JP7089449B2 - 洗濯機のインバータ装置 - Google Patents

洗濯機のインバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7089449B2
JP7089449B2 JP2018173663A JP2018173663A JP7089449B2 JP 7089449 B2 JP7089449 B2 JP 7089449B2 JP 2018173663 A JP2018173663 A JP 2018173663A JP 2018173663 A JP2018173663 A JP 2018173663A JP 7089449 B2 JP7089449 B2 JP 7089449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
circuit
phase
brake
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018173663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020048282A (ja
Inventor
強志 細糸
敏満 會澤
信行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2018173663A priority Critical patent/JP7089449B2/ja
Publication of JP2020048282A publication Critical patent/JP2020048282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7089449B2 publication Critical patent/JP7089449B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に搭載されるモータを駆動対象とするインバータ装置に関する。
従来より、インバータ回路の直流部に抵抗素子を1つだけ配置して電流検出を行う所謂1シャント方式において、モータに通電される3相の電流を検出する検出率を向上させるため、3相PWM信号のパルスをシフトする技術が提案されている。
特許第5178799号公報 特許第5929521号公報
洗濯機に搭載され、パルセータや回転槽などを駆動して洗濯運転を行うモータでは、回転を短時間で停止させるために短絡ブレーキを行う。一般的な短絡ブレーキでは、インバータ回路を構成する各スイッチング素子のオンオフ状態は固定される。このようなモータの駆動を制御するため1シャント方式を適用した場合、短絡ブレーキを行う際に相電流を検出可能とするためには、スイッチング素子のオンオフ状態を切り替える必要がある。
しかしながら、短絡ブレーキを行う際にスイッチング素子のオンオフ状態を切り替えると、素子の発熱量が増加することが問題となる。
そこで、1シャント方式を適用した場合に、スイッチング素子の発熱を抑制しつつモータに制動トルクを発生させることができる洗濯機のインバータ装置を提供する。
実施形態の洗濯機のインバータ装置は、洗濯機に搭載されるモータを駆動対象とし、3相ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を所定のPWM信号パターンに従いオンオフさせるインバータ回路と、
前記インバータ回路の直流側に接続され、電流値に対応する信号を発生する電流検出素子と、
前記モータのロータ位置に追従するように3相のPWM信号パターンを生成するPWM信号生成部と、
前記電流検出素子に発生した信号と前記PWM信号パターンとに基づいて、前記モータの相電流を検出する電流検出部とを備え、
前記PWM信号生成部は、前記電流検出部が、前記PWM信号の搬送波周期内の2点のタイミングで2相の電流を検出可能となるように、3相のPWM信号パターンを生成する3相変調を行い、
前記モータに制動トルクを発生させる際に、短絡ブレーキを行った後に回生ブレーキを行う第1ブレーキモードと、短絡ブレーキのみを行う第2ブレーキモードとの何れかを実行し、
前記第1ブレーキモードにおける短絡ブレーキでは、前記インバータ回路の上相側での短絡と、同下相側での短絡とを切り替え前記電流検出部による相電流の検出を行い、
前記第2ブレーキモードにおける短絡ブレーキでは、前記インバータ回路の上相側又は下相側での短絡の一方のみを行い、前記相電流の検出を行わないように制御する制動制御部を更に備える。
一実施形態であり、特許文献1の図1相当図 全自動洗濯機の構成を示す縦断側面図 3相変調を行っている際に、d軸電圧Vd,q軸電圧Vqを何れもゼロに設定した場合の3相パルス波形を示す図 位相シフトを加えた場合の図3相当図 図4に示す短絡ブレーキ時の3相パルス波形を、αβ軸上の電圧ベクトルパターンで示す図 各電圧ベクトルパターン(1)~(4)において出力される相電圧を示す図 各電圧ベクトルパターン(1)~(4)において出力されるq軸電圧Vqとそれらの合計とを示す図 各電圧ベクトルパターン(1)~(4)において出力されるd軸電圧Vdとそれらの合計とを示す図 一般的な洗濯機が全自動運転を行う場合の行程の一例を示す図 (C)の洗い行程においてモータ6の正転,反転を交互に行う場合のq軸電流Iqの波形を示す図 (2)の短絡ブレーキを行った際の実際の3相PWM信号波形を示す図 (1)の短絡ブレーキを行う場合の処理を示すフローチャート (2)の短絡ブレーキを行う場合の処理を示すフローチャート
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。まず、図2は、全自動洗濯機31の全体構成を示す縦断面図である。すなわち、全体として矩形状をなす外箱32内には、水受槽33が、4組の防振機構34を介して弾性支持されている。尚、図示は1組のみである。この場合、防振機構34は、上端が外箱32内において上方に係止された吊り棒34aと、その吊り棒34aの他端側に取り付けられた振動減衰用のダンパー34bとを含んで構成されている。これらの防振機構34を介して水受槽33が弾性支持されることにより、洗濯運転時に発生する振動が外箱32に極力伝達されないようにしている。
上記水受槽33内には、洗濯槽兼脱水槽用の回転槽35が配設されており、この回転槽35の内底部には、撹拌体,パルセータ36が配設されている。上記回転槽35は、槽本体35aと、この槽本体35aの内側に設けられた内筒35bと、これらの上端部に設けられたバランスリング35cとから構成されている。そして、この回転槽35が回転されると、内部の水を回転遠心力により揚水して槽本体35aの上部の脱水孔35dから水受槽33内に放出するようになっている。
また、回転槽35の底部には、通水口37が形成されており、この通水口37は、排水通路37aを通して排水口38に連通されている。そして、排水口38には、排水弁39を備えた排水路40が接続されている。従って、排水弁39を閉塞した状態で回転槽35内に給水すると、回転槽35内に水が貯溜され、排水弁39を開放すると、回転槽35内の水は排水通路37a、排水口38および排水路40を通じて排出されるようになっている。
水受槽33の底部には、補助排水口38aが形成されており、この補助排水口38aは、図示しない連結ホースを介し前記排水弁39をバイパスして前記排水路40に接続され、前記回転槽35が回転したときに、その上部から水受槽33内に放出された水を排出するようになっている。
また、前記水受槽33の外底部には、機構部ハウジング41が取付けられており、この機構部ハウジング41には、中空の槽軸42が回転自在に設けられ、この槽軸42には、回転槽35が連結されている。また、槽軸42の内部には、撹拌軸43が回転自在に設けられており、この撹拌軸43の上端部には、撹拌体36が連結されている。そして、撹拌軸43の下端部は、アウタロータ形のDCブラシレスモータ6のロータ6aに連結されている。このモータ6は、洗い時には、撹拌体6を直接正逆回転駆動するようになっている。
また、モータ6は、脱水時には、図示しないクラッチにより槽軸32と撹拌軸43とが連結された状態で、回転槽35および撹拌体36を一方向に直接回転駆動するようになっている。従って、本実施形態では、モータ6の回転速度は、洗い時には撹拌体36のそれと同一になり、脱水時には回転槽35および撹拌体36のそれと同一になる、いわゆる、ダイレクトドライブ方式が採用されている。
尚、本実施形態においてモータ6を駆動制御する構成は特許文献1の構成を基本としたものであるから、特許文献1に開示されている構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図1は、特許文献1の図1相当図であり、モータ制御装置の構成を示す機能ブロック図である。特許文献1と相違している点は、PWM信号生成部9に替わるPWM信号生成部21が、ブレーキ制御部22を備えている点である。また、NチャネルMOSFET5は、IGBT5に変更されている。
制動制御部に相当するブレーキ制御部22は、上位の制御装置等によりブレーキ指令が与えられると、シャント抵抗4により2相の電流を検出可能な状態を極力維持しながら、モータ6に制動トルクを発生させるように制御する。また、PWM信号生成部21は、洗濯運転の制御を行う制御部としての機能を備えており、電流検出部7により検出される各相電流に基づいてベクトル制御を行う。以上においてモータ6を除いたものがインバータ装置23を構成している。
図3は、ベクトル制御により3相変調を行っている際に、d軸電圧Vd,q軸電圧Vqを何れもゼロに設定した場合の3相パルス波形であり、特許文献1のように3相パルスの位相をシフトしない場合である。上アーム側のIGBT5U+~5Wを同時にオンするパターンと、下アーム側のIGBT5U-~5W-を同時にオンするパターンとが、それぞれデューティ比50%の波形になる。つまり、上アーム側の短絡ブレーキと、下アーム側の短絡ブレーキとがそれぞれ半周期ずつ行われる。
ここで、d軸電圧Vd,q軸電圧Vqは、電圧方程式より次式のように表される。
Vd=R・Id-ω・Lq・Iq
Vq=R・Iq-ω・Ld・Id+ω・φ
R:抵抗[Ω]
ω:モータ角速度[rad/sec]
Id:d軸電流[A]
Lq:q軸インダクタンス[H]
Iq:q軸電流[A]
Ld:d軸インダクタンス[H]
φ:誘起電圧[線間Vrms/Hz]
これらの式をそれぞれ(=0)とすることで、任意のωを与えればd軸電流Id,q軸電流Iqが算出でき、短絡ブレーキにおけるトルクが求められる。しかしながら、このような3相パルスパターンでは、PWM制御の1周期内に2相の電流を検出することができない。
そこで、本実施形態では、図3に示す3相パルス波形に対し、特許文献1において行っている位相シフトを加えることで、行程に示す3相パルス波形を出力する。すなわち、U相キャリアである三角波の谷であるPWM制御周期の中央位相を基準として、U相上アームのパルスU+はそのまま図中右方向にパルスを伸ばし、V相上アームのパルスV+は図中左方向にパルスを伸ばし、W相上アームのパルスW+は図中右方向にパルスを伸ばす。これにより、図3に示す3相パルス波形と同様の短絡ブレーキがモータ6に作用する。そして、例えば電流を検出するタイミングが、中央位相近傍の遅れ側と進み側との2点であれば、中央位相より遅れ側近傍の期間ではW相電流(-)が検出でき、同進み側近傍の期間ではV相電流(-)が検出できる。以降では、このような位相シフトを「シフト2PWM」と称すことがある。
図5は、図4に示す短絡ブレーキの3相パルス波形を、αβ軸上の電圧ベクトルパターンで示したものである。これらの図に示すように、シフト2PWMでの3相変調による短絡ブレーキは、パターン(1)~(4)を繰り返すものとなる。図6は、各電圧ベクトルにおいて出力される相電圧を示しており、各相電圧の和は何れの電圧ベクトルでもゼロになる。また、図7は各電圧ベクトルにおけるq軸電圧Vqとそれらの合計を示し、図8は各電圧ベクトルにおけるd軸電圧Vdとそれらの合計を示している。各電圧ベクトルについてVq,Vdが値を持つように発生するが、4つの電圧ベクトルの合計が何れもゼロとなる。したがって、Vq=0,Vd=0と同様の短絡ブレーキが作用する。
図9は、一般的な洗濯機が全自動運転を行う場合の行程を示すもので、横軸が経過時間(分)、縦軸がモータ6の回転数(rpm)である。これらの内、(F)すすぎ脱水(1)行程,(G)すすぎ撹拌(1)行程,(K)すすぎ脱水(2)行程,(P)最終脱水行程を終了する際に行うブレーキは、(2)短絡ブレーキと回生ブレーキとの組合せであり、その他の行程にて行われるブレーキは、(1)短絡ブレーキのみである。
そして、(1)の短絡ブレーキを行う際には電流検出は不要であるから、一般的な短絡ブレーキを行えば良く、上アーム側のIGBT5U+~5W-を同時にオンするパターンか、又は下アーム側のIGBT5U-~5W-を同時にオンするパターンを継続すれば良い。(2)の短絡ブレーキを行う際には、シフト2PWMでの3相変調により電流検出を行う。上記(2)は第1ブレーキモードに相当し、上記(1)は第2ブレーキモードに相当する。
図10は、例えば(C)洗い行程においてモータ6の正転,反転を交互に行う場合のq軸電流Iqの波形であり、回転方向を変化させるためモータ6の回転を停止させる際には(1)の短絡ブレーキを行う。その際には、図12に示すように、1m秒毎の割込み処理において、短絡ブレーキを開始すると(S1)、モータ6の回転が停止するまで(S2;NO)短絡ブレーキを継続し、モータ6の回転が停止すると(S2;YES)短絡ブレーキを終了する。
図11は、(2)の短絡ブレーキを行った際の実際の3相PWM信号波形であり、上述した電圧ベクトルパターン(1)~(4)が繰り返されている。図中に示すAD1,AD2が電流の検出タイミングである。この場合は、図13に示すように、同じく1m秒毎の割込み処理において、先ず「ステージ」の設定が無しか否かを判断し(S11)、設定が無ければ(YES)「ステージ」を「短絡ブレーキ1」に設定する(S12)。
一方、ステップS11において「ステージ」の設定があれば(NO)、その設定が「短絡ブレーキ1」か否かを判断する(S13)。「短絡ブレーキ1」であれば(YES)シフト2PWMでの短絡ブレーキを開始する(S14)。その開始から0.5秒が経過すると(S15;YES)、「ステージ」を「回生ブレーキ初期設定」に設定する(S16)。
ステップS13において、「ステージ」の設定が「短絡ブレーキ1」でなければ(NO)、「ステージ」の設定が「回生ブレーキ初期設定」か否かを判断する(S17)。「回生ブレーキ初期設定」であれば(YES)、q軸電流指令Iqref又はq軸電圧Vqの値を負に設定することで回生ブレーキを開始する(S18)。回生ブレーキの実行中は、勿論電流検出が可能である。そして、「ステージ」を「回生ブレーキ制御」に設定する(S19)。
ステップS17において、「ステージ」の設定が「回生ブレーキ初期設定」でなければ(NO)、「ステージ」の設定が「回生ブレーキ制御」か否かを判断する(S20)。「回生ブレーキ制御」であれば(YES)、モータ6の回転数が100rpm以下に低下したか否かを判断する(S21)。100rpm以下になれば(YES)、ステップS14と同様に短絡ブレーキを開始する(S22)。それから、「ステージ」を「短絡ブレーキ2」に設定する(S23)。
ステップS20において、「ステージ」の設定が「回生ブレーキ」でなければ(NO)、「ステージ」の設定が「短絡ブレーキ2」か否かを判断する(S24)。「短絡ブレーキ2」であれば(YES)、ステップS2,S3と同様の処理を行う(S25、S26)。すなわち、回生ブレーキを行うことで回転数が100rpm以下に低下すれば、再度短絡ブレーキに切り替えて、モータ6の回転が停止するまで継続する。
以上のように本実施形態によれば、インバータ回路3を構成するIGBT5U±,V±,W±を所定のPWM信号パターンに従いオンオフ制御する際に、インバータ回路3の直流母線2b側にシャント抵抗4を接続し、PWM信号生成部21が、モータ6の相電流に基づいてロータ位置θを決定し、そのロータ位置θに追従するように3相のPWM信号パターンを生成する。電流検出部7が、シャント抵抗4に発生した信号とPWM信号パターンとに基づきモータ6の相電流を検出する場合、PWM信号生成部21は、電流検出部7が、キャリア周期内の2点のタイミングで2相の電流を検出可能となるように3相のPWM信号パターンを生成する。
具体的には、3相のPWM信号のうち1相は、キャリア周期の中間位相を基準として遅れ側,進み側の双方向にデューティパルスを増減させ、他の1相は、前記基準より遅れ方向にデューティパルスを増減させ、残りの1相は、前記基準より進み方向にデューティパルスを増減させる。そして、ブレーキ制御部22は、モータ6に制動トルクを作用させる際には、短絡ブレーキを行った後に回生ブレーキを行う第1ブレーキモードと、短絡ブレーキのみを行う第2ブレーキモードとの何れかを実行する。
第1ブレーキモードにおける短絡ブレーキでは、インバータ回路3の上相側での短絡と、同下相側での短絡とを切り替え、第2ブレーキモードにおける短絡ブレーキでは、インバータ回路の上相側又は下相側での短絡の一方のみを行う。これにより、1シャント電流検出方式を採用した構成においても、第ブレーキモードでは、極力3相の電流を検出しながらモータ6に制動トルクを作用させることが可能になる。
具体的には、洗い運転時において6モータの回転方向を交互に切り替えるため制動トルクを発生させる際や、電源が投入された直後にモータ6に制動トルクを発生させる際には、第2ブレーキモードを実行する。また、脱水行程においては第1ブレーキモードを実行し、最初に短絡ブレーキを行い、回生電力を減少させてから回生ブレーキを行うことで回路素子等に過電圧が印加されることを回避できる。そして、モータ6の回転数が閾値である100rpm以下に低下すると、再度短絡ブレーキを行うように切り替え、その際には第2ブレーキモードと同様の短絡ブレーキを行う。これにより、モータ6をより短い時間で停止させることができる。
(その他の実施形態)
回転数や周波数の具体数値については、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
電流を検出する2点のタイミングは必ずしも常時固定する必要は無く、検出率を向上させるために適宜変更しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、3はインバータ回路、4はシャント抵抗、6はモータ、7は電流検出部、21はPWM信号生成部、22はブレーキ制御部を示す。

Claims (5)

  1. 洗濯機に搭載されるモータを駆動対象とし、3相ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を所定のPWM信号パターンに従いオンオフさせるインバータ回路と、
    前記インバータ回路の直流側に接続され、電流値に対応する信号を発生する電流検出素子と、
    前記モータのロータ位置に追従するように3相のPWM信号パターンを生成するPWM信号生成部と、
    前記電流検出素子に発生した信号と前記PWM信号パターンとに基づいて、前記モータの相電流を検出する電流検出部とを備え、
    前記PWM信号生成部は、前記電流検出部が、前記PWM信号の搬送波周期内の2点のタイミングで2相の電流を検出可能となるように、3相のPWM信号パターンを生成する3相変調を行い、
    前記モータに制動トルクを発生させる際に、短絡ブレーキを行った後に回生ブレーキを行う第1ブレーキモードと、短絡ブレーキのみを行う第2ブレーキモードとの何れかを実行し、
    前記第1ブレーキモードにおける短絡ブレーキでは、前記インバータ回路の上相側での短絡と、同下相側での短絡とを切り替え前記電流検出部による相電流の検出を行い、
    前記第2ブレーキモードにおける短絡ブレーキでは、前記インバータ回路の上相側又は下相側での短絡の一方のみを行い、前記相電流の検出を行わないように制御する制動制御部を更に備える洗濯機のインバータ装置。
  2. 前記制動制御部は、洗い運転時において前記モータの回転方向を交互に切り替えるため前記モータに制動トルクを発生させる際には、前記第2ブレーキモードを実行する請求項1記載の洗濯機のインバータ装置。
  3. 前記制動制御部は、電源が投入された直後に前記モータに制動トルクを発生させる際には、前記第2ブレーキモードを実行する請求項1又は2記載の洗濯機のインバータ装置。
  4. 前記制動制御部は、前記第1ブレーキモードにおいて回生ブレーキを行うことで前記モータの回転数が閾値以下に低下すると、再度短絡ブレーキを行うように切り替える請求項1から3の何れか一項に記載の洗濯機のインバータ装置。
  5. 前記制動制御部は、前記第1ブレーキモードで回生ブレーキ後に行う短絡ブレーキは、前記第2ブレーキモードと同様の短絡ブレーキである請求項4記載の洗濯機のインバータ装置。
JP2018173663A 2018-09-18 2018-09-18 洗濯機のインバータ装置 Active JP7089449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173663A JP7089449B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 洗濯機のインバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173663A JP7089449B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 洗濯機のインバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020048282A JP2020048282A (ja) 2020-03-26
JP7089449B2 true JP7089449B2 (ja) 2022-06-22

Family

ID=69900035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018173663A Active JP7089449B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 洗濯機のインバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7089449B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113644844A (zh) * 2021-08-27 2021-11-12 江苏银河数字技术有限公司 一种电机反电动势高压抑制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000325687A (ja) 1999-05-21 2000-11-28 Toshiba Corp ドラム式洗濯機
JP2012050333A (ja) 2008-04-23 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両
JP2018067981A (ja) 2016-10-17 2018-04-26 東芝キヤリア株式会社 モータ制御装置及びヒートポンプ式冷凍サイクル装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6541763B2 (ja) * 2017-12-25 2019-07-10 キヤノン株式会社 画像復号装置、画像復号方法及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000325687A (ja) 1999-05-21 2000-11-28 Toshiba Corp ドラム式洗濯機
JP2012050333A (ja) 2008-04-23 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両
JP2018067981A (ja) 2016-10-17 2018-04-26 東芝キヤリア株式会社 モータ制御装置及びヒートポンプ式冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020048282A (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7017377B2 (en) Washing machine with vector control for drive motor
JP6407556B2 (ja) 洗濯機
US6737828B2 (en) Washing machine motor drive device
EP2591160B1 (en) Washing machine
JP2006320134A (ja) モータ駆動回路、及びそれを搭載する電気洗濯機
JP3915557B2 (ja) 洗濯機のモータ駆動装置
JP2017093534A (ja) 洗濯機
JP6565531B2 (ja) インバータ制御装置
JP7089449B2 (ja) 洗濯機のインバータ装置
JP4202055B2 (ja) インバータ装置及び洗濯機
JP3858754B2 (ja) ランドリー機器のモータ駆動装置
JP4406185B2 (ja) 洗濯機
JP6768753B2 (ja) モータ制御装置
JP6681227B2 (ja) モータ駆動システム及び洗濯機
US11811341B2 (en) Motor drive apparatus and home appliance having same
JP4409144B2 (ja) 洗濯機
JP4507466B2 (ja) 洗濯機
JP6634603B2 (ja) 洗濯機
JP6594447B2 (ja) 自動車における多相電気機械をスイッチオンするための方法
JP2005000510A (ja) 洗濯機およびインバータ装置
JP2020058144A (ja) インバータ装置及び洗濯機
JP2004008547A (ja) 洗濯機
JP2003326084A (ja) 洗濯機
JP3834525B2 (ja) 洗濯機
JP7197969B2 (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7089449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150