JP7100712B2 - ワークストッカ - Google Patents

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Description

本発明は、測定装置における調節を容易にしたワークストッカに関する。
ワークを順に搬送して加工を行う加工機械ラインには、加工前のワークを投入するため或は、加工後のワークを回収するためにワークストッカが用いられる。そうした加工機械ラインにはオートローダが組み込まれ、ワーク搬送ロボットによって工作機械やワークストッカなどに対し、ワークの受渡しが自動で行われる。その際、ワークストッカでは、ワーク搬送ロボットが同じ高さで受渡し作業を行えるように、昇降台によってワークを搭載するパレットの高さが調整される。そのため、ワークストッカには、パレットやそこに搭載されたえワークを一定の高さで停止させるための測定装置が設けられている。例えば、下記特許文献1には光電センサを使用した測定装置を使用したものが開示されている。特に、光電センサの調節が困難である点に関し、投光器と受光器とがフレキシブルアームによって支持される構成が記載されている。
特開2000-117556号公報
前記従来例は、フレキシブルアームとして多関節アームが使用され、そのアームを捩じったり曲げたりして変形させることにより、投光器と受光器との調節作業にかかる手間が大幅に削減できるというものである。しかし、このような構成は、自由度が高いため調節がしやすいという効果はあるものの、可動範囲が広い分だけ構造が大きくなり、コンパクトに構成されたワークストッカの機体内に設置することは困難である。そして、そもそも光電センサを使用した高さ測定装置は、一対の投光器と受光器を取り扱う必要があるため、作業者が狭いワークストッカの機体内で行う調節作業は手間のかかるものであった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、測定装置における調節を容易にしたワークストッカを提供することを目的とする。
本発明の一態様におけるワークストッカは、ワークを搭載する複数のパレットを周状に並べて移動させるパレット移動装置と、前記パレット移動装置における前記パレットの移動進路上に設けられた受渡し位置にて前記パレットを昇降させるパレット昇降装置と、前記受渡し位置の上方に一定の高さ位置に取り付けられ、前記パレット昇降装置における測定対象物の昇降位置を鉛直方向から測定する高さ測定装置と、前記高さ測定装置からの検知信号に基づき前記パレット昇降装置を制御する制御装置とを有する。
前記構成によれば、パレット移動装置によって複数のパレットが周状に移動し、受渡し位置に移動したパレットがパレット昇降装置によって昇降する。その際、受渡し位置の上方に設置された高さ測定装置によってパレットなどの測定対象物の昇降位置が測定され、検知信号に基づきパレット昇降装置が制御される。この測定対象物の上方に設置された高さ測定装置は、従来の光電センサのように測定に際してワーク形状などの影響を受けにくく、容易に調節することもできる。
加工機械ラインの終端部分を示した正面図である。 ワークストッカを中継装置から示した内部の側面図である。 ワークストッカ内のパレット移動装置を簡易的に示した平面図である。 パレット昇降装置を示した側面図である。 パレット昇降装置を示した斜視図である。
次に、本発明に係るワークストッカの一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。本実施形態のワークストッカは加工機械ラインの一部として構成されたものであり、図1は、加工機械ラインの終端部分を示した正面図である。具体的には、ワークストッカと、中継装置および工作機械が示されている。加工機械ライン1は、複数台の工作機械3が横並びに配置され、加工順に従ってワークWを搬送するオートローダが組み込まれている。加工機械ライン1には、前面部分にワーク搬送ロボット4が移動する搬送空間が形成され、工作機械3の前方側からワークの受け渡しが行われるようになっている。
各工程の加工を終了したワークWは、中継装置5やワークストッカ7へと送り込まれる。中継装置5には仮置き台501が設けられ、そこに置かれた加工済みのワークWに対して検測などが行われるようになっている。中継装置5やワークストッカ7には、図示するように、多関節のワーク搬送ロボット4が横方向から進入してワークWの受渡しが行われる。ワークストッカ7に対しては、中継装置5を通り越してワーク搬送ロボット4が届くように、中継装置5の横幅寸法が小さく設計されている。本実施形態では、工作機械3やワークストッカ7の横幅が450mmとコンパクトであるが、中継装置5は更にその半分の225mmである。
ここで、図2は、ワークストッカ7を中継装置5側から示した内部の側面図である。また、図3は、ワークストッカ7内に構成されたパレット移動装置を簡易的に示した平面図である。ワークストッカ7は、複数のパレット21を長円形の進路に従って周方向に移動させるパレット移動装置11がベース15の上に構成されている。パレット移動装置11は、走行台22に対して3本の長い位置決めピン23が上方に突き立てられており、パレット21は、この位置決めピン23に拘束されるようにして走行台22の上に搭載されている。円盤形状のパレット21は、放射状に3つのスリット211が形成され、3本の位置決めピン23によってそれぞれが貫かれた状態で走行台22に搭載されている。
パレット21は、水平な姿勢を保ちながら、位置決めピン23に沿って鉛直方向の移動が可能であり、その上には複数のワークWが積み上げられるようになっている。パレット移動装置11は、図3において一点鎖線で示す無端のローラチェーン24に複数の走行台22が連結されている。そのローラチェーン24は、長手方向両端の円弧部に軸支された一対のスプロケット26に掛け渡されており、一方のスプロケット26には移動用モータが連結されている。また、ベース15上には長円形の進路に従って複数のローラ25(図4参照)が取り付けられ、ローラチェーン24に連結された複数の走行台22が、回転するローラ25に支えられるようにして移動する構成がとられている。
パレット移動装置11では、移動用モータの回転制御によって、ローラチェーン24に連結された複数の走行台22が一斉に移動し、所定のパレット21が受渡し位置Pに止められるようになっている。受渡し位置Pは、ワーク搬送ロボット4によってワークWの受渡しが行われる位置であり、ワークストッカ7では移動進路の長手方向端部に設けられている。そして、その受渡し位置Pに合わせるように、機体カバー16の側壁には、図2において一点鎖線で示すような範囲に、ワーク搬送ロボット4が進入可能な作業窓27が形成されている。本実施形態のワークストッカ7は、ライン終端部にあるためワーク搬送ロボット4からワークWを受け取ることになるが、ライン始端部であれば受渡し位置Pのパレット21からワークWが取り出されることになる。
次に、ワークストッカ7は、受渡し位置Pのパレット21を昇降させるパレット昇降装置12が設けられている。図4及び図5は、パレット昇降装置12を示した側面図と斜視図である。両図面では、走行台22に設けられた3本の位置決めピン23は省略されている。ワークストッカ7では、ワーク搬送ロボット4とのワークWの受渡しが、移動進路上の受渡し位置Pにおいて、一定の受渡し高さHで行われる。そのため、パレット昇降装置12は、受渡し位置Pに停止したパレット21を位置決めピン23に沿って昇降させるよう構成されている。
パレット昇降装置12は、ワークストッカ7の前端部に設けられ、ベース15に対して支柱31が鉛直方向に起立して固定されている。その支柱31には、機内側の側面にスライドレール32が鉛直方向に沿って固定され、そのスライドレール32に対して昇降台33のスライドが摺動可能に嵌め合わされている。そして、スライドレール32に沿って摺動自在な昇降台33には、昇降動作を行わせるための駆動機構が連結されている。その駆動機構は、支柱31内部の上部と下部とに一対のスプロケット37,38が軸支され、昇降チェーン39が掛け渡されている。そして、下方のスプロケット38の回転軸には昇降用モータ41が連結されている。
1本の昇降チェーン39は、その両端が昇降台33に固定された上下一対のブラケット333,335にそれぞれ連結され、昇降用モータ41の回転を受けて周方向に送られるようになっている。昇降台33は、上下に位置するスプロケット37,38の間で昇降チェーン39に連結され、昇降用モータ41の駆動制御によって昇降チェーン39の送り量に従った高さ調節が可能になっている。そうした昇降台33には、パレット21を下から持ち上げるための支持プレート42が固定さている。支持プレート42は、二股形状であって、円形のパレット21の周縁部分を左右両側と付け根部分の3個所において、下から支えて持ち上げるようにしたものである。
ワークストッカ7では、受渡し位置Pに停止したパレット21が更に所定の高さにまで上昇して停止し、そこでワーク搬送ロボット4からのワークWの受け取りが行われる。すなわち、パレット21の上に複数のワークWが積み重ねられるが、ワーク搬送ロボット4からの受渡しは常に一定の高さで行われる。そのため、パレット21や、そこに搭載された一番上のワークWが一定の受渡し高さに停止するように、昇降台33を昇降させる昇降用モータ41の駆動制御が行われる。これまでは光電センサが使用され、高さを検知した検知信号に基づいて停止制御が行われていたが、本実施形態では距離測定装置13を使用した構成となっている。
機体カバー16の内部には、図5に示すように骨組み17が組まれており、距離測定装置13は、機体カバー16の天井部分に位置するように取り付けられている。骨組み17には、4面に溝が形成されたアルミフレームが使用され、ほぼ90度に湾曲した2本の縦フレーム51の間に、天井部分に位置する横フレーム52が連結されている。横フレーム52の端部には金具53が固定され、その金具53を貫通したボルトが、縦フレーム51の溝511内に入れられたナットに螺合している。よって、ボルトを緩めることにより、縦フレーム51の溝511内をナットが移動することが可能になり、横フレーム52の機体前後方向における位置の調整が可能となっている。
また、横フレーム52には、ブラケット55を介して距離測定装置13が取り付けられている。ブラケット55にはボルトが貫通し、そのボルトが横フレーム52の溝521内に入れられたナットに螺合している。よって、ボルトを緩めることにより、横フレーム52の溝521内をナットが移動することが可能になり、ブラケット55に取り付けられた距離測定装置13について、機体幅方向における位置調整が可能となっている。
距離測定装置13は、半導体レーザを使用したレーザセンサによって構成されたものであり、照射されたレーザ光Lが測定対象物を反射して受光器へ入射することにより、受光時の変化に応じて測定対象物との距離の計測が行われる。本実施形態では、受渡し位置Pのパレット21の上面或いは、その上に搭載されたワークWの上面を測定面とし、その距離を測定するように距離測定装置13が取り付けられている。その際、凹凸のあるワークWの形状に応じ、横フレーム52の機体前後方向の位置と、距離測定装置13の機体幅方向における位置の微調整が行われる。
前述したように、ワーク搬送ロボット4とのワークWの受渡しは一定の受渡し高さHで行われる。この点、距離測定装置13には、昇降するパレット21やワークWとの距離計測値について、受渡し高さHを引き出すための閾値(距離D)が設定されている。そして、距離測定装置13からは、距離計測値がその閾値を切った場合に制御装置18へとON信号が送信され、それ以上の場合にはOFF信号が送信されるようになっている。ワークストッカ7には機体後部に制御装置18が搭載され、各装置の駆動制御が行われるようになっている。なお、距離測定装置13としては、レーザセンサ以外にも、例えば測定対象物に照射した超音波が受信部に到達するまでの所要時間に基づいて距離を計測するような超音波センサを使用したものであってもよい。
続いて、以上のような構成のワークストッカ7における作用効果を説明する。ワークストッカ7は、パレット移動装置11によって複数のパレット21が機内を移動し、加工機械ライン1の供給側であれば、ワークWを搭載したパレット21が受渡し位置Pに位置決めされ、本実施形態のように排出側に設置されたものであれば、加工済みワークWを受け取るパレット21が受渡し位置Pへと位置決めされる。具体的には、制御装置18における移動用モータに対する回転制御によって、先ず、ローラチェーン24の送り量が特定され、一斉に移動する複数の走行台22のうち所定のものがパレット21を載せて受渡し位置Pに位置決めされる。
次に、受渡し位置Pに位置決めされたパレット21は、パレット昇降装置12によって所定の高さにまで持ち上げられる。その受渡し高さHは、ワーク搬送ロボット4が受渡し作業を行う高さであり、パレット21だけの場合には、そのパレット上面が受渡し高さHになるように位置決めされ、パレット21にワークWが搭載されている場合には、ワーク上面が受渡し高さHになるように位置決めされる。なお、パレット21に対するワークの搭載量は、積載総重量と位置決めピン23の高さに対応して決められる。本実施形態の場合は最大5個のワークWが重ねられるため、搭載するワークWの数が多くなるに従い、受渡しの際のパレット21の高さは徐々に低くなる。
所定のパレット21が受渡し位置Pに送られて位置決めされると、その下には昇降台33と一体の支持プレート42が配置されている。昇降台33は、昇降用モータ41の駆動によって昇降チェーン39に回転が与えられ、スライドレール32に沿って上下方向に移動する。そこで、ワークストッカ7が、ワーク搬送ロボット4からワークWを受け取る場合には、ローラ25の高さに待機していた支持プレート42が昇降台33に従って上昇し、その支持プレート42によってパレット21が下から持ち上げられる。その際、パレット21は、3本の位置決めピン23にガイドされるようにして水平な姿勢を維持して移動する。
パレット21に加工済みのワークWが搭載されると、次の加工済みワークWを受け取るため、パレット21の高さはワーク1個分だけ下降する。すなわち、受渡し高さHにパレット21の上面が合わせられていたが、次の受取りでは搭載されているワークWの上面が受渡し高さHになるように位置決めされる。そのため、ワークWの上面が受渡し高さHに合うように、昇降用モータ41の駆動によって昇降台33が下降することとなる。こうして上下動するパレット21或いはその上のワークWには、上方に位置する距離測定装置13からレーザ光Lが照射されている。その距離測定装置13は、パレット21又はワークWを反射したレーザ光Lを基に、そのパレット21などとの距離が計測され、その距離計測値が予め設定されている閾値(距離D)に達したか否かの確認が行われている。
パレット21が受渡し高さHにまで上昇して位置決めされる場合は、距離測定装置13からOFF信号が制御装置18へと送信され、その間はパレット21が上昇する。そして、距離測定装置13の距離計測値が閾値(距離D)を切った時点でON信号が制御装置18へと送信され、パレット21の上昇が停止して受渡し高さHに位置決めされる。その後、ワークWが重ねられる場合には、昇降台33の下降に伴ってワークWの上面までの距離が計測される。こうした下降時の位置合わせでは、距離測定装置13から制御装置18へと送信される信号が、受渡し高さHを基準にON信号からOFF信号に切り替えられる。そこで、OFF信号が制御装置18へと送信され、ワークWの下降が停止して受渡し高さHに位置決めされることとなる。
よって、本実施形態のワークストッカ7によれば、パレット21などの測定対象物を上方に設置した距離測定装置13によって測定するため、従来の光電センサのようにワークWの形状などの影響を受けにくく、パレット21などを受渡し高さHに正しく位置決めすることができる。そして、パレット21などの測定対象物の上面にレーザ光Lを照射するため、薄型ワークであったとしても距離測定装置13の調節作業は極めて容易である。また、距離測定装置13は、機体カバー16の天井部分に設置され、その下にはワーク搬送ロボット4が入る広い作業空間があるため、作業者による調整作業が行い易くなっている。
ワークストッカ7のパレット移動装置11は、パレット21を長円形の進路に従って周方向に移動させる構成であり、その長手方向端部に受渡し位置Pがあるため、距離測定装置13も機体前部にある。そのため、ワークストッカ7は、横幅が450mmのコンパクトな構造であって、従来のように光電センサを使用すると作業者が機内の奥に手を入れて調整作業を行うこともあるが、本実施形態であれば機体前方に立った作業者が簡単に距離測定装置13の調整作業を行うことができる。しかも、距離測定装置13の調整は、光電センサのように機器そのものを動かすことはほとんどなく、閾値の変更すなわち数値の入力だけでよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では距離測定装置13によって測定される値について、閾値を受渡し高さHを引き出すため距離Dだけとしているが、更により大きな距離の閾値を設定し、上昇速度を変化させる等してもよい。
1…加工機械ライン 3…工作機械 4…ワーク搬送ロボット 5…中継装置 7…ワークストッカ 11…パレット移動装置 12…パレット昇降装置 13…距離測定装置 21…パレット 17…骨組み 18…制御装置 23…位置決めピン 24…ローラチェーン 26…スプロケット 33…昇降台 39…昇降チェーン 41…昇降用モータ 42…支持プレート D…閾値(距離) H…受渡し高さ P…受渡し位置 W…ワーク

Claims (4)

  1. ワークを搭載する複数のパレットを周状に並べて移動させるパレット移動装置と、
    前記パレット移動装置における前記パレットの移動進路上に設けられた受渡し位置にて前記パレットを昇降させるパレット昇降装置と、
    前記受渡し位置の上方に一定の高さ位置に取り付けられ、前記パレット昇降装置における測定対象物の昇降位置を鉛直方向から測定する高さ測定装置と、
    前記高さ測定装置からの検知信号に基づき前記パレット昇降装置を制御する制御装置と、
    を有するワークストッカ。
  2. 前記パレットの移動進路は、ストッカ本体の前後方向に長い長円形であり、前記受渡し位置が、前記ストッカ本体の前部に位置する前記移動進路の長手方向端部である請求項1に記載のワークストッカ。
  3. 前記高さ測定装置は、パレットまたはワークの上面に照射したレーザ光の反射を基に、当該パレットまたはワークが設定された高さに達したことを検知し、前記制御装置に対して検知信号を発信するものである請求項1又は請求項2に記載のワークストッカ。
  4. 前記高さ測定装置は、一又は二以上の高さの設定に従い検知信号を発信する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のワークストッカ。
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