JP2021120830A - 印字システム、プログラム、印字方法 - Google Patents

印字システム、プログラム、印字方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所定数の印字媒体に対する印字をより高速に行うことができる印字システム、プログラム及び印字方法を提供する。【解決手段】所定数の印字媒体の各々に対して同一印字内容を印字する印字システム1であって、情報処理端末2と、情報処理端末と通信可能なプリンタ3と、を含む。情報処理端末は、所定数の印字媒体に対する印字指示をプリンタに送信する印字指示部と、印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスをプリンタに要求するステータス要求部と、を備える。プリンタは、情報処理端末の要求に応じて、所定数の印字媒体のうち、印字済みの印字媒体の数又は未印字の印字媒体の数に関する数値情報を含む印字ステータスを情報処理端末に送信する制御部31を備える。情報処理端末は、プリンタから受信する印字ステータスに含まれる数値情報を基に、プリンタが所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する監視部をさらに備える。【選択図】図2

Description

本発明は、印字システム、プログラム、および、印字方法に関する。
従来から、上位機器あるいは上位のソフトウェアからの指示に応じて連続的に複数の用紙に印字を行うように構成された印字システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2012−196772号公報
ところで、例えば同一印字内容が印字された所定数のラベル等の印字媒体を発行する場合、従来の印字プロセスでは、ホストコンピュータがプリンタに対して印字要求を行い、当該印字要求に応じてプリンタが用紙に印字して発行し、1枚目の印字媒体の発行完了通知をホストコンピュータに送信する。ホストコンピュータは、1枚目の印字媒体の発行完了通知を受信した後、2枚目の印字媒体の発行のために再度プリンタに対して印字要求を行う。この一連の処理が、発行すべき印字媒体の枚数分繰返し行われる。しかし、所定数の印字媒体をより高速に発行完了する上で未だ改善の余地がある。
そこで、本発明は、所定数の印字媒体に対する印字をより高速に行うことを目的とする。
本発明のある態様は、所定数の印字媒体の各々に対して同一印字内容を印字する印字システムであって、情報処理端末と、前記情報処理端末と通信可能なプリンタと、を含み、前記情報処理端末は、前記所定数の印字媒体に対する印字指示を前記プリンタに送信する指示部と、前記印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求する要求部と、を備え、前記プリンタは、前記情報処理端末の要求に応じて、前記所定数の印字媒体のうち印字済みの印字媒体の数、又は、前記所定数の印字媒体のうち未印字の印字媒体の数に関する数値情報を含む印字ステータスを前記情報処理端末に送信する応答部を備え、前記情報処理端末は、前記プリンタから受信する印字ステータスに含まれる数値情報を基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する監視部をさらに備えた、印字システムである。
本発明のある態様によれば、所定数の印字媒体に対する印字をより高速に行うことができる。
実施形態に係る印字システムのシステム構成図である。 実施形態に係る印字システムの各装置のブロック図である。 実施形態に係る印字システムのシーケンスチャートの一例である。 実施形態に係る情報処理端末に表示されるウィンドウを一連の遷移を示す図である。 実施形態に係る情報処理端末の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る印字システムのシーケンスチャートの一例である。 実施形態に係る情報処理端末の動作を示すフローチャートである。
プリンタでは一般に、例えばラベルに対する印字が終了若しくは完了した場合に、当該ラベルが直ちにプリンタから外部に排出(つまり、発行)されることになる。そのため、本開示において、ラベル等の印字媒体が未印字又は印字済みであることは、実質的に印字媒体が未発行又は発行済みであることを意味する。
(1)システム概要
以下、本発明の印字システムの一実施形態である印字システム1について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る印字システム1のシステム構成図である。図2は、本実施形態に係る印字システム1を構成する各装置のブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の印字システム1では、情報処理端末2と複数のプリンタ3が通信可能に接続されている。図1に示す例では、情報処理端末2とプリンタ3は、LAN(Local Area Network)ケーブルC1によって接続されている場合を示すが、その限りではない。情報処理端末2とプリンタ3は、WAN(Wide Area Network)あるいはインターネットにより接続されてもよく、その接続形態は問わない。例えば、情報処理端末2とプリンタ3の間の通信は、USB(Universal Serial Bus)やRS−232C等のシリアル通信によって接続されてもよい。また、情報処理端末2とプリンタ3は、有線に限られず無線によって通信可能であってもよい。
情報処理端末2は、例えばパーソナルコンピュータやタブレット端末等の、通信機能を有するコンピュータ装置である。情報処理端末2は、図示しない他の情報処理端末から、プリンタ3で印字されるラベルの発行ファイル(例えば、発行されるラベルに印字されるべきレイアウトや文字列を含むファイル)を取得し、当該発行ファイルを記憶する。
プリンタ3は、LANケーブルC1を介した情報処理端末2からの印字指示に応じて、ラベル(印字媒体の一例)に発行ファイルに応じた印字を行って発行(排出)する。図示しないが、プリンタ3の内部には、例えば、複数のラベルが仮着された帯状の台紙がロール状に巻回されたロール紙が収容される。印字指示に応じてプリンタ3は、ロール紙から台紙を引き出し、引き出された台紙上のラベルに印字する。プリンタ3は、ラベルに印字した後、台紙を切断して当該ラベルを排出(発行)する。なお、ラベルは、台紙なしラベルであってもよい。
(2)印字システム1の構成
次に、図2を参照して、印字システム1に含まれる情報処理端末2およびプリンタ3の構成について説明する。
(2−1)情報処理端末2
図2に示すように、情報処理端末2は、制御部21、ストレージ22、操作入力部23、表示部24、および、通信部25を備える。
制御部21は、マイクロプロセッサを主体として構成され、情報処理端末2全体を制御する。例えば、制御部21に含まれるマイクロプロセッサは、ストレージ22に記録されているラベル発行アプリケーションプログラム(以下、「ラベル発行アプリケーション」)をロードして実行し、その実行結果を表示部24に表示する。
ストレージ22は、不揮発性のメモリであり、例えばフラッシュメモリ等のSSD(Solid State Drive)であってもよい。ストレージ22には、ラベル発行アプリケーションのほか、他の情報処理端末から取得した発行ファイルが記録される。
図2に示すように、制御部21は、印字指示部211、ステータス要求部212、および、監視部213を含む。制御部21の各部は、制御部21に含まれるマイクロプロセッサがラベル発行アプリケーションを実行することで実現される。
所定数のラベルの各々に対して同一印字内容を印字する場合、印字指示部211は、所定数のラベルに対する発行コマンド(印字指示の一例)をプリンタ3に送信する。ステータス要求部212は、発行コマンドを送信した後に、逐次、印字ステータスをプリンタ3に要求するためのENQコマンドを送信する。監視部213は、プリンタ3から受信する印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数(数値情報の一例)を基に、プリンタ3が所定数のラベルに対する印字を完了したか否か監視する。
なお、ENQコマンドは、情報処理端末2とプリンタ3の間の通信プロトコルで定義されるコマンドの1つであり、プリンタ3の印字ステータスを問い合わせるコマンドである。
所定数のラベルの各々に対して、共通の情報と個々のラベルによって異なる連続番号とを含む印字内容を印字する場合、印字指示部211は、所定数の連続番号の各々に対応する所定数の発行コマンド(印字指示の一例)を順にプリンタ3に送信する。ステータス要求部212は、最初の発行コマンドを送信した後に、逐次、印字ステータスをプリンタ3に要求するためのENQコマンドを送信する。監視部213は、プリンタ3から受信する印字ステータスを基に、プリンタ3が所定数のラベルに対する印字を完了したか否か監視する。
操作入力部23は、例えば、ポインティングデバイス、タッチパネル等の入力デバイスを含む。表示部24がタッチパネル入力用表示パネルを備える場合、表示部24は、操作入力部23の一部を構成する。
表示部24は、例えば液晶表示パネルを含み、ラベル発行アプリケーションの実行結果を表示する。例えば、プリンタ3が所定数のラベルの各々に対して同一印字内容を印字する場合、表示部24は、制御部21からの指示の下、印字済みのラベルの数を表示する。また、プリンタ3が所定数のラベルの各々に対して、共通の情報と個々のラベルによって異なる連続番号とを含む印字内容を印字する場合、表示部24は、制御部21からの指示の下、印字済みのラベルに対応する連続番号を順に表示する。
通信部25は、プリンタ3との間で通信を行う通信インタフェースである。通信部25は、情報処理端末2とプリンタ3の間で予め定義された通信プロトコルに従って通信を行う。
(2−2)プリンタ3
図2に示すように、プリンタ3は、制御部31、ストレージ32、操作入力部33、表示部34、搬送部35、印字部36、および、通信部37を備える。なお、操作入力部33および表示部34は、本実施形態の印字システム1では必ずしも必須ではないが、ユーザがプリンタ3を直接操作する場合には、操作入力部33および表示部34を設けることが好ましい。
制御部31は、マイクロプロセッサを主体として構成され、プリンタ3の全体を制御する。ストレージ32は、不揮発性のメモリであり、例えばフラッシュメモリ等のSSDであってもよい。ストレージ32は、ファームウェアと情報処理端末2から受信する発行ファイルを記憶する。
制御部31に含まれるマイクロプロセッサは、ストレージ32に記録されているファームウェアをロードして実行する。
所定数のラベルの各々に対して同一印字内容を印字する場合、制御部31は、情報処理端末2からのENQコマンドに応じて、所定数のラベルのうち未発行ラベルの残数に関する数値情報を含む印字ステータスを情報処理端末2に送信する応答部として機能する。
所定数のラベルの各々に対して、共通の情報と個々のラベルによって異なる連続番号とを含む印字内容を印字する場合、制御部31は、情報処理端末2からのENQコマンドに応じて、所定数の発行コマンドのうち現在処理中の発行コマンドに対する印字ステータスを情報処理端末2に送信する応答部として機能する。
プリンタ3の印字形式は特に限定するものではないが、例えば、プリンタ3はサーマルプリンタである。
制御部31は、ファームウェアを実行することで、発行ファイルを印字用のビットマップデータ(印字データ)に変換し、印字データのライン毎のデータであるラインデータを順次、印字部36へ送出する。搬送部35および印字部36は、順次送出されるラインデータに基づいて印字を行う。
搬送部35は、プラテンローラ(図示せず)、および、図示しないモータ駆動回路およびモータを含み、プリンタ3内の連続紙の搬送を行う。連続紙は、例えば帯状の台紙に複数枚のラベルが仮着された状態の用紙である。ファームウェアによる搬送要求に基づき、モータ駆動回路が、プラテンローラの回転を制御するモータを駆動することによって、連続紙を搬送させる。
印字部36は、サーマルヘッドおよびヘッド駆動回路(共に図示せず)を含む。ヘッド駆動回路は、ラインデータに基づきサーマルヘッドの各発熱素子に選択的に電流を流すことで、連続紙のラベル上に印字を行う。
通信部37は、情報処理端末2との間で通信を行う通信インタフェースである。通信部37は、情報処理端末2とプリンタ3の間で予め定義された通信プロトコルに従って通信を行う。
(3)実施形態に係る印字システム1の印字動作
次に、本実施形態に係る印字システム1の印字動作について説明する。
(3−1)同一の印字内容の所定数のラベルを発行する場合
先ず、同一の印字内容の所定数のラベルを発行する場合について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る印字システム1のシーケンスチャートの一例である。図4は、本実施形態に係る情報処理端末2に表示されるウィンドウを一連の遷移を示す図である。図5は、本実施形態に係る情報処理端末2の動作を示すフローチャートである。
図3では、一例として同一の印字内容の100枚のラベルを発行する場合を想定する。
この場合、情報処理端末2は、100枚のラベルを発行するための1回の発行コマンドをプリンタ3に送信する(ステップS2)。この発行コマンドとともに、発行ファイルも送信される。発行ファイルには、例えば、発行されるラベルに印字されるべきレイアウトや文字列が含まれる。発行コマンドを送信した時点では、情報処理端末2に表示されるウィンドウのカウント表示部は、「0/100枚」となっている(ステップS4)。
プリンタ3は、発行コマンドを受信すると、発行ファイルに基づいて100枚のラベルの発行を開始する(ステップS6)。本実施形態の印字システム1では、プリンタ3が発行コマンドを受信すると、次のコマンドを待機することなく連続的に発行動作を行うため、従来よりも高速でラベルを発行することができる。
プリンタ3が100枚のラベルを連続的に発行中に情報処理端末2においてラベルの発行済み枚数をモニタするため、情報処理端末2はプリンタ3に対して、逐次、印字ステータスを問い合わせるコマンド(ENQコマンド)を送信し、プリンタ3から印字ステータスを受信する。プリンタ3は、ENQコマンドを受信すると、その時点の印字済み枚数のカウント値に基づいて、未発行ラベルの残数を含む印字ステータスを情報処理端末2に返す。
印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数は、この例では初期値が100である。そして、プリンタ3により1枚目のラベルの発行が完了した時点で、プリンタ3から返される印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が100枚から99枚に切り替わる(ステップS8)。印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が100枚から99枚に切り替わったことをトリガとして、情報処理端末2は、図4に示すように、ウィンドウW1のカウント表示部CNTを「0/100枚」から「1/100枚」に更新する(ステップS10)。その後も、情報処理端末2は、逐次ENQコマンドを送信し続ける。
次に、プリンタ3により2枚目のラベルの発行が完了した時点で、プリンタ3から返される印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が99枚に枚から98枚に切り替わる(ステップS12)。印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が99枚から98枚に切り替わったことをトリガとして、情報処理端末2は、図4に示すように、ウィンドウW2のカウント表示部を「1/100枚」から「2/100枚」に更新する(ステップS14)。
その後も同様にして、情報処理端末2は逐次、ENQコマンドをプリンタ3に送信し、プリンタ3がENQコマンドに応じて印字ステータスを返し続ける。そして、印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が2枚から1枚に切り替わったことをトリガとして(ステップS16)、情報処理端末2は、表示されているウィンドウのカウント表示部を「98/100枚」から「99/100枚」に更新する(ステップS18)。
最後に、印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が1枚から0枚に切り替わったことをトリガとして(ステップS20)、情報処理端末2は、表示されているウィンドウのカウント表示部を「99/100枚」から「100/100枚」に更新する(ステップS22)。印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数が0枚となったことで、情報処理端末2は、100枚のすべてのラベルが発行されたことを認識する。
なお、図4に示すように、100枚のラベルを発行中において、情報処理端末2に表示されるウィンドウW1,W2,…には、発行中止ボタンb1(第1操作対象の一例)が含まれる。ラベルを発行中に発行中止ボタンb1を操作することで、ラベルの発行を中止することができる。例えば、100枚のうち64枚目のラベルが発行済みの時点で表示されているウィンドウW64(第1画面の一例)において発行中止ボタンb1を操作する場合を想定する。この場合、情報処理端末2は、印字停止要求コマンドをプリンタ3に送信してプリンタ3のラベル発行を一時停止させるとともに、ウィンドウW64からウィンドウWS(第2画面の一例)に遷移させる。
ウィンドウWSには、ラベル発行を続行するための発行続行ボタンb2(第2操作対象の一例)と、ラベル発行をキャンセルするための発行キャンセルボタンb3(第3操作対象の一例)とが、選択可能に含まれる。ここで、発行続行ボタンb2が操作された場合には、情報処理端末2はプリンタ3に対して印字開始要求コマンドを送信し、当該コマンドに応じてプリンタ3がラベル発行を再開する。他方、発行キャンセルボタンb3が操作された場合には、情報処理端末2はプリンタ3に対して発行キャンセルコマンドを送信する。発行キャンセルコマンドに応じて、プリンタ3は、それ以降のラベル発行をキャンセルし、待機状態とする。
本実施形態において、発行中止を行うのに際して2段階の操作を行うようにしているのは、既に100枚のラベルを発行するための発行コマンドが送信済みであるため、ラベル発行のキャンセルが確定するまで、バックグラウンドでプリンタ3によるラベル発行が継続するためである。そこで、第1段階で先ずプリンタ3によるラベル発行を一時中断させ、次いでラベル発行のキャンセル又は続行をユーザに最終的に選択させるようにすることで、ユーザによる最終的な選択が行われるまでにラベルの発行が継続してしまうのを防止するようにしている。
図5は、図3に示したシーケンスチャートを実行中の情報処理端末2の動作を示すフローチャートであり、情報処理端末2の制御部21によって実行される。
先ず制御部21は、100枚のラベルを発行するための発行コマンドをプリンタ3に送信するように通信部25を制御する(ステップS30)。この発行コマンドには、発行ファイルが含まれる。発行コマンドを送信後は、ステップS32〜S40の処理が、全数のラベルの発行が終了したと判断するまで繰り返し行われる(ステップS42)。
すなわち、制御部21は、予め所定間隔に設定されているENQコマンドの送信タイミングに達したか否か判断し、送信タイミングである場合に(ステップS32:YES)、ENQコマンドをプリンタ3に送信するように通信部25を制御する(ステップS34)。
ENQコマンドの送信タイミングは、任意に設定可能であるが、プリンタ3が1つのラベルに対する印字開始から印字完了までの時間よりも短い間隔でENQコマンドを送信することが好ましい。ENQコマンドの送信間隔がプリンタ3の印字開始から印字完了までの時間よりも長い場合には、プリンタ3から返される印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数は、残数の値自体は正しいものの、例えば100→97→94→…といった具合に1ずつ低下するように表示されない。それに対して、ENQコマンドの送信間隔をプリンタ3の印字開始から印字完了までの時間よりも短くすることで、プリンタ3から返される印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数は、100→99→98→…といった具合に1ずつ低下するように表示される。そのため、情報処理端末2のユーザは、プリンタ3のラベル発行状況をより正確に把握できる。
ENQコマンドは、発行ファイルの送信前後に送信してもよい。
ENQコマンドの送信に応じてプリンタ3から印字ステータスを受信した場合(ステップS36:YES)、制御部21は、印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数に変更があるか否か判断する。制御部21は、未発行ラベルの残数に変更がない場合には(ステップS38:NO)、次のENQコマンドの送信タイミングまで待機する。制御部21は、未発行ラベルの残数に変更がある場合には(ステップS38:YES)、表示部24に表示されているウィンドウの更新(表示更新)を行う(ステップS40)。具体的には、例えば図4のウィンドウW1→W2→…に示すように、各ウィンドウのカウント表示部CNTの値が更新される。
制御部21は、印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数の値がゼロに達した場合には、ラベルの全数の発行が終了したと判断し(ステップS42:YES)、発行コマンドに対応する一連の処理を終了する。
なお、ステップS38において、プリンタ3から印字ステータスを受信した場合に、制御部21は、印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数の変更の有無を判断しなくてもよい。すなわち、ステップS38の条件分岐を設けずに、制御部21は、受信した印字ステータスに含まれる未発行ラベルの残数をそのまま表示してもよい。
以上説明したように、本実施形態の印字システム1では、同一の印字内容の所定数のラベルを発行する場合、情報処理端末2からの1回の発行コマンドに応じてプリンタ3は、情報処理端末2からの何らかのコマンドを待つことなく全数のラベルの発行を実行する。そのため、所定数のラベルの発行を高速に完了させることができる。また、プリンタ3の印字状況を把握するため、情報処理端末2は逐次、プリンタ3から、未発行ラベルの残数を含む印字ステータスを取得し、すべてのラベルの発行が終了したか監視する。このような仕組みによって、情報処理端末2は、プリンタ3による所定数のラベルの発行の高速化を実現しつつ、所定数のラベルの発行が完了したことを把握することができる。
従来の印字システムでは、同一の印字内容の所定数のラベルを発行する場合に、プリンタの発行済み枚数と情報処理端末での発行済み枚数の表示とを連動させるために、情報処理端末での1回の発行コマンドをプリンタに送信し、プリンタから印字完了の応答を待ってから、次の発行コマンドをプリンタに送信するようにしていた。そのため、所定数のラベルを高速に発行することが困難であった。それに対して、本実施形態の印字システム1では、1回の発行コマンドの送信のみで済み、プリンタ3は、当該発行コマンドに基づき、待機時間がなく連続的にラベルに印字、発行することが可能である。そのため、従来よりも高速で所定数のラベルの発行を完了させることができる。
好ましくは、図4に示したように、発行済み枚数に応じて、情報処理端末2に表示されるウィンドウ内のカウント表示部CNTが更新される。それによって、情報処理端末2のユーザは、プリンタ3の現在の発行状況をリアルタイムで認識することができる。
(3−2)共通の情報と、個々のラベルによって異なる連続番号(適宜「連番」ともいう。)と、を含む印字内容の所定数のラベルを発行する場合
次に、共通の情報と、個々のラベルによって異なる連続番号と、を含む印字内容の所定数のラベルを発行する場合について、図6および図7を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る印字システム1のシーケンスチャートの一例である。図7は、本実施形態に係る情報処理端末2の動作を示すフローチャートである。
なお、情報処理端末2に表示されるウィンドウを一連の遷移は、(3−2)の場合も図4と同様であるため、図4を適宜参照する。
図6では、(3−1)の場合と同様、一例として100枚のラベルを発行する場合を想定する。(3−1)の場合と異なるのは、各ラベルに連番が印字される点である。
この場合、情報処理端末2は、100枚のラベルの各々に対応する100個の発行コマンドを連続して送信する(ステップS50)。このとき、情報処理端末2は、各発行コマンドを、プリンタ3からの応答を待たずに連続して送信するため、プリンタ3に対して全数のラベルに対する発行指示を高速に行うことができる。プリンタ3は、高速に送信される発行コマンドに応じて順に印字し、ラベルを発行するため、全数のラベルを高速に発行することができる。
しかし、発行コマンドを順に送信するのみでは、プリンタ3が何枚目のラベルを発行中であるか情報処理端末2においてモニタすることができない。そこで、後述する印字ステータスに基づき発行済みラベル数をモニタする目的で、各発行コマンドは、識別番号によって管理される。例えば、識別番号ID_1の発行コマンドは、連番001のラベルを1枚発行させるためのコマンドである。同様に、識別番号ID_2,…,ID_100の各発行コマンドは、それぞれ連番002,…,100のラベルを1枚発行させるためのコマンドである。
なお、各発行コマンドを送信するタイミングで、対応するラベルの発行ファイルがプリンタ3に送信される。
図6のシーケンスチャートでは、ステップS50の処理とステップS52以降の処理が直列に記載されているが、ステップS50の処理とステップS52以降の処理の一部とは、重複して行われてもよい。例えば、情報処理装置2は、発行コマンドとENQコマンドとを同時に送信し、又は、発行コマンドとENQコマンドとをまとめた1つのコマンドとして送信してもよい。
情報処理端末2は、例えば、最初の発行コマンドである識別番号ID_1の発行コマンドを送信した後に、ENQコマンドを逐次プリンタ3に対して送信し続ける(ステップS52)。
逐次受信するENQコマンドに応じてプリンタ3は、現在印字中のラベルに対応する発行コマンドの識別番号を返す。例えば、ステップS52において、プリンタ3は、最初のENQコマンドに対して、識別番号ID_1の発行コマンドに対応するラベルを印字中であることを示す印字ステータス「ID_1印字中」を返す。
その後、情報処理端末2は、繰返しENQコマンドを送信すると、プリンタ3が2個目の発行コマンドに対する印字を行うタイミングで、識別番号ID_2の発行コマンドに対応するラベルを印字中であることを示す印字ステータス「ID_2印字中」を返すようになる。
印字ステータスが「ID_1印字中」から「ID_2印字中」に切り替わったことで、情報処理端末2は、1枚目のラベルの発行が完了したことがわかる。そこで、情報処理端末2は、図4に示すように、ウィンドウW1のカウント表示部CNTを「0/100枚」から「1/100枚」に更新する(ステップS54)。
その後も、情報処理端末2は、逐次ENQコマンドを送信し続ける。そして、プリンタ3により2枚目のラベルの発行が完了した時点で、プリンタ3から返される印字ステータスが「ID_2印字中」から「ID_3印字中」に切り替わる(ステップS56)。それによって、情報処理端末2は、2枚目のラベルの発行が完了したことがわかる。そこで、この印字ステータスの切り替わりをトリガとして、情報処理端末2は、図4に示すように、ウィンドウW2のカウント表示部を「1/100枚」から「2/100枚」に更新する(ステップS58)。
その後も同様にして、情報処理端末2は逐次、ENQコマンドをプリンタ3に送信し、プリンタ3がENQコマンドに応じて印字ステータスを返し続ける。そして、印字ステータスが「ID_99印字中」から「ID_100印字中」に切り替わったことをトリガとして(ステップS60)、情報処理端末2は、表示されているウィンドウのカウント表示部を「98/100枚」から「99/100枚」に更新する(ステップS62)。
最後に、印字ステータスが「ID_100印字中」から「待機中」に切り替わり、かつ印字ステータスが示す発行コマンドの識別番号がスペースであることをトリガとして(ステップS64)、情報処理端末2は、表示されているウィンドウのカウント表示部を「99/100枚」から「100/100枚」に更新する(ステップS66)。印字ステータスが「待機中」に切り替わったことで、情報処理端末2は、100枚のすべてのラベルが発行されたことを認識する。
なお、本実施形態では、ID_1〜ID_100の100個の識別番号の発行コマンドが設けられている場合を想定するが、100枚以上のラベルを発行する場合でも100個の識別番号の発行コマンドを設けられていれば十分である。例えば、101枚目以降の発行コマンドを送出する場合には、ID_1〜ID_100のうち、その時点で使用可能な識別番号(例えば、ID_1)を再使用することができる。
図7は、図6に示したシーケンスチャートを実行中の情報処理端末2の動作を示すフローチャートであり、情報処理端末2の制御部21によって実行される。
先ず制御部21は、連番付きのN枚(図6では、N=100)のラベルを発行するためのN個の発行コマンドを順次プリンタ3に送信するように通信部25を制御する(ステップS70)。各発行コマンドが送信されるときには、対応する発行ファイルも送信される。各発行コマンドは、識別番号ID_1〜ID_Nによって識別される。最初の発行コマンドである識別番号ID_1の発行ファイルを送信後は、ステップS72〜S80の処理が、全数のラベルの発行が終了したと判断するまで繰り返し行われる(ステップS82)。
すなわち、制御部21は、予め所定間隔に設定されているENQコマンドの送信タイミングに達したか否か判断し、送信タイミングである場合に(ステップS72:YES)、ENQコマンドをプリンタ3に送信するように通信部25を制御する(ステップS74)。
ENQコマンドの送信タイミングは、任意に設定可能である。しかし、(3−1)の場合と同様に、プリンタ3のラベル発行状況をより正確に把握できる観点から、プリンタ3が1つのラベルに対する印字開始から印字完了までの時間よりも短い間隔でENQコマンドを送信することが好ましい。
ENQコマンドの送信に応じてプリンタ3から印字ステータスを受信した場合(ステップS76:YES)、制御部21は、印字ステータスが示す印字中の識別番号ID_n(nは、1〜Nの範囲内の任意の整数)が変更されたか否か判断する。例えば、図6のシーケンスチャートにおいて、プリンタ3から返される印字ステータスが、例えば「ID_1印字中」から「ID_2印字中」に切り替わるタイミングでは、印字ステータスが示す印字中の識別番号が変更された場合に相当する。
印字ステータスが示す印字中の識別番号ID_nが変更された場合には、識別番号ID_n−1の発行コマンドに対応するラベルの発行が完了したことを意味するため、制御部21は、ウィンドウの更新(表示更新)を行う(ステップS80)。具体的には、ウィンドウのカウント表示部CNTを「n−1/N枚」とする。
ステップS72〜S80の各処理を繰返すことで、図4のウィンドウW1→W2→…に示すように、各ウィンドウのカウント表示部CNTの値が更新されていく。
制御部21は、印字ステータスが「待機中」に切り替わった場合には、ラベルの全数の発行が終了したと判断し(ステップS82:YES)、発行コマンドに対応する一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の印字システム1では、共通の情報と個々のラベルによって異なる連番とを含む印字内容の所定数のラベルを発行する場合、情報処理端末2からの所定数分の発行コマンドに応じてプリンタ3は、情報処理端末2からの何らかのコマンドを待つことなく全数のラベルの発行を実行する。そのため、所定数のラベルの発行を高速に完了させることができる。なお、所定数分の発行コマンドはそれぞれ、識別番号によって管理される。
また、プリンタ3の印字状況を把握するため、情報処理端末2は逐次、プリンタ3による現在印字中のラベルに対応する発行コマンドの識別番号を取得し、すべてのラベルの発行が終了したか監視する。このような仕組みによって、情報処理端末2は、プリンタ3による所定数のラベルの発行の高速化を実現しつつ、所定数のラベルの発行が完了したことを把握することができる。
好ましくは、図4に示したように、発行済みのラベルの連番に応じて、情報処理端末2に表示されるウィンドウ内のカウント表示部CNTが更新される。それによって、情報処理端末2のユーザは、プリンタ3の現在の発行状況をリアルタイムで認識することができる。
以上、本発明の印字システム、プログラム、および、印字方法の一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、図3に示したように、所定数のラベルの各々に対して同一印字内容を印字するときに、ENQコマンドに応じてプリンタ3から返される印字ステータスには、未発行ラベルの残数に関する数値情報が含まれる場合について説明したが、その限りではない。印字ステータスに含まれる情報は、情報処理端末2とプリンタ3の間で予め決定される通信プロトコルによって適宜、再定義可能である。
例えば、印字ステータスには、未発行ラベルの残数に関する数値情報に代えて、印字済みのラベルの数に関する数値情報を含めるようにしてもよい。その場合には、情報処理端末2は、印字ステータスに含まれる印字済みのラベルの数に基づいて、表示されるウィンドウのカウント表示部を更新する。
プリンタ3の制御部31は、プリンタ3の起動時から発行済みのラベルの累積数量をカウントするカウンタをさらに備えてもよい。制御部31は、所定数のラベルの各々に対して同一印字内容を印字する場合、カウンタによるカウント値をゼロにした後、カウント値を含む印字ステータスを送信することが好ましい。それによって、カウント値が、印字すべき所定数のラベルのうち印字済みのラベルの数と等しくなる。そのため、ENQコマンドに応じた印字ステータスに含まれる情報が、プリンタ3の起動時からの発行済みのラベルの累積数量とする通信プロトコルの仕様であったとしても、ENQコマンドに対する印字ステータスには、実質的に、現在処理中の発行コマンドに対する印字済みのラベルの数が返されることになる。したがって、情報処理端末2側での印字済み発行枚数の監視がしやすくなる利点がある。
上述した実施形態では、印字ステータスをプリンタ3に要求するための制御文字としてENQ(ASCIIコードの0x05)を使用する場合について例示したが、その限りではない。プリンタ3に対して印字ステータス要求を行うことができれば、如何なる制御文字、制御コマンドをも使用することができる。
上述した実施形態では、同一の印字内容の所定数のラベルを発行する場合や、連番違いの共通の印字内容を含む所定数のラベルを発行する場合を例にして説明したが、その限りではない。それぞれ異なる印字内容が異なる複数のラベルを発行する場合や、例えば一連の複数のジョブ(それぞれ印字内容が異なってもよい)を連続的に発行する場合(バッチ発行)においても、本発明を適用することが可能である。
1…印字システム
2…情報処理端末
21…制御部
211…印字指示部
212…ステータス要求部
213…監視部
22…ストレージ
23…操作入力部
24…表示部
25…通信部
3…プリンタ
31…制御部
32…ストレージ
33…操作入力部
34…表示部
35…搬送部
36…印字部
37…通信部
W1,W2,W64,WS…ウィンドウ
b1〜b3…ボタン
CNT…カウント表示部

Claims (11)

  1. 所定数の印字媒体の各々に対して同一印字内容を印字する印字システムであって、
    情報処理端末と、前記情報処理端末と通信可能なプリンタと、を含み、
    前記情報処理端末は、
    前記所定数の印字媒体に対する印字指示を前記プリンタに送信する指示部と、
    前記印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求する要求部と、を備え、
    前記プリンタは、
    前記情報処理端末の要求に応じて、前記所定数の印字媒体のうち印字済みの印字媒体の数、又は、前記所定数の印字媒体のうち未印字の印字媒体の数に関する数値情報を含む印字ステータスを前記情報処理端末に送信する応答部を備え、
    前記情報処理端末は、
    前記プリンタから受信する印字ステータスに含まれる数値情報を基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する監視部をさらに備えた、
    印字システム。
  2. 前記情報処理端末は、前記プリンタから受信した印字ステータスに基づいて、印字済みの印字媒体の数を表示する表示部をさらに備える、
    請求項1に記載された印字システム。
  3. 前記プリンタは、前記プリンタの起動時から印字済みの印字媒体の累積数量をカウントするカウンタをさらに備え、
    前記プリンタの応答部は、前記印字指示を受け付けた場合、前記カウンタによるカウント値をゼロにした後、前記カウント値を含む印字ステータスを送信する、
    請求項1又は2に記載された印字システム。
  4. 所定数の印字媒体の各々に対して、共通の情報と個々の印字媒体によって異なる連続番号とを含む印字内容を印字する印字システムであって、
    情報処理端末と、前記情報処理端末と通信可能なプリンタと、を含み、
    前記情報処理端末は、
    所定数の連続番号の各々に対応する所定数の印字指示を順に前記プリンタに送信する指示部と、
    最初の印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求する要求部と、を備え、
    前記プリンタは、
    前記情報処理端末の要求に応じて、前記所定数の印字指示のうち現在処理中の印字指示に対する印字ステータスを前記情報処理端末に送信する応答部を備え、
    前記情報処理端末は、
    前記プリンタから受信する印字ステータスを基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する監視部をさらに備えた、
    印字システム。
  5. 前記情報処理端末は、前記プリンタから受信する印字ステータスに基づいて印字済みの印字媒体に対応する連続番号を順に表示する表示部をさらに備えた、
    請求項4に記載された印字システム。
  6. 前記情報処理端末の要求部は、前記プリンタが1つの印字媒体に対する印字開始から印字完了までの時間よりも短い間隔で、前記プリンタの印字ステータスを連続して要求する、
    請求項2又は5に記載された印字システム。
  7. 前記情報処理端末は、操作対象を含む画面を表示する表示部をさらに備え、
    前記表示部は、
    印字を一時停止するための第1操作対象を含む第1画面と、
    前記第1操作対象に対する操作入力に応じて前記第1画面から遷移する画面であって、印字を続行するための第2操作対象、および、印字をキャンセルするための第3操作対象を選択可能に含む第2画面と、を表示する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載された印字システム。
  8. 所定数の印字媒体の各々に対して同一印字内容をプリンタに印字させるためのプログラムであって、コンピュータに、
    前記所定数の印字媒体に対する印字指示を前記プリンタに送信する手順と、
    前記印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求する手順と、
    前記プリンタから、前記所定数の印字媒体のうち印字済みの印字媒体の数、又は、前記所定数の印字媒体のうち未印字の印字媒体の数に関する数値情報を含む印字ステータスを受信する手順と、
    前記プリンタから受信する印字ステータスに含まれる数値情報を基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する手順と、
    を実行させるプログラム。
  9. 所定数の印字媒体の各々に対して、共通の情報と個々の印字媒体によって異なる連続番号とを含む印字内容をプリンタに印字させるためのプログラムであって、コンピュータに、
    所定数の連続番号の各々に対応する所定数の印字指示を順に前記プリンタに送信する手順と、
    最初の印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求する手順と、
    前記プリンタから、前記所定数の印字指示のうち現在処理中の印字指示に対する印字ステータスを受信する手順と、
    前記プリンタから受信する印字ステータスを基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する手順と、
    を実行させるプログラム。
  10. 情報処理端末と、前記情報処理端末と通信可能なプリンタとにより、所定数の印字媒体の各々に対して同一印字内容を印字する印字方法であって、
    前記情報処理端末が、前記所定数の印字媒体に対する印字指示を前記プリンタに送信し、
    前記情報処理端末が、前記印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求し、
    前記プリンタが、前記情報処理端末からの要求に応じて、前記所定数の印字媒体のうち印字済みの印字媒体の数、又は、前記所定数の印字媒体のうち未印字の印字媒体の数に関する数値情報を含む印字ステータスを、前記情報処理端末に送信し、
    前記情報処理端末が、前記プリンタから受信する印字ステータスに含まれる数値情報を基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する、
    印字方法。
  11. 情報処理端末と、前記情報処理端末と通信可能なプリンタとにより、所定数の印字媒体の各々に対して、共通の情報と個々の印字媒体によって異なる連続番号とを含む印字内容を印字する印字方法であって、
    前記情報処理端末が、所定数の連続番号の各々に対応する所定数の印字指示を順に前記プリンタに送信し、
    前記情報処理端末が、最初の印字指示を送信した後に、逐次、印字ステータスを前記プリンタに要求し、
    前記プリンタが、前記情報処理端末からの要求に応じて、前記所定数の印字指示のうち現在処理中の印字指示に対する印字ステータスを前記情報処理端末に送信し、
    前記情報処理端末が、前記プリンタから受信する印字ステータスを基に、前記プリンタが前記所定数の印字媒体に対する印字を完了したか否か監視する、
    印字方法。
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