JP7100751B2 - 回転式共振機構、特に計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための調整可能な並進運動構造を備えるフレキシブルガイド - Google Patents

回転式共振機構、特に計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための調整可能な並進運動構造を備えるフレキシブルガイド Download PDF

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Description

本発明は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための、並進運動構造を備えるフレキシブルガイドに関する。本発明は、さらに、このようなフレキシブルガイドを備える回転式共振機構に関する。
最近の機械式携行型時計の多くが、バランスばねとスイス式レバーエスケープ機構を備える。バランスばねは、携行型時計(例、腕時計、懐中時計)のタイムベースを構成する。バランスばねは、共振器とも呼ばれる。
次に、エスケープには、以下の2つの主な機能がある。
- 共振器の往復運動を維持する機能
- それらの往復運動をカウントする機能
機械式共振器を構成するためには、慣性要素、ガイド及び弾性戻し要素が必要である。伝統的には、バランスばねは、バランスを構成する慣性要素のための弾性戻し要素として機能する。このバランスは、プレーンなルビーベアリング内にて回転するピボットによって回転ガイドされる。これは摩擦を発生させ、したがって、位置に依存してエネルギー損失と稼働時の障害を発生させ、これらはなくすべきものである。
現状、フレキシブルガイドは、仮想ピボットを形成するためのばねとして用いられている。フレキシブルな下層ピボットガイドは、計時器用共振器を相当に改善させる。最も単純なものは、一般的には垂直に、互いに交差するまっすぐなストリップ(細長材)がある2つのガイドデバイスによって作られたクロスストリップピボットである。これらの2つのストリップは、2つの異なる平面内に配置されるように3次元的であることができ、また、同じ平面内に配置されるように2次元的であることもでき、そして、それらの間の交点にて溶接される。
しかし、ばねを備えるバランスの運動と同様の形態で回転式環状バランスを回転させるようにフレキシブルストリップを用いようとすると、運動の等時性が失われてしまう。実際に、錘の回転運動が完全に周期的ではなくなってしまう。戻しトルクは線形的ではなく、このことによって、錘の変位の振幅に応じて等時性が失われ、運動の途中にてエラーを発生させてしまう。
このような状況で、本発明の目的の1つは、前記課題を克服するような、回転式共振機構のためのフレキシブルガイドを提供することである。
このために、本発明は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのフレキシブルガイドに関する。前記フレキシブルガイドは、固定支持体と、前記固定支持体に対して動くことができる可動要素と、及び少なくとも1つの第1次フレキシブルストリップとを備え、前記第1次フレキシブルストリップは、回転中心のまわりの回転運動をするように前記第1次フレキシブルストリップを曲げることによって、前記可動要素を前記固定支持体に対して動かすことを可能にし、前記フレキシブルガイドは、実質的に同一平面内に配置される。
このフレキシブルガイドは、第1次フレキシブルブレードの一端に連結する少なくとも第1の並進運動構造を備え、これによって、第1の並進運動構造が、少なくとも部分的に、第1次フレキシブルブレードの曲がりの影響下で並進運動をし、前記フレキシブルガイドが、第1の並進運動構造の剛性を調整する調整手段を備えるという点で画期的である。
本発明のおかげで、等時性に優れたフレキシブルストリップ式ガイドを得ることができる。実際に、前記並進運動構造によって、第1次フレキシブルストリップが曲がって動くことが可能になり、前記調整手段によって、並進運動構造の剛性を変えてフレキシブルガイドの等時性を調整することが可能になる。このように、非常に一定である戻り係数を得ることができ、バランスの運動は、優れた等時性を有する。
有利な実施形態の1つにおいて、前記並進運動構造は、好ましくは2つの第2次フレキシブルストリップである少なくとも1つの第2次フレキシブルストリップと、及び第1の剛体部を備え、前記第2次フレキシブルストリップは、一端において前記第1の剛体部に連結し、他端において前記固定支持体又は前記可動要素に連結しており、前記第2次フレキシブルストリップは、前記フレキシブルガイドが基本位置にあるときに、前記第1次フレキシブルストリップに実質的に垂直である。
有利な実施形態の1つにおいて、\第2次フレキシブルストリップのストリップどうしは、異なる直線上に配置される。
有利な実施形態の1つにおいて、\第2次フレキシブルストリップのストリップどうしは、実質的に平行である。
有利な実施形態の1つにおいて、前記調整手段は、前記第2次フレキシブルストリップの有効長を変えるピンを備える。
有利な実施形態の1つにおいて、前記調整手段は、並進運動構造の剛体部に力ないしトルクを与えるための付与メンバーを備える。
有利な実施形態の1つにおいて、前記力ないしトルクは、前記フレキシブルガイドが基本位置にあるときに、前記第2次フレキシブルストリップに平行であって前記第1次フレキシブルストリップに対して垂直な向きである。
有利な実施形態の1つにおいて、前記力ないしトルクは、前記フレキシブルガイドが基本位置にあるときに、前記第2次フレキシブルストリップに実質的に対して垂直であって前記第1次フレキシブルストリップに平行な向きである。
有利な実施形態の1つにおいて、前記調整手段は、前記付与メンバー及び前記第1の並進運動構造の前記剛体部との間に配置される第2の並進運動構造を備える。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第2の並進運動構造には、第2の剛体部と、及び好ましくは2つの第3次フレキシブルストリップである少なくとも1つの第3次フレキシブルストリップを備え、前記第3次フレキシブルストリップは、前記第2の剛体部を前記第1の並進運動構造の前記第1の剛体部に接続し、前記第3次フレキシブルストリップは、前記フレキシブルガイドが基本位置にあるときに、前記第1次フレキシブルストリップに対して実質的に垂直又は平行である。
有利な実施形態の1つにおいて、前記調整手段は、前記付与メンバー及び前記第2の並進運動構造の前記第2の剛体部との間に配置される第3の並進運動構造を備える。
有利な実施形態の1つにおいて、前記第3の並進運動構造は、第3の剛体部と、前記第2の剛体部を前記固定支持体に接続する、好ましくは2つの第4次フレキシブルストリップである少なくとも1つの第4次フレキシブルストリップと、及び前記第3の剛体部を前記第2の並進運動構造の前記第2の剛体部に接続する、好ましくは4つの第5次フレキシブルストリップである少なくとも1つの第5次フレキシブルストリップとを備え、前記第4次フレキシブルストリップと第5次フレキシブルストリップは、前記フレキシブルガイドが基本位置にあるときに、前記第1次フレキシブルストリップに対して実質的に平行である。
有利な実施形態の1つにおいて、前記付与メンバーには、前記並進運動構造の前記剛体部を押すための偏心ねじがある。
有利な実施形態の1つにおいて、前記付与メンバーには、可動要素と、及び前記可動要素を前記剛体部に連結するばねがあり、前記第2次フレキシブルストリップの剛性は、前記剛体部に対する\可動要素の変位によって変更される。
有利な実施形態の1つにおいて、\ばねは、らせん状である。
有利な実施形態の1つにおいて、前記付与メンバーには、レバーとフレキシブル要素があり、前記レバーは、前記フレキシブル要素を利用して前記並進運動構造の前記剛体部に所定の力ないしトルクを与えることを可能にする。
有利な実施形態の1つにおいて、前記付与メンバーには、磁石があり、前記磁石の1つは、前記並進運動構造の前記剛体部に配置される。
有利な実施形態の1つにおいて、前記可動要素は、前記中央部を含む。
有利な実施形態の1つにおいて、前記可動要素は、前記中央部を中心とするバランスを含む。
有利な実施形態の1つにおいて、前記剛体部は、エルボーを形成し、これによって、前記第1の並進運動構造の前記剛体部を連結するフレキシブルストリップと、前記第2の並進運動構造の前記剛体部を連結するフレキシブルストリップは、異なるタイプであり、互いに垂直である。
本発明は、さらに、好ましくは対称的な3つのフレキシブルガイドである少なくとも2つのフレキシブルガイドを備えるピボットに関する。各フレキシブルガイドは、第1次フレキシブルストリップと、及び支持体に接続された並進運動構造によって形成されている組によって形成されており、前記組は、中央部のまわりにて角度的に分布しており、各第1次フレキシブルストリップは、一端において前記中央部に連結し、前記フレキシブルガイドの少なくとも1つは、本発明に係るフレキシブルガイドである。
有利な実施形態の1つにおいて、前記可動要素は、前記中央部を含む。
有利な実施形態の1つにおいて、前記可動要素は、前記中央部を中心とするバランスを含む。
本発明は、さらに、特に計時器用ムーブメントのための、回転式共振機構に関する。この回転式共振機構は、本発明に係るフレキシブルガイド及び/又はフレキシブルピボットを備える。
添付の図面を参照しながら例としてのみ与えられるいくつかの実施形態についての説明を読むことによって、本発明の他の特徴及び利点が明らかになる。
本発明の第1の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態に係るバランスを備えるフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態の第1のバリエーションに係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態の第2のバリエーションに係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態の第3のバリエーションに係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第4の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第4の実施形態のバリエーションに係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第5の実施形態に係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第2の実施形態の第3のバリエーションに係るフレキシブルガイドを備えバランスを備えるフレキシブルストリップピボットを上から見た概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るフレキシブルガイドを備える対称的なフレキシブルストリップピボットを上から見た概略図である。 本発明の第3の実施形態の第1のバリエーションに係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。 本発明の第3の実施形態の第2のバリエーションに係るフレキシブルガイドを上から見た概略図である。
図1~9は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのフレキシブルガイドを示している。フレキシブルガイド1、10、20、30、40、50、60、70、80は、実質的に同一平面内に配置される。フレキシブルガイドは、固定支持体2と、固定支持体2に対して動くことができる可動要素3と、及び可動要素3を支持体2に接続する第1次フレキシブルストリップ4とを備える。第1次フレキシブルストリップ4は、可動要素3が固定支持体2に対して動くことを可能にする。第1次フレキシブルストリップ4が曲がることによって、可動要素3は、回転中心のまわりに回転運動するように支持体2に対して動くことができる。可動要素3には、円柱状の部分がある。
本発明によると、フレキシブルガイド1、10、20、30、40、50、60、70、80には、第1次フレキシブルストリップ4の一端に連結している並進運動構造5、15、25がある。この実施形態において、並進運動構造5、15、25は、固定支持体2と、第1次フレキシブルストリップ4の間にて直列に配置される。並進運動構造5、15、25は、固定支持体2に、そして、第1次フレキシブルストリップ4の第1の端に連結し、この第1次フレキシブルストリップ4は、第2の端によって可動要素3に連結する。並進運動構造5、15、25は、少なくとも部分的に第1次フレキシブルストリップ4の運動の影響下で、並進運動をするように構成している。並進運動構造5、15、25は、少なくとも1つの第2次フレキシブルストリップを備え、これは、ここでは、2つの第2次フレキシブルストリップ7、8及び剛体部6、16、26である。第2次フレキシブルストリップ7と第2次フレキシブルストリップ8は、異なる直線上に配置される。好ましくは、第2次フレキシブルストリップ7、8は、一端において剛体部6、16、26の同じ面に連結し、他端において固定支持体2に連結する。
この場合、剛体部6、16、26は、2つの実質的に垂直なセグメントによって構成する直角のエルボーを形成する。第1次フレキシブルストリップ4は第1のセグメントに連結し、第2次フレキシブルストリップ7、8は第2のセグメントに連結する。したがって、第1次フレキシブルストリップ4は、ガイド1が基本位置にあるときに、並進運動構造5、15、25の第2次フレキシブルストリップ7、8に対して実質的に垂直である。「基本位置」は、第1次フレキシブルストリップ4及び第2次フレキシブルストリップ7、8がまっすぐ、すなわち、曲がっていないとき、であるものと定められる。
フレキシブルガイド1、10、20、30、40、50、60、70、80は、さらに、第2次フレキシブルストリップ7、8の剛性を調整する調整手段を備える。
図1の第1の実施形態において、前記第2次フレキシブルストリップ7、8の剛性を調整する調整手段には、並進運動構造5の第2次フレキシブルストリップ7、8を支持するためのピン38がある。これらのピン38は、第2次フレキシブルストリップ7、8の長さに沿った異なる位置において押すように動くことができる。このように、第2次フレキシブルストリップ7、8の有効長は、それらのピン38を動かすことによって変わる。この有効長が短いほど、剛性が大きくなる。このようにして、等時性を向上させるようにフレキシブルガイド1を調整することができる。ピン38は、各第2次フレキシブルストリップ7、8の両側に配置される。図1において、3つのピン38は、2つの第2次フレキシブルストリップ7、8の両側に配置され、1つのピンが、2つの第2次フレキシブルストリップ7、8の間に配置される。ピン38を支持体2から離すことによって、支持体2とピン38の間にあるストリップ7、8の長さは、ブロックされ、可動要素3の運動に寄与しなくなる。ピン38と、並進運動構造5の剛体部6との間にあるストリップ7、8の長さのみが、可動要素3の運動において有効である。ピン38どうしは、好ましくは、同時に変位可能であり、実質的に第2次フレキシブルストリップ7、8の長さから同じ距離の位置にて押す。
第2の実施形態において、フレキシブルガイド10、20、30、40、フレキシブルストリップの剛性を調整する調整手段には、並進運動構造の剛体部6に支持されるためのメンバーがあり、これによって、並進運動構造5の第2次フレキシブルストリップ7、8の剛性が変更される。図2に、一般的原理を示している。調整手段は、第2次フレキシブルストリップ7、8に平行に、並進運動構造5の剛体部6に力ないしトルクを与えるように構成している。このような力ないしトルクの強さによって第2次フレキシブルストリップ7、8の剛性が大きくなったり小さくなったりする。この力ないしトルクは、剛体部6によって第2次フレキシブルストリップ7、8に伝達される。したがって、第2次フレキシブルストリップ7、8には、第2次フレキシブルストリップ7、8の剛性を変更する支持メンバーによって予応力が与えられる。与えられる力が大きいほど、ストリップ7、8の剛性が大きくなる。この調整手段は、第2次フレキシブルストリップ7、8の剛性を変えることによってフレキシブルガイドの等時性を向上させるように調整することを可能とする。
図3において、第2の実施形態の第1のバリエーションは、偏心ねじ9を用いて力を大きくしたり小さくしたりして与えることを伴う。ねじの頭部9は、並進運動構造5の剛体部6と接触している。したがって、このねじの頭部9を回転させることによって、剛体部6に与えられる力が大きくなったり小さくなったりする。なぜなら、このねじの頭部9の中心がこのねじの頭部9の軸上にないからである。この力は、並進運動構造の第2次フレキシブルストリップに予応力を与える。
第2の実施形態のバリエーションの1つにおいて、前記フレキシブルガイド30を調整する手段は、磁石11、12を備える。並進運動構造5の剛体部6上に第1の磁石11が配置され、この剛体部6の第1の磁石11から所定の距離離れた位置に第2の磁石12が配置される。これらの磁石11、12は、同じ極どうしが向き合うような向きとなっている。したがって、互いに近いと、第2の磁石は第1の磁石に対して抗力を与える。代わりに、それらの極どうしは反対の極であることができ、これによって、剛体部6に引っ張り力を与える。このようにして、並進運動構造5の第2次ストリップ7、8の剛性、したがって、等時性、を前記2つの磁石11、12の間の距離を変えることによって調整することができる。
図5に示しているフレキシブルガイド40の第2の実施形態の第3のバリエーションには、ばね14と可動要素13がある調整手段がある。ばね14は、可動要素13を並進運動構造5の剛体部6に接続する。可動要素13は、剛体部13に対する複数の位置に変位可能である。したがって、ばねの圧縮が大きくなったり小さくなったりして、このことによって、並進運動構造5の剛体部6に与える力を大きくしたり小さくしたりすることができる。
図6は、力ないしトルクが第2次ストリップ7、8に垂直であって第1次ストリップ4に平行に与えられるような、第2の実施形態のバリエーションに対する代替形態を示している。第2の実施形態の調整手段のバリエーションはすべて、並進運動構造15の剛体部16に力ないしトルクを与えるために用いることができる。したがって、フレキシブルガイド50のレートを調整することができる。図12及び13に、この実施形態のバリエーションの例を示している。
図7及び8は、フレキシブルガイド調整手段60、70が、第1の並進運動構造5に力ないしトルクを与えるように構成している第2の並進運動構造17と第3の並進運動構造19を備えるような、第3の実施形態の2つのバリエーションを示している。第2の並進運動構造17は、少なくとも1つの第3次フレキシブルストリップ、好ましくは2つの第3次フレキシブルストリップ18、によって第1の並進運動構造5に接続される。第3次フレキシブルストリップ18は、基本位置において、第2次フレキシブルストリップ7、8に対して実質的に平行である。第2の並進運動構造17には、第2の剛体部21があり、第3の並進運動構造19には、第3の剛体部22がある。これらの2つの剛体部21、22はそれぞれ、2つの垂直なセグメントがあるウェッジ状の形を有する。これらの2つの剛体部21、22は、ヘッドツーテール構成で配置され、フレキシブルガイド60、70が基本位置にあるときに、第2の剛体部21のセグメントと第3の剛体部22のセグメントが対で平行になっている。第3の並進運動構造19には、第1の並進運動構造5の方向の力ないしトルクをガイドする機能があり、また、第2の並進運動構造17とともにばねを形成する機能がある。第2の並進運動構造17には、このばねによって発生する力ないしトルクを第1の並進運動構造5に伝達する機能がある。
第3の剛体部22は、一方では、少なくとも1つの第4次フレキシブルストリップ、好ましくは2つの第4次フレキシブルストリップ24、によって固定支持体2に接続され、他方では、少なくとも1つの第5次フレキシブルストリップ、好ましくは4つの第5次フレキシブルストリップ23、によって第2の剛体部21に接続される。これらの第4次フレキシブルストリップ24と第5次フレキシブルストリップ23は、フレキシブルガイド60、70が基本位置にあるときに、第2次フレキシブルストリップ7、8と第3次フレキシブルストリップ18に実質的に垂直である。第4次フレキシブルストリップ24には、第2の剛体部22から近くになったり遠くになったりするように動かすことを可能にする方向に第3の剛体部22をガイドする機能がある。第5次フレキシブルストリップ23には、第3の剛体部22と第2の剛体部21の間にばねを形成する機能があり、この第2の剛体部21は、第3次フレキシブルストリップ18によって第1の並進運動構造5の第1の剛体部6に力ないしトルクを伝達する。このばねには、調整手段による第3の剛体部22の変位によって予応力が与えられる。
第4次フレキシブルストリップ24と第5次フレキシブルストリップ23は、対応する剛体部21、22の単一のセグメントに連結し、これらの各剛体部の2つのセグメントどうしは平行である。したがって、各剛体部21、22の1つのセグメントは、いずれのフレキシブルストリップにも連結しない。前記2つのセグメントは、第4次フレキシブルストリップ24と第5次フレキシブルストリップ23に対して実質的に平行であり、第2次フレキシブルストリップ7、8と第3次フレキシブルストリップ18に対して実質的に垂直である。
調整手段には、さらに、第3の並進運動構造19の第3の剛体部22上に可動支持手段がある。図7の実施形態の第1のバリエーションにおいて、可動支持手段には、軸が第3の並進運動構造19の第3の剛体部22上にて支持されるねじ27があり、図8のバリエーションにおいては、偏心ねじ28がある。支持手段は、フレキシブルガイドの基本位置において、第2次フレキシブルストリップ7、8と第3次フレキシブルストリップ18に平行であって第4次フレキシブルストリップ24と第5次フレキシブルストリップ23に垂直な方向に第3の剛体部22を動かすように構成している。したがって、支持手段は、第3の並進運動構造19に与える力ないしトルクを大きくしたり小さくしたりすることができ、この第3の並進運動構造19は、前記力ないしトルクを第2の並進運動構造17に伝達して、次に、この第2の並進運動構造17は、前記力ないしトルクを第1の並進運動構造5に伝達する。
図9の第4の実施形態のフレキシブルガイド88は、第1の並進運動構造25と、この第1の並進運動構造25に接続された第2の並進運動構造34と、及びフレキシブル要素29を介して第2の並進運動構造34に接続されたレバー32を備える調整手段とを備える。レバー32は、第1の端においてフォーク33を備え、第2の端においてフレキシブル要素29に接続される。レバー32は、このレバー32の両側に配置された2つのフレキシブルストリップ35によって支持体2に接続される。フォーク33によって、レバー32をフレキシブルガイド80の平面内の方向に動かすことができる。
第1の並進運動構造25には、他の実施形態における要素と同じ要素の他に、第1のセグメントに実質的に垂直な第3のセグメントを備える剛体部26があり、この第3のセグメントは、第1のセグメントに対して実質的に平行であるが、第2の並進運動構造34の方へとオフセットされている。第2の並進運動構造34の第2の剛体部31は、2つの実質的に垂直なセグメントによってウェッジを形成する。第1のセグメントは、第1の並進運動構造25の第1の剛体部26の第3のセグメントに対して実質的に平行である。第2のセグメントは、第1の並進運動構造25の第2のセグメントに対して実質的に平行である。第2の並進運動構造34は、ここでは4つの第3次フレキシブルストリップ37である第3次フレキシブルストリップを備え、これは、第1の並進運動構造25の第3のセグメントを第2の並進運動構造34の第1のセグメントに接続する。第3次フレキシブルストリップ37は、第2次フレキシブルストリップ7、8に対して実質的に垂直である。フレキシブル要素29は、一方において、第1の第4次フレキシブルストリップ36によってレバー32に接続され、他方において第2の第4次フレキシブルストリップ37によって第2の並進運動構造34の第2のセグメントに接続される。フレキシブル要素29は、例えば、各端において細くなっていて曲がることを可能にするような首部があるフレキシブルな平坦なストリップないし剛体の棒体であることができる。
フォーク33を動かすことによって、レバー32は、フレキシブル要素29に対して力ないしトルクを与え、これは、第2の並進運動構造34に伝達される。
図10は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのピボット90の第1の実施形態を示している。ピボット90は、実質的に1つの平面内に配置されている。ピボット90は、固定支持体2と、固定支持体2に対して動くことができる可動要素3と、及びそれぞれが可動要素3を支持体2に接続する2つの第1次フレキシブルストリップ4とを備える。第1次フレキシブルストリップ4は、可動要素3が固定支持体2に対して動くことを可能にする。第1次フレキシブルストリップ4が曲がることによって、可動要素3は、回転中心のまわりに自転の回転運動をするように支持体2に対して動くことができる。第1次フレキシブルストリップ4は、好ましくは同じ長さであり、可動要素3の中央部のまわりにて角度的に分布している。
本発明によると、ピボット90には、2つの並進運動構造5があり、各並進運動構造5は、異なる第1次フレキシブルストリップ4の一端に連結している。この実施形態において、並進運動構造5は、固定支持体2と、対応する第1次フレキシブルストリップ4の間にて直列に配置される。並進運動構造5は、固定支持体2に、そして、対応する第1次フレキシブルストリップ4の第1の端に連結し、この第1次フレキシブルストリップ4は、第2の端によって中央部に連結する。
したがって、ピボット90には、各組が第1次フレキシブルストリップ4の1つと並進運動構造5の1つによって構成しているような2つの組がある。これらの組は、中央部のまわりにて角度的に分布しており、各第1次フレキシブルストリップ4は、一端によって中央部に連結する。これらの組、特に、第1次フレキシブルストリップ4は、例として、互いに約120°の角度を形成する。中央部は、例えば、円柱の一部である。この実施形態において、可動要素3は、中央部を含む。第1の並進運動構造5は、上記のフレキシブルガイドの実施形態において説明したものと同様なものである。
可動要素3は、さらに、リング状であるバランス39を備える。バランス39には、外側の環状部41と、いくつかのアーム42があり、この場合は3つのアームがあり、これらは、環状部41を、環状部41に対する軸上にある連結部43に連結する。これらのアーム42どうしは同心的となっており、同じ長さである。バランス39は、連結部43によって中央部に組み付けられる。好ましくは、中央部と連結部43は一体的に作られる。したがって、バランス39は、中央部に対して中心を合わされる。このバリエーションにおいて、バランスは、同じ材料によって作られ、すなわち、一体的に作られる。
バランス39は、動いているときに、バランス39の平面内にて、連結部43と中央部を通る軸のまわりにおける、一方の方向に、そして、他方の方向に動くような、周期的な回転運動を行う。第1次フレキシブルストリップ4は曲がり、バランス39を戻すためのばねとしてはたらいて、バランス39を反対の方向に回転させ、その逆も同様である。並進運動構造5は、第1次フレキシブルストリップ4が曲がるときにその長手方向に動くことができる。並進運動構造5の剛体部6は、第1次フレキシブルストリップ4が曲がるときに第2次フレキシブルストリップのおかげで中央部の方へと近づくように動き、また、第1次フレキシブルストリップ4がまっすぐになるときに中央部から離れるように動く。このように、バランス39の運動の等時性が維持される。
図11は、回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のための対称的なピボット100の1つの実施形態を示している。この対称的なピボット100は、実質的に1つの平面内に配置されている。この対称的なピボット100は、固定支持体2と、固定支持体2に対して動くことができる可動要素3と、及びそれぞれが可動要素3を支持体2に接続する3つの第1次フレキシブルストリップ4とを備える。第1次フレキシブルストリップ4は、可動要素3が固定支持体2に対して動くことを可能にする。第1次フレキシブルストリップ4が曲がることによって、可動要素3は、回転中心のまわりに自転の回転運動をするように支持体2に対して動くことができる。第1次フレキシブルストリップ4どうしは、好ましくは同じ長さであり、可動要素3の中央部のまわりにて角度的に均等に分布している。
本発明によると、この対称的なピボット100には、並進運動構造5があり、各並進運動構造5は、異なる第1次フレキシブルストリップ4の一端に連結している。この実施形態において、並進運動構造5は、固定支持体2と、対応する第1次フレキシブルストリップ4の間にて直列に配置される。並進運動構造5は、固定支持体2に、そして、対応する第1次フレキシブルストリップ4の第1の端に連結し、この第1次フレキシブルストリップ4は、第2の端によって中央部に連結する。
したがって、この対称的なピボット100には、各組が第1次フレキシブルストリップ4の1つと並進運動構造5の1つによって構成しているような3つの組がある。これらの組は、中央部のまわりにて角度的に分布しており、各第1次フレキシブルストリップ4は、一端によって中央部に連結する。これらの組、特に、第1次フレキシブルストリップ4は、互いに約120°の角度を形成する。中央部は、例えば、円柱の一部である。この実施形態において、可動要素3は、中央部を含む。第1の並進運動構造5は、上記のフレキシブルガイドの実施形態において説明したものと同様なものである。
可動要素3は、さらに、リング状であるバランス39を備える。バランス39には、外側の環状部41と、いくつかのアーム42があり、この場合は3つのアームがあり、これらは、環状部41を、環状部41に対する軸上にある連結部43に連結する。これらのアーム42どうしは同心的となっており、同じ長さである。バランス39は、連結部43によって中央部に組み付けられる。好ましくは、中央部と連結部43は一体的に作られる。したがって、バランス39は、中央部に対して中心を合わされる。この実施形態において、バランスは、同じ材料によって作られ、すなわち、一体的に作られる。
バランス39は、動いているときに、バランス39の平面内にて、連結部43と中央部を通る軸のまわりにおける、一方の方向に、そして、他方の方向に動くような、周期的な回転運動を行う。第1次フレキシブルストリップ4は曲がり、バランス39を戻すためのばねとしてはたらいて、バランス39を反対の方向に回転させ、その逆も同様である。並進運動構造5は、第1次フレキシブルストリップ4が曲がるときにその長手方向に動くことができる。並進運動構造5の剛体部6は、第1次フレキシブルストリップ4が曲がるときに第2次フレキシブルストリップのおかげで中央部の方へと近づくように動き、また、第1次フレキシブルストリップ4がまっすぐになるときに中央部から離れるように動く。このように、バランス39の運動の等時性が維持される。
図10及び11のピボット90、100の実施形態は、さらに、並進運動構造5の1つにおいて等時性を調整する手段を備える。
図10のピボット90の実施形態において、調整手段は、図5のフレキシブルガイド40の第2の実施形態の第3のバリエーションにおいて説明したものである。この調整手段は、ばね及び変位可能な保持要素を備える。
図11の対称的なピボット100の実施形態において、調整手段は、図1のフレキシブルガイド1の第1の実施形態において説明したものである。この調整手段は、ストリップの有効長を変えるピンを備える。
図示していないが、他の実施形態も可能である。例えば、同じ対称的なピボットのいくつかの並進運動構造上に調整手段を配置することができる。
別のバリエーションにおいて、第1次フレキシブルストリップと可動要素の間に、並進運動構造を直列に配置する。
フレキシブルガイド110の第3の実施形態の第1のバリエーションにおいて、フレキシブルガイド50の並進運動構造15の剛体部16は、U字状の形であり、基本位置において第2次フレキシブルストリップ7、8に平行な第3のセグメントを有する(図12)。第1のセグメントと第3のセグメントは、このU字の内側に入り込む第2次フレキシブルストリップ7、8の両側に配置される。調整手段には、ばね51と可動要素44が設けられる。ばね51は、可動要素44を並進運動構造15の剛体部16に接続する。特に、ばね51は、第1次フレキシブルストリップ4に平行であって第2次フレキシブルストリップ7、8に対して垂直に伸びる又は縮むように構成している。ばね51は、剛体部16の第3のセグメントに接続される。可動要素44は、剛体部13に対する複数の位置に変位可能である。したがって、ばね51の伸び又は縮みが大きくなったり小さくなったりして、このことによって、並進運動構造15の剛体部16に与える力を大きくしたり小さくしたりすることができる。
フレキシブルガイド120の第3の実施形態の第2のバリエーションにおいて、調整手段は、第2の剛体部49及び第3次フレキシブルストリップ48を備える第2の並進運動構造47を備える(図13)。第1の並進運動構造45の剛体部46は、2つの実質的に垂直なセグメントを含む直角のエルボーの形である。第1次フレキシブルストリップ4は第1のセグメントに連結し、第2次フレキシブルストリップ7、8は第2のセグメントに連結する。剛体部46の第2のセグメントは、長くなっている。また、第2の並進運動構造47の第2の剛体部49も、2つの実質的に垂直なセグメントを含む直角のエルボーの形である。第2の剛体部49の第1のセグメントは、第1の剛体部46の第1のセグメントに実質的に平行であり、第2の剛体部49の第2のセグメントは、第1の剛体部46の第2のセグメントに実質的に平行である。第1の剛体部46と第2の剛体部49のセグメントは、対を形成して互いに向かい合う。フレキシブルガイド120は、好ましくは4つの第3次フレキシブルストリップ48である、少なくとも1つの第3次フレキシブルストリップを備え、これは、2つの剛体部46、49の第2のセグメントどうしを接続する。第3次フレキシブルストリップ48は、フレキシブルガイド120の基本位置において、第2次フレキシブルストリップ7、8に実質的に平行であって第1次フレキシブルストリップ4に対して実質的に垂直である。
本発明は、さらに、共振機構に関し、特に、計時器用ムーブメント(図示せず)のための共振機構に関する。この共振機構は、上記の実施形態の1つに係るフレキシブルガイド又はピボットを備える。
当然、本発明は、図面を参照しながら説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲でバリエーションを考えることができる。特に、1つの第1次フレキシブルストリップと1つの並進運動構造によって形成される対の数は、説明した例よりも多かったり少なかったりすることができる。
1、10、20、30、40、50、60、70、80、110、120 フレキシブルガイド
2 固定支持体
3 可動要素
4 第1次フレキシブルストリップ
7、8 第2次フレキシブルストリップ
18、37、48 第3次フレキシブルストリップ
24 第4次フレキシブルストリップ
23 第5次フレキシブルストリップ
5、15、25、45 第1の並進運動構造
17、34、47 第2の並進運動構造
19 第3の並進運動構造
6、16、26、31、46 第1の剛体部
21、31、49 第2の剛体部
22 第3の剛体部
9、28 偏心ねじ
11、12 磁石
13、44 可動要素
14、51 ばね
29 フレキシブル要素
32 レバー
38 ピン
39 バランス
90、100 ピボット

Claims (19)

  1. 回転式共振機構、特に、計時器用ムーブメントの回転式共振機構、のためのフレキシブルガイド(1、10、20、30、40、60、70、80、110、120)であって、
    前記フレキシブルガイドは、
    固定支持体(2)と、
    前記固定支持体(2)に対して動くことができる可動要素(3)と、及び
    少なくとも1つの第1次フレキシブルストリップ(4)とを備え、
    前記第1次フレキシブルストリップは、回転中心のまわりの回転運動をするように前記第1次フレキシブルストリップを曲げることによって、前記可動要素(3)を前記固定支持体(2)に対して動かすことを可能にし、
    前記フレキシブルガイドは、実質的に同一平面内に配置され、
    前記フレキシブルガイドは、前記第1次フレキシブルストリップの一端に連結する少なくとも第1の並進運動構造(5、15、25、45)を備え、
    これによって、前記第1の並進運動構造は、少なくとも部分的に前記第1次フレキシブルストリップの曲がりの影響下で、並進運動をするように構成しており、
    前記フレキシブルガイドは、さらに、前記第1の並進運動構造の剛性を調整する調整手段を備える
    ことを特徴とするフレキシブルガイド。
  2. 前記第1の並進運動構造(5、15、25、45)は、好ましくは2つの第2次フレキシブルストリップ(7、8)である少なくとも1つの第2次フレキシブルストリップと、及び第1の剛体部(6、16、26)を備え、
    前記第2次フレキシブルストリップは、一端において前記第1の剛体部に連結し、他端において前記固定支持体(2)又は前記可動要素(3)に連結しており、
    前記第2次フレキシブルストリップ(7、8)は、前記フレキシブルガイド(1、10、20、30、40、60、70、80、110、120)が基本位置にあるときに、前記第1次フレキシブルストリップ(4)に実質的に垂直である
    ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルガイド。
  3. 前記調整手段は、前記第2次フレキシブルストリップ(7、8)の有効長を変えるピン(38)を備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルガイド。
  4. 前記調整手段は、並進運動構造(5、15、25、19、34、47)の前記剛体部(6、16、26、22、31、49)に力ないしトルクを与えるための付与メンバーを備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルガイド。
  5. 前記力ないしトルクは、前記フレキシブルガイド(1、10、20、30、40、60、70、80)が基本位置にあるときに、前記第2次フレキシブルストリップ(7、8)に実質的に平行な向きである
    ことを特徴とする請求項4に記載のフレキシブルガイド。
  6. 前記力ないしトルクは、前記フレキシブルガイド(50、110、120)が基本位置にあるときに、前記第2次フレキシブルストリップ(7、8)に実質的に対して垂直な向きである
    ことを特徴とする請求項4に記載のフレキシブルガイド。
  7. 前記調整手段は、前記付与メンバー及び前記第1の並進運動構造(5、15、25、45)の前記剛体部(6、16、26、46)との間に配置される第2の並進運動構造(17、34、47)を備える
    ことを特徴とする請求項4~6のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  8. 前記第2の並進運動構造(17、34、47)は、第2の剛体部(21、31、49)と、及び好ましくは2つ又は4つの第3次フレキシブルストリップである少なくとも1つの第3次フレキシブルストリップ(18、37、48)を備え、
    前記第3次フレキシブルストリップは、前記第2の剛体部を前記第1の並進運動構造(5、15、25)の前記第1の剛体部(6、16、26)に接続し、
    前記第3次フレキシブルストリップ(18、37、48)は、前記フレキシブルガイド(60、70、80、120)が基本位置にあるときに、前記第1次フレキシブルストリップ(4)に対して実質的に垂直又は平行である
    ことを特徴とする請求項7に記載のフレキシブルガイド。
  9. 前記調整手段は、前記付与メンバー及び前記第2の並進運動構造(17、34)の前記第2の剛体部(21、31)との間に配置される第3の並進運動構造(19)を備える
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載のフレキシブルガイド。
  10. 前記第3の並進運動構造(19)は、
    第3の剛体部(22)と、
    前記第2の剛体部(21)を前記固定支持体(2)又は前記可動要素(3)に接続する、好ましくは2つの第4次フレキシブルストリップ(24)である少なくとも1つの第4次フレキシブルストリップと、及び
    前記第3の剛体部(22)を前記第2の並進運動構造(17)の前記第2の剛体部(21)に接続する、好ましくは4つの第5次フレキシブルストリップ(23)である少なくとも1つの第5次フレキシブルストリップとを備え、
    前記第4次フレキシブルストリップ(24)と第5次フレキシブルストリップ(23)は、前記フレキシブルガイド(60、70)が基本位置にあるときに、前記第1次フレキシブルストリップ(4)に対して実質的に平行である
    ことを特徴とする請求項9に記載のフレキシブルガイド。
  11. 前記付与メンバーには、前記並進運動構造(5、19)の前記剛体部(6、22)を押すための偏心ねじ(9、28)がある
    ことを特徴とする請求項4~10のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  12. 前記付与メンバーには、可動要素(13、44)と、及び前記可動要素を前記剛体部(6、16)に連結するばね(14、51)がある
    ことを特徴とする請求項4~10のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  13. 前記付与メンバーには、レバー(32)とフレキシブル要素(29)があり、
    前記レバーは、前記フレキシブル要素を利用して前記並進運動構造(34)の前記剛体部(31)に所定の力ないしトルクを与えることを可能にする
    ことを特徴とする請求項4~10のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  14. 前記付与メンバーには、磁石(11、12)があり、
    前記磁石の1つ(11)は、前記並進運動構造(5)の前記剛体部(6)に配置される
    ことを特徴とする請求項4~10のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド。
  15. 前記剛体部(6、16、21、22、26、31、46)は、エルボーを形成し、
    これによって、異なるタイプである、前記第1の並進運動構造(5)の前記剛体部を連結するフレキシブルストリップと、前記第2の並進運動構造(17、34、47)の前記剛体部を連結するフレキシブルストリップは、互いに垂直である
    ことを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルガイド。
  16. 好ましくは対称的な3つのフレキシブルガイドである少なくとも2つのフレキシブルガイドを備えるピボット(90、100)であって、
    各フレキシブルガイドは、第1次フレキシブルストリップ(4)と、及び支持体(2)又は可動要素(3)に接続された並進運動構造(5)によって形成されている組によって形成されており、
    前記組は、中央部のまわりにて角度的に分布しており、
    各第1次フレキシブルストリップは、一端において前記中央部に連結し、
    前記フレキシブルガイドの少なくとも1つは、請求項1~15のいずれか一項に記載のフレキシブルガイドである
    ことを特徴とするピボット。
  17. 前記可動要素(3)は、前記中央部を含む
    ことを特徴とする請求項15に記載のピボット。
  18. 前記可動要素(3)は、前記中央部を中心とするバランス(39)を含む
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載のピボット。
  19. 特に計時器用ムーブメントのための、回転式共振機構であって、
    請求項1~15のいずれか一項に記載のフレキシブルガイド(1、10、20、30、40、60、70、80、110、120)、又は請求項16~18のいずれか一項に記載のピボット(90、100)を備える
    ことを特徴とする回転式共振機構。
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