置され、且つ縦方向に一定の間隔をあけて配置されている。
これにより、平面視において、複数の第1の棒状部材51と複数の第2の棒状部材52とが格子状に配置される。図6及び図7において、第1の棒状部材51と第2の棒状部材52との交差部には符号CSを付して示している。
荷重が各交差部CSで分散して受けられるため、頭部HDに対する圧力の集中を和らげることができる。その結果、頭部HDに対する違和感を低減することができ、寝心地を向上させることができる。
さらに、このマットレス1では、複数の第1の棒状部材51がマットレス1の縦方向に沿って配置され、且つ複数の第2の棒状部材52がマットレス1の幅方向に沿って配置されているので、格子状に配置された各第1の棒状部材51、及び各第2の棒状部材52によって頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
この構成を有することにより、例えば図8に示すように、このマットレス1では、特定の第1の棒状部材51に替えて、第1の閉塞部材54を第1の装着空所SP1に挿入し、且つ特定の第2の棒状部材52に替えて、第2の閉塞部材55を第2の装着空所SP2に挿入することにより、荷重支持部LPの硬さを使用者の好みに応じて調整することができる。
また、このマットレス1では、荷重支持部LPの右側部分を左側部分よりも硬くしたり、荷重支持部LPの首元側部分を頭頂側部分よりも硬くする等、荷重支持部LPにおける硬い部分の場所と柔らかい部分の場所に変化を与えることもできる。
また、各棒状部材51、52として金属製の丸パイプで作製された棒状部材を使用してもよい。金属製の丸パイプを使用することにより、荷重支持部LPの内部に籠もった熱を外部に放出しやすくなる。これらの点は、後述する他の実施形態のマットレス1’、1Aにおいても同様である。
図3に示すように、第1の主部本体31Mに形成した複数の第3の装着空所SP3には、棒状の硬さ調整部材53や第3の閉塞部材56(図5を参照)が着脱自在に、且つ選択的に装着される。
使用者に応じて定めた1又は複数の位置の第3の装着空所SP3に対して硬さ調整部材53を装着することにより、使用者の肩部や胸部の重さによる荷重を硬さ調整部材53によって支持することができ、身体の沈み込み量が局所的に抑制されて寝姿勢を適正にすることができる。
次に、第2の部分12(第2の主部MP2)、及び第3の部分13(第3の主部MP3)について説明する。
図1に示すように、本実施形態のマットレス1において、第2の部分12と第3の部分13は同じ形状である。第2の部分12、及び第3の部分13は、扁平な横長直方体形状をしており、例えば縦方向の長さが63cm、幅方向の長さが95cm、厚さが12cmであるが、これらの寸法に限定されない。
なお、第2の部分12の縦方向の長さと第3の部分13の縦方向の長さを異ならせる等、両部分12、13を異なる形状にしてもよい。
第3の部分13は、側生地2の第3の袋状部分23と、第3の袋状部分23の内部に着脱自在に収納された第3の芯材33とによって構成されている。第3の袋状部分23は、布地を第3の芯材33の外形と略同じ外形に縫製した袋体である。第3の袋状部分23の側面には、第3の芯材33を出し入れするための第3の側面開口23aが設けられている。そして、第3の側面開口23aには、第3の側面開口23aを開閉するための第3の側面ファスナー23bが取り付けられている。
次に、第2の芯材32、及び第3の芯材33について説明する。図9はマットレス1の第2の芯材32、及び第3の芯材33を示す斜視図である。なお、本実施形態において、第3の芯材33は第2の芯材32と同じ構成であることから、第2の芯材32と第3の芯材33とをまとめて説明する。
図9に示すように、各芯材32、33は、扁平な横長直方体形状の弾性体(例えば発泡ウレタン等の発泡性弾性体)によって構成されている。本実施形態において、各芯材32、33は、縦方向の長さが63cm、幅方向の長さが95cm、厚さが12cmである。
なお、各芯材32、33は、他の種類の弾性体で構成してもよい。
なお、本実施形態において、各突起部PT11の上端部は扁平な四角錐形状に設けられている。
各第4の装着空所SP11には、棒状の硬さ調整部材53が着脱自在に、且つ選択的に装着される。なお、第4の装着空所SP11についても、第2の装着空所SP2や第3の装着空所SP3と同様に、直径は2cmでなくてもよく、断面形状は円形以外の形状であってもよく、形成高さ、形成本数、及び形成間隔は適宜に定めることができる。
また、硬さ調整部材53が装着されない第4の装着空所SP11に対しては、前述した第3の閉塞部材56が必要に応じて装着される。
これらの硬さ調整部材53、及び第3の閉塞部材56については、第3の装着空所SP3に用いられる硬さ調整部材53、及び第3の閉塞部材56と同じであるため、説明は省略する。
使用者に応じて定めた1又は複数の位置の第4の装着空所SP11に対して硬さ調整部材53を装着することにより、使用者の胴部や脚部の重さによる荷重を硬さ調整部材53によって支持することができ、身体の沈み込み量が局所的に抑制されて寝姿勢を適正化することができる。
次に第1実施形態の変形例のマットレス1’について説明する。図1中に括弧書きの符号で示すように、変形例のマットレス1’の外形は、第1実施形態のマットレス1の外形と同じである。
図10は、変形例のマットレス1’の説明図であり、第1の芯材31’を示す斜視図、図11は、図10の第1の芯材31’において、支持部本体31Lの本体上部31L1を、本体下部31L2よりも上方に離した状態を示す斜視図である。
変形例のマットレス1’は、第1の芯材31’における支持部本体31L’の構成が第1実施形態のマットレス1と相違している。このため、以下の説明は相違点を中心に行うこととし、第1実施形態のマットレス1と同じ部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本体上部31L1と本体下部31L2とが分離可能に構成され、且つ本体下部31L2の上面は、本体上部31L1の底面が載置される本体上部用載置面SUであるため、以下に説明するように、使い勝手を向上させることができる。
従って、本体上部31L1には、第1の山部分LP1’と第2の山部分LP2’とが縦方向に間隔を空けて設けられ、谷部分LP3’が第1の山部分LP1’と第2の山部分LP2’との間に設けられている。
第1の装着空所SP11のそれぞれには、第1の棒状部材51’や第1の閉塞部材が着脱自在に、且つ選択的に装着される。第1の棒状部材51’は、第1実施形態における第2の棒状部材52と同じ構成であり、第1の閉塞部材は、第1実施形態における第2の閉塞部材55と同じ構成であるため、説明を省略する。
なお、第1の装着空所SP11に第1の棒状部材51’と第1の閉塞部材のいずれも装着せずに空所としてもよい。
第2の装着空所SP12のそれぞれには、第2の棒状部材52’や第2の閉塞部材が着脱自在に、且つ選択的に装着される。第2の棒状部材52’、第1実施形態における第1の棒状部材51と同じ構成であり、第2の閉塞部材は、第1実施形態における第1の閉塞部材54と同じ構成であるため、説明を省略する。
なお、第2の装着空所SP12に第2の棒状部材52’と第2の閉塞部材のいずれも装着せずに空所としてもよい。
変形例のマットレス1’でも、荷重支持部LPの内部に並列配置された各第1の棒状部材51’と各第2の棒状部材52’とが荷重の伝搬部材として機能し、頭部HDの重さによる荷重を各交差部で分散して受ける。荷重が各交差部で分散して受けられるため、頭部HDに対する圧力の集中を和らげることができる。
その結果、頭部HDに対する違和感を低減することができ、寝心地を向上させることができる。
図11に示すように、変形例のマットレス1’では、本体上部31L1と本体下部31L2とが分離自在な構成を有している。変形例のマットレス1’では、本体上部31L1を取り外して洗浄したり、本体上部31L1に変えて別の枕を使用することができるため、使い勝手の向上が図れる。
図12は、本体下部31L2の上に載置された本体上部31L1を、水平方向に180度向きを変えて載置しなおす手順を示す図である。図12に示す例では、第1の山部分LP1’が第1の主部本体31M側に位置付けられた本体上部31L1について、第2の山部分LP2’を第1の主部本体31M側に位置付けるための手順を示している。
図12(a)に示す状態から、本体上部31L1の向きを変える手順は次の通りである。
最初に、図12(b)、(c)に示すように、第1の芯材31’を第1の袋状部分21から取り出した後、本体上部31L1を持ち上げて水平方向に180度向きを変え、第2の山部分LP2’を第1の主部本体31M側に位置付ける。その後、本体上部31L1の底面を本体下部31L2の本体上部用載置面SUの上に載置する。
次に、図12(d)に示すように、本体上部31L1の向きを変えた状態で第1の芯材31’を第1の袋状部分21内に収納する。
これにより、使用者の頸部を適切な高さで支持することができ、寝心地をさらに向上させることができる。
なお、変形例のマットレス1’において、本体上部31L1の内部に第2の棒状部材52’を配置し、本体下部31L2の内部に第1の棒状部材51’を配置してもよい。
次に第2実施形態のマットレス1Aについて説明する。図13は本発明の第2実施形態に係るマットレス1Aの斜視図、図14は折りたたんだ状態のマットレス1Aの側面図、図15はマットレス1Aの第1の芯材31Aを示す斜視図、図16はマットレス1Aの第1の芯材31Aを、図15のB-B位置で切断した断面図である。
第2実施形態のマットレス1Aは、荷重支持部LPの構成が第1実施形態のマットレス1、及び第1実施形態の変形例のマットレス1’と相違している。図13に示すように、第2実施形態のマットレス1Aでは、荷重支持部LPの厚さが第1の主部MP1の厚さと等しく、且つ荷重支持部LPの上面が枕を載置する枕載置面PHとして構成されている。
第1の部分11A、第2の部分12、及び第3の部分13は、第1の連結部14、及び第2の連結部15によって折りたたみ自在に連結されている。
同様に、第2の部分12は、側生地2の第2の袋状部分22と、第2の袋状部分22の内部に着脱自在に収納された第2の芯材32とを備え、第3の部分13は、側生地2の第3の袋状部分23と、第3の袋状部分23の内部に着脱自在に収納された第3の芯材33とを備えている。なお、第2の部分12、及び第3の部分13は、第1実施形態のマットレス1と同じ構成であるため、説明は省略する。
支持部本体31LAは、平面視で横長長方形状の扁平な直方体形状であり、例えば、縦方向の長さが32cm、幅方向の長さが95cm、厚さが12cmである。そして、枕載置面PHは横長長方形状の平坦面によって構成されている。
なお、支持部本体31LAに関して、第1の主部本体31Mと同様に、縦方向に沿った縦スリットを幅方向に間隔を空けて複数形成し、幅方向に沿った横スリットを縦方向に間隔を空けて複数形成することにより、複数の突起部を形成してもよい。この場合において、各突起部の突起部の上端部を扁平な四角錐形状に設けてもよい。
各第1の装着空所SP1には、第1の棒状部材51が着脱自在に、且つ選択的に装着される。なお、第1の装着空所SP1の形成高さは枕載置面PHから1.5cm下方でなくてもよく、第1の装着空所SP1の直径は1cmでなくてもよい。同様に、第1の装着空所SP1の断面形状は円形以外の形状であってもよく、形成本数や形成間隔も適宜に定めることができる。
各第2の装着空所SP2には、第2の棒状部材52が着脱自在に、且つ選択的に装着される。なお、第1の装着空所SP1の中心から第2の装着空所SP2の中心までの間隔は2.5cmでなくてもよく、第2の装着空所SP2の直径は2cmでなくてもよい。第2の装着空所SP2の断面形状は円形以外の形状であってもよく、形成本数や形成間隔も適宜に定めることができる。
当該荷重が荷重支持部LPに加わると、荷重支持部LPの内部に並列配置された各第1の棒状部材51と各第2の棒状部材52とが荷重の伝搬部材として機能し、頭部HDの重さによる荷重を第1の棒状部材51と第2の棒状部材52との交差部CSで分散して受ける。
その結果、第2実施形態のマットレス1Aでも、荷重支持部LPにおいて頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。その結果、使用者の寝心地を向上させることができる。
前述した各実施形態のマットレス1、1’、1Aは、第1の部分11、11’、11A、第2の部分12、及び第3の部分13を備え、第1の連結部14と第2の連結部15とにおいて折り畳み自在な構成を有していたが、この構成に限定されない。例えば、2つの部分を備えたマットレスを2つ折り自在に構成してもよいし、4つの部分を備えたマットレスを折り畳み自在に構成してもよい。さらに、各実施形態のマットレス1、1’、1Aは、折り畳めない構成であってもよい。
<第1の実施態様>
本態様に係るマットレス1、1’、1Aは、寝姿勢の使用者の頭部HDの重さによる荷重を支持する荷重支持部LPと、使用者の荷重支持部LPで支持されない荷重を支持する主部MPと、を備えており、荷重支持部LPは、弾性体によって構成された支持部本体31L、31L’、31LAと、支持部本体31L、31L’、31LA内の第1の高さ範囲HR1内に並列配置された複数の第1の棒状部材51、51’からなる第1の棒状部材群BG1と、支持部本体31L、31L’、31LA内の第1の高さ範囲HR1とは異なる第2の高さ範囲HR2内に並列配置された複数の第2の棒状部材52、52’からなる第2の棒状部材群BG2と、を含み、複数の第1の棒状部材51、51’、及び複数の第2の棒状部材52、52’は、支持部本体31L、31L’、31LAよりも硬質な材料で構成され、複数の第2の棒状部材52、52’は、平面視において複数の第1の棒状部材51、51’と交差して配置され、頭部HDの重さによる荷重を、第1の棒状部材51、51’と第2の棒状部材52、52’の交差部CSにおいて分散して支持することを特徴とする。
本態様に係るマットレス1、1’、1Aによれば、頭部HDの重さによる荷重が各交差部CSで分散して受けられるため、頭部HDに対する圧力の集中を和らげることができる。その結果、頭部HDに対する違和感を低減することができ、寝心地を向上させることができる。
本態様に係るマットレス1、1’は、支持部本体31L、31L’の上面を、頭部HDが載せられる頭部載置面SHとしたことを特徴とする。
本態様に係るマットレス1、1’によれば、支持部本体31L、31L’の上面が頭部載置面SHとして構成されているため、荷重支持部LPを枕として使用することができる。
本態様に係るマットレス1’において、支持部本体31L’は、支持部本体31L’における上側の部分を構成し、且つ上面が頭部載置面SHとされた本体上部31L1と、支持部本体31L’における下側の部分を構成し、且つ上面に本体上部31L1が載置される本体上部用載置面SUを設けた本体下部31L2と、を備え、本体上部31L1と本体下部31L2とは分離自在な構成を有し、本体上部31L1には、第1の棒状部材群BG1と第2の棒状部材群BG2の一方が配置され、本体下部31L2には、第1の棒状部材群BG1と第2の棒状部材群BG2の他方が配置される、ことを特徴とする。
本態様に係るマットレス1Aによれば、本体上部31L1と本体下部31L2とが分離自在な構成を有しているので、使い勝手を向上させることができる。
本態様に係るマットレス1Aは、荷重支持部LPの上面を、枕が載置される枕載置面PHとし、枕の上面に載せられた頭部HDの重さによる荷重を、第1の棒状部材51と第2の棒状部材52の交差部CSにおいて分散して支持することを特徴とする。
本態様に係るマットレス1Aによれば、第1の棒状部材51、及び第2の棒状部材52を有さない枕であって使用することができ、且つ、荷重支持部LPにおいて頭部HDの重さによる下向きの荷重を効率よく分散させることができる。
本態様に係るマットレス1、1’、1Aは、複数の第1の棒状部材51、51’及び複数の第2の棒状部材52、52’の少なくとも一部が、支持部本体31L、31L’、31LAに対して着脱自在な構成を有することを特徴とする。
本態様に係るマットレス1、1’、1Aによれば、第1の棒状部材51、51’、及び第2の棒状部材52、52’を支持部本体31L、31L’、31LAに対して着脱させることにより、頭部HDの支持の強さを調整することができる。
本態様に係るマットレス1Aにおいて、主部MPは、扁平な弾性体によって構成された主部本体(31M、32、33)と、使用者の身長方向と交差する幅方向に沿って主部本体を貫通する空所によって構成され、且つ身長方向に沿って間隔を空けて複数設けられた第4の装着空所SP11と、複数の第4の装着空所SP11に対して選択的に装着される棒状の硬さ調整部材53と、を備えていることを特徴とする。
本態様に係るマットレス1Aによれば、硬さ調整部材53を複数の第4の装着空所SP11に対して選択的に装着させることにより、使用者の胴部や脚部の沈み込み量を調整でき、寝心地を向上させることができる。
Claims (3)
- 寝姿勢の使用者の頭部の重さによる荷重を支持する荷重支持部と、前記使用者の前記荷重支持部で支持されない部位を支持する主部と、を備え、
前記荷重支持部は、
前記頭部の重さによる荷重によって変形する柔らかさの弾性体によって構成された支持部本体と、
前記支持部本体内の第1の高さ範囲内に並列配置された複数の第1の棒状部材からなる第1の棒状部材群と、
前記支持部本体内の前記第1の高さ範囲とは異なる第2の高さ範囲内に並列配置された複数の第2の棒状部材からなる第2の棒状部材群と、
を含み、
複数の前記第1の棒状部材、及び複数の前記第2の棒状部材は、前記支持部本体よりも硬質な材料で構成され、
複数の前記第2の棒状部材は、平面視において複数の前記第1の棒状部材と交差して配置され、
前記頭部の重さによる荷重を、前記第1の棒状部材と前記第2の棒状部材の交差部において分散して支持するマットレスであって、
前記支持部本体は、
前記支持部本体における上側の部分を構成し、且つ上面を前記頭部が載せられる頭部載置面とした本体上部と、
前記支持部本体における下側の部分を構成し、且つ上面に前記本体上部が載置される本体上部用載置面を設けた本体下部と、を備え、
前記本体上部には、前記第1の棒状部材群と前記第2の棒状部材群の一方が配置され、
前記本体下部には、前記第1の棒状部材群と前記第2の棒状部材群の他方が配置され、
前記本体上部は、第1の山部分と当該第1の山部分よりも高さが高い第2の山部分とを備え、
前記第1の山部分を前記主部側に位置付けて前記本体上部を前記本体上部用載置面に載置した状態と、前記第2の山部分を前記主部側に位置付けて前記本体上部を前記本体上部用載置面に載置した状態とを、選択可能に構成した ことを特徴とするマットレス。 - 複数の前記第1の棒状部材、及び複数の前記第2の棒状部材の少なくとも一部は、前記支持部本体に対して着脱自在な構成を有することを特徴とする請求項1に記載のマットレス。
- 前記主部は、
扁平な弾性体によって構成された主部本体と、
前記使用者の身長方向と交差する幅方向に沿って前記主部本体を貫通する空所によって構成され、且つ前記身長方向に沿って間隔を空けて複数設けられた装着空所と、
複数の前記装着空所に対して着脱自在に装着される棒状の硬さ調整部材と、
を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマットレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021131944A JP7101425B1 (ja) | 2021-08-13 | 2021-08-13 | 複数の棒状部材群を荷重支持部に備えたマットレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021131944A JP7101425B1 (ja) | 2021-08-13 | 2021-08-13 | 複数の棒状部材群を荷重支持部に備えたマットレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7101425B1 true JP7101425B1 (ja) | 2022-07-15 |
JP2023026189A JP2023026189A (ja) | 2023-02-24 |
Family
ID=82446204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021131944A Active JP7101425B1 (ja) | 2021-08-13 | 2021-08-13 | 複数の棒状部材群を荷重支持部に備えたマットレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7101425B1 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632406B2 (ja) * | 1985-03-05 | 1994-04-27 | 日本電気株式会社 | 電子機器の架構造 |
EP0637426A2 (en) * | 1993-08-06 | 1995-02-08 | DOMUS LANAE S.r.l. | Lying plane with variable rigidity for beds |
US20060260061A1 (en) * | 2003-03-12 | 2006-11-23 | Klaus Jansen | Support for a human body, particularly a mattress |
WO2021024655A1 (ja) * | 2019-08-07 | 2021-02-11 | 株式会社エイティー今藤 | マットレスの硬さ調整方法、及びマットレスの硬さの調整支援装置 |
JP6932406B1 (ja) * | 2021-02-17 | 2021-09-08 | 株式会社エイティー今藤 | 複数の棒状部材群を枕本体の内部に配置した枕 |
-
2021
- 2021-08-13 JP JP2021131944A patent/JP7101425B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632406B2 (ja) * | 1985-03-05 | 1994-04-27 | 日本電気株式会社 | 電子機器の架構造 |
EP0637426A2 (en) * | 1993-08-06 | 1995-02-08 | DOMUS LANAE S.r.l. | Lying plane with variable rigidity for beds |
US20060260061A1 (en) * | 2003-03-12 | 2006-11-23 | Klaus Jansen | Support for a human body, particularly a mattress |
WO2021024655A1 (ja) * | 2019-08-07 | 2021-02-11 | 株式会社エイティー今藤 | マットレスの硬さ調整方法、及びマットレスの硬さの調整支援装置 |
JP6932406B1 (ja) * | 2021-02-17 | 2021-09-08 | 株式会社エイティー今藤 | 複数の棒状部材群を枕本体の内部に配置した枕 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023026189A (ja) | 2023-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10080450B2 (en) | Functional pillow | |
KR101029420B1 (ko) | 다중의 구조를 갖는 베개 | |
JP6855670B2 (ja) | 枕 | |
US20120117733A1 (en) | Pillow construction | |
JP2017525450A (ja) | 枕 | |
JP6173392B2 (ja) | 頭部用のクッション | |
JP7101425B1 (ja) | 複数の棒状部材群を荷重支持部に備えたマットレス | |
JP6932406B1 (ja) | 複数の棒状部材群を枕本体の内部に配置した枕 | |
JP3111334U (ja) | 快眠枕 | |
JP6778437B2 (ja) | シートクッション | |
US20100024127A1 (en) | Body support mattress pad | |
JP3147396U (ja) | 快眠枕 | |
KR102426779B1 (ko) | 숙면 및 목과 허리 디스크 자세 교정을 위한 기능성 베개 | |
KR200440193Y1 (ko) | 통풍 구멍을 구비한 쿠션 | |
KR101353497B1 (ko) | 베개 | |
JP3131886U (ja) | 枕 | |
JP3221368U (ja) | 骨盤クッション | |
US11779139B2 (en) | Disc pillow for supported range of motion and attenuation | |
JP3197586U (ja) | 寝具等のクッション | |
JP3111467U (ja) | 寝具 | |
KR102630894B1 (ko) | 2중 구조 베개 | |
JP2021003366A (ja) | 枕 | |
KR20150007398A (ko) | 기능성 베개 | |
JP3244899U (ja) | 枕 | |
CN220192678U (zh) | 分区枕头 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210813 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20210813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220412 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220428 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220428 |
|
C876 | Explanation why request for accelerated appeal examination is justified |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C876 Effective date: 20220428 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220428 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220525 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7101425 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |