JP7098568B2 - 孔版印刷用油中水型エマルションインキ - Google Patents
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Description
R-C(CH2OH)2-NH2 ・・・(1)
式(1)中、Rは水素原子、又は水酸基で置換されていてもよい炭素数が1~2のアルキル基である。
R-C(CH2OH)2-NH2 ・・・(1)
式(1)中、Rは水素原子、又は水酸基で置換されていてもよい炭素数が1~2のアルキル基である。
R-C(CH2OH)2-NH2 ・・・(1)
式(1)中、Rは水素原子、又は水酸基で置換されていてもよい炭素数が1~2のアルキル基である。
[カルボキシ基を有する油溶性樹脂]
本実施形態において、油相には、カルボキシ基を有する油溶性樹脂を含む。カルボキシ基を有する油溶性樹脂は、固体樹脂であっても液体樹脂であってもよい。カルボキシ基を有する油溶性樹脂としては、例えば、ロジンを原料とする油溶性樹脂、多塩基酸(例えば二塩基酸)を原料とする油溶性樹脂、ロジン及び多塩基酸(例えば二塩基酸)を原料とする油溶性樹脂、等を好ましく挙げることができる。ロジンを原料とする油溶性樹脂としては、例えば、ロジン、ロジンエステル、ロジン変性フェノール樹脂等が好ましい。多塩基酸を原料とする油溶性樹脂としては、例えば、アルキド樹脂、マレイン酸樹脂、フタル酸樹脂等が好ましい。ロジン及び多塩基酸を原料とする油溶性樹脂としては、例えば、ロジン変性マレイン酸樹脂等が好ましい。これらの中でも、版胴からのインキの漏出をより効果的に防止できるため、ロジン変性フェノール樹脂とアルキド樹脂が好ましい。
本実施形態において、油成分としては、各種工業用溶剤、モーター油、ギヤー油、軽油、灯油、スピンドル油、マシン油、流動パラフィン等の鉱物油、オリーブ油、なたね油、あまに油、ひまし油、サラダ油、大豆油、米ぬか油等の植物油のほか、合成油等を用いることもできる。
本実施形態において、乳化剤は、油中水型エマルションを構成するために用いられ、HLB値が好ましくは3~8、より好ましくは3.5~6.5の親油性乳化剤を用いることができる。乳化剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤のいずれを用いてもよい。このうち、油中水型エマルションの乳化性や保存安定性の観点から、非イオン界面活性剤を用いることが好ましい。具体的には、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンモノイソステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル、グリセリルモノステアレート、ヘキサグリセリルテトラオレエート、ヘキサグリセリルペンタオレエート、デカグリセリルペンタオレエート、デカグリセリルデカオレエート、デカグリセリルペンタヒドロキシステアレート、デカグリセリルペンタイソステアレート、デカグリセリル縮合リシノレエート等の(ポリ)グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、(ポリ)エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(硬化)ヒマシ油等を好ましく挙げることができる。乳化剤は、単独で用いてもよいし、2種類以上を適宜組み合わせて用いることもできる。乳化剤の含有量は、インキ全量に対して0.1~10質量%であることが好ましく、1~5質量%であることがより好ましい。
本実施形態において、油相には、着色剤を含むことが好ましい。着色剤としては、顔料および染料を挙げることができ、顔料を含むことが好ましい。顔料としては、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、多環式顔料および染付レーキ顔料等の有機顔料、ならびに無機顔料を用いることができる。アゾ顔料としては、溶性アゾレーキ顔料、不溶性アゾ顔料及び縮合アゾ顔料等が挙げられる。フタロシアニン顔料としては、銅フタロシアニンブルーおよび銅フタロシアニングリーン等の金属フタロシアニン顔料、ならびに無金属フタロシアニン顔料等が挙げられる。多環式顔料としては、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、チオインジゴ系顔料、アンスラキノン系顔料、キノフタロン系顔料、金属錯体顔料およびジケトピロロピロール(DPP)等が挙げられる。無機顔料としては、代表的にはカーボンブラック、酸化チタン、および真鍮粉等の金属顔料等が挙げられる。染料としては、アゾ染料、金属錯塩染料、ナフトール染料、アントラキノン染料、インジゴ染料、カーボニウム染料、キノンイミン染料、キサンテン染料、シアニン染料、キノリン染料、ニトロ染料、ニトロソ染料、ベンゾキノン染料、ナフトキノン染料、フタロシアニン染料、金属フタロシアニン染料等の油溶性染料を挙げることができる。
本実施形態において、油相には、さらに、カルボキシ基を有する油溶性樹脂以外の油溶性樹脂、体質顔料、顔料分散剤、酸化防止剤、ゲル化剤等を適宜含むことができる。カルボキシ基を有する油溶性樹脂以外の油溶性樹脂としては、例えば、ギルソナイト、フェノール樹脂、石油樹脂、アクリル樹脂、アミノ樹脂、ウレタン樹脂、セルロース樹脂、天然ゴム誘導体樹脂等を用いることができる。体質顔料としては、例えば、タルク、珪藻土、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、硫酸バリウム、アルミナホワイト、シリカ、カオリン、マイカ、酸性白土、活性白土、ベントナイト等を用いることができる。顔料分散剤としては、例えば、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリエステルポリアミン、ビニルピロリドンと長鎖アルケンとの共重合体、ポリエステル側鎖を有する含窒素グラフト共重合体等を挙げることができる。酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、トコフェロール、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤレチック酸、フェノチアジン等を挙げることができる。
[式(1)で表される化合物]
本実施形態において、水相には、下記式(1)で表される化合物を含む。
R-C(CH2OH)2-NH2 ・・・(1)
式(1)中、Rは水素原子、又は水酸基で置換されていてもよい炭素数が1~2のアルキル基である。
本実施形態において、水相には、水溶性二価金属塩を含む。水溶性二価金属塩は、電解質である。水溶性であり、かつ二価金属の塩である化合物を水相に含むことにより、カルボキシ基を有する油溶性樹脂と錯体を形成しやすく、版胴からのインキの漏出を防止することができる。
本実施形態において、水は水相の主成分であることが好ましい。水としては、清浄であれば特に限定されず、イオン交換水、蒸留水、精製水、水道水、地下水等を用いることができる。水の含有量は、インキ全量に対して40~80質量%であることが好ましく、50~70質量%であることがより好ましい。
本実施形態において、水相には、さらに、水溶性有機溶剤を含むことができる。水溶性有機溶剤としては、室温で液体であり、水に溶解可能な有機化合物を用いることができる。例えば、メタノール、エタノール、1-プロパノール、イソプロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、イソブタノール、2-メチル-2-プロパノール等の炭素数1~4の低級アルコール類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール等のグリコール類;グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン等のグリセリン類;モノアセチン、ジアセチン等のアセチン類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジエチルエーテル等のグリコールエーテル類;トリエタノールアミン、1-メチル-2-ピロリドン、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン、β-チオジグリコール、スルホラン等を用いることができる。これらの水溶性有機溶剤は、単独で用いてもよく、単一の相を形成する限り2種以上を組み合わせて用いることもできる。水溶性有機溶剤としては、1気圧20℃において同容量の水と均一に混合する水溶性有機溶剤を用いることが好ましい。また、水溶性有機溶剤の沸点は、100℃以上であることが好ましく、150℃以上であることがより好ましい。なお、沸点が150℃以上の水溶性有機溶剤には、沸点を示さない水溶性有機溶剤も含まれる。
本実施形態において、水相には、着色剤を含んでもよい。着色剤としては、顔料および染料を挙げることができる。顔料としては、上述した油相に含まれる顔料と同様の顔料を用いることができる。染料としては、例えば、塩基性染料、酸性染料、直接染料、可溶性バット染料、酸性媒染染料、媒染染料、反応染料、バット染料、硫化染料等のうち、水溶性の染料および還元等により水溶性になった水溶性染料を好ましく用いることができる。また、アゾ系、アントラキノン系、アゾメチン系、ニトロ系等の分散染料も好ましく用いることができる。
本実施形態において、水相には、さらに、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、水溶性二価金属塩以外の電解質、水溶性樹脂、水分散性樹脂、体質顔料、界面活性剤、顔料分散剤等を適宜含むことができる。防腐剤は、インキの腐敗を防止して保存安定性を向上させることができる。防腐剤としては、例えば、5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン、2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オン、1,2-ベンゾイソチアゾリン-3-オン等のイソチアゾロン系防腐剤、ヘキサヒドロ-1,3,5-トリス(2-ヒドロキシエチル)-s-トリアジン等のトリアジン系防腐剤、2-ピリジンチオールナトリウム-1-オキシド、8-オキシキノリン等のピリジン・キノリン系防腐剤、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム等のジチオカルバメート系防腐剤、2,2-ジブロモ-3-ニトリロプロピオンアミド、2-ブロモ-2-ニトロ-1,3-プロパンジオール、2,2-ジブロモ-2-ニトロエタノール、1,2-ジブロモ-2,4-ジシアノブタン等の有機臭素系防腐剤、p-ヒドロキシ安息香酸メチル、p-ヒドロキシ安息香酸エチル、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、サリチル酸等を用いることができる。酸化防止剤としては、例えば、L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸ナトリウム、イソアスコルビン酸ナトリウム、亜硫酸、亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素アンモニウム、チオ硫酸ナトリウム、亜二チオン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム等を挙げることができる。
本実施形態の孔版印刷用油中水型エマルションインキの粘度は、孔版印刷装置の印圧等によってその適性範囲は異なるが、一般に、0.5~20Pa・s(20℃、せん断速度100/sにおける粘度)であることが好ましく、また、(擬)塑性流動性であることが孔版印刷用として適している。
[実施例1]
まず、フタロシアニン顔料(東洋インキ株式会社製「リオノールブルーFG-7330」)5.0質量%、アルキド樹脂(荒川化学工業株式会社製「アラキード251」)13.0質量%、鉱物油A(JXTGエネルギー株式会社製「ナフテゾール200」)5.0質量%、鉱物油B(コスモ石油ルブリカンツ株式会社製「コスモオルパス460」)10.0質量%、デカグリセリルペンタオレエート(日光ケミカルズ株式会社製「ニッコールデカグリン5-OV」)1.0質量%を混合し、三本ロールミルを用いて顔料分散し、油相を調製した。次に、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール0.5質量%、硫酸マグネシウム七水和物1.0質量%、イオン交換水64.5質量%を混合し、水相を調製した。調製した油相を乳化装置に投入し、撹拌翼を回転させながら、調製した水相を徐々に滴下し、さらに撹拌翼を回転させつづけて乳化を行い、実施例1の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールを2-アミノ-2-エチル-1,3-プロパンジオールに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールを2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオールに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例3の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールを2-アミノ-1,3-プロパンジオールに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例4の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
ロジン変性フェノール樹脂(ハリマ化成株式会社製「ハリフェノール512」)8.0質量%、鉱物油A(JXTGエネルギー株式会社製「ナフテゾール200」)5.0質量%、鉱物油B(コスモ石油ルブリカンツ株式会社製「コスモオルパス460」)5.0質量%を混合し、180℃に加温して溶解した後、室温に冷却した。これに、フタロシアニン顔料(東洋インキ株式会社製「リオノールブルーFG-7330」)5.0質量%、鉱物油B(コスモ石油ルブリカンツ株式会社製「コスモオルパス460」)10.0質量%、デカグリセリルペンタオレエート(日光ケミカルズ株式会社製「ニッコールデカグリン5-OV」)1.0質量%を混合し、油相を調製した。それ以外は、それぞれ実施例1~4と同様にして、実施例5~8の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
硫酸マグネシウム七水和物を硝酸カルシウム四水和物に変更した以外は、それぞれ実施例1~4と同様にして、実施例9~12の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
アルキド樹脂の13.0質量%を10.0質量%に、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールの0.5質量%を0.1質量%に、硫酸マグネシウム七水和物の1.0質量%を0.7質量%に、イオン交換水の64.5質量%を68.2質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例13の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
アルキド樹脂の13.0質量%を16.0質量%に、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールの0.5質量%を1.5質量%に、硫酸マグネシウム七水和物の1.0質量%を1.5質量%に、イオン交換水の64.5質量%を60.0質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例14の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
デカグリセリルペンタオレエート1.0質量%をソルビタンモノオレエート0.5質量%及びソルビタンセスキオレエート(東京化成工業株式会社製「スパン83」)0.5質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例15の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
鉱物油A5.0質量%及び鉱物油B10.0質量%を植物油(日清オイリオグループ株式会社製「日清こめ油」)10.0質量%に、デカグリセリルペンタオレエートの1.0質量%を3.0質量%に、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールの0.5質量%を0.2質量%に、硫酸マグネシウム七水和物の1.0質量%を0.5質量%に、イオン交換水の64.5質量%を68.3質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例16の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
デカグリセリルペンタオレエート3.0質量%をソルビタンモノオレエート1.5質量%及びソルビタンセスキオレエート(東京化成工業株式会社製「スパン83」)1.5質量%に変更した以外は、実施例16と同様にして、実施例17の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール及び硫酸マグネシウム七水和物を配合せず、イオン交換水の64.5質量%を66.0質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例1の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール及び硫酸マグネシウム七水和物を配合せず、イオン交換水の64.5質量%を66.0質量%に変更した以外は、実施例5と同様にして、比較例2の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
アルキド樹脂を配合せず、鉱物油Bの10.0質量%を23.0質量%に変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例3の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオールを水酸化ナトリウムに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例4の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
硫酸マグネシウム七水和物を硫酸リチウムに変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例5の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
硝酸カルシウム四水和物を硝酸アルミニウム九水和物に変更した以外は、実施例9と同様にして、比較例6の孔版印刷用油中水型エマルションインキを作製した。
作製した各インキについて、温度23℃相対湿度50%の環境下で、孔版印刷装置(理想科学工業株式会社製「リソグラフRZ670」)で印刷を行った後、1週間放置した。版胴の外周からインクが漏出しているか目視で確認したところ、実施例1~17の各インクは漏出していなかったのに対し、比較例1~6の各インクは漏出していた。
Claims (3)
- カルボキシ基を有する油溶性樹脂を含む油相と、
下記式(1)で表される化合物及び水溶性二価金属塩を含む水相と、
を含む孔版印刷用油中水型エマルションインキ。
R-C(CH2OH)2-NH2 ・・・(1)
式(1)中、Rは水素原子、又は水酸基で置換されていてもよい炭素数が1~2のアルキル基である。 - 前記カルボキシ基を有する油溶性樹脂は、アルキド樹脂又はロジン変性フェノール樹脂を含む請求項1に記載の孔版印刷用油中水型エマルションインキ。
- 前記式(1)で表される化合物と前記水溶性二価金属塩の含有量の比率は、質量比で、2:8~7:3である請求項1又は2に記載の孔版印刷用油中水型エマルションインキ。
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