JP7086884B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン本体内の各気筒に繋がるエキゾーストマニホールドの上側を被覆するエキマニカバーがエンジン本体に隣接して設けられた作業車に関する。
上記のように、エキゾーストマニホールドの上側を被覆するエキマニカバーをエンジン本体に隣接して設けた技術としては、下記[1]に記載のものが知られている。
[1]エキゾーストマニホールドの外周面の外側に、エキマニカバーとしての遮音カバーが設けられている。その遮音カバーは、内面側にグラスウールからなる耐熱性吸音材が貼り付けられ、かつ、耐熱性吸音材とエキゾーストマニホールドの外周面との間に空間部を設けて、遮音、及び遮熱の機能を有したエキマニカバーとして機能するように構成されている(特許文献1参照)。
実開昭59-102932号公報(第4頁第12行目~18行目、及び、図面)
上記[1]に記載の従来技術では、エキマニカバーとして上述の遮音カバーを用いることによって、エキゾーストマニホールドに対する遮音、及び遮熱の機能を得られる点では有用なものである。
しかしながら、この構造に示される技術を、作業車に適用しようとした場合には、次のような問題がある。
つまり、エキゾーストマニホールドの外周面と遮音カバー内周面の間に形成された空間部に雑草などが入り込んで発火の要因となったり、遮音カバーの外側に出っ張る取付用のブラケットなどに雑草等が引っ掛かって堆積したり、するなどの虞がある。
本発明は、エキゾーストマニホールドの外周面を覆うエキマニカバーとは別に、可撓性のある断熱材料によって構成された板状の遮熱カバーを用いて、エンジン本体の上面とエキマニカバーの上面とに沿う形状に屈曲させている。これによって、エキゾーストマニホールドに対する雑草等の堆積を抑制し易く、かつ効果的な遮熱機能を得られるようにしようとするものである。
本発明における作業車の特徴は、エンジン本体内の各気筒に繋がるエキゾーストマニホールドが、前記エンジン本体の側部から突出して設けられ、前記エキゾーストマニホールドの上側を被覆するエキマニカバーが前記エンジン本体に隣接して設けられた作業車であって、前記エンジン本体の上部と前記エキマニカバーとにわたる位置に、可撓性のある断熱材料によって構成された板状の遮熱カバーが備えられ、前記遮熱カバーが、前記エンジン本体の上面と前記エキマニカバーの上面とに沿う形状に屈曲され、かつ、前記遮熱カバーのうち、前記エキマニカバーに対向する部位が前記エキマニカバーに止着され、前記エンジン本体に対向する部位が前記エンジン本体に当接した状態で設けられている点である。
本発明によれば、エンジン本体の上部とエキマニカバーとにわたる位置に、板状の遮熱カバーが備えられているので、エンジン本体の上部とエキマニカバーとの隙間に、上側から雑草などが入り込んで堆積する虞が少ない。
そして、遮熱カバーが可撓性のある断熱材料によって構成され、エンジン本体の上面とエキマニカバーの上面とに沿う形状に屈曲されているので、遮熱カバーとエンジン本体の上面及びエキマニカバーの上面との間には、水平方向からも雑草などが入り込む隙間が生じることを抑制できる。したがって、遮熱カバーとエンジン本体の上面及びエキマニカバーの上面との間に雑草等が入り込んで、高温のエンジン本体やエキマニカバーと接触することを避け易い。
また、遮熱カバーは、エキマニカバーに止着され、エンジン本体に対向する部位はエンジン本体に当接しているだけで、エンジン本体には連結されていない。つまり、可撓性のある遮熱カバーを、エンジン本体の上面とエキマニカバーの上面とに沿う形状に屈曲させることで、遮熱カバーのエンジン本体に対向する部位をエンジン本体側へ当て付けた状態に取り付けている。これにより、エンジン本体の上部とエキマニカバーとの隙間を覆うための遮熱カバーを、エンジン本体側への取付構造を用いずに固定することができ、エンジン本体側からの熱影響の少ない状態で、取付構造の簡素化やメンテナンスの簡素化を図ることができる。
上記構成において、前記エキゾーストマニホールドが、エンジン本体内の各気筒に繋がる複数の通路に接続された円筒状の集合管部分を備え、前記集合管部分は、筒軸線方向を水平方向に沿わせた横向き姿勢で、前記エンジン本体の上部に隣接した箇所に配設され、前記エキマニカバーが、前記集合管部分の外周を覆う形状に形成されていると好適である。
本構成によれば、エキゾーストマニホールドに備えた円筒状の集合管部分が、エンジン本体の上部に隣接した箇所で、筒軸線方向を水平方向に沿わせた横向き姿勢に配設されている。その結果、エキゾーストマニホールドが全体的にエンジン上部近くの高い箇所に位置する。これにより、比較的空間的に余裕のあるエンジン上部近くの空きスペースを利用して、エキゾーストマニホールドに連なる排気管を無理なく配置し易い。
上記構成において、前記エンジン本体の上面と前記エキマニカバーの上面は、互いに近接する側ほど低くなる傾斜面を備えていて、前記遮熱カバーが、前記エンジン本体の上面と前記エキマニカバーの上面に沿ってV字状に屈曲され、前記エキマニカバーの上面の傾斜面に対して、前記遮熱カバーがリベットを介して止着されていると好適である。
本構成によれば、遮熱カバーが、エンジン本体の上面とエキマニカバーの上面に沿ってV字状に屈曲されている。このため、遮熱カバーのうち、エンジン本体の上面に当接する部位は、遮熱カバーの自重と、V字状に屈曲された遮熱カバー自体のエンジン本体側への押し付け作用の発生と、によって、エンジン本体の上面側へ押し付けられた状態で安定良く取り付けられる。
また、遮熱カバーのうち、エキマニカバーに取り付けられる部位では、エキマニカバーの上面の傾斜面に止着されている。つまり、傾斜面で止着されることにより、走行振動やエンジンの振動に伴って堆積物が滑落し易い。そして、傾斜面からの突出量が少なくて済み、引っ掛かりにくいリベットを用いて止着しているので、止着用のリベットに雑草等が引っ掛かって、堆積物の量が増えることを避けやすい。
上記構成において、前記エキマニカバーが前記エキゾーストマニホールドに連結ボルトを介して連結され、前記連結ボルトの頭部が存在する箇所に対応する貫通孔が、前記遮熱カバーに形成され、前記エキマニカバーの上面から突出する前記連結ボルトの頭部周辺が前記貫通孔によって囲まれていると好適である。
本構成によれば、エキマニカバーをエキゾーストマニホールドに連結固定するための連結ボルトの頭部周辺が、遮熱カバーに形成された貫通孔によって囲まれた状態となる。これによって、遮熱カバーの上面からの、連結ボルト頭部の突出量を低減できる。したがって、連結ボルト頭部の突出量が大きい場合に比べて、この連結ボルト頭部の存在箇所で、雑草等が引っ掛かるなどして、堆積物の量が増えることを避けやすい。
ユーティリティービークルを示す左側面図である。 原動部を示す平面図である。 原動部を示す後面図である。 エンジン本体とエキマニカバーにわたる遮熱カバーを示す右側面図である。 エキマニカバーと遮熱カバーを示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を図面の記載に基づいて説明する。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用したユーティリティービークルにおいて、走行機体の作業走行時における前進側の進行方向(図1,2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。また、図5に示す矢印Uが「上」を、同図に示す矢印Dが「下」を示している。
〔全体構成〕
図1乃至図3に示すように、左右一対の操向自在なタイヤ車輪で構成された前輪11と、左右一対のタイヤ車輪で構成された後輪12とを、車体フレーム1の前後に振り分けて配置してある。その前輪11と後輪12の間に、前輪11と後輪12を駆動する原動部4と、運転座席5および操縦操作部6を備えた運転部7と、を設けてある。そして、前記車体フレーム1の後部には、荷台8を車体後部に位置する横向きの水平方向軸芯xまわりで上下揺動自在に装備してある。これらの車体フレーム1、前輪11と後輪12、原動部4、運転部7、荷台8、を備えたユティリティビークルによって作業車を構成している。
車体フレーム1は、図2に示す如く、左右一対の角鋼管材を主材として前後に長く延設されたメインフレーム10、それらの左右のメインフレーム10,10同士にわたって設けられた座席支持枠50、及び平板状の運転部フロア70などによって構成されている。
〔運転部の構成〕
運転部7においては、左右のメインフレーム10上に運転部フロア70が設けられ、その前方側にステアリングホイール60を備えた操縦操作部6が配設され、後方側に運転座席5が配設されている。
運転座席5は、左右のメインフレーム10上に立設された座席支持枠50の前向き面及び上向き面にわたる遮蔽壁51を備えている。そして、遮蔽壁51の上向き面部分の上側に着座シート52が設置され、座席支持枠50の後方側における立ち上がり部分に背当てシート53が固定されている。
図1,図2に示すように、運転座席5の座席支持枠50の下側空間のうち右横側部近く位置には、ラジエータ42が座席支持枠50の下側空間に潜り込む状態で配置され、座席支持枠50の下側空間のうち左横側部近く位置には、燃料タンク54が配置されている。そして、ラジエータ42の背面側(機体内方側)に配置したラジエータファン43の吸引作用に伴って、座席支持枠50の下方側から、および後方側から外気が導入できるように構成されている。
〔原動部の構成〕
原動部4は、運転座席5の後方下部に配設されていて、水冷式エンジン40と、トランスミッションケース41とを左右に振り分け配置してある。したがって、これらを前後に並べる場合に比べて原動部4の前後長が短縮される。トランスミッションケース41からの出力は、左右の後輪12、および前輪11に伝達されるように構成されている。
原動部4では、水冷式エンジン40がクランク軸軸心を機体左右方向に沿わせた横置き姿勢で左側に位置し、トランスミッションケース41が右側に位置する状態で、左右に並置されている。そして、これらの水冷式エンジン40およびトランスミッションケース41は、平面視で燃料タンク54およびラジエータ42の左右間隔幅内で、その機体後方側に配設されている。
すなわち、図2に示すように、エンジン40およびトランスミッションケース41は、燃料タンク54およびラジエータ42に対して、前後方向でも左右方向でも平面視で位置ずれした状態に配置されていて、原動部4全体の前後方向寸法を短くするように工夫されている。
図2及び図4に示すように、エンジン40は、エンジン本体40Aの上部前側における各気筒(図示せず)に相当する部位の横側部に隣接して、エキゾーストマニホールド44が備えられている。
このエキゾーストマニホールド44は、エンジン本体40A内の各気筒に繋がる複数の排気路45a(通路に相当する)を備えた一つの円筒状の集合管部分45を備えている。円筒状の集合管部分45は、筒軸線方向を水平方向に沿わせた横向き姿勢で配置され、エンジン本体40Aの上部に隣接した箇所で、エンジン本体40Aの側部から突出した状態に設けられている。
集合管部分45には、マフラー3へ向けて排気を導出するための排気用導管46が連設されている。この排気用導管46がトランスミッションケース41の上部と荷台8の間を通って機体後方へ延設され、マフラー3に接続されている。
マフラー3は、トランスミッションケース41よりも後方側の機体後端部に位置して、車体フレーム1上の低い位置に設けられている。
〔エキマニカバー〕
図4及び図5に示すように、エキゾーストマニホールド44の集合管部分45は、板金製のエキマニカバー47で外周部を覆われている。
つまり、エキマニカバー47は、円筒状の集合管部分45の外周を覆う形状に形成されている。このエキマニカバー47が、集合管部分45の外周部で上方へ向けて突出した上方取付部45bと、エンジン本体40Aから離れる側へ突出する側方取付部45cと、に連結ボルト45dを介して集合管部分45に連結固定されている。
エキマニカバー47の上面には、エンジン本体40Aに近づく側ほど低くなる後下がり傾斜面47aが備えられている。エンジン本体40Aの上面には、エキゾーストマニホールド44に近づく側ほど低くなる前下がり傾斜面40Aaが形成されている。したがって、エキマニカバー47の後下がり傾斜面47aと、エンジン本体40Aの前下がり傾斜面40Aaとで、図4に示すようにV字状の凹入空間部s1が形成された状態となる。
〔遮熱カバー〕
エンジン本体40Aの上部とエキマニカバー47とにわたる位置に、可撓性のある断熱材料によって構成された板状の遮熱カバー2が備えられている。この遮熱カバー2は、例えば、グラスウールをアルミシートで被覆するなどして構成したものである。
このように構成された遮熱カバー2が、図4及び図5に示されるように、エンジン本体40Aの上面とエキマニカバー47の上面とに沿う形状に屈曲した状態で配設されている。
つまり、遮熱カバー2が、エキマニカバー47の上面に形成されている後下がり傾斜面47aと、エンジン本体40Aの前下がり傾斜面40Aaと、の双方の傾斜面47a,40Aaに沿うように、V字状に屈曲された状態で設けられている。
この遮熱カバー2は、エキマニカバー47に対向する部位がエキマニカバー47に止着され、エンジン本体40Aに対向する部位がエンジン本体40Aに当接した状態で設けられている。
エキマニカバー47に対する遮熱カバー2の取付位置は、集合管部分45とエキマニカバー47との連結箇所である、上方取付部45bや側方取付部45cが存在する箇所とは別の位置である。つまり、エキマニカバー47の上面に形成された後下がり傾斜面47a、及びその後下がり傾斜面47aとは反対側の前方側に位置する傾斜面47bにおいて、リベット48を介して止着されている
リベット48は、後下がり傾斜面47a及び前方側に位置する傾斜面47bの傾斜途中に設けられるものであるが、その頭部はカシメられるので、必然的に丸められ、雑草等の引っ掛かり難い形状となる。これとともに、リベット48を用いれば、遮熱カバー2の上面側へ頭部が突出する量も、ボルトを用いた場合に比べて少なくて済む。この点でも、傾斜面47a,47bを滑落する途中の雑草などが引っ掛かって停滞する虞は少ない。
図4及び図5に示すように、遮熱カバー2のうち、エキマニカバー47の上面側において、上方取付部45bにエキマニカバー47がボルト連結された箇所に対向する部位では、連結ボルト45dの頭部を挿通可能な貫通孔2aが形成されている。
したがって、遮熱カバー2をエキマニカバー47に取り付けた状態では、連結ボルト45dの頭部周辺が貫通孔2aによって囲まれた状態となる。これによって、連結ボルト45dの頭部が遮熱カバー2の上面から突出する量を少なくし、連結ボルト45dの頭部に雑草等が引っ掛かる虞を低減することができる。
そして、遮熱カバー2のうち、エンジン本体40Aに対向する部位では、エンジン本体40Aに対して連結固定されるのではなく、エンジン本体40Aの上部に当接した状態で設けられている。
このとき、遮熱カバー2は、エキマニカバー47の後下がり傾斜面47aと、エンジン本体40Aの前下がり傾斜面40Aaと、の双方の傾斜面47a,40Aaに沿うように、V字状に屈曲され、その状態で、エキマニカバー47に片持ち状態で固定されている。
したがって、遮熱カバー2のうち、エンジン本体40Aの上部に当接した部位では、遮熱カバー2自体の重さと、曲げ方向の外力を受けてV字状に屈曲される際に生じる抗力と、が生じる。この遮熱カバー2自体の重さと曲げに対する抗力とで、エンジン本体40Aの上部に当接する遮熱カバー2の部位が、エンジン本体40Aの前下がり傾斜面40Aaに押し付けられた状態となる。
そして、押し付けられた部位の遮熱カバー2は、エンジン本体40Aの前下がり傾斜面40Aaから離れる方向への遮熱カバー2の動きが抑制され、遮熱カバー2とエンジン本体40Aの前下がり傾斜面40Aaとの当接箇所から、雑草等が入り込む可能性を低減し得る。
また、エンジン本体40Aの上部に連結されていないことで、エキマニカバー47側の振動がエンジン本体40Aの上部に伝達されることも回避できる。
図2及び図3に示すように、エキマニカバー47には、排気用導管46の上側を覆う導管カバー49の一端側が連結されている。導管カバー49の他端側は、マフラー3の周辺を覆うマフラーカバー30に連結されている。
〔マフラーカバー〕
図2乃至図4に示すように、マフラー3のうち、円筒状に形成された消音室を有する本体部3Aが軸線方向を左右方向に沿わせた横倒れ姿勢で配設され、その本体部3Aの一端側から横外方へ向けて排気管3Bが突出している。
マフラーカバー30は、マフラー3の上部及び後部を覆う外周カバー部31と、本体部3Aのうちの、排気管3Bが突出する側とは反対側の端部に対向する横カバー部32と、を備え、排気管3Bが突出する側は開放されている。
外周カバー部31の下端部が取付ブラケット33を介して車体フレーム1に連結固定されている。
このマフラーカバー30は、図2に示すように、本体部3Aの左右方向長さL1よりも長い左右方向長さL2を有している。排気管3Bは、本体部3Aの端部よりも一端側へ突出長さL3だけ突出している。
マフラーカバー30は、左右方向で本体部3Aの全体と、排気管3Bの突出長さL3の一部を覆うように長さ設定されている。排気管3Bの突出長さL3のうち、マフラーカバー30により覆われる部分の長さL4は、突出長さL3の半分以上であるのが望ましい。
このように、マフラーカバー30で排気管3Bの突出長さL3の一部を覆うようにしているのは、走行機体を後進させたとき、後端部に位置するマフラー3が、藁束の山に突入した場合にも、藁がマフラー3の本体部3Aや排気管3B部分に直接的に接触することを避けやすくするためである。
〔他の実施形態の1〕
上記の実施形態では、エンジン40をクランク軸軸心方向が機体左右方向となる横置きで配置したが、クランク軸軸心方向が機体前後方向となる縦置きで配置しても良い。
〔他の実施形態の2〕
上記の実施形態では、エキゾーストマニホールド44として、エンジン本体40A内の各気筒に繋がる複数の排気路45aに接続された円筒状の集合管部分45を備えたものを例示したが、必ずしもこの構造に限定されるものではなく、例えば、複数の排気路45aを備えただけの構造で、エキマニカバー47が、それらの複数の排気路45a群を覆うように構成されたものであってもよい。
本発明は、ユーティリティービークルに限られるものではなく、芝刈り機や運搬車、あるいは農作業機などの、各種の作業車に適用可能である。
1 車体フレーム
2 遮熱カバー
2a 貫通孔
40 エンジン
40A エンジン本体
44 エキゾーストマニホールド
45 集合管部分
45a 通路
45d 連結ボルト
47 エキマニカバー
47a 傾斜面
48 リベット

Claims (4)

  1. エンジン本体内の各気筒に繋がるエキゾーストマニホールドが、前記エンジン本体の側部から突出して設けられ、
    前記エキゾーストマニホールドの上側を被覆するエキマニカバーが前記エンジン本体に隣接して設けられた作業車であって、
    前記エンジン本体の上部と前記エキマニカバーとにわたる位置に、可撓性のある断熱材料によって構成された板状の遮熱カバーが備えられ、
    前記遮熱カバーが、前記エンジン本体の上面と前記エキマニカバーの上面とに沿う形状に屈曲され、かつ、前記遮熱カバーのうち、前記エキマニカバーに対向する部位が前記エキマニカバーに止着され、前記エンジン本体に対向する部位が前記エンジン本体に当接した状態で設けられている作業車。
  2. 前記エキゾーストマニホールドが、エンジン本体内の各気筒に繋がる複数の通路に接続された円筒状の集合管部分を備え、
    前記集合管部分は、筒軸線方向を水平方向に沿わせた横向き姿勢で、前記エンジン本体の上部に隣接した箇所に配設され、
    前記エキマニカバーが、前記集合管部分の外周を覆う形状に形成されている請求項1記載の作業車。
  3. 前記エンジン本体の上面と前記エキマニカバーの上面は、互いに近接する側ほど低くなる傾斜面を備えていて、前記遮熱カバーが、前記エンジン本体の上面と前記エキマニカバーの上面に沿ってV字状に屈曲され、
    前記エキマニカバーの上面の傾斜面に対して、前記遮熱カバーがリベットを介して止着されている請求項1又は2記載の作業車。
  4. 前記エキマニカバーが前記エキゾーストマニホールドに連結ボルトを介して連結され、
    前記連結ボルトの頭部が存在する箇所に対応する貫通孔が、前記遮熱カバーに形成され、
    前記エキマニカバーの上面から突出する前記連結ボルトの頭部周辺が前記貫通孔によって囲まれている請求項1~3のいずれか一項記載の作業車。
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