JP7089952B2 - 文書管理システム、文書管理方法、及びプログラム - Google Patents
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本発明がなされた背景を説明する。
働き方改革によるホワイトカラーの生産性向上が提唱されはじめ、ホワイトカラーの業務成果である「文書」や「データ=文書以外(動画、写真、プログラムなど)」は、適切に管理ができることが求められている。
しかし、多くの会社では共有ファイルサーバにフォルダを作成して「文書」や 「データ」を保存している。共有ファイルサーバには、作りかけて止めた文書やデータも多数溜まりがちで、レコードマネジメントの観点では、このような共有ファイルサーバで文書やデータを置くことは保存行為(公式文書化)ではなく、仕掛状態のままであると認識される。
企業の資産であるこの成果物を正しく保存し、共有・流用することで十分に生産性向上を図ることができると考えるが、ファイルサーバのセキュリティ問題や、フォルダ作成階層の自由な作成容認(ルール無し)、ファイル名検索の低い利便性などから、共有・流用は実施されていない状況である。
このことから、成果物(主に文書とデータ、ただし、データには、写真、ビデオ、プログラム、評価自データ及び業務フォルダ配下のフォルダとファイルを含む)を文書管理に保存でき、フォルダ作成時に成果物を定義することで不要な文書やデータを容易に削除(保存しない)でき、成果物(文書やデータ)を検索閲覧でき、容易に共有・流用ができる仕組みが求められる。ここで、共有とは、他の人と閲覧、流用することをいい、活用とは、他の人が作成した文書を利用し 付加価値を高める行為をすることをいう。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みて保存された文書や情報の活用を促すため、探しやすいこと、検索する条件がその人の記憶や経験に左右されず、誰でも簡単に探し出せ、活用できることを課題としたものである、
また、業務計画書の作成時には、その業務の種類や分類、区分といったものから、以前に行った業務を探し出し、今回行う業務に近いものを参考にして計画を立てることができる。換言すると、他の業務の進め方を真似ることである。すなわち、業務の種類や分類、区分を決めることで、過去に実施した業務の進め方の履歴を提供する。この履歴を基に成果物や業務のゴール状態に関して詳細内容(時期、内容、状態、など)を決めて行き、業務の進め方も決めていく。
ファイルサーバにある不要な情報までも組織で管理された領域に保存すると、保存先領域の情報が増加し、多くの情報から欲しい情報を探すことになり、業務効率を悪化させる要因となる。従来、業務関連の情報を探し出そうとすると、探し出そうとする人の検索条件に左右される点が大きかった。このため、関係するだろう思われる検索条件で探すことしかできず、欲しい情報にたどりつくことに時間が掛かるなど効率性や正確性に欠けていた。
また、業務を開始する時にも、他の人に聞くなど記憶の世界でしか検索することができず、記憶違いや記憶を忘却してしまうと探し出すことすらできないでいた。
一方、文書や情報を登録する人と活用する人が異なることが多くあり、なかなか保存することが推進できないことが多く見受けられていた為、欲しい情報が検索できないと言う悪循環を繰り返していた。
図1は、業務生産性向上システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、文書管理システム1は、クライアント端末2、業務管理装置3、ファイル管理装置4、文書活用装置6、及び、ファイルサーバ5を含み、ネットワーク7を介して互いに接続している。
クライアント端末2は、ユーザが操作するコンピュータ端末である。例えば、クライアント端末2Cには、スキャナ200が接続されており、このスキャナ200によりスキャンされた文書(業務計画書又は成果物など)のファイルをクライアント端末2が業務管理装置3、ファイル管理装置4又はファイルサーバ5に登録する。また、クライアント端末2は、文書作成アプリケーションソフトウェアにより生成された文書ファイル(PDFファイルなど)を業務管理装置3、ファイル管理装置4又はファイルサーバ5に登録することもできる。
ファイルサーバ5は、複数のユーザで共用されるファイルサーバである。
ファイルサーバ5には、業務管理装置3からの指示により、業務の遂行に利用される業務フォルダが生成される。
いずれかの業務が完了すると、ファイルサーバ5の別のデータ保存領域(新ファイルサーバ)に、業務フォルダが移動し、元の業務フォルダには、移動先にアクセスするためのリンクファイルが配置される。ファイルサーバ5は、仕掛り中の業務フォルダ及び文書ファイルを作業データベース(作業DB805)に格納する。
ネットワーク7は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、又は、インターネットなどの通信回線である。
図2に例示するように、文書活用装置6は、CPU300、メモリ302、HDD304、ネットワークインタフェース306(ネットワークIF306)、表示装置308、及び入力装置310を有し、これらの構成はバス312を介して互いに接続している。
CPU300は、例えば、中央演算装置である。
メモリ302は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD304は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラム(例えば、図5の業務管理プログラム22)やその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF306は、有線又は無線で通信するためのインタフェースである。
表示装置308は、例えば、液晶ディスプレイである。
入力装置310は、例えば、キーボード及びマウスである。
図3に例示するように、文書活用装置6には、文書活用プログラム60がインストールされ、文書活用プログラム60は、例えば、CD-ROM等の記録媒体に格納されており、この記録媒体を介して、文書活用装置6にインストールされる。文書DB800とは、ファイル管理装置4または、ファイルサーバ5により管理される文書を格納するデータベースをいう。
なお、文書活用プログラム60の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。また、このプログラム全体が一台のコンピュータ端末にインストールされてもよいし、クラウド上の仮想マシンにインストールされてもよい。
また、文書活用装置6は、索引情報をデータベースに格納しており、文書に関する索引を格納する文書索引データベース810(文書索引DB810)及び業務に関する索引を格納する業務索引データベース820(業務索引DB820)を保持する。これらのデータベースを用いて、文書活用装置6は、ファイルサーバ5または文ファイル管理装置4で管理されるユーザの閲覧すべき業務フォルダ、または、文書ファイルを特定する。
さらに、評価部606は、キーワード抽出部600により抽出されたキーワードが含まれた文書ファイルのユーザによる閲覧操作、又は、キーワード抽出部600により抽出されたキーワードが含まれた文書ファイルを文書DB800に登録する登録操作に基づいて、文書ファイルの活用度を評価する。
評価部606は、参照された文書ファイルだけでなく、参照した結果作成した文書ファイルにも評価を与えることで文書ファイルの活用を促す。
図4に例示するように、業務は、業務種類と業務区分とに分けてマトリックス表に表して区別しているため、マトリックス表中の一つの業務をユーザが選択することにより、関連する業務を検索、表示することが可能である。本例においては、業務種類は、A1一般事務業務、A2営業事務、A3開発業務、A4製造業務等の職種を示し、業務区分は、B1計画系、B2プロセス、B3トラブル、B4標準が存在する。
また、属性取得部614は、習熟度以外に、ユーザの性別、年代などを取得してもよい。
分布表示部612は、判定部616による判定結果に基づいて、ユーザの属性と評価ポイントの分布図を作成してもよい。
集計部618は、評価部606により付与された評価ポイントを集計しグラフ化する。グラフ化されたデータに基づいて、ユーザは参照する業務フォルダ、または文書ファイルを選択できる。集計部618は、図16に例示するように、参照回数計数部610により計数された参照回数と、参照したユーザとを関連付けて集計し、グラフ化する。図16では、月別の参照回数の多いユーザのランキングを表す。
図5に例示するように、文書索引DB810は、文書名、文書種類、索引、文書へのショートカット、公開共有者、及び公開期限を有する。また、業務索引DB820は、業務名、業務種類、業務区分、業務振返り、ステータス、公開共有者、公開期限、及びプロセスを有する。索引データベースを有することにより、検索により抽出した文書ファイルを業務フォルダ作成時に付与した索引項目により絞り込むことができる。また、公開共有者は、業務計画者が設定した期間(公開期限内)であれば、部署を超えても文書ファイルを共有でき、文書ファイルの活用の範囲が広がる。業務を検索する場合、業務特定部608は、仕掛り中の業務であるか、既に完了している業務であるのかを区別して業務フォルダを特定する。また、仕掛り中の業務である場合、どのステータスまで業務が進んでいるのかを区別して業務フォルダを特定する。
図6に例示するように、ステップ100(S100)において、ユーザは、勘所キーワードまたは振り返りキーワードを指定する。
ステップ105(S105)において、キーワード抽出部600は、指定された勘所キーワードまたは振り返りキーワードが記載された文書を文書DB800に保存される文書の中から検索し、特定する。
ステップ110(S110)において、評価部606は、一つの文書ファイルに対してキーワードが抽出された回数をカウントし、カウント数の高い文書ファイルほど評価ポイントが高くなるように文書ファイルに評価ポイントを付与する。
ステップ115(S115)において、特定された文書が閲覧された場合に、文書活用プログラム60は、S120の処理に移行し、閲覧されない場合は、S125の処理に移行する。
ステップ120(S120)において、評価部606は、文書ファイルが閲覧された回数をカウントし、カウント数の高い文書ファイルほど評価ポイントが高くなるように文書ファイルに評価ポイントを付与する。
ステップ125(S125)において、登録検知部602により、文書DB800に、勘所キーワードまたは振り返りキーワードが含まれた計画書または報告書の文書ファイルが登録されたことを検知された場合に、文書活用プログラム60は、S130に移行し、登録を検知しない場合は、処理は終了する。
業務情報評価処理(S20)においては、ユーザAが作成した文書ファイル1が他のユーザBにより引用された場合における業務情報評価方法を説明する。
図7に例示するように、ステップ200(S200)において、操作検知部604は、文書ファイル1に対する評価操作が他のユーザBによりなされたことを検知した場合に、S205の処理に移行し、検知されない場合に処理を終了する。
ステップ205(S205)において、評価部606は、評価操作の種類に応じて文書ファイル1に活用度を評価する評価ポイントを付与する。
ステップ210(S210)において、属性取得部614は、評価操作を行ったユーザBが作成した文書ファイルが他のユーザにより参照された回数をユーザBの属性を習熟度して取得する。
ステップ215(S215)において、判定部616は、文書ファイル1の活用度とユーザBの習熟度とに基づいて、文書ファイル1に含まれる業務情報が業務の成功要素であるか、失敗要素であるかを判定する。
図8に例示するように、ステップ300(S300)において、操作検知部604により業務計画書または業務文書が開かれたことを検知した場合に、開かれた文書ファイルを識別し、文書ファイル活用プログラム60は、S305の処理に移行する。文書ファイルが開かれたことを検知しない場合に、文書ファイル活用プログラム60は、文書ファイルが開かれるまで待機する。
ステップ315(S315)において、操作検知部604は、ユーザにより、業務計画書または業務文書がダウンロードされたことを検知した場合に、S320の処理に移行し、文書ファイルのダウンロード検知しない場合は、S325の処理に移行する。
ステップ325(S325)において、操作検知部604は、開かれた文書ファイルに基づいて、業務完了者への問い合わせがあったか否かを判断する。問い合わせがあった場合に、文書ファイル活用プログラム60は、S330の処理に移行し、問い合わせがない場合にS335の処理に移行する。
ステップ330(S330)において、評価部606は、問い合わせへ導いた文書ファイルに10ポイントを付与する。
ステップ335(S335)において、操作検知部604は、業務フォルダが閉じられたことを検知した場合に処理を終了し、業務フォルダが閉じられたこと検知しない場合に、S305の処理へ移行し、文書ファイルに対する操作を検知する。
本例の業務特定処理(S40)においては、業務種類がA1~A8まで存在し、業務区分がB1~B4まで存在するものとする。
ステップ400(S400)において、業務特定部608は、業務計画書の業務種類がA1である場合にS405の処理に移行し、A1でない場合にS440の処理に移行する。
ステップ405(S405)において、業務特定部608は、業務計画書の業務区分がB1である場合にS410の処理に移行し、B1でない場合に、S415の処理に移行する。
ステップ410(S410)において、業務特定部608は、業務計画書の業務をA1B1業務であると特定する。
ステップ415(S415)において、業務特定部608は、業務計画書の業務区分がB2である場合にS420の処理に移行し、B2でない場合に、S425の処理に移行する。
ステップ420(S420)において、業務特定部608は、業務計画書の業務をA1B2業務であると特定する。
ステップ425(S425)において、業務特定部608は、業務計画書の業務区分がB3である場合にS430の処理に移行し、B3でない場合に、S435の処理に移行する。
ステップ430(S430)において、業務特定部608は、業務計画書の業務をA1B3業務であると特定する。
ステップ435(S435)において、業務特定部608は、業務計画書の業務をA1B4業務であると特定する。
ステップ440(S440)において、業務特定部608は、業務計画書の業務種類がA2である場合の業務区分の判定処理を行う。A3~A8の業務種類である場合も、同様に業務区分の判定を行い、業務計画書の業務を特定する。
図10に例示するように、ステップ500(S500)において、操作検知部604は、「活用」ボタンが押下されたことを検知した場合に、S505の処理に移行し、検知しない場合は、検知するまで待機する。
ステップ505(S505)において、キーワード抽出部600は、業務計画書から勘所又は振り返り内容を抽出し、集計部618は、抽出された勘所又は振り返り内容を集計する。
ステップ510(S510)において、集計部618は、図11の(a)に例示するように、集計結果に基づいて、勘所又は振り返り内容の多い順にグラフ化する。
ステップ515(S515)において、グラフ化された勘所が押下された場合に、文書活用プログラム60は、S520の処理に移行し、押下されない場合に、S525の処理に移行する。
ステップ520(S520)において、図11の(a)に例示するように、集計部618は、押下された勘所の最新の勘所内容及び業務手順を表示する。
ステップ525(S520)において、キーワード抽出部600は、業務計画書から勘所キーワードまたは振り返りキーワードを抽出し、集計部618は、抽出された勘所キーワード又は振り返りキーワードを集計する。
ステップ530(S530)において、集計部618は、図11の(b)に例示するように、集計結果に基づいて、勘所キーワード又は振り返りキーワードの多い順にグラフ化する。
ステップ535(S515)において、グラフ化された勘所キーワード又は振り返りキーワードが押下された場合に、文書活用プログラム60は、S540の処理に移行し、押下されない場合に、処理を終了する。
ステップ540(S540)において、集計部618は、図11の(b)に例示するように、押下された勘所キーワードまたは振り返りキーワードを含む業務計画書のうち、最近の対象業務と記載された勘所内容または振り返り内容とを表示する。
図12に例示するように、業務A01-3の業務を行ううえで参考にされる業務は、業務区分A且つ分類5が最も多く、その他にも業務区分A且つ分類3、業務区分A且つ分類4、業務区分A且つ分類6の業務が参考にされていた。すなわち、同じ業務区分及び分類の業務だけではなくその他の業務区分や分類も参考にされていることがわかる。
図13に例示するように、S600(S600)において、操作検知部604は、「課題検索」ボタンが押下されたことを検知した場合に、S605の処理に移行し、押下を検知しない場合は、検知するまで待機する。
ステップ605(S605)において、操作検知部604は、課題となる文章の入力を受け付ける。
ステップ610(S610)において、キーワード抽出部600は、操作検知部604により受け付けた文章に含まれるキーワードを用いて、文書DB800に保存される文書ファイルを検索する。
S615(S615)において、集計部618は、検索結果を集計し、勘所とキーワードとに分けて図11に例示するようにグラフに表示する。
S620(S620)において、集計部618は、業務の振り返り時に業務の実施者によって記載された業務評価を集計する。
S625(S625)において、集計部618は、図14に例示するように、評価ポイントの多い順に評価ポイント、事例業務、業務区分、業務振り返り結果、参考にした業務の勘所、最近活用されたポイント、参考にして実施した業務振り返り結果を表示する。
S630(S630)において、操作検知部604は、「評価分布」ボタンが押下されたことを検知した場合に、S635の処理に移行し、押下を検知しない場合は、処理を終了する。
S635(S635)において、分布表示部612は、図15に例示するように、評価者と評価ポイントで振返りの良かった点、と上手くいかなかった内容をマトリック上に表示する。
図15に例示するように、分布図は、評価者が中級以上であり、評価ポイントが低すぎず、高すぎないことが業務の成功の要因であることを示す。また、評価者のランクに関わらず、評価ポイントが低い場合は、業務の失敗する要因であることを示す。さらに、評価ポイントが高い場合でも、評価者が初級~中級の場合は、業務の失敗要因であることを示す。
このように、分布表示部612により表示される分布図から業務を効率的に進めるための要因を見つけることが可能であり、次に行う業務の進め方の参考とすることが出来る。それだけでなく、業務の失敗要因を明らかにできるため、今までに経験のない革新的な業務に取り組む場合でも、失敗要因を避けることで業務の遂行の助けとすることができる。
検索キーワードが業務を成功に導くためのキーワードであるため、同様の業務を検索するのみの検索に比べて、業務の成功率を上げることに繋げることができる。
また、文書管理システム1によれば、活用された文書ファイルを評価し、視覚化することにより、文書ファイルの活用の目安とすることができる。さらに、評価は、文書ファイルの活用者の属性に基づいて与えられるため、文書ファイルの評価の信頼性が増す。
そして、文書管理システム1によれば、従事する業務を種類と区分とに分類し、これに基づいて関連業務を検索することができるため、ユーザが検索条件を考える手間を省くことができる。
なお、図12に例示する業務を参考にしているマトリックスについては、例えば、ユーザの習熟度または経験に基づいて、参考としている業務区分と種類との表示を減らしてもよい。例えば、マトリックスを閲覧しているユーザが区分Aの業務をすべて経験済みの場合は、区分Aの表示をしない、もしくは目立たないよう表示してもよい。これにより、参考となる業務区分と種類とを絞り込むことが可能になる。
3…業務管理装置
4…ファイル管理装置
5…ファイルサーバ
6…文書活用装置
60…文書活用プログラム
Claims (6)
- 業務に関する文書ファイルが登録されるデータベースと、
前記データベースに登録された文書ファイルから、業務の勘所を示す文字列である勘所キーワード、又は、完了した業務を振り返って評価した内容を示す振り返りキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
前記キーワード抽出部により抽出されたキーワードの抽出回数に基づいて、前記データベースに登録された文書ファイルの活用度を評価する評価部と
を有する文書管理システム。 - 前記評価部は、前記キーワード抽出部による抽出結果に基づいて、前記勘所キーワード又は前記振り返りキーワードが含まれた文書ファイルの閲覧回数を特定し、特定された閲覧回数に基づいて、活用度を評価する
請求項1に記載の文書管理システム。 - 前記キーワード抽出部による抽出結果に基づいて、前記勘所キーワード又は前記振り返りキーワードが含まれた計画書又は報告書の文書ファイルが前記データベースに登録されたことを検知する登録検知部
をさらに有し、
前記評価部は、前記登録検知部による検知回数に基づいて、活用度を評価する
請求項2に記載の文書管理システム。 - 仕掛中の業務の種類毎又は区分毎に、他の業務の文書ファイルを参照した参照回数を計数する参照回数計数部と、
前記参照回数計数部により計数された参照回数に基づいて、業務の種類及び区分を軸とした参照回数の分布を表示する分布表示部と
をさらに有する請求項3に記載の文書管理システム。 - ユーザが開いているフォルダに基づいて、ユーザの仕掛中の業務を特定する業務特定部
をさらに有し、
前記参照回数計数部は、前記業務特定部により特定された仕掛中の業務について、参照回数を計数する
請求項4に記載の文書管理システム。 - コンピュータが、業務に関する文書ファイルをデータベースに登録するステップと、
前記データベースに登録された文書ファイルから、業務の勘所を示す文字列である勘所キーワード、又は、完了した業務を振り返って評価した内容を示す振り返りキーワードを抽出するステップと、
前記抽出されたキーワードの抽出回数に基づいて、前記データベースに登録された文書ファイルの活用度を評価する評価ステップと
を有する文書管理方法。
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