JP7099389B2 - ショット処理装置及びショット処理装置の制御方法 - Google Patents

ショット処理装置及びショット処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ショット処理装置及びショット処理装置の制御方法に関する。
高圧気体流にショット材を混合した固気二相流を噴射ノズルより被加工物に向けて噴射することで、ブラスト加工やショットピーニングなどの表面処理をするショット処理装置は広く知られている。ショット処理装置は、高圧ガス発生源からノズルまでの経路中にショット材を圧送して高圧ガスと混合し、固気二相流として噴射するタイプと(直圧式)、ノズル内部で発生した負圧によりショット材をノズル内部に吸引して高圧ガスと混合し、固気二相流として噴射するタイプと(吸引式)、がある。直圧式のショット処理装置は、表面処理を行う能力が高い利点がある。
直圧式のショット処理装置は、高圧ガスの流路にショット材を噴射するノズルまでショット材を圧送するための加圧タンクを備えている。加圧タンクのショット材供給口には、ショット材の供給・停止を行うための弁装置が備えられている。弁装置は、ショット材と直接接触する機会が多いため、可動部分や弁体が破損する恐れがある。その結果、弁装置の動作不良や加圧タンクの密閉性の劣化が生じる恐れがある。
特許文献1には、上下2つのタンク、ショット材の検出皿、上タンクのショット材供給部に設けられる上タンクバルブ、上下のタンク間に設けられる下タンクバルブ、を備えており、検出皿によるショット材の増減の検出に基づいて、上下のバルブを開閉するタイミングを制御して、ショット材を自動供給する装置が開示されている。
この装置では、各バルブを駆動するためのシリンダは直線摺動する構成であり、ショット材の落下通路の直下に設けられている。そのため、各シリンダがショット材と接触するので、動作不良生じたり破損したりするおそれがある。
特許文献2には、直線摺動するシリンダ(アクチュエータ)で球状の弁体を駆動することにより、ショット材の供給量を制御するエアブラスト装置が開示されている。
この装置では、シリンダロッドは、ショット材の落下通路からずれた位置に設けられているが、ショット材が接触する機会が少ないとはいえない。また、弁体がショット材の落下通路の直下にあるので、上述と同様に弁装置の耐久性に問題が生じる恐れがある。
特開昭57-15670号公報 特開2013-141733号公報
本発明が解決しようとする課題は、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置及びショット処理装置の制御方法を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明の一側面は、高圧気体流にショット材を混合してノズルから被加工物に向けて噴射するショット処理装置である。ショット処理装置は、ホッパーと、加圧タンクと、弁装置と、を含む。ホッパーは、ショット材を貯留する。加圧タンクは、ホッパーの下部に連通しており、内部が加圧される。弁装置は、ホッパーと加圧タンクとの連通部に配置されている。弁装置は、弁体及び弁座を含む。弁体が弁座を押す押圧力は、加圧タンク内の圧力より低く設定されている。
このような構成によれば、弁体と弁座との間にショット材が挟まったとしてもその周囲のエアの加圧力のほうが高いので、挟まったショット材を弁体と弁座との間の挟まり状態から効率良く除去できる。従って、弁体や弁座への摩耗を防止することができる。
本発明の一態様においては、弁座は、下方に突出する突起を備える。
このような構成によれば、小さな面積の突状の頭頂部だけが弁体と当接するので、接触面積が小さくなり、ショット材が挟みこむことを抑制できる。結果、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置が提供できる。
本発明の一態様においては、突起は、突条である。
このような構成によれば、弁座と弁体との接触面積を少ない面積とすることができるので、弁座と弁体との間にショット材が挟まり難くなり、弁座及び弁体の摩耗等を抑制することができる。
本発明の一態様においては、弁座に当接する弁体の表面が、平坦面である。
このような構成によれば、小さな面積の突状の頭頂部が平坦面とだけ当接するので、確実に接触面積を小さくすることができる。その結果、ショット材が挟みこむ可能性がより小さくなるので、より耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置が提供できる。
本発明の一態様においては、突条は、弁座の開口部を囲むように略円形形状である。
このような構成によれば、簡易に突条を形成することができる。
本発明の一態様においては、突条は、弾性体のOリングである。
このような構成によれば、ショット材の挟みこみを抑制するための突条に、弁座と弁体との密閉手段を兼用させることができるので、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置を安価に提供することができる。
本発明の一態様においては、弁装置は更に弁駆動体機構を備える。弁駆動体機構は、弁体を弁座に当接、又は弁体を弁座から離間する位置に到らせる機構である。弁体駆動機構は、弁体が弁座から離間しているときに、平坦面が略下方を向くように駆動する。
このような構成によれば、上方から流下してくるショット材が平坦面に付着しにくくなるので、挟みこむことを抑制できる。従って、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置が提供できる。
本発明の一態様においては、弁体駆動機構は、弁体が弁座から離間しているとき、弁体が、ホッパーから流下するショット材の仮想流域の外に退避するように駆動する。
このような構成によれば、より上方から流下してくるショット材が平坦面に付着しにくくなるので、ショット材の挟みこみを抑制できる。その結果、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置が提供できる。
本発明の一態様においては、弁体駆動機構は、弁体を、弁座に当接する位置と、退避する位置との間を、略円弧軌道を描きながら移動させる。
このような構成によれば、円弧軌道を描くように離間/押圧軌道を形成することで、上述した弁体の平坦面を下方に向かせることができる。また、弁体を仮想流域の外に退避させることを、1つのアーム手段で実現させることができる。従って、簡易で安価に耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置を提供することができる。
本発明の別の側面は、ショット処理装置の制御方法である。ショット処理装置は、ホッパーと、加圧タンクと、弁装置と、ノズルと、を含む。ホッパーは、ショット材を貯留する。加圧タンクは、ホッパーと連通している。弁装置は、ホッパーと加圧タンクの連通部に配置されており、連通部を開閉する。ショット処理装置の制御方法は、以下の(1)~(4)を含む。
(1)加圧タンク内を一時的に大気圧に開放すること、
(2)加圧タンク内が大気圧とされたことを検知したときに、弁装置を開いてホッパー内のショット材を加圧タンク内へ流下供給させること、
(3)加圧タンク内にショット材が所定時間及び/又は所定量流下供給されたときに弁装置を閉じること、
(4)弁装置を閉じたときに加圧タンク内を加圧すること、
弁装置による連結部の開閉は、弁装置に含まれる弁体及び弁座を相互に当接させ、それらを相対的に押圧することで行う。そして、加圧タンク内を加圧したときの弁体が弁座を押す押圧力を、加圧タンク内の圧力より低く設定する。
このような構成によれば、弁体と弁座との間にショット材が挟まったとしてもその周囲のエアの加圧力のほうが高いので、挟まったショット材を弁体と弁座との間の挟まり状態から効率良く除去できるので、弁体や弁座への摩耗を防止することができる。
本発明の一態様においては、上記制御方法は、弁装置を開いたときに、弁体をショット材の仮想流域の外に退避させる。
このような構成によれば、上方から流下してくるショット材が弁体に付着しにくくなるので、挟みこむことを抑制できる。従って、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置が提供できる。
本発明の一態様においては、上記制御方法は、弁装置を開いたときに、弁体が弁座に当接させる側の面を下方に向くように待避させる。
このような構成によれば、上方から流下してくるショット材が、弁体の弁座に当接させる側の面に付着しにくくなるので、挟みこむことを抑制できる。従って、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置が提供できる。
本発明によれば、耐久性の高い弁装置を備えたショット処理装置及びショット処理装置の制御方法を提供することができる。
本発明の一実施形態として示したショット処理装置の概略構成図である。 図1に示すショット処理装置の要部の側断面図である。 図2のP矢印方向から見たショット処理装置の側断面図である。 本発明の実施形態における弁装置の拡大側断面図(a)と(a)のA-A矢視断面図(b)である。 本発明の実施形態における弁装置の作用を説明する図であって、弁装置の拡大側断面図(a)と(a)のB-B矢視断面図(b)である。 本発明の実施形態における弁装置の作用を説明する図であって、弁装置の拡大側断面図である。 本発明のショット処理装置1の概略的な動作工程を説明するためのフローチャートである。 本発明のホッパーと加圧タンクの連通部の模式的な拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態におけるショット処理装置1の概略構成図である。ショット処理装置1は、ショット材供給のためのホッパー2、ショット材を貯留する加圧タンク4、ホッパー2と加圧タンク4との間に設けられる弁装置3、ノズル11からのショット材9の噴射によってワーク5を加工する区画を内部に持つキャビネット6、制御部7を備えている。
ホッパー2はショット材を貯留するとともに、当該ホッパー2下方に連通する加圧タンク4に該ショット材を流下供給する。加圧タンク4は、前記ホッパー2から適宜供給された前記ショット材を内部の圧力を上昇させることで、下方と連通する噴射ホース12に圧送する。
前述したように、ホッパー2と加圧タンク4との間の連通部4aには、弁装置3が設けられている。また加圧タンク4には、この加圧タンク4を加圧し、ショット材9を圧送するための噴射エアを供給するエア供給口10を備えているとともに、ショット材9をキャビネット6内のノズル11まで圧送するための噴射ホース12に連結されている。
弁装置3は、前記ホッパー2の前記加圧タンク4との連通部4aを開閉する弁座28a(後述)と、その弁座28aの開口部27(後述)を開閉する弁体41(後述)とからなり、この弁体41は、アクチュエータ8(駆動源)によって弁座28a並びに開口部27を開閉させている。
キャビネット6は、その底部を回収ダクト13に連結され、回収ダクト13は、回収した前記ショット材9を前記ワーク5加工により生じた塵埃と分離して循環供給するための機構(図示せず)に連結されている。ここで、噴射エア供給口10、ノズル11、噴射ホース12は、噴射装置14を構成している。
制御部7は当該ショット材処理装置1の動作を統括しているCPU、メモリ、各種バスなどからなるマイコンである。
ショット処理装置1の動作は、制御部7によって制御されている。具体的には、制御部7は、ホッパー2から加圧タンク4へのショット材9の供給、弁装置3のアクチュエータ8による開口部の開閉駆動、加圧タンク4への加圧及びショット材9の圧送のためのエア供給口10の開閉動作及び噴射エア圧の調整、ノズル11におけるワーク5へのショット材9の噴射制御等、を行う。制御部7は、点線矢印で示したように各被制御部との通信によってショット処理装置1を駆動制御している。
次に、弁装置3の詳細について説明する。図2は、弁装置3の側断面図で、図3は、図2の矢印P方向からの弁装置3の側断面図である。
弁装置3は、ホッパー2と加圧タンク4との間の連通部4aに設けられたものである。連通部4aは、上壁21、側壁22、及び、下壁23で画成される弁体空間24を有している。弁体空間24は、上壁21に形成されたショット材供給口25と下壁23に形成された加圧タンクへ4へのショット材落下口26によって、ホッパー2と加圧タンク4と連通するように設けられている。ショット材供給口25には、このショット材供給口25に連通する開口部27を有する弁座構成部材28がボルト等によって上壁21に固定されている。弁座構成部材28の開口部27はショット材を加圧タンク4内に落下可能とするものであり、この弁座構成部材28の開口部27の周囲の下面は、弁座28aとされている。ここで、開口部27は、弁座28aの開口部を構成している。
弁体空間24内には、ショット材の供給路となるショット材の落下通路(ホッパー2から流下するショット材9の仮想流域)Rの側方に設けられた弁支持軸29に固定されている支持体30が備えられている。支持体30は、弁体41を支持しており、弁支持軸29の回転によって、支持体30と弁体41は、実線で描かれた弁閉塞位置Tと2点鎖線で描かれた弁開放位置Uとの間で回動可能となっている。弁体41は、弁座構成部材28の開口部27を弁閉塞位置Tで閉塞する。弁支持軸29は、ロータリーアクチュエータ31の主軸31aに連結され、ロータリーアクチュエータ31の駆動により、円矢印Qで示されるように回転駆動される。このとき、弁支持軸29の中心軸は、支持体30の回動支点となっている。弁体41は、その詳細については後述するが、開口部27を閉塞する位置において、支持体30に対してバネ42(付勢部材)により弁座28a方向に付勢されている。
上述した各構成要素のうち、弁座構成部材28、弁支持軸29、支持体30、ロータリーアクチュエータ31、弁体41、バネ42は、弁装置3を構成している。また、弁支持軸29、支持体30、ロータリーアクチュエータ31、バネ42は、弁体駆動機構31Aを構成している。
図4(a)は、図2における弁装置3の拡大断面図である。図4(b)は、図4(a)のA-A矢視断面視図である。支持体30は、駆動アーム46、支持ホルダ45、付勢部材ホルダ43を備えており、駆動アーム46の基礎部は支持ホルダ45と共にボルトによって弁支持軸29に固定されている。
弁体41は、弁体41の弁座構成部材28の弁座28aと当接する閉塞面41dの反対側に(図4(a)において下方に)突出する円筒状の突出部41aを有し、円筒状の突出部41aの中心軸を含む内側に円筒状の凹部41bを有している。円筒状の凹部41bは、内径が41bよりもさらに小さい凹部41cを有している。付勢部材ホルダ43は、弁体41に形成された円筒状の凹部41bに間隙Sをもって位置する径で円筒状に形成されている。付勢部材ホルダ43は、凹部41bに向かう円筒状の凹部43cを有している。バネ42は、弁体41の凹部41cと付勢部材ホルダ43の凹部43cによって画成される空間に弁体41と付勢部材ホルダ43が離間する方向に付勢されるように圧縮されて収納される。
弁体41には、図4(a)において点線で示しているように、長孔48が形成されている。付勢部材ホルダ43には、係合孔44が形成されている。弁体41と付勢部材ホルダ43は、弁体41の長孔48と付勢部材ホルダ43の係合孔44に、係合ピン47をはめ込むことによって連結されている。この場合、付勢部材ホルダ43の係合孔44の径は、係合ピン47の径より少し小さく形成されており、係合ピン47を打ち込むことによって密に嵌合されている。弁体41の長孔48は、図4(a)に点線で示すように楕円をなして係合ピン47より大きく形成されている。
上記の構成のもとに、弁体41は、付勢部材ホルダ43に対し、バネ42により付勢された状態で係合ピン47の軸線回りに一定範囲で回動可能である。また、係合ピン47は、弁体41の長孔48に係合させた構成であるから、係合ピン47の軸線方向の各端部を長孔48内において移動可能である。このことにより、弁体41の弁座28aに向かう閉塞面41dにおいて、その中心軸W(図4(a)参照)はいずれの方向にも揺動可能である。したがって、閉塞面41dは、この閉塞面41dが接触する弁座28aに対して倣うように接触可能となる。
本実施形態においては、弁体41、弁座構成部材28は金属等の鋼材で形成されている。弁体41の閉塞面41dは、平坦面に形成され、鏡面仕上げされている。弁座28aには、環状の溝49aが形成されており、この溝49aにはOリング49が嵌合されている。このOリング49は、開口部27を囲むように略円形形状で下方に突出する突条を形成している。
次に、ショット処理装置1の概略的な動作工程について図1と図7を参照して説明する。図7は、ショット処理装置1の概略的な動作工程を説明するためのフローチャートである。
ショット処理装置1において、当初、ホッパー2と連通する弁装置3の開口部27は閉塞している。噴射エアを供給するエア供給口10は開かれ、加圧タンク4はショット処理加工が可能なように加圧された状態となっている。ノズル11からのショット材9の噴射は止まっている。
ショット処理工程がスタートすると(S00)、ノズル11からワーク5へのショット材9の噴射が開始され、噴射ホース12の途中に設けているピンチバルブ(図示せず)のオンオフによってワーク5の加工が継続的に行われる(S01)。
加圧タンク4内のショット材9は、ワーク5への加工によって消費される。加圧タンク4内のショット材9の量はセンサー(図示せず)によってモニターされており、規定値以上のショット材9が加圧タンク4内に貯留されている場合(S02の条件No)ショット材噴射加工(S01)が継続される。加圧タンク4内のショット材9が、規定値以下の量になると(S02の条件Yes)、ノズル11からのショット材9の噴射は停止させられ、エア供給口10は閉じられる。次いで、加圧タンク4を大気圧に戻すための吸気口(図示せず)が開かれる。次いで、加圧タンク4が大気圧になるまで加圧タンク4に外部の空気が導入される(S03)。加圧タンク4が大気圧になると、弁装置3のアクチュエータ8が開駆動され、弁装置3の開口部27が開口され、吸気口は再び閉じられる(S04)。
次に、ホッパー2からショット材9が流下され、弁装置3の開口部27を通過して加圧タンク4にショット材9が供給される(S05)。ショット材9が所定量供給されたかどうかは経過時間又はセンサによってモニターされ、ショット材が所定時間及び/又は所定量の流下供給に満たない場合は(S06の条件No)、ショット材の流下は継続される(S05)。ショット材が所定時間及び/又は所定量の流下供給に至った場合(S06の条件Yes)、ショット材の流下を停止させる(S07)。その後、弁装置3のアクチュエータ8が閉駆動され、弁装置3の開口部27を閉塞させる(S08)。次に、エア供給口10が開かれ、噴射エアが加圧タンク4内に導入される。噴射エアの導入によって、加圧タンク4内が加圧される。このとき噴射エアの圧力は、加圧タンク内の圧力が定められた圧力となり、ショット材圧送機構(図示せず)に充分な圧力が加わるように制御される(S09)。加圧タンク4内の圧力とショット材圧送機構への加圧が充分な状態となると、前述した当初の状態にもどる(S10)。その後、ショット処理工程スタート(S00)からの一連の工程が繰り返される。
さらに、上記のような構成を有する弁装置3について、ショット材供給から加圧タンク加圧までの一連の動作を図2、図3、図5、図6を参照して以下に説明する。
上述した当初の状態において、加圧タンク4は大気圧にされており、弁装置3の弁体41は、図2の2点鎖線Uで示すごとく、開口部27から離間してショット材の落下通路Rの側方へ退避する位置に位置決めされている。このようにショット材の落下通路Rが上部のホッパー2と開口部27を通じて連通している状態で、上部のホッパー2からショット材の落下通路Rを経て、加圧タンクにショット材が落下供給される。充分なショット材が供給された後、図3のロータリーアクチュエータ31によって円矢印Qの方向に弁支持軸29が回転し、図2において実線で示された位置Tまで支持体30が移動し、弁体41が、開口部27が閉塞される位置に移動する。
この弁体41と弁座構成部材28が閉塞位置となった状態の拡大断面図を図5(a)に示す。図5(b)は、図5(a)のB-B矢視したときのOリング49を含む図である。この状態では、弁体41の閉塞面41dと弁座28aは、前述したバネ42の付勢力によって、弁体41の閉塞面41dが弁座28aに倣うように接触している。この場合、ロータリーアクチュエータ31は、閉塞面41dを弁座28aに押圧する力を付与していない。弁体41の閉塞面41dが弁座28aに接触する力はあくまでもバネ42の付勢力であって、ロータリーアクチュエータ31は弁支持軸29を回転させて弁体41をバネ42の付勢力が有効となる位置に位置決めしているだけである。
この状態においては、弁体41の閉塞面41dと弁座28aのOリング間には、ショット材9が挟まっていることがあり、このような場合には、間隙Vが生じている。この状態から加圧タンク4の加圧を開始する。加圧が開始されると、加圧タンク4と連通する図2、図5における弁装置3の弁体空間24の圧力も上昇してゆき、弁装置の弁体空間24とホッパー2と連通する弁座構成部材28の上部の空間53との間に圧力差が生じる。この圧力差によって、矢印dに示すごとく弁体空間24から間隙Vに向かって空気の流れが生じる。この空気の流れによって、間隙Vに挟まっているショット材9の一部が矢印eに示すごとくホッパー2と連通する空間53に向けて吹き飛ばされる。間隙Vに挟まっているショット材9の一部が吹き飛ばされることによって、間隙Vはさらに狭まり、弁体空間24と空間53との圧力差が拡大し、矢印dの空気の流速もさらに加速し、矢印eのように流出するショット材9もどんどん増えて、最終的には、間隙Vに挟まっているショット材9がすべて吹き飛ばされる。
上記動作が可能となるように、バネ42の付勢力が、開口部27の閉塞動作時において弁体41と弁座28aとの間に挟まったショット材9を加圧タンク4内の加圧空気が開口部27側へ流動させる押圧力に設定されている。
図6は、図5(a)の間隙Vの間に挟まったショット材9がすべて吹き飛ばされて、間隙Vがなくなった状態を示している。この状態になると、弁体41の閉塞面41dと弁座28aは、加圧タンク4と連通する空間24の矢印Fで示した圧力の力によって隙間なく接触する。それと同時に、矢印Fの圧力は、Oリング49を押圧して加圧タンク4の密閉性が保たれた状態となり、加圧タンク4を所望の圧力まで加圧することができる状態となる。
図8は、本発明のホッパー2と加圧タンク4の連通部4aの模式的な拡大断面図である。加圧タンク4内には、図2と同様に、支持体30と弁体41が、実線で描かれた弁閉塞位置Tと2点鎖線で描かれた弁開放位置Uが示されている。ホッパー2の内部には、ホッパー2内の加圧タンク4の近傍の下部空間81とその上部に位置する上部空間82とを隔てる隔壁83が設けられている。ホッパー2の上部空間82には、ショット材9が貯留されている。隔壁83には、ショット材を加圧タンク4へ流下するための流下口84が設けられている。流下口84には、この流下口84を閉塞、又は開口するバタフライバルブ85が備えられ、実線で描かれた閉塞位置Cと2点鎖線で描かれた開口位置Dの間で駆動される。
ショット材9を流下させるときには、支持体30と弁体41は、弁開放位置Uに位置決めされ、バタフライバルブ85は、開口位置Dに駆動され、ショット材9が加圧タンク4へ流下される。ショット材9の流下を停止するときは、まず、バタフライバルブ85が閉塞位置Cに駆動され、支持体30と弁体41は、弁閉塞位置Tに位置決めされる。このとき前述したように、弁体41は、バネ42の付勢力によって、弁座28aへ付勢された状態であり、弁体41と弁座28aの間には、ショット材9が挟まっている。この状態から、加圧タンク4を加圧することによって、点線矢印86に示すようにショット材9をホッパー2側へ吹き飛ばす。ホッパー2には、下部空間81が備えられているので、ショット材9をこの下部空間81へ吹き飛ばすことができる。
以上述べたように、本実施形態のショット処理装置1の弁装置3は、弁体41の閉塞位置において、バネ42の付勢力で、弁体41の閉塞面41dが弁座28aに倣うように接触するので、弁体41の閉塞面41dと弁座28aの間にショット材9が挟まっても、加圧タンク4の加圧によって挟まったショット材9を開口部27を経てホッパー2側の空間に吹き飛ばすことができる。
ショット材9を吹き飛ばすときの閉塞面41dの弁座28aへの押圧力は、バネ42のみの弱い押圧力なので、ショット材9の閉塞面41dと弁座28aの間の移動によっては、閉塞面41dと弁座28aに摩耗が生じづらい。また弁体41や弁座構成部材28は、金属等の鋼材で形成されるので、摩耗に強い耐久性の高い弁装置3を構成することができる。例えば、閉塞面41dには、耐摩耗性に優れた硬質クロムメッキを施してもよい。
弁座構成部材28は、開口部27を囲んで下方に突出する突条を備え、弁体41の弁座28aに向かう閉塞面41dが平坦面で形成されているので、弁体41と弁座構成部材28とは線接触している。すなわち、加圧タンク4を加圧して、弁体41と弁座構成部材28の隙間に挟まったショット材9を吹き飛ばすことが容易に可能となる。また弁体41の閉塞面41dは、鏡面処理されているので、ショット材9との摩擦抵抗を減らし、弁体41と弁座構成部材28の隙間に挟まったショット材9をさらに吹き飛ばしやすくすることができる。
また、支持体30は、開口部27の下方に形成されるショット材の落下通路Rの側方に回動支点を有して回動自在に弁支持軸29に支持され、弁体41が開口部27を閉塞する位置と開口部27から離間してショット材の落下通路Rの側方へ退避する位置との間を回動自在とされ、略円弧軌道を描きながら移動させることができる。弁体41が開口部27から離間する位置にあるとき、弁体41は、ショット材の落下通路Rの側方へ退避する位置にあり、弁体41の閉塞面41dが略下方を向くように位置決めされている。このことにより、弁装置3の上方にあるホッパー2からショット材の落下通路Rを経て、圧力タンク4へショット材9を落下供給する際に、弁体41にショット材9が付着するのを回避でき、弁体41により開口部27を閉塞する際に弁体41及び弁座28aに付着するショット材9を減少させて、より弁座28a、弁体41の摩耗を防ぐことができる。
また、弁体41を閉塞位置Tと開口位置Uに弁体41を支持している支持体30を移動させる駆動源はロータリーアクチュエータ31によって行われている。ロータリーアクチュエータ31は、回転摺動する駆動源であるため、摺動面がシール材の中に覆われている。そのため直線摺動するシリンダーアクチュエータと比較して、摺動面がショット材に晒されることがないため、シール材の摩耗を防ぐことができる。
従って、本実施形態のように構成された弁装置3を備えることによって、加圧タンク4に耐久性の高い弁装置3を備えたショット処理装置1を提供すること可能となる。
なお、上記の実施形態においては、弁座28aにOリングを設けるように構成したが、Oリングを設けることなく、弁座28aに直接環状の突出部を設けるようにしてもよく、要は、弁座28aと弁体41の閉塞面41dの接触面積を少なくするために弁座28aに突起を設けるようにすれば良い。
また、上記の実施形態においては、加圧タンク4に加圧する前の弁体41の閉塞位置において、弁体4の閉塞面41dと弁座28aは、接触するように記載したが、これに限定されず、加圧タンク4の加圧によって、弁体41と弁座28aの隙間に空気の流れが生じ、弁体41と弁座28aの間に挟まったショット材9が加圧タンク4の外部に流動するような間隙であれば接触していなくても良い。
また、上記の各構成に代えて、弁体41の閉塞面41dにより弁座28aを閉塞した状態において、閉塞面41dと弁座28aとの間に挟まれたショット材9が開口部27へ流動するのであれば、ロータリーアクチュエータ31の駆動力によって、弁体41を弁座28aに押圧する構成としてもよい。
以上説明したように、上記のショット処理装置1は、ホッパー2から弁装置3を介して加圧タンク4内へショット材9を供給し、その後、弁体41を弁座28aに当接させ、押圧することによって弁装置3を閉じて、加圧タンク4内を加圧するようにした装置である。
そしてこのショット処理装置の制御方法としては、前記加圧タンク4内を一時的に大気圧に開放すること、前記加圧タンク4内が大気圧とされたことを検知したときに、前記弁装置3を開いて前記ホッパー2内のショット材9を前記加圧タンク4内へ流下供給させること、前記加圧タンク4内に前記ショット材9が所定時間及び/又は所定量流下供給されたときに前記弁装置3を閉じること、前記弁装置3を閉じたときに前記加圧タンク4内を加圧すること、を含み、前記加圧タンク4内を加圧したときの前記弁体41が前記弁座28aを押す押圧力を、前記加圧タンク4内の圧力より低く設定することにより、前記弁体41と前記弁座28aとの間に挟まったショット材9を前記加圧タンク4内の加圧空気が前記ホッパー2側へ流動させることを採用することができる。
このショット処理装置の制御方法により、弁体と弁座との間にショット材が挟まったとしてもその周囲のエアの加圧力のほうが高いので、挟まったショット材を弁体と弁座との間の挟まり状態から効率良く除去できるので、弁体や弁座への摩耗を防止することができる。
(変形例)
次に、図4(a)を参照して本実施形態の変形例について説明する。本変形例が上記実施形態と異なる点は、本変形例では、図4(a)において2点鎖線で示される、開口部27に向けて圧縮空気を吹き付けるノズルHを備える点である。ノズルHは、加圧タンク4の加圧と同時に図5(a)における間隙Vに圧縮空気を吹き付け、弁体41と弁座構成部材28の間に挟まったショット材9を吹き飛ばす効果を増幅させることができる。
この変形例は、ノズルHによって、間隙Vに圧縮空気を吹き付け、弁体41と弁座構成部材28の間に挟まったショット材9を吹き飛ばす補助をする点以外は上記実施形態と同様の動作によってショット処理装置の駆動が行われ、上記実施形態と同様の作用、効果が得られる。
(実施形態の補足説明)
上記実施形態のショット処理装置は、ブラスト加工の為の装置であってもショットピーニングの為の装置であってもよい。更には、ショット材を被加工面に噴射・衝突させて、ショット材由来の皮膜を形成するための装置であってもよい。
ショット材は、鉄系及び非鉄金属系のショット及びカットワイヤ及びグリッド、セラミックスの粒子(例えば、アルミナや炭化珪素やジルコン等)、ガラスの粒子、樹脂の粒子(例えば、ナイロン樹脂やメラミン樹脂やユリア樹脂等)、植物種子を粉砕した粒子(例えば、クルミやピーチ等)、等が挙げられ、上記実施形態におけるショット材は特に限定されない。また、これらの例示のうち、セラミックスの粒子など研削能力の高い粒子をショット材とした場合、従来の弁装置ではショット材が挟み込むと、動作不良や加圧タンクの密閉性の劣化が顕著となるので、上記実施形態の構成を特に好適に用いることができる。
1 ショット処理装置
2 ホッパー
3 弁装置
4 加圧タンク
4a 連通部
9 ショット材
27 開口部
28a 弁座
41 弁体
49 Oリング
R ショット材の落下通路(ホッパーから流下するショット材の仮想流域)

Claims (12)

  1. 高圧気体流にショット材を混合してノズルから被加工物に向けて噴射するショット処理装置であって、
    前記ショット処理装置は、ショット材を貯留するホッパーと、
    前記ホッパーの下部に連通する加圧タンクと、
    前記ホッパーと前記加圧タンクの連通部に配置され、弁体および弁座を含む弁装置と、
    前記弁装置を閉じたときに前記加圧タンク内を定められた圧力に加圧するように制御する制御部と、
    を具備し、
    前記弁装置は、その閉じ動作時に前記弁体が前記加圧タンク側から前記弁座を押圧するように構成され、
    前記弁装置が閉じられ前記加圧タンク内が加圧されたときの前記弁体が前記弁座を押す押圧力は、前記弁体と前記弁座との間に挟まったショット材を前記加圧タンク内の加圧空気が前記ホッパー側へ流動させることができるように設定されていることを特徴とするショット処理装置。
  2. 前記弁座は、下方に突出する突起を備えることを特徴とする請求項1に記載のショット処理装置。
  3. 前記突起は、突条であることを特徴とする請求項2に記載のショット処理装置。
  4. 前記弁座に当接する前記弁体の表面が、平坦面であることを特徴とする請求項3に記載のショット処理装置。
  5. 前記突条は、前記弁座の開口部を囲むように略円形形状であることを特徴とする請求項3又は4に記載のショット処理装置。
  6. 前記突条は、弾性体のOリングであることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のショット処理装置。
  7. 前記弁装置は前記弁体を前記弁座に当接、又は前記弁体を前記弁座から離間する位置に到らせる弁体駆動機構を更に備え、該弁体駆動機構は、前記弁体が前記弁座から離間しているときに、前記平坦面が略下方を向くように駆動することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のショット処理装置。
  8. 前記弁体駆動機構は、前記弁体が前記弁座から離間しているとき、前記弁体が、前記ホッパーから流下するショット材の仮想流域の外に退避するように駆動することを特徴とする請求項7に記載のショット処理装置。
  9. 前記弁体駆動機構は、前記弁体を、前記弁座に当接する位置と、前記退避する位置との間を、略円弧軌道を描きながら移動させることを特徴とする請求項7又は8に記載のショット処理装置。
  10. ショット材を貯留するホッパーと、前記ホッパーと連通された加圧タンクと、前記ホッパーと前記加圧タンクの連通部に配置された弁装置であって前記連通部を開閉する弁装置と、前記加圧タンクより高圧気体流に圧送された前記ショット材を被加工物に向けて噴射するノズルと、を含むショット処理装置の制御方法であって、
    前記加圧タンク内を一時的に大気圧に開放すること、
    前記加圧タンク内が大気圧とされたことを検知したときに、前記弁装置を開いて前記ホッパー内のショット材を前記加圧タンク内へ流下供給させること、
    前記加圧タンク内に前記ショット材が所定時間及び/又は所定量流下供給されたときに前記弁装置を閉じること、
    前記弁装置を閉じたときに前記加圧タンク内を定められた圧力に加圧すること、を含み、
    前記弁装置による前記連通部の閉じ動作は、前記弁装置に含まれる弁体及び弁座を相互に当接させ、前記弁体を前記加圧タンク内部から前記弁座に押圧することで行い、
    前記弁装置が閉じられ前記加圧タンク内が加圧されたときの前記弁体が前記弁座を押す押圧力を、前記弁体と前記弁座との間に挟まったショット材を前記加圧タンク内の加圧空気が前記ホッパー側へ流動させることができるように設定することを特徴とするショット処理装置の制御方法。
  11. 前記弁装置を開いたときに、前記弁体が前記弁座に当接させる側の面を下方に向くように待避させることを特徴とする請求項10に記載のショット処理装置の制御方法。
  12. 前記弁装置を開いたときに、前記弁体を前記ショット材の仮想流域の外に退避させることを特徴とする請求項10又は11に記載のショット処理装置の制御方法。
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