JP7090482B2 - チャック部材及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、処理液によって処理される基板を保持するチャック部材及び基板処理装置に関する。
特許文献1に記載されている基板処理装置は、スピンチャックと、処理液供給装置とを備える。スピンチャックは、鉛直な回転軸線の回りに基板Wを回転させる。スピンチャックは複数のチャック部材を含む。複数のチャック部材は基板の周囲に配置される。複数のチャック部材は基板を保持する。処理液供給装置は、スピンチャックに保持されている基板に処理液を供給する。
チャック部材は、基板の帯電を抑制するために、導電性を有する複合材料で形成されている。具体的には、複合材料は、樹脂と炭素とを含む材料である。炭素は炭素繊維である。
特開2014-241390号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている基板処理装置において、チャック部材の耐久性を更に向上することが要求される場合がある。特に、処理液の種類(例えば、硫酸過酸化水素水混合液:SPM)及び処理温度(例えば、200℃のSPM)によっては、チャック部材の寿命が比較的短くなる可能性がある。
一方、チャック部材の耐久性が更に向上した場合でも、基板の帯電を抑制するためには、チャック部材の導電性を確保する必要がある。
そこで、本願の発明者は、チャック部材の耐久性と導電性との双方に着目して鋭意研究を行った。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐久性を向上しつつ、導電性を確保できるチャック部材及び基板処理装置を提供することにある。
本発明の一局面によれば、チャック部材は、処理液によって処理される基板を保持する。チャック部材は、本体部と、コート層とを含む。本体部は、炭素繊維と合成樹脂とを含む複合材料によって構成される。コート層は、前記本体部の表面部の少なくとも一部を覆い、素材が合成樹脂である。前記炭素繊維は、複数の繊維要素を含む。前記本体部の前記表面部は、前記複合材料の前記合成樹脂が露出した表面と、前記複数の繊維要素のうちの一部の繊維要素が突出した複数の突出部とを有する。前記コート層は、前記複数の突出部のうちの少なくとも一部の突出部の表面を覆っている。前記複数の突出部の突出量の平均値と前記コート層の厚みの平均値とが、第1条件を満たすか、又は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量と前記コート層の厚みとが、第2条件を満たす。前記第1条件は、前記複数の突出部の突出量の平均値が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みの平均値が、30マイクロメートル以下であることを示す。前記第2条件は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みが、30マイクロメートル以下であることを示す。
本発明のチャック部材において、前記複数の突出部の突出量の平均値は、前記コート層の厚みの平均値よりも小さいことが好ましい。
本発明のチャック部材では、前記複数の突出部において、前記突出部の先端から前記コート層の表面までの距離の平均値は、前記複数の突出部の突出量の平均値よりも短いことが好ましい。又は、前記少なくとも一部の突出部の各々の先端から前記コート層の表面までの距離は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量よりも短いことが好ましい。
本発明の他の局面によれば、チャック部材処理液によって処理される基板を保持する。チャック部材は、本体部と、コート層とを備える。本体部は、炭素繊維と合成樹脂とを含む複合材料によって構成される。コート層は、前記本体部の表面部の少なくとも一部を覆う。前記炭素繊維は、複数の繊維要素を含む。前記本体部の前記表面部は、前記合成樹脂が露出した表面と、前記複数の繊維要素のうちの一部の繊維要素が突出した複数の突出部とを有する。前記コート層は、前記複数の突出部のうちの少なくとも一部の突出部の表面を覆っている。前記コート層のうち前記突出部の表面を覆う部分は、前記コート層のうち前記合成樹脂の表面を覆う部分に対して、前記突出部の表面に沿って隆起している。
本発明のチャック部材において、前記合成樹脂の素材は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体であることが好ましい。前記コート層の素材は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体であることが好ましい。
本発明の更に他の局面によれば、基板処理装置は、処理液によって基板を処理する。基板処理装置は、スピンベースと、複数のチャック部材と、処理液吐出部とを備える。スピンベースは、回転する。複数のチャック部材は、前記スピンベースに設置され、前記基板を保持する。処理液吐出部は、前記複数のチャック部材によって保持された前記基板に前記処理液を吐出する。前記複数のチャック部材のうちの少なくとも1つのチャック部材は、本体部と、コート層とを含む。本体部は、炭素繊維と合成樹脂とを含む複合材料によって構成される。コート層は、前記本体部の表面部の少なくとも一部を覆い、素材が合成樹脂である。前記炭素繊維は、複数の繊維要素を含む。前記本体部の前記表面部は、前記複合材料の前記合成樹脂が露出した表面と、前記複数の繊維要素のうちの一部の繊維要素が突出した複数の突出部とを有する。前記コート層は、前記複数の突出部のうちの少なくとも一部の突出部の表面を覆っている。前記複数の突出部の突出量の平均値と前記コート層の厚みの平均値とが、第1条件を満たすか、又は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量と前記コート層の厚みとが、第2条件を満たす。前記第1条件は、前記複数の突出部の突出量の平均値が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みの平均値が、30マイクロメートル以下であることを示す。前記第2条件は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みが、30マイクロメートル以下であることを示す。
本発明の基板処理装置において、前記処理液は、硫酸過酸化水素水混合液を含むことが好ましい。
本発明によれば、耐久性を向上しつつ導電性を確保できるチャック部材及び基板処理装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す図である。 実施形態に係る基板処理装置のチャック部材を示す模式的断面図である。 実施形態に係る基板処理装置のチャック部材の一部を示す模式的断面図である。 実施形態に係る基板処理装置のチャック部材の一部を拡大して示す模式的断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係る基板処理装置のチャック部材の一部を拡大して示す模式的断面図である。 本発明の実施例及び比較例に係るチャック部材の電気抵抗を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、本発明の実施形態において、X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交し、X軸及びY軸は水平方向に平行であり、Z軸は鉛直方向に平行である。
図1~図4を参照して、本発明の実施形態に係る基板処理装置100を説明する。まず、図1を参照して基板処理装置100を説明する。図1は、基板処理装置100を示す図である。図1に示すように、基板処理装置100は、基板Wを処理液によって処理する。具体的には、基板処理装置100は、基板Wを1枚ずつ処理する枚葉型である。基板Wは略円板状である。
基板Wは、例えば、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、電界放出ディスプレイ(Field Emission Display:FED)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板、又は、太陽電池用基板である。
基板処理装置100は、チャンバー1と、スピンチャック3と、スピンモーター5と、供給配管7と、ノズル9と、ノズル移動部11と、カップ13とを備える。ノズル9は、「処理液吐出部」の一例に相当する。
チャンバー1は略箱形状を有する。チャンバー1は、基板W、スピンチャック3、スピンモーター5、供給配管7の一部、ノズル9、ノズル移動部11、及びカップ13を収容する。
スピンチャック3は、基板Wを保持して回転する。具体的には、スピンチャック3は、チャンバー1内で基板Wを水平に保持しながら、回転軸線AX1の回りに基板Wを回転させる。
スピンチャック3は、複数のチャック部材90と、スピンベース92とを含む。複数のチャック部材90はスピンベース92に設置される。複数のチャック部材90は、回転軸線AX1の回りの周方向に沿って等間隔で配置される。複数のチャック部材90は、処理液によって処理される基板Wを保持する。具体的には、複数のチャック部材90は、基板Wの周縁を水平な姿勢で保持する。
スピンベース92は、略円板状であり、水平な姿勢で複数のチャック部材90を支持する。
スピンモーター5は、スピンベース92を回転軸線AX1の回りに回転させる。従って、スピンベース92は回転軸線AX1の回りに回転する。その結果、複数のチャック部材90に保持された基板Wが回転軸線AX1の回りに回転する。
供給配管7はノズル9に接続される。供給配管7はノズル9に処理液を供給する。処理液は薬液である。
ノズル9は、複数のチャック部材90によって保持された基板Wに処理液を吐出する。具体的には、ノズル9は、基板Wの回転中に基板Wに向けて処理液を吐出する。
例えば、基板処理装置100が基板Wに対してレジスト除去処理を実行する場合は、処理液は硫酸過酸化水素水混合液(sulfuric acid/hydrogen peroxide mixture:SPM)を含む。レジスト除去処理を実行する場合は、基板Wは、レジストが形成された半導体ウエハである。レジスト除去処理とは、半導体ウエハの表面から、レジストを除去する処理のことである。SPMを含む処理液は、高温で使用される処理液の一例である。例えば、SPMの温度は200℃である。
ノズル移動部11は、回動軸線AX2の回りに回動して、処理位置と待機位置との間で、ノズル9を水平に移動させる。処理位置は、基板Wの上方の位置を示す。待機位置は、スピンチャック3及びカップ13よりも外側の位置を示す。
カップ13は略筒形状を有する。カップ13は、基板Wから排出された処理液を受け止める。
次に、図2~図4を参照して、チャック部材90を説明する。図2は、チャック部材90を示す模式的断面図である。図3は、チャック部材90の一部を示す模式的断面図である。図3では、チャック部材90の表面近傍の断面が示される。図4は、チャック部材90の一部を拡大して示す模式的断面図である。図4では、チャック部材90の表面近傍を拡大した断面が示される。なお、図2~図4では、図面の簡略化のため、断面を示すハッチングを適宜省略している。
図2に示すように、複数のチャック部材90(図1)のうちの少なくとも1つのチャック部材90は、本体部A1と、コート層A2とを含む。本実施形態では、複数のチャック部材90の各々が、本体部A1と、コート層A2とを含む。本体部A1は、コート層A2を介して基板Wを保持する。基板Wの周縁がコート層A2に接触している。本体部A1は表面部A100を有する。コート層A2は、本体部A1の表面部A100の少なくとも一部を覆う。なお、コート層A2は、本体部A1の表面部A100の全部を覆ってもよい。また、コート層A2の厚みは、一定であってもよいし、一定でなくてもよい。なお、スピンチャック3は、チャック部材90の上端を覆うカバー(不図示)を含んでいてもよい。
図3に示すように、本体部A1は、合成樹脂80と炭素繊維82とを含む複合材料によって構成される。炭素繊維82は導電性を有する。炭素繊維82は複数の繊維要素CF(多数の繊維要素CF)を含む。繊維要素CFは導電性を有する。繊維要素CFは略直線状である。複数の繊維要素CFの長さの平均値は、例えば、100マイクロメートル以上200マイクロメートル以下である。複数の繊維要素CFの太さの平均値は、例えば、0.5マイクロメートル以上1.5マイクロメートル以下である。
本体部A1の表面部A100は、合成樹脂80が露出した表面80aと、複数の繊維要素CFのうちの一部の繊維要素CFが突出した複数の突出部20とを有する。つまり、表面80aは、合成樹脂80のうち露出した部分を示す。突出部20は、繊維要素CFのうち表面80aから突出した部分を示す。
図4に示すように、突出部20を有する繊維要素CFは、繊維要素CFのうち突出部20を除く部分を周囲の合成樹脂80により取り囲まれて固定された状態となっている。一方、図3に示すように、突出部20を有しない繊維要素CFは、本体部A1の内部において完全に周囲の合成樹脂80により取り囲まれた状態となっており、本体部A1の耐久性の向上に寄与する。
換言すれば、合成樹脂80の表面80aの近傍に存在する全ての繊維要素CFのうち、一部の繊維要素CFが突出部20を有し、他の一部の繊維要素CFは突出部20を有しない。合成樹脂80の表面80aの近傍は、合成樹脂80のうち、表面80aから所定距離までの部分を示す。所定距離は、例えば、繊維要素CFの長さの平均値と略同一である。
コート層A2は、複数の突出部20のうちの少なくとも一部の突出部20の表面20bを覆っている。従って、本実施形態によれば、チャック部材90の耐久性を向上できる。具体的には、処理液(薬液)及び処理温度に起因するチャック部材90の劣化を抑制できる。つまり、処理液(薬液)に対するチャック部材90の耐久性と、処理温度に対するチャック部材90の耐久性とを向上できる。従って、チャック部材90の交換サイクルが短くなることを抑制できる。
特に、コート層A2のうち突出部20が存在しない領域では、コート層A2は、合成樹脂80の表面80aからコート層A2の表面40まで連続して存在する。従って、コート層A2のうち突出部20が存在しない領域は、チャック部材90の耐久性の向上に特に寄与する。
加えて、本実施形態によれば、チャック部材90の導電性を確保できる。具体的には、突出部20の先端20aからコート層A2の表面40までの距離d1は、コート層A2の厚みT1よりも小さい。従って、突出部20の先端20aとコート層A2の表面40との間の電気抵抗が特に小さくなる。その結果、突出部20の先端20aがチャック部材90の導電性に寄与して、チャック部材90の導電性を確保できる。
チャック部材90の導電性が確保されると、基板Wの回転による基板Wの帯電、及び、帯電した処理液が供給されることによる基板Wの帯電を抑制できる。
なお、複数の突出部20の全部の表面20bがコート層A2に覆われていてもよい。また、複数の突出部20のうち、一部の突出部20の表面20bがコート層A2に覆われ、他の一部の突出部20の先端20aがコート層A2から突き出ていてもよい。
以上、図4を参照して説明したように、本実施形態によれば、チャック部材90がコート層A2を有するため、チャック部材90の耐久性を向上しつつ、チャック部材90の導電性を確保できる。
例えば、複数の突出部20の突出量d2の平均値が、コート層A2の厚みT1の平均値よりも小さいことが好ましい。突出量d2は、合成樹脂80の表面80aに対する突出部20の突出長を示す。この好ましい例では、複数の突出部20の全部又は大部分の表面20bがコート層A2に覆われる。その結果、チャック部材90の耐久性を更に向上できる。加えて、複数の突出部20の全部又は大部分の表面20bがコート層A2に覆われる場合であっても、突出部20の先端20aがチャック部材90の導電性に寄与して、チャック部材90の導電性を確保できる。
例えば、複数の突出部20の突出量d2の平均値とコート層A2の厚みT1の平均値とが、第1条件を満たすことが好ましい。第1条件は、複数の突出部20の突出量d2の平均値が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、コート層A2の厚みT1の平均値が、30マイクロメートル以下であることを示す。この好ましい例では、実験的及び/又は経験的に、チャック部材90の耐久性を更に向上できるとともに、チャック部材90の導電性を更に良好にできる。なお、この好ましい例では、複数の突出部20の突出量d2の平均値は、コート層A2の厚みT1の平均値よりも小さい。
又は、例えば、少なくとも一部の突出部20の各々の突出量d2とコート層A2の厚みT1とが、第2条件を満たすことが好ましい。第2条件は、少なくとも一部の突出部20の各々の突出量d2が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、コート層A2の厚みT1が、30マイクロメートル以下であることを示す。この好ましい例では、実験的及び/又は経験的に、チャック部材90の耐久性を更に向上できるとともに、チャック部材90の導電性を更に良好にできる。なお、この好ましい例では、少なくとも一部の突出部20の表面20bは、コート層A2に覆われている。
例えば、複数の突出部20において、突出部20の先端20aからコート層A2の表面40までの距離d1の平均値が、複数の突出部20の突出量d2の平均値よりも短いことが好ましい。この好ましい例によれば、複数の突出部20の大部分において、距離d1が突出量d2よりも短い。従って、突出部20の先端20aとコート層A2の表面40との間の電気抵抗が更に小さくなって、チャック部材90の導電性を更に良好にできる。
又は、例えば、少なくとも一部の突出部20の各々の先端20aからコート層A2の表面40までの距離d1は、少なくとも一部の突出部20の各々の突出量d2よりも短いことが好ましい。この好ましい例によれば、少なくとも一部の突出部20において、距離d1が突出量d2よりも短い。従って、突出部20の先端20aとコート層A2の表面40との間の電気抵抗が更に小さくなって、チャック部材90の導電性を更に良好にできる。
引き続き図4を参照して、コート層A2及び合成樹脂80を説明する。コート層A2の素材と合成樹脂80の素材とは、同一であってもよいし、相違していてもよい。従って、コート層A2及び合成樹脂80の素材の選択肢を広げることができる。
本実施形態では、コート層A2の素材と合成樹脂80の素材とは同一である。従って、コート層A2の素材と合成樹脂80の素材とを別個に用意する必要がなく、チャック部材90の製造コストを低減できる。
具体的には、コート層A2の素材はフッ素樹脂であり、合成樹脂80の素材もフッ素樹脂である。フッ素樹脂は、耐薬液性及び耐熱性に優れているため、チャック部材90の耐久性を更に向上できる。耐薬液性とは、薬液に対する耐性のことである。耐熱性とは、熱に対する耐性のことである。
コート層A2の素材は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体(PFA)であり、合成樹脂80の素材も、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体(PFA)であることが好ましい。PFAは、耐薬液性及び耐熱性に特に優れているため、チャック部材90の耐久性を更に向上できる。
特に、コート層A2をPFAで構成することで、高温の処理液であるSPMに対するチャック部材90の耐久性を向上できる。
合成樹脂80は、基板Wよりも柔らかいことが好ましい。この好ましい例によれば、チャック部材90が基板Wに接触することによる基板Wの状態の変化を抑制できる。
引き続き図4を参照して、コート層A2の形成手順の一例を説明する。コート層A2は、次に示す第1手順~第4手順によって形成される。第1手順~第4手順では、コート層A2の素材は、例えば、PFAである。
第1手順:研磨部材によって本体部A1の表面部A100が研磨される。なお、研磨後においても、微視的に本体部A1を観察すると、合成樹脂80の表面80aから繊維要素CFが突出している。例えば、研磨後において、繊維要素CFの突出部20の突出量d2の平均値は、5マイクロメートル以上であるとともに、30マイクロメートルよりも小さい。
第2手順:帯電装置によって本体部A1が帯電され、コート層A2の素材の粉末が本体部A1の表面部A100に付着される。
第3手順:コート層A2の素材の粉末が付着した本体部A1が、炉に入れられて加熱される。その結果、コート層A2の素材の粉末が溶融する。
第4手順:第1手順~第3手順を複数回(例えば、2回又は3回)繰り返す。その結果、本体部A1の表面部A100を覆うコート層A2が形成される。
(変形例)
図5を参照して、本発明の実施形態の変形例に係る基板処理装置100を説明する。変形例のコート層A2が突出部20に応じて隆起している点で、変形例は図4を参照して説明した本実施形態と主に異なる。以下、変形例が本実施形態と異なる点を主に説明する。
図5は、変形例に係る基板処理装置100のチャック部材90の一部を拡大して示す模式的断面図である。図5では、チャック部材90の表面近傍を拡大した断面が示される。なお、図5では、図面の簡略化のため、断面を示すハッチングを省略している。
図5に示すように、変形例に係るチャック部材90は、図4を参照して説明したチャック部材90と同様に、本体部A1と、コート層A2とを含む。
特に、変形例では、コート層A2は、複数の突出部20の各々の突出量d2に応じて、凸凹形状を有している。具体的には、コート層A2は、複数の繊維被覆部分41と、複数の樹脂被覆部分42とを有する。繊維被覆部分41は、コート層A2のうち突出部20の表面20bを覆う部分を示す。樹脂被覆部分42は、コート層A2のうち合成樹脂80の表面80aを覆う部分を示す。そして、繊維被覆部分41は、樹脂被覆部分42に対して、突出部20の表面20bに沿って隆起している。
従って、突出部20の先端20aからコート層A2の表面40までの距離d1は、コート層A2の厚みT2程度になる。その結果、突出部20の先端20aとコート層A2の表面40との間の電気抵抗が小さくなる。先端20aと表面40との間の電気抵抗が小さくなるため、変形例では、本実施形態と同様に、突出部20の先端20aがチャック部材90の導電性に寄与して、チャック部材90の導電性を確保できる。
なお、コート層A2の厚みT2は一定でなくてもよい。例えば、繊維被覆部分41の厚みT3と樹脂被覆部分42の厚みT4とが相違していてもよい。例えば、繊維被覆部分41の厚みT3が樹脂被覆部分42の厚みT4より小さくてもよい。例えば、樹脂被覆部分42の厚みT4が距離d1よりも大きくてもよい。これらの例でも、突出部20の先端20aによってチャック部材90の導電性を確保できる。
また、変形例では、本実施形態と同様に、コート層A2によって、チャック部材90の耐久性を向上できる。
次に、本発明が実施例に基づき具体的に説明されるが、本発明は以下の実施例によって限定されない。
図6を参照して、本発明の実施例に係るチャック部材を、比較例に係るチャック部材(以下、「チャック部材CM」と記載する。)と比較して説明する。
本実施例に係るチャック部材として、図1~図4を参照して説明したチャック部材90を使用した。以下、本実施例に係るチャック部材を「チャック部材90」と記載する。比較例に係るチャック部材CMは、図2~図4を参照して説明した本体部A1のみから構成され、コート層A2を有していない。
具体的には、チャック部材90のコート層A2は、上述した第1手順~第4手順によって形成された。コート層A2及び合成樹脂80の各々はPFAであった。チャック部材90のコート層A2の厚みT1の平均値は、約30マイクロメートルであった。チャック部材90の突出部20の突出量d2の平均値は、約5マイクロメートルであった。チャック部材90の複数の繊維要素CFの太さは、概ね、0.5マイクロメートル以上1.5マイクロメートル以下の範囲内であった。複数の繊維要素CFの長さは、概ね、100マイクロメートル以上200マイクロメートル以下の範囲内であった。
また、比較例に係るチャック部材CMの構成は、チャック部材90の本体部A1の構成と同様であった。
本実施例に係るチャック部材90と比較例に係るチャック部材CMとの各々の電気抵抗を絶縁抵抗計によって測定した。
図6は、チャック部材90及びチャック部材CMの電気抵抗を示す図である。図6において、「コート層なし」の欄は、比較例に係るチャック部材CMの電気抵抗を示す。「コート層あり」の欄は、本実施例に係るチャック部材90の電気抵抗を示す。また、「薬液浸漬前」の欄は、チャック部材CM及びチャック部材90を薬液に浸漬することなく測定された電気抵抗を示す。「薬液浸漬後」の欄は、チャック部材CM及びチャック部材90を、80℃の薬液に1週間浸漬した後に測定された電気抵抗を示す。薬液はSPMであった。
図6に示すように、チャック部材90及びチャック部材CMの各々に、125ボルト、500ボルト、及び1000ボルトの電圧を印加した。
比較例に係るチャック部材CMの電気抵抗は、全ての条件において、ゼロΩ(オーム)であった。従って、チャック部材CMが導電性を有することを観察できた。
本実施例に係るチャック部材90の電気抵抗は、125ボルトの電圧印加時において、「薬液浸漬前」において0.001Ωであり、「薬液浸漬後」においてゼロΩであった。
また、チャック部材90の電気抵抗は、500ボルトの電圧印加時において、「薬液浸漬前」において0.002Ωであり、「薬液浸漬後」においてゼロΩであった。
さらに、チャック部材90の電気抵抗は、1000ボルトの電圧印加時において、「薬液浸漬前」において0.002Ωであり、「薬液浸漬後」において0.001Ωであった。
以上、図6を参照して説明したように、本実施例に係るチャック部材90の電気抵抗は、コート層A2を有しない比較例に係るチャック部材CMの電気抵抗と同程度であり、略ゼロΩであった。つまり、本実施例に係るチャック部材90は、比較例に係るチャック部材CMと同程度の導電性を有することを確認できた。
また、チャック部材90のコート層A2の厚みT1の平均値が、約30マイクロメートルより小さく、チャック部材90の突出部20の突出量d2の平均値が、約5マイクロメートルよりも大きい場合は、突出部20の先端20aからコート層A2の表面40までの距離d1(図4参照)は、図6を参照して説明した本実施例の距離d1よりも小さくなる。従って、チャック部材90のコート層A2の厚みT1の平均値が、約30マイクロメートルより小さく、チャック部材90の突出部20の突出量d2の平均値が、約5マイクロメートルよりも大きい場合には、チャック部材90において、本実施例と同程度又は本実施例よりも良好な導電性を確保できることが推測できた。
なお、別の実施例において、500ボルトの電圧印加時では、チャック部材の電気抵抗が0.15Ω以下であれば、基板Wの帯電を抑制できることが確認できた。一方、図6を参照して説明した本実施例において、500ボルトの電圧印加時では、チャック部材90の電気抵抗は、0.002Ω又はゼロΩであった。従って、コート層A2の厚みT1が、30マイクロメートルを超える場合であっても、基板Wの帯電を抑制するための導電性を確保できると推測できた。例えば、コート層A2の厚みT1が50マイクロメートル以下であっても、チャック部材90の導電性を確保できることが推測できた。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、チャック部材及び基板処理装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
9 ノズル(処理液吐出部)
80 合成樹脂
82 炭素繊維
90 チャック部材
92 スピンベース
100 基板処理装置
A1 本体部
A2 コート層
CF 繊維要素
W 基板

Claims (7)

  1. 処理液によって処理される基板を保持するチャック部材であって、
    炭素繊維と合成樹脂とを含む複合材料によって構成される本体部と、
    前記本体部の表面部の少なくとも一部を覆い、素材が合成樹脂であるコート層と
    を備え、
    前記炭素繊維は、複数の繊維要素を含み、
    前記本体部の前記表面部は、前記複合材料の前記合成樹脂が露出した表面と、前記複数の繊維要素のうちの一部の繊維要素が突出した複数の突出部とを有し、
    前記コート層は、前記複数の突出部のうちの少なくとも一部の突出部の表面を覆っており
    前記複数の突出部の突出量の平均値と前記コート層の厚みの平均値とが、第1条件を満たすか、又は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量と前記コート層の厚みとが、第2条件を満たし、
    前記第1条件は、前記複数の突出部の突出量の平均値が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みの平均値が、30マイクロメートル以下であることを示し、
    前記第2条件は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みが、30マイクロメートル以下であることを示す、チャック部材。
  2. 前記複数の突出部の突出量の平均値は、前記コート層の厚みの平均値よりも小さい、請求項1に記載のチャック部材。
  3. 前記複数の突出部において、前記突出部の先端から前記コート層の表面までの距離の平均値は、前記複数の突出部の突出量の平均値よりも短いか、又は、前記少なくとも一部の突出部の各々の先端から前記コート層の表面までの距離は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量よりも短い、請求項1又は請求項2に記載のチャック部材。
  4. 処理液によって処理される基板を保持するチャック部材であって、
    炭素繊維と合成樹脂とを含む複合材料によって構成される本体部と、
    前記本体部の表面部の少なくとも一部を覆うコート層と
    を備え、
    前記炭素繊維は、複数の繊維要素を含み、
    前記本体部の前記表面部は、前記合成樹脂が露出した表面と、前記複数の繊維要素のうちの一部の繊維要素が突出した複数の突出部とを有し、
    前記コート層は、前記複数の突出部のうちの少なくとも一部の突出部の表面を覆っており、
    前記コート層のうち前記突出部の表面を覆う部分は、前記コート層のうち前記合成樹脂の表面を覆う部分に対して、前記突出部の表面に沿って隆起している、チャック部材。
  5. 前記合成樹脂の素材は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体であり、
    前記コート層の素材は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共重合体である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のチャック部材。
  6. 処理液によって基板を処理する基板処理装置であって、
    回転するスピンベースと、
    前記スピンベースに設置され、前記基板を保持する複数のチャック部材と、
    前記複数のチャック部材によって保持された前記基板に前記処理液を吐出する処理液吐出部と
    を備え、
    前記複数のチャック部材のうちの少なくとも1つのチャック部材は、
    炭素繊維と合成樹脂とを含む複合材料によって構成される本体部と、
    前記本体部の表面部の少なくとも一部を覆い、素材が合成樹脂であるコート層と
    を含み、
    前記炭素繊維は、複数の繊維要素を含み、
    前記本体部の前記表面部は、前記複合材料の前記合成樹脂が露出した表面と、前記複数の繊維要素のうちの一部の繊維要素が突出した複数の突出部とを有し、
    前記コート層は、前記複数の突出部のうちの少なくとも一部の突出部の表面を覆っており
    前記複数の突出部の突出量の平均値と前記コート層の厚みの平均値とが、第1条件を満たすか、又は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量と前記コート層の厚みとが、第2条件を満たし、
    前記第1条件は、前記複数の突出部の突出量の平均値が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みの平均値が、30マイクロメートル以下であることを示し、
    前記第2条件は、前記少なくとも一部の突出部の各々の突出量が、5マイクロメートル以上30マイクロメートルよりも小さいこと、かつ、前記コート層の厚みが、30マイクロメートル以下であることを示す、基板処理装置。
  7. 前記処理液は、硫酸過酸化水素水混合液を含む、請求項6に記載の基板処理装置。
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