JP7086425B1 - 色見の明るさと加工特性を向上させた18kの純度を有するライム系カラー金合金及びその製造方法 - Google Patents

色見の明るさと加工特性を向上させた18kの純度を有するライム系カラー金合金及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】色見の明るさと加工特性を向上させた18Kの純度(Auを少なくとも75重量%含有)を有するライム系カラー金合金及びその製造方法を提供する。【解決手段】(1)Auに対し、Ag,及びCuを配合して鋳造する金合金の製造方法において、更にPt,Zn,Ga,In,Snを下記(a)~(e)の割合で配合して、色調(明度)及び加工特性を向上させることを特徴とする18金(K18)の純度を有するライム系カラー金合金の製造方法。(a)0.30重量%≧Pt≧1.20重量%(b)0.10重量%≧Zn≧0.50重量%(c)0.05重量%≧Ga≧0.25重量%(d)0.05重量%≧In≧0.25重量%(e)0.05重量%≧Sn≧0.15重量%(2)前記(1)において、更にAlとCaをそれぞれ0.005~0.15重量%の割合で配合する18金(K18)の純度を有するライム系カラー金合金の製造方法。【選択図】図3

Description

本発明は、色見の明るさと加工特性を向上させた18Kの純度(Auを少なくとも75重量%含有)を有するライム系カラー金合金及びその製造方法に関するものである。
更に詳しくは、18金(合金)の色味の明るさと硬さを向上させて、より装飾性と実用性を高めた(兼備した)宝飾品(リング、ピアス、ネックレス、ブローチ、又はペンダント等)の提供を可能にするライム系カラー金合金とその製造方法に関するものである。
金(Au)は、空気中で酸化されず、長期間にわたって光沢を失わない金属であるが、単独では硬度および強度が低いために、通常は、他の金属との合金として使用する方が、耐久性、加工性等に優れている。
金合金は、高価で比重が大きく軟質なプラチナ(白金)に替わり、価格および比重に関して白金と銀との中間的位置を占める素材であり、さらに、金(Au)以外の元素を少量(微量)添加すると、種々の色彩を帯びたカラー金合金が得られるので、宝飾品材料として適しているものである。
そして、宝飾品用のカラー金合金としては、金の含有率が約75%のK18(18金)のピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド、グリーンゴールド、ブラックゴールド、レッドゴールド、パープルゴールド等が知られている。
従来、カラー金合金の製造においては、金(Au)以外の元素(割り金)として、白金(Pt)、銀(Ag)、銅(Cu)等の元素が使用されている。
しかし、これらの元素の組み合わせでは、色味の明るさが不足し、かつ十分な硬度が得られず、加工性や耐久性が不足している欠点があった。
特開1988-169345 特開1988-169346 特開1991-130332 特開1991-130333 特開1991-130334 特開1991-130335 特開1991-130336 特開1993-195114 特開1996-325656 特開1997-078160 特開1997-137240 特開1998- 60558 特開1999-323462 特開2001-207226 特開2001-335860 特開2006-291304 特開2006-346377 特開2007-107040 特開2008-214718 特開2017-122249 特開2018-066038
ところで昨今では、前記カラー金合金については、明るさを増した、特にパステルカラー発色のライムイエロー色が好まれるようになった(パステルカラーとは、パステルに使われるような中間色,すなわち原色(赤・青・黄・緑等)のような明確な色合いではなく、桜色や藤色のように白色が混ざったような淡い色彩を言う)。
そこで発明者は、色見の明るさと加工特性を向上させた18Kの純度を有するライム系カラー金合金について、下記の(a)~(d)に着目して鋭意研究し、本発明を完成した。
(a)磨き工程での熱ダレ(合金表面の研磨時に生ずる熱による変形)防止可能な合金配合とすること
(b)経年変化に対応可能な合金であること
(c)一般的な従来品の配合である、K18(Au75%:Ag20%:銅5%)と比較して強度があること
(d)色出し(銅合金を薬液の中で煮込んで、表面に酸化皮膜を形成させ発色させること)処理を行わなくても、要望される色を有していること
本発明は以下の請求項1~請求項12により構成されている。
<請求項1>
Auに対し、Ag,及びCuを配合して鋳造する金合金の製造方法において、更にPt,Zn,In,Ga,Snを下記(a)~(e)の割合で配合して、色調(明度)及び加工特性を向上させることを特徴とする18金(K18)の純度を有するライム系カラー金合金の製造方法。
(a)0.30重量%≧Pt≧1.20重量%
(b)0.10重量%≧Zn≧0.50重量%
(c)0.05重量%≧In≧0.25重量%
(d)0.05重量%≧Ga≧0.25重量%
(e)0.05重量%≧Sn≧0.15重量%
<請求項2>
請求項1において、更にAlとCaをそれぞれ0.005~0.15重量%の割合で配合することを特徴とする18金(K18)の純度を有するライム系カラー金合金の製造方法。
<請求項3>
下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
Au:76.0
Ag:21.08
Cu:1.5
Pt:0.5
Zn:0.4
In:0.2
Ga:0.2
Sn:0.1
Al:0.01
Ca:0.01
<請求項4>
下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
Au:76.0
Ag:21.13
Cu:1.2
Pt:1.0
Zn:0.2
In:0.2
Ga:0.2
Sn:0.05
Al:0.01
Ca:0.01
<請求項5>
下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
Au:76.0
Ag:21.05
Cu:2.0
Pt:0.5
Zn:0.15
In:0.1
Ga:0.1
Sn:0.1
<請求項6>
下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
Au:76.0
Ag:22.05
Cu:1.0
Pt:0.5
Zn:0.15
In:0.1
Ga:0.1
Sn:0.1
<請求項7>
請求項1に記載するライム系カラー金合金の製造方法において、Auの一部とPtの全部を溶融してAu-Pt合金となし、次にPt以外の微量元素であるAg,Cu,Zn,In,Ga,Snを前記Auの残部内に密封した後、前記Au-Pt合金と合体して溶融し合金とするライム系カラー金合金の製造方法。
<請求項8>
請求項2に記載するライム系カラー金合金の製造方法において、Auの一部とPtの全部を溶融してAu-Pt合金となし、次にPt以外の微量元素であるAg,Cu,Zn,In,Ga,Sn,Al,Caを前記Auの残部内に密封した後、前記Au-Pt合金と合体して溶融し合金とするライム系カラー金合金の製造方法。
<請求項9>
請求項7又は請求項8のいずれかに記載する微量元素をAuの残部内に密封する方法として、前記Auの残部をパイプ形状に加工した後、その内部に微量元素を詰め、その後パイプの両端及びパイプ全体を潰して行うライム系カラー金合金の製造方法。
<請求項10>
請求項1,請求項2,請求項7,請求項8,請求項9のいずれかに記載するライム系カラー金合金の製造方法において、溶融し合金とする工程を真空下で行うライム系カラー金合金の製造方法。
<請求項11>
請求項3,請求項4,請求項5,請求項6のいずれかに記載するライム系カラー金合金を使用した宝飾品。
<請求項12>
請求項3,請求項4,請求項5,請求項6のいずれかに記載するライム系カラー金合金を使用したリング、ピアス、ネックレス、ブローチ、又はペンダント。
本願発明を以上のように構成する理由は、次のとおりである。
(イ)発明者は、長年にわたる研究と経験により、金合金(特に18K)に使用される元素の配合と性状(色見の明るさと加工特性の向上)に関し、表1に記載する知識を有している。
本願発明は以上の知識を基になされたものである。
Figure 0007086425000002
(ロ)請求項1及び請求項2は、AuとAu以外のAg,Cuについては、段落[0004]に挙げた特許文献1~21に、従来から18Kを構成する元素として汎用されているので、これらの元素に更に、「Pt,Zn,In,Ga,Sn」、又は「Pt,Zn,In,Ga,Sn及びAl,Ca」を微量配合することにより、目的を達成することができる記載としたものである。
(ハ)請求項3~請求項6は、請求項1及び請求項2の配合の中でも、色見の明るさと加工特性において最良の結果を示すものである。
(ニ)請求項7~請求項10において、PtとAuの一部だけを熔解して合金とした後、次に残りの元素と合わせて熔解して目的とする18K合金とする理由は、プラチナの融点(1768℃)と他の金属(高い順にCu:1084℃,Au:1063℃等)の融点との差が非常に大きいので、予め金の中にプラチナを溶かし込んでAu-Pt合金としておく方が、全体としての溶融温度を下げることが可能となり、均一な合金を得られ易いからである。
(ホ)請求項7~請求項9において、Pt以外の微量元素であるAg,Cu,Zn,In,Ga,Sn,Al,Caを前記Auの残部内に密封した後、前記Au-Pt合金と合体して溶融し合金とする理由は、これらの元素は融点が低く、微量であるので合金となる前に消失してしまう恐れがあるからである。
(へ)請求項7~請求項10の溶融し合金とする工程を真空下で行う理由は、酸化防止のためである。
合金製造における元素配合を変えるだけで、下記の特性を有するK18ライム系カラー金合金を製造することができるという効果を有する。
(a)ライム系カラー金合金の色見の明るさを向上させることができる。
(b)強度の発現をCuのみに頼っていた(比較例2)、従来のK18のCu含有量を減らすことができるので、色だし処理が不要となり、かつ磨き工程での熱ダレを防止することができる。
(c)K18の色彩について、耐候性を格段に増すことができる。
(d)イヤリング、ネックレス、ペンダント等の宝飾品の見栄えを一段と向上させることができる。
下記の表2の元素の配合で18金の純度を有する金合金を鋳造した。
Figure 0007086425000003
●合金の作成(図3)
(イ)実施例(1)~実施例(4)においては、主成分Auの1/2(38g)とPtを熔解して合金とした。
熔解条件:溶解炉を1400℃に設定して、内部を96Hpまで真空とし、高周波を入れ熔解、そのまま凝固(1次熔解物)させた。
(ロ)残りのAu38gを、パイプ状(厚み0.5mm×内径φ7mm長さ10mm,図1)に成型して、内部にAg,Cu,Zn,In,Ga,Sn(実施例(3)及び実施例(4))又はAg,Cu,Zn,In,Ga,Sn,Al,Ca(実施例(1)及び実施例(2))を入れ、パイプの両端をハンマーで叩き封鎖し、更に全体を叩き密封状態(密封物)とした(図2)。
(ハ)前記1次熔解物と密封物を熔解ルツボにセットして、内部を96Hpまで真空とし、高周波を入れ、1300℃まで加熱した。
(ニ)合金金属が、落ち着き安定したら(約30秒間)真空状態で高周波を切った。
(ホ)再度高周波を入れ、1200℃まで真空状態を維持して加熱し、1200℃で30秒間保持して、真空状態を保ったまま高周波を切った。
(ヘ)再々度前記(ホ)と同様の条件で1100℃まで加熱し、30秒間保持し、真空状態を保ったまま、高周波を切った。
以上のように複数回加熱を繰り返して溶融するのは、より緻密で安定性の良い金合金を得るためである。
(ト)合金温度を800℃(凝固状態)以下に下げて、真空を解除し、溶解ルツボから金属を取り出し、水冷して希硫酸で酸化膜を除去して合金工程を完了した(図3)。
(チ)その後蛍光X線分析装置(装置名:Fisher GMBH XAN215)で分析し、想定通りの配合の状態を確認した。
比較例1及び比較例2の合金は、Ptを使用していないので、前記(ロ)~(チ)の工程により作製した。
●表1に示した合金(比較例1及び2,実施例1~4)の色差計(分光測色計 コニカミノルタCM5 V570)による測定
合金を円盤形状(直径20mm,厚さ2mm,1000番のサンドペーパーで研磨)に加工して測定した。
結果を表3に示す。
Figure 0007086425000004
表3の測定結果(数値)は、実施例(1)~(4)が比較例(2)に対し、次の不等式を満たし、ライム系カラー金合金の色味と明るさが改善されていることを示している(図4参照)。
(a) L:実施例>比較例(2)
(b) a:実施例<比較例(2)
(c) b:実施例<比較例(2)
(d)ΔE:実施例<比較例(2)
●ビッカーズ硬度の測定
表1に示した合金(比較例1及び2,実施例1~4の段落[0015]の円盤)について、ビッカーズ硬度を測定した。
●熱ダレの確認試験
前記円盤をグラインダーで、5分間研磨して、変形の有無を肉眼(ルーペ)で調べた。
更に、金属表面にバフ研磨を行い、熱ダレの有無と変形状況を、20倍顕微鏡で細部を確認した。
ビッカーズ硬度の測定結果と、熱ダレの確認試験の結果を表4に示す。
Figure 0007086425000005
●塩水噴霧溶液による耐食(変色)確認試験(NSS:neutral salt spray test)
前記円盤形状の合金に対し、市販の塩水噴霧試験装置を使用し、JIS Z 2371または
JIS H 8502に準じ、下記の条件で試験した。
*噴霧した塩化ナトリウム溶液濃度:5重量%
*溶液のpH:7.0
*試験槽の温度:25℃
*試験期間(保持日数):2週間
試験後の色差計による測定結果を表5に示す。
Figure 0007086425000006
表5の結果は、実施例1~4の合金が、塩水に対し比較例よりも耐候性を有することを示している。
●硫黄溶液による変色試験
前記円盤形状の合金を、下記の硫黄溶液中に沈めて試験した。
*硫黄溶液:純水1000mlに5mlの硫黄泉(1kg中に2mg以上の総硫黄(硫化水素イオン・チオ硫酸イオン・遊離硫化水素含有)を添加(この試験は、貴金属の主な変色原因は、硫黄の影響が大きいと認知されている為採用されているもの)
*硫黄溶液の温度:25℃
*試験期間(保持日数):2週間
硫黄溶液による変色試験の結果を表6に示す。
Figure 0007086425000007
表6の結果は、実施例1~4の合金が、硫黄溶液に対し比較例よりも耐候性を有することを示している。
実施例1、3、4及び比較例1の金合金を使用して、定法(ロストワックス法)により、ペンダントを作製し、[0021]の塩水噴霧試験、及び[0024]の硫黄溶液による変色試験を実施した。
変色試験実施後の色彩を図5に示す。
目新しく、見栄えの良い宝飾品を提供できるので産業上の利用可能性を期待できる。
純金(K24)の管を示す図である。 割金を金管に封入した押圧物を示す図である。 合金を鋳造する工程を示す図である。 [表3]に示した比較例1、2、及び実施例1~4の金合金の色彩を示す図である。 [0027]の試験後のペンダントの色彩を示す図である。

Claims (12)

  1. Auに対し、Ag,及びCuを配合して鋳造する金合金の製造方法において、更にPt,Zn,In,Ga,Snを下記(a)~(e)の割合で配合して、色調(明度)及び加工特性を向上させることを特徴とする18金(K18)の純度を有するライム系カラー金合金の製造方法。
    (a)0.30重量%≧Pt≧1.20重量%
    (b)0.10重量%≧Zn≧0.50重量%
    (c)0.05重量%≧In≧0.25重量%
    (d)0.05重量%≧Ga≧0.25重量%
    (e)0.05重量%≧Sn≧0.15重量%
  2. 請求項1において、更にAlとCaをそれぞれ0.005~0.15重量%の割合で配合することを特徴とする18金(K18)の純度を有するライム系カラー金合金の製造方法。
  3. 下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
    Au:76.0
    Ag:21.08
    Cu:1.5
    Pt:0.5
    Zn:0.4
    In:0.2
    Ga:0.2
    Sn:0.1
    Al:0.01
    Ca:0.01
  4. 下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
    Au:76.0
    Ag:21.13
    Cu:1.2
    Pt:1.0
    Zn:0.2
    In:0.2
    Ga:0.2
    Sn:0.05
    Al:0.01
    Ca:0.01
  5. 下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
    Au:76.0
    Ag:21.05
    Cu:2.0
    Pt:0.5
    Zn:0.15
    In:0.1
    Ga:0.1
    Sn:0.1
  6. 下記の組成(重量%)を有するライム系カラー金合金。
    Au:76.0
    Ag:22.05
    Cu:1.0
    Pt:0.5
    Zn:0.15
    In:0.1
    Ga:0.1
    Sn:0.1
  7. 請求項1に記載するライム系カラー金合金の製造方法において、Auの一部とPtの全部を溶融してAu-Pt合金となし、次にPt以外の微量元素であるAg,Cu,Zn,In,Ga,Snを前記Auの残部内に密封した後、前記Au-Pt合金と合体して溶融し合金とするライム系カラー金合金の製造方法。
  8. 請求項2に記載するライム系カラー金合金の製造方法において、Auの一部とPtの全部を溶融してAu-Pt合金となし、次にPt以外の微量元素であるAg,Cu,Zn,In,Ga,Sn,Al,Caを前記Auの残部内に密封した後、前記Au-Pt合金と合体して溶融し合金とするライム系カラー金合金の製造方法。
  9. 請求項7又は請求項8のいずれかに記載する微量元素をAuの残部内に密封する方法として、前記Auの残部をパイプ形状に加工した後、その内部に微量元素を詰め、その後パイプの両端及びパイプ全体を潰して行うライム系カラー金合金の製造方法。
  10. 請求項1,請求項2,請求項7,請求項8,請求項9のいずれかに記載するライム系カラー金合金の製造方法において、溶融し合金とする工程を真空下で行うライム系カラー金合金の製造方法。
  11. 請求項3,請求項4,請求項5,請求項6のいずれかに記載するライム系カラー金合金を使用した宝飾品。
  12. 請求項3,請求項4,請求項5,請求項6のいずれかに記載するライム系カラー金合金を使用したリング、ピアス、ネックレス、ブローチ、又はペンダント。
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