JP7097360B2 - 放射線放出半導体ボディ、および半導体積層体の製造方法 - Google Patents

放射線放出半導体ボディ、および半導体積層体の製造方法 Download PDF

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Description

本出願は、放射線放出半導体ボディ、および半導体積層体の製造方法に関する。
可視スペクトル領域の発光ダイオード等の放射線放出半導体部品においては、リーク電流によってこれら半導体部品の効率が損なわれる可能性がある。この主な原因の1つは、ポテンシャルバリアが低すぎるときに、放射線を生成するために設けられた活性領域とp導電性領域との間の領域の電子がp導電性領域に侵入し、そこで放射することなく再結合することである。このような効果は、動作温度の上昇とともに増大する。
活性領域の材料と比較して大きなバンドギャップを有する半導体材料の使用では、一部の電子しかp導電性領域への侵入から遠ざけておくことができない。加えて、AlInGaPのような材料系では、p導電性領域に対してIII族元素の割合を適合させることによってさらに高いバンドギャップ、したがって十分に高いポテンシャルバリアを達成することは、もはや不可能であることが多い。
本発明の課題は、高効率を特徴とする半導体ボディを提供することである。本発明のさらなる課題は、半導体積層体、特に上記半導体ボディ用の半導体積層体、を効率的かつ確実に製造するための方法を提供することである。
上記課題は、とりわけ、特許請求の範囲の独立項に係る半導体ボディまたは方法によって達成される。さらなる態様および利点は、従属項の主題である。
半導体積層体を有する放射線放出半導体ボディを提供する。半導体積層体を、例えばMOCVDによって、特にエピタキシャルに堆積させる。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、半導体積層体は、放射線を生成するために設けられた活性領域と、n導電性半導体層と、p導電性半導体層とを含む。活性領域は、特にn導電性半導体層とp導電性半導体層との間に配置される。活性領域、n導電性半導体層、およびp導電性半導体層は、それぞれが1または複数の層で形成されてもよい。例えば、活性領域は、量子構造を含む。
本出願の文脈において量子構造という用語は、特に、その電荷キャリアが閉じ込めによってエネルギー状態の量子化を経験することができる任意の構造を含む。特に、量子構造という用語は、量子化の次元に関するいかなる規定も含まない。したがって、量子構造は、とりわけ、量子井戸、量子細線、量子ロッド、および量子ドット、ならびにこれらの構造の任意の組合せを含む。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、p導電性半導体層は、第1のドーパントを有する第1のドーピング領域を含む。第1のドーピング領域の厚さ、すなわち、半導体積層体の半導体層の主延在面に対して垂直な方向の第1のドーピング領域の範囲は、例えば、p導電性半導体層の全体の厚さよりも小さい。例えば、第1のドーピング領域の厚さは、p導電性半導体層の厚さの5%以下である。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、p導電性半導体層は、第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域を含む。第2のドーピング領域の厚さは、例えば、第1のドーピング領域の厚さよりも大きい。例えば、第2のドーピング領域の厚さは、第1のドーピング領域の厚さの少なくとも5倍または少なくとも10倍である。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様において、半導体ボディは、放射線を生成するために設けられた活性領域と、n導電性半導体層と、p導電性半導体層とを含む半導体積層体を含む。活性領域は、n導電性半導体層とp導電性半導体層との間に配置され、p導電性半導体層は第1のドーパントを有する第1のドーピング領域と、第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域とを含む。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域の厚さは、5nm以下、例えば2nm以下である。例として、第1のドーピング領域の厚さは、単原子層以上5原子層以下である。特に、第1のドーピング領域は、ドーピングの高い、例えば、第1のドーピング領域の少なくとも一方の側に隣接する半導体材料の少なくとも2倍である、p導電性半導体層の領域を形成する。
特に、第1のドーピング領域の両側に隣接する半導体材料は、第1のドーパントを含まない、または第1のドーパントを実質的に含まない。本文脈において、「実質的に含まない」とは、隣接する半導体材料の、特に第2のドーピング領域における第1のドーパントの濃度が、第1のドーピング領域における値の10%以下であることを意味する。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーパントおよび第2のドーパントは、それぞれがp型ドーピングをもたらす。したがって、第1のドーパントと第2のドーパントは、材料に関しては互いに異なるが、どちらもpドーピングをもたらすものである。言いかえれば、第1のドーパントおよび第2のドーパントは、両方ともアクセプタとして作用する。
第1のドーパントおよび第2のドーパントは、例えば、垂直方向に互いに空間的に分離され、その結果、第1のドーピング領域は(第2のドーパントの周辺部拡散を除けば)第1のドーパントのみを含有し、第2のドーピング領域は(第1のドーパントの周辺部拡散を除けば)第2のドーパントのみを含有する。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、半導体ボディは、III-V化合物半導体材料をベースとする。特に、半導体ボディは、化合物半導体材料系AlInGa1-x-yAs1-zをベースとし、但し、0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1、および0≦z≦1である。この材料系は、赤色から黄色を超えて緑色のスペクトル領域までの波長を有する放射線の生成に特に適している。本文脈において、「ベースとする」とは、半導体ボディの少なくとも1つの層、例えば半導体ボディのすべての層、が特定の材料を含むか、またはそのような材料からなることを意味する。この場合、この材料は、必ずしも、上記式で表される組成と数学的に一致する組成を有する必要はない。むしろ、この材料は、例えば、1種または複数種のドーパントおよび追加の成分を有することができる。しかしながら、上記の式は、単純化のために、結晶格子に必須の構成要素(Al、Ga、In、As、P)のみを含むが、これらは少量のさらなる物質で部分的に置換および/または補足されてもよい。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーパントは、V族格子点に組み込まれる。例えば、第1のドーパントは、IV族元素であり、その結果、第1のドーパントは、アクセプタとして作用する。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーパントは、炭素である。炭素は、半導体ボディ内での拡散が非常に小さいことを特徴とし、その結果、第1のドーピング領域のドーピング濃度を高くすると同時に、その厚さを薄くすることが可能であることが判明した。例えば、炭素によって、1×1019cm-3以上のドーピング濃度を達成することができる。これとは対照的に、通常のp型ドーパントであるマグネシウムや亜鉛で達成される濃度は、典型的には、5×1018cm-3以下である。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第2のドーパントは、III族格子点に組み込まれる。例えば、第2のドーパントは、マグネシウムまたは亜鉛などのII族元素である。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域は、活性領域と第2のドーピング領域との間に配置される。第1のドーピング領域によって、半導体ボディの動作中に、第2のドーピング領域への電子の侵入を抑制または少なくとも低減することができる。例えば、第1のドーピング領域は、活性領域に直接隣接している。1つまたは複数の量子層を有する活性領域の場合、第1のドーピング領域は、最も近い量子層に直接隣接していてもよいし、または最も近い量子層から離間していてもよい。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域と第2のドーピング領域とは、互いに直接隣接している。特に、第1のドーピング領域と第2のドーピング領域とは、垂直方向に上下に配置されている。
例えば、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域は、III族元素および/またはV族元素に関して実質的に同じ組成を有する。言いかえれば、第1のドーピング領域および第2のドーピング領域は、それぞれの領域に導入されたドーパントによって実質的に異なる。例えば、第1のドーピング領域中のIII族元素(Al、Ga、In)のパーセンテージには、第2のドーピング領域中のそれぞれのパーセンテージに対して、5%ポイント以下の差がある。Al含有量については、一例においては|x-x|≦0.05であり、ここでxは第1のドーピング領域のAl含有量であり、xは第2のドーピング領域のAl含有量である。これは、残りのIII族元素、特にIn含有量yにも同様に当てはまる。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域は、電子に対する電荷キャリアバリアを形成する。垂直方向に空間的に画定されており、それと同時に高いドーピング濃度は、第1のドーピング領域において効率的な電荷バリアを達成可能であることが判明した。特に、従来の電荷キャリアバリアとは対照的に、この電荷キャリアバリアは、半導体材料のIII族元素を変えることによって得ることはできず、ドーピング濃度が比較的高い場合にのみ、または主としてこのような場合に達成される。
放射線放出半導体ボディの少なくとも1つの態様によると、p導電性半導体層は、第1のドーパントでドープされた、さらなる第1のドーピング領域を含む。さらなる第1のドーピング領域は、特に第1のドーピング領域に関連して述べた特徴のうちの1種または複数種を有することができる。例えば、さらなる第1のドーピング領域の厚さは、2nm以下である。第1のドーピング領域およびさらなる第1のドーピング領域は、垂直方向に互いに離間している。第1のドーピング領域とさらなる第1のドーピング領域との間の距離は、例えば、5nm以下である。p導電性半導体層は、複数の第1のドーピング領域を含んでいてもよい。
さらに、半導体積層体の製造方法を提供する。
本方法の一態様によると、基板を提供し、そして光線を生成するために設けられた活性領域と、n導電性半導体層と、p導電性半導体層とを含む半導体積層体を成長させる。活性領域は、n導電性半導体層とp導電性半導体層との間に配置され、p導電性半導体層は、第1のドーパントを有する第1のドーピング領域、および第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域を含む。
特に、名目上は、第1のドーパントは第1のドーピング領域にのみ提供され、第2のドーパントは第2のドーピング領域にのみ提供される。
本方法の少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域を、600℃以下、特に580℃以下の温度で成長させる。
これまでの文献によれば、炭素では効率的なpドーピングは達成できないと考えられてきた。しかしながら、上記温度より低い温度、例えば560℃または540℃では、第1のドーパント、特に第1のドーパントとしての炭素、の導入が効率的に実施可能であることが判明した。これとは対照的に、AlInGaPに用いる700℃などの従来の成長温度では、炭素の効率的な組み込みは達成されない。
第2のドーピング領域の堆積のための成長温度は、例えば700℃まで上昇させることができる。
さらに、活性領域の堆積も、第1のドーピング領域の堆積よりも高い温度で行うことができる。したがって、第1のドーピング領域の形成のための成長温度の低下が、活性領域の堆積と第2のドーピング領域の堆積との間で一時的に起こり得る。
半導体積層体は、特にIII-V化合物半導体材料、例えばAlInGaAsPをベースとする。
本方法の少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域は、III-V比の低い条件で形成される。この比の減少は、第1のドーパントの組み込み、特にIV族格子点への組み込みの効率を向上させる。例えば、III-V比は、活性領域および/または第2のドーピング領域を堆積させる条件に対して、少なくとも10分の1である、または少なくとも100分の1である。
本方法の少なくとも1つの態様によると、第1のドーピング領域を形成するために、III族原子およびV族原子を含むガスが少なくとも一時的に供給されない条件で、第1のドーパントを含むガスのみを供給する。こうすることで、第1のドーピング領域において特に高い第1のドーパントの濃度を達成することができる。
第1のドーパントを効率的に組み込むために、上述した手段の2つ以上、例えば低い成長温度と低いIII-V比、または低い成長温度と第1のドーパントを含むガスのみの供給を組み合わせることも可能である。
ここに記載した方法は、上述した半導体ボディ用の半導体積層体を製造するのに特に好適である。したがって、半導体ボディに関連して列挙した特徴は、本方法にも使用することができ、その逆もまた同様である。
さらなる態様および利点は、図面と共にしめす例示的な態様に関する以下の説明から明らかになる。
半導体ボディの例示的な態様の概略断面図である。 成長方向Zに沿った伝導帯Eおよび価電子帯Eに関連付けられた、概略バンド端プロファイルを示す図である。 2次イオン質量分析(SIMS)測定によって得られた、侵入深さdの関数としての炭素濃度(曲線66)およびアルミニウム濃度(曲線67)の測定結果を示す図である。 半導体ボディのエレクトロルミネセンスの相対強度IRELの測定結果(測定結果61)、および4つの参照サンプルの関連参照結果62を示す図である。 エレクトロルミネセンスの相対強度IRELの増加、相対外部量子効率EQERELの増加、および順方向バイアスの変化を、それぞれ印加された電流の関数として得た測定結果を示す図である。 半導体ボディの例示的な態様の概略断面図である。 概略断面図に示される中間工程に基づく、半導体積層体の製造方法の例示的な態様を示す図である。 概略断面図に示される中間工程に基づく、半導体積層体の製造方法の例示的な態様を示す図である。
図において、同一の、同様の、または同じ働きをする要素には、同じ参照符号を付与した。
図は、いずれの場合も概略図であり、したがって、必ずしも縮尺通りではない。むしろ、明瞭にするために、比較的小さな要素および特に層厚は、誇張して大きく表す場合がある。
図1Aは、半導体ボディ1の例示的な態様を示す。半導体ボディは、半導体積層体2を含む。半導体積層体は、基板5、例えば半導体積層体2をエピタキシャル堆積させるための成長基板上に配置されている。
半導体積層体2は、n導電性半導体層21とp導電性半導体層22との間に配置された、放射線を生成するために設けられた活性領域20を含む。半導体ボディによって形成された放射線放出部品、例えば発光ダイオード半導体チップは、n導電性半導体層21およびp導電性半導体層22を電気的に接触させるために外部からアクセス可能な電気コンタクトを含むことが有利である。こうすることで、コンタクト間に外部電圧を印加することによって、電荷キャリアを両側から活性領域20に注入し、この活性領域20において放射線の放出下で再結合することができる。これらのコンタクトは、表現を簡略にするために明示的に示されていない。
活性領域20は、複数の量子層201およびそれらの間に配置されたバリア層202を有する量子構造を含む。図では、例として3つの量子層が示されている。しかしながら、活性領域は、1つのみもしくは2つの量子層、または4つ以上の量子層を含むこともできる。
p導電性半導体層21は、第1のドーパントを有する第1のドーピング領域221を含む。例えば、第1のドーパントは、炭素である。炭素は、V族格子点に組み込まれることによってアクセプタとして作用する。
p導電性半導体層22は、第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域222をさらに含む。例えば、第2のドーパントは、マグネシウムまたは亜鉛である。マグネシウムまたは亜鉛は、III族格子点に組み込まれることによってpドーピングをもたらす。
以下の説明は、化合物半導体材料系AlInGa1-x-yAs1-zをベースとする半導体積層体に基づいて行われる。上記式には、0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1、および0≦z≦1が適用される。しかしながら、本方法は、他の化合物半導体材料系にも適用することができる。
例えば、ヒ化ガリウムは、半導体積層体用の成長基板として好適である。特に、z≧0.9、例えばz=1のものを活性領域に適用する。
しかしながら、代替として、別の半導体材料、特に異なるIII-V化合物半導体材料を使用することもできる。
第1のドーピング領域221の厚さは、第2のドーピング領域222と比べて比較的薄い。例えば、第2のドーピング領域は、第1のドーピング領域221の少なくとも5倍の厚さ、または少なくとも10倍の厚さである。
第1のドーピング領域221は、活性領域20と第2のドーピング領域222との間に配置されている。特に、第1のドーピング領域221は、活性領域20に直接隣接している。したがって、n導電性半導体層21から活性領域の方向に見た垂直方向(すなわち成長方向Zに平行であり、且つ半導体積層体の半導体層の主延在面に垂直な方向)において、第1のドーピング領域221は、半導体ボディ1の第1のp導電性半導体層である。
堆積条件を適切に選択することによって、特に炭素でドープされた第1のドーピング領域221が製造可能であり、当該領域は、高い二次元面ドーピング濃度を特徴とし、垂直方向の厚さが小さいことが判明した。例えば、第1のドーピング領域221の厚さは、単層以上2nm以下である。
特に、炭素ドーピングは、炭素原子が半導体ボディ内部で拡散しないか、または少なくともごくわずかな割合までしか拡散しないことを特徴とする。その結果、従来用いられているドーパントであるマグネシウムおよび亜鉛よりも高いドーピング濃度、特により高い面ドーピング濃度を達成することができる。炭素は、V族格子点に組み込まれ、したがってアクセプタとして作用する。
p導電性半導体層22は、したがって2つのドーピング領域を有し、これらの領域のそれぞれにおいて、p型ドーピングが行われる。第1のドーピング領域においては、第1のドーパントの組み込みがV族格子点で行われ、第2のドーピング領域222においては、第2のドーパントの組み込みがIII族格子点で行われる。
ここに示した例示的な態様では、p導電性半導体層22は、半導体ボディを垂直方向に画定するコンタクト層223をさらに含む。低リン含有量、例えば、z≦0.1またはz=0である半導体材料、例えばAlGaAs半導体層をこのコンタクト層に使用することができる。コンタクト層は、特に、半導体ボディに施されたコンタクト(明示的には示されていない)を介して半導体ボディの電気的接触を改善するのに役立つ。
図1Bに示す伝導帯Eおよび価電子帯Eに対するバンド端プロファイルが示すように、第1のドーピング領域221によって電荷キャリアバリアが伝導帯に形成される。この電荷キャリアバリアは、電子が活性領域20からp導電性半導体層22へと通過するのを阻止する。その結果、電荷キャリアが活性領域内で放射するように再結合する確率が高まる。III族成分に関しては、第1のドーピング領域221と、第1のドーピング領域に隣接する第2のドーピング領域222の材料とは、この目的のために異なる必要はない。
図2に、炭素含有量(曲線66)およびアルミニウム含有量(曲線67)についてのSIMS測定の測定結果を示す。後半のAl含有量は比較的低いことから、アルミニウム含有量に基づいて活性領域の空間的位置を明確に見ることができる。曲線66は、SIMS測定中に、高濃度且つ垂直方向の広がりの小さな炭素の混入が、侵入深さdに沿って生じていることを示す。混入は、特にリンの割合の高い(例えばz≧0.9、ほぼz=1のリン含有量を有する)半導体材料において起こる。これまでは、そのような半導体材料への炭素の混入は、効率的に行うことができないと考えられていた。
第1のドーピング領域221のドーピング濃度は、例えば、1×1019cm-3以上、1×1022cm-3以下であり、図2に示す例示的な態様では、例えば、3.27×1021cm-3である。2nmの厚さに対しては、これは、2×1012cm-2以上、2×1015cm-2以下の面ドーピング濃度に相当し、具体例では、6.54×1014cm-2である。
図3は、n=4のサンプルにおける、このような半導体積層体のエレクトロルミネセンス測定の測定結果61を示し、それぞれn=1、2、3および5である4つのさらなるサンプルが参照結果62を提供している。参照測定値に基づくサンプルは、それらが第1のドーピング領域221を有していないという点で異なる。したがって、測定値は、測定結果61の強度が、対応する参照結果62よりも10%を超えて高いことを明らかにした。そのような半導体積層体から製造された半導体部品の場合、効率の向上は、図4を参照して以下で説明されるように、とりわけ動作電流にも依存する。
図4に示す測定結果は、曲線71としてエレクトロルミネセンスの相対強度の増加ΔIRELを示し、曲線72として相対外部量子効率の増加ΔEQERELを示し、曲線73として順方向バイアスの変化ΔVを示し、いずれの場合も印加電流の関数としての結果である。
ΔIRELを決定するために、面積が1mm、発光波長が590nmである2000個のLED半導体チップの測定値に対する平均化を行った。ここで参照サンプルは、試験サンプルとは対照的に、第1のドーピング領域を有していない。ΔIRELについては、ΔIREL=(I-I)/I*100%が適用され、ここでIは、試験サンプルのエレクトロルミネセンスの平均強度であり、Iは、参照サンプルのエレクトロルミネセンスの平均強度である。
したがって、次式のΔEQEREL=(EQE-EQE)/EQE*100%が適用され、ここで、EQEは、11個の測定値にわたって平均化した試験サンプルの外部量子効率であり、EQEは、11個の測定値にわたって平均化した参照サンプルの外部量子効率である。
順方向バイアスの増加であるΔV=VfT-VfRを決定するために、試験サンプルの順方向バイアスVfTおよび参照サンプルの順方向バイアスVfRを、いずれの場合も2000個の測定値にわたって平均化した。
測定値は、外部量子効率およびエレクトロルミネセンスの両方について明らかな増加が生じ、小電流の場合の増加は、より高い電流の場合よりも強いことを明らかにした。1mA~10mAの電流については、いずれの場合も増加は50%を超え、一部は60%を超える。
試験サンプルにおいて順方向電圧Vは、1mA~10mAの小電流で、参照サンプルと比べて約12mV増加する。より高い電流値については、増加は、概して連続的に減少し、100mAの電流でさえほぼ6mVの値に低下する。
総合すると、順方向バイアスのほんのわずかな増加のみで、エレクトロルミネセンスおよび外部量子効率のかなりの増加を達成することができ、100mA未満、特に10mA未満の電流での効率の増加が特に高い。
半導体ボディについて図5に示す例示的な態様は、図1Aおよび図1Bに関連して説明した例示的な態様に実質的に対応する。これとは対照的に、p導電性半導体層22は、第1のドーピング領域221および第2のドーピング領域222に加えて、さらなる第1のドーピング領域225を含む。さらなる第1のドーピング領域225は、特に第1のドーピング領域221に関連して説明したように形成することができる。したがって、p導電性半導体層22は、第1のドーパントを有する2つのドーピング領域を含み、第2のドーピング領域222の一部領域がこれらの2つのドーピング領域間に配置されている。
第1のドーピング領域221とさらなる第1のドーピング領域225との間の距離は、好ましくは5nm以下である。
このようなさらなる第1のドーピング領域は、電荷キャリアバリアの効果の強化をもたらすことができる。
半導体積層体の製造方法の例示的な態様を図6Aおよび図6Bに示す。基板5、特に成長基板の形態の基板、を提供する。例えば、GaAsが適している。
放射線を生成するために設けられ、n導電性半導体層21とp導電性半導体層22との間に配置された活性領域20を含む半導体積層体を基板上に成長させる。p導電性半導体層は、第1のドーパントを有する第1のドーピング領域221、および第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域222を含む。第1のドーピング領域の製造中の堆積パラメータは、第1のドーパントの効率的な組み込みが行われるように選択される。
600℃以下、例えば580℃以下、約560℃または540℃の比較的低い成長温度によって、V族格子点への炭素の効率的な組み込みが得られることが判明した。対照的に、半導体材料系AlInGaAsに用いられる従来の堆積温度である700℃以上では、第1のドーピング領域への炭素の効率的な組み込みは達成されない。
しかしながら、成長温度の低下の代替として、またはこれに加えて、第1のドーパント(例えば炭素)の組み込みを達成するために、他の手段を実施することもできる。
例えば、低いIII/V比で第1のドーピング領域221を堆積させることによって、組み込みの効率を達成することができる。例えば、第1のドーピング領域221の堆積中のIII-V比は、活性領域20および/または第2のドーピング領域222の堆積中に対して、少なくとも10分の1である、または少なくとも100分の1である。
代替として、第1のドーピング領域を製造する際に、III族原子およびV族原子(例えば、TMA、TMG、TMIなどの有機金属化合物またはPおよびAs)を提供するガスを供給することなく、少なくとも一時的に第1のドーパントを有するガスのみを供給することができる。例えば発光ダイオード半導体チップのような半導体部品を製造するために、半導体積層体を引き続きさらに処理して、個々の半導体ボディを形成することができる。
一例として、n導電性半導体層21およびp導電性半導体層22のそれぞれがAlInPを含み、これらの層は、例えば、格子定数の最大相対偏差が2%の状態で格子整合される、または少なくともほぼ格子整合されるように、便宜上、成長基板(例えばGaAs)に対して配置される。この場合、リン含有量は、z=1である。しかしながら、より低いリン含有量、例えばz≧0.9も使用することができる。
したがって、効率を低下させるリーク電流を、第1のドーピング領域221によって効果的に抑制し、結果としてより高い効率の放射線生成がもたらされる。
ドーピング濃度が特に高いドーピング領域による電荷キャリアバリアを含むここに記載した構成は、III族原子の組成を変えることによるバンドギャップの増加がもはや容易ではない半導体層に特に適している。
本特許出願は、独国特許出願第10 2016 123 262.9号明細書の優先権を主張するものであり、その開示内容が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、例示的な態様に関する記載によって限定されるものではない。むしろ、本発明は、あらゆる新しい特徴を含むと共にあらゆる特徴の組み合わせ(特に特許請求の範囲におけるあらゆる特徴の組み合わせ)を含み、これは、特許請求の範囲又は例示的な実施形態において前記特徴又は前記組み合わせ自体が明記されていない場合にも適用される。
1 半導体ボディ
2 半導体積層体
20 活性領域
201 量子層
202 バリア層
21 n導電性半導体層
22 p導電性半導体層
221 第1のドーピング領域
222 第2のドーピング領域
223 コンタクト層
225 さらなる第1のドーピング領域
5 基板
61 測定結果
62 参照結果
66 曲線
67 曲線
71 曲線
72 曲線
73 曲線

Claims (17)

  1. 半導体積層体(2)を有する放射線放出半導体ボディ(1)であって、
    前記半導体積層体(2)が、放射線を生成するために設けられた活性領域(20)と、n導電性半導体層(21)と、p導電性半導体層(22)とを含み、
    前記活性領域が前記n導電性半導体層と前記p導電性半導体層との垂直方向の間に配置され、
    前記p導電性半導体層が、第1のドーパントを有する第1のドーピング領域(221)と、前記第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域(222)とを含み、
    前記p導電性半導体層が、さらなるドーピング領域(225)を含み、前記さらなるドーピング領域(225)は、前記第1のドーパントでドープされ、厚さが2nm以下であり、
    前記第1のドーピング領域(221)と前記さらなるドーピング領域(225)は垂直方向に互いに空間的に分離され、前記第2のドーピング領域(222)の一部が前記第1のドーピング領域(221)と前記さらなるドーピング領域(225)との間に配置されている、放射線放出半導体ボディ。
  2. 前記第1のドーピング領域の厚さが2nm以下である、請求項1に記載の放射線放出半導体ボディ。
  3. 前記第1のドーパントおよび前記第2のドーパントが、それぞれpドーピングをもたらす、請求項1または2に記載の放射線放出半導体ボディ。
  4. 前記放射線放出半導体ボディがIII-V化合物半導体材料をベースとする、請求項1~3のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  5. 前記第1のドーパントがV族格子点に組み込まれている、請求項4に記載の放射線放出半導体ボディ。
  6. 前記第1のドーパントが炭素である、請求項1~5のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  7. 前記第2のドーパントがIII族格子点に組み込まれている、請求項6に記載の放射線放出半導体ボディ。
  8. 前記第1のドーピング領域が、前記活性領域と前記第2のドーピング領域との間に配置されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  9. 前記第1のドーピング領域と前記第2のドーピング領域とが直接互いに隣接している、請求項1~8のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  10. 前記第1のドーピング領域が電子に対する電荷キャリアバリアを形成する、請求項1~9のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  11. 前記第1のドーピング領域(221)と前記さらなるドーピング領域(225)との間の垂直方向の距離が、5nm以下である、請求項1~10のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  12. 前記p導電性半導体層は、1つのみの第1のドーピング領域(221)と1つのみのさらなるドーピング領域(225)とを含む、請求項1~11のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  13. 前記第1のドーピング領域(221)の厚さは、単原子層以上5原子層以下である、請求項1~12のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディ。
  14. a)基板(5)を提供する工程と、
    b)放射線を生成するために設けられた活性領域(20)と、n導電性半導体層(21)と、p導電性半導体層(22)とを含む半導体積層体(2)を成長させる工程と
    を含み、
    前記活性領域が前記n導電性半導体層と前記p導電性半導体層との垂直方向の間に配置され、
    前記p導電性半導体層が、第1のドーパントを有する第1のドーピング領域(221)と、前記第1のドーパントとは異なる第2のドーパントを有する第2のドーピング領域(222)とを含み、
    前記p導電性半導体層が、さらなるドーピング領域(225)を含み、前記さらなるドーピング領域(225)は、前記第1のドーパントでドープされ、厚さが2nm以下であり
    前記第1のドーピング領域(221)と前記さらなるドーピング領域(225)は垂直方向に互いに空間的に分離され、前記第2のドーピング領域(222)の一部が前記第1のドーピング領域(221)と前記さらなるドーピング領域(225)との間に配置されている、半導体積層体の製造方法。
  15. 前記第1のドーピング領域を600℃以下の温度で堆積させる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記半導体積層体がIII-V化合物半導体材料をベースとし、
    前記第1のドーピング領域を形成するために、III族原子およびV族原子を含むガスが少なくとも一時的に供給されない条件で、前記第1のドーパントを含むガスのみを供給する、請求項14または15に記載の方法。
  17. 請求項1~13のいずれか一項に記載の放射線放出半導体ボディを製造するための、請求項14~16のいずれか一項に記載の方法。
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