JP7091108B2 - ラベル管理システム、ラベル管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ラベル管理システムおよびラベル管理方法に関する。
従来、ラベルを管理する方法として、ラベルのマーキングを印字媒体に施す方法が知られている。例えば特許文献1には、長尺帯状の紙等の印字媒体の不良部分にラベルを貼付することでマーキングを施す方法が開示されている。貼付されるラベルは、一端側のみに粘着剤が塗工された小片からなり、紙等の幅方向一端から突出する他端側部分に管理用のナンバリングが施されて構成される。
特開平11-348951号公報
ところで、医療品の包装等に貼付されるラベル(印字媒体)については、医薬品の取り違え事故防止およびトレーサビリティの確保の観点から、所定枚数の印字品質が良好なラベルを確実に印字することがもとめられている。
しかし、ラベルを印字するプリンタにおいてジャムが発生すること等により、プリンタに対する印字指示枚数と、プリンタから実際に発行される印字枚数との間で差が生ずることがある。例えば、正確に200枚のラベルを発行する必要がある場合に、印字指示枚数が200枚であるにもかかわらずジャムによりラベル欠損が生じ、実際には198枚のラベルが発行されることがある。そのような場合、手作業でラベルの発行枚数をカウントするとともに、欠損した数のラベルを補充したり、各ラベルの印字品質を目視確認する必要があることから、煩雑な作業を余儀なくされる。
そこで、本発明は、印字品質が良好なラベルの発行枚数を、煩雑な作業を行うことなく確認できるようにすることを目的とする。
本発明のある態様は、帯状の台紙の第1面上に所定数のラベルが仮着された印字媒体を搬送し、前記ラベルに印字を行って前記印字媒体を順次排出するプリンタと、
排出された前記印字媒体のうち各ラベルの印字面を撮像する第1撮像装置と、
排出された前記印字媒体の台紙の第1面とは反対側の第2面における各ラベルの位置に対応する部分を撮像する第2撮像装置と、
前記プリンタと通信を行う情報処理装置と、
を備えたラベル管理システムであって、
前記印字媒体の台紙の第2面の、各ラベルの位置に対応する部分には、予め各ラベルの識別情報が印字されており、
前記情報処理装置は、
前記第1撮像装置によって得られた各ラベルの印字面の画像に基づいて、各ラベルの有無と印字品質を判定する判定部と、
前記第2撮像装置によって得られた前記台紙の第2面の画像に基づいて、各ラベルの識別情報を特定する特定部と、
前記特定部によって特定された各ラベルの識別情報を基に、印字済みのラベルの枚数を計数する計数部と、
ラベルごとに、前記特定部によって特定された識別情報と、前記判定部によって判定されたラベルの印字品質とを、対応付けて記憶する記憶部と、を備え、
前記プリンタは、前記印字済みのラベルの枚数と、前記判定部によって所定の基準に達していないと判定されたラベルの識別情報とを、前記情報処理装置から取得して表示する、
ラベル管理システムである。
本発明のある態様によれば、印字品質が良好なラベルの発行枚数を、煩雑な作業を行うことなく確認できる。
実施形態のラベル管理システムの概略構成を示す図である。 実施形態のプリンタの正面図である。 実施形態のラベル管理システムで使用される印字媒体を示す図である。 実施形態のラベル管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 ラベル管理データベースのデータ構成例を示す図である。 実施形態の情報処理装置において実行されるフローチャートである。 実施形態のラベル管理システムにおいて実行されるシーケンスチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるラベル管理システム1について説明する。
(1)ラベル管理システム1の概略構成
以下、本実施形態のラベル管理システム1の概略構成について、図1~3を参照して説明する。図1は、実施形態のラベル管理システム1の概略構成を示す図である。図2は、本実施形態のプリンタ5の正面図である。図3は、本実施形態のラベル管理システム1で使用されるラベル連続体CPを示す図である。
図1に示すように、本実施形態のラベル管理システム1は、情報処理装置4、プリンタ5、上側撮像装置7、および、下側撮像装置8を含む。情報処理装置4およびプリンタ5は、配線100によって接続されている。上側撮像装置7および下側撮像装置8は、それぞれ配線101および配線102によって情報処理装置4と接続されている。図1に示す各部の接続態様は、有線接続である場合を例示しているが、その限りではなく、各部の接続態様は無線接続であってもよい。
プリンタ5は、情報処理装置4から受信する印字要求に基づいて、例えば、文字、記号、図形またはバーコード等のような所定の情報をラベルに印字して発行するラベルプリンタである。印字要求には、印字データと印字指示枚数が含まれる。本実施形態の例では、プリンタ5は、医薬品に貼付するラベルを印字する。
図2に示すように、プリンタ5の正面には、電源ボタン53a、操作パネル53b、表示パネル54a、および、ラベル発行口59が設けられている。
電源ボタン53aは、プリンタ5に電源を投入するためのボタンである。表示パネル54aは、ユーザに画像情報を提供するための表示画面であり、例えばLCD(Liquid Crystal Panel)である。表示パネル54aは、ユーザに様々な情報を提供するために比較的大きなサイズであることが好ましい。
操作パネル53bは、表示パネル54aに表示されるメニュー画面の項目を選択する操作、複数の機能の中からいずれかの機能を選択、あるいは、所定の処理をプリンタ5に実行させるための指示などを行うための複数の操作ボタンを含む。
プリンタ5には、帯状のラベル連続体CP(印字媒体の一例)がロール状に巻回されたロール紙(図示せず)を収容する。帯状のラベル連続体CPは、帯状の台紙Mと、台紙M上に予め決められた間隔毎に仮着された複数枚のラベルLとを有している。プリンタ5は、ロール紙からラベル連続体CPを引き出して搬送しながら台紙M上のラベルLに印字する。
図3aおよび図3bにはそれぞれ、プリンタ5のラベル発行口59から排出されるときのラベル連続体CPの表側および裏側を例示している。なお、ラベル連続体CPの搬送方向Dを矢印で示してある。
台紙Mのラベル貼付面Ma(台紙の第1面の一例)には、ラベルLを容易に剥離することが可能なようにシリコーン等のような剥離剤が塗工されている。また、台紙Mのラベル貼付面Maとは反対側の裏面Mb(台紙の第2面の一例)には、予め決められた間隔毎にラベルLの位置を示す位置検出マークmkが形成されている。位置検出マークmkは、プリンタ5に設けられたセンサ(図示せず)によって検出される。当該センサの検出結果は、ラベルLの搬送距離を決定するために利用される。
ラベルLの表側のラベル印字面Laは、情報が印字される面であり、予め決められた温度領域に達すると特定の色に発色する感熱発色層が形成されている。ラベル印字面Laの裏側は粘着剤によって被覆された粘着面であり、当該粘着面が台紙Mのラベル貼付面Maに貼り付けられることでラベルLが台紙Mに仮着されている。
図3aに示すように、ラベルLのラベル印字面Laには、ラベルLが貼付される医薬品の内容物を示す文字列txと、当該内容物に対応する所定のバーコードbcとが印字されている。また、トレーサビリティの観点から、各ラベルLのラベル印字面Laには、各ラベルを識別するための識別番号INa(図示の例では、w3,w4,w5,…)が印字されていることが好ましい。
識別番号INaは、連続的に変化する番号または記号を含むものであればよい。識別番号INaは、第2識別情報の一例である。本実施形態では、識別番号INaをラベル印字面Laに印字することは必須ではない。
図3bに示すように、ラベルLのラベル印字面Laに対応する台紙Mの裏面Mbには、ラベル欠損の有無を確認できるように、識別情報の例として連続番号CNが予め印刷(または記録)されてある。すなわち、連続番号CNはプリンタ5によって印字されるのではなく、ロール紙の製造段階で印刷される。欠損ラベルを特定することができればよいので、連続番号に限られず、連続的に変化する番号または記号を含む情報であれば、如何なるものであっても識別情報として利用可能である。
再度図1を参照すると、プリンタ5のラベル発行口59の近傍には、上側撮像装置7および下側撮像装置8が設けられる。上側撮像装置7および下側撮像装置8はそれぞれ、CCD(Charged coupled devices)、CMOSイメージセンサ等の撮像素子を含み、被写体の画像を取り込む装置である。
上側撮像装置7(第1撮像装置の一例)は、プリンタ5から排出されるラベル連続体CPの表側の画像を撮像するために設けられており、撮像した画像を情報処理装置4に対して、配線101を介して送信する。
下側撮像装置8(第2撮像装置の一例)は、プリンタ5から排出されるラベル連続体CPの裏側の画像を撮像するために設けられており、撮像した画像を情報処理装置4に対して、配線102を介して送信する。
上側撮像装置7と下側撮像装置8は同じタイミングで撮像する。そのため、上側撮像装置7によって撮像されるラベル連続体CPの表側の画像と、下側撮像装置8によって撮像されるラベル連続体CPの裏側の画像とは、ラベル連続体CPの同じ部分の表裏の画像となる。
上側撮像装置7および下側撮像装置8が撮像するタイミングは、情報処理装置4の制御部41から制御指令によって指示される。当該タイミングは、ラベルLが排出される速度(つまり、ラベル連続体CPの搬送速度)に応じて決定され、それによって、上側撮像装置7により1枚ずつのラベルLのラベル印字面Laの画像が上画像として逐次撮像される。
情報処理装置4は、例えばパーソナルコンピュータ装置やタブレット型コンピュータ装置等である。情報処理装置4は、前述したように、配線100を介してプリンタ5に対して、前述した印字要求を送信するとともに、上側撮像装置7および下側撮像装置8からそれぞれ取得する画像に基づいて、プリンタ5から排出されるラベルLの管理を行う。
(2)ラベル管理システム1の各部の構成
次に、図4および図5を参照して、本実施形態のラベル管理システム1の各部の構成について説明する。図4は、本実施形態のラベル管理システム1のシステム構成を示すブロック図である。図5は、ラベル管理データベースのデータ構成例を示す図である。
図4に示すように、情報処理装置4は、制御部41、ストレージ42(記憶部の一例)、操作入力部43、表示部44、および通信部45を備える。
制御部41は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory))を含み、情報処理装置4の動作を制御する。マイクロコンピュータは、情報処理装置4の起動時にROMに記憶されているアプリケーションプログラムを読み出して実行する。
制御部41は、ユーザによる操作入力部43に対する操作入力に応じて、印字データおよび印字指示枚数を含む印字要求を生成し、通信部45を介して印字要求をプリンタ5に送信する。
制御部41は、上側撮像装置7から取得する画像(以下、「上画像」という。)と、下側撮像装置8から取得する画像(以下、「下画像」という。)とを紐付けて、ストレージ42に記録する。すなわち、制御部41は、ラベル連続体CPの同じ部分の上画像と下画像を関連付けてストレージ42に記録する。
制御部41は、上画像に含まれる各ラベルLの画像を解析して、各ラベルLの有無と印字品質を判定する。制御部41は、判定部の一例である。本実施形態の例では、各ラベルLの印字品質として、各ラベルLのラベル印字面Laに印字されるバーコードbcの品質が判定される。
制御部41は、下画像を解析して、台紙Mの裏面Mbに印刷されている連続番号CNを特定する。制御部41は、特定部の一例である。
制御部41は、上画像および下画像に対する画像解析に基づき、各ラベルに対応するレコードを有するラベル管理データベース(後述する)を作成し、ストレージ42に記録する。
制御部41は、ラベルLの印字後において、ラベル管理データベースに含まれる連続番号に基づいてラベルLの実際の印字枚数をカウントするとともに、所定の印字品質に満たないラベルLの連続番号を特定する。制御部41は、計数部の一例である。
ストレージ42は、HDD(Hard Disk Drive)あるいはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。
表示部44は、表示パネルと、表示パネルに画像を表示する駆動回路とを含み、上記アプリケーションプログラムの実行結果を表示する。
通信部45は、プリンタ5と通信を行うための通信インタフェース回路を含む。
図5に示すように、ストレージ42に記録されるラベル管理データベース(ラベル管理DB)は、1レコードが、「ラベルコード」フィールド、「連続番号」フィールド、「識別番号」フィールド、および、「バーコードグレード」フィールドの各データからなる。1レコード分のデータが、プリンタ5から排出された1枚のラベルに対応している。
「ラベルコード」フィールドのデータは、発行されるラベルの種別、レイアウト、印字内容を識別するためのコードであり、本実施形態の場合には、印字要求に応じて予め特定のコード(図5の例では「LA025」)が書き込まれている。
「連続番号」フィールドのデータは、下側撮像装置8から取得される下画像を解析することで特定される連続番号CN(図3b参照)である。
「識別番号」フィールドのデータは、上側撮像装置7から取得される上画像を解析することで特定される識別番号INa(図3a参照)である。
「バーコードグレード」フィールドのデータは、上画像に含まれるバーコードbc(図3a参照)の印字品質を表すデータ(バーコードグレード)である。バーコードグレードは、上側撮像装置7から取得した上画像を解析することによって特定される。
バーコードグレードは、例えばJIS規格等の一定の基準に基づいてスキャナによる読取り易さの程度を示した評価値であり、バーコードのシンボル寸法やシンボルコントラスト等によって変動する。本実施形態の例では、バーコードグレードは、「A」(優良)、「B」(良)、「C」(可)、「D」(不良)のいずれかのグレードである。本実施形態のラベルLは医薬品に貼付されることから、一般のラベル(例えば食品に貼付されるラベル)と比較して高いバーコードの品質がもとめられ、それゆえ、バーコードグレードとしてすべて「A」グレードが要求されている。
図4に示すように、プリンタ5は、制御部51、ストレージ52、操作入力部53、表示部54、モータ駆動部55、ヘッド駆動部56、および、通信部58を備える。
制御部51は、マイクロコンピュータおよびメモリ(RAM,ROM)を含み、プリンタ5の動作を制御する。マイクロコンピュータは、プリンタ5の起動時にROMに記憶されているファームウェアを読み出して実行する。
ストレージ52は、HDDあるいはSSD等の記憶装置である。ストレージ52には、情報処理装置4から受信するラベルの印字結果に関する情報(実際に発行されたラベル枚数、および、不良ラベルの連続番号CNの情報)が格納される。
操作入力部53は、図2に示した電源ボタン53aおよび表示パネル54aと、入力インタフェース回路とを含む。
表示部54は、図2に示した表示パネル54aと、表示パネル54aに画像を表示する駆動回路とを含む。
モータ駆動部55は、プラテンローラ(図示せず)の回転を制御するステッピングモータ(図示せず)を駆動することによって、ロール紙からラベル連続体CPを引き出して搬送させる。モータ駆動部55は、制御部51からの搬送要求に応じて、当該搬送要求によって指定される搬送方向(順方向あるいは逆方向)および搬送量でラベル連続体CPを搬送させる。指定された搬送方向および搬送量は、例えばステッピングモータの回転方向およびステップ数に対応している。モータ駆動部55は、当該回転方向およびステップ数に基づいてステッピングモータを駆動する。
制御部51は、情報処理装置4から印字データを受信する。ヘッド駆動部56は、当該印字データに基づき、複数の発熱素子を有するサーマルヘッドの各発熱素子に電流を流す、あるいは流さないようにする。電流により発熱した発熱素子がプラテンローラによって搬送されたラベルにインクリボンを介して押し当てられると、発熱素子に押し当てられたラベルLの部分が発色することでラベルLに情報が印字される。
(3)実施形態のラベル管理システム1の処理
次に、本実施形態のラベル管理システム1の処理について、図6および図7を参照して説明する。
図6は、本実施形態の情報処理装置4において実行されるフローチャートである。図6のフローチャートは、情報処理装置4の制御部41のマイクロコンピュータによって実行される。図7は、本実施形態のラベル管理システム1において実行されるシーケンスチャートである。
図6のフローチャートはラベル発行時に行われる処理であり、図7のシーケンスチャートはラベル発行後に行われる処理である。
(3-1)ラベル発行時の処理
図6のフローチャートにおいて、情報処理装置4の制御部41は、印字データと印字指示枚数を含む印字要求をプリンタ5に送信し(ステップS10)、プリンタ5が当該印字要求に従ってラベルLの印字を開始する。
ラベル連続体CPが搬送されて1枚のラベルLがプリンタ5のラベル発行口59から排出される度に、上側撮像装置7は、ラベルLを含む上画像を撮像して、情報処理装置4に送信する。同時に、下側撮像装置8は、ラベルLに対応する台紙Mの裏面Mbの画像を含む下画像を撮像して、情報処理装置4に送信する。それによって、情報処理装置4の制御部41は、通信部45を介して、上画像を取得し(ステップS12)、かつ下画像を取得する(ステップS14)。
次いで、情報処理装置4の制御部41は、取得した上画像および下画像を対象として画像解析を行う(ステップS16)。具体的には、制御部41は以下の処理を行う。
・上画像に基づくラベルLの有無の判定処理
・上画像に含まれる識別番号INaを認識する処理
・上画像に含まれるバーコードbcの品質を評価してバーコードグレードを決定する処理
・下画像に含まれる連続番号CNを認識する処理
制御部41はストレージ42にアクセスし、ステップS16において認識した連続番号CN、識別番号INa、および、ステップS16において決定したバーコードグレードを含むレコードを、ラベル管理データベースに追加する(ステップS18)。なお、制御部41は、上画像に基づきラベルLがないと判定した場合、ラベル管理データベースの「識別番号」フィールドおよび「バーコードグレード」フィールドにデータを記録しない。
ステップS12~S18の処理は、ステップS10で送信した印字要求に含まれる印字指示枚数に相当する回数だけ繰り返し行われ (ステップS20:NO)、印字指示枚数に相当する回数の処理が行われた後(ステップS20:YES)、終了する。
(3-2)ラベル発行後の処理
プリンタ5による印字指示枚数のラベルLの発行が終了すると、図7に示す処理が行われる。
情報処理装置4の制御部41はストレージ42にアクセスし、ラベル管理データベースの各レコードの連続番号CNのデータに基づいて、実際に発行されたラベル枚数をカウントする(ステップS30)。このとき、ラベル管理データベースにおいて、連続番号CNに対応する識別番号が記録されていない場合には、ラベル枚数としてカウントしない。
次いで制御部41は、ラベル管理データベースのバーコードグレードのデータから不良ラベルに相当するレコードを特定し、当該レコードの連続番号CNを読み出す(ステップS32)。不良ラベルとは、バーコードグレードが所定の基準を満たさないラベルを意味する。医薬品用のラベルには、高い印字品質のバーコードがもとめられ、例えばバーコードグレードが「A」(優良)であることが要求される。バーコードグレードが「B」(良)、「C」(可)、「D」(不良)である場合に、不良ラベルと判断される。
制御部41は通信部45を介してプリンタ5に対して、ステップS30で特定したラベル枚数、および、ステップS32で特定した不良ラベルの連続番号の情報をプリンタ5に送信する(ステップS34)。プリンタ5は、受信したラベル枚数および不良ラベルの連続番号の情報をストレージ52に記録するとともに表示パネル54aに表示する(ステップS36)。
以上説明したように、本実施形態のラベル管理システム1によれば、プリンタ5から排出されるラベル連続体CPの上画像および下画像から、各ラベルに印字されたバーコードの印字品質と、各ラベルに固有の連続番号とが対応付けて記録される。そのため、印字品質が良好なラベルの発行枚数を、煩雑な作業を行うことなく確認できる。
本実施形態のラベル管理システム1では、ラベル管理データベースに記録された連続番号に基づき、印字品質が良好なラベルの発行枚数を計数する。その場合、記録された連続番号を照合する必要がないため、さらにラベルの実際の発行枚数の把握が容易となる。
本実施形態のラベル管理システム1では、好ましくは、ラベルの発行枚数と不良ラベルの情報がプリンタ5に表示される。この場合、プリンタ5が設置されている現場でラベルの印字結果を直ちに把握することができる。
以上、本発明のラベル管理システム実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、図7のステップS32では、不良ラベルに対応する連続番号CNを読み出し、ステップS34では当該連続番号CNを送信する構成としたが、その限りではない。ステップS32において、不良ラベルに対応する識別番号INaを読み出し、ステップS34では当該識別番号INaを送信するようにしてもよい。識別番号INaはラベル印字面Laに印字されているため、識別番号INaによってもユーザが不良ラベルを認識することができる。
上述した実施形態では、情報処理端末4がプリンタ5に対して、ラベル枚数、および、不良ラベルの連続番号の情報を送信しプリンタ5が当該情報をストレージ52に記録する場合について説明したが、その限りではない。情報処理端末4は、ネットワークに接続されたサーバ(図示せず)に、ラベル枚数、および、不良ラベルの連続番号の情報を送信し、サーバが当該情報を記録する構成としてもよい。それによって、複数のプリンタによって発行されるラベル枚数、および、不良ラベルの連続番号の情報を一元的に管理することが可能となる。
1…ラベル管理システム
4…情報処理装置
5…プリンタ
7…上側撮像装置
8…下側撮像装置
41…制御部
42…ストレージ
43…操作入力部
44…表示部
45…通信部
51…制御部
52…ストレージ
53…操作入力部
53a…電源ボタン
53b…操作パネル
54…表示部
54a…表示パネル
55…モータ駆動部
56…ヘッド駆動部
58…通信部
59…ラベル発行口
100,101,102…配線
L…ラベル
La…ラベル印字面
M…台紙
CP…ラベル連続体
INa,INb…識別番号

Claims (4)

  1. 帯状の台紙の第1面上に所定数のラベルが仮着された印字媒体を搬送し、前記ラベルに印字を行って前記印字媒体を順次排出するプリンタと、
    排出された前記印字媒体のうち各ラベルの印字面を撮像する第1撮像装置と、
    排出された前記印字媒体の台紙の第1面とは反対側の第2面における各ラベルの位置に対応する部分を撮像する第2撮像装置と、
    前記プリンタと通信を行う情報処理装置と、
    を備えたラベル管理システムであって、
    前記印字媒体の台紙の第2面の、各ラベルの位置に対応する部分には、予め各ラベルの識別情報が印刷されており、
    前記情報処理装置は、
    前記第1撮像装置によって得られた各ラベルの印字面の画像に基づいて、各ラベルの有無と印字品質を判定する判定部と、
    前記第2撮像装置によって得られた前記台紙の第2面の画像に基づいて、各ラベルの識別情報を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された各ラベルの識別情報を基に、印字済みのラベルの枚数を計数する計数部と、を備え、
    前記プリンタは、前記印字済みのラベルの枚数と、前記判定部によって所定の基準に達していないと判定されたラベルの識別情報とを、前記情報処理装置から取得して表示する、
    ラベル管理システム。
  2. 前記識別情報は、前記所定数のラベルの搬送順に連続的に変化する番号または記号を含む、
    請求項1に記載されたラベル管理システム。
  3. 前記プリンタは、前記所定数のラベルの各々の印字面に対して、前記所定数のラベルの搬送順に連続的に変化する番号または記号を含む第2識別情報を印字する、
    請求項1又は2に記載されたラベル管理システム。
  4. 帯状の台紙の第1面上に所定数のラベルが仮着された印字媒体を搬送し、前記ラベルに印字を行って前記印字媒体を順次排出するプリンタと、
    排出された前記印字媒体のうち各ラベルの印字面を撮像する第1撮像装置と、
    排出された前記印字媒体の台紙の第1面とは反対側の第2面における各ラベルの位置に対応する部分を撮像する第2撮像装置と、を用いたラベル管理方法であって、
    前記印字媒体の台紙の第2面の、各ラベルの位置に対応する部分には、予め各ラベルの識別情報が印刷されており、
    前記方法は、
    前記第1撮像装置によって得られた各ラベルの印字面の画像に基づいて、各ラベルの有無と印字品質を判定し、
    前記第2撮像装置によって得られた前記台紙の第2面の画像に基づいて、各ラベルの識別情報を特定し、
    前記特定された各ラベルの識別情報を基に、印字済みのラベルの枚数を計数し、
    前記印字済みのラベルの枚数と、所定の基準に達していないと判定されたラベルの識別情報とを、前記プリンタに表示させる、
    ラベル管理方法。
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