以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、システム10の一例を概略的に示す。一実施形態に係るシステム10は、移動体100及び移動体管理装置200を備えてよい。図1では、1機の移動体100を図示しているが、システム10は2機以上の移動体100を備えてよい。システム10は、通信管理装置300を備えてよい。システム10は、1又は複数の宅配BOX80を備えてよい。
移動体100は、例えば、飛行体であってよい。移動体100は、例えば、ドローンであってよい。移動体100は、車両であってもよい。移動体100は、例えば、自動車であってよい。以下では、移動体100が飛行体である場合を一例として説明する。
移動体100は、物品50を運搬してよい。移動体100は、例えば、物品50を搭載する搭載部150を有してよい。搭載部150は、例えば、物品50を固定する固定部を含んでよい。固定部は、ベルト、バー又はネット等の固定具であってよい。搭載部150は、物品50を把持する把持部を含んでもよい。
移動体100は、外部装置と通信してよい。移動体100と外部装置との間の通信は、例えば、VPN(Virtual Private Network)通信であってよい。
移動体100は、例えば、中継装置及びネットワーク20を介して、外部装置と通信してよい。移動体100は、例えば、基地局装置30及びネットワーク20を介して、外部装置と通信してよい。移動体100は、通信衛星40及びネットワーク20を介して、外部装置と通信してもよい。基地局装置30は、中継装置の一例であってよい。通信衛星40は、中継装置の一例であってよい。
ネットワーク20は、例えば、インターネットを含んでよい。ネットワーク20は、通信事業者によって提供されるコアネットワークを含んでもよい。コアネットワークは、任意の移動体通信システムに準拠していてよく、例えば、3G(3rd Generation)通信システム、LTE(Long Term Evolution)通信システム、5G(5th Generation)通信システム、及び6G(6th Generation)通信システム以降の移動体通信システムに準拠してよい。
基地局装置30は、移動体100と外部装置との間の通信を中継してよい。基地局装置30は、例えば、地上に設置された基地局装置であってよい。基地局装置30は、地上に設置された基地局装置でなくてもよい。例えば、基地局装置30は、成層圏プラットフォーム(High-altitude platform station:HAPS)として機能する飛行体であってよい。
通信衛星40は、移動体100と外部装置との間の通信を中継してよい。通信衛星40は、例えば、通信衛星40と通信する衛星通信機能を有する衛星通信局60を介して、移動体100と外部装置との間の通信を中継してよい。通信衛星40は、例えば、静止衛星であってよい。通信衛星40は、非静止衛星であってもよい。
移動体100は、例えば、移動体100と外部装置との間の通信を中継する中継装置を選択してよい。移動体100は、例えば、基地局装置30を中継装置として選択してよい。移動体100は、通信衛星40を中継装置として選択してもよい。
移動体100は、例えば、基地局装置30を介して外部装置と通信しているときに、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしたことに応じて、通信衛星40を中継装置として選択してよい。例えば、移動体100は、移動体100と外部装置との間の基地局装置30を介した通信の通信品質が予め定められた条件を満たした場合、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしたと判定してよい。予め定められた条件は、例えば、基地局装置30によって出力された電波の電波受信強度が予め定められた電波受信強度閾値より低いことであってよい。
移動体100は、宅配BOX80と通信してよい。移動体100は、宅配BOX80と無線通信してよい。移動体100と宅配BOX80との間の通信は、例えば、Wi-Fi(登録商標)通信システムに準拠してよい。移動体100と宅配BOX80との間の通信は、Bluetooth(登録商標)、及びZigBee(登録商標)等の他の無線通信システムに準拠してよい。
移動体100は、外部装置から各種情報を受信してよい。例えば、移動体100は、外部装置から移動体100の飛行計画を受信してよい。移動体100の飛行計画は、例えば、移動体100の目的地点の位置、移動体100の離陸予定時刻、移動体100の到着予定時刻、出発地点から目的地点までの移動体100の飛行経路、移動体100が運搬する物品50、及び移動体100が運搬した物品50を収容する宅配BOX80を含んでよい。出発地点は、例えば、移動体100が離陸する離着陸場400が有するポートであってよい。目的地点は、例えば、移動体100が着陸する離着陸場400が有するポートであってよい。
移動体100は、外部装置から移動体100の移動制御に関する移動制御情報を受信してもよい。移動制御情報は、例えば、移動体100の高度を制御する高度制御情報を含んでよい。移動制御情報は、例えば、移動体100の速度を制御する速度制御情報を含んでよい。移動制御情報は、例えば、移動体100の飛行方向を制御する飛行方向制御情報を含んでよい。
移動体100は、移動制御情報に基づいて、自機の飛行を制御してよい。移動体100は、例えば、移動制御情報に基づいて、飛行高度、飛行速度、及び飛行方向のうちの少なくとも1つを制御してよい。
宅配BOX80は、物品50を収納してよい。宅配BOX80は、例えば、物品50を収納するための1又は複数の収容部を有してよい。
宅配BOX80は、例えば、移動体100が離着陸する1又は複数のポートを有する離着陸場400に設置されてよい。宅配BOX80は、離着陸場400以外の任意の場所に設置されてもよい。
宅配BOX80は、例えば、移動体100と無線通信する無線通信機能を有してよい。宅配BOX80は、外部装置と通信する通信機能を有してもよい。この場合、移動体100は、宅配BOX80を介して外部装置と通信してよい。宅配BOX80は、外部装置の一例であってよい。宅配BOX80は、中継装置の一例であってもよい。
移動体管理装置200は、移動体100を管理してよい。移動体管理装置200は、例えば、移動体100の飛行を管理してよい。移動体管理装置200は、例えば、移動体100の状態を管理してよい。移動体管理装置200は、例えば、移動体100の飛行計画を管理してよい。移動体管理装置200は、移動体100が運搬する物品50を管理してもよい。移動体管理装置200は、外部装置の一例であってよい。
移動体管理装置200は、各種情報を格納してよい。移動体管理装置200は、例えば、1又は複数の移動体100の飛行計画を格納してよい。移動体管理装置200は、例えば、1又は複数の移動体100によって運搬される物品50に関する物品情報を格納してよい。物品情報は、例えば、物品50の種類を示す情報を含んでよい。物品情報は、例えば、物品50の大きさを示す情報を含んでよい。物品情報は、例えば、物品50の重さを示す情報を含んでよい。
移動体管理装置200は、1又は複数の宅配BOX80に関する宅配BOX情報を格納してもよい。宅配BOX情報は、例えば、宅配BOX80の設置位置を識別する第1のIDを格納してよい。宅配BOX情報は、収容部の宅配BOX80における位置を識別する第2のIDを格納してもよい。
移動体管理装置200は、例えば、移動体100の移動制御情報を生成し、生成した移動制御情報を、中継装置を介して移動体100に送信することによって、移動体100を管理してよい。移動体管理装置200は、例えば、移動体100の飛行計画に基づいて、移動制御情報を生成してよい。
通信管理装置300は、QCI(QoS(Quality of Service) Class Identifier)を管理してよい。QCIとは、QoS制御におけるクラスを定める識別子である。QCIは、例えば、通信に対する帯域保証の有無、通信の優先順位、及び通信の許容される遅延時間を設定してよい。以下に示される表は、QCIテーブルの一例を示す。
通信管理装置300は、例えば、通信事業者によって提供されるコアネットワーク内のPCRF(Policy and Charging Rules Function)であってよい。通信管理装置300は、PCRF以外の任意の他の外部装置であってもよい。
通信管理装置300は、各種情報を格納してよい。通信管理装置300は、例えば、QCIテーブルを格納してよい。
通信管理装置300は、QCIテーブルを参照して、QCIを設定してよい。通信管理装置300は、QCIテーブルを参照して、設定されたQCIを変更してもよい。
通信管理装置300は、移動体100が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを管理してよい。通信管理装置300は、例えば、移動体100のユーザから移動体100に関する移動体情報を取得し、取得した移動体情報に基づいて当該通信に対するQCIを設定することによって、当該通信のQCIを管理してよい。移動体100のユーザは、例えば、物品50の運搬サービスを管理する管理人であってよい。
従来の移動体を用いた物品の運搬システムにおいて、移動体は、安全上の理由から、移動体と基地局装置との間の通信の通信環境の悪い領域を移動することができなかった。その結果、従来の物品の運搬システムでは、通信環境の悪い領域が移動体の移動経路に含まれる場合、移動体を用いて物品を運搬することができないことがあった。
これに対して、一実施形態に係るシステム10では、移動体100は、移動体100が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信しているときに移動体100と基地局装置30との間の通信状況が悪化した場合、通信衛星40を移動体100と移動体管理装置200との間の通信の中継装置として選択する。これにより、一実施形態に係るシステム10は、通信環境の悪い領域が移動体の移動経路に含まれる場合でも、移動体を用いた物品の運搬を実現することできる。
また、従来の通信管理装置では、通信事業者以外の者が移動体の通信に対するQCIを設定できなかった。これに対して、一実施形態に係る通信管理装置300では、通信管理装置300は、移動体100のユーザから取得した移動体情報に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCI(QoS(Quality of Service) Class Identifier)を設定する。これにより、一実施形態に係る通信管理装置300によれば、通信事業者以外の者に、例えば、移動体の状況等に応じて、移動体の通信に対するQCIを自由に設定させることができる。
図2は、移動体100の機能構成の一例を概略的に示す。移動体100は、格納部102、通信部104、通信品質決定部106、センサ108、撮像部110、取得部112、判定部114、選択部116、生成部117、及び移動制御部118を備えてよい。なお、移動体100がこれら全ての構成を備えることは必須とは限らない。
格納部102は、各種情報を格納してよい。格納部102は、例えば、移動体100の飛行計画を格納してよい。
通信部104は、外部装置と通信してよい。通信部104は、例えば、中継装置を介して移動体管理装置200と通信してよい。通信部104は、宅配BOX80と通信してもよい。
通信部104は、移動体通信のためのアンテナを備えてよい。通信部104は、衛星通信のためのアンテナを備えてよい。通信部104は、Wi-Fi通信のためのアンテナを備えてよい。通信部104は、その他の任意の無線通信のためのアンテナを備えてもよい。
通信部104は、例えば、外部装置から各種情報を受信してよい。例えば、通信部104は、移動体100の飛行計画を受信してよい。通信部104は、移動体100の移動制御情報を受信してもよい。通信部104は、受信した各種情報を格納部102に格納してよい。
通信品質決定部106は、移動体100の通信の通信品質を決定してよい。通信品質決定部106は、例えば、断続的に通信品質を決定してよい。通信品質決定部106は、例えば、定期的に通信品質を決定してよい。通信品質決定部106は、移動体管理装置200による指示に従って通信品質を決定してもよい。通信品質決定部106は、決定した通信品質を通信品質情報として格納部102に格納してよい。
通信品質決定部106は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の中継装置を介した通信の通信品質を決定してよい。例えば、通信品質決定部106は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信品質を決定してよい。通信品質決定部106は、移動体100と移動体管理装置200との間の通信衛星40を介した通信の通信品質を決定してもよい。
通信品質情報は、例えば、中継装置によって出力された電波の電波受信強度を含んでよい。通信品質情報は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の中継装置を介した通信の通信速度を含んでよい。通信品質情報は、中継装置を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率を含んでもよい。
センサ108は、移動体100に関する情報を計測又は検出してよい。センサ108は、例えば、移動体100の速度を計測するセンサを含んでよい。センサ108は、例えば、移動体100の高度を計測するセンサを含んでよい。センサ108は、例えば、移動体100の異常を検出するセンサを含んでよい。センサ108は、移動体100に関するその他の情報を計測又は検出するセンサを含んでもよい。センサ108は、計測又は検出した結果をセンサ情報として格納部102に格納してよい。
撮像部110は、移動体100の外側方向を撮像してよい。撮像部110は、例えば、移動体100の前方を撮像してよい。撮像部110は、例えば、移動体100の下方を撮像してよい。撮像部110は、同時に複数の方向を撮像してもよい。撮像部110は、撮像方向が変更可能であってもよい。撮像部110は、撮像した撮像画像を格納部102に格納してよい。
位置決定部111は、移動体100の位置を決定してよい。位置決定部111は、例えば、断続的に移動体100の位置を決定してよい。位置決定部111は、例えば、定期的に移動体100の位置を決定してよい。位置決定部111は、移動体管理装置200による指示に従って移動体100の位置を決定してよい。位置決定部111は、決定した移動体100の位置を位置情報として格納部102に格納してよい。
位置決定部111は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)衛星、GPS(Global Positioning System)衛星等の測位衛星から電波信号を受信することによって、移動体100の位置を決定してよい。位置決定部111は、いわゆる基地局測位やWi-Fi測位によって、移動体100の位置を決定してもよい。
取得部112は、格納部102に格納されている各種情報を取得してよい。取得部112は、例えば、移動体100の飛行計画を取得してよい。取得部112は、例えば、移動体100の移動制御情報を取得してよい。取得部112は、例えば、通信品質情報を取得してよい。
取得部112は、例えば、センサ108によって出力されたセンサ情報及び撮像部110によって撮像された撮像画像のうちの少なくとも1つを含む移動体関連情報を取得してよい。取得部112は、移動体100の位置情報を取得してもよい。移動体関連情報は、移動体100の位置情報を含んでもよい。
判定部114は、移動体100に関する判定を行ってよい。判定部114は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の通信に関する判定を行ってよい。例えば、判定部114は、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信しているときに、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第1の条件を満たしているか否かを判定してよい。
判定部114は、例えば、取得部112によって取得された通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たす場合、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第1の条件を満たしていると判定してよい。判定部114は、例えば、基地局装置30によって出力された電波の電波受信強度が予め定められた電波受信強度閾値より低い場合、通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たすと判定してよい。判定部114は、基地局装置30によって出力された電波の電波受信強度が通信衛星40によって出力された電波の電波受信強度より低い場合、通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たすと判定してもよい。
判定部114は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信速度が予め定められた通信速度閾値より遅い場合、通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たすと判定してよい。判定部114は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信速度が移動体100と移動体管理装置200との間の通信衛星40を介した通信の通信速度より遅い場合、通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たすと判定してもよい。
判定部114は、例えば、基地局装置30を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率が予め定められたパケット損失率閾値より高い場合、通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たすと判定してよい。判定部114は、基地局装置30を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率が通信衛星40を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率より高い場合、通信品質情報が予め定められた第1の条件を満たすと判定してもよい。
判定部114は、移動体100の位置に関する判定を行ってもよい。判定部114は、取得部112によって取得された移動体100の位置情報に基づいて、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信しているときに、移動体100の位置が予め定められた領域に含まれるか否かを判定してもよい。予め定められた領域は、例えば、基地局装置30によって出力された電波が予め定められた電波受信強度閾値より高い電波受信強度で受信されることができない領域であってよい。このような領域は、例えば、各領域において事前に基地局装置30からの電波受信強度が測定されることによって、特定されてよい。判定部114は、事前に特定されたこのような領域の情報を予め格納してよい。
判定部114は、例えば、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信しているときに、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第2の条件を満たしているか否かを判定してよい。判定部114は、例えば、取得部112によって取得された通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たす場合、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第2の条件を満たしていると判定してよい。
判定部114は、例えば、基地局装置30によって出力された電波の電波受信強度が予め定められた電波受信強度閾値より高い場合、通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たすと判定してよい。判定部114は、基地局装置30によって出力された電波の電波受信強度が通信衛星40によって出力された電波の電波受信強度より高い場合、通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たすと判定してもよい。
判定部114は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信速度が予め定められた通信速度閾値より速い場合、通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たすと判定してよい。判定部114は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信速度が移動体100と移動体管理装置200との間の通信衛星40を介した通信の通信速度より速い場合、通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たすと判定してもよい。
判定部114は、例えば、基地局装置30を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率が予め定められたパケット損失率閾値より低い場合、通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たすと判定してよい。判定部114は、基地局装置30を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率が通信衛星40を介して移動体管理装置200から受信したパケットのパケット損失率より低い場合、通信品質情報が予め定められた第2の条件を満たすと判定してもよい。
判定部114は、移動体100が他の基地局装置30に接近しているか否かを判定してよい。判定部114は、例えば、移動体100と他の基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第2の条件を満たしている場合、移動体100が他の基地局装置30に接近していると判定してよい。
選択部116は、移動体100と移動体管理装置200との間の通信を中継する中継装置を選択してよい。選択部116は、例えば、基地局装置30を中継装置として選択してよい。選択部116は、例えば、通信衛星40を中継装置として選択してよい。選択部116は、移動体100が宅配BOX80と無線通信接続を確立している場合、宅配BOX80を中継装置として選択してもよい。
選択部116は、例えば、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信しているときに、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第1の条件を満たしたと判定部114によって判定されたことに応じて、通信衛星40を中継装置として選択してよい。選択部116は、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信しているときに、移動体100の位置が予め定められた領域に含まれると判定部114によって判定されたことに応じて、通信衛星40を中継装置として選択してもよい。
選択部116は、例えば、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第1の条件を満たしたと判定部114によって判定されて、かつ、移動体100が他の基地局装置30に接近していると判定部114によって判定された場合、他の基地局装置30を中継装置として選択してよい。通信状況が良好な基地局装置30を中継装置とした通信の通信品質は、通信衛星40を中継装置とした通信の通信品質より高い。よって、通信状況が良好な基地局装置30が存在する場合に選択部116が当該基地局装置30を中継装置として選択することにより、移動体100と移動体管理装置200との通信の通信品質を高くすることができる。
選択部116は、例えば、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信しているときに、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた第2の条件を満たしたと判定部114によって判定されたことに応じて、基地局装置30を中継装置として選択してよい。通信状況が良好な基地局装置30が存在する場合に選択部116が当該基地局装置30を中継装置として選択することにより、移動体100と移動体管理装置200との通信の通信品質を高くすることができる。
通信部104は、選択部116によって選択された中継装置を介して、移動体管理装置200に各種情報を送信してよい。例えば、通信部104は、取得部112によって取得された移動体関連情報を送信してよい。通信部104は、選択部116によって選択された中継装置を通知してもよい。
通信部104は、選択部116によって選択された中継装置に応じて、移動体管理装置200に移動関連情報を送信する頻度を変更してよい。例えば、通信部104は、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より低い送信頻度で移動体管理装置200に移動体関連情報を送信してよい。基地局装置30を中継装置とした通信の通信料金は通信衛星40を中継装置とした通信の通信料金より低いので、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合に移動体管理装置200に移動関連情報を送信する頻度を低くすることによって、通信料金を節約することができる。
通信部104は、例えば、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合とは異なる内容の移動体関連情報を移動体管理装置200に送信してよい。例えば、通信部104は、基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合、センサ情報及び撮像画像の両方を含む移動体関連情報を移動体管理装置200に送信してよい。通信部104は、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、センサ情報のみを含む移動体関連情報を移動体管理装置200に送信してよい。基地局装置30を中継装置とした通信の通信料金は通信衛星40を中継装置とした通信の通信料金より低いので、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合にデータ量が多い撮像画像を移動体管理装置200に送信しないことによって、通信料金を節約することができる。
生成部117は、移動体100の移動制御情報を生成してよい。例えば、生成部117は、予めインストールされたアプリケーションを用いることによって、移動制御情報を生成してよい。
生成部117は、例えば、断続的に移動制御情報を生成してよい。生成部117は、例えば、定期的に移動制御情報を生成してよい。生成部117は、移動体管理装置200による指示に従って移動制御情報を生成してもよい。
生成部117は、例えば、取得部112によって取得された移動体100の飛行計画に基づいて、移動制御情報を生成してよい。生成部117は、例えば、取得部112によって取得されたセンサ情報に基づいて、移動制御情報を生成してよい。生成部117は、例えば、取得部112によって取得された撮像画像に基づいて、移動制御情報を生成してよい。生成部117は、取得部112によって取得された位置情報に基づいて、移動制御情報を生成してもよい。
生成部117は、例えば、移動体100の離陸制御に関する離陸制御情報を生成してよい。生成部117は、例えば、移動体100が離陸予定時刻に出発地点から離陸するよう離陸制御情報を生成してよい。離陸制御情報は、移動制御情報の一例であってよい。
生成部117は、例えば、移動体100の着陸制御に関する着陸制御情報を生成してもよい。生成部117は、例えば、移動体100が着陸予定時刻に目的地点に着陸するよう着陸制御情報を生成してよい。着陸制御情報は、移動制御情報の一例であってよい。
生成部117は、例えば、通信部104が基地局装置30及び通信衛星40の両方と通信できない場合、緊急時における移動体100の移動制御に関する緊急制御情報を生成してよい。緊急制御情報は、移動制御情報の一例であってよい。
生成部117は、例えば、移動体100の飛行経路を変更するために緊急制御情報を生成してよい。生成部117は、例えば、移動体100が移動体100の位置から最も近いポートに不時着するよう緊急制御情報を生成してよい。生成部117は、移動体100が移動体100の出発地点に戻るよう緊急制御情報を生成してよい。
移動制御部118は、移動体100の移動を制御してよい。移動制御部118は、例えば、移動体100の飛行を制御してよい。移動制御部118は、例えば、移動体100の離陸を制御してよい。移動制御部118は、移動体100の着陸を制御してもよい。
移動制御部118は、例えば、取得部112によって取得された移動制御情報に基づいて、移動体100の移動を制御してよい。移動制御部118は、例えば、生成部117によって生成された移動制御情報に基づいて、移動体100の移動を制御してよい。移動制御部118は、予め定められたプログラムに基づいて、移動体100の移動を制御してもよい。
移動制御部118は、例えば、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信するか、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信するかに応じて、移動体100の移動速度を変更してよい。例えば、移動制御部118は、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より移動体100の移動速度を遅くしてよい。移動制御部118は、例えば、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合に、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より移動体100の平均速度が遅くなるように制御してよい。通信衛星40を中継装置とした通信の通信品質は通信状況が良好な基地局装置30を中継装置とした通信の通信品質より低いので、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合に移動体100の移動速度を遅くすることにより、移動体100と移動体管理装置200との間の通信の遅延等に起因する制御の誤差を抑制できる。
移動制御部118は、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より移動体100の移動速度を速くしてもよい。移動制御部118は、例えば、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合に、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より移動体100の平均速度が速くなるように制御してよい。通信衛星40を中継装置とした通信の通信料金は基地局装置30を中継装置とした通信の通信料金より高いので、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合に移動体100の移動速度を速くして通信衛星40を中継装置とする期間を短くすることによって、通信料金を節約することができる。
移動制御部118は、例えば、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信するか、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信するかに応じて、移動体100の飛行高度を変更してよい。例えば、移動制御部118は、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より移動体100の飛行高度を高くしてよい。移動体100の飛行高度を高くして移動体100と通信衛星40との間の距離を短くすることによって、通信衛星40を介した通信部104と移動体管理装置200との間の通信の通信品質を高くすることができる。
移動制御部118は、通信部104が通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信する場合、通信部104が基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信する場合より移動体100の飛行高度を低くしてもよい。移動体100の飛行高度を低くすることにより、仮に移動体100が墜落したとしても被害を最小限にすることができる。
図3は、移動体管理装置200の機能構成の一例を概略的に示す。移動体管理装置200は、格納部202、取得部204、生成部206、及び送信部208を備えてよい。なお、移動体管理装置200がこれら全ての構成を備えることは必須とは限らない。
格納部202は、各種情報を格納してよい。格納部202は、例えば、1又は複数の移動体100の飛行計画を格納してよい。格納部202は、例えば、1又は複数の物品情報を格納してよい。格納部202は、1又は複数の宅配BOX情報を格納してもよい。
取得部204は、各種情報を取得してよい。取得部204は、例えば、移動体100等から各種情報を受信することによって、各種情報を取得してよい。取得部204は、例えば、移動体管理装置200が備える不図示の入力デバイスがユーザの入力を受け付けることによって、各種情報を取得してよい。
取得部204は、例えば、移動体100からテレメトリ情報として移動体関連情報を受信してよい。取得部204は、取得した各種情報を格納部202に格納してよい。
生成部206は、各種情報を生成してよい。生成部206は、例えば、断続的に各種情報を生成してよい。生成部206は、例えば、定期的に各種情報を生成してよい。
生成部206は、例えば、移動体100の移動制御情報を生成してよい。生成部206は、例えば、格納部202に格納されている移動体100の飛行計画に基づいて、移動制御情報を生成してよい。生成部206は、例えば、格納部202に格納されているテレメトリ情報に基づいて、移動制御情報を生成してよい。
生成部206は、例えば、移動体100に移動制御情報を生成することを指示する第1の指示を生成してよい。生成部206は、移動体100にテレメトリ情報を送信することを指示する第2の指示を生成してよい。
送信部208は、各種情報を送信してよい。送信部208は、例えば、各種情報を移動体100に送信してよい。例えば、送信部208は、生成部206によって生成された移動体100の移動制御情報を移動体100に送信してよい。送信部208は、生成部206によって生成された第1の指示を移動体100に送信してよい。送信部208は、生成部206によって生成された第2の指示を移動体100に送信してもよい。
送信部208は、各種情報を通信管理装置300に送信してもよい。例えば、送信部208は、格納部202に格納されている移動体100の飛行計画を通信管理装置300に送信してよい。送信部208は、格納部202に格納されているテレメトリ情報が移動体100の異常の検出を示す場合、移動体100の異常の検出を示す異常検出情報を通信管理装置300に送信してもよい。
図4は、通信管理装置300の機能構成の一例を概略的に示す。通信管理装置300は、格納部302、取得部304、及び通信管理部306を備えてよい。通信管理部306は、QCI設定部308を有してよい。なお、通信管理装置300がこれら全ての構成を備えることは必須とは限らない。
格納部302は、各種情報を格納してよい。格納部302は、例えば、QCIテーブルを格納してよい。格納部302は、1又は複数の移動体100の移動計画を格納してもよい。飛行計画は、移動計画の一例であってよい。
取得部304は、各種情報を取得してよい。取得部304は、例えば、各種情報を受信することよって、各種情報を取得してよい。取得部304は、不図示の入力デバイスが各所情報の入力を受け付けることによって、各種情報を取得してよい。取得部304は、取得した各種情報を格納部に格納してよい。
取得部304は、例えば、1又は複数の移動体100の移動体情報を取得してよい。取得部304は、例えば、1又は複数の移動体100のユーザから1又は複数の移動体100の移動体情報を取得してよい。移動体情報は、例えば、移動体100の用途に関する用途情報を含んでよい。移動体情報は、例えば、移動体100が運搬する物品50の重要度に関する重要度情報を含んでよい。移動体情報は、例えば、移動体100が運搬する物品50の緊急度に関する緊急度情報を含んでよい。移動体情報は、例えば、移動体100の移動計画を含んでよい。移動体情報は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定することを要求するQCI設定要求情報を含んでもよい。
用途情報は、例えば、移動体100が物品50を運搬するのに用いられることを示す情報を含んでよい。用途情報は、例えば、移動体100が災害救助に用いられることを示す情報を含んでよい。用途情報は、移動体100が太陽光発電所、風力発電所、道路、及び橋等のインフラ設備の点検に用いられることを示す情報を含んでもよい。
QCI設定要求情報は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対する帯域保証に関する情報、優先順位に関する情報、及び遅延時間に関する情報のうちの少なくとも1つを含んでよい。帯域保証に関する情報は、例えば、帯域保証がされるか否かを示す情報を含んでよい。優先順位に関する情報は、例えば、優先順位の下限を示す情報を含んでよい。遅延時間に関する情報は、例えば、許容できる遅延時間の上限を示す情報を含んでよい。
通信管理部306は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを管理してよい。通信管理部306は、例えば、取得部304によって取得された移動体情報に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを管理してよい。
QCI設定部308は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定してよい。QCI設定部308は、例えば、格納部302に格納されているQCIテーブルを参照することによって、QCIを設定してよい。QCI設定部308は、例えば、取得部304によって取得された移動体情報に基づいて、QCIを設定してよい。QCI設定部308は、設定したQCIを格納部302に格納してよい。
QCI設定部308は、例えば、移動体情報に含まれる用途情報に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定してよい。例えば、QCI設定部308は、移動体100が物品50を運搬する用途で用いられる場合、移動体100がインフラ設備の点検の用途で用いられる場合のQCIより優先順位の高いQCIを設定してよい。QCI設定部308は、移動体100が物品50を運搬する用途で用いられる場合、移動体100がインフラ設備の点検の用途で用いられる場合のQCIより遅延時間の少ないQCIを設定してもよい。
QCI設定部308は、例えば、移動体情報に含まれる重要度情報に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定してよい。例えば、QCI設定部308は、移動体100が運搬する物品50の重要度が高いほど、優先順位の高いQCIを設定してよい。QCI設定部308は、移動体100が運搬する物品50の重要度が高いほど、遅延時間の少ないQCIを設定してもよい。
QCI設定部308は、例えば、移動体情報に含まれる緊急度情報に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定してよい。例えば、QCI設定部308は、移動体100が運搬する物品50の緊急度が高いほど、優先順位の高いQCIを設定してよい。QCI設定部308は、移動体100が運搬する物品50の緊急度情報が高いほど、遅延時間の少ないQCIを設定してもよい。
QCI設定部308は、例えば、移動体情報に含まれる移動体100の移動計画に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定してよい。例えば、QCI設定部308は、移動体100が移動を開始するまで、帯域保証がされてないQCIを設定してよい。QCI設定部308は、移動体100が移動を開始したことに応じて、帯域保証がされているQCIを設定してよい。QCI設定部308は、移動体100の移動が完了した後は、帯域保証がされてないQCIを設定してよい。
QCI設定部308は、移動体情報に含まれるQCI設定要求情報に基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定してよい。例えば、QCI設定部308は、例えば、帯域保証に関する情報に従って、帯域保証がされているQCIを設定してよい。QCI設定部308は、優先順位に関する情報に従って、優先順位の下限を超えないQCIの中からQCIを設定してよい。QCI設定部308は、遅延時間に関する情報に従って、許容できる遅延時間の上限を超えないQCIの中からQCIを設定してよい。
QCI設定部308は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを、移動体100が移動を開始する前に設定してよい。QCI設定部308は、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを移動体100の移動中に変更可能であってよい。移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIが移動体100の移動中に変更できることにより、1又は複数の移動体100のユーザは移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIをより柔軟に設定できる。これにより、通信管理装置300が提供するサービスの利便性が向上する。
QCI設定部308は、例えば、移動体100が運搬する物品の重要度が移動体100の移動中に変更されたことに応じて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを変更してよい。QCI設定部308は、例えば、移動体100が運搬する物品の緊急度が移動体100の移動中に変更されたことに応じて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを変更してもよい。
QCI設定部308は、取得部304が移動体管理装置200から異常検出情報を移動体100の移動中に受信したことに応じて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを変更してもよい。例えば、QCI設定部308は、優先順位が高くなるようにQCIを変更してよい。QCI設定部308は、遅延時間が短くなるようにQCIを変更してもよい。
異常が検出された移動体100は正常な移動体100より墜落等の事故を起こす可能性が高い。異常が検出された移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信品質が高いと移動体管理装置200が移動体100を制御する際に制御誤差が発生しないので、異常が検出された移動体100が墜落等の事故を起こす可能性が低減される。そこで、異常が検出された移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信の通信品質が高くなるようにQCIを変更する。これにより、通信管理装置300は、異常が検出された移動体100が墜落等の事故を起こす可能性を低減できる。
QCI設定部308は、例えば、格納部302に格納されている他の移動体100と移動体管理装置200との間の通信管理装置300を介した通信に対するQCIを取得し、取得した他の移動体100と移動体管理装置200との間の通信管理装置300を介した通信に対するQCIに基づいて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを変更してよい。これにより、QCI設定部308は、他の移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを考慮して移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対する通信のQCIを最適に変更できる。
QCI設定部308は、例えば、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対する通信料金と、他の移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対する通信料金との和が、予め定められた料金を超えないように、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを変更してよい。通信料金は、QCIの設定に応じて変わる場合がある。例えば、帯域保証がされている通信は、帯域保証がされていない通信よりも通信料金が高くなる場合がある。また、例えば、通信の優先順位が高いほど、通信料金が高くなる場合がある。また、例えば、遅延時間が少ないほど、通信料金が高くなる場合がある。このような場合に、複数の移動体100を管理している管理主体が、1又は複数の移動体100の通信のQCIを変更した場合に、通信料金が非常に高額になってしまう場合があり得る。それに対して、一実施形態に係るQCI設定部308によれば、予め定められた料金を超えないように、複数の移動体100の通信のQCIが調整されるので、通信料金が過度に高くなることを防ぎつつ、他の移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを考慮して移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対する通信のQCIを最適に変更できる。
一実施形態に係る通信管理装置300によれば、通信管理部306は、QCI設定部308を有していなくてもよい。この場合、通信管理部306は、取得部304が移動体情報を取得したことに応じて、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定する機能を備える装置に、移動体100と移動体管理装置200との間の基地局装置30を介した通信に対するQCIを設定することを指示してよい。当該指示は、移動体情報を含んでよい。
図5は、移動体100による処理の流れの一例を概略的に示す。図5は、移動体100が中継装置として基地局装置30を選択した後、通信衛星40を中継装置として選択するまでの処理の流れの一例である。図5は、移動体100が中継装置を介して移動体管理装置200と通信していない状態を開始状態として、説明する。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、選択部116は、基地局装置30を移動体管理装置200と通信するための中継装置として選択してよい。通信部104は、選択部116によって選択された基地局装置30と移動体通信接続を確立してよい。
S104では、通信部104は、S102において通信部104が基地局装置30と移動体通信接続を確立したことに応じて、基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信してよい。通信部104は、例えば、基地局装置30を介して移動体管理装置200に移動体関連情報を送信してよい。通信部104は、例えば、基地局装置30を介して移動体管理装置200から移動制御情報を受信してよい。
S106では、判定部114は、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしているか否かを判定してよい。判定部114が移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしていると判定した場合は、S108に進む。判定部114が移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしていないと判定した場合は、S104に戻る。
S108では、選択部116は、通信衛星40を移動体管理装置200と通信するため中継装置として選択してよい。通信部104は、選択部116によって選択された通信衛星40と衛星通信接続を確立してよい。
S110では、通信部104は、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信してよい。通信部104は、例えば、通信衛星40を介して移動体管理装置200に移動体関連情報を送信してよい。通信部104は、例えば、通信衛星40を介して移動体管理装置200から移動制御情報を受信してよい。そして、処理を終了する。
図6は、移動体100による処理の流れの一例を概略的に示す。図6は、移動体100が中継装置として基地局装置30を選択した後、通信衛星40を中継装置として選択するまでの処理の流れの一例である。図6は、移動体100が中継装置を介して移動体管理装置200と通信していない状態を開始状態として、説明する。
S202では、通信部104は、基地局装置30と移動体通信接続を確立してよい。また、通信部104は、通信衛星40と衛星通信接続を確立してよい。
S204では、選択部116は、S202において通信部104が移動体通信接続を確立した基地局装置30及び通信部104が衛星通信接続を確立した通信衛星40のうち、基地局装置30を移動体管理装置200と通信するための中継装置として選択してよい。S206では、通信部104は、基地局装置30を介して移動体管理装置200と通信してよい。通信部104は、例えば、基地局装置30を介して移動体管理装置200に移動体関連情報を送信してよい。通信部104は、例えば、基地局装置30を介して移動体管理装置200から移動制御情報を受信してよい。
S208では、判定部114は、移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしているか否かを判定してよい。判定部114が移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしていると判定した場合は、S210に進む。判定部114が移動体100と基地局装置30との間の通信状況が予め定められた条件を満たしていないと判定した場合は、S206に戻る。
S210では、選択部116は、S202において通信部104が衛星通信接続を確立した通信衛星40を、移動体管理装置200と通信するための中継装置として選択してよい。S212では、通信部104は、S210において選択部116が通信衛星40を中継装置として選択したことに応じて、通信衛星40を介して移動体管理装置200と通信してよい。通信部104は、例えば、通信衛星40を介して移動体管理装置200に移動体関連情報を送信してよい。通信部104は、例えば、通信衛星40を介して移動体管理装置200から移動制御情報を受信してよい。そして、処理を終了する。
図7は、移動体100及び移動体管理装置200の動作の一例を概略的に示す。ここでは、移動体100が出発地点から離陸する場合における移動体100及び移動体管理装置200の動作の一例を説明する。
生成部206は、格納部202に格納されている移動体100の飛行計画に基づいて、宅配BOX80に収容された物品50を移動体100に搭載することを指示する搭載指示を生成してよい。搭載指示は、例えば、物品50を収容している宅配BOX80の第1のIDを含んでよい。搭載指示は、物品50を収容している宅配BOX80の収容部の第2のIDを含んでもよい。
送信部208は、生成部206によって生成された搭載指示を送信してよい。送信部208は、例えば、移動体100の出発地点であるポートを有する離着陸場400で作業を行う作業員が所有するユーザ端末に搭載指示を送信してよい。ユーザ端末で搭載指示を確認した作業員は、宅配BOX80の収容部から物品50を取り出して、物品50を搭載部150に搭載してよい。作業員は、物品50を搭載部150に搭載したことに応じて、ユーザ端末を用いて物品50の搭載作業の完了報告を移動体管理装置200に通知してよい。
送信部208は、移動体100に搭載指示を送信してもよい。通信部104は移動体管理装置200から搭載指示を受信してよい。移動制御部118は、通信部104によって受信された搭載指示に基づいて、移動体100が宅配BOX80まで移動するよう制御してよい。移動体100は、宅配BOX80まで移動したことに応じて、宅配BOX80の収容部から物品50を取り出して、取り出した物品50を搭載部150に搭載してよい。通信部104は、物品50を搭載部150に搭載したことに応じて、物品50の搭載作業の完了報告を移動体管理装置200に通知してよい。
生成部206は、物品50の搭載作業の完了報告が通知されたことに応じて、離陸制御情報を生成してよい。送信部208は、例えば、生成部206によって生成された離陸制御情報を宅配BOX80に送信してよい。宅配BOX80は、移動体管理装置200から受信した離陸制御情報を移動体100に送信してよい。
通信部104は、宅配BOX80から離陸制御情報を受信してよい。移動制御部118は、通信部104によって受信された離陸制御情報に基づいて、移動体100の離陸を制御してよい。
図8は、移動体100及び移動体管理装置200の動作の一例を概略的に示す。ここでは、移動体100が目的地点に着陸する場合における移動体100及び移動体管理装置200の動作の一例を説明する。
生成部206は、着陸制御情報を生成してよい。送信部208は、例えば、生成部206によって生成された着陸制御情報を宅配BOX80に送信してよい。宅配BOX80は、移動体管理装置200から着陸制御情報を受信してよい。
通信部104は、飛行中の移動体100が宅配BOX80の通信圏内に在圏した場合、宅配BOX80と無線通信接続を確立してよい。通信部104は、宅配BOX80と無線通信接続を確立したことに応じて、宅配BOX80から着陸制御情報を受信してよい。移動制御部118は、通信部104によって受信された着陸制御情報に基づいて移動体100の着陸を制御してよい。
通信部104は、着陸が完了したことに応じて、着陸完了報告を移動体管理装置200に通知してよい。生成部206は、移動体100から着陸完了報告が通知されたことに応じて、搭載部150に搭載されている物品50を宅配BOX80の収容部に収容することを指示する収容指示を生成してよい。収容指示は、例えば、物品50を収容する宅配BOX80の第1のIDを含んでよい。収容指示は、物品50を収容する宅配BOX80の収容部の第2のIDを含んでもよい。
送信部208は、生成部206によって生成された収容指示を送信してよい。送信部208は、例えば、移動体100の目的地点であるポートを有する離着陸場400で作業を行う作業員が所有するユーザ端末に収容指示を送信してよい。ユーザ端末で収容指示を確認した作業員は、搭載部150に搭載されている物品50を宅配BOX80の収容部に収容してよい。作業員は、物品50を宅配BOX80の収容部に収容したことに応じて、ユーザ端末を用いて物品50の収容作業の完了報告を移動体管理装置200に通知してよい。
送信部208は、移動体100に収容指示を送信してもよい。通信部104は、移動体管理装置200から収容指示を受信してよい。移動制御部118は、通信部104によって受信された収容指示に基づいて、物品50を搭載部150に搭載した状態で宅配BOX80まで移動するよう移動体100を制御してよい。移動体100は、宅配BOX80まで移動したことに応じて、搭載部150に搭載されている物品50を宅配BOX80の収容部に収容してよい。移動体100は、物品50を宅配BOX80の収容部に収容したことに応じて、物品50の収容作業の完了報告を移動体管理装置200に通知してよい。
図9は、移動体100又は通信管理装置300として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200は、移動体100又は通信管理装置300の外部ハードウェアと、内部ハードウェアとを備える。ここでは、コンピュータ1200の内部ハードウェアについて主に説明する。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、上記実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、上記実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、上記実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
一実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されてよい。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、DVDドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。DVDドライブ1226は、DVD-ROMドライブ及びDVD-RAMドライブ等であってよい。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御してよい。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信してよい。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。DVDドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD-ROM1227等から読み取り、記憶装置1224に提供してよい。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取ってよく、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込んでよい。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納してよい。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD-ROM1227又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供されてよい。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行されてよい。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらしてよい。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD-ROM1227、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込んでよい。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ1226(DVD-ROM1227)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックしてよい。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供してよい。
一実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。