JP7097348B2 - 殺菌装置およびそれを用いたスカム生成抑制方法 - Google Patents
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Description
(2)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記光照射装置は、前記カバー部材の前記開口部より内方に位置する内天面に固定されていても良い。
(3)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記光は、紫外線または中心波長401~410nmの可視光線であっても良い。
(4)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記カバー部材は、前記開口部以外の一部若しくは全部の面に、前記カバー部材の内側から外に前記光が透過するのを抑制可能な光透過抑制シートを備えていても良い。
(5)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記カバー部材の前記開口部を水面側にして前記殺菌装置を水上に配置した際に前記カバー部材を水に浮かせることのできる1または2以上のフロートを、さらに備え、前記フロートは、前記カバー部材の前記開口部の方向にあって、前記開口部の周囲の少なくとも一部が水面との間に隙間を保持可能な位置に備えられていても良い。
(6)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記フロートは、前記開口部の全周囲の一部であって、前記開口部より外方向に突出するように備えられていても良い。
(7)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記開口部より外方向に突出する位置に配置されている空気噴出部と、前記空気噴出部に空気を送る送気管と、をさらに備えていても良い。
(8)別の実施形態に係る殺菌装置において、好ましくは、前記開口部より外方向に突出する位置に配置されている空気噴出部と、前記空気噴出部に空気を送る送気管と、をさらに備え、前記フロートは、前記開口部の開口面と前記空気噴出部との間に位置していても良い。
(9)別の実施形態に係る殺菌装置は、好ましくは、前記殺菌装置を前記水面の上方にて吊り下げるための吊り下げ手段を、さらに備えても良い。
(10)上記目的を達成するための一実施形態に係るスカム生成抑制方法は、汚水処理において、上記いずれかの殺菌装置を用いてスカムの生成要因の放線菌を殺菌してスカムの生成の抑制を行う方法である。
(11)別の実施形態に係るスカム生成抑制方法は、好ましくは、汚水処理施設の生物反応槽における汚水処理において、前記カバー部材の前記開口部より外方向に突出する位置に配置されている空気噴出部と前記空気噴出部に空気を送る送気管とを備える殺菌装置を用いる方法でも良い。
まず、第1実施形態に係る殺菌装置およびそれを用いたスカム生成抑制方法について説明する。
図3は、図1の殺菌装置の変形例1を用いてスカム生成抑制方法を実施している状況を当該殺菌装置の側面方向から見た図を示す。
図4は、第1実施形態の変形例2に係る殺菌装置の斜視図を示す。
次に、第2実施形態に係る殺菌装置およびそれを用いたスカム生成抑制方法について説明する。第2実施形態において、第1実施形態(各変形例も含む。)の構成と共通する構成についてはその説明を省略する場合がある。
次に、第3実施形態に係る殺菌装置およびそれを用いたスカム生成抑制方法について説明する。第3実施形態において、前述の各実施形態(各変形例も含む。)の構成と共通する構成についてはその説明を省略する場合がある。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形、置換、調整を加えることができる。
Claims (7)
- 少なくとも一方を開口部とするカバー部材と、
前記カバー部材の内側に固定されており、前記開口部に光を照射可能な光照射装置と、
前記カバー部材の前記開口部を水面側にして水上に配置した際に前記カバー部材を水に浮かせることのできる1または2以上のフロートと、
前記開口部より外方向に突出する位置に配置されている空気噴出部と、
前記空気噴出部に空気を送る送気管と、
を少なくとも備える殺菌装置であって、
前記フロートは、前記カバー部材の前記開口部の方向にあって、前記開口部の全周囲の一部であって前記開口部より外方向に突出するように、前記開口部の周囲の少なくとも一部が水面との間に隙間を保持可能に固定され、
前記フロートは、さらに、前記殺菌装置を水に浮かせると水面下に位置する前記空気噴出部と、前記開口部の開口面との間に位置し、
前記光照射装置は、当該装置から照射される光により、汚水処理においてスカムの生成要因の放線菌を殺菌可能であることを特徴とする殺菌装置。 - 前記光照射装置は、前記カバー部材の前記開口部より内方に位置する内天面に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の殺菌装置。
- 前記光は、紫外線または中心波長401~410nmの可視光線であることを特徴とする請求項1または2に記載の殺菌装置。
- 前記カバー部材は、前記開口部以外の一部若しくは全部の面に、前記カバー部材の内側から外に前記光が透過するのを抑制可能な光透過抑制シートを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の殺菌装置。
- 前記殺菌装置を前記水面の上方にて吊り下げるための吊り下げ手段を、さらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の殺菌装置。
- 汚水処理において、請求項1から5のいずれか1項に記載の殺菌装置を用いてスカムの生成要因の放線菌を殺菌してスカムの生成の抑制を行うことを特徴とするスカム生成抑制方法。
- 汚水処理施設の生物反応槽における汚水処理において、前記殺菌装置を用いることを特徴とする請求項6に記載のスカム生成抑制方法。
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