JP2024063280A - 情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム、 - Google Patents

情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム、 Download PDF

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Abstract

【課題】より容易に関連文書の存在を把握することが可能な情報処理方法を提供する。【解決手段】プロセッサが、記憶部に記憶されている第1文書を文書閲覧画面に表示し、第1文書とは別の文書であって、第1文書から取得された属性情報に対応した情報を含む第2文書を記憶部から検索し、第2文書を、第1文書に関連する関連文書の候補として文書閲覧画面に表示する。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和4年7月19日に、https://marshall.legalforce-cloud.com/signinにて公開。 令和4年7月26日に、https://legalforce-corp.com/4480/にて公開。 令和4年7月26日に、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000036601.htmlにて公開。 令和4年7月19日に、https://help-marshall.legalforce-cloud.com/ja/articles/6385614-%E9%96%A2%E9%80%A3%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8%E5%80%99%E8%A3%9C%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%82%92%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9Fにて公開。 令和4年7月19日に、https://help-marshall.legalforce-cloud.com/ja/articles/5325560-%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8%E3%82%92%E9%96%A2%E9%80%A3%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%A6%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8Bにて公開。
本開示は、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムに関する。
特許文献1に記載の文書処理サーバ装置は、ユーザの操作内容に応じて、選択された契約類型、検索キーワード表示領域から選択された検索キーワード、及び検索キーワード入力欄に入力された検索キーワードのうちユーザによって指定されたものを検索条件として文書情報を検索し、その検索結果を端末の表示部に表示する。
特開2020-190905号公報
契約書に関しては、契約を一旦締結した後に、契約書の内容が覚書等で変更される場合がある。このような場合、原契約書の内容だけでなく、覚書等の関連契約書の内容を確認しないと契約内容の全体を把握することができない。このような関連契約書を特許文献1に記載の文書処理サーバ装置を用いて検索しようとする場合、ユーザが自ら検索作業をする必要がある。また、検索の際に適切なキーワードが用いられなかった場合、関連契約書が存在するにも関わらず、検索結果に関連契約書が表示されない可能性がある。
なお、このような課題は、契約書に限らず、任意の文書を検索する際に共通する課題である。
本発明の一態様は、より容易に関連文書の存在を把握することが可能な情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理方法では、プロセッサが、記憶部に記憶されている第1文書を文書閲覧画面に表示し、第1文書とは別の文書であって、第1文書から取得された属性情報に対応した情報を含む第2文書を記憶部から検索し、第2文書を、第1文書に関連する関連文書の候補として文書閲覧画面に表示し、ユーザの操作に基づいて、第1文書と第2文書とを関連文書として登録する。
本発明の情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムによれば、より容易に関連文書の存在を把握することが可能である。
第1実施形態の情報処理システムの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態の文書管理サーバ装置の概略構成を示すブロック図。 第1実施形態の文書データベースに記憶されている情報の一例を示す図表。 (A),(B)は、第1実施形態のメタデータの一例を示す図表。 第1実施形態の端末装置に表示される画面例を示す図。 第1実施形態の端末装置に表示される画面例を示す図。 第1実施形態の端末装置に表示される画面例を示す図。 第1実施形態の端末装置に表示される画面例を示す図。 第1実施形態の端末装置に表示される画面例を示す図。 第1実施形態の情報処理システムの動作例を示すシーケンスチャート。 第1実施形態の情報処理システムの動作例を示すシーケンスチャート。 第2実施形態の契約書の一覧ファイルに含まれるデータの一例を示す図。 (A),(B)は、契約書の紐付けの態様を模式的に示す図。
以下、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムの一実施形態について図面を参照しながら説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
まず、図1~図11を参照して、第1実施形態の情報処理システムについて説明する。
(情報処理システムの概略構成)
図1に示される本実施形態の情報処理システム10は、ユーザが作成した文書を管理するシステムである。本実施形態において、文書とは、参照されることを前提として記録される情報である。文書は、例えば公文書、契約書、議事録、規則、通知書、規定書、及び規程書等を含む。文書の言語は問わず、日本語で記載されたものの他、英語、中国語等で記載されたものを含む。各文書の情報の形式は特に限定されないが、例えば特定のワードプロセッサソフトウェア等で作成されたデータファイルであってもよいし、当該データファイルから抽出したテキストデータであってもよい。以下では、「文書」の一例として、契約書について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の情報処理システム10は、文書管理サーバ装置20と、端末装置30とを備えている。文書管理サーバ装置20と端末装置30とはネットワーク回線Nを介して互いに通信可能に接続されている。
本実施形態の文書管理サーバ装置20は、サーバ型の情報処理装置であり、端末装置30の要求に応じて動作する。文書管理サーバ装置20は、本体内に情報を処理するための機能を有するCPU(Central Processing Unit・プロセッサの一例)やHDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ(記憶部の一例)等の電子部品を備える。なお、文書管理サーバ装置20は、必ずしも単体の情報処理装置で構成される必要はなく、複数の情報処理装置が協働して動作するものであってもよいし、任意のクラウドサービスによって動作するものであってもよい。また、文書管理サーバ装置20の機能を端末装置30内で実現してもよい。この場合、プロセッサや記憶部は複数の情報処理装置のいずれのものを利用してもよく、分担して処理を行ってもよい。
本実施形態の端末装置30は、PC(Personal Computer)やタブレット端末等の情報処理装置であって、本体内に情報を処理するための機能を有するCPU(プロセッサの一例)やフラッシュメモリ(記憶部の一例)等の電子部品を備える。
ネットワーク回線Nは、高速通信が可能な通信ネットワークであり、例えばインターネットやイントラネット、LAN(Local Area Network)等の有線又は無線の通信網である。
本実施形態の情報処理システム10では、各ユーザにアカウント情報が割り当てられている。アカウント情報は識別番号及びパスワードを含む。このアカウント情報は、文書管理サーバ装置20のシステムにログインする際に端末装置30から文書管理サーバ装置20に送信されて、文書管理サーバ装置20におけるユーザの認証に利用される。この認証が成立すると、ユーザは、端末装置30を操作することにより、文書管理サーバ装置20が提供する各種サービスを利用することができる。例えば、ユーザは、自身が作成した契約書のデータを文書管理サーバ装置20にアップロードして保存することができる。また、文書管理サーバ装置20は、任意の電子締結サービスから送信される契約書のデータを保存してもよい。文書管理サーバ装置20に保存される契約書データは例えば締結後の契約書のデータである。さらに、ユーザは、端末装置30を操作して文書管理サーバ装置20のデータベースにアクセスすることにより、過去に自身が作成した契約書を閲覧したり、複数の契約書の中から所望の契約書を検索したりすることが可能である。
(文書管理サーバ装置の構成)
図2に示されるように、本実施形態の文書管理サーバ装置20は、記憶部21と、通信部22と、制御部23とを備えている。
記憶部21は、例えばHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ等により構成されている。記憶部21は通信部22や制御部23と電気的に接続されている。記憶部21には、文書処理プログラム210、及び文書データベース211が記憶されている。
本実施形態の文書処理プログラム210は制御部23により実行される。制御部23は、文書処理プログラム210を実行することにより、例えば図2に示される機能的な各種手段230~235として機能する。
本実施形態の文書データベース211には、図3に示されるように、例えば、ユーザ毎に、ユーザのアカウント情報、及び契約書の本文データが紐付けられて記憶されている。契約書の本文データは、ユーザにより作成又はアップロードされた契約書の電子データである。契約書の電子データは、契約書本文の内容を電子データ化したものである。契約書本文の電子データは、PDF等の画像情報であってもよいし、テキストデータを含むテキストファイル、ワードファイル等であってもよい。本実施形態において、契約書は第1文書の一例である。
図3に示されるように、本実施形態の文書データベース220には、例えば、契約書の本文データ毎に、契約書の識別番号、契約書のメタデータ、及び関連契約書の識別番号、契約書の類型等が紐付けられて記憶されている。契約書の識別番号は、契約書毎に個別に付与される番号である。契約書のメタデータは、例えば、契約書の特徴を示すデータであり、契約書の記載内容に含まれる特徴的な単語や契約書の内容とは別途入力されたデータ等が含まれる。例えば契約書のタイトルや、契約書の当事者名、契約日等のデータである。関連契約書とは、対象の契約書に関連する他の契約書である。例えば、対象の契約書が業務委託契約書である場合、その業務委託契約書の契約内容を変更するよう締結された覚書が関連契約書に相当する。例えば契約書A10に対して契約書A11が関連契約書に相当する場合には、図3に示されるように、契約書A10の関連契約書の識別番号の項目に契約書A11の識別番号が登録されるとともに、契約書A11の関連契約書の識別番号の項目に契約書A10の識別番号が登録される。本実施形態では、関連契約書は第2文書の一例であり、関連文書に相当する。
図2に示される本実施形態の通信部22は、図1に示されるネットワーク回線Nを介して外部と通信するための通信インターフェースとして機能する。通信部22は、記憶部21や制御部23と接続されている。通信部22は端末装置30と各種通信を行う。例えば、通信部22は、端末装置30から送信される契約書の本文データを受信する。また、通信部22は、端末装置30からの要求に応じて、文書データベース220に記憶されている契約書の本文データを端末装置30に送信する。
本実施形態の制御部23はCPU等のプロセッサにより構成されている。制御部23は記憶部21及び通信部22と接続されている。制御部23は、記憶部21に記憶される文書処理プログラム210を実行することにより実現される機能的な構成として、文書取得手段230、メタデータ取得部231、検索語句作成部232、候補文書検索部233、紐付け部234、及び出力制御部235を備えている。
本実施形態の文書取得手段230は、端末装置30から契約書の本文データがアップロードされた際に、その契約書の本文データを文書データベース220に記憶させる。なお、文書取得手段230は、契約書の本文データがテキスト以外の情報の場合にはOCR(Optical Character Recognition)等を行ってテキスト化してもよい。
本実施形態のメタデータ取得部231は、端末装置30から契約書の本文データがアップロードされた際に、例えば、契約書の本文データからメタデータを抽出する。具体的には、メタデータ取得部231は、第1文書解析プログラムを実行することにより、契約書の本文データから、メタデータとして、例えば図4(A)に示されるような契約書のタイトルや契約書の当事者名、契約日等、予め設定された複数の対象項目の情報をそれぞれ抽出する。なお、図4(A)では、メタデータ取得部231が契約書のタイトルとして「業務委託契約書」を抽出し、当事者名として「株式会社X」及び「株式会社Y」を抽出し、契約日として「2022/07/06」を抽出した場合が例示されている。メタデータ取得部231は、抽出したメタデータを契約書の本文データに紐付けて文書データベース220に記憶させる。
なお、メタデータ取得部231は、メタデータの複数の抽出対象項目のうちの一部の項目を取得することができなかった場合、その未取得の項目を空データのまま文書データベース220に記憶させてもよい。例えば、メタデータ取得部231は、契約書の本文データを文書データベース220に記憶させる際に、図4(B)に示されるように契約書の本文データから契約書のタイトル及び契約日を取得することができた一方、契約書の当事者名を抽出することができなかった場合には、契約書の当事者名の項目を空データのまま保持する。
また、メタデータ取得部231は、抽出対象項目の情報を一度抽出した後、さらに抽出対象項目を抽出する第2文書解析プログラムを実行してもよい。これにより、より正確に抽出対象項目を取得することができる。例えば、空データの抽出対象項目の情報を契約書の本文データから再度抽出してもよい。例えば、文書データベース220に記憶されている契約書の本文データを端末装置30に表示させる際に、契約書の本文データから契約書の当事者名の情報を再度抽出する。これにより、例えば、図4(B)に示されるように契約書の当事者名の項目が空データである場合、つまり契約書のメタデータに空データの項目が存在する場合であっても、メタデータ取得部231は、その項目の情報をより確実に取得することができる。なお、メタデータ取得部231は、抽出対象項目に空データが含まれているか否かに関わらず、抽出対象項目の情報を抽出する処理を複数回実行してもよい。
なお、第2文書解析プログラムは、第1文書解析プログラムと同一のプログラムであってもよいし、それとは異なるプログラム、例えば第1文書解析プログラムよりも高い精度でメタデータを抽出可能な異なるアルゴリズムが用いられていてもよい。第2文書解析プログラムとしては、例えば固有表現抽出に基づく文書解析プログラムを用いることができる。本実施形態では、メタデータ取得部231により取得される契約書のメタデータが、第1文書から取得された文書情報に相当する。
また、文書データベース220に記憶されている契約書のメタデータは、文書管理サーバ装置20の管理者や端末装置30において手動で追加や変更することが可能であってもよい。
検索語句作成部232は、例えば、文書データベース220に記憶されている契約書の本文データを端末装置30に表示させる際に、メタデータ取得部231により取得された契約書のメタデータに基づいて検索語句を作成する。検索語句は、端末装置30に表示される契約書に対応した関連契約書の候補を文書データベース220から検索する際に用いられる語句等であり、いわゆる検索クエリに相当するものである。検索語句作成部232は検索クエリ作成部の一例である。
候補文書検索部233は、例えば、検索語句作成部232により作成された検索語句に対応した関連契約書の候補を所定の検索エンジンを用いて文書データベース220から検索する。候補文書検索部233は、例えば、文書データベース220に記憶されている、単数又は複数の契約書の本文データのそれぞれについて、検索語句との関連度を数値化して算出するとともに、算出された関連度が所定値以上の契約書の本文データを関連契約書の候補として抽出する。本実施形態において、関連契約書又はある契約書に対して関連契約書の候補として抽出される契約書は第2文書の一例である。
関連契約書の本文、特に頭書きには、原契約の契約書の締結日や契約書名等が、原契約の契約書が特定可能となるよう記載されている場合が多い。そのため、このようなデータを原契約の契約書からメタデータとして抽出し、それを基づいてデータベース内の契約書の全文検索を行うことで、効率的に関連契約書の候補を提示することができる。
一方、候補文書検索部233は、文書データベース200に記憶されている各契約書のメタデータを利用して関連契約書の候補を抽出してもよい。例えば、文書データベース200に、互いに紐付けられていない2つの契約書α,βのそれぞれの本文データが保存されているとする。この場合、契約書αの本文データに記載の自社及び相手方と、契約書βの本文データに記載の自社及び相手方が同一である場合、すなわち契約書αの当事者と契約書βの当事者とが同一である場合、それらの契約書α,βは関連している可能性が高い。なお、契約書の当事者が同一である場合とは、名寄せされた後に同一である場合も含む。そのような情報が契約書のメタデータとして登録されている場合、それに基づいて関連契約書の候補を抽出、提示してもよい。なお、関連契約書のメタデータの項目は原契約書の契約書と同様であってもよい。
なお、候補文書検索部233は、検索語句の全てを含む契約書を関連契約書の候補として抽出するだけでなく、検索語句の一部を含む契約書を関連契約書の候補として抽出してもよい。例えば検索語句に当事者名として3社の社名が含まれている場合、候補文書検索部233は、それらの3社のうちの少なくとも2社の社名を含む契約書を関連契約書の候補として抽出してもよい。また、検索語句に契約書のタイトルや契約書の当事者名、契約日等が含まれている場合、候補文書検索部233は、それらのうちの少なくとも2つを含む契約書を関連契約書の候補として抽出してもよい。このような検索語句に対して、検索した契約書がどの程度の一致度を有している場合に関連契約書の候補として抽出するか否かに関しては適宜調整することが可能である。
紐付け部234は、例えば、候補文書検索部233により抽出された関連契約書の候補を閲覧中の契約書に紐付ける操作が端末装置30において行われた場合、その情報を文書データベース220に登録する。例えば、端末装置30に契約書A10のデータが表示されており、且つその契約書A10に対応する関連契約書の候補として契約書A11が表示されているときに、契約書A11を閲覧中の契約書A10に対して紐付ける操作をユーザが端末装置30で行ったとする。この場合、紐付け部234は、文書データベース220に登録されている契約書A10の情報における関連契約書の項目に契約書A11の識別番号を追加する。また、紐付け部234は、例えば、文書データベース220に登録されている契約書A11の情報における関連契約書の項目に契約書A10の識別番号を追加する。これにより、文書データベース220では、契約書A10と契約書A11とが互いに関連する契約書として紐付けられた状態となる。
出力制御部235は、例えば、文書データベース220に記憶されている契約書の本文データや、候補文書検索部233により抽出された関連契約書の候補等の情報を端末装置30に表示する。これにより、端末装置30の表示部には、出力制御部235から送信された情報が表示される。
次に、端末装置30の表示部に表示される画面例について説明する。
出力制御部235は、例えば、所定の契約書の閲覧要求が端末装置30から文書管理サーバ装置20に送信されると、その契約書の本文データを文書データベース220から読み出すとともに、その契約書の本文データを端末装置30の表示部に表示させる。端末装置30から送信される閲覧要求には、例えば閲覧を要求する契約書の識別番号等が含まれている。図5は、この契約書の本文データが表示される文書閲覧画面40の一例を示したものである。
図5に示されるように、文書閲覧画面40には、例えば、文書表示領域400、関連情報表示領域401、第1選択ボタン402、及び第2選択ボタン403が設けられている。
文書表示領域400には、例えば、ユーザが閲覧を要求した例えば契約書50の本文の内容が表示される。関連情報表示領域401には、閲覧中の契約書50に関連する各種情報が表示される。本実施形態において、関連情報表示領域401に表示される情報は、第1選択ボタン402及び第2選択ボタン403を操作することで切り換え可能である。
ユーザが第1選択ボタン402を操作した場合、関連情報表示領域401には、例えば、図5に示されるように、閲覧中の契約書50のメタデータが表示される。ユーザは、この関連情報表示領域401を見ることにより、閲覧中の契約書50から抽出されたメタデータを確認することができる。本実施形態ではメタデータは契約書50に関連する各種情報の一例である。
一方、ユーザが第2選択ボタン403を操作した場合、関連情報表示領域401には、例えば、図6に示されるような関連契約書表示領域401aと候補契約書表示領域401bとが表示される。本実施形態では、候補契約書表示領域401bが第1表示領域に相当し、関連契約書表示領域401aが第2表示領域に相当する。
本実施形態の候補契約書表示領域401bには、候補文書検索部233により抽出された関連契約書の候補の情報が表示される。図6では、関連契約書の候補として、「業務条件変更の覚書」というタイトルの契約書51と、「秘密保持契約書」というタイトルの契約書52とが抽出された場合が例示されている。各契約書51及び52の表示部分には、契約書のタイトルと共に、当事者名及び契約日が表示されている。契約書51,52のタイトル、当事者名、及び契約日の情報としては、文書データベース220に記憶されている各契約書51,52のメタデータの情報が用いられる。
なお、候補文書検索部233により算出される契約書51の関連度が契約書52の関連度よりも高い場合、候補契約書表示領域401bでは、図6に示されるように契約書51が契約書52よりも優先して表示されることが好ましい。本実施形態のユーザインターフェイスにおいては上方に表示されている。これにより、候補契約書表示領域401bをユーザが見た際に、契約書52よりも契約書51の方が、閲覧中の契約書50に対してより関連性の高い契約書であるとユーザが認識することができる。
また、契約書の表示順は、関連度以外の要素を考慮して定められてもよい。例えば、契約締結日が古い順(契約書が締結された順)に表示することで、契約書間の関係についてユーザの理解を助けることができる。これにより、より適切に関連契約書を紐付けることが可能となる。
また、契約書の類型によって、表示順を定めてもよい。例えば、共同開発においては、秘密保持契約、PoC契約、共同研究開発契約、共同出願契約の順に契約が締結される場合が多い。つまり、ある程度定まった順番で特定の類型の契約が順に結ばれる場合がある。このような契約の類型に応じた順に表示することで、より適切に関連契約書を紐付けることが可能となる。
本実施形態の候補契約書表示領域401bでは、契約書51,52のタイトルをクリック操作することで、それらの契約書51,52の内容をそれぞれ表示させることができる。例えばユーザが契約書51のタイトルをクリック操作した場合、図7に示される別の文書閲覧画面41が表示される。文書閲覧画面41には、例えば、図6に示される文書閲覧画面40と同様に、文書表示領域410、関連情報表示領域411、第1選択ボタン412、及び第2選択ボタン413が設けられている。また、関連情報表示領域411には、例えば関連契約書表示領域411a、及び候補契約書表示領域411bが表示される。文書表示領域410には契約書51の内容が表示される。候補契約書表示領域411bには、契約書51に対する関連契約書の候補として、契約書50,52が表示される。
本実施形態の候補契約書表示領域411bには、各契約書50,52の情報が表示される部分の左側にリンクボタン414,415が表示されている。リンクボタン414,415は、閲覧中の契約書51と関連契約書の候補とを紐付ける際に操作するボタンである。リンクボタンは契約書を紐付ける操作のための表示の一例である。
例えば図7に示される画面においてユーザが契約書51の内容を確認することにより、閲覧中の契約書51が契約書50の関連契約書であると判断して、契約書50の左側に表示されるリンクボタン414をクリック操作したとすると、閲覧中の契約書51と契約書50とが互いに紐付けられる。この場合、図8に示されるように、関連契約書表示領域411aに契約書50の情報が表示される。なお、紐付ける操作はリンクボタンのクリックのほか、例えば契約書のデータの上で右クリックしてメニューを表示して行う、関連契約書の表示を原契約の契約書の表示に重ね合わせてドラッグアンドドロップする等であってもよい。
本実施形態では、このようにして閲覧中の契約書51に対して契約書50を紐付ける操作が一旦行われると、それ以降に、ユーザが契約書50を表示した場合には、その関連契約書表示領域401aに契約書51の情報が表示される。具体的には、図9に示されるように、文書閲覧画面40の関連契約書表示領域401aに契約書51の情報が表示される。
なお、図9に示されるように契約書51が契約書50の関連契約書として紐付けられている場合、出力制御部235は、候補文書検索部233により関連契約書の候補として契約書51が抽出されている場合であっても、当該契約書51の情報を候補契約書表示領域411bには表示しないことが好ましい。
また、図8に示されるように、候補契約書表示領域401bの契約書50の左側の部分にはリンク解除ボタン416が表示されていることが好ましい。これにより、ユーザは、リンク解除ボタン416を操作することで、閲覧中の契約書51と別の契約書50との紐付けを容易に解除することが可能である。同様に、図9に示される文書閲覧画面40でも、リンク解除ボタン406を操作することで、閲覧中の契約書50と別の契約書51との紐付けを解除することが可能である。リンク解除ボタンは契約書の紐付けを解除する操作のための表示の一例である。
なお、契約書の紐付けを解除する操作は、リンク解除ボタンのクリックに限られない。また、契約書の紐付けを行う、または紐付けを解除する操作が行われた場合、誤操作のおそれを低減するため、本当に紐付けを行う、または紐付けを解除するかをユーザに確認する表示を設けてもよい。
さらに、例えば契約書50に対して紐付けられている契約書が存在しない場合、その旨が、図6に示されるように関連契約書表示領域401aに表示されることが好ましい。この場合、ユーザは、候補契約書表示領域401b内に表示されるリンクボタン407をクリック操作することにより、契約書50に対して手動で別の契約書を紐付けることも可能である。この操作により、候補契約書表示領域401bに表示されている契約書51,52とは別の契約書を容易に紐付けることが可能である。
なお、図7~図9に示されるリンクボタン407は、図6に示されるリンクボタン407を類似の機能を有するものである。また、図6に示されるリンクボタン404,405、及び図9にリンクボタン405は、図7のリンクボタン414,415と類似の機能を有するものである。
(情報処理システムの動作例)
次に、本実施形態の情報処理システム10の動作例について説明する。以下では、ユーザが端末装置30で閲覧する契約書を第1契約書と称し、当該第1契約書に関連する契約書を第2契約書と称する。第1契約書は、例えば業務委託契約書であり、第2契約書は、例えばその業務委託契約書の覚書である。
図10に示されるように、本実施形態の情報処理システム10では、ユーザが端末装置30を操作して第1契約書の本文データを文書管理サーバ装置20にアップロードすると(ステップS10)、当該第1契約書の本文データが文書管理サーバ装置20の文書データベース211に記憶される(ステップS20)。本実施形態では、この第1契約書が第1文書に相当する。この際、文書管理サーバ装置20では、メタデータ取得部231が、第1契約書の本文データからメタデータを抽出するとともに(ステップS21)、抽出されたメタデータを第1契約書の本文データに対応付けて文書データベース211に記憶させる(ステップS22)。
その後、図11に示されるように、ユーザが端末装置30を操作して第1契約書の本文データの閲覧を文書管理サーバ装置20に対して要求すると(ステップS11)、文書管理サーバ装置20の出力制御部235は、端末装置30から要求された第1契約書の本文データを文書データベース220から読み込んで(ステップS23)、端末装置30に送信する(ステップS24)。端末装置30は、文書管理サーバ装置20から送信される第1契約書の本文データを受信すると(ステップS12)、第1契約書の本文データを表示部に表示する(ステップS13)。これにより、ユーザは第1契約書の本文データを閲覧することができる。
文書管理サーバ装置20は、端末装置30への第1契約書の本文データの送信を行う一方で、関連契約書の検索を行う。具体的には、図11に破線で示されるように、メタデータ取得部231は、第1契約書に対応したメタデータに空データが含まれている場合には、第1契約書の本文データからメタデータを抽出することにより(ステップS25)、メタデータを補完する。続いて、検索語句作成部232は、メタデータ取得部231により抽出されたメタデータに基づいて検索語句を作成する(ステップS26)。そして、候補文書検索部233は、検索語に対応した関連契約書の候補を文書データベース220から検索する(ステップS27)。
その後、文書管理サーバ装置20の出力制御部235は、例えば図5に示される第2選択ボタン403が操作された際に、候補文書検索部233により抽出された関連契約書の候補の情報を端末装置30に送信する(ステップS28)。これにより、端末装置30の表示部には、閲覧中の第1契約書に関連する契約書の候補が表示される(ステップS15)。
続いて、ユーザが、関連契約書の候補のうちの例えば第2契約書を閲覧中の第1契約書に紐付ける操作を端末装置30に対して実行したとすると(ステップS16)、文書管理サーバ装置20の紐付け部234は、閲覧中の第1契約書と第2契約書とを紐付ける(ステップS29)。本実施形態では、この第2契約書が第2文書に相当する。以降、ユーザが端末装置30を操作して第1契約書を閲覧する際には、第2契約書が関連契約書として端末装置30に表示される。また、ユーザが端末装置30を操作して第2契約書を閲覧する際には、第1契約書が関連契約書として端末装置30に表示される。
(第1実施形態の情報処理システムの作用及び効果)
以上のように、本実施形態の情報処理システム10では、文書管理サーバ装置20の制御部23が、ユーザの操作に基づいて、文書データベース211に記憶されている第1契約書を文書閲覧画面40に表示し、第1契約書から取得されたメタデータに対応した情報を含む第2契約書を文書データベース211から検索し、第2契約書を、第1契約書に関連する関連契約書の候補として文書閲覧画面40に表示する。
この構成によれば、ユーザが文書閲覧画面40で第1契約書を閲覧すると、それに対応した関連契約書の候補として第2契約書が文書閲覧画面40に表示される。そのため、ユーザは自身で検索作業等を行うことなく関連契約書の存在に気づくことができる。よって、より容易に関連契約書の存在を把握することが可能となる。
文書管理サーバ装置20の制御部23は、第1契約書から、メタデータとして、予め設定された複数の対象項目のそれぞれに対応する属性情報を取得する。属性情報は例えば文字情報として取得される。複数の対象項目には、第1契約書のタイトル、第1契約書の当事者、及び第1契約書の契約日の少なくとも一つが含まれている。
この構成によれば、第1契約書のタイトル、第1契約書の当事者、及び第1契約書の契約日の少なくとも一つに基づいて第2契約書が検索されることになるため、第1契約書に関連する第2契約書を検索し易くなる。
文書管理サーバ装置20の制御部23は、第1契約書に関連する第2契約書を文書データベース211から検索する際に第2契約書の記載内容と第1契約書のメタデータとの関連度を算出する。制御部23は、文書閲覧画面40に複数の第2契約書を関連契約書の候補として表示する場合、関連度が高い順に並べて複数の第2契約書を関連契約書表示領域401aに表示する。
この構成によれば、関連契約書表示領域401aに表示される複数の第2契約書のうち、一番目に表示される第2契約書が第1契約書に最も関連する契約書であると容易に認識することができる。よって、ユーザの利便性を向上させることができる。
文書管理サーバ装置20の制御部23は、文書データベース211に第1契約書を記憶させる際に第1契約書からメタデータを取得する。また、制御部23は、第1契約書を文書閲覧画面40に表示する際に第1契約書からメタデータを取得する。
この構成によれば、第1契約書からメタデータを容易に取得することができる。
文書管理サーバ装置20の制御部23は、ユーザが文書閲覧画面40において、閲覧中の第1契約書と、関連契約書の候補である第2契約書とを紐付ける操作を行った場合、第1契約書と第2契約書とを紐付ける。
この構成によれば、第1契約書と第2契約書とを容易に紐付けることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
図9に示されるように、文書閲覧画面40には、関連契約書の候補である契約書52が表示される候補契約書表示領域401bと、第1契約書に紐付けられている契約書51が表示される関連契約書表示領域401aとが設けられている。図9に示される一例では、契約書52が第2文書に相当し、契約書51が第3文書に相当する。
この構成によれば、閲覧中の契約書50に関連する契約書の候補である契約書52と、契約書50に実際に紐付けられている契約書51とをユーザが容易に確認することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の情報処理システム10について説明する。以下、第1実施形態の情報処理システム10との相違点を中心に説明する。
(情報管理サーバ装置の構成)
図2に破線で示されるように、本実施形態の制御部23は、記憶部21に記憶される文書処理プログラム210を実行することにより実現される機能的な構成として、一覧データ出力部236を更に備えている。
一覧データ出力部236は、端末装置30からの要求に応じて、文書データベース220から、端末装置30のユーザの識別番号に対応した全ての契約書の情報を抽出するとともに、抽出された契約書を一覧で確認することが可能な一覧表示画面を端末装置30に表示するとともに、抽出された契約書を一覧で表示することが可能な一覧ファイルを作成する。この契約書の一覧ファイルには、図12に示されるように、契約書ごとに、契約書のタイトル、当事者名、契約日、アップロード日、及び対象の契約書にWebソフト等を用いてアクセスすることが可能なURL(Uniform Resource Locator)等が記載されている。また、この契約書の一覧ファイルには、契約書ごとに、紐付け部234により紐付けられた関連契約書のタイトル、及び当該関連契約書にWebソフト等を用いてアクセスすることが可能なURLも記載されている。一覧データ出力部236は、作成した一覧ファイルを端末装置30に送信する。ユーザは一覧ファイルをユーザの端末にダウンロードし、表計算ソフト等を利用して加工することができる。
(第2実施形態の情報処理システムの作用及び効果)
文書管理サーバ装置20の制御部23は、文書データベース220に記憶されている、ユーザの単数又は複数の契約書の情報を抽出し、抽出された単数又は複数の契約書の情報を一覧で確認する一覧表示画面を表示し、契約書に関連付けられている他の契約書の情報を含む、ユーザがダウンロード可能な一覧ファイルを作成する。
この構成によれば、所定のソフトウェアにより一覧ファイルを表示することで、ユーザは、文書管理サーバ装置20で管理されている契約書の全てを容易に確認することができる。しかも、契約書の一覧には、所定の契約書に関連付けられている他の契約書の情報も表示されるため、ユーザは関連契約書の存在も容易に把握することが可能である。
<他の実施形態>
本開示は上記の具体例に限定されるものではない。
例えば、図7に示されるように文書閲覧画面41の候補契約書表示領域411bに関連契約書の候補として契約書50が表示された際に、契約書50に対して別の契約書53が既に紐付けられている場合がある。図13(A)は、図7に示される第1の契約書50と第2の契約書51との関係、並びに第1の契約書50と第3の契約書53との関係を模式的に示したものである。なお、図13(A)において第1の契約書50と第3の契約書53とを接続する実線は、それらが紐付けられていることを示している。このような場合、例えば図7に示される候補契約書表示領域411bにおける契約書50のタイトルの部分にユーザがマウスポインタを移動させた際に、契約書50に対して別の契約書53が既に紐付けられている旨がポップアップ等で文書閲覧画面41に表示されてもよい。この構成によれば、契約書50に対して別の契約書53が既に紐付けられていることをユーザが認知し易くなる。契約書の紐づけを表示する場合には、複数の契約書の関係が視覚的に理解しやすいよう、グラフで表示することが好ましい。
図7に示される文書閲覧画面41では、候補契約書表示領域411bの契約書50のタイトルの部分にユーザがマウスポイントを移動させた際に、当該契約書50の本文をポップアップ等で表示してもよい。これにより、ユーザは、文書閲覧画面41の文書表示領域410に表示されている契約書51の本文と契約書50の本文とを容易に比較することができるため、契約書50と契約書51とが関連しているか否かを容易に判断することが可能となる。
図13(A)に示されるように契約書50に対して別の契約書53が既に紐付けられている場合、紐付け部234は、図13(B)に一点鎖線で示されるように契約書50を閲覧中の契約書51に対して紐付ける操作をユーザが行ったときに、図13(B)に二点鎖線で示されるように契約書53を契約書51に対して自動的に紐付ける処理を行ってもよい。この構成によれば、関連する一連の契約書を単一の操作により一括で紐付けることが可能であるため、ユーザの利便性を更に向上させることができる。
なお、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本開示に係る処理及び手順は、実施形態において明示的に説明された装置によってだけでなく、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせにより実現されうる。具体的には、本明細書で説明された処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージなどの媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することにより実現されうる。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理及び手順をコンピュータプログラムとして実装されえ、端末装置及びサーバ装置を含む各種のコンピュータにより実行されうる。
上記実施形態では、文書データベース211において図3に示されるようにユーザ毎に各種データを管理する構成を例示したが、文書データベース211におけるデータの管理方法はこれに限定されない。例えば、文書データベース211では、複数のユーザが所属する組織毎に各種データを管理してもよい。この場合、所定の組織に紐付けられた契約書のデータが複数存在する場合、所定の組織に所属する複数のユーザのそれぞれに対して、契約書のデータに対するアクセス権限を付与するか、あるいは付与しないかを選択的に設定できるようにすることが有効である。これにより、意図しないユーザが契約書のデータを閲覧することを未然に防止可能である。また、あるユーザが契約書B10に対してアクセス権限を有している一方、契約書B11に対してアクセス権限を有していない状況において、契約書B10と契約書B11とが紐付けられているとする。この場合、そのユーザが契約書B10の本文データを文書閲覧画面において閲覧した際に、文書閲覧画面に「閲覧権限のない関連契約書があります」という文字情報が表示されてもよい。さらに、このような場合には、文書閲覧画面における候補契約書表示領域に契約書B11が関連契約書の候補として表示されないようになっていてもよい。
候補文書検索部233は、関連契約書の候補を抽出する方法として、検索語句を用いた抽出方法に限らず、任意の抽出方法を用いることができる。例えば、文書管理サーバ装置20の制御部23は、契約書のメタデータからベクトル(数列)を構築する検索クエリ作成部を備えていてもよい。この場合、候補文書検索部233は、検索クエリ作成部により構築されたベクトルに基づいて関連契約書の候補を文書データベース220から検索する。この場合、ベクトルが検索クエリに相当する。このように、候補文書検索部233は、文書の特徴を比較する任意の方法を用いて関連契約書の候補を抽出することが可能である。
本明細書中において、単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、及び/又は、モジュールによって実行されると説明された処理及び手順は、複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は、複数のモジュールによって実行されうる。また、本明細書において、単一のメモリ及び記憶装置に格納される旨が説明された各種情報は、単一の装置に含まれる複数のメモリ又は複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されうる。さらに、本明細書において説明された複数のソフトウェア及びハードウェアは、それらをより少ない構成要素に統合することにより、又は、より多い構成要素に分解することにより実現されうる。
10:情報処理システム、23:制御部(プロセッサ)、40:文書閲覧画面、211:データベース、233:候補文書検索部、235:出力制御部。

Claims (10)

  1. プロセッサが、
    記憶部に記憶されている第1文書を文書閲覧画面に表示し、
    前記第1文書とは別の文書であって、前記第1文書から取得された属性情報に対応した情報を含む第2文書を前記記憶部から検索し、
    前記第2文書を、前記第1文書に関連する関連文書の候補として前記文書閲覧画面に表示し、
    前記第1文書と前記第2文書とを関連文書として登録する
    情報処理方法。
  2. 前記属性情報は、前記第1文書から予め設定された複数の対象項目のそれぞれに対応する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 複数の前記対象項目には、前記第1文書のタイトル、前記第1文書の当事者名、及び前記第1文書の契約日の少なくとも一つが含まれている
    請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記関連文書の候補として前記文書閲覧画面に複数の前記第2文書を表示する場合、複数の前記第2文書は前記第2文書を前記記憶部から検索する際に前記第2文書の記載内容と前記属性情報とに基づいて算出された関連度が高い順に並べて表示される
    請求項1に記載の情報処理方法。
  5. 前記プロセッサが、
    前記記憶部に前記第1文書のデータを記憶させる際に、前記第1文書のデータから前記対象項目に対応した前記属性情報を取得する
    請求項2に記載の情報処理方法。
  6. 前記プロセッサが、
    前記第1文書を前記文書閲覧画面に表示する際に、前記第1文書から前記対象項目に対応した前記属性情報を取得する
    請求項2に記載の情報処理方法。
  7. 前記文書閲覧画面には、前記関連文書の候補である前記第2文書が表示される第1表示領域と、前記第1文書に紐付けられている第3文書が表示される第2表示領域とが別々に設けられている
    請求項1に記載の情報処理方法。
  8. 前記記憶部に記憶されている抽出された単数又は複数の前記文書の情報を一覧で確認する一覧表示画面を表示し、前記文書に関連付けられている他の文書の情報を含む、ユーザがダウンロード可能な一覧ファイルを作成する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  9. プロセッサが、
    記憶部に記憶されている第1文書を文書閲覧画面に表示し、
    前記第1文書とは別の文書であって、前記第1文書から取得された属性情報に対応した情報を含む第2文書を前記記憶部から検索し、
    前記第2文書を、前記第1文書に関連する関連文書の候補として前記文書閲覧画面に表示し、
    ユーザの操作に基づいて、前記第1文書と前記第2文書とを関連文書として登録する
    情報処理プログラム。
  10. 少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理システムであって、
    前記少なくとも一つのプロセッサが、
    記憶部に記憶されている第1文書を文書閲覧画面に表示し
    前記第1文書とは別の文書であって、前記第1文書から取得された属性情報に対応した情報を含む第2文書を前記記憶部から検索し、
    前記第2文書を、前記第1文書に関連する関連文書の候補として前記文書閲覧画面に表示し、
    ユーザの操作に基づいて、前記第1文書と前記第2文書とを関連文書として登録する
    情報処理システム。
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