JP7093219B2 - 回転電機および軸受構造体 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態に係る回転電機の構成を示す縦断面図である。回転電機200は、回転子10、固定子20、フレーム30、軸受ブラケット40、および軸受構造体100を有する。以下、回転電機の例として、かご形誘導回転電機の場合を例にとって説明する。
図5は、第2の実施形態に係る軸受構造体の加圧部周りの構成を示す上半部分縦断面図である。本実施形態は、第1の実施形態の変形であり、放出部170をさらに有する。その他の点では、第1の実施形態と同様である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態において、回転電機が、かご形誘導回転電機の場合を例にとって示したが、これに限定されない。たとえば、巻線形誘導回転電機、あるいは同期回転電機など他の型式の回転電機の場合であってもよい。また、たとえば、実施形態においては、軸受構造体が、すべり軸受を用いる場合を例にとって示したが、これに限定されない。たとえば、玉軸受を有する場合であってもよい。
Claims (5)
- 軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、
前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子鉄心と、前記固定子鉄心内を軸方向に貫通する固定子巻線と、を有する固定子と、
静止支持されて、前記回転子鉄心を挟んで軸方向の両側で前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受構造体と、
前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、
前記フレームの両端に取り付けられて前記2つの軸受構造体のそれぞれを支持する2つの軸受ブラケットと、
を備える回転電機であって、
前記2つの軸受構造体の少なくとも一方は、
前記ロータシャフトを直接支持する軸受本体と、
前記軸受本体からみて軸方向の回転子鉄心側またはその反対側に設けられた油切りと、
前記油切りからみて軸方向に前記軸受本体側と反対側から前記油切りを加圧する加圧部と、
前記軸受ブラケットに支持された軸受キャップと、
を具備し、
前記加圧部は、
前記ロータシャフトに取り付けられた羽根ベースと、
前記油切りに支持された羽根カバーと、
前記羽根カバーを介さずに前記羽根ベースに周方向に互いに間隔をあけて取り付けられ、前記羽根カバーに覆われた複数の羽根と、
を有し、
前記油切りは、
前記ロータシャフトの径方向外側に位置し、前記軸受本体と軸方向に並び、前記軸受本体側の一端部と当該一端部の反対側の他端部とを有する第1の円筒部と、
前記第1の円筒部の前記一端部から径方向外側に延びて前記軸受キャップに支持された第1の円環部と、
前記第1の円筒部の前記他端部から径方向外側に延びた第1の接続用円環部と、
を有し、
前記羽根ベースは、
前記油切りに対して前記軸受本体とは反対側で前記ロータシャフトの径方向外側に位置して前記ロータシャフトに接触し、前記ロータシャフトと結合し、前記油切り側の一端部と当該一端部の反対側の他端部とを有し、前記複数の羽根が取り付けられた第2の円筒部と、
前記第2の円筒部の前記一端部から径方向外側に延びた第2の円環部と、
を有し、
前記羽根カバーは、
前記油切りに対して前記軸受本体とは反対側で前記複数の羽根の径方向外側に位置し、前記油切り側の一端部と当該一端部の反対側の他端部とを有した第3の円筒部と、
前記第3の円筒部の前記一端部から径方向外側に延び、前記第1の接続用円環部に支持された第2の接続用円環部と、
前記第3の円筒部の前記他端部から径方向内側に延びたカバー用円環部と、
を有し、
前記複数の羽根は、前記第2の円環部と前記カバー用円環部との間に位置し、
前記第1の接続用円環部と前記第2の円環部との間に、間隙が形成され、
前記第2の円環部と前記第3の円筒部との間に、前記間隙と通じた連通部が形成され、
前記第2の円筒部の前記他端部と前記カバー用円環部との間に、前記連通部と通じた入口開口が形成されたことを特徴とする回転電機。 - 前記羽根カバーは、前記羽根の径方向外側に、圧力室を形成することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記羽根ベースおよび前記羽根カバーのそれぞれは、周方向に複数の要素に分割可能であり、かつ、前記複数の要素は一体に組み立て可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
- 前記加圧部の前記羽根の出口の下流側の流路と外気とを連通させる放出配管と、前記放出配管上に設けられた調節弁と、を有する放出部をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機。
- 軸方向に延びるロータシャフトおよび回転子鉄心を有する回転子と、固定子と、前記回転子鉄心および前記固定子を収納するフレームと、前記フレームの両端に取り付けられた軸受ブラケットとを備える回転電機の軸受構造体であって、前記軸受ブラケットに静止支持されて、前記回転子鉄心の軸方向の外側で前記ロータシャフトを回転可能に支持する軸受構造体において、
前記ロータシャフトを直接支持する軸受本体と、
軸受本体からみて軸方向の回転子鉄心側またはその反対側に設けられた油切りと、
前記油切りからみて軸方向に前記軸受本体側と反対側から前記油切りを加圧する加圧部と、
前記軸受ブラケットに支持された軸受キャップと、
を具備し、
前記加圧部は、
前記ロータシャフトに取り付けられた羽根ベースと、
前記油切りに支持された羽根カバーと、
前記羽根カバーを介さずに前記羽根ベースに周方向に互いに間隔をあけて取り付けられ、前記羽根カバーに覆われた複数の羽根と、
を有し、
前記油切りは、
前記ロータシャフトの径方向外側に位置し、前記軸受本体と軸方向に並び、前記軸受本体側の一端部と当該一端部の反対側の他端部とを有する第1の円筒部と、
前記第1の円筒部の前記一端部から径方向外側に延びて前記軸受キャップに支持された第1の円環部と、
前記第1の円筒部の前記他端部から径方向外側に延びた第1の接続用円環部と、
を有し、
前記羽根ベースは、
前記油切りに対して前記軸受本体とは反対側で前記ロータシャフトの径方向外側に位置して前記ロータシャフトに接触し、前記ロータシャフトと結合し、前記油切り側の一端部と当該一端部の反対側の他端部とを有し、前記複数の羽根が取り付けられた第2の円筒部と、
前記第2の円筒部の前記一端部から径方向外側に延びた第2の円環部と、
を有し、
前記羽根カバーは、
前記油切りに対して前記軸受本体とは反対側で前記複数の羽根の径方向外側に位置し、前記油切り側の一端部と当該一端部の反対側の他端部とを有した第3の円筒部と、
前記第3の円筒部の前記一端部から径方向外側に延び、前記第1の接続用円環部に支持された第2の接続用円環部と、
前記第3の円筒部の前記他端部から径方向内側に延びたカバー用円環部と、
を有し、
前記複数の羽根は、前記第2の円環部と前記カバー用円環部との間に位置し、
前記第1の接続用円環部と前記第2の円環部との間に、間隙が形成され、
前記第2の円環部と前記第3の円筒部との間に、前記間隙と通じた連通部が形成され、
前記第2の円筒部の前記他端部と前記カバー用円環部との間に、前記連通部と通じた入口開口が形成されたことを特徴とする軸受構造体。
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JP2018082152A JP7093219B2 (ja) | 2018-04-23 | 2018-04-23 | 回転電機および軸受構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018082152A JP7093219B2 (ja) | 2018-04-23 | 2018-04-23 | 回転電機および軸受構造体 |
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JP2019193391A JP2019193391A (ja) | 2019-10-31 |
JP7093219B2 true JP7093219B2 (ja) | 2022-06-29 |
Family
ID=68391233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018082152A Active JP7093219B2 (ja) | 2018-04-23 | 2018-04-23 | 回転電機および軸受構造体 |
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Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JP5356510B2 (ja) | 2009-04-30 | 2013-12-04 | 昭和電工株式会社 | Al合金鋳造部材の製造方法 |
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