JP7094808B2 - X線検出器及びx線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、X線検出器及びX線CT装置に関する。
X線CT装置等に用いられるX線検出器では、X線管球から照射されたX線を、シンチレータを介して可視光に変換し、光センサアレイにおいて可視光を電気信号に変換する。そして、検出された電気信号は、X線検出器の外部に設けられたデータ収集部に送信されてA/D変換などのデータ処理が実行されて撮像データとして取得される。
ところで、光センサアレイを有するX線検出器の基板において、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアを搭載することで、可視光を電気信号に変換する機能に加えて、素子上でA/D変換などのデータ処理を実行する場合がある。このタイプの検出器ではその基板内の回路で発熱する場合があり、発生した熱が基板内に留まれば、回路の動作保障を超える温度となってしまい、正常に動作しなくなるおそれがある。
特開2006-276016号公報
本発明が解決しようとする課題は、検出器の基板で発生する熱を簡易かつ効率的に外部に排出することである。
実施形態に係るX線検出器は、光センサアレイと、基板と、第1のサポート板と、第2のサポート板と、を有する。光センサアレイは、X線を受けて電気信号を発生する。基板は、電気信号をA/D変換する素子を少なくとも備える。第1のサポート板は、散乱線除去のためのセパレータを保持する。第2のサポート板は、第1のサポート板より熱伝導率の高い材料で形成され、基板と少なくとも一部を接して設けられる。
実施形態に係るX線CT装置の構成を示す構成図。 実施形態に係るX線CT装置における、X線管とX線検出器との位置関係を示す説明図。 (A)は、図2に示すX線検出器のI-I断面図、(B)は、図2に示すA方向からX線検出器を見た上面図。 実施形態に係るX線検出器の基板で発生した熱が排出される様子を示す説明図。
以下、実施形態に係るX線検出器について添付図面を参照して説明する。
まず、実施形態に係るX線CT装置1の全体構成について説明する。
図1に示すように、X線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置30と、コンソール装置40と、を有する。図1では架台装置10に挿入される被検体Pの位置関係を説明するため、架台装置10を複数描画している。
なお、本実施形態では、非チルト状態での回転フレーム13の回転軸又は寝台装置30の天板33の長手方向をz軸方向、z軸方向に直交し、床面に対し水平である軸方向をx軸方向、z軸方向に直交し、床面に対し垂直である軸方向をy軸方向とそれぞれ定義するものとする。
架台装置10は、X線管11と、X線検出器12と、回転フレーム13と、X線高電圧装置14と、を有する。
X線管11は、X線高電圧装置14からの高電圧の印加により、陰極(フィラメント)から陽極(ターゲット)に向けて熱電子を照射することでX線を発生する真空管である。
ウェッジ16は、X線管11から照射されたX線量を調節するためのフィルタである。具体的には、ウェッジ16は、X線管11から被検体Pへ照射されるX線が、予め定められた分布になるように、X線管11から照射されたX線を透過して減衰するフィルタである。例えば、ウェッジ16(ウェッジフィルタ(wedge filter)、ボウタイフィルタ(bow-tie filter))は、所定のターゲット角度や所定の厚みとなるようにアルミニウムを加工したフィルタである。
X線絞り17は、ウェッジ16を透過したX線の照射範囲を絞り込むための鉛板等であり、複数の鉛板等の組み合わせによってスリットを形成する。
X線高電圧装置14は、変圧器(トランス)及び整流器等の電気回路を有し、X線管11に印加する高電圧を発生する機能を有する高電圧発生装置と、X線管11が照射するX線に応じた出力電圧の制御を行うX線制御装置とを有する。高電圧発生装置は、変圧器方式であってもよいし、インバータ方式であっても構わない。なお、X線高電圧装置14は、後述する回転フレーム13に設けられてもよいし、架台装置10の固定フレーム(図示しない)側に設けられても構わない。なお、固定フレームは回転フレーム13を回転可能に支持するフレームである。
X線検出器12は、X線管11から照射され、被検体Pを通過したX線を検出し、当該X線量に対応した電気信号をDAS18へと出力する。X線検出器12は、X線管11の焦点を中心として1つの円弧に沿ってチャネル方向に複数のX線検出素子21が配列された複数のX線検出素子列を有する。なお、X線検出器12の詳細な構成については後述する。
DAS18(Data Acquisition System)は、X線検出器12の各X線検出素子から出力される電気信号に対して増幅処理を行う増幅器と、電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、検出データを生成する。DAS18が生成した検出データは、コンソール装置40へと転送される。なお、DAS18は、X線検出器12の基板24(図3)内でA/D変換等のデータ処理を実行する場合には、一部の機能を省略できる。
回転フレーム13は、X線管11とX線検出器12とを対向支持して、後述する制御装置15によってX線管11とX線検出器12とを回転させる円環状のフレームである。なお、回転フレーム13は、X線管11とX線検出器12に加えて、X線高電圧装置14やDAS18を更に備えて支持する。DAS18が生成した検出データは、回転フレーム13に設けられた発光ダイオード(LED)を有する送信機から光通信によって架台装置10の非回転部分(例えば固定フレーム。図1での図示は省略している。)に設けられた、フォトダイオードを有する受信機に送信され、コンソール装置40へと転送される。なお、回転フレーム13から架台装置10の非回転部分への検出データの送信方法は、前述の光通信に限らず、非接触型のデータ伝送であれば如何なる方式を採用しても構わない。
制御装置15は、CPU等を有する処理回路と、モータ及びアクチュエータ等の駆動機構とを有する。制御装置15は、コンソール装置40若しくは架台装置10に取り付けられた、後述する入力インターフェース43からの入力信号を受けて、架台装置10及び寝台装置30の動作制御を行う機能を有する。
例えば、制御装置15は、入力信号を受けて回転フレーム13を回転させる制御や、架台装置10をチルトさせる制御、及び寝台装置30及び天板33を動作させる制御を行う。なお、架台装置10をチルトさせる制御は、架台装置10に取り付けられた入力インターフェースによって入力される傾斜角度(チルト角度)情報により、制御装置15がX軸方向に平行な軸を中心に回転フレーム13を回転させることによって実現される。なお、制御装置15は架台装置10に設けられてもよいし、コンソール装置40に設けられても構わない。
寝台装置30は、スキャン対象の被検体Pを載置、移動させる装置であり、基台31と、寝台駆動装置32と、天板33と、支持フレーム34とを備えている。基台31は、支持フレーム34を鉛直方向に移動可能に支持する筐体である。寝台駆動装置32は、被検体Pが載置された天板33を天板33の長軸方向に移動するモータあるいはアクチュエータである。支持フレーム34の上面に設けられた天板33は、被検体Pが載置される板である。なお、寝台駆動装置32は、天板33に加え、支持フレーム34を天板33の長軸方向に移動してもよい。
コンソール装置40は、メモリ41と、ディスプレイ42と、入力インターフェース43と、処理回路44とを有する。なお、コンソール装置40は架台装置10とは別体として説明するが、架台装置10にコンソール装置40又はコンソール装置40の各構成要素の一部が含まれてもよい。
メモリ41は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等により実現される。メモリ41は、例えば、投影データや再構成画像データを記憶する。
ディスプレイ42は、各種の情報を表示する。例えば、ディスプレイ42は、処理回路44によって生成された医用画像(CT画像)や、操作者からの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)等を出力する。例えば、ディスプレイ42は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイである。また、ディスプレイ42は、架台装置10に設けられてもよい。また、ディスプレイ42は、デスクトップ型でもよいし、コンソール装置40本体と無線通信可能なタブレット端末等で構成されることにしても構わない。
入力インターフェース43は、操作者からの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路44に出力する。例えば、入力インターフェース43は、投影データを収集する際の収集条件や、CT画像を再構成する際の再構成条件、CT画像から後処理画像を生成する際の画像処理条件等を操作者から受け付ける。例えば、入力インターフェース43は、マウスやキーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック等により実現される。
また、入力インターフェース43は、架台装置10に設けられてもよい。また、入力インターフェース43は、コンソール装置40本体と無線通信可能なタブレット端末等で構成されることにしても構わない。
処理回路44は、入力インターフェース43を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、処理回路44の各種機能を制御する。例えば、処理回路44は、出力された検出データに対して対数変換処理やオフセット補正処理、チャネル間の感度補正処理、ビームハードニング補正等の前処理を施したデータを生成する。そして、この生成されたデータに対してフィルタ補正逆投影法や逐次近似再構成法等を用いた再構成処理を行ってCT画像データを生成する。
続いて、実施形態に係るX線検出器12について説明する。
図2は、X線管11とX線検出器12との位置関係を示す説明図である。なお、X線検出器12の円弧に沿う方向をチャネル方向とし、チャネル方向に直交し、天板33の長軸方向に移動する方向と平行となる方向をスライス方向(z軸方向)とする。
図3(A)は、実施形態に係るX線検出器12の縦断面図(図2のI-I断面図)であり、図3(B)は、X線検出器12をA方向から見た場合の上面図である。なお、図3(B)では、保持容器26の内部の構成を明示するために、保持容器26を省略して記載している。
X線検出器12は、第1のサポート板19と、セパレータ20と、X線検出素子21と、シンチレータ22と、第2のサポート板25と、を有する。
第1のサポート板19(19,19)は、2つの板が対向するように配置されて、それぞれの板に溝が複数設けられている。セパレータ20が、対向する位置に設けられた溝に挿入されて、第1のサポート板19は、複数のセパレータ20をスライス方向と平行に保持する。第1のサポート板19は、薄い板であるセパレータ20を保持するための溝を形成する観点から、成形が容易なガラスエポキシ材などの材質で構成される。
セパレータ20は、モリブデンなどのX線を吸収する材料で形成されており、X線管11から照射されるX線の散乱線を除去するための遮蔽材である。第1のサポート板19とセパレータ20とでコリメータが形成される。
X線検出素子21は、シンチレータ22と、光センサアレイ23と、基板24と、を有する。X線検出素子21は、アルミニウムなどの金属で形成された筐体である保持容器26内に収容される。
シンチレータ22は、照射されたX線を光に変換する部材であり、基板24上に載せられて配置される。シンチレータ22は、複数のシンチレータアレイから構成されており、シンチレータ22は入射X線量に応じた光子量の光を出力するシンチレータ結晶を有している。
光センサアレイ23は、照射されたX線によりシンチレータ22で生成された可視光を電気信号に変換する素子である。光センサアレイ23は、シンチレータ22からの光量に応じた電気信号に変換する機能を有し、例えば、フォトダイオード等の光センサが例示される。なお、X線検出器12は、実施形態のようにシンチレータを介してX線を可視光に変換した後で電気信号に変換する間接変換型の検出器ではなく、入射したX線を電気信号に変換する半導体素子を有する直接変換型の検出器でもよい。
基板24は、光センサアレイ23で発生した電気信号をA/D変換する素子を少なくとも備えている。基板24には、電気信号をA/D変換などのデータ処理を実行するASIC等のハードウェア回路が搭載される。シンチレータ22が基板24上に配置されて、シンチレータ22の直下に配置される光センサアレイ23と基板24とが一体となって構成されている。基板24は、第1のサポート板19及び第2のサポート板25の少なくとも一方に接続されて固定される。
なお、基板24内の回路で、光センサアレイ23で発生した電気信号のA/D変換等のデータ処理を実行してもよいし、基板24とDAS基板18とで実行する機能を分けて処理してもよい。光センサアレイ23に近い位置でA/D変換を実行することで、伝送によって生じる回路ノイズを抑制できる。
第2のサポート板25(25,25)は、第1のサポート板19より熱伝導率の高い材料で形成されており、基板24と少なくとも一部を接して設けられる。第2のサポート板25は、金属等の熱伝導率のよい材質、例えば鉄などの金属材料で形成される。
具体的には、2つの第2のサポート板25は、第1のサポート板19の外側で対向するように配置されて、下面で基板24と接して配置されている。そして、第2のサポート板25の側面は、保持容器26の内面に接して設けられる。
X線検出素子21の基板24を第2のサポート板25に接触させることで、基板24で発生した熱が第2のサポート板25に伝達されて排出される。さらに、第2のサポート板25と保持容器26とが接することで、保持容器26に熱が拡散される。
なお、X線検出器12は、チャネル方向に複数のX線検出素子21が配列されたX線検出素子列がスライス方向に複数配列された構造を有してもよい。
図4は、実施形態に係るX線検出器12の基板24において発生した熱が排出される様子を示す説明図である。図中の矢印は、基板24で発生した熱が外部に排出されるまでの流れを示している。
基板24で発生した熱は、第2のサポート板25に伝達される。そして、第2のサポート板25を介して保持容器26に拡散されて、X線検出器12の外部に排出される。
なお、保持容器26は、例えば外気側に突出する突出部を複数形成したヒートシンクを設けて、外気との表面積を増加させて空冷で熱を排出してもよい。これにより、より効率的にX線検出器12の外部に排出できる。
このように、X線検出器12の基板24で発生した熱を、第2のサポート板25を介して保持容器26に拡散させることで、基板24内での熱の滞留を抑制でき、発生した熱を外部に効率よく排出できる。このため、X線検出器の基板24内に、A/D変換するASIC等のハードウェアを搭載した場合であっても、ハードウェアの動作保障温度以下に温度を保つことができ、回路の動作を安定的に維持できる。
また、ヒートパイプやペルチェ素子などの冷却機構を用いる場合と比較して、簡易な構造かつ安価にX線検出器の素子の冷却を実現できる。冷却ファン等の機械的な冷却機構をX線CT装置に適用した場合には、高速回転に伴う重力の影響により冷却機構が故障するおそれがあるが、本実施形態のX線検出器では、安定的に検出器の基板を冷却できる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、検出器の基板で発生する熱を簡易かつ効率的に外部に排出することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
11 X線管
12 X線検出器
13 回転フレーム
19 第1のサポート板
20 セパレータ
21 X線検出素子
22 シンチレータ
23 光センサアレイ
24 基板
25 第2のサポート板
26 保持容器

Claims (5)

  1. X線を受けて電気信号を発生する光センサアレイと、
    前記光センサアレイのX線入射側の対向側に配置され、前記電気信号をA/D変換する素子を少なくとも備える基板と、
    散乱線除去のためのセパレータが前記光センサアレイの前記X線入射側に配置されるようにスライス方向において両側で前記セパレータを保持する第1のと、
    前記第1のより熱伝導率の高い材料で形成され、前記スライス方向において前記第1の板の外側に前記基板と少なくとも一部を接して設けられる第2のと、
    を有するX線検出器。
  2. 前記第2のは、その前記対向側で前記基板と接する、
    請求項1に記載のX線検出器。
  3. 前記光センサアレイと、前記基板と、前記第1の板と、前記第2の板とを収容する保持容器をさらに備え、
    前記第2のは、前記保持容器の内壁に接して設けられて、前記基板で発生した熱を前記保持容器に拡散させる、
    請求項1または請求項2に記載のX線検出器。
  4. 前記保持容器は、外気と接する表面積を増加させるヒートシンクを備える、
    請求項3に記載のX線検出器。
  5. X線を照射するX線管と、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のX線検出器と、
    X線管とX線検出器とを対向支持して、X線管とX線検出器とを回転させる回転フレームと、
    を有するX線CT装置。
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