JP7087600B2 - 動作計画装置 - Google Patents

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Description

本発明は動作計画装置に関し、特に移動体の動作を計画する動作計画装置に関する。
特許文献1に開示される動作計画装置は、タスク内容に応じて、移動体の移動量と当該移動体のマニピュレータの動作量との配分を決定し、移動体の動作を計画する。
特開2017-087316号公報
複数のタスクを移動体に連続して行わせることによって、1つのジョブを完遂することがある。このような場合、上記した動作計画装置は、ジョブ内容によって、移動量に無駄のある移動体の動作を計画することがあった。
このような移動体の動作の具体例について説明する。図12に示すように、移動体910がドア9を開いて通るジョブを例にとって説明する。上記した動作計画装置は、以下のタスクT91~T93について、移動体910の動作を計画する。
移動体910は、開始地点PT1に位置する。移動体910は、アーム2を用いてドア9を把持する(タスクT91)。移動体910は、ドア9の取っ手を把持したまま、ドア9が設けられた壁91から後退して、経由地PT2に移動する(タスクT92)。移動体910の移動に伴って、ドア9が開く。移動体910は、ドア9の取っ手の把持を解除した後、ドア9の開口部の近傍の終了地点PT3に移動する(タスクT93)。
ここで、タスクT92の完了後、タスクT93において、移動体910がドア9を迂回することになり、ジョブを完遂させるのに必要の無い移動量が生じる。これによって、時間も消費する。
本発明は、移動体が無駄に移動することを抑制するものとする。
本発明に係る動作計画装置は、
1タスクごとに、マニピュレータを備える移動体の移動量、及び当該マニピュレータの動作量の配分を決定し、当該移動体の移動及び当該マニピュレータの動作を含めた動作計画を行う演算部を備え、
当該移動体が移動開始地点から経由地を経由して移動終了地点に移動する過程において、複数のタスクを遂行してジョブを完了させる動作計画装置であって、
前記演算部は、前記移動終了地点が、前記移動体が移動する面において前記移動開始地点と前記経由地との間に位置する場合、前記移動体が前記移動開始地点から前記経由地へ移動する前記タスクにおいて、前記移動体の移動量を前記マニピュレータの動作量に対して相対的に減少させるよう前記配分を決定する前記動作計画を行う。
このような構成によれば、所定の場合において、タスクを達成しつつも、移動体の移動量はマニピュレータの動作量に対して相対的に減少する動作を計画することができる。そのため、移動体の移動量を低減させ、移動体が無駄に移動することを抑制することができる。
本発明は、移動体が無駄に移動することを抑制することができる。
実施の形態1に係る移動体を示す模式側面図である。 制御装置及びサーバのシステム構成を示すブロック図である。 移動体を目標位置に到達するための姿勢の一例を示す側面図である。 移動体を目標位置に到達するための姿勢の他の一例を示す側面図である。 重みパラメータに対する最大駆動力を示すグラフである。 重みパラメータに対する最大精度を示すグラフである。 開始地点PT1と、経由地PT2と、終了地点PT3との位置関係の一例を示す図である。 開始地点PT1と、経由地PT2と、終了地点PT3との位置関係の他の一例を示す図である。 重みパラメータに対する最大駆動力及び最大精度を示すグラフである。 実施例1において移動体がドアを開いて通る様子を示す図である。 実施例2において移動体が目標物を把持したまま次の目的地に移動する様子を示す図である。 本発明の課題に係る移動体の一動作例において移動体がドアを開いて通る様子を示す図である。 比較例1において移動体が目標物を把持したまま次の目的地に移動する様子を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1及び図2を参照して実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1に係る移動体を示す模式側面図である。図2は、制御装置及びサーバのシステム構成を示すブロック図である。なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸プラス向きが鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
図1に示すように、移動体10は、移動体本体10aと、台車1と、アーム2と、制御装置3とを備える。図1に示す移動体10の一例は、移動ロボットである。
台車1は、台車本体1aと、車輪1bと、車輪駆動モータ1cとを備える。移動体本体10aは、台車本体1aに旋回可能に支持されている。車輪1bが、例えば、台車本体1aの底面に、左右2列に並んで、回転可能に複数個取り付けられている。台車本体1aは、車輪駆動モータ1cを内蔵し、車輪駆動モータ1cが、制御装置3から受けた指令に基づいて、複数の車輪1bに駆動力を個々に与えて、回転させる。移動体10は、所望の方向に所望の速度で移動することができる。車輪1bは、自在車輪からなる補助輪と、駆動輪であってもよい。台車1は、車輪1bと、移動体本体10aを旋回可能な軸とを備えるから、台車1の自由度は3である。
アーム2は、アーム本体2aと、ハンド2bと、アーム駆動モータ2cとを備える。アーム本体2aの根元は、移動体本体10aに並進、又は回転可能に支持されている。アーム本体2aの先端は、ハンド2bが回転可能に取り付けられている。ハンド2bは、目標対象物を把持可能であればよい。アーム駆動モータ2cは、制御装置3から受けた指令に基づいて、アーム本体2aと、ハンド2bとに駆動力を与えて、並進、回転、又は把持させる。なお、アーム2として、他のマニピュレータを利用してもよい。アーム本体2aは、上腕アームと、当該上腕アームに回動可能に接続されている前腕アームとを備えてもよい。ここで、アーム本体2aの自由度は3であり、ハンド2bの自由度は2である。アーム2の自由度は、5である。
制御装置3は、移動体本体10aの内側に設けられているとよい。図2に示すように、制御装置3は、ハードウェア構成として、CPU30a(Central Processing Unit)と、RAM30b(Random Access Memory)と、ROM30c(Read Only Memory)とを備える。CPU30aが、ROM30cに記憶された制御プログラムを読み出して実行することによって、制御プログラムは、CPU30a等のハードウェアを、台車制御部31、アーム制御部32、通信部33、タスク情報記憶部34、タスク管理部35、関係判断部36、IK演算部37(Inverse Kinematics)、動作計画記憶部38、台車制御部31、アーム制御部32として機能させる。制御装置3は、移動体10の動作を計画する動作計画装置として機能する。
動作計画記憶部38には、所望のタスクを実行するために計画されて生成された、台車1の移動及びアーム2の動作の計画に関する動作計画情報を記憶する。
台車制御部31は、動作計画記憶部38に記憶されている動作計画情報に基づいて、車輪駆動モータ1cを制御することで台車1を移動させる。
アーム制御部32は、動作計画記憶部38に記憶されている動作計画情報に基づいて、アーム駆動モータ2cを制御することでアーム2を動作させる。
通信部33は、移動体10の外部のサーバ4の通信部41と通信し、サーバ4のデータベース42に記憶された要求情報を取得する。
タスク情報記憶部34は、移動体10に課せられたジョブに関するジョブ情報を記憶する。ジョブ情報は、ジョブに含まれる複数のタスク情報も含む。
タスク管理部35は、タスク情報記憶部34に記憶されているジョブ情報に基づいて、ジョブに含まれる複数のタスクを管理する。複数のタスクが遂行されると、ジョブが達成される。ジョブは、例えば、現タスクと、当該現タスクを完了した後に行う予定の次タスクと、当該次タスクを完了した後に行う予定の次々タスクとを含む。タスク管理部35は、移動体10が現タスクを実行して完了すると、次タスクと、次々タスクとについてのタスク情報を、関係判断部36に送る。
関係判断部36は、現タスクと、次タスクと、次々タスクとを比較し、その関係性に基づいて、姿勢計算の重みを決定し、IK演算部37に送る。当該関係性は、それぞれのタスクにおける移動体10の位置や、タスクの種類である。
IK演算部37は、姿勢計算の重みに基づいて、IK演算を行い、タスク情報で示されたタスクを実行するための台車1及びアーム2の動作を計画して動作計画情報を生成し、生成した動作計画情報を動作計画記憶部38に記憶する。
データベース42は、タスクと、このタスクを実行するときに要求されるハンド2bの駆動力及びハンド2bの動作精度に関する要求情報とを関連付けて記憶する。ハンド2bの駆動力とは、ハンド2bを空間に対して移動させるための駆動力を意味しており、ハンド2bで物体を把持するための把持力ではない。ハンド2bの動作精度とは、ハンド2bを空間に対して移動させる際の移動の精度及びハンド2bの空間に対する位置決めの精度を意味している。
要求情報は例えば以下の通りである。移動体10がドアを開ける際は、要求されるハンド2bの駆動力は100[N]であり、要求されるハンド2bの動作精度は100[mm]である。同様に、移動体10がカートを押す際は、要求されるハンド2bの駆動力は200[N]であり、要求されるハンド2bの動作精度は200[mm]である。また、移動体10が物を拾う際は、要求されるハンド2bの駆動力は10[N]であり、要求されるハンド2bの動作精度は10[mm]である。移動体10が鍵を開ける際は、要求されるハンド2bの駆動力は1[N]であり、要求される動作精度は2[mm]である。このようにタスク毎に要求されるハンド2bの駆動力及びハンド2bの動作精度は全く異なっている。
(移動体10の姿勢例)
次に、図3及び図4を参照して、移動体を目標位置に到達するための姿勢の例について説明する。図3は、移動体を目標位置に到達するための姿勢の一例を示す側面図である。図4は、移動体を目標位置に到達するための姿勢の他の一例を示す側面図である。
図3に示すように、移動体10は、ハンド2bを目標位置TG1に到達するタスクが課せられているとする。
移動体10は、台車1を移動させて、ハンド2bを目標位置TG1に到達させ、当該タスクを達成させることができる。なお、台車1の移動量D11は、所定の大きさに達し、アーム2の動作量D12(図示略)は略0(零)である。
一方、図4に示すように、移動体10は、台車1を移動させつつハンド2bを動作させて、目標位置TG1に到達させ、当該タスクを達成させることができる。台車1の移動量D21は、図3に示す移動量D11よりも低く、アーム2の動作量D22は、上記した動作量D12(図示略)よりも大きい。
以上より、移動体10は、ハンド2bを目標位置TG1に到達させるための姿勢が1つに決定されない。これは、移動体10の自由度が7以上だからである。移動体10では、上記したように、台車1の自由度は3であり、アーム2の自由度は5である。
なお、移動体の自由度が6ならば、解析的に、ハンド2bを目標位置TG1に到達させるための移動体の姿勢が1つに決定される。また、移動体の自由度が5ならば、解析的に、ハンド2bを目標位置TG1に到達させるタスクを達成できないことが有り得る。
(移動体10の姿勢の算出方法)
次に、IK演算部37が、移動体10を目標位置に到達するための姿勢を算出する方法について説明する。
自由度7以上を有する移動体の姿勢を算出する方法として、評価関数を用いた方法がある。ここで、評価関数を以下のように定義する。
(評価関数Val)=(重みパラメータW)×(台車1に関する評価)+(1-(重みパラメータW))(アーム2に関する評価)
ここで、(台車1に関する評価)及び(アーム2に関する評価)は、種々の方法により定義される。これらは、例えば台車1について言えば台車1の移動量、アーム2について言えばアーム2の基準姿勢との関節角度レベルの変位の二乗誤差などである。
そして、IK演算部37は、決定した重みパラメータWを用いて評価関数Valを算出し、この評価関数を用いて、逆運動学計算及び軌道生成を行う。なお、Wは、0(零)以上1以下である。
重みパラメータWが増加すると、台車1の移動量がアーム2の動作量に対して相対的に増加する。重みパラメータWが低減すると、台車1の動作量がアーム2の動作量に対して相対的に減少する。重みパラメータWを決めると、台車1の移動量とアーム2の動作量との配分を決定することができる。
次に、図5及び図6を参照してWを求める方法について説明する。図5は、重みパラメータに対する最大駆動力を示すグラフである。図6は、重みパラメータに対する最大精度を示すグラフである。図5では、横軸を重みパラメータWとし縦軸を最大駆動力fとする、トレードオフ曲線のグラフが示されている。図6では、横軸を重みパラメータWとし縦軸を動作精度Pとする、トレードオフ曲線のグラフが示されている。重みパラメータWは、台車1の移動とアーム2の動作のどちらをどの程度優先して動作させるかを決定付けるパラメータである。重みパラメータWは、例えば0~1.0の間の値を取り得る。重みパラメータWが0の場合、台車1の移動はせずアーム2の動作のみでタスクを実行することを意味している。重みパラメータWが1.0の場合、アーム2の動作はせず台車1の移動のみでタスクを実行することを意味している。最大駆動力fは、ある重みパラメータWにおけるハンド2bの駆動力の最大値である。動作精度Pは、ある重みパラメータWにおけるハンド2bの動作精度である。図5及び図6に示すように、重みパラメータWを0に近づければ近づけるほど、最大駆動力fは小さくなるが動作精度Pは高くなる(良くなる)。逆に、重みパラメータWを1.0に近づければ近づけるほど、最大駆動力fは大きくなるが動作精度Pは低くなる(悪くなる)。つまり、最大駆動力fと動作精度Pはトレードオフの関係にある。なお、図5及び図6のトレードオフ曲線は、逆動力学に基づく計算により、又は、実験的に求められる。
そして、IK演算部37は、図5に示すトレードオフ曲線に基づいて、実行予定のタスクを実行するのに要求されるハンド2bの駆動力f10に対応する重みパラメータWの最小値を重みパラメータWfとして取得する。
同様に、IK演算部37は、図6に示すトレードオフ曲線に基づいて、実行予定のタスクを実行するのに要求されるハンド2bの動作精度P10に対応する重みパラメータWの最大値を重みパラメータWpとして取得する。ここで、Wf<Wpであったら、Wf以上でありWp以下の重みパラメータWを採用することで、実行予定のタスクを実行するのに要求されるハンド2bの駆動力とハンド2bの動作精度の両方を同時に満たすことができる。
(動作方法)
次に、移動体10及びサーバ4の具体的な動作方法について説明する。
先ず、作業員が、ジョブ又は複数のタスクと、そのジョブ又はその複数のタスクに対応する要求情報とを関連付けて、サーバ4のデータベース42に記憶する(ステップST101)。
続いて、タスク管理部35が、実行予定のジョブ又は複数のタスクに対応した要求情報をサーバ4のデータベース42から取得する。また、タスク管理部35は、移動体10が現タスクを実行して完了すると、次タスクと、次々タスクとについてのタスク情報を、関係判断部36に送る(ステップST102)。
続いて、関係判断部36は、現タスクと、次タスクと、次々タスクとを比較し、その関係性に基づいて、姿勢計算の重みを決定する(ステップST103)。
(動作例1)
具体的には、図7に示すように、次々タスクでの移動体10の終了地点PT3は、現タスクでの移動体10の開始地点PT1と次タスクでの移動体10の経由地PT2との間にある場合、台車1の移動量が少なくなるように、図9に示す姿勢計算の重みパラメータWfに決定する。
一方、図8に示すように、次タスクの経由地PT2は、現タスクの開始地点PT1と次々タスクの終了地点PT3の間にある場合、台車1の移動量が多くなるように、図9に示す姿勢計算の重みパラメータWpに決定する。
続いて、IK演算部37が、要求情報、及び、決定した姿勢計算の重みパラメータに基づいて、台車1の移動及びアーム2の動作を計画する(ステップST104)。動作計画記憶部38が、計画した台車1の移動及びアーム2の動作の動作計画情報を記憶する。
続いて、台車制御部31が、この動作計画情報に基づいて、車輪駆動モータ1cを制御することで台車1を移動させ、アーム制御部32は、この動作計画情報に基づいて、アーム駆動モータ2cを制御することでアーム2を動作させる(ステップST105)。
以上のステップST101~ST105によって、移動体10は台車1に移動させ、アーム2を動作させる。
このような移動体10のより具体的な動作例として、図10に示す移動体10の動作例が有る。図10に示す移動体10の動作例は、図12に示す移動体10の動作例と同様に、移動体10がドア9を開いて通ることをジョブとしている。
本動作例では、ステップST103において、図7に示すように、次々タスクでの移動体10の終了地点PT3は、現タスクでの移動体10の開始地点PT1と次タスクでの移動体10の経由地PT2との間にある。よって、ステップST103において、台車1の移動量が少なくなるように、図9に示す姿勢計算の重みパラメータWfに決定される。
図10に示すように、移動体10は、開始地点PT1に位置する。移動体10は、アーム2を用いてドア9を把持する(タスクT1)。移動体10は、ドア9の取っ手を把持したまま、後退しつつアーム2を動作させて経由地PT2に移動する(タスクT2)。移動体10の移動に伴って、ドア9が開く。移動体10は、ドア9の取っ手の把持を解除した後、ドア9の開口部の近傍の終了地点PT3に移動する(タスクT3)。
ここで、タスクT2において、アーム2を動作させる。これによって、タスクT2における移動体10の移動量は、図12に示すタスクT92における移動体910の移動量と比較して短い。また、タスクT3において、図12に示すタスクT93と異なり、移動体10がドア9を迂回することがない。タスクT1~T3における移動体10の移動量は、タスクT91~T93における移動体910の移動量と比較して小さい。また、タスクT1~T3における移動体10の動作時間は、タスクT91~T93における移動体10の動作時間と比較して短い。すなわち、ジョブを完遂させるまでにかかる時間も短縮する。
(動作例2)
他に、このような移動体10のより具体的な動作例として、図11に示す移動体10の動作例が有る。図11に示す移動体10の動作例は、移動体10が、テーブル19に載置された目標物OB1を把持して、そのまま別の地点に移動することをジョブとしている。
本動作例では、ステップST103において、図8に示すように、次タスクでの移動体10の経由地PT2は、現タスクでの移動体10の開始地点PT1と次々タスクでの移動体10の終了地点PT3との間にある。よって、ステップST103において、台車1の移動量が多くなるように、図10に示す姿勢計算の重みパラメータWpに決定された。
移動体10は、開始地点PT1に位置する(タスクT21)。移動体10は、開始地点PT1から経由地PT2に移動し、さらに、移動体10は、アーム2を用いて目標物OB1を把持する(タスクT22)。移動体10は、目標物OB1を把持したまま、終了地点PT3に移動する(タスクT23)。
ここで、タスクT22において、移動体10は、アーム2を伸ばしたり、縮めたりすることがない。
(比較例1)
ところで、図12に示す移動体910が、テーブル19に載置された目標物OB1を把持して、そのまま別の地点に移動することをジョブとしている場合がある。このような場合について説明する。図13に示す移動体910の動作例は、図11に示す移動体10の動作例と同様に、移動体910が、テーブル19に載置された目標物OB1を把持して、そのまま別の地点に移動することをジョブとしている。
図13に示すように、移動体910は、開始地点PT1に位置する(タスクT291)。移動体910は、開始地点PT1から経由地PT2に移動し、さらに、移動体910は、アーム2を伸ばして目標物OB1を把持し、把持したままアーム2を縮める(タスクT292)。移動体910は、目標物OB1を把持したまま、終了地点PT3に移動する(タスクT293)。
ここで、タスクT292において、移動体910は、アーム2を伸ばし、その後、縮める動作を行なっている。一方、図11に示すように、上記したタスクT22において、移動体10は、アーム2を伸ばしたり、縮めたりすることがない。タスクT21~T23における移動体10のアーム2の動作時間は、タスクT291~T293における移動体910のアーム2の動作時間と比較して短い。一方、タスクT21~T23における移動体10の移動量は、タスクT291~T293における移動体910の移動量とあまり変わらない。よって、タスクT1~T3における移動体10の動作時間は、タスクT291~T293における移動体10の動作時間と比較して短い。すなわち、ジョブを完遂させるまでにかかる時間も短縮する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態1では、制御装置3は移動体10の一構成であるが、制御装置3は移動体10と別体の装置としても利用してもよい。
10 移動体
10a 移動体本体
1 台車
1a 台車本体 1b 車輪
1c 車輪駆動モータ
2 アーム
2a アーム本体 2b ハンド
2c アーム駆動モータ
3 制御装置
31 台車制御部 32 アーム制御部
33 通信部 34 タスク情報記憶部
35 タスク管理部 36 関係判断部
37 IK演算部 38 動作計画記憶部
4 サーバ
41 通信部 42 データベース
D11、D21 移動量 D21、D22 動作量
f、f10 駆動力 P、P10 動作精度
PT1 開始地点 PT2 経由地
PT3 終了地点
TG1 目標位置 Val 評価関数
OB1 目標物
W 重みパラメータ
Wf 重みパラメータ Wp 重みパラメータ

Claims (1)

  1. 1タスクごとに、マニピュレータを備える移動体の移動量、及び当該マニピュレータの動作量の配分を決定し、当該移動体の移動及び当該マニピュレータの動作を含めた動作計画を行う演算部を備え、
    当該移動体が移動開始地点から経由地を経由して移動終了地点に移動する過程において、複数のタスクを遂行してジョブを完了させる動作計画装置であって、
    前記演算部は、前記経由地が、前記移動体が移動する面において前記移動開始地点と前記移動終了地点との間に位置する場合、前記移動体が前記移動開始地点から前記経由地へ移動する第1の複数のタスクにおいて、前記移動体の移動量が多くなるように、前記マニピュレータの動作量を減少させる第1の配分を決定し、第1の動作計画を行い、
    前記演算部は、前記移動終了地点が、前記移動体が移動する面において前記移動開始地点と前記経由地との間に位置する場合、前記移動体が前記移動開始地点から前記経由地へ移動する第2の複数のタスクにおいて、前記移動体の移動量が少なくなるように、前記マニピュレータの動作量を増大させる第2の配分を決定し、第2の動作計画を行う、
    動作計画装置。
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