JP2018060303A - 情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法 - Google Patents

情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法 Download PDF

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孝雄 木下
Takao Kinoshita
孝雄 木下
弘普 村井
Hiroyuki Murai
弘普 村井
卓郎 酒井
Takuro Sakai
卓郎 酒井
公二 吉野
Koji Yoshino
公二 吉野
典子 森
Noriko Mori
典子 森
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明生 高村
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Abstract

【課題】商品またはサービスに関する複数の文書の各文書に関する評価の正確性を向上させること。【解決手段】情報処理装置101は、図1の(A−1)で示すように、参照回数情報111を参照して、商品またはサービスの例として、ある製品に関する事例102−Aの参照回数が2回であると取得する。次に、情報処理装置101は、図1の(A−2)で示すように、検索単語情報112を参照して、事例102−Aが出力された際に検索条件として用いられた単語121−1、2を取得する。そして、情報処理装置101は、図1の(A−3)で示すように、知識量情報113を参照して、事例102−Aの参照回数と、事例102−Aが出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、事例102−Aの評価情報103−Aを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法に関する。
従来、情報検索において抽出対象となる対象情報が利用者によりアクセスされたときに、アクセスを行った利用者のスキルの高さを示す情報に基づいて、アクセスされた対象情報の重要度を示す情報を更新する技術がある。また、重要度の判定対象となっている電子メールのメール本文から単語の組を抽出し、抽出した単語の組の重要度を判定基準データから読み出し、読み出した重要度の値に応じて判定対象となっている電子メールを分類する技術がある。
特開2015−72557号公報 特開2002−334045号公報
しかしながら、従来技術によれば、商品またはサービスに関する複数の文書の各文書について、アクセスを行った利用者のスキルの高さを示す情報に基づいて各文書を評価しようとしても、正しく評価できない場合がある。例えば、利用者のスキルの高さを示す情報として、利用者のスキルの高さを事前に測定し、測定結果を事前に記憶することが考えられる。この場合、時間が経過してその利用者のスキルが向上しても、記憶した測定結果には反映されないため、スキルが向上した利用者がアクセスした文書が重要であると評価されない。
1つの側面では、本発明は、商品またはサービスに関する複数の文書の各文書に関する評価の正確性を向上させることができる情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、各文書の参照回数を取得し、複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語がいずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、複数の単語の各単語に対応して各単語を検索条件として用いた者の商品またはサービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した各文書の参照回数と、取得した各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、各文書の評価値を含む各文書の評価情報を生成する情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法が提案される。
また、本発明の一側面によれば、商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、各文書の参照回数を取得し、複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、複数の単語の各単語に対応して各単語を検索条件として用いた者の商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した各文書の参照回数と、取得した各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法が提案される。
本発明の一態様によれば、商品またはサービスに関する複数の文書の各文書に関する評価の正確性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理装置101の動作例を示す説明図である。 図2は、システム200の構成例を示す説明図である。 図3は、事例データベースサーバ201のハードウェア構成例を示す説明図である。 図4は、事例データベースサーバ201の機能構成例を示す説明図である。 図5は、事例102の一例を示す説明図である。 図6は、顧客スキルレベルポイント算出処理手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、キーワードポイントの算出例を示す説明図である。 図8は、TOP10キーワード数と特別ポイントの関係の一例を示す説明図である。 図9は、改善重要度ポイント算出処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、専門性ポイントの算出例を示す説明図である。 図11は、ある事例の改善重要度ポイントの算出例を示す説明図(その1)である。 図12は、ある事例の改善重要度ポイントの算出例を示す説明図(その2)である。 図13は、事例の出力例を示す説明図である。
以下に図面を参照して、開示の情報生成プログラム、情報処理装置、および情報生成方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理装置101の動作例を示す説明図である。情報処理装置101は、商品またはサービスに関する複数の文書の各文書を評価するコンピュータである。ここで、商品は、売買の目的物となる品物であり、製造された品物である製品を含む。製品は、どのようなものでもよいが、例えば、コンピュータ、Webサーバ、アプリケーションサーバ等である。また、サービスは、サービスを利用する利用者に効用や満足を提供するものであり、例えば、WebサーバによるWebサービス、アプリケーションサーバによるアプリケーションの利用サービス等である。以下では、説明の簡略化のため、複数の文書は、製品に関するものであるとする。また、製品を利用する利用者は、顧客であるとする。
製品に関する複数の文書の各文書は、例えば、製品の問題が記載されている。以下、製品の問題が記載されている文書を、「事例」と呼称する。事例には、製品の問題となる現象、問題に対する製品を利用する顧客からの質問内容、質問に対する製品サポート員による回答、問題の原因、問題が発生する対象製品等が含まれる。そして、事例は、例えば、顧客からの問い合わせを受けてサポート員が調査対応した内容となる。また、事例は、例えば、製品のサポート契約者向けに公開されてもよく、この場合、サポート契約を行った顧客は、サポート員に問い合わせをしなくても事例を検索することにより、問題の回答や原因等を知ることができる。事例を検索することができるアプリケーションを、ナレッジツールと呼ぶ。サポート員は、顧客の問い合わせについて、ナレッジツールを使用して対応することもできる。
また、製品機能の改善を行う場合に、顧客からの問い合わせの多いトラブルに着目して、そのトラブルに該当する機能に対する改善を行うことがある。ここで、機能に対する改善を、全てのトラブルについて改善することは通常できないため、改善すべき項目を優先付けることになる。改善すべき項目を、以下、「改善項目」と称する。
改善項目を優先付ける技術としては、製品のサポート員への問い合わせ回数の多い内容を、改善項目として抽出することが考えられる。また、ナレッジツールでの参照回数の多い事例を、改善項目であると評価することが考えられる。より具体的には、ナレッジツールでの参照回数を、改善すべき度合いとして評価することが考えられる。以下、改善すべき度合いを、「改善重要度」と称する。しかしながら、この技術では、少ない参照回数である、以下に示すような2種類の改善項目が漏れる可能性がある。
1つ目の種類の改善項目は、製品に熟知したスキルレベルの高い顧客が参照した事例である。理由としては、スキルレベルの高い顧客でも使い方が分らず、解決のために参照したナレッジツールの事例は、改善項目として優先順位を上げるべきだからである。2つ目の種類の改善項目は、製品の専門性の高い事例である。理由としては、製品にとって重要なキーワードが多く含まれている専門性の高い事例は、改善項目として優先順位を上げるべきだからである。
ここで、1つ目の種類の改善項目が漏れないように正しく評価するために、アクセスを行った顧客のスキルの高さを示す情報に基づいて各事例を評価する、すなわち、各事例の改善重要度を求めることが考えられる。
しかしながら、アクセスを行った顧客のスキルの高さを示す情報に基づいて各事例を評価しようとしても、各事例を正しく評価できない場合がある。例えば、顧客のスキルの高さを示す情報として、顧客のスキルの高さを事前に測定し、測定結果を事前に記憶することが考えられる。この場合、時間が経過し、その顧客がその製品の認定試験に合格したり、その製品を扱う年数が経過したりして、その顧客のスキルが向上しても、記憶した測定結果には反映されないため、スキルが向上した顧客がアクセスした事例が改善項目であると評価されない。また、顧客のスキルの高さを定期的に測定することは、顧客に対して負荷がかかる。
そこで、本実施の形態では、各事例の参照回数と、各事例に対する顧客の検索単語から、単語を使った者のスキルの高さを示す情報を用いて各事例の改善重要度を求めることについて説明する。このように、本実施の形態では、スキルの高低によって検索単語が変わってくることを利用して、顧客のスキルの高さを得る。
図1を用いて、情報処理装置101の動作例について説明する。図1に示す情報処理装置101は、複数の事例として、事例102−A、Bの評価値の一例として、事例102−A、Bの改善重要度を算出する例を説明する。
そして、情報処理装置101は、参照回数情報111と、検索単語情報112と、知識量情報113とにアクセス可能である。参照回数情報111〜知識量情報113は、例えば、情報処理装置101の記憶部に記憶される。
参照回数情報111は、事例102−A、Bの参照回数を有する。また、検索単語情報112は、事例102−A、Bに対して検索していずれかの事例を出力した際に検索条件として用いられた単語が、そのいずれかの事例に対応付けられた情報である。ここで、参照回数情報111および検索単語情報112は、事例102−A、Bそのものを有してもよいし、事例102−A、Bの識別情報(ID:IDentifier)を有してもよい。
図1の例では、参照回数情報111は、事例102−Aの参照回数が2回であり、事例102−Bの参照回数が3回であることを示す。また、検索単語情報112は、事例102−A、Bに対して検索して事例102−Aを出力した際に検索条件として用いられた単語が、単語121−1、2であることを示す。さらに、事例102−A、Bに対して検索して事例102−Bを出力した際に検索条件として用いられた単語が、単語121−2、3であることを示す。ここで、図1で示す単語121−1〜3は、それぞれ「パラメタ」、「インストール」、「監視」である。従って、図1に示す事例102−Aは、例えば、「パラメタ」、「インストール」を含むこととなるが、検索機能として、類義語を検索する機能があるならば、「パラメタ」、「インストール」の類義語を含んでいてもよい。
また、知識量情報113は、複数の単語の各単語に対応して各単語を検索条件として用いた者の製品に関する知識量を示す値を有する。製品に関する知識量は、前述した言葉を用いると、製品のスキルレベルに相当する。そして、製品に関する知識量を示す値は、値が大きい程、製品に関する知識量が多い、言い換えれば、製品のスキルレベルが高いことを示してもよいし、値が小さい程、製品に関する知識量が多いことを示してもよい。以下の説明では、製品に関する知識量は、「製品のスキルレベル」と称し、製品のスキルレベルを示す値は、値が大きい程、製品のスキルレベルが高いことを示すものとし、スキルレベルを示す値を、「スキルレベルポイント」と称する。
また、知識量情報113は、例えば、知識量情報113は、製品のサポート員により予め作成されてもよいし、製品の各作業工程に関する事項が記載された手引書、いわゆるマニュアルに記載されている単語から作成されてもよい。具体的な作成例は、図4、図7で説明する。
図1の例では、知識量情報113は、単語121−1を検索条件として用いた者のスキルレベルが高く、単語121−2を検索条件として用いた者のスキルレベルが中程度であり、単語121−3を検索条件として用いた者のスキルレベルが低いことを示す。そして、図1で示す知識量情報113は、スキルレベルが高いことを示すスキルレベルポイントを3とし、スキルレベルが中程度であることを示すスキルレベルポイントを2とし、スキルレベルが低いことを示すスキルレベルポイントを1とする。
まず、事例102−Aを評価する例を説明する。情報処理装置101は、図1の(A−1)で示すように、参照回数情報111を参照して、事例102−Aの参照回数が2回であると取得する。次に、情報処理装置101は、図1の(A−2)で示すように、検索単語情報112を参照して、事例102−Aが出力された際に検索条件として用いられた単語121−1、2を取得する。
そして、情報処理装置101は、図1の(A−3)で示すように、知識量情報113を参照して、事例102−Aの参照回数と、事例102−Aが出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、事例102−Aの評価情報103−Aを生成する。評価情報103−Aは、事例102−Aの改善重要度を含む。また、評価情報103には、事例102そのものや、事例102の参照回数が含まれてもよい。
ここで、改善重要度は、参照回数が大きい程大きく、また、単語を検索条件として用いた者のスキルレベルが高い程大きい値となれば、どのように算出してもよい。例えば、情報処理装置101は、参照回数にスキルレベルポイントを乗じた値を改善重要度としてもよいし、参照回数にスキルレベルポイントを加えた値を改善重要度としてもよい。また、図1で示すように、1つの事例102が出力された際に検索条件として用いられた単語が複数ある場合もある。この場合、情報処理装置101は、1つの事例102に対応する複数の単語のそれぞれのスキルレベルポイントの和や平均を、その1つの事例102のスキルレベルポイントとしてもよい。
図1の例では、参照回数にスキルレベルポイントを乗じた値を改善重要度とし、1つの事例102に対応する複数の単語のそれぞれのスキルレベルポイントの和を、1つの事例102に対応するスキルレベルポイントとする。従って、情報処理装置101は、図1の(A−3)で示すように、事例102−Aの改善重要度を、2×(3+2)=10と算出し、算出した改善重要度を含む評価情報103−Aを生成する。
事例102−Bの評価も事例102−Aと同様に、情報処理装置101は、図1の(B−1)で示すように、参照回数情報111を参照して、事例102−Bの参照回数が3回であると取得する。次に、情報処理装置101は、図1の(B−2)で示すように、検索単語情報112を参照して、事例102−Bが出力された際に検索条件として用いられた単語121−2、3を取得する。そして、情報処理装置101は、図1の(B−3)で示すように、事例102−Bの改善重要度を、3×(2+1)=9と算出し、算出した改善重要度を含む評価情報103−Bを生成する。
以上により、情報処理装置101は、アクセスを行った顧客のスキルの高さを、検索単語により判定することにより、顧客cuのスキルの高さを動的に判定できて、評価情報103の正確性を向上させることができる。例えば、図1の例では、事例102−Aを検索した者のスキルは、事例102−Bを検索した者のスキルより高いことがいえるため、情報処理装置101は、事例102−Aを事例102−Bより優先して改善すべきであると出力することができる。従って、出力結果を閲覧したサポート員は、より信頼性向上につながる機能がどれなのかを容易に特定することができる。
また、図1の説明により、前述した、漏れる可能性がある1つ目の種類の改善項目については正しく評価できるようになるが、2つ目の種類の改善項目については、依然正しく評価されない可能性がある。これについて、本実施の形態では、専門性ポイントを設けることにより、2つ目の種類の改善項目についても正しく評価できるようにする。専門性ポイントの説明は、図4、図10で説明する。
また、図1の説明では、参照回数を取得した後に単語を取得したが、処理する順序は逆でもよい。また、情報処理装置101は、参照回数を取得した後に単語を取得する場合に、参照回数を取得した際に0回であった事例に対しては、単語を取得しなくてよい。
また、図1の例では、事例102の評価値として、改善すべき度合いを示す改善重要度を算出したが、これに限らない。例えば、サポート員が、顧客からの問い合わせを受けた際に、ナレッジツールにおいて事例を検索してもよい。このとき、情報処理装置101は、図1の(A−3)や(B−3)で得られた値を、複数の事例を出力する順番としてもよい。すなわち、この場合、情報処理装置101は、事例102の評価値として、事例102の表示順番を算出してもよい。
また、図1の例では、1つの事例102に対して複数の者が検索した場合も、複数の者全てのスキルレベルを合計した値を取得することとなるが、これに限らない。例えば、情報処理装置101は、複数の者のスキルレベルを求め、求めた値の平均を、1つの事例102に対するスキルレベルを示す値として使用してもよい。
また、情報処理装置101は、検索に応じて出力された事例102の閲覧回数を、その事例102に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された事例102と、閲覧された事例102の閲覧回数とを特定してもよい。次に、情報処理装置101は、事例102の検索で用いられた検索語を、事例102の検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した事例102ごとに、その事例102が出力された検索で用いた検索語を特定する。そして、情報処理装置101は、特定した閲覧回数と、特定した検索語とに基づき、各事例102の評価情報を生成する。例えば、情報処理装置101は、ある事例102の閲覧回数と、ある事例に含まれる検索語の個数との和や積を、ある事例の評価情報として生成する。次に、図2を用いて、情報処理装置101をシステムに適用した例を説明する。
図2は、システム200の構成例を示す説明図である。図2に示すシステム200は、事例データベースサーバ201と、複数の顧客端末202、サポート員端末203とを有する。事例データベースサーバ201〜サポート員端末203は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク204で接続される。ここで、事例データベースサーバ201が、図1で示した情報処理装置101に相当する。
事例データベースサーバ201は、事例を記憶するデータベースサーバである。顧客端末202は、顧客cuA〜cuCのそれぞれによって操作される端末である。以下、顧客cuA〜cuCを総称して、顧客cuと称する。顧客cuは、ある製品を購入した顧客であり、そのある製品を利用する利用者である。そして顧客cuは、そのある製品に関するトラブルを解決するための情報を取得するために、顧客端末202を操作する。事例データベースサーバ201は、トラブルを解決するための情報を検索するキーワードを顧客端末202から受け付けた場合にナレッジツールとして動作し、キーワードを含む事例を顧客端末202に送信する。
サポート員端末203は、サポート員seによって操作される端末である。サポート員seは、そのある製品の開発元の人員であり、例えば、そのある製品のサポート員である。そして、サポート員seは、そのある製品の改善項目を知りたい場合に、サポート員端末203を操作する。事例データベースサーバ201は、改善項目取得要求をサポート員端末203から受け付けた場合に、事例を改善項目として抽出し、抽出した改善項目をサポート員端末203に送信する。
(事例データベースサーバ201のハードウェア構成例)
図3は、事例データベースサーバ201のハードウェア構成例を示す説明図である。図3において、事例データベースサーバ201は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read−Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、を含む。また、事例データベースサーバ201は、ディスクドライブ304およびディスク305と、通信インターフェース306と、を含む。また、CPU301〜ディスクドライブ304、通信インターフェース306はバス307によってそれぞれ接続される。
CPU301は、事例データベースサーバ201の全体の制御を司る演算処理装置である。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する不揮発性メモリである。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される揮発性メモリである。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリードおよびライトを制御する制御装置である。ディスクドライブ304には、例えば、磁気ディスクドライブ、光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブなどを採用することができる。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する不揮発性メモリである。例えばディスクドライブ304が磁気ディスクドライブである場合、ディスク305には、磁気ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ304が光ディスクドライブである場合、ディスク305には、光ディスクを採用することができる。また、ディスクドライブ304がソリッドステートドライブである場合、ディスク305には、半導体素子によって形成された半導体メモリ、いわゆる半導体ディスクを採用することができる。
通信インターフェース306は、ネットワークと内部のインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する制御装置である。具体的に、通信インターフェース306は、通信回線を通じてネットワークを介して他の装置に接続される。通信インターフェース306には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
また、事例データベースサーバ201の管理者が、事例データベースサーバ201を直接操作する場合、事例データベースサーバ201は、ディスプレイ、キーボード、マウスといったハードウェアを有してもよい。また、顧客端末202、サポート員端末203は、CPU、ROM、RAM、ディスクドライブ、ディスク、通信インターフェース、ディスプレイ、キーボード、マウスを有する。
(事例データベースサーバ201の機能構成例)
図4は、事例データベースサーバ201の機能構成例を示す説明図である。事例データベースサーバ201は、制御部400を有する。制御部400は、検索部401と、顧客スキルレベルポイント算出部402と、改善重要度ポイント算出部403と、出力部404と、を含む。制御部400は、記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301が実行することにより、各部の機能を実現する。記憶装置とは、具体的には、例えば、図3に示したROM302、RAM303、ディスク305などである。また、各部の処理結果は、CPU301のレジスタや、CPU301のキャッシュメモリ等に格納される。
また、事例データベースサーバ201は、事例データベース411と、事例別参照回数テーブル412と、顧客別検索キーワードテーブル413と、各種マニュアルと、顧客別スキルポイントテーブル414とを有する。そして、各種マニュアルは、設計マニュアル421と、構築マニュアル422と、運用マニュアル423とを含む。事例データベース411〜顧客別スキルポイントテーブル414、設計マニュアル421〜運用マニュアル423は、RAM303、ディスク305といった記憶装置に格納されている。
事例データベース411は、複数の事例102の各事例102そのもののデータを有する。事例の一例は、図5で示す。事例別参照回数テーブル412は、各事例102の参照回数を有する。図4で示す事例別参照回数テーブル412は、レコード431−1〜3を有する。
顧客別検索キーワードテーブル413は、複数の顧客の各顧客cuによって検索条件として用いられた単語を有する情報である。図4で示す顧客別検索キーワードテーブル413は、レコード432−1〜3を有する。顧客別スキルポイントテーブル414は、各顧客cuに対するスキルポイントを有する。図4で示す顧客別スキルポイントテーブル414は、レコード433−1〜3を有する。
設計マニュアル421は、製品の設計に関する事項が記載された第1の手引書である。また、構築マニュアル422は、製品の構築に関する事項が記載された第2の手引書である。また、運用マニュアル423は、製品の運用に関する事項が記載された第3の手引書である。
ここで、図1で示した参照回数情報111は、事例別参照回数テーブル412に相当する。また、図1で示した検索単語情報112は、顧客別検索キーワードテーブル413と、事例データベース411とから生成できる情報である。また、図1で示した知識量情報113は、設計マニュアル421〜運用マニュアル423から生成できる情報である。
検索部401は、各顧客cuからの検索要求に応じて、検索条件に合致した事例102を出力する。また、検索部401は、事例別参照回数テーブル412内の検索条件に合致した事例102に対応するレコードの参照回数をインクリメントする。また、検索部401は、顧客別検索キーワードテーブル413内の検索要求元となる顧客cuに対応するレコードの検索キーワードに、その検索要求に含まれる検索単語を追加する。
顧客スキルレベルポイント算出部402は、各顧客cuのスキルレベルポイントを算出する。具体的には、顧客別検索キーワードテーブル413と、図1で示した検索単語情報112とを参照して、各顧客cuによって各事例102が出力された際に検索条件として用いられた単語を、各顧客cuに対応して取得する。そして、顧客別検索キーワードテーブル413は、図1で示す知識量情報113を参照して、取得した各顧客cuに対応する各事例102が出力された際に用いられた単語に基づいて、各顧客cuの製品のスキルレベルポイントを特定する。
ここで、顧客スキルレベルポイント算出部402は、複数の単語の各単語が、設計マニュアル421〜運用マニュアル423のいずれに記載されているかに基づいて、図1で示した知識量情報113を生成してもよい。例えば、顧客スキルレベルポイント算出部402は、設計マニュアル421に記載されている単語のスキルポイントが3であるという情報を、知識量情報113として生成する。
また、顧客スキルレベルポイント算出部402は、算出した各顧客cuのスキルレベルポイントを、顧客別スキルポイントテーブル414に格納する。
改善重要度ポイント算出部403は、評価情報103に含まれる各事例102の改善重要度を算出する。
また、事例データベースサーバ201は、複数の単語から製品の専門となる専門用語を有する専門用語情報を有してもよい。例えば、専門用語情報は、設計マニュアル421〜運用マニュアル423の一部または全部から抽出した重要キーワードである。そして、改善重要度ポイント算出部403は、専門用語情報を参照して、各事例102が出力された際に用いられた単語が専門用語か否かを判断する。次に、改善重要度ポイント算出部403は、知識量情報113を参照して、各事例102の参照回数と、各事例102が出力された際に用いられた単語と、前述の判断した判断結果とに基づいて、各事例102の改善重要度を算出する。改善重要度ポイント算出部403は、例えば、判断結果が、各事例102が出力された際に用いられた単語が専門用語であれば1を、そうでなければ0を、図1で説明した改善重要度に追加する。
また、事例データベースサーバ201は、顧客スキルレベルポイント算出部402を定期的に実行させ、各事例102の評価情報の取得要求を受け付けた際に、改善重要度ポイント算出部403を実行してもよい。
出力部404は、各事例102の評価情報103に含まれる評価値、すなわち、改善重要度の大小関係に基づいて、各事例102を並び替えて出力する。
図5は、事例102の一例を示す説明図である。図5に示す事例102−Aは、○○○△△△製品の事例の一例を示す。事例102−Aには、質問の内容501と回答の内容502とが含まれる。
例えば、事例データベースサーバ201は、「○○○△△△製品」、「Internal Server Error」等といったキーワードを顧客端末202から受け付けた場合、事例102−Aを顧客端末202に送信する。
(スキルレベルポイントの算出例)
図6は、顧客スキルレベルポイント算出処理手順の一例を示すフローチャートである。顧客スキルレベルポイント算出処理は、例えば、定期的に実行される。
顧客スキルレベルポイント算出部402は、スキルレベルポイントの算出対象となる顧客cuが検索したキーワードを取得する(ステップS601)。次に、顧客スキルレベルポイント算出部402は、取得したキーワードがいずれのマニュアルに含まれるかに応じて、キーワードポイントを算出する(ステップS602)。キーワードポイントの算出例は、図7で説明する。
そして、顧客スキルレベルポイント算出部402は、取得したキーワードがどの程度マニュアルに含まれるかに応じて、特別ポイントを算出する(ステップS603)。特別ポイントの算出例は、図8で説明する。
顧客スキルレベルポイント算出部402は、「顧客cuのスキルポイント=キーワードポイント+特別ポイント」を算出する(ステップS604)。ステップS604の処理終了後、顧客スキルレベルポイント算出部402は、算出した顧客cuのスキルポイントを、顧客別スキルポイントテーブル414に格納し、顧客スキルレベルポイント算出処理を終了する。
図7は、キーワードポイントの算出例を示す説明図である。キーワードポイントは、事例検索時に使用したキーワードを重みづけするために使用する点数である。ここで、各作業工程でのマニュアルには、その作業工程で重要となるキーワードが存在する。そこで、本実施の形態では、事例検索で使用したキーワードがどの作業工程に属するキーワードなのかに応じて、事例検索した顧客cuのスキルレベルを決定する指標とする。通常、作業工程において上流工程になるほど高いスキルが求められるため、事例データベースサーバ201は、上流工程に属するマニュアルに含まれるキーワードを使用して事例検索した顧客cuは高いスキルを持っていると判断する。ここで、各作業工程でのマニュアルは、どのような言語で記載されていてもよく、例えば、日本語や英語等で記載されている。また、マニュアルは、各作業工程で1つのファイルとなる。または、各作業工程に、複数のマニュアルがあってもよい。例えば、設計工程に対して、○○機能の設計マニュアル、△△機能の設計マニュアルというように複数存在してもよい。
例えば、事例データベースサーバ201は、図7に示す表701に従って、キーワードポイントを算出する。表701は、レコード702−1〜3を有する。具体的には、事例データベースサーバ201は、ある顧客端末202が、設計マニュアル421に含まれるキーワードで検索した場合には、キーワードポイントとして3を設定する。同様に、事例データベースサーバ201は、ある顧客端末202が、構築マニュアル422に含まれるキーワードで検索した場合には、キーワードポイントとして2を設定する。同様に、事例データベースサーバ201は、ある顧客端末202が、運用マニュアル423に含まれるキーワードで検索した場合には、キーワードポイントとして1を設定する。
図8は、TOP10キーワード数と特別ポイントの関係の一例を示す説明図である。特別ポイントとは、ある顧客端末202が検索したキーワードを、さらに重要な改善項目として抽出するために、スキルレベルポイントに付加する点数である。キーワードは、各マニュアルにおいて、重要となるキーワードになることがある。
そこで、事例データベースサーバ201は、各マニュアルに対して形態素解析を行って、キーワードを抽出し、抽出したキーワードに対してクラスタリングによりキーワードをグループ分けし、キーワードに重要度を付与する。ここで、日本語の形態素解析を行うには、例えば、KAKASI(kanji kana simple inverter)、MeCab(和布蕪)、ChaSen(茶筌)等を用いてよい。また、クラスタリングを行う技術としては、Canopy法、Kmeansクラスタリング等を用いてよい。また、キーワードに重要度を付与する例としては、全ての情報に広く使われている単語は、あまり使われていない単語に比べて重要度は低くなるという考え方がある。例えば、重要度を付与する技術としては、TF−IDF(Term Frequency−Inverse Document Frequency)法などがある。
図8の例では、事例データベースサーバ201は、例えばTF−IDF法によって付与された重要度のTOP10を決定し、TOP10に含まれるキーワードの個数に対応する特別ポイントを付与する。以下、TOP10に含まれるキーワードを、「TOP10キーワード」と称する。図8に示す表801は、TOP10に含まれるキーワードの個数に応じた特別ポイントの一例を示す。表801は、レコード802−1〜10を有する。
例えば、ある顧客端末202が、TOP10入りしたキーワードを3つ使用したならば、事例データベースサーバ201は、特別ポイントとして、1.3を付与する。また、ある顧客端末202が、TOP10入りしたキーワードを1つも使用しない場合、事例データベースサーバ201は、特別ポイントを付与しない。
次に、改善重要度ポイント算出部403と出力部404とが行う改善重要度出力処理のフローチャートについて、図9を用いて説明する。
図9は、改善重要度ポイント算出処理手順の一例を示すフローチャートである。改善重要度ポイント算出処理は、例えば、サポート員端末203から、改善項目の取得要求を受け付けた場合に実行される。
改善重要度ポイント算出部403は、事例データベース411に記憶された複数の事例102のうちの未選択の事例102を選択する(ステップS901)。次に、改善重要度ポイント算出部403は、顧客別スキルポイントテーブル414を参照して、選択した事例102を検索した複数の顧客のスキルレベルポイントの平均値を算出する(ステップS902)。そして、改善重要度ポイント算出部403は、選択した事例の専門性ポイントを算出する(ステップS903)。専門性ポイントの算出例は、図10で説明する。
改善重要度ポイント算出部403は、事例別参照回数テーブル412を参照して、「選択した事例の改善重要度ポイント=選択した事例の参照回数×算出したスキルレベルポイントの平均値×算出した専門性ポイント」を算出する(ステップS904)。そして、改善重要度ポイント算出部403は、複数の事例の全てを選択したか否かを判断する(ステップS905)。
複数の事例のうち、まだ選択していない事例がある場合(ステップS905:No)、改善重要度ポイント算出部403は、ステップS901の処理に移行する。一方、複数の事例の全てを選択した場合(ステップS905:Yes)、改善重要度ポイント算出部403は、改善重要度ポイントの高い順に、複数の事例を並び替える(ステップS906)。そして、出力部404は、並び替えた順で、事例を改善項目として出力する(ステップS907)。ステップS907の処理終了後、改善重要度ポイント算出部403と出力部404とは、改善重要度ポイント算出処理を終了する。
また、改善重要度ポイント算出部403は、ある期間により改善重要度ポイントをリセットする。改善重要度ポイントをリセットすることにより、事例データベースサーバ201は、サポート員seが改善項目として要求した際に、更新された顧客スキルポイント等が反映された改善重要度ポイントを出力することができる。
図10は、専門性ポイントの算出例を示す説明図である。参照回数で最優先改善項目として抽出する方法では、事例が持つ製品の専門性を考慮していないため、専門性の高い事例が改善項目の抽出から漏れることがある。そこで、本実施の形態では、事例102の専門性を評価し、事例102に重みづけをすることにより、漏れなく抽出できるようにする。
事例102には、その製品のトラブルなどを解決する重要なキーワードが存在する。従って、事例中にその製品にとって重要なキーワードの数が多いほど、その事例は製品の専門性が高いと判断できる。この事例の製品の専門性を改善項目抽出の条件に加えることで、たとえ参照回数が少ない事例でも改善が求められる重要な事例として抽出することができる。
そこで、事例データベースサーバ201は、事例の専門性ポイントを、改善項目抽出の要素として取り入れる。事例データベースサーバ201は、事例中の重要なキーワードを、キーワード分割、クラスタリング技術を用いて抽出し、抽出したキーワードの数に応じて、専門性ポイントを算出する。図10に示す表1001は、事例中の重要なキーワードの数に応じた専門性ポイントの一例を示す。図10に示す表1001は、レコード1002−1〜10を有する。次に、ある事例の改善重要度の算出例を、図11、図12を用いて説明する。
図11は、ある事例の改善重要度ポイントの算出例を示す説明図(その1)である。また、図12は、ある事例の改善重要度ポイントの算出例を示す説明図(その2)である。図11、図12では、ある事例102として、事例102−xの改善重要度ポイントの算出例を示す。改善重要度ポイントを求める際には、ステップS902で示したように、事例102を検索した複数の顧客のスキルレベルポイントを用いることになる。ここで、事例102−xを検索した複数の顧客が、顧客cuA〜cuCだとする。従って、図11では、事例102−xを検索した複数の顧客の一人として、顧客cuAのスキルレベルポイントの算出例を示す。
ここで、図11の例では、事例データベースサーバ201は、設計工程のマニュアルとして、設計マニュアル421、構築マニュアル422、運用マニュアル423を有する。そして、設計マニュアル421の重要度のTOP30は、重要度の高い順に、「パラメタ」、「注意事項」、「クラスタ」、「組合せ」、「連携」、「互換」、「機能」、「見積もり」、「ポート番号」、「メモリ」、…である。また、構築マニュアル422の重要度のTOP30は、重要度の高い順に、「インストール」、「パラメタ」、「移行」、「チューニング」、…である。また、運用マニュアル423の重要度のTOP30は、重要度の高い順に、「性能」、「リカバリ」、「ログ」、「最適化」、「監視」、「バックアップ」、「保守」、「修正」、「メモリ」…である。設計マニュアル421〜運用マニュアル423の重要度のTOP30となる各単語に、スキルポイントを対応付けた情報が、図1に示した知識量情報113に相当する。
図11に示すように、顧客cuAは、キーワード「パラメタ」、「インストール」、「監視」で検索したとする。この場合、顧客スキルレベルポイント算出部402は、キーワードごとにポイントを算出し、算出したポイントの合計を、キーワードポイントとする。図11の例では、キーワード「パラメタ」が設計マニュアル421と構築マニュアル422とに含まれるため、顧客スキルレベルポイント算出部402は、表701に従って、キーワード「パラメタ」のポイントを、3+2=5と算出する。同様に、キーワード「インストール」が構築マニュアル422に含まれるため、顧客スキルレベルポイント算出部402は、表701に従って、キーワード「インストール」のポイントを2と算出する。同様に、キーワード「監視」が運用マニュアル423に含まれるため、顧客スキルレベルポイント算出部402は、表701に従って、キーワード「監視」のポイントを1と算出する。以上により、情報処理装置101は、各キーワードのポイントの合計5+2+1=8を、キーワードポイントとして算出する。
また、顧客スキルレベルポイント算出部402は、各マニュアルのTOP10にあるキーワードを複数使用した場合に、さらにその製品にとって重要と判断し、特別ポイントを付加する。図12の例では、キーワード「パラメタ」、「インストール」、「監視」の3つ全てがTOP10にあるため、顧客スキルレベルポイント算出部402は、表801のレコード802−3に従って、特別ポイントを1.3として算出する。
そして、顧客スキルレベルポイント算出部402は、顧客cuAのスキルレベルポイントを、キーワードポイント+特別ポイント=8+1.3=9.3と算出する。顧客スキルレベルポイント算出部402は、顧客cuB、cuCのスキルレベルポイントについても同様に算出する。
次に、図12では、事例102−xの改善重要度ポイントの算出例を示す。ここで、事例102−xが、顧客cuAの操作によって3回、顧客cuBの操作によって1回、顧客cuCの操作によって5回参照されたとする。以上により、改善重要度ポイント算出部403は、事例102−xの参照回数を、9回と算出する。また、事例102−xを検索した顧客のスキルレベルポイントの平均値について、ここでは、説明の省略化のため、顧客cuA〜cuCのスキルレベルポイントが同一だったとし、9.3とする。
また、事例102−xの専門性ポイントについて、事例データベースサーバ201は、図12に示す○○○製品マニュアル1201を有する。○○○製品マニュアル1201は、例えば、設計マニュアル421〜運用マニュアル423を全て含むものであってもよいし、設計マニュアル421〜運用マニュアル423の一部でもよい。
改善重要度ポイント算出部403は、○○○製品マニュアル1201の重要キーワードを抽出しておく。図12で示す重要キーワードのTOP10は、重要度の高い順に、「Java(登録商標)」、「アプリケーション連携」、「同期」、「非同期」、「war」、「キュー」、「Web」、「ルーティング定義」、「フロー定義」、「高性能ログ」である。
そして、事例102−xは、TOP10のキーワードとして、Java、同期、Webという3つのキーワードを有する。従って、改善重要度ポイント算出部403は、表1001のレコード1002−3に従って、事例102−xの専門性ポイントを1.3として算出する。次に、改善重要度ポイント算出部403は、ステップS904の処理に従って、9×9.3×1.3=108.81と算出する。
次に、図13を用いて、従来技術となる参照回数で最優先改善項目として事例を出力する方法と、本実施の形態により事例を出力する方法とを比較することにより、本実施の形態の効果を説明する。
図13は、事例の出力例を示す説明図である。図13で出力する事例102−A〜Eは、それぞれ、参照回数が、8、1、5、10、3であり、改善重要度が、4、2、1、3、5であるとする。図13の左側に示す表1301は、従来技術となる参照回数順に事例102−A〜Eを出力した例である。従って、表1301は、事例102−A〜Eを参照回数が多い順に、事例102−D、A、C、E、Bの順で出力した表となる。表1301が示すように、事例102−A〜Eでは、事例102−Eが最も改善すべきである事例であるにも関わらず、上から4番目に位置しており、サポート員seは、事例102−Eが最も優先される改善項目であることを知ることができない。
これに対し、図13の右側に示す表1302は、改善重要度の高い順に、事例102−E、A、D、B、Cの順で出力した表となる。表1302が示すように、最も改善すべきである事例となる事例102−Eが先頭に位置しており、サポート員seは、事例102−Eが最も優先される改善項目であることを知ることができる。
以上説明したように、事例データベースサーバ201は、各事例の参照回数と、各事例に対する顧客の検索単語から、知識量情報113を用いて各事例の改善重要度を求める。このように、事例データベースサーバ201は、アクセスを行った顧客のスキルの高さを、検索単語により判定することにより、顧客cuのスキルの高さを動的に判定できて、事例評価の正確性が向上し、製品の信頼性を向上させることができる。また、事例データベースサーバ201は、高いスキルを持った顧客cuが自身で解決した事象について、顧客のスキルレベルや事例の専門性を考慮し、優先付けして抽出することができる。また、事例データベースサーバ201は、製品の品質も向上し売上が伸びる効果を有し、さらに、顧客cuからの問い合わせが減り、サポート費用の削減の効果も得られる。
また、事例データベースサーバ201は、各事例102の参照回数と、各事例102が出力された際に用いられた単語と、各事例102が出力された際に用いられた単語が専門用語か否かを示す判断結果とに基づいて、改善重要度を算出してもよい。これにより、事例データベースサーバ201は、製品にとって重要なキーワードが多く含まれている専門性の高い事例の改善重要度を高く算出することができる。
また、事例データベースサーバ201は、各事例102の評価情報に含まれる改善重要度の大小関係に基づいて、各事例102を並び替えて出力してもよい。これにより、出力結果を閲覧したサポート員seは、改善すべき事例を容易に特定することができる。
また、事例データベースサーバ201は、複数の単語の各単語が、設計マニュアル421〜運用マニュアル423のいずれに記載されているかに基づいて、知識量情報113を生成してもよい。これにより、事例データベースサーバ201は、上流工程に属するマニュアルに含まれるキーワードを使用して事例検索した顧客cuのスキルを高く評価することができる。
また、事例データベースサーバ201は、複数の顧客の各顧客cuに対応して、顧客スキルポイントを特定してもよい。これにより、事例データベースサーバ201は、各顧客cuの顧客スキルポイントを動的に取得することができる。
また、事例データベースサーバ201は、顧客スキルレベルポイント算出処理を定期的に実行し、改善重要度の取得要求を受け付けた際、その取得要求を受け付ける直前に実行した顧客スキルレベルポイント算出処理の結果に基づいて、改善要求度を算出してもよい。これにより、事例データベースサーバ201は、改善要求度を現在の値で算出しつつ、顧客スキルレベルポイント算出処理については直前の結果を用いることで、改善要求度を算出する処理にかかる負荷を抑制することができる。
また、事例データベースサーバ201は、複数の文書として、製品の問題が記載されている事例102の参照回数と、取得した各事例102が出力された際に用いられた単語とに基づいて、各事例102の評価情報を生成してもよい。また、本実施の形態において、製品の事例以外にも、製品のマニュアル等を適用してもよい。そして、事例データベースサーバ201は、顧客から問い合わせを受け付けた場合に、本実施の形態にかかる方法を実施して、製品の複数のマニュアルのうち、評価値となる改善重要度が高いマニュアルの内容を、問い合わせに対応する回答としてもよい。これにより、サポート員は、スキルの高い顧客が自身で解決したマニュアルの内容を、他の顧客からの問い合わせの回答として使用することができる。
なお、本実施の形態で説明した情報処理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本情報処理プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本情報処理プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、前記各文書の参照回数を取得し、
前記複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、
複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報生成プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、
前記複数の単語から前記商品または前記サービスの専門となる専門用語を有する専門用語情報を参照して、前記各文書が出力された際に用いられた単語が前記専門用語か否かを判断する、処理を実行させ、
前記生成する処理は、
前記知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に用いられた単語と、前記各文書が出力された際に用いられた単語が前記専門用語か否かを示す判断結果とに基づいて、前記各文書の評価情報を生成する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報生成プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、
前記各文書の評価情報に含まれる度合いの大小関係に基づいて、前記各文書を並び替えて出力する、
処理を実行させることを特徴とする付記1または2に記載の情報生成プログラム。
(付記4)前記コンピュータに、
前記各単語が、前記商品または前記サービスの設計に関する事項が記載された第1の手引書、前記商品または前記サービスの構築に関する事項が記載された第2の手引書、前記商品または前記サービスの運用に関する事項が記載された第3の手引書のいずれに記載されているかに基づいて、前記知識量情報を生成する、
処理を実行させることを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の情報生成プログラム。
(付記5)前記単語を取得する処理は、
前記商品または前記サービスを利用する複数の顧客の各顧客によって検索条件として用いられた単語を有する情報と前記検索単語情報とを参照して、前記各顧客によって前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を、前記各顧客に対応して取得し、
前記コンピュータに、
前記知識量情報を参照して、取得した前記各顧客に対応する前記各文書が出力された際に用いられた前記単語に基づいて、前記各顧客の前記商品または前記サービスの問題に対する知識量を特定する、処理を実行させ、
前記生成する処理は、
特定した前記各顧客の前記商品または前記サービスの問題に対する知識量と、取得した前記各文書の参照回数とに基づいて、前記各文書の評価情報を生成する、
ことを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の情報生成プログラム。
(付記6)前記コンピュータに、
前記特定する処理を定期的に実行させ、
前記生成する処理は、
前記各文書の評価情報の取得要求を受け付けた際に、前記取得要求を受け付ける直前に実行した前記特定する処理によって特定した前記各顧客の前記商品または前記サービスの問題に対する知識量と、取得した前記各文書の参照回数とに基づいて、前記各文書の評価情報を生成する、
ことを特徴とする付記5に記載の情報生成プログラム。
(付記7)前記複数の文書には、前記商品または前記サービスの問題が記載されており、
前記を生成する処理は、
複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスの問題に対する知識量を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値として前記各文書の問題を改善すべき度合いを含む前記各文書の評価情報を生成する、
ことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の情報生成プログラム。
(付記8)検索に応じて出力された文書の閲覧回数を該文書に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された文書と、該文書の閲覧回数とを特定し、
文書の検索で用いられた検索語を該検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記文書ごとに該文書が出力された検索で用いた検索語を特定し、
特定した前記閲覧回数と、特定した前記検索語とに基づき、各文書の評価情報を生成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報生成プログラム。
(付記9)商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、前記各文書の参照回数を取得し、
前記複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、
複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記10)検索に応じて出力された文書の閲覧回数を該文書に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された文書と、該文書の閲覧回数とを特定し、
文書の検索で用いられた検索語を該検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記文書ごとに該文書が出力された検索で用いた検索語を特定し、
特定した前記閲覧回数と、特定した前記検索語とに基づき、各文書の評価情報を生成する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記11)商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、前記各文書の参照回数を取得し、
前記複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、
複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報生成方法。
(付記12)検索に応じて出力された文書の閲覧回数を該文書に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された文書と、該文書の閲覧回数とを特定し、
文書の検索で用いられた検索語を該検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記文書ごとに該文書が出力された検索で用いた検索語を特定し、
特定した前記閲覧回数と、特定した前記検索語とに基づき、各文書の評価情報を生成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報生成方法。
101 情報処理装置
102 事例
103 評価情報
111 参照回数情報
112 検索単語情報
113 知識量情報
121−1〜3 単語
400 制御部
401 検索部
402 顧客スキルレベルポイント算出部
403 改善重要度ポイント算出部
404 出力部
411 事例データベース
412 事例別参照回数テーブル
413 顧客別検索キーワードテーブル
414 顧客別スキルポイントテーブル
421 設計マニュアル
422 構築マニュアル
423 運用マニュアル

Claims (10)

  1. 商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、前記各文書の参照回数を取得し、
    前記複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、
    複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報生成プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記複数の単語から前記商品または前記サービスの専門となる専門用語を有する専門用語情報を参照して、前記各文書が出力された際に用いられた単語が前記専門用語か否かを判断する、処理を実行させ、
    前記生成する処理は、
    前記知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に用いられた単語と、前記各文書が出力された際に用いられた単語が前記専門用語か否かを示す判断結果とに基づいて、前記各文書の評価情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報生成プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記各文書の評価情報に含まれる評価値の大小関係に基づいて、前記各文書を並び替えて出力する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報生成プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記各単語が、前記商品または前記サービスの設計に関する事項が記載された第1の手引書、前記商品または前記サービスの構築に関する事項が記載された第2の手引書、前記商品または前記サービスの運用に関する事項が記載された第3の手引書のいずれに記載されているかに基づいて、前記知識量情報を生成する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報生成プログラム。
  5. 前記単語を取得する処理は、
    前記商品または前記サービスを利用する複数の顧客の各顧客によって検索条件として用いられた単語を有する情報と前記検索単語情報とを参照して、前記各顧客によって前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を、前記各顧客に対応して取得し、
    前記コンピュータに、
    前記知識量情報を参照して、取得した前記各顧客に対応する前記各文書が出力された際に用いられた前記単語に基づいて、前記各顧客の前記商品または前記サービスに関する知識量を特定する、処理を実行させ、
    前記生成する処理は、
    特定した前記各顧客の前記商品または前記サービスの問題に対する知識量と、取得した前記各文書の参照回数とに基づいて、前記各文書の評価情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報生成プログラム。
  6. 検索に応じて出力された文書の閲覧回数を該文書に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された文書と、該文書の閲覧回数とを特定し、
    文書の検索で用いられた検索語を該検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記文書ごとに該文書が出力された検索で用いた検索語を特定し、
    特定した前記閲覧回数と、特定した前記検索語とに基づき、各文書の評価情報を生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報生成プログラム。
  7. 商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、前記各文書の参照回数を取得し、
    前記複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、
    複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 検索に応じて出力された文書の閲覧回数を該文書に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された文書と、該文書の閲覧回数とを特定し、
    文書の検索で用いられた検索語を該検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記文書ごとに該文書が出力された検索で用いた検索語を特定し、
    特定した前記閲覧回数と、特定した前記検索語とに基づき、各文書の評価情報を生成する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 商品またはサービスに関する複数の文書の各文書の参照回数を有する参照回数情報を参照して、前記各文書の参照回数を取得し、
    前記複数の文書に対して検索していずれかの文書を出力した際に検索条件として用いられた単語が前記いずれかの文書に対応付けられた検索単語情報を参照して、前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語を取得し、
    複数の単語の各単語に対応して前記各単語を検索条件として用いた者の前記商品または前記サービスに関する知識量を示す値を有する知識量情報を参照して、取得した前記各文書の参照回数と、取得した前記各文書が出力された際に検索条件として用いられた単語とに基づいて、前記各文書の評価値を含む前記各文書の評価情報を生成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報生成方法。
  10. 検索に応じて出力された文書の閲覧回数を該文書に対応付けて記憶する記憶部を参照して、閲覧された文書と、該文書の閲覧回数とを特定し、
    文書の検索で用いられた検索語を該検索に対応付けて記憶する記憶部を参照して、特定した前記文書ごとに該文書が出力された検索で用いた検索語を特定し、
    特定した前記閲覧回数と、特定した前記検索語とに基づき、各文書の評価情報を生成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報生成方法。
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