JP7100726B1 - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁継電器を提供する。【解決手段】本発明は、筐体と、コイル組立体と、回転ブリッジと、第1及び第2延長アームと、第1及び第2スイッチ導電片組と、第1及び第2クランプ爪組とを備える。本発明の電磁継電器は、回転ブリッジの新規な設計により 第1スイッチ導電片組は、第2スイッチ導電片組と同期して接触または断接する作動を実現できると同時に、第1スイッチ導電片組及び第2スイッチ導電片組の第1可動接触点と第1固定接触点、並びに第2可動接触点と第2固定接触点は、接触時に充分かつ適切な力を持って安定な導通状態を得ることができ、断接時に確実に分離することができることで、作動時の電気抵抗値の変化が過大になる欠点を低減することができるとともに、接触点の接触が不完全による高温現象を防止することができる。よって、本発明によれば、使用上の効能を増進できる斬新な電磁継電器の製品を提供することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、継電器に関し、特に、新規な構造特徴を持ち、使用上の安定性を向上させることができる電磁継電器に関するものである。
継電器(Relay)は、別名「リレー」とも呼ばれ、電子制御構成部材である。動作原理に基づいて分類すると、光継電器、電磁継電器、熱継電器などに大別される。
電磁継電器を例として説明すると、その内部には、大抵、電磁コイルと、可動接触点と、固定接触点とが備えられているとともに、固定接触点に外向きに制御回路が連結され、電磁コイルに通電した後、可動接触点は、電磁コイルの電磁作用に応じて変位するに従い、電気的な開閉を制御する目的を達成する。しかしながら、電磁継電器の使用需要の変化につれて、その設計も複雑になりつつあり、このように複数の複雑な電子構成部材の作動下の電気的伝導の安定性を如何にして維持するかが、関連メーカーが直面する挑戦課題となっている。
本発明の目的は、複数組のスイッチ導電片組が、同期接触または断接する作動を実現できると同時に、スイッチ導電片組における接触点が、接触時に充分かつ適切な力を持って安定な導通状態を得ることができ、断接時に確実に分離することができることにより、作動時の電気抵抗値の変化が過大になる欠点を低減することができるとともに、接触点の接触が不完全であることによる高温現象を防止することのできる、電磁継電器を提供することを旨としている。
上記目的を達成するために、本発明で開示する電磁継電器は、台座と上蓋とを有する筐体と、前記台座内に設置されるコイル組立体と、前記台座内に枢設されるとともに、前記コイル組立体の一側に置かれる回転ブリッジと、前記台座内の第1摺動溝に置かれるとともに、前記回転ブリッジの一側に設けられる第1延長アームと、前記台座内に置かれるとともに、前記第1延長アームの隣側に設けられる第1スイッチ導電片構成部材と、第1クランプ爪組と、前記台座内の第2摺動溝に置かれるとともに、前記回転ブリッジの一側に設けられる第2延長アームと、前記台座内に置かれるとともに、前記第2延長アームの隣側に設けられる第2スイッチ導電片構成部材と、第2クランプ爪組とを備え、かつ前記コイル組立体の軸心両端にそれぞれ第1ヨークアームと第2ヨークアームとが延設され、前記回転ブリッジは、本体と、突き当て片と、連動片とを含み、前記本体は、収容ケースと、前記収容ケース内に置かれる複数個の磁性部材とを有し、前記突き当て片は、前記収容ケースの上端部を貫通して前記収容ケースの上端両端側に第1当接節と第2当接節とが形成され、その内、前記コイル組立体の磁力変化時に、前記回転ブリッジを対応回転し、前記第1当接節が前記第1ヨークアームの末端に接近当接する状態、または前記第2当接節が前記第2ヨークアームの末端に接近当接する状態を形成し、前記連動片は、前記収容ケースの下端部を貫通し、かつ貫通部と、第1係止節と、第2係止節とを有し、前記貫通部は、矩形の片体であり、前記収容ケース内に置かれ、前記第1係止節と前記第2係止節とは、それぞれ前記貫通部の両側に連結され、前記収容ケースの下端部の両側から外向きに延設され、その内、前記第1係止節と前記第2係止節とは、それぞれ前記貫通部に相対して下向き屈折角度を有し、かつ前記第1係止節の端部と前記第2係止節の端部とは、上向き屈折角度を有し、前記第1延長アームの一端は、前記第1係止節と係着連結され、かつ前記第1延長アームは、前記第1摺動溝に上下変位可能にされ、前記第1スイッチ導電片構成部材は、前記台座内に一部固設される第1嵌挿ピン片と、一端が前記台座内の前記第1嵌挿ピン片に固定連結され、他端に接触面を下向きにする第1可動接触点が設けられ、かつ前記他端が前記第1延長アームと係着連結される第1中間弾性片と、前記台座内に一部設置され、前記筐体外まで一部延設される第1リード片とを含み、前記第1リード片の前記台座内に設けられる一端部に接触面を上向きにする第1固定接触点が設けられ、かつ前記第1可動接触点は、前記第1固定接触点の位置に対応して設置され、前記第1クランプ爪組は、前記第1リード片に固定連結されて前記筐体の外部に設置され、前記第2延長アームの一端は、前記第2係止節と係着連結され、かつ前記第2延長アームは、前記第2摺動溝に上下変位可能にされ、前記第2スイッチ導電片構成部材は、前記台座内に一部固設されるとともに、前記台座内の一端に接触面を下向きにする第2固定接触点が設けられる第2嵌挿ピン片と、前記台座内に一部設置され、前記筐体外まで一部延設される第2リード片と、一端が前記台座内に設置される前記第2リード片に固定連結され、他端に接触面を上向きにする第2可動接触点が設けられ、かつ前記他端が前記第2延長アームと係着連結される第2中間弾性片とを含み、前記第2可動接触点は、前記第2固定接触点の位置に対応して設置され、前記第2クランプ爪組は、前記第2リード片に固定連結されて前記筐体の外部に設置される。
本発明の電磁継電器によれば、斬新な構造設計で使用時の作動安全性を有効に増進することができ、より具体的に言えば、前記回転ブリッジの構造を介して電磁継電器内の第1スイッチ導電片構成部材と第2スイッチ導電片構成部材とが、作動時に接触点で同期して接触または断接することができるほか、固定接触点と可動接触点とを接触時に適切な作用力で相互に接触させることができるとともに、断接時には確実に相互に分離させることにより、接触点との断接または接触時に過大な電気抵抗値の変化や高温発生が生じるのを回避することができ、よって、電磁継電器の使用安定性と安全性を向上することができる。さらに、本発明は、各方面の使用効能の細部技術的特徴の向上としては、例えば、前記固定空中ブリッジを介して前記回転ブリッジの回動安定性の向上、前記第1クランプ片組及び前記第2クランプ片組の構造設計、及び補助接点構成部材の設置などが挙げられ、いずれも前記電磁継電器の使用効能を向上させるために用いることができる。
本発明の一実施例の電磁継電器の分解模式図である。 本発明の一実施例の回転ブリッジの構造模式図である。 本発明の一実施例の第1及び第2クランプ爪組の構造模式図である。 本発明の一実施例の第1及び第2クランプ爪組の別の視角からの構造模式図である。 本発明の一実施例の補助接点構成部材の構造模式図である。 本発明の一実施例の補助接点構成部材の平面構造模式図である。 本発明の一実施例の電磁継電器の使用概略図(一)である。 本発明の一実施例の電磁継電器の使用概略図(二)である。 本発明の一実施例の回転ブリッジと補助接点構成部材の作動概略図(一)である。 本発明の一実施例の回転ブリッジと補助接点構成部材の作動概略図(二)である。 本発明の一実施例の別の実施態様の第1及び第2クランプ爪組の分解模式図である。
図1、図2、図5及び図6をまず参照する。それらは本発明の一実施例の電磁継電器の分解模式図、回転ブリッジの構造模式図、電磁継電器の使用概略図(一)及び(二)である。本発明で開示する電磁継電器1は、筐体10と、コイル組立体11と、回転ブリッジ12と、第1延長アーム13と、第1スイッチ導電片構成部材14と、第1クランプ爪組15と、第2延長アーム16と、第2スイッチ導電片構成部材17と、第2クランプ爪組18とを備える。筐体10は、台座101と上蓋102とを有し、上蓋102は、台座101上を覆設するために供される。コイル組立体11は、台座101内に設置され、かつコイル組立体11の軸心両端にそれぞれ第1ヨークアーム111と第2ヨークアーム112とが延設される。
回転ブリッジ12は、台座101内に枢設されるとともに、コイル組立体11の一側に置かれ、回転ブリッジ12は、本体121と、突き当て片122と、連動片123とを含む。本体121は、収容ケース1211と、収容ケース1211内に置かれる複数個の磁性部材1212とを有し、突き当て片122は、収容ケース1211の上端部を貫通して収容ケース1211の上端両端側に第1当接節1221と第2当接節1222とが形成される。その内、コイル組立体11の磁力変化時に、回転ブリッジ12を対応回転し、第1当接節1221が第1ヨークアーム111の末端に接近当接する状態、または第2当接節1222が第2ヨークアーム112の末端に接近当接する状態を形成する。連動片123は、収容ケース1211の下端部を貫通し、かつ連動片123は、貫通部1233と、第1係止節1231と、第2係止節1232とを有し、貫通部1233は、矩形の片体であり、収容ケース1211内に置かれ、第1係止節1231と第2係止節1232とは、それぞれ貫通部1233の両側に連結され、収容ケース1211の下端部の両側から外向きに延設される。その内、第1係止節1231と第2係止節1232とは、それぞれ貫通部1233に相対して下向き屈折角度を有し、かつ第1係止節1231の端部と第2係止節1232の端部とは、上向き屈折角度を有する。
第1延長アーム13は、台座101内の第1摺動溝1011に置かれるとともに、回転ブリッジ12の一側に設けられ、第1延長アーム13の一端は、第1係止節1231と係着連結され、かつ第1延長アーム13は、第1摺動溝1011に上下変位可能にされる。第1スイッチ導電片構成部材14は、台座101内に置かれるとともに、第1延長アーム13の隣側に設けられ、第1嵌挿ピン片141と、第1中間弾性片142と、第1リード片143とを含む。第1嵌挿ピン片141は、台座101内に一部固設される。第1中間弾性片142の一端が台座101内の第1嵌挿ピン片141に固定連結され、他端には接触面を下向きにする第1可動接触点1421が設けられ、かつ他端が第1延長アーム13と係着連結される。第1リード片143は、台座101内に一部設置され、筐体10外まで一部が延設され、第1リード片143の台座101内に設けられる一端部に接触面を上向きにする第1固定接触点1431が設けられ、かつ第1可動接触点1421は、第1固定接触点1431の位置に対応して設置される。第1クランプ爪組15は、第1リード片143に固定連結されて筐体10の外部に設置されることで、外部部品と組み付けるために供される。
第2延長アーム16は、台座101内の第2摺動溝1012に置かれるとともに、回転ブリッジ12の一側に設けられ、第2延長アーム16の一端は、第2係止節1232と係着連結され、かつ第2延長アーム16は、第2摺動溝1012に上下変位可能にされる。第2スイッチ導電片構成部材17は、台座101内に置かれるとともに、第2延長アーム16の隣側に設けられ、第2嵌挿ピン片171と、第2リード片172と、第2中間弾性片173とを含む。第2嵌挿ピン片171は、台座101内に一部固設されるとともに、台座101内の一端には接触面を下向きにする第2固定接触点1711が設けられる。第2リード片172は、台座101内に一部設置され、筐体10外まで一部が延設される。第2中間弾性片173は、一端が台座101内に設置される第2リード片172に固定連結され、他端に接触面を上向きにする第2可動接触点1731が設けられ、かつ他端が第2延長アーム16と係着連結され、第2可動接触点1731は、第2固定接触点1711の位置に対応して設置される。第2クランプ爪組18は、第2リード片172に固定連結されて筐体10の外部に設置されることで、外部部品と組み付けるために供される。
これによって、回転ブリッジ12の構造を介して第1スイッチ導電片構成部材14及び第2スイッチ導電片構成部材17の作動を同期させることができ、すなわち、第1スイッチ導電片構成部材14における第1可動接触点1421と第1固定接触点1431との接触または断接を形成する際に、第2スイッチ導電片構成部材17における第2可動接触点1731と第2固定接触点1711とを同期して接触または断接を形成することができ、電磁継電器1において、安定した電気的な開閉作動を実現することができる。2組のスイッチ導電片構成部材を同期作動させることができるほか、本発明の構造によれば、第1可動接触点1421と第1固定接触点1431、及び第2可動接触点1731と第2固定接触点1711は、比較的大きくて適当な力強さで相互に接触することもでき、及び断接時に確実に相互に分離することができ、よって、電磁継電器1の作動時の電気抵抗値の変化を大幅に低減することができ、こうして電気的な開閉の確実性を向上させることができるほか、電磁継電器1の使用寿命を有効に増加させることも可能となる。
さらに、電磁継電器1は、固定空中ブリッジ19をさらに備えてもよく、それは台座101内に設けられ、かつ一端が第1ヨークアーム111に固定連結され、他端が第2ヨークアーム112に固定連結され、第1ヨークアーム111と第2ヨークアーム112との間に架設される。回転ブリッジ12の収容ケース1211の対向両側にそれぞれ枢軸1213が延設され、台座101と固定空中ブリッジ19には、複数の枢軸1213に対応してそれぞれ枢孔1013,191が開設され、各枢軸1213は、対応の枢孔1013,191内に設置されることで、回転ブリッジ12を複数の枢軸1213を軸心として回転させる。このようにして、固定空中ブリッジ19と台座101の枢孔1013,191を介して複数の枢軸1213の構造に合わせれば、回転ブリッジ12を複数の枢軸1213を軸心として回転させることができるため、回転ブリッジ12の回動安定性を向上させることができる。
より好ましくは、第1延長アーム13は、第1係止溝131を含み、かつ第1係止溝131は、開放端を有し、回転ブリッジ12の第1係止節1231は、第1繋ぎ接合区間12311と第1係着区間12312とを有する。その内、第1係着区間12312は、第1繋ぎ接合区間12311と接合されるとともに、上向き屈折角度を形成し、かつ第1係着区間12312は、第1係止溝131の開放端から入れ置いて第1係止溝131と係着連結される。第2延長アーム16は、第2係止溝161を含み、かつ第2係止溝161は、開放端を有し、回転ブリッジ12の第2係止節1232は、第2繋ぎ接合区間12321と第2係着区間12322とを有し、その内、第2係着区間12322は、第2繋ぎ接合区間12321と接合されて上向き屈折角度を形成し、かつ第2係着区間12322は、第2係止溝161の開放端から入れ置いて第2係止溝161と係着連結される。その内、回転ブリッジ12の第1当接節1221が第1ヨークアーム111の末端に接近当接するとき、第1係着区間12312と第1繋ぎ接合区間12311との接合箇所は、第1係止溝131と互いに接近当接し、第2係着区間12322の末端は、第2係止溝161に接近当接し、回転ブリッジ12の第2当接節1222が第2ヨークアーム112の末端に接近当接するとき、第1係着区間12312の末端は、第1係止溝131と互いに接近当接し、第2係着区間12322と第2繋ぎ接合区間12321との接合箇所は、第2係止溝161に接近当接する。このようにして、回転ブリッジ12の作動をより安定して行うことができるとともに、第1スイッチ導電片構成部材14と第2スイッチ導電片構成部材17との同期作動をより確実に行わせることができる。
このほか、図1及び図3A、図3Bを併せて参照する。その内、図3A及び図3Bは、それぞれ本発明の一実施例の第1及び第2クランプ爪組の構造模式図及び別の視角からの構造模式図である。好適な実施態様において、第1クランプ爪組15は、第1主クランプ片151と、第1副クランプ片152と、第1弾性クランプ片153とを含み、第1主クランプ片151は、第1リード片143に固定連結され、かつ第1副クランプ片152は、第1主クランプ片151に重ね合わせられ、第1弾性クランプ片153は、第1副クランプ片152に重ね合わせられる。その内、第1主クランプ片151と第1副クランプ片152とが互いに相反する屈折方向を有し、重ね合わせられた後、末端に第1クランプ爪口154を形成し、第1弾性クランプ片153と第1副クランプ片152とが同一の屈折方向を有し、かつ第1弾性クランプ片153の屈折箇所は、第1副クランプ片152の屈折箇所に接近当接する。第2クランプ爪組18は、第2主クランプ片181と、第2副クランプ片182と、第2弾性クランプ片183とを含み、第2主クランプ片181は、第2リード片172に固定連結され、かつ第2副クランプ片182は、第2主クランプ片181に重ね合わせられ、第2弾性クランプ片183は、第2副クランプ片182に重ね合わせられる。その内、第2主クランプ片181と第2副クランプ片182とが互いに相反する屈折方向を有し、重ね合わせられた後、末端に第2クランプ爪口184を形成し、第2弾性クランプ片183と第2副クランプ片182とが同一の屈折方向を有し、かつ第2弾性クランプ片183の屈折箇所は、第2副クランプ片182の屈折箇所に接近当接する。第1クランプ爪組15と第2クランプ爪組18は、外部部品を挟持固定するために供されるとともに、導電効能を持っているため、電磁継電器1の使用に有利となり、組付け時には、外部部品を第1クランプ爪組15及び第2クランプ爪組18に挿設させ、外部部品を取り除く時は、抜き出し方式で実施される。なお、上記の技術的特徴によって、第1クランプ爪組15及び第2クランプ爪組18は、抜き差しをしやすい利点を有するようになり、多回の抜き差しの使用により、第1クランプ爪口154または第2クランプ爪口184の間隙に若干の変化が生じることになり、外部部品を組み付けるとともに、使用時の電気抵抗値の変化が過大になってしまい、電磁継電器1の安定性に影響するのを回避することができると同時に、極めて好適な挟持力と高い導電効果を保持することもできる。すなわち、第1主クランプ片151と第1副クランプ片152の屈折方向が相反することによって、第1クランプ爪口154を形成し、及び第2主クランプ片181と第2副クランプ片182の屈折方向が相反することによって、第2クランプ爪口184を形成し、こうして第1弾性クランプ片153の屈折箇所と第1副クランプ片152との接近当接の設計、及び第2弾性クランプ片183の屈折箇所と第2副クランプ片182との接近当接の設計により、第1弾性クランプ片153及び第2弾性クランプ片183を、それぞれ第1クランプ爪口154及び第2クランプ爪口184の閉合箇所に対して与圧を加えて突き押し当てることができ、第1クランプ爪口154及び第2クランプ爪口184の閉合力を増強かつ限定する。なお、閉合箇所とは、第1主クランプ片151と第1副クランプ片152、及び第2主クランプ片181と第2副クランプ片182は、重ね合わせられた後、互いに接近当接する区域を指す。
より好ましくは、第1弾性クランプ片153には、少なくとも1つの第1弾性クランプ片スリット1531が開設され、かつ第1弾性クランプ片スリット1531は、第1弾性クランプ片153の末端から他端に向かって延在し、第2弾性クランプ片183には、少なくとも1つの第2弾性クランプ片スリット1831が開設され、かつ第2弾性クランプ片スリット1831は、第2弾性クランプ片183の末端から他端に向かって延在することで、第1クランプ爪組15及び第2クランプ爪組18をより良好な抜き差し作用を持たせると同時に、挟持力強さを兼ね備えることができる。ここで、第1弾性クランプ片153に1個の第1弾性クランプ片スリット1531が開設され、第2弾性クランプ片183に1個の第2弾性クランプ片スリット1831が開設されることを例示する。
第1弾性クランプ片153及び第2弾性クランプ片183にスリットが開設される以外、第1副クランプ片152には、第1弾性クランプ片スリット1531に対応して少なくとも1つの第1副クランプ片スリット1521が開設され、第2副クランプ片182には、第2弾性クランプ片スリット1831に対応して少なくとも1つの第2副クランプ片スリット1821が開設される状態を1個の好適な実施状態とする。こうして第1クランプ爪組15及び第2クランプ爪組18の使用時の弾性変化をより増大させることができ、抜き差し後、第1クランプ爪口154と第2クランプ爪口184との間隙に変化が発生する可能性を低減することができ、従って導通状態になるごとにこの箇所の電気抵抗値の変化が過大になることを回避することができる。
図1、図4A、図4B、図5、図6、図7A及び図7Bを併せて参照する。その内、図4A及び図4Bは、それぞれ本発明の一実施例の補助接点構成部材の構造模式図及び平面構造模式図であり、図7A及び図7Bは、それぞれ本発明の一実施例の回転ブリッジと補助接点構成部材の作動概略図(一)及び(二)である。電磁継電気の作動状態が正常か否かを容易に確認するために、電磁継電器1は、台座101内に設けられ、かつ回転ブリッジ12の一側に位置する補助接点構成部材2をさらに備え、補助接点構成部材2は、第1接点片組20と、第2接点片21と、切換弾性片22とを有する。第1接点片組20は、上補助片201と下補助片202とを含み、上補助片201の一端が上蓋102外まで延在し、下補助片202の一端に接触面を上向きにする固定補助接触点2021が設けられ、他端が上蓋102外まで延在し、第2接点片21は、第1接点片組20の一側に設けられ、かつ一端が上蓋102外まで延在する。切換弾性片22は、第1接点片組20と第2接点片21との間に横置され、かつ切換弾性片22の一端が台座101内の第2接点片21上に固定連結され、他端には、上補助片201と下補助片202との間に延在し、かつ可動補助接触点221が設けられ、可動補助接触点221は、固定補助接触点2021と接触するか、または断接するために供される。その内、回転ブリッジ12の収容ケース1211に押し棒1214が延設され、切換弾性片22を押し移動させるために供され、回転ブリッジ12の第1当接節1221が第1ヨークアーム111の末端に接近当接するとき、押し棒1214で切換弾性片22を押し移動させて切換弾性片22の可動補助接触点221を固定補助接触点2021と接触させ、回転ブリッジ12の第2当接節1222が第2ヨークアーム112の末端に接近当接するとき、押し棒1214で切換弾性片22を押し移動させないことにより、切換弾性片22の可動補助接触点221を固定補助接触点2021と断接させ、第1可動接触点1421と第1固定接触点1431、第2可動接触点1731と第2固定接触点1711、及び可動補助接触点221と固定補助接触点2021を同期して接触または断接させたりする状態を形成する。このようにして、補助接点構成部材2と第1スイッチ導電片構成部材14及び第2スイッチ導電片構成部材17との同期性に基づいて、電磁継電器1の外部からその作動が正常か否かを確認することができ、電磁継電器1の状態を容易に監視することができる。その内、他の実施状態において、上補助片201にも接触点が設けられ、かつ切換弾性片22を回転ブリッジ12の押し棒1214に応じて変位させるとき、可動補助接点221を固定補助接点2021と分離した後、上補助片201の接触点と接触を形成する。この種の導通設計によれば、外部においても補助接点構成部材2を介して電磁継電器1の状態を監視する効果を得ることができ、例えば、各項の電気的数値が正常か否かを検出することにより、電磁継電器1の作動が正常であるか否かを知ることができる。
電磁継電器1の作動については、図5~図7Bに示すとおりである。コイル組立体11の磁力変化に応じて、回転ブリッジ12は、対応回転して第1当接節1221が第1ヨークアーム111の末端に接近当接する状態、または第2当接節1222が第2ヨークアーム112の末端に接近当接する状態を形成するとともに、これによって、第1スイッチ導電片構成部材14、第2スイッチ導電片構成部材17及び補助接点構成部材2を連動する。図5に示されるのは、回転ブリッジ12の第1当接節1221が第1ヨークアーム111の末端に接近当接する状態であり、第1当接節1221が第1ヨークアーム111の末端に接近当接するとき、第1係止節1231の第1係着区間12312と第1繋ぎ接合区間12311との接合箇所は、第1係止溝131に接近当接すると、第1延長アーム13が移動し、図中では下向きに変位する状態を示し、第1中間弾性片142上の第1可動接触点1421を第1固定接触点1431と接触させ、そして回転ブリッジ12の第2係止節1232の第2係着区間12322の末端が第2係止溝161に接近当接することで、第2延長アーム16を第1延長アーム13とは相反する方向に向けて移動させ、図中では上向きに変位する状態を示し、第2中間弾性片173の第2可動接触点1731は、第2固定接触点1711と接触する。この時、図7Aに示すように、回転ブリッジ12の押し棒1214で切換弾性片22を押し移動させて切換弾性片22の可動補助接触点221を第1接点片組20の固定補助接触点2021と接触させ、第1可動接触点1421と第1固定接触点1431、第2可動接触点1731と第2固定接触点1711、及び可動補助接触点221と固定補助接触点2021を同期して接触する状態を形成する。
図6に示されるのは、回転ブリッジ12の第2当接節1222が第2ヨークアーム112の末端に接近当接する状態であり、第2当接節1222が第2ヨークアーム112の末端に接近当接するとき、第1係止節1231の第1係着区間12312の末端が第1係止溝131に接近当接すると、第1延長アーム13が移動し、図中では上向きに変位する状態を示し、第1中間弾性片142上の第1可動接触点1421を第1固定接触点1431と断接させ、そして回転ブリッジ12の第2係止節1232の第2係着区間12322と第2繋ぎ接合区間12321との接合箇所は、第2係止溝161に接近当接することで、第2延長アーム16を第1延長アーム13とは相反する方向に向けて移動させ、図中では下向きに変位する状態を示し、第2中間弾性片173の第2可動接触点1731は、第2固定接触点1711と断接する。この時、図7Bに示すように、回転ブリッジ12の押し棒1214で切換弾性片22を押し移動させないことにより、切換弾性片22の可動補助接触点221を第1接点片組20の固定補助接触点2021と断接させ、第1可動接触点1421と第1固定接触点1431、第2可動接触点1731と第2固定接触点1711、及び可動補助接触点221と固定補助接触点2021を同期して断接する状態を形成する。
図1及び図8を併せて参照する。その内、図8は、本発明の一実施例の別の実施態様の第1及び第2クランプ爪組の分解模式図である。使用需要に基づいて、第1クランプ爪組15及び第2クランプ爪組18の別の実施態様は、第1弾性クランプ片スリット1531が複数設置される場合、複数の第1弾性クランプ片スリット1531は、平行に配列設置され、第2弾性クランプ片スリット1831が複数設置される場合、複数の第2弾性クランプ片スリット1831は、平行に配列設置される。同様に、第1副クランプ片スリット1521が複数設置される場合、複数の第1副クランプ片スリット1521は、平行に配列設置され、第2副クランプ片スリット1821が複数設置される場合、複数の第2副クランプ片スリット1821は、平行に配列設置されることは、図8に示すとおりである。このようにして、平行に配列される多数個のスリット構造によれば、第1クランプ爪組15及び第2クランプ爪組18の抜き差しの利便性を増大させる効果を奏することができると同時に、充分な挟持力と優れた導電効能を保持することもできる。
上記を総合すると、本発明の電磁継電器1は、斬新な構造設計で使用時の作動安全性を有効に増進することができ、より具体的に言えば、回転ブリッジ12の構造を介して電磁継電器1内の第1スイッチ導電片構成部材14と第2スイッチ導電片構成部材17は、作動時に接触点で同期して接触または断接することができるほか、固定接触点と可動接触点を接触時に適切な作用力で相互に接触させることもできるとともに、断接時に確実に相互に分離させることにより、接触点との断接または接触時に過大な電気抵抗値の変化を生じるのを回避することができるとともに、高温を発生し、よって、電磁継電器1の使用安定性と安全性を向上することができる。さらに、本発明は、各方面の使用効能の細部技術的特徴の向上としては、例えば、固定空中ブリッジ19を介して回転ブリッジ12の回動安定性の向上、第1クランプ片組15及び第2クランプ片組18の構造設計、及び補助接点構成部材2の設置などが挙げられ、いずれも電磁継電器1の使用効能を向上させるために用いることができる。
1 電磁継電器
10 筐体
101 台座
1011 第1摺動溝
1012 第2摺動溝
1013 枢孔
102 上蓋
11 コイル組立体
111 第1ヨークアーム
112 第2ヨークアーム
12 回転ブリッジ
121 本体
1211 収容ケース
1212 磁性部材
1213 枢軸
1214 押し棒
122 突き当て片
1221 第1当接節
1222 第2当接節
123 連動片
1231 第1係止節
12311 第1繋ぎ接合区間
12312 第1係着区間
1232 第2係止節
12321 第2繋ぎ接合区間
12322 第2係着区間
1233 貫通部
13 第1延長アーム
131 第1係止溝
14 第1スイッチ導電片構成部材
141 第1嵌挿ピン片
142 第1中間弾性片
1421 第1可動接触点
143 第1リード片
1431 第1固定接触点
15 第1クランプ爪組
151 第1主クランプ片
152 第1副クランプ片
1521 第1副クランプ片スリット
153 第1弾性クランプ片
1531 第1弾性クランプ片スリット
154 第1クランプ爪口
16 第2延長アーム
161 第2係止溝
17 第2スイッチ導電片構成部材
171 第2嵌挿ピン片
1711 第2固定接触点
172 第2リード片
173 第2中間弾性片
1731 第2可動接触点
18 第2クランプ爪組
181 第2主クランプ片
182 第2副クランプ片
1821 第2副クランプ片スリット
183 第2弾性クランプ片
1831 第2弾性クランプ片スリット
184 第2クランプ爪口
19 固定空中ブリッジ
191 枢孔
2 補助接点構成部材
20 第1接点片組
201 上補助片
202 下補助片
2021 固定補助接触点
21 第2接点片
22 切換弾性片
221 可動補助接触点

Claims (8)

  1. 台座と上蓋とを有する筐体と、
    前記台座内に設置されるコイル組立体と、
    前記台座内に枢設されるとともに、前記コイル組立体の一側に置かれる回転ブリッジと、
    前記台座内の第1摺動溝に置かれるとともに、前記回転ブリッジの一側に設けられる第1延長アームと、
    前記台座内に置かれるとともに、前記第1延長アームの隣側に設けられる第1スイッチ導電片構成部材と、
    第1クランプ爪組と、
    前記台座内の第2摺動溝に置かれるとともに、前記回転ブリッジの一側に設けられる第2延長アームと、
    前記台座内に置かれるとともに、前記第2延長アームの隣側に設けられる第2スイッチ導電片構成部材と、
    第2クランプ爪組と、を備える電磁継電器であって、
    前記コイル組立体の軸心両端にそれぞれ第1ヨークアームと第2ヨークアームとが延設され、
    前記回転ブリッジは、本体と、突き当て片と、連動片とを含み、
    前記本体は、収容ケースと、前記収容ケース内に置かれる複数個の磁性部材とを有し、
    前記突き当て片は、前記収容ケースの上端部を貫通して前記収容ケースの上端両端側に第1当接節と第2当接節とが形成され、前記コイル組立体の磁力変化時に、前記回転ブリッジが対応して回転し、前記第1当接節が前記第1ヨークアームの末端に接近当接する状態、または前記第2当接節が前記第2ヨークアームの末端に接近当接する状態を形成し、
    前記連動片は、前記収容ケースの下端部を貫通し、かつ貫通部と、第1係止節と、第2係止節とを有し、
    矩形の片体である前記貫通部は、前記収容ケース内に置かれ、
    前記第1係止節と前記第2係止節とは、それぞれ前記貫通部の両側に連結され、前記収容ケースの下端部の両側から外向きに延設され、
    前記第1係止節と前記第2係止節とは、それぞれ前記貫通部に相対して下向き屈折角度を有し、かつ前記第1係止節の端部と前記第2係止節の端部とは、上向き屈折角度を有し、
    前記第1延長アームの一端は、前記第1係止節と係着連結され、かつ前記第1延長アームは、前記第1摺動溝に上下変位可能にされ、
    前記第1スイッチ導電片構成部材は、前記台座内に一部固設される第1嵌挿ピン片と、一端が前記台座内の前記第1嵌挿ピン片に固定連結され、他端に接触面を下向きにする第1可動接触点が設けられ、かつ前記他端が前記第1延長アームと係着連結される第1中間弾性片と、前記台座内に一部設置され、前記筐体外まで一部延設される第1リード片とを含み、
    前記第1リード片の前記台座内に設けられる一端部に接触面を上向きにする第1固定接触点が設けられ、かつ前記第1可動接触点は、前記第1固定接触点の位置に対応して設置され、
    前記第1クランプ爪組は、前記第1リード片に固定連結されて前記筐体の外部に設置され、
    前記第2延長アームの一端は、前記第2係止節と係着連結され、かつ前記第2延長アームは、前記第2摺動溝に上下変位可能にされ、
    前記第2スイッチ導電片構成部材は、前記台座内に一部固設されるとともに、前記台座内の一端に接触面を下向きにする第2固定接触点が設けられる第2嵌挿ピン片と、前記台座内に一部設置され、前記筐体外まで一部延設される第2リード片と、一端が前記台座内に設置される前記第2リード片に固定連結され、他端に接触面を上向きにする第2可動接触点が設けられ、かつ前記他端が前記第2延長アームと係着連結される第2中間弾性片とを含み、
    前記第2可動接触点は、前記第2固定接触点の位置に対応して設置され、
    前記第2クランプ爪組は、前記第2リード片に固定連結されて前記筐体の外部に設置され
    前記第1延長アームは、開放端を有する第1係止溝を含み、前記回転ブリッジの前記第1係止節は、第1繋ぎ接合区間と第1係着区間とを有し、前記第1係着区間は、前記第1繋ぎ接合区間と接合されるとともに、前記上向き屈折角度を形成し、かつ前記第1係着区間は、前記第1係止溝の開放端から入れ置いて前記第1係止溝と係着連結され、
    前記第2延長アームは、開放端を有する第2係止溝を含み、前記回転ブリッジの前記第2係止節は、第2繋ぎ接合区間と第2係着区間とを有し、前記第2係着区間は、前記第2繋ぎ接合区間と接合されて前記上向き屈折角度を形成し、かつ前記第2係着区間は、前記第2係止溝の開放端から入れ置いて前記第2係止溝と係着連結され、
    前記回転ブリッジの前記第1当接節が前記第1ヨークアームの末端に接近当接するとき、前記第1係着区間と前記第1繋ぎ接合区間との接合箇所は、前記第1係止溝と互いに接近当接し、前記第2係着区間の末端は、前記第2係止溝に接近当接し、前記回転ブリッジの前記第2当接節が前記第2ヨークアームの末端に接近当接するとき、前記第1係着区間の末端は、前記第1係止溝と互いに接近当接し、前記第2係着区間と前記第2繋ぎ接合区間との接合箇所は、前記第2係止溝に接近当接することを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記台座内に設けられ、かつ一端が前記第1ヨークアームに固定連結され、他端が前記第2ヨークアームに固定連結され、前記第1ヨークアームと前記第2ヨークアームとの間に架設される固定空中ブリッジをさらに備え、
    前記回転ブリッジの前記収容ケースの対向両側にそれぞれ枢軸が延設され、
    前記台座と前記固定空中ブリッジには、複数の前記枢軸に対応してそれぞれ枢孔が開設され、
    各前記枢軸は、対応の前記枢孔内に設置されることで、前記回転ブリッジを複数の前記枢軸を軸心として回転させることを特徴とする、請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第1クランプ爪組は、第1主クランプ片と、第1副クランプ片と、第1弾性クランプ片とを含み、
    前記第1主クランプ片は、前記第1リード片に固定連結され、かつ前記第1副クランプ片は、前記第1主クランプ片に重ね合わせられ、
    前記第1弾性クランプ片は、前記第1副クランプ片に重ね合わせられ、前記第1主クランプ片と前記第1副クランプ片とが互いに相反する屈折方向を有し、重ね合わせられた後、末端に第1クランプ爪口を形成し、前記第1弾性クランプ片と前記第1副クランプ片とが同一の屈折方向を有し、かつ前記第1弾性クランプ片の屈折箇所は、前記第1副クランプ片の屈折箇所に接近当接し、
    前記第2クランプ爪組は、第2主クランプ片と、第2副クランプ片と、第2弾性クランプ片とを含み、
    前記第2主クランプ片は、前記第2リード片に固定連結され、かつ前記第2副クランプ片は、前記第2主クランプ片に重ね合わせられ、
    前記第2弾性クランプ片は、前記第2副クランプ片に重ね合わせられ、前記第2主クランプ片と前記第2副クランプ片とが互いに相反する屈折方向を有し、重ね合わせられた後、末端に第2クランプ爪口を形成し、前記第2弾性クランプ片と前記第2副クランプ片とが同一の屈折方向を有し、かつ前記第2弾性クランプ片の屈折箇所は、前記第2副クランプ片の屈折箇所に接近当接することを特徴とする、請求項に記載の電磁継電器。
  4. 前記第1弾性クランプ片には、前記第1弾性クランプ片の末端から他端に向かって延在する少なくとも1つの第1弾性クランプ片スリットが開設され、
    前記第2弾性クランプ片には、前記第2弾性クランプ片の末端から他端に向かって延在する少なくとも1つの第2弾性クランプ片スリットが開設されることを特徴とする、請求項に記載の電磁継電器。
  5. 前記第1弾性クランプ片スリットが複数設置される場合、複数の前記第1弾性クランプ片スリットは、平行に配列設置され、
    前記第2弾性クランプ片スリットが複数設置される場合、複数の前記第2弾性クランプ片スリットは、平行に配列設置されることを特徴とする、請求項に記載の電磁継電器。
  6. 前記第1副クランプ片には、前記第1弾性クランプ片スリットに対応して少なくとも1つの第1副クランプ片スリットが開設され、
    前記第2副クランプ片には、前記第2弾性クランプ片スリットに対応して少なくとも1つの第2副クランプ片スリットが開設されることを特徴とする、請求項に記載の電磁継電器。
  7. 前記第1副クランプ片スリットが複数設置される場合、複数の前記第1副クランプ片スリットは、平行に配列設置され、
    前記第2副クランプ片スリットが複数設置される場合、複数の前記第2副クランプ片スリットは、平行に配列設置されることを特徴とする、請求項に記載の電磁継電器。
  8. 前記台座内に設けられ、かつ前記回転ブリッジの一側に位置する補助接点構成部材をさらに備え、
    前記補助接点構成部材は、上補助片と下補助片とを含む第1接点片組と、前記第1接点片組の一側に設けられ、かつ一端が前記上蓋外まで延在する第2接点片と、前記第1接点片組と前記第2接点片との間に横置される切換弾性片とを有し、前記上補助片の一端が前記上蓋外まで延在し、前記下補助片の一端に接触面を上向きにする固定補助接触点が設けられ、前記下補助片の他端が前記上蓋外まで延在し、かつ前記切換弾性片の一端が前記台座内の前記第2接点片上に固定連結され、前記切換弾性片の他端には、前記上補助片と前記下補助片との間に延在し、かつ前記固定補助接触点と接触するか、断接するために供される可動補助接触点が設けられ、
    前記回転ブリッジの前記収容ケースに前記切換弾性片を押し移動させるために供される押し棒が延設され、
    前記回転ブリッジの前記第1当接節が前記第1ヨークアームの末端に接近当接するとき、前記押し棒で前記切換弾性片を押し移動させて前記切換弾性片の前記可動補助接触点を前記固定補助接触点と接触させ、前記回転ブリッジの前記第2当接節が前記第2ヨークアームの末端に接近当接するとき、前記押し棒で前記切換弾性片を押し移動させないことにより、前記切換弾性片の前記可動補助接触点を前記固定補助接触点と断接させ、前記第1可動接触点と前記第1固定接触点、前記第2可動接触点と前記第2固定接触点、及び前記可動補助接触点と前記固定補助接触点を同期して接触または断接させたりする状態を形成することを特徴とする、請求項1~のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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