JP7092504B6 - 飲料又は食品を調製するためのシステムのコード配置及び容器 - Google Patents

飲料又は食品を調製するためのシステムのコード配置及び容器 Download PDF

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Description

記載される実施形態は、コーヒーカプセルなどの容器から飲料又は食品を調製する、飲料又は食品調製システムに関し、及び具体的には、上記システムのマシンで読み取るための、調製情報をエンコードする、容器上に配置されるコードに関する。
飲料又は食品を調製するための調製システムは、そのますます多くが、例えば、コーヒー、紅茶、アイスクリーム、ヨーグルトを一人前含む容器を使用して動作するように、構成されてきている。マシンは、例えば、ミルク又は水などの流体を追加して、容器内で上記材料を加工し、かつこれに混合を行うことによって、調製を行うように構成されてもよく、このようなマシンは、PCT/EP13/072692号に開示されている。あるいは、マシンは、例えば、溶解又は淹出によって容器から材料の成分を少なくとも部分的に抽出することによって、調製を行うように構成されてもよい。このようなマシンの例は、欧州特許第2393404(A1)号、同第2470053(A1)号、同第2533672(A1)号、同第2509473(A1)号、同第2685874(A1)号に提示されている。
これらのマシンの人気の高まりは部分的に、例えば、手動で操作されるストーブトップエスプレッソメーカー、又はカフェティエ(フレンチプレス)など、従来的な調製マシンよりも高いユーザ利便性に起因し得る。
これはまた部分的に、容器及び/又はその内部の調製材料に固有の調製情報が、容器のコードにエンコードされ、調製マシンによって読み取られ、調製プロセスを最適化するためにマシンによって使用される、向上した調製プロセスに起因し得る。特に、調製情報は、流体の温度、調製の持続時間、混合条件など、マシンの動作パラメータを含んでもよい。
したがって、容器上に調製情報をコードする必要がある。特に、広範な食品又は飲料を調製することができる、より精密なマシンが開発されて、調製プロセスがより複雑になるため、大量の情報をエンコードする必要がある。様々なこのようなコードが開発され、一例が欧州特許第2594171(A1)号に提示されており、カプセルのフランジの外周上に、コードが配置されている。コードは、製造中にカプセルに印刷することができる、記号のシーケンスを含む。このようなコードの欠点は、そのエンコーディングの密度が制限されており、すなわち、エンコードすることができる調製情報の量が制限されている、ということである。更なる欠点として、コードは可視性が高く、審美的に不快であると思われ得る。欧州特許第14168061号は、同様のこのような欠点を有する同様のコードを開示している。欧州特許第2525691(B)号は、制限されているものの、より高いエンコード密度を有する、2Dバーコードを備える容器を開示している。
本開示の目的は、飲料又は食品調製材料の容器であって、様々な複雑な調製動作をエンコードすることができる、エンコード配置を含む、容器を提示することである。高いエンコード密度を有する、このようなエンコード配置を提示することが有利である。先行技術よりも視認性が低い、このようなエンコード配置を提示することが有利である。大量の記号を含まない、複雑でない、このようなエンコード配置を提示することが有利である。製造にあたって費用効果が高く、費用効果の高いリーダで読み取ることができる、このようなエンコード配置を提示することが有利である。容易に読み取り、処理することができる、このようなエンコード配置を提示することが有利である。
飲料又は食品調製マシン、特に第2実施形態によるマシンで使用するための容器(例えば、好適に寸法設定されている)が、本明細書において、第1実施形態によって開示される。飲料又は食品材料を収容するための容器(例えばこれは、内部容積部を有し、食品のために安全であり得る)である。容器は一人前の容器であり得、例えばこれは、上記製品の一人前(例えば、予め小分けされている)を調製するために、飲料又は食品材料の一投入量を収容するような大きさである。容器は単回使用の容器であってもよく、すなわちこれは、単一の調製プロセスで使用されることを意図され、その後、蓋の穿刺、貫通、除去、又は上記材料を使い尽くすことにより、使用不可能になることが好ましい。容器はその表面上に、調製情報をエンコードした別個のコードの配置を含み(例えば、これらのコードは、幾何学形状が別個である、共通部分を有さない、分離されたユニットとして情報をエンコードするように、互いに別個である)、各コードは、調製プロセスの別個の段階と対応する調製情報の、別個の段階をエンコードする(すなわち、各コードは単一の段階のみをエンコードしている)。好ましくは、調製プロセスの、3~8の異なる段階がエンコードされる。
したがって、容器は、各段階に関する別個のコードによって、一連の別個の段階として、調製動作をエンコードできるため、本開示の目的は達成される。
調製情報は、段階調製プロセスに関する情報、例えば、温度、(混合を生じるマシンの混合ユニットのための)トルク及び角速度、流量/体積、圧力、%冷却出力、時間(例えば、上記パラメータの1つ以上を含む段階が適用される)、期限、容器の幾何学的特徴、段階識別子、容器識別子、製品を調製するためにマシンにより使用される、マシンの1つ以上のパラメータを取り出すために使用され得るレシピ識別子であって、上記パラメータはマシンに保存され得る、レシピ識別子、予備湿潤容積、などの、マシンにより使用される1つ以上のパラメータを含んでいてもよい。
コードは好ましくは、矩形(例えば、正方形、又は他の矩形)、又は六角形などの他の多角形など、少なくとも部分的にモザイク状の配置を備えた、反復的な外形を有している。1つの利点は、コードを、1つの集合として一緒に、コンパクトに配置できるということである。コードは、少なくとも1つの縁部に沿って、互いに隣接するように配置されてもよい(すなわちこれらは、少なくとも1つのコードの幅であるラインに沿って延びる)。コードは全て同じ向きを有してもよい。あるいは、隣接するコードは、例えば、90°、180°、270°で回転させることができる。1つの利益は、より多様な配置を有することにより、容器上のコードの視認性がより低くなることである。
コードはラインに沿って、縦列として(すなわち、1×i構成で配置され、iはラインに沿って延びている)配置されてもよい。ラインは、線形又は非線形(例えば、周囲方向に延びる)であり得る。好ましくは、互いに隣接するように配置され、平行なトラック配置に沿って長手方向に延びる、複数の縦列が存在する。縦列は、縦列と垂直な方向に延びる横列が整列されるようにして、互いに位置合わせされてもよい。このような配置において、コードの頂点が、4つのコードに共通していてもよい。あるいは、隣接する縦列は、横列が整列しないように、上記ラインに沿って、互いにオフセットされていてもよい。このような配置において、コードの頂点が、2つのコードに共通していてもよい。1つの利点は、より多様な配置を有することにより、コードの視認性がより低くなることである。
コードは、調製プロセスの間に、内部にエンコードされた段階を使用する順序に従って順序付けされた、特定のシーケンスに配置されてもよい(例えば、段階は、1~iの順に、番号順に配置され、段階1が最初に、次に段階2、そしてiまで使用される)。コードは、上記縦列に沿って、上記順番で配置されてもよい。1つの利点は、内部にエンコードされた段階の順番を便利に判定するために、コードが処理され得ることである。
より具体的に、コードは、複数のコード領域、好ましくは2~6の領域に配置され得る。各コード領域は、各コードが同じ段階をエンコードする(すなわち、同一のコード)、複数のコードを備えてもよく、これらのコード領域は、上記のシーケンス配置を有する(すなわち、領域は、調製プロセス中に使用する順序で配置されている)。あるいは、各コード領域は、コードが異なる段階をエンコードしている、複数のコードを含んでもよく、各コード領域の上記複数のコードは、上記のシーケンス配置を有する(すなわち、コード領域内のコードは、調製プロセス中に使用される順序で配置されている)。上記シーケンス配置の端部は、上記のシーケンスの開始と終了を特定する情報をエンコードするコードを備えてもよい。コード領域は、同心の配置を有する、環状、又は少なくとも部分的に環状(すなわち、周囲方向)の形状であり得る。1つの利点は、コードを読み取るとき、画像処理装置が、中心から外側へと、いずれかの方向に移動して、コード全てが読み取られることを確実にし得る。あるいは、コード領域は、直角の平行四辺形の形状であってもよく、互いに隣接するように組み合わされてもよい。
コードの1つ以上(好ましくは全て)が、上記調製プロセスの間に使用される段階の順序を識別するために、段階識別子を調製情報としてエンコードしてもよい。
コードは、基準位置及びデータ部分を含んでもよい。基準部分は、データ部分の基準位置を示す。基準部分は、基準線rを画定する、少なくとも2つの基準ユニットの、線形であり得る配置を含み、データ部分は、少なくとも1つのデータユニットを含み、データユニットは、基準線rと交差する、エンコード線Dの一部の上に配置され(例えば、その少なくとも一部、一般的には中心が、上記線と交差する)、データユニットは、調製情報のパラメータを少なくとも部分的にエンコードするために、エンコード線Dに沿った距離dを、変数として使用する。距離dは、不連続的(すなわち、データユニットは、線Dに沿った、複数の既定位置の1つのみを占めることができる)、又は連続的(すなわち、データユニットは、線Dに沿ったいずれかの位置を占めることができる)であり得る。より多くの情報がエンコードできるため、後者が好ましい。データ部分は、複数(例えば、最大2、3、4、5、6、10、16、20又はそれ以上)のエンコード線Dを備えてもよく、それぞれは、データユニットの対応する配置を含む(すなわち、データユニットは、パラメータを少なくとも部分的にエンコードするために、交差点から距離dのところに配置されている)。エンコード線Dは:エンコード線Dが半円形(すなわち、これは円の弧を含む)又は完全な円形であり、エンコード線Dへの接線が、上記交差の点において基準線rと直交するようにして配置されている、配置か、又はエンコード線Dが線形であり、基準線rと直交するように配置されている、配置のいずれかを有し得る。コードは好ましくは、600~1600μm、又は600~6000μmの周長(例えば、直径、又は矩形の辺長さ)を有する。したがって、コードが特に不可視であるために、本開示の目的は、達成される。より具体的には、コードを含むユニット(すなわち、データユニット、及び基準ユニット)は、好ましくは50~250μmのユニット長さを有する。上記ユニット長さは、実質的に円形のユニットの直径、四辺形ユニットの辺長さ、別の形状のユニットの、他の好適な長さの値、として定義され得る。コードは、環状のエンコード領域を備えてもよく、エンコード線Dは、その中心の周りに、同心状に延びている。あるいはコードは、矩形のエンコード領域を備えてもよい。コードのデータユニットは、上記エンコード領域の境界内に配置される。
上記コードの代替として、QRコード(登録商標)、又は他の光学的に読み取り可能なコードなど、他の好適なコードが使用されてもよい。
データユニット及び基準ユニットは、印刷(例えば、従来的なインクプリンタであり、1つの利点はコードが便利かつ高い費用効果で形成できることである)、刻印、エンボス加工、の1つにより形成することができる。コードは容器の表面上に直接形成されてもよく、例えばユニットの基材は、容器と一体である。あるいは、コードは、容器に取り付けられる、取り付け部上に形成されてもよい。
容器は、内部に収容された、飲料又は食品調製材料を含んでもよい。容器は、カプセル、パケット、飲料又は食品を消費するための収容容器のうちの1つを含み得る。カプセルは、5~80mLの内部容積を有し得る。収容容器、150~350mLの内部容積を有し得る。パケットは、用途に応じて、150~350mL、又は200~300mL、又は50~150mLの内部容積を有し得る。パケットは好ましくは、その周縁部に沿って延びるコードの配置を含む。パケットは、複数の内部容積を備えてもよく、各内部容積は、関連する、上記コードの配置を有してもよく、各コード配置は、上記内部容積に固有の調製情報をエンコードしてもよい。各配置は、上記容積の外周に沿って延びてもよい。
第1実施形態のいずれかの特徴による容器と、飲料又は食品調製マシンとを備える、飲料又は食品調製システムが、本明細書において、第2実施形態によって開示され、上記調製マシンは、容器を受け入れ、容器から飲料又は食品を調製する調製ユニットと、容器の複数のコードの1つ以上のデジタル画像を取得し(例えば、いくつかのデジタル画像は、全てのエンコードされた段階が捕捉されることを確実にするために、モザイク状であってもよい)、上記デジタル画像を処理して、飲料調製プロセスの各段階に関し、エンコードされた調製情報をデコードし、かつ上記段階の順序を決定するように動作可能なコード処理システムと、上記決定された段階の順序で、上記デコードされた調製情報を使用して、調製プロセスを実行するように、調製ユニットを制御するように動作可能な制御システムと、を備える。
段階の順序の決定は、段階の、エンコードされた段階識別子をデコードする工程、又は容器上のコードの配置(例えば、連続的に配置されたコア)を処理する工程を含んでもよい。
調製情報をデコードするために、デジタル画像を処理する工程は、コードのユニットを配置する工程と、基準ユニットを特定し、そこから基準線rを決定する工程と、各データユニットに関して、エンコード線Dに沿って、基準線rからの距離dを決定する工程とを含み得る。
調製ユニットは一般的には、水又はミルクなどの流体を、飲料又は食品材料に追加することによって、上記調製を行うように動作可能である。容器処理サブシステムは、抽出ユニット、溶解ユニット、混合ユニットの1つを含んでもよい。容器処理サブシステムは、流体を上記ユニットへと供給するように動作可能である、流体供給部を更に備えてもよい。一般的には、流体供給部は、流体ポンプ及び流体加熱器を備える。上記ユニットは、飲料又は食品材料を収容する容器と共に動作するように構成されてもよい。
第2実施形態によるシステムを使用して、飲料又は食品を調製する方法が、本明細書において、第3実施形態によって開示され、方法は、第1実施形態による容器の複数のコードの1つ以上のデジタル画像を得る工程と、容器の複数のコードの1つ以上のデジタル画像を得る工程と、上記デジタル画像を処理して、飲料調製プロセスの各段階に関し、エンコードされた調製情報をデコードし、かつ上記段階の順序を決定する工程と上記決定された段階の順序で、上記デコードされた調製情報を使用して、調製プロセスを実行するように、調製ユニットを制御するように動作可能な制御システムと、を備える。
方法は更に、第3実施形態により定義される、デジタル画像の処理のための工程のいずれかを含んでもよい。
第1実施形態による、飲料又は食品調製マシン用の容器に取り付けられるように構成された、付属品が、本明細書において第4実施形態により開示される。付属品は、第1実施形態に記載される、コードの配置をその表面上に保持する保持部と、上記容器に取り付けるための取り付け部材と、を備えてもよい。取り付け部材は、好ましくは、上記保持部を容器へと、あたかもこれが容器と一体的に形成されているかのように取り付けるように、構成されている。このように、コードの構成は、これがあたかも容器と一体的に形成されているように、画像捕捉装置によって、読み取ることができる。好適な取り付け部材の例としては、接着剤ストリップ、クリップ、又はボルトなどの機械的締結具が挙げられる。
第2実施形態による、飲料又は食品調製マシンに取り付けられるように構成された、取り付け部が、本明細書において第5実施形態により開示される。付属品は、第1実施形態に記載される、コードの配置をその表面上に保持する保持部と、上記マシンに取り付けるための取り付け部材と、を備えてもよい。取り付け部材は好ましくは、上記保持部を、これが受け入れられるときに、上記マシンの画像捕捉装置と、容器との間の位置で、容器の上のコードが上記容器に近づくような形で、マシンに取り付けるように、構成されている。このように、コードの構成は、これがあたかも容器に取り付けられているかのように、画像捕捉装置によって、読み取ることができる。好適な取り付け部材の例としては、接着剤ストリップを備える上記保持部に取り付けられた延長部、又はクリップ、ボルト、若しくはブラケットなどの機械的締結具が挙げられる。
第2実施形態に定義される飲料又は食品調製マシンにおける、第1実施形態に定義される容器、又は第4及び第5実施形態に定義される取り付け部の使用法が、本明細書において、第6実施形態により開示される。
第2実施形態に定義される飲料又は食品調製マシンのコード処理システムのプロセッサのためのコンピュータプログラムが、本明細書において、第7実施形態により開示され、コンピュータプログラムは、第1実施形態による、容器の複数のコードの1つ以上のデジタル画像を得、上記デジタル画像を処理して、飲料調製プロセスの各段階に関し、エンコードされた調製情報をデコードし、かつ上記段階の順序を決定する、プログラムコードを備える。コンピュータプログラムは、第2実施形態により定義される、デジタル画像を処理する工程のいずれかを生じるためのプログラムを更に含んでもよい。本明細書において、コンピュータプログラムによって記載される機能的ユニットは、一般的に、例えば、1つ以上のASIC又はFPGAなどのデジタル電気論理、コードが保存されるように構成された、ファームウェアの1つ以上のユニット、モジュール又はアルゴリズムなど、1つ以上のコンピュータプログラム、又は他のソフトウェア要素、及びこれらの組み合わせ、を使用して、様々な方法で実施され得る。一実施形態は、本明細書において記載される機能を実行するように特別に構成された専用コンピュータを備えてもよく、その機能ユニットの全てが、デジタル電子論理、コードが保存されるように構成されたファームウェアの1つ以上のユニット、又は記憶媒体に保存された1つ以上のコンピュータプログラム又は他のソフトウェア要素を含む。
第7実施形態によるコンピュータプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体が、本明細書において、第8実施形態によって開示される。非一時的なコンピュータ可読媒体は、コンピュータをプログラムするためのコンピュータ可読プログラムコードを保存するための、プロセッサのメモリユニット、又は他のコンピュータ可読記憶媒体(例えば、ハードディスク、CD-ROM、光学記憶装置、磁気記憶装置、フラッシュメモリなど)を含み得る。
調製情報をエンコードする方法が、本明細書において、第8実施形態によって開示され、方法は:飲料又は食品調製マシン用の容器であって、飲料又は食品材料を収容する、容器、又は上記容器又は飲料若しくは食品調製マシンに取り付けるための付属品、の上に複数の別個のコードを形成する工程を含み、この方法は、各コードが、調製プロセスの別個の段階をエンコードすることを更に含む。
調製情報をエンコードするために、第1実施形態において定義されるコードの、好ましくは、第1実施形態に定義される、飲料又は食品調製マシン用の容器であって、飲料又は食品材料を収容する、容器、又は第7若しくは第8実施形態による付属品、の上での使用法が、本明細書において、第9実施形態によって開示される。
第1実施形態によるコードを含む、情報保持媒体が、本明細書において、第10実施形態により開示される。特に、情報保持媒体は、本明細書において定義される容器と、本明細書において定義される付属品、又は他の好適な媒体の接着剤ストリップなどの基材のいずれかとを備えてもよい。第2実施形態による調製情報をエンコードする方法は、情報保持媒体に適用されてもよい。第3態様による調製情報をデコードする方法は、情報保持媒体に適用されてもよい。第4実施形態による飲料又は食品調製マシンは、例えば、上記付属品のいずれかなど、容器又は他の好適な構成要素への取り付けを介して、情報保持媒体と動作するように構成されてもよい。第5実施形態によるシステムは、情報保持媒体を備えてもよい。第6実施形態の飲料又は食品を調製する方法は、情報保持媒体のコードのデジタル画像を得る工程を含むように適合され得る。
上記概要は、本明細書において記載される主題の態様の基本的な理解をもたらすために、いくつかの代表的な実施形態を概括する目的のために提示された。したがって、上記特徴は単に例であり、本明細書において記載される主題の範囲又は趣旨をいかようにも狭めるものと解釈されるべきではない。更に、上記実施形態は、更なる実施形態をもたらすために、任意の好適な組み合わせで結合されてもよい。本明細書において記載される主題の他の特徴、態様、及び利点が、以下の詳細な説明、図面、及び請求項から明らかと成る。
本開示の実施形態による、マシン及び容器を備える、飲料又は食品調製システムの実施形態を例示する線図である。 本開示の実施形態による、図1の調製マシン用の、制御サブシステム及びコード処理サブシステムを例示する、ブロック図である。 本開示の実施形態による、図1の調製マシン用の、容器を例示する線図である。 本開示の実施形態による、図1の調製マシン用の、容器を例示する線図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態により、図3の容器のコード及びコード配置を一定の縮尺で示す、平面図である。 本開示の実施形態による図1のシステムの取り付けを例示する線図である。 本開示の実施形態による図1のシステムの取り付けを例示する線図である。
飲料調製システム
その一実施例が図1に例示されている、飲料又は食品調製システム2は、飲料又は食品調製マシン4と、容器6とを備えており、これらは順に記載される。
調製マシン
飲料又は食品調製マシン4は、飲料又は食品材料(すなわち、調製材料)の一部を、食べて及び/又は飲んで消費するための、食品及び/又は飲料へと加工するように動作可能である。本明細書において定義される食品材料は、典型的には、一般的には食べるための栄養へと加工することができ、冷蔵又は加熱することができる物質を含み、その非包括的な例は、ヨーグルト、ムース、パフェ、スープ、アイスクリーム、シャーベット、カスタード、スムージーである。好ましくは食品は、液体、ゲル、又はペースト状の食品である。本明細書において定義される飲料材料は、冷蔵又は加熱できる、携帯可能物質へと加工できる物質を含んでもよく、その非包括的な例は、紅茶、挽いたコーヒーを含むコーヒー、ホットチョコレート、ミルク、コーディアルである。双方の定義には、ある程度の重複が存在し、すなわち、上記マシン4は、食品及び飲料双方を調製できることが認識される。
調製マシン4は、一般的に、調理台で使用するための大きさである(すなわち、長さ、幅、及び高さが70cm未満)。調製マシン4は、調製を意図される飲料及び/又は食品の特定の種類によって、様々な構成を有してもよく、その例は以下である。
その例が図1に例示されている、第1実施形態の調製マシン4は一般的には食品の調製のためであり、これは、エンドユーザが消費するための収容容器である、容器6に供給される、調製材料を調製するように動作可能であり、好適な調製マシンの例は、PCT/EP13/072692号に提示され、これは、本明細書において参照として組み込まれる。
第2実施形態において、調製マシン4は、一般的に食品の調製のためであり、これは、パケット又はカプセルなどの容器6に供給される調製材料を、エンドユーザが消費するための、別の収容容器に注出するように動作可能であり、食品は上記収容容器内に調製され、好適な調製マシンの例は、本明細書において参照として組み込まれる、PCT/EP13/072692号、及び欧州特許第14167344(A)号に開示される。
第3実施形態において、調製マシン4は、一般的には飲料調製のためであり、パケット又はカプセルなどの単回使用容器6内の、調製材料の1つ以上の成分を抽出し、上記成分を、エンドユーザが消費するための別の収容容器内に注出するように動作可能であり、好適な調製マシン4の例は、欧州特許第2393404(A1)号、同第2470053(A1)号、同第2533672(A1)号、同第2509473(A1)号、同第2685874(A1)号、同第2594171(A1)号に開示され、これらは、本明細書において参照として組み込まれる。
完全性のため、いくつかのこのような調製マシン4が以下により詳細に記載され、これらは、ハウジング10と、調製ユニット14と、制御システム16と、コード処理システム18とを備えるものと考えることができ、これらは順に記載される。
ハウジング
ハウジング10は、上記の構成要素を収容及び支持し、かつ水平方向に配置された支持表面と当接させるための基部20と、関連する構成要素を取り付けるための本体22とを備える。
調製ユニット
調製マシン4の実施形態によって、調製ユニット14は、少なくとも部分的に、一人前の単回使用容器6;そこからエンドユーザが消費するための収容容器である容器6;これらの組み合わせの内に配置される調製材料から、食品/飲料を調製するように動作可能であり得る。各構成の実施形態は、後に記載される。
一般的に全ての実施形態において、調製ユニット14は、一般的に、調節(すなわち、加熱又は冷却)され得る水又はミルクである、調製中に使用される液体を、典型的には容器6(又は、マシン4の実施形態によっては収容容器)に供給するように動作可能な、液体供給部12を備える。流体供給部12は典型的には、殆どの用途において1~5リットルの流体である流体を収容するリザーバ24と、電気モータ、又は誘導コイルによって駆動され得る往復式又は回転式ポンプなどの流体ポンプ26と、インラインの、サーモブロックタイプの加熱器を一般的に含む、任意選択の流体加熱器28と、調製ユニット14に流体を供給するための出口とを備える。リザーバ24、流体ポンプ26、流体加熱器28、及び出口は、任意の好適な順序で互いに流体連通している。代替的実施例において、流体供給部12は、例えば、水道などの外部流体供給部への接続を備え得る。
容器内に供給される調製材料を調製するための調製ユニット
その一実施例が図1に例示されている、調製マシン4の第1実施形態により、調製ユニット14は、調製された製品をおよそ150~350mL保持するように構成された、カップ、ポット、又は他の好適な収容容器などの、容器6内に保存された、調製材料を調製するように動作可能である。本明細書において、調製ユニット14は、混合ユニットと称され、撹拌ユニット30と、補助製品ユニット32と、熱交換器34と、収容容器支持体52とを備え、これらは後に順次記載される。
撹拌ユニット30は、少なくともその部分的な調製のために、収容容器6内の調製材料を撹拌するように動作可能である。撹拌ユニット30は、例えば、プラネタリミキサ、螺旋型ミキサ、垂直切断ミキサ(vertical cut mixer)などの、任意の好適な混合配置を備えてもよい。典型的には、撹拌ユニット30は、調製材料と接触するための、ミキシングヘッドを有する、混合のための器具と、混合器具を駆動するための、電気モータ又はソレノイドなどの駆動ユニットとを備える。プラネタリミキサの好ましい実施例において、ミキシングヘッドは、W2の旋回角速度で回転する、オフセット軸上で、半径角速度W1で回転する撹拌機を備え、このような配置は、PCT/EP13/072692号に開示されている。
補助製品ユニット32は、トッピングなどの補助製品を容器6に供給するように動作可能である。補助製品ユニット32は、上記製品を保存するためのリザーバと、上記製品をリザーバから注出させるための、電気的に動作する注出システムと、を備える。
熱交換器34は、容器6から熱エネルギーを伝送及び/又は抽出するように動作可能である。熱エネルギーの伝送の一実施例において、これは、サーモブロックなどの加熱器を備えてもよい。熱エネルギーの抽出の一実施例においてこれは、冷凍式サイクルヒートポンプなどの、ヒートポンプを備えてもよい。
収容容器支持体52は、調製プロセスの間、容器6を支持するように動作可能であり、これによって容器6は、撹拌ユニット30によって、内部の調製材料が撹拌される間、静止状態を維持する。収容容器支持体52は好ましくは、熱交換器34と熱的に関連しており、支持される収容容器への熱エネルギーの伝送を生じることができる。
調製マシン4の第2実施形態により、上記の第1実施形態の調製ユニット14は、容器6を受け入れ、関連する調製材料を、これが調製される収容容器へと注出するための、注出機構を更に備える。このような実施例は、欧州特許14167344(A)号に開示される。この構成を有する特定の実施形態において、容器は、部分的に圧潰可能な容器であり得、容器は、内部に保存された材料を注出するために、圧潰できる。このような実施例は、欧州特許第15195547(A)号に開示され、これは本明細書において参照として組み込まれる。特に、容器の圧潰可能な部分は、脆弱な幾何学的構成及び/又は部分を含み、この部分及び保持部分の両方に軸方向の負荷がかかったときに、前者が後者よりも先に潰れるようになっている。このような実施形態において、容器処理ユニット14は、上記容器を潰すように軸方向の負荷をかけるように構成された、機械的作動装置を備え、その実施例が、参照される出願において提示されている。
容器から飲料成分を抽出するための調製ユニット
調製マシン4の第3実施形態により、調製ユニット14は、抽出ユニットと称されることがあり、調製材料を含む容器6を受け入れ、容器6を処理して、そこからの飲料の1つ以上の成分を抽出し、エンドユーザが消費するために別の収容容器に上記成分を注出するように、動作可能である。容器は一般的に、カプセル又はパケットなどの、単回使用の一人前の容器であり、最初に、上記カプセルと共に使用する調製ユニット14について、その後、上記パケットと共に使用する、異なるマシンについて記載される。
カプセルを備える容器6の一実施例において、調製ユニット14はカプセル受け取り位置とカプセル抽出位置との間で移動するように動作可能であり、カプセル抽出位置からカプセル受け取り位置まで動く際に、抽出ユニットはカプセル排出位置を通過するかここまで移動することができ、ここから使用済みのカプセルが排出され得る。調製ユニットは典型的には、注入ヘッドと、カプセルホルダと、カプセルホルダ装填システムと、カプセル挿入チャネルと、カプセル排出チャネル38とを備え、これらは順に記載される。
注入ヘッドは、カプセルがカプセルホルダによって保持されるときに、カプセルのキャビティに流体を注入するように構成され、またこの目的のために、注入器が取り付けられており、この注入器は流体供給部の出口と流体連通したノズルを有する。
カプセルホルダは、抽出中にカプセルを保持するように構成され、また、この目的のために注入ヘッドと動作可能に連係される。カプセルホルダは、上記カプセル受け取り位置、及びカプセル抽出位置を実現するために動くように動作可能である。カプセルホルダがカプセル受け取り位置にあるとき、カプセルが、カプセル挿入チャネルからカプセルホルダへと供給され得る。カプセルホルダがカプセル抽出位置にあるとき、供給されたカプセルがホルダによって保持され、注入ヘッドは保持されたカプセルの空洞内に流体を注入することができ、ここから1種類以上の成分が抽出され得る。カプセルホルダを、カプセル抽出位置とカプセル受け入れ位置との間で移動させるときに、カプセルホルダを上記カプセル排出位置を通って又はカプセル排出位置へと移動することができ、この位置において使用済みカプセルをカプセルホルダからカプセル排出チャネルを介して排出することができる。
カプセルホルダ装填システムは、カプセル受け入れ位置とカプセル抽出位置との間でカプセルホルダを駆動するように動作可能である。
抽出ユニット14は、流体を、例えば、20バールまでの圧力などの圧力下でカプセル6のキャビティ内へ注入することによって動作することができ、この圧力は、注入ヘッド及びポンプ26によって達成することができる。代替として、抽出ユニットは、欧州特許第2594171(A1)号に開示された遠心分離によって動作してもよく、これは、本明細書において参照として組み込まれる。好適な調製ユニットの更なる例は、欧州特許第2393404(A1)号、同第2470053(A1)号、同第2533672(A1)号、同第2509473(A1)号、同第2685874(A1)号、及び同第2594171(A1)号に提示されている。調製ユニット14は、あるいは、欧州特許第1472156及び同第1784344号(本明細書において参照として組み込まれる)に開示されるように構成された溶解ユニットを備えてもよい。
パケットを備える容器6の実施例において、調製ユニット14は、パケットを受け入れ、かつその入口において、流体供給部12からの流体を注入するように動作可能である。注入された流体は、パケット内において調製材料と混合して、少なくとも部分的に飲料が調製され、これは、その出口を介してパケットを出る。調製ユニット14は、未使用のパケットを受け入れ、使用済みのパケットを排出するための、支持機構と、流体供給部の出口から、パケットに流体を供給するように構成された注入器とを備える。更なる詳細は、本明細書において参照として組み込まれる、国際公開第2014/125123号に提示されている。
制御システム
その一実施例が、図2に例示される制御システム16は、飲料/食品を調製するために、調製ユニット14を制御するように動作可能である。制御システム16は典型的には、ユーザインターフェース36と、プロセッサ38と、任意によりセンサ40と、電源42と、任意により通信インターフェース44とを備えており、これらは順に記載される。
ユーザインターフェース36は、ユーザがプロセッサ38と相互作用するのを可能にし、よってこれと動作可能に接続される、ハードウェアを備える。より具体的には、ユーザインターフェースは、ユーザからのコマンドを受信し、ユーザインターフェース信号が上記コマンドを、プロセッサ38への入力として送信する。コマンドは、例えば、調製プロセスを実行する、及び/又は飲料調製マシン4の操作パラメータを調節する、及び/又は飲料調製マシン4の電源をオン若しくはオフするための命令であってもよい。また、プロセッサ38は、調製プロセスの一部として、例えば、飲料調製プロセスが開始されたこと又はプロセスに関連するパラメータが選択されたことを示すために、フィードバックをユーザインターフェース36に対して出力してもよい。ユーザインターフェース36のハードウェアは、任意の好適な装置を含んでもよく、例えば、ハードウェアは、ジョイスティックボタン、又はプレスボタンなどのボタンと、ジョイスティックと、LEDと、グラフィック又はキャラクターLDCと、タッチセンサ及び/又はスクリーンエッジボタンとを備えるグラフィックスクリーンのうちの1つ以上を備える。
センサ40は、調製プロセス及び/又は飲料調製マシン4の状態をモニタリングするために、入力を送信するために、プロセッサ38に動作可能に接続されている。入力は、アナログ信号又はデジタル信号であり得る。センサ40は典型的には、リザーバ24と関連する流体レベルセンサ、流体ポンプ26と関連する流量センサ、熱交換器28と関連する温度センサ、の1つ以上を備える。調製マシン4の第1及び第2実施形態において、センサは、収容容器内の流体レベルを測定するように動作可能な流体レベルセンサと、収容容器内の製品の温度を測定するためのセンサと、撹拌ユニット30のミキシングヘッドによって、製品にかけられたトルクを測定するためのセンサと、撹拌ユニット30のミキシングヘッドの速度を測定するためのセンサと、収容容器支持体52によって支持される収容容器の存在を検出するための、収容容器検出センサとを更に備えてもよい。調製マシン4の第3実施形態において、センサは、調製ユニット14と関連しており、その位置を感知するように動作可能な、位置センサと、ユーザによって供給される容器の存在を検出するための、容器6(すなわち、カプセル又はパケット)検出センサと、を更に備え得る。
プロセッサ38は、入力、すなわち、ユーザインターフェース36、及び/又はセンサ40からのコマンドを受信し、メモリユニットに保存されたプログラムコード(又は、プログラムされた論理)によって入力を処理し、一般的には調製プロセスである出力を送信するように動作可能である。特に、出力は、容器6の調製情報を判定するように、コード処理システム18を動作させること、判定された情報に従って、調製ユニット14を動作させることを含み得る。調製ユニット14の動作は開ループ制御であってもよく、又は、より好ましくは、センサ40からの入力信号をフィードバックとして使用する閉ループ制御であってもよい。プロセッサ38は、一般的には、マイクロプロセッサ、又はマイクロコントローラなどの集積回路として配置されたメモリ、入力及び出力システム構成要素を備える。プロセッサ38は、他の好適な集積回路、例えば、ASIC、FPGAなどのプログラム可能な論理装置、コントローラなどのアナログ集積回路を備えてもよい。このような装置について、適切である場合には、前述のプログラムコードはプログラムされた論理と考えられるか、又はプログラムされた論理を追加的に含んでもよい。また、プロセッサ38はまた、上述の集積回路(すなわち、多数のプロセッサ)のうちの1つ以上を含んでもよい。処理ユニット38は、一般的に、プログラムコード及び任意選択のデータを記憶するためのメモリユニット46を備える。メモリユニットは典型的には、例えば、プログラムコード及び動作パラメータを保存するための、EPROM、EEPROM、又はFlashなどの、不揮発性メモリ、データ保存のための揮発性メモリ(RAM)を含む。メモリユニットは、別個の及び/又は(例えば、プロセッサのダイ上に)集積されたメモリを備えることができる。
メモリユニットに保存されたプログラムコード(又はプログラムされた論理)は、上記調製プロセスを実行するためにプロセッサ38によって実行可能な、調製プログラム48を含むものとして、理想化することができる。典型的には、調製プロセスは、容器からの調製情報を判定する(すなわち、コード処理システム18と相互作用することによって)工程と、上記情報、及び/若しくはメモリユニット46にデータとして保存され得る他の情報、並びに/又はユーザインターフェース36を介した入力を使用して、制御する工程と、を含む。判定された情報は、代替的に、又は加えて、調製プログラム48、又はこれと通信する装置(例えば、通信インターフェースを介し、インターネットなどのネットワークを通じて、調製マシンと通信するサーバ)によって使用されて、再注文のために容器6の消費をモニタリングし、調製マシンを計画的にメンテナンスし、マシンの使用状況をモニタリングしてもよい。
電源42は、プロセッサ38、及び関連する構成要素構成要素に電気エネルギーを供給するように動作可能である。電源42は、電池、又はコンセント電源から受電しこれを調整するユニットなど、様々な手段を含み得る。電源42は、調製マシン4の電源をオン又はオフにするためにユーザインターフェース36の一部に動作可能に連係されてもよい。
通信インターフェース44は、飲料調製マシン4と別の装置/システム、典型的にはサーバシステムとのデータ通信のためのものである。通信インターフェース44は、容器消費情報及び/又は調製プロセス情報などの飲料調製プロセスに関する情報を送信及び/又は受信するために使用することができる。通信インターフェース44は、有線媒体、又は無線媒体、又はこれらの組み合わせ、例えば、RS-232、USB、IC、IEEE 802.3により規定されるイーサネット(登録商標)などの有線接続、無線LAN(例えば、IEEE 802.11)、又は近距離通信(NFC)、又はGPRS若しくはGSM(登録商標)などのセルラシステムなどの無線通信に合わせて構成することができる。通信インターフェース44は、プロセッサ38に動作可能に接続される。一般的に、通信インターフェースは、通信ハードウェア(例えば、アンテナ)をメーザプロセッサ38と相互作用するように制御するための別個の処理ユニット(その例を上記に提示した)を備える。しかしながら、プロセッサ38との直接シリアル通信のための単純な有線接続のようにあまり複雑でない構成を使用することができる。
コード処理システム
コード処理システム18は、容器6のコードの画像を取得し、上記画像を処理して、エンコードされた処理情報をデコードするように、動作可能である。コード処理システム18は、画像捕捉装置54と、画像処理装置56と、出力装置72とを備えており、これらは順に記載される。
画像捕捉装置54は、コードのデジタル画像を捕捉して、この画像をデジタルデータとして、画像処理装置56に送信するように動作可能である。デジタル画像のスケールの決定を可能にするため、画像捕捉装置54は、デジタル画像を取得するときに、コードから既定距離だけ離れるように配置され、画像捕捉装置54がレンズを備える実施例において、レンズの倍率は、好ましくは、画像処理装置56のメモリ内に保存される。画像捕捉装置54は、後に記載されるマイクロユニットコード構成要素から成るデジタル画像を捕捉するための、いずれかの好適な光学装置を備え、好適な光学装置の例は、Sonix SN9S102、Snap Sensor S2撮像装置、オーバーサンプルされた、2値画像センサである。
画像処理装置56は、画像捕捉装置54に動作可能に接続され、上記デジタルデータを処理して、内部にエンコードされた調製情報をデコードするように動作可能である。デジタルデータの処理は、以下のパラグラフで説明される。画像処理装置56は、マイクロコントローラなどのプロセッサ、又はASICを備えてもよい。あるいは、これは、上記プロセッサ38を備えてもよく、このような実施形態において、出力装置はプロセッサ38に一体化されることが理解される。上記処理のために、画像処理装置56は典型的にはコード処理プログラムを備える。好適な画像処理装置の例は、Texas Instruments TMS320C5517である。
出力装置72は、画像処理装置56に動作可能に接続され、デコードされた調製情報を含むデジタルデータを、例えば、シリアルインターフェースによって、プロセッサ38に出力するように動作可能である。
容器
容器6は、調製マシン4aの実施形態によって、調製し、エンドユーザが消費するための、調製材料を含む収容容器と、そこから調製するための、調製材料を含むカプセル又はパケットと、備えてもよい。容器6は、金属若しくはプラスチック、又はこれらの組み合わせなどの様々な材料で形成され得る。一般的に材料は、これが食品にとって安全であり、調製プロセスの圧力/温度に耐えることができるように、選択される。容器の好適な例が以下に記載される。
容器6は、パケット内にないとき、一般的に、調製材料の投入量を保存するための空洞を画定する本体部分58と、空洞を閉じるための蓋部分60と、本体部分とフランジ部分を接続するためのフランジ部分62又は他の好適な配置であって、一般的に空洞の基部と離れて配置された、フランジ部分と、備える。本体部分は、円盤、円錐台形、又は矩形の断面など、様々な形状を有し得る。したがって、カプセル6は、様々な形態をとることができ、その一実施例が図3Aに提示されており、これは、一般的に、本明細書において定義されるように、収容容器/カプセルまで延びてもよいことが理解される。容器6は、内部容積が150~350mLになるように構成されるときに、エンドユーザが消費するための収容容器として区別され得る。同様の方法で、カプセルは、内部容積が100mL未満であるように構成されるときに、区別され得る。圧潰可能な構成の容器6は、5mL~250mLの内部容積を有し得る。
容器6は、図3Bに示されるように、パケットの形態であるとき、一般的に、調製材料の投与量を保存するための内部容積部66を画定する、シート材料64の配置(例えば、その外周で接合された1枚以上のシート)と、流体が、内部容積部66に流入するための入口68と、流体及び飲料/食品材料が、内部容積部から流出するための出口70と、を備える。典型的には入口68、及び出口70は、シート材料に取り付けられた、付属品の本体(図示されない)上に配置される。シート材料は、金属ホイル若しくはプラスチック、又はこれらの組み合わせなどの様々な材料から形成され得る。典型的には、容積66は、用途に応じて、150~350mL、又は200~300mL、又は50~150mLであり得る。
コードによってエンコードされる情報
容器6は、複数のコード76の配置を備え、各コードは、段階(すなわち、調製動作の別個の部分)をエンコードし、例えば、調製動作を構成する3~10の連続的な段階が存在し得る。
典型的には、各コード74は調製情報を含む段階をエンコードしており、これは一般的には、関連する調製プロセスに関する情報を含んでいる。調製マシン4の実施形態により、上記情報は、1つ以上のパラメータをエンコードしており、これらは、(容器入口及び/又は収容容器への出口における)流体温度と、流体の質量/体積流量と、流体体積と、段階の持続時間(例えば、上記パラメータを適用する持続時間)と、形状/容積などの、容器の幾何学パラメータと、例えば、容器を再注文する目的のために、容器の消費をモニタリングするために使用され得る、他の容器パラメータ(例えば、容器識別子、消費期限)とを含む。
特に、第1実施形態の調製マシン4に関して、上記エンコードしたパラメータは、適用される冷却又は加熱出力(例えば、熱交換器34によって適用される出力)の比率と、撹拌ユニット30により適用されるトルクと、1つ以上の角速度(例えば、旋回及び半径角速度W1、W2)と、容器温度(例えば、熱交換器34によって設定される温度)と、上記1つ以上のパラメータが適用される、特定の調製段階の時間と、上記1つ以上のパラメータが関連する複数の段階のいずれかを識別するための、段階識別子(例えば、英数字の識別子)と、を含み得る。より具体的には、コード74はトリガパラメータをエンコードしてもよく、トリガパラメータと関連する特定の条件が満たされると、調製プロセスの関連する段階が完了し、次の段階が実行され得る。典型的にはトリガパラメータは、持続時間と、温度と、トルクと、である。典型的には、上記条件は、トリガパラメータ、トリガパラメータによりエンコードされた値と対応する測定されたパラメータの、少なくとも1つを含む。
コードの配置
コード76は、任意の好適な位置にある、容器6の外面上に配置され、これらは、コード処理システム18によって処理され得る。図3Aに示されるように、収容容器/カプセルの上記の実施例において、コード74は、そのいずれかの外面、例えば、蓋、本体、又はフランジ部分に配置することができる。図3Bに示されるように、パケット6の上記の実施例において、コードは、そのいずれかの外面、例えば、縁を含むパケットの一方又は両方の面に配置することができる。
コード74は、一般的には、少なくとも部分的にモザイク状の配置を備えるように、反復可能な外周を有する。このような配置の例は、直角の平行四辺形(すなわち、正方形、又は矩形)であり、これは、整列された、又は互い違いの形状の縦列に配置することができる。以下の、円形のエンコード領域を有する、第1実施形態のコード74において、エンコード領域は、このような形状を達成するように、正方形の外形内に配置される。更なる実施例は六角形であり、これは、ハニカム型で配置され得る。以下の、円形及び矩形のエンコード領域をそれぞれ有する、第1及び第2実施形態のコード74において、エンコード領域は、このような形状を達成するために、六角形の外形内に配置される。このように、コードは一緒に、コンパクトに配置することができる。コードは、少なくとも1つの縁部に互いに隣接するように配置されてもよく、すなわちこれらは、少なくとも1つのコードの幅であるラインに沿って延びる。コードは全て同じ向きを有してもよい。あるいは、隣接するコードは、90°、180°、270°のいずれかで回転されてもよく、そのような配置の一実施例が図4Aに示されており、74A、74B、74C、74Dは、それぞれの回転を示している。有利なことに、より多様な配置を有することにより、容器上のコードはより視認性が低くなる。
コードは一般的には、本明細書においては縦列と称されるラインに沿って、すなわち、1×i構成で配置され、iはラインに沿って延びている。ラインは、線形又は非線形(例えば、周囲方向に延びる)であり得る。好ましくは、互いに隣接するように配置され、平行な上記ラインに沿って長手方向に延びるように配置された、複数の縦列が存在する(すなわち、トラック構成)。図4Aにおいて、この配置は、それぞれ1×3の構成の、5の縦列を含むものと考えることができる。縦列は、縦列と垂直な方向に延びる横列が整列されるようにして、互いに位置合わせされてもよい(図4Aに例示される)。このような配置において、コードの頂点が、4つのコードに共通していてもよい。あるいは、隣接する縦列が、上記ラインに沿って互いにオフセットしていてもよく、よって横列は整列しない(このような配置の一実施例が、図4Bに例示され、ここで隣接する縦列とは74E、74Fである)。このような構成において、コードの頂点が、2つのコードのみに共通していてもよい。有利なことに、より多様な構成を有することにより、コードはより視認性が低くなる。
このコードは一般的に、エンコードされた段階によって、特定の順序で配置され、上記段階は、調製プロセス中に用途によって、ある順序で配置される(例えば、段階は、縦列に沿って1~nの順に、番号順に配置され、段階1が最初に、次に段階2、そしてnまで使用される)。この順番はまた、一実施例においては、読み取り方向に対応してもよく、画像捕捉装置54は、画像捕捉プロセスの一部として、コード74に対して移動する、又は移動する焦点位置を有する。有利なことに内部にエンコードされた段階の順番を便利に判定するために、コードの位置を処理することができる。
一般的に、コード74は、複数のコード領域(好ましくは2~6の領域)に構成される。各コード領域は、各コードが同じ段階をエンコードする(すなわち、同一のコード)、複数のコードを備えてもよく、これらのコード領域は、上記のシーケンス配置を有する(すなわち、コード領域は、調製プロセスの間における、コードにエンコードされた段階の使用によって、ある順序で構成されている)。あるいは、各コード領域は、コードが段階の範囲をエンコードしている、複数のコードを含んでもよく、各コード領域の上記複数のコードは、上記のシーケンス配置を有する(すなわち、コード領域内のコードは、調製プロセスの間における、コードにエンコードされた段階の使用によって、ある順序で構成されている)。双方の構成の例が以下に記載される。
第1実施形態の構成において、各コード領域92は、同じ段階をエンコードしており、コード領域は、上記シーケンス配置を有し、その例は、図5Aに例示されている(コード領域92の一部のみが示されている)。本明細書において、コード領域92は、環状の形状であり、ある基準位置を中心に同心になっており、この基準位置は典型的には容器6(好ましくはパケットタイプでない容器6であるが、これに限定されない)の回転の中心である。コード領域(5つの領域92A、92B、92C、92D、92Eがこの実施例では示される)は、外周の環から、内側の環まで連続的に配置されている。環はそれぞれ、半径方向に複数のコード74を備えている(この実施例では5つが示されている)。第1実施形態の構成は、あるいは、直線的に構成されてもよく、すなわちコード領域の矩形又は方形の組み合わせ、又は他の好適な構成であり得る。例示される実施例において、以下に記載されるように、任意選択の内部領域92Fは、上記コード領域92A~92Eを画定し、開始/停止コード領域を画定する。
第2実施形態の構成において、各コード領域は、段階のシーケンス配置を含み、その例が図5Bに例示されている(コード領域92の一部のみが示されている)。本明細書において、コード領域92はやはり環状の形状であり、基準位置を中心として同心になっている。コード領域(5つの領域92A、92B、92C、92D、92E、92Fがこの実施例では示される)は、外周の環から、内側の環まで連続的に配置されている。環はそれぞれ、半径方向に複数のコードを備え(この実施例では5つが示されている)、各コードは、異なる段階をエンコードしている。第2実施形態の構成は、あるいは、直線的に構成されてもよく、すなわちコード領域の矩形又は方形の組み合わせ、又は他の好適な構成であり得る。
その例が図5Cに例示されている、特定の実施形態において、容器6はパケットの形態であり、それぞれが調製材料を収容するために、複数の内部容積部66(本明細書において、66A、66B、66Cの3つが例示されている)を備えている。各内部容積部66は、該内部容積部と関連する1つ以上のコード領域(92A、92B、92C)を有し、これらは、第1又は第2実施形態のコード領域に従ってエンコードすることができる(第1実施形態が例示されている)。各内部容積部66に関し、関連するコード領域は、その縁部(例示される)又は他の部分に沿って延びている。例示される実施例において、第1内部容積部66Aは、該第1内部容積部と関連する3つのコード領域92Aを有しており、第2内部容積部66Bは、該第2内部容積部と関連する1つのコード領域92Bを有しており、第3内部容積部66Cは、該第3内部容積部と関連する1つのコード領域92Cを有している。例示される実施例において、以下に記載されるように、上記コード領域92を画定する任意選択の領域92D、92E、92Fは、開始/停止コード領域を画定する。このような実施形態において、コード処理システム18は、関連する上記領域92を使用して、各内部容積部66に固有の調製情報をデコードする。
上記シーケンス配置の端部は、上記のシーケンスの開始と終了を特定する情報をエンコードするコードを備える、更なるコード領域を備えてもよい。第1及び第2実施形態のコード領域において、上記更なるコード領域は、一端又は両端に配置されており、例えば、図5Aに例示される実施例において、端部コード領域92Fは、内側の環92Eに隣接するように配置されている。図5Cの特定の実施形態において、開始コード領域92Dは、各コード領域92A、92B、92Cの左側に配置されている。null/終了コード領域92Eは、各コード領域92A、92B、92Cの右側に配置されている。null/終了コード領域92Fは、各コード領域92Cの右側に配置されている。開始及び/又は終了領域92は、以下の好ましい代表的なコードを使用する際に、データユニット82の1つ以上の、特定の構成、特定のパラメータのための特定の距離d、としてコードされ得る。
上記更なるコード領域を有することの代わりに(又はそれに加えて)、コードの1つ以上(好ましくは全て)が、上記調製プロセス中に使用される段階の順序を識別するために、段階識別子を調製情報として(又はこれに加えて)エンコードしてもよい。段階識別子は、関連する段階番号/順番を判定するために、コード処理システム18によって処理されてもよい。好ましくは、段階識別子は、数字又は英数字であり、不連続的にエンコードされ、すなわちこれは、1つ又は複数の既定値をとることができる。以下の好ましい代表的なコード74において、段階識別子は、特定のパラメータのための、特定の距離dとしてエンコードされ得る。エンコードされた段階識別子により、コードの任意の構成を有することが可能であることが認識される(すなわち、第1及び第2実施形態などのように組織された構成とは異なる)。有利なことに、コード74の視認性は低減し得る。
コードの好ましい構成
コード74は、画像捕捉装置54によって捕捉するための方法により、調製情報をエンコードするように構成されている。より具体的には、コードは、周囲部が異なる色であり、複数のユニット76(好ましくはマイクロユニット)で形成され、典型的にはユニットは、暗い色(例えば、黒色、濃い青色、紫色、濃い緑色の1つ)を含み、周囲部は明るい色(例えば、白色、明るい青色、黄色、明るい緑色の1つ)を含み、又はその逆であり、区別をつけるため、画像処理装置56と、十分な違いが存在する。ユニット76は、円形、三角形、多角形、特に四角形、例えば、方形、又は平行四辺形、他の既知の好適な形状の1つ、又は組み合わせを有し得る。形成時のエラー、例えば、印刷エラーのために、上記形状は、実際の形状の近似になる場合があることが認識される。ユニット76は典型的には、50~200μm(例えば、60、80、100、120、150μm)のユニット長さを有する。ユニット長さは、例えば、ユニットの好適に画定された距離であり、例えば、円形の形状では、直径、正方形では、辺長さ、多角形では、直径、又は対角線長さ、三角形では、斜辺である。ユニット76は好ましくは、約1μmの精度で構成される。
コードは、複数のユニットを含むものとされるが、ユニットはあるいは、要素又はマーカーと称されてもよいことが理解される。
典型的には、ユニット76は、例えば、インクプリンタによる印刷、エンボス加工、刻印、ないしは別の既知の手段によって形成される。インク印刷の例は、従来的なプリンタインクであり、基材は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ラッカーでコーティングしたアルミニウム(Nespresso(商標)Classic(商標)カプセルに見られる)、又は他の好適な基材である。エンボス加工の例として、スタンプによって塑性変形可能な基材(例えば、上記ラッカーでコーティングしたアルミニウム)にその形状が押圧されてもよい。
ユニット76は、調製情報をエンコードするためのデータ部分78、データ部分78の基準をもたらす基準部分80、に組織される。基準部分80は、複数の基準ユニット86を備え、その中心は、基準線rを画定するように、線形の構成を有する。基準ユニット86の1つは、一般的には、上記線の向きを決定するために識別される、基準線r向き識別子88である。データ部分78は、エンコード領域90を備えてもよく、その境界内にデータユニット82が配置される。データユニット82は、基準線rと交差するエンコード線D上に配置される。一般的に、データユニットは、調製情報のパラメータをエンコードするための変数として、不連続の位置のみのものと異なり(すなわち、不連続の、とは既定の位置のみのことを意味する)、データ線Dに沿っていずれかの連続的な距離dを占めることができる。この点において、より大きな範囲の情報をエンコードすることができる。データ部分78は、n個のデータユニット82を含み、ここでnは、1以上の数であり、よって一般的にn個のパラメータをエンコードする。同様の方法で、基準部分80は、m個の基準ユニット86を含み、mは少なくとも2の数値である。
より具体的には、エンコード線Dは、基準位置84において、基準線rと交差する。基準位置84は、基準ユニット86を含んでも、含まなくてもよい。基準位置から、データユニット82の中心がその上に配置されるか、その付近に配置される、エンコード線D上の位置(例えば、データユニット82の中心を通る線と交差する、エンコード線D上の位置)までの距離dが画定され、上記線は、交差する点において、エンコード線Dと垂直である。
極座標構成を有するコード
その実施例が図6に例示されている、コード74の第1実施形態により、コードは円形の平面図を含む。典型的にはこの平面図は、600~1600μm、又は約1100μmの直径を有し、これは、エンコードされるパラメータの数に依存する。図6(及び続いて図7)において、基準線r及びエンコード線Dは、単に例示目的のために示されており、つまりこれらは、コードの一部として物理的形状を必要とはせず、これらは、記載されるように、コードの画像が処理されるときに、仮想的に定義され得る。
基準部分80は、線形構成で、m個の基準ユニット86を含む(2つが例示されている)。上記基準ユニット86は、基準線rを画定する。基準ユニット86の1つは、基準線向き識別子88であり、これは、基準線r及び関連する基準位置84の向きの決定を可能にし、例えば、各基準位置84は、向き識別子88から、基準線rに沿って、既定の距離(例えば、100~200μm又は160μm)である。向き識別子88は、関連付けられたデータユニット82を有さない、基準ユニット86、他のユニットとは異なる形状、色、大きさの1つ以上、基準線rの端部に配置された基準ユニットの1つ又は組み合わせで識別可能であり得る。好ましくは、例示されるように、基準ユニットは、コードの他のユニットとは異なる大きさを備える(例えば、基準ユニットが120μmの直径を有し、他のユニットが60μmである)。例示されるように、上記円形のプランフォームの中心に向き識別子88を配置することが望ましい。基準線rは、好ましくは2つの基準ユニット、すなわち、向き識別子88及び更なる基準ユニット86を含む。更なる基準ユニットは、以下の1つ以上によって識別可能である:向き識別子88から、データユニットよりも遠い半径方向位置にある、その配置、向き識別子88から既定の予定された半径方向位置にあるその配置であって、データユニットが上記既定の半径方向位置にはない、配置、形状、大きさ、色の1つ以上において、コードの他のユニットとは異なる。有利なことに、基準線rは、向き識別子88及び更なる基準ユニット86を位置特定することによって、便利に判定することができる。
本明細書における、基準位置84の番号は、向き識別子88付近の最も小さい番号の基準位置84から、連続的に増加して、遠位にある最も大きい数字の基準位置84までを含む(対応する距離d1-nによって示される)。
基準ユニット86とデータユニット82との間の適切な距離(すなわち、半径方向に延びる部分が、環状の形状から切り取られる)を確実にするため、基準線rは、データ位置78のエンコード領域90から既定の最小距離(例えば、50μm~150μm、又は100μm)だけ離れたところに配置されてもよい。
あるいは、例示される実施例に示されるように、基準線rは、エンコード領域90を通じて延び、すなわちこれは、環状の形状と半径方向に交差する。
データ部分78は、一般的には、そのデータユニット82が配置された環状のエンコード領域90を備え、基準線rは、環状のエンコード領域90の中心から半径方向に延びる。エンコード線Dは、環状のエンコード領域90の中心を真ん中にして同心であり、基準線rから延びる、半円又は完全な円形である。n個のデータユニット82が存在し(4つが例示されている)、それぞれ、基準線rから線Dに沿って、周囲方向距離dのところに配置されている。エンコード線Dと基準線rとは、その交差点において、局地的に垂直であり、基準位置84を画定している。各データユニット82は、関連する基準位置84において、対応する基準ユニット86を有してもよい。あるいは(図に示されるように)、好ましくは基準位置84に、基準ユニットは存在せず、基準位置84は仮想的に画定され、例えば、隣接する基準ユニット86から既定の距離で内挿される。
例えば、多数のパラメータがエンコード線Dにエンコードされるように、又は各パラメータがそれと関連する多数の値を有するように、2つ以上のデータユニット82が、エンコード線Dに沿って配置されてもよい(以降にその例が提示される)。パラメータの値は、関連する基準位置84からの、データユニット82の周辺方向距離dによってエンコードされる。
エンコード線Dの、同軸に配置される暗い領域(shadedregions)は、関連するデータユニット82の位置の境界を画定している。例示目的のためにこれらは暗く示されているが、これらは好ましくは、画像処理装置56のプログラムコードによって、仮想的に画定されている。
各データユニット82(又は更なるデータユニット)は任意により、関連するパラメータに関するメタデータをエンコードする。メタデータは一般的には、不連続的にエンコードされ、すなわちこれは、一定の値のみをとり得る。メタデータのエンコードの様々な例が以下に示される。
第1実施形態において、その実施例が図7Aに例示されており、メタデータはデータユニット82の特徴的な大きさ(例えば、上記で規定されたユニット長さ又は領域によって規定される大きさ)としてエンコードされ、そのサイズは、画像処理装置56によって変数として識別可能である。特に、大きさは、2つ、又は3つ、又は4つの特定の大きさのリストの1つであり得る(例えば、60、80、100、120μmから選択される)。例示される特定の実施例において、第3基準位置84において、データユニット82の大きさは、3つの大きさのうちの1つであり得る。例示される特定の実施例において、第2基準位置84において、3つのパラメータがエンコードされており、各パラメータのデータユニット82が、3つの異なる大きさのメタデータによって識別可能である。
その実施例が図7Bに例示されている、第2実施形態において、メタデータは、エンコード線Dに垂直な方向における、データユニット82の位置に対するデータユニット82の特徴的な位置(すなわち、半径方向距離、及び/又はエンコード線Dから引かれる接線に対して垂直な距離)として、エンコードされる。オフセットするのではなく、エンコード線Dはデータユニット82と直交している。特に、データユニット82は、メタデータの2つの値をエンコードするために、エンコード線Dに対して第1又は第2位置にオフセットしてもよく、データユニット82は、メタデータの3つの値をエンコードするために、第1又は第2位置にオフセットされるか、エンコード線D上の第3位置に配置されてもよい。第1及び第2位置は、エンコード線Dから特定の距離(例えば、少なくとも20μm)離れたところに配置されたデータユニット82の中心によって画定され得る。第3位置は、エンコード線Dから特定の距離未満(例えば、5μm未満)離れたところに配置されたデータユニット82の中心によって画定され得る。例示される特定の実施例において、第3基準位置84において、データユニット82は、メタデータをエンコードするために、第1又は第2位置にあってもよい。例示される特定の実施例において、第2基準位置において、上記基準位置は、エンコードされた3つのパラメータを有しており、各パラメータのデータユニット82が、データユニット82の位置のメタデータによって識別可能である。
その実施例が図7Cに例示されている、第3実施形態において、第3基準位置において、メタデータは、1つ又は2つのデータユニット82の、基準線rの両側におけるこれらの位置に関係する、特徴的な位置として、エンコードされている。例えば、基準線rの左側におけるデータユニット82は、パラメータの負の値をエンコードし、基準線rの右側にあるデータユニット82は、パラメータの正の値をエンコードしていてもよく、又はその反対であってもよい。同じパラメータにおいて、基準線rの左側におけるデータユニット82は、仮数をエンコードし、基準線rの右側にあるデータユニット82は、指数をエンコードしていてもよく、又はその反対の構成であってもよい。基準線rの左側のデータユニット82は、右側と同じパラメータをエンコードしていてもよく、正確性の向上のために平均値がとられてもよい。エンコード領域90は、好ましくは2つの別個の半円形、サブ区分90A、90Bに分離されており、それぞれ関連するデータユニット82が内部に配置されており、例えば、それぞれにおける最大距離dは、第2四分円における基準線r(又はその付近)にあり、したがって2つのデータユニットは同じ場所に配置されない。
その実施例が図7Dに例示されている、第4実施形態において、メタデータは、エンコード線Dに沿って配置された、複数のデータユニット82としてエンコードされており、それぞれは、関連する異なる距離dを有している。有利なことに、距離dの全体は、距離dの関数(典型的には平均)として、より高い正確性で測定することができる。例示される実施例において、2つのデータユニット82が、示されており、d=0.5(d+d)である。
第5実施形態(図示されない)において、メタデータは、特徴的な形状としてエンコードされている。例えば形状は、円形、三角形、多角形、の1つであり得る。第6実施形態(図示されない)において、メタデータは、特徴的な色としてエンコードされている。例えば色は、赤色、緑色、青色(RGM画像センサによって識別するために好適)の1つであり得る。
第1~第6実施形態は、好適に組み合わせることができ、例えば、エンコードされたパラメータは、第1及び第2実施形態の組み合わせでエンコードされたメタデータを有してもよい。
調製マシン4の第1実施形態のための、コード74の特定の実施例が、図7Eに例示されており、第1、第3、及び第4基準位置86は、いずれのメタデータも有さないパラメータをエンコードするデータユニット82を有する。第2基準位置84は、それぞれパラメータをエンコードする、3つのデータユニット82を有し、パラメータは、第1実施形態及び第2実施形態の組み合わせによってエンコードされたメタデータを有する(すなわち、ユニットの大きさに関する3つの値、ユニットの位置に関する3つの値、よって、合計9つの可能な値のメタデータ)。
特に、第1基準位置84は、適用する%冷却出力をエンコードし、第3及び第4基準位置84は、半径方向角速度W1、及び旋回角速度W2のいずれかをエンコードし、第2基準位置は、時間、温度、トルクを、特定の位置において、それぞれ、小さい、中間的な、及び大きいデータユニットとしてエンコードし、これらのパラメータはトリガになっており、これらの1つによって設定された条件が達成されたときに、コード74によってエンコードされた段階が完了する。
デカルト座標構成を有するコード
その実施例が図8に例示されている、コード74の第1実施形態により、コードは直角の平行四辺形、すなわち、正方形又は矩形を含む。典型的にはこの平面図は、600~1600μm、又は約1100μmの辺長さを有し、これは、エンコードされるパラメータの数に依存する。図8(及び続いて図9)において、基準線r及びエンコード線Dは、単に例示目的のために示されており、つまりこれらは、コードの一部として物理的形状を必要とはせず、これらは、記載されるように、コードの画像が処理されるときに、仮想的に定義され得る。
基準部分80は、線形構成で、m個の基準ユニット86を含む(5つが例示されている)。上記基準ユニット86は、基準線rを画定する。基準ユニット86の1つは、基準線向き識別子88を画定しており、これは、基準線r及び関連する基準位置84の決定を可能にし、例えば、各基準位置84は、向き識別子88から、基準線rに沿って、既定の距離(例えば、100~200μm又は160μm)である。向き識別子88は、関連付けられたデータユニット82を有さない、基準ユニット86、他の基準ユニットとは異なる形状、基準線rの端部に配置された基準ユニットの1つ又は組み合わせとして識別可能であり得、例示される実施例では、後者が示されている。本明細書における、基準位置84の番号は、向き識別子88付近の最も小さい番号の基準位置84から、連続的に増加して、遠位にある最も大きい数字の基準位置84までを含む(対応する距離d1-nによって示される)。
例示される実施例に示されるように、基準ユニット86とデータユニット82との間の適切な距離を確実にするため、基準線rは、データ位置78のエンコード領域90から既定の最小距離(例えば、50~150μm、又は100μm)だけ離れたところに配置されてもよい。あるいは、基準線rは、エンコード領域90を画定している。
データ部分78は、そのデータユニット82が配置された、エンコード領域90(これは、600~1200μm、又は好ましくは約800μmであり得る)を備えている。n個のデータユニット82が存在し(4つが例示されている)、それぞれ、基準線rからエンコード線Dに沿って、垂直方向距離dのところに配置されている。Dとrの交差点は、基準位置84を画定する。各データユニット82は、(図に示されるように)関連する基準位置84において、対応する基準ユニット86を有してもよい。あるいは、基準位置84に基準ユニットは存在せず、基準位置84は仮想的に画定され、例えば、隣接する基準ユニット86から既定の距離で内挿される。例えば、多数のパラメータがエンコード線Dにエンコードされるように、又は各パラメータがそれと関連する多数の値を有するように、2つ以上のデータユニット82が、エンコード線Dに沿って配置されてもよい(以降にその例が提示される)。パラメータの値は、関連する基準位置84からの、データユニット82の垂直方向距離dによってエンコードされる。
各データユニット82(又は更なるデータユニット)は任意により、関連するパラメータに関するメタデータをエンコードする。メタデータは一般的には、不連続的にエンコードされ、すなわちこれは、一定の値のみをとり得る。メタデータのエンコードの様々な例が以下に示される。
第1実施形態において、その実施例が図9Aに例示されており、メタデータはデータユニット82の特徴的な大きさ(例えば、上記で規定されたユニット長さ又は領域によって規定される大きさ)としてエンコードされ、そのサイズは、画像処理装置56によって変数として識別可能である。特に、大きさは、2つ、又は3つ、又は4つの特定の大きさのリストの1つであり得る(例えば、60、80、100、120μmから選択される)。第1~第3基準位置84において例示される、特定の実施例において、データユニット82の大きさは、3つの大きさのうちの1つであり得る。例示される特定の実施例において、第4基準位置84において、3つのパラメータがエンコードされており、各パラメータのデータユニット82が、3つの異なる大きさのメタデータによって識別可能である。
その実施例が図9Bに例示されている、第2実施形態において、メタデータは、基準線rと平行な方向における、データユニット82の位置に対するデータユニット82の特徴的な位置として、エンコードされる。オフセットするのではなく、エンコード線Dはデータユニット82と更に直交している。特に、データユニット82は、メタデータの2つの値をエンコードするために、エンコード線Dに対して第1又は第2位置にオフセットしてもよく、データユニット82は、メタデータの3つの値をエンコードするために、第1又は第2位置にオフセットされるか、エンコード線D上の第3位置に配置されてもよい。第1及び第2位置は、エンコード線Dから特定の距離(例えば、少なくとも20μm)離れたところに配置されたデータユニット82の中心によって画定され得る。第3位置は、エンコード線Dから特定の距離未満(例えば、5μm未満)離れたところに配置されたデータユニット82の中心によって画定され得る。例示される特定の実施例において、第1~第3基準位置84において、データユニット82は、メタデータをエンコードするために、第1、第2、又は第3位置にあってもよい。例示される特定の実施例において、第4基準位置において、上記基準位置は、エンコードされた3つのパラメータを有しており、各パラメータのデータユニット82が、データユニット82の位置のメタデータによって識別可能である。
その実施例が図9Cに例示されている、第3実施形態において、メタデータは、1つ又は2つのデータユニット82の、基準線rの両側におけるこれらの位置に関係する、特徴的な位置として、エンコードされている。例えば、基準線rの左側におけるデータユニット82は、パラメータの負の値をエンコードし、基準線rの右側にあるデータユニット82は、パラメータの正の値をエンコードしていてもよく、又はその反対であってもよい。同じパラメータにおいて、基準線rの左側におけるデータユニット82は、仮数をエンコードし、基準線rの右側にあるデータユニット82は、指数をエンコードしていてもよく、又はその反対の構成であってもよい。基準線rの左側のデータユニット82は、右側と同じパラメータをエンコードしていてもよく、正確性の向上のために平均値がとられてもよい。
その実施例が図9Dに例示されている、第4実施形態において、メタデータは、向き識別子88からの基準線rに沿った、データユニット82の位置に関するデータユニット82の特徴的な位置として、エンコードされる。第4実施形態は、第2実施形態と同様であるが、関連する基準ユニット86は、例えば、2つ又は3つ(例示される)の位置を画定するために、データユニット82と共に移動する。
第5実施形態(図示されない)において、メタデータは、特徴的な形状としてエンコードされている。例えば形状は、円形、三角形、多角形、の1つであり得る。第6実施形態(図示されない)において、メタデータは、特徴的な色としてエンコードされている。例えば色は、赤色、緑色、青色(RGM画像センサによって識別するために好適)の1つであり得る。
第1~第6実施形態は、好適に組み合わせることができ、例えば、エンコードされたパラメータは、第1及び第2実施形態の組み合わせでエンコードされたメタデータを有してもよい。
調製マシン4の第1実施形態のための、コード74の特定の実施例が、図9Eに例示されており、第1基準位置84、及び第2基準位置84は、第2実施形態に従ってエンコードされたメタデータ(すなわち、メタデータについて2つの値を有する)を有するパラメータをエンコードする、関連するデータユニット82を有し、第3基準位置86は、いずれのメタデータも有さないパラメータをエンコードするデータユニット82を有し、第4基準位置84は、それぞれパラメータをエンコードする、3つのデータユニット82を有し、パラメータは、第1実施形態及び第2実施形態の組み合わせによってエンコードされたメタデータを有する(すなわち、ユニットの大きさに関する3つの値、ユニットの位置に関する3つの値、よって、合計9つの可能な値のメタデータ)。
特に、第1及び第2基準位置84はそれぞれ、半径方向角速度W1、及び旋回角速度W2をエンコードし、任意により、関連するエンコード線Dの上、及び下の位置が、それぞれ正及び負の角速度を示し、第3基準位置84は、適用する%冷却出力をエンコードし、第4基準位置は、時間、温度、トルクを、特定の位置において、それぞれ、小さい、中間的な、及び大きいデータユニットとしてエンコードし、これらのパラメータはトリガになっており、これらの1つによって設定された条件が達成されたときに、コード74によってエンコードされた段階が完了する。
コードの処理方法
コード処理システム18は、画像捕捉装置54によって、コードのデジタル画像を得る工程と、画像処理装置56によって、デジタル画像のデジタルデータを処理して、調製情報をデコードする工程と、デコードされた調製情報を、出力装置72によって出力する工程とによって、調製情報を判定するように、上記実施例に従って、個別のコードを処理する。
デジタルデータを処理する工程は、コード内にユニット82、86を配置する工程と、基準ユニット86を特定し、そこから基準線rを決定する工程と、各データユニット82aに関して、エンコード線Dに沿って、基準線rからの距離dを決定する工程とを含み、それぞれ、順次説明される。
コード内にユニット82、86を配置する工程は一般的に、デジタルデータに表される画素を、1ビットの2値白黒画像(すなわち、2値画像)へと変換することによって達成され、関連する変換パラメータは、これらの周囲の基本レベルから、これらのユニットを区別するように設定される。あるいは、オーバーサンプルされた2値画像センサは、2値画像をもたらすために、画像捕捉装置54として使用され得る。ユニットの中央の位置は、円ハフ変換などの特徴抽出技術によって決定することができる。異なる大きさのユニットは、画素積算によって特定してもよい。
基準ユニット86を特定し、そこから基準線rを決定する工程は、一般的に、線形構成を有するユニット、規定の、及び/又は最大距離で離間したユニット、特定の形状又は大きさのユニットの1つ又は組み合わせを特定することによって達成される。基準線rの向き識別子88は、他の基準ユニットとは異なる形状又は大きさである、基準ユニット86、エンコード線D上に、関連するデータユニット82を有さない、基準ユニット86、によって決定され得る。極座標系を有するコードについて、基準線rは、好ましくは、円形に延びるエンコード線Dによって画定される円の中心に配置された、向き識別子88に対応する、基準ユニットを識別する工程と、そこからの既定の/最大の半径距離を有する基準ユニットを決定する工程とによって、決定される。
極座標系を備えるコードについて、各データユニット82に関して、基準線rの関連する基準位置84から、エンコード線Dに沿った距離dを決定する工程は一般的に、データユニット82の中心から、関連する基準位置84までの周囲方向距離を決定する工程によって達成される(例えば、基準位置88における、基準線rと、データユニット82への半径線との間のラジアンでの角度と、エンコード線Dの全周との積によって)。
極、及びデカルト座標コードについて、判定された距離は、画像が捕捉される際の、倍率、及び/又は画像捕捉装置54のコード74からの距離を使用して、補正することができる。
判定される距離dと関連するパラメータの値Vを判定するために、パラメータと、距離dとの間の関係を規定する、保存された情報が使用され得る。この工程は、画像処理装置56、又はプロセッサ38において行うことができる。関係は線形(例えば、V∞d)であり得る。あるいはこれは、非線形であってもよい。非線形の関係は、対数で表される関係であり、例えば、V∞log(d)、又は指数で表される関係、例えば、V∞eである。このような関係は、低い値においてパラメータの正確性が重要であり、高い値においてより重要でない、又はその逆の場合に特に有利である。例えば、調製マシン4の第1実施形態において、混合ユニットの角速度W1、W2の正確性は、低い角速度において、高い角速度におけるよりも重要であり、したがって、対数による関係が好ましい。
極座標系を備えるコードにおいて、エンコード線Dの周長は、環状エンコード領域90の中心(すなわち、例示される実施例における向き識別子88)に近づくほど減少し、上記中心に近づくほど判定される距離dの正確性は低い。有利なことに、より高い水準の正確性を必要とするパラメータは、上記中心から遠く配置することができ、高水準の正確性を必要としないものは、上記中心の近くに配置することができる。
パラメータに関する上記メタデータは、エンコードの実施形態に従って決定することができ、これは、例えば、第1実施例においては、関連するデータユニット82に関しては、特徴の抽出によってユニット長さ、又は画素積算によって全体領域を判定することにより、第2実施例においては、関連するデータユニット82に関し、特徴抽出によってエンコード線Dへのオフセットを判定することにより、第3及び第4実施例においては、特徴抽出によって、関連するデータユニットの中心を判定することによる。
異なるコード74を含む、1つの画像/複数の画像を得ることができる(すなわち、必ずしも容器6における全てのコードの画像ではなく、単純に、全てのエンコードされた段階を得るために十分なコード/領域である)。画像中における個別のコード74は、各段階(すなわち、各コード)について、関連するエンコードされた調製情報をデコードするために、上記方法で処理することができる。段階の構成は、段階/領域の順番を読み込むことによって、及び/又はコード74にエンコードされた段階識別子によって、判定することができる。上記画像内の各コード74を処理するのではなく、プロセスは、全てのエンコードされた段階を判定するために一度十分なコードが処理されると、終了されてもよい。調製プロセスはその後、判定された段階の順序における各段階の調製情報を使用して、実行することができる。
マシン及び容器付属品
付属品94は、その表面に配置された、上記コード74を含んでもよく、付属品94は、上記飲料又は食品調製マシン4に取り付けられるように構成されている。図10にその実施例が例示されている付属品は、コード74を有するための保持部96と、上記マシン4の画像捕捉装置54と、上記マシン4によって受け入れられる容器6との間で、かつ上記容器の付近で、保持部96をマシン4に取り付けるための、取り付け部材98と、を備える。このように、コード74の画像は、これが容器6に取り付けられたかのようにして、画像捕捉装置54によって捕捉することができる。好適な取り付け部材の例としては、接着剤ストリップを備える上記保持部に取り付けられた延長部(例示されている)、クリップ、ボルト、又はブラケットなどの機械的締結具、が挙げられる。
別の付属品100は、その表面に配置された、上記コード74を含んでもよく、付属品100は、上記容器6に取り付けられるように構成されている。図11にその実施例が例示されている付属品100は、コード74を有するための保持部96と、保持部96を容器6に取り付けるための取り付け部材98とを備える。このように、コード74の画像は、画像捕捉装置54によって、これが容器6上に一体的に形成されたかのように捕捉することができる。好適な取り付け部材の例としては、接着剤ストリップ(例示される)と、クリップ、ボルト、又はブラケットなどの機械的締結具、が挙げられる。
2 調製システム
4 調製マシン
10 ハウジング
20 基部
22 本体
14 調製ユニット
12 流体供給部
24 リザーバ
26 流体ポンプ
28 流体熱交換器
30 撹拌ユニット
32 補助製品ユニット
34 熱交換器
52 収容容器支持体
16 制御システム
36 ユーザインターフェース
38 プロセッサ
46 メモリユニット
48 調製プログラム
40 センサ(温度、収容容器レベル、流量、トルク、速度)
42 電源
44 通信インターフェース
18 コード処理システム
54 画像捕捉装置
56 画像処理装置
72 出力装置
6 容器
58 本体部分
60 蓋部分
62 フランジ部分
64 シート材料
66 内部容積部
68 入口
70 出口
74 コード
76 ユニット
78 データ部分
90 エンコード領域
82 データユニット
80 基準部分
84 基準位置
86 基準ユニット
88 向き識別子

Claims (15)

  1. 飲料又は食品調製マシン(4)用の容器(6)であって、前記容器(6)は、飲料又は食品調製材料を収容するためのものであり、調製情報をエンコードする複数の別個のコードの配置を備え、各コード(74)は、調製プロセスの別個の段階に関する調製情報をエンコードしている、容器(6)。
  2. 前記コード(74)は、800~1500μmの周長を有する、及び/又は、前記コード(74)の1つ以上は、前記コードの1つ以上の外周において矩形の形状を有し、前記コードの1つ以上の少なくとも1つの縁部に沿って互いに隣接するように配置されている、請求項1に記載の容器(6)。
  3. 前記コード(74)は、複数の縦列として配置されており、前記縦列は、互いに隣接し、平行なトラックに沿って延びており、隣接する縦列は、前記トラックに沿う方向で互いに対してオフセットされている、請求項1又は2に記載の容器(6)。
  4. 前記コード(74)は、前記コードにエンコードされた前記段階が調製プロセス中に使用される順序に従って順序付けされたシーケンスで配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器(6)。
  5. 前記コード(74)は、複数のコード領域に配置されており、
    各コード領域は、同じ段階をエンコードする複数のコード(74)を備え、前記複数のコード領域は、前記シーケンス配置を有するか、又は
    各コード領域は、異なる段階をエンコードする複数のコード(74)を備え、各領域における前記複数のコードは、前記シーケンス配置を有する、請求項4に記載の容器(6)。
  6. 前記コード(74)の1つ以上は、前記段階が前記調製プロセス中に使用される順序を識別するための段階識別子を前記調製情報としてエンコードしている、請求項1~5のいずれか一項に記載の容器(6)。
  7. 前記コード(74)は、基準部分(80)及びデータ部分(78)を備え、
    前記基準部分(80)は、基準線rを画定する少なくとも2つの基準ユニット(86)の配置を備え、
    前記データ部分(78)は、少なくとも1つのデータユニット(82)を含み、前記データユニット(82)は、前記基準線rと交差するエンコード線Dの上に配置されており、前記データユニット(82)は、前記調製情報のパラメータを少なくとも部分的にエンコードする変数として、前記エンコード線Dに沿った距離dを使用し、
    前記エンコード線Dは、
    前記エンコード線Dが円形であり、前記エンコード線Dの接線が前記交差の点において前記基準線rと直交するように配置されている、配置か、又は
    前記エンコード線Dが線形であり、前記基準線rと直交するように配置されている、配置のいずれかを有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の容器(6)。
  8. 前記コードの配置は、前記容器(6)、又は前記容器に取り付けられる付属品(100)の上に形成されており、
    前記容器(6)は、例えば、カプセル、パケット、前記飲料又は食品を消費するための収容容器、圧潰可能な容器、各内部容積部と関連する前記コードの配置をそれぞれ有する複数の内部容積部を備えるパケット、のうちの1つを備える、請求項1~7のいずれか一項に記載の容器(6)。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載の容器(6)と、飲料又は食品調製マシン(4)とを備える、飲料又は食品調製システム(2)であって、前記調製マシン(4)は、
    容器(6)を受け入れ、前記容器から飲料又は食品を調製する調製ユニット(14)と、
    前記容器(6)の複数のコード(74)の1つ以上のデジタル画像を取得し、前記デジタル画像を処理して、飲料調製プロセスの各段階に関し、前記エンコードされた調製情報をデコードし、かつ前記段階の順序を決定するように動作可能なコード処理システム(18)と、
    前記決定された段階の順序で、前記デコードされた調製情報を使用して、前記調製プロセスを実行するように、前記調製ユニット(14)を制御するように動作可能な制御システム(16)と、を備える、飲料又は食品調製システム(2)。
  10. 請求項9に記載のシステム(2)を使用して、飲料又は食品を調製する方法であって、前記方法は、
    前記容器(6)の複数のコード(74)の1つ以上のデジタル画像を得る工程と、
    前記デジタル画像を処理して、飲料調製プロセスの各段階に関し、前記エンコードされた調製情報をデコードし、かつ前記段階の順序を決定する工程と、
    前記決定された段階の順序で、前記デコードされた調製情報を使用して、前記調製プロセスを実行する工程と、を備える、方法。
  11. 請求項9に記載の飲料又は食品調製システム(2)の飲料又は食品調製マシン(4)に取り付けるように、又は請求項9に記載の飲料又は食品調製システム(2)の飲料又は食品調製マシン(4)用の容器(6)に取り付けるように構成された付属品(94、100)であって、前記付属品は、
    調製情報をエンコードする複数の別個のコードの配置を保持する保持部(96)であって、各コード(74)が、調製プロセスの別個の段階に関する調製情報をエンコードしている、保持部と、
    前記マシン(4)又は前記容器(6)に取り付けるための取り付け部材(98)と、を備える、付属品(94、100)。
  12. 飲料又は食品調製マシン(4)に関する、請求項1~8のいずれか一項に記載の容器(6)又は請求項11に記載の付属品(94、100)の使用であって、
    前記調製マシン(4)は、
    容器(6)を受け入れ、前記容器から飲料又は食品を調製する調製ユニット(14)と、
    前記容器(6)の複数のコード(74)の1つ以上のデジタル画像を取得し、前記デジタル画像を処理して、飲料調製プロセスの各段階に関し、前記エンコードされた調製情報をデコードし、かつ前記段階の順序を決定するように動作可能なコード処理システム(18)と、
    前記決定された段階の順序で、前記デコードされた調製情報を使用して、前記調製プロセスを実行するように、前記調製ユニット(14)を制御するように動作可能な制御システム(16)と、を備える、使用。
  13. 飲料又は食品調製マシン(4)のコード処理システム(18)の1つ以上のプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、請求項1~8のいずれか一項に記載の容器(6)の複数のコード(74)の1つ以上のデジタル画像を処理し、飲料調製プロセスの各段階に関し、前記エンコードされた調製情報をデコードし、前記段階の順序を決定するように実行可能である、コンピュータプログラム。
  14. 請求項13に記載のコンピュータプログラムを含む非一時的なコンピュータ可読媒体。
  15. 飲料又は食品調製情報をエンコードする方法であって、前記方法は、
    飲料又は食品調製マシン(4)用の容器(6)であって、飲料又は食品材料を収容する容器、あるいは
    前記容器(6)又は飲料若しくは食品調製マシン(4)に取り付けるための付属品(94、100)の上に、複数の別個のコードを形成する工程を含み、
    前記方法は、更に、
    調製プロセスの別個の段階に関する調製情報を各コード(74)にエンコードする工程を含む、方法。
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