JP7086145B2 - 自動剥離装置 - Google Patents

自動剥離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7086145B2
JP7086145B2 JP2020126565A JP2020126565A JP7086145B2 JP 7086145 B2 JP7086145 B2 JP 7086145B2 JP 2020126565 A JP2020126565 A JP 2020126565A JP 2020126565 A JP2020126565 A JP 2020126565A JP 7086145 B2 JP7086145 B2 JP 7086145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tab
collection tube
blood collection
detection unit
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020126565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022023553A (ja
Inventor
邦彦 佐藤
栄 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2020126565A priority Critical patent/JP7086145B2/ja
Publication of JP2022023553A publication Critical patent/JP2022023553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7086145B2 publication Critical patent/JP7086145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

本発明は、血液検査等に使用される採血管の口部に設けられた蓋体を剥離する自動剥離装置に関し、特に、蓋体の外周縁に設けられたタブを把持して剥離する自動剥離装置に関する。
一般的に、血液検査等に使用される採血管の口部に設けられた蓋体を剥離する自動剥離装置は、特許文献1に記載のもの等が公知である。
例えば、特許文献1には、ラック2に収納状態で装入される採血管3のうち、剥離操作位置に順送りされてくる採血管3を正確に保持するロック片4と、ロック片4を進退移動させるシリンダ装置5と、ロック片4で保持された採血管3の上端に当接させてフィルムシール蓋19をおさえる抑えパッド20と、採血管3の上部外周を抱持する抱持片22とを有した真空採血管のフィルムシール蓋剥離装置が記載されている。
この真空採血管のフィルムシール剥離装置は、採血管3の上端を抑えパッド20でおさえるとともに、フィルムシール蓋19の摘み片24を下向きに折り曲げた位置よりも下方から抱持片22の抱持用の内面が採血管3の外周を抱持する。
さらに、抱持片22を上昇させることで、摘み片24は擦り上げられて摘み片24の一部が抱持片22の内面と抑えパッド20の外周との間で挟持される。
この状態を維持しながら、抑えパッド20および抱持片22を上昇させることで、フィルムシール蓋19の剥離動作を開始し、さらに、抑えパッドおよび抱持片22を水平移動させることで、フィルムシール蓋19の剥離を進行させ、フィルムシール蓋19を採血管3から離脱させることができるものである。
特開平5-294329号公報
ところが、特許文献1に記載のフィルムシール蓋剥離装置には、未だ改善の余地があった。
すなわち、特許文献1に記載のフィルムシール蓋剥離装置は、抑えパッドの向きとフィルムシール蓋の摘み片の向きとを予め合わせて配置する必要があり、採血管をラックに収納する際に手間がかかり作業時間が長くなってしまう虞があった。
また、摘み片と抱持片との位置関係によっては、抱持片で摘み片を擦り上げる際に折れ曲がった摘み片に過度に力がかかってフィルムシール蓋の摘み片の根本が裂けてしまう等、フィルムシール蓋を剥離できなくなる虞があった。
また、抱持片が採血管に直接接触しながら摘み片を擦り上げるため、採血管に抱持片が擦った際の傷が発生する虞があった。
さらに、採血管の外周に汚れなどの不純物が付着していた際、抱持片が不純物をこそぎとった上でフィルムシール蓋を剥離中の採血管の上方を水平移動するため、抱持片に付着した不純物が落下して採血管内に混入してしまう虞があった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、簡単な構成で、タブの位置を意識する必要がなく、採血管のセッティングの手間がかからず、採血管内に不純物を混入させることがなく、採血管やタブを破損することなく採血管から蓋体を剥離できる自動剥離装置を提供することを目的とするものである。
本発明の自動剥離装置は、採血管を搬入出する搬入出ユニットと、採血管の口部を密閉している蓋体のタブを把持して蓋体を採血管から剥がし廃棄位置まで搬送する剥離ユニットとを有した自動剥離装置であって、前記自動剥離装置は、保持した採血管の中心軸を回転中心として回転可能な回転チャックと、タブの姿勢を矯正するタブ矯正部材とを有し、前記剥離ユニットは、矯正されたタブを把持するタブ把持チャックを有し、前記タブ把持チャックは、採血管の中心軸を挟んでタブの位置と反対側の口部の接線を回転軸として回転可能に構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
請求項1に係る自動剥離装置によれば、自動剥離装置は、タブ矯正部材を有しているため、タブがどのような姿勢であっても、タブ矯正部材によって、確実にタブを所望の姿勢に矯正することができる。
これによって、自動剥離装置に採血管をセットする際、採血管やタブの姿勢を意識して揃えるための手間がかからない。
また、作業者が触れることなくタブの姿勢を矯正できるため、採血管やタブの破損を抑制できる。
さらに、剥離ユニットは、タブ把持チャックを有し、タブ把持チャックは、採血管の中心軸を挟んでタブの位置と反対側の口部の接線を回転軸として回転可能に構成されているため、タブ把持チャックはタブを把持したままタブの位置と反対側の口部の上方まで回転することで、蓋体を確実に口部から剥離させることができる。
また、タブ把持チャックは採血管や蓋体のタブ以外の箇所に触れることがないため、タブ把持チャックが蓋体を剥離する際に口部の上方を移動しても、不純物が落下、混入することを抑制できる。
請求項2に記載の構成によれば、タブ把持チャックは、矯正されたタブを把持して蓋体を採血管から剥がし廃棄位置まで搬送可能に構成されているため、例えば、廃棄位置に蓋体の回収箱を配置してあれば、廃棄位置まで移動したタブ把持チャックによるタブの把持を解除することで、簡単に蓋体を回収箱に収容することができる。
請求項3に記載の構成によれば、剥離ユニットは、廃棄位置まで移動したタブ把持チャックが把持した蓋体の中心を押圧する蓋体脱落機構を有しているため、タブ把持チャックに蓋体が粘着物等で引っかかった場合でも、蓋体脱落機構が確実に蓋体を押圧してタブ把持チャックから離脱させることができる。
請求項に記載の構成によれば、自動剥離装置は、タブ検出ユニットをさらに有し、タブ検出ユニットには、回転チャックと、タブ矯正部材と、タブの位置を検出可能なタブ検出部が設けられているため、タブ検出部を移動させることなく、回転チャックによって回転させた採血管のタブを所定の位置で検出することができる。
また、タブ検出部を、タブの位置をタブに直接触れることなく検出可能に構成すれば、採血管やタブの破損をさらに抑制することもできる。
請求項に記載の構成によれば、タブ矯正部材は、タブよりも下方に位置する下部矯正部と、タブよりも上方に位置する上部矯正部とが、上下方向に間隔を有して設けられているため、回転チャックによる採血管の回転によって上部矯正部と下部矯正部との間にタブを通過させることのみで、タブ検出ユニットで検出しやすく、且つ、剥離ユニットで剥離しやすい位置にタブを簡単に矯正することができる。
請求項に記載の構成によれば、下部矯正部および上部矯正部の先端部は、先端に向かって徐々に水平方向の幅が狭くなるように構成されているため、タブをタブ矯正部材に通過させる際、タブの根本近傍が最初にタブ矯正部材に触れることができる。
これによって、タブを根本に近い位置から順に矯正できるため、タブ矯正部材はタブに余計な変形をさせることがなく、より確実にタブを矯正することができる。
請求項に記載の構成によれば、タブ検出部とタブ矯正部材とは、一体的に採血管に向かって半径方向から進退可能に設けられているため、タブ検出部とタブ矯正部材との相対距離が常に一定であるため、互いに干渉することがなく、常に最適な位置関係で蓋体のタブの姿勢を矯正し、矯正したタブを検出することができる。
また、タブ検出部とタブ矯正部材とを1つの駆動部の動作のみで進退移動できるため、可動部の構成を簡略化することもできる。
請求項に記載の構成によれば、回転チャックは、タブ検出部がタブの位置を検出したタイミングを基準として、タブを前記剥離ユニットで把持可能な位置で回転を停止可能に構成されているため、タブ矯正部材によって矯正されたタブを剥離ユニットで把持する位置へ確実に向けることができる。
これによって、剥離ユニットはタブを把持する際にタブの位置を直接確認する必要がなく、タブを前記剥離ユニットで把持可能な位置へ移動することのみで確実にタブを把持することができる。
請求項9に記載の構成によれば、回転チャックは、軟質素材の保持具を介して採血管を保持するため、採血管を傷つけることがなく、安全に採血管を取り扱うことができ、不純物の発生を抑制できる。
請求項10に記載の構成によれば、保持具は、採血管を挿通可能な内径の円筒状に形成されているため、採血管を回転チャックで保持する際、確実に採血管の中心軸を回転チャックの回転中心に合わせることができる。
本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100の上面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100の側面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100が取り扱う採血管Tおよび蓋体Sの側面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100の回転台111を示す上面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100の回転台111を示す側面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100の回転チャック121を示す上面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順1を示す上面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順2を示す上面図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順3を示す上面模式図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順4を示す側面模式図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順5を示す正面模式図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順6を示す側面模式図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順7を示す側面模式図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順8を示す側面模式図。 本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、蓋体Sの剥離手順9を示す側面模式図。
以下に本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100について、図面に基づいて説明する。
なお、各図は説明のため装置の一部を図示していない。
自動剥離装置100は、図1乃至図6に示すように、採血管Tを搬入出する搬入出ユニット110と、採血管Tの口部TcをフランジSfで密閉している蓋体Sを剥がす剥離ユニット130と、蓋体SのタブStの位置を検出する検出ユニット120とを有している。
搬入出ユニット110は、回転台111と、回転台111に等間隔で配置された第1移送筒112および第2移送筒113と、移送チャック114とを有している。
第1移送筒112および第2移送筒113は、採血管Tを一本ずつ載置可能に構成されている。
移送チャック114は、第1移送筒112および第2移送筒113に載置された採血管Tを所定の位置で授受可能且つ、後述する回転チャック121と採血管Tを授受可能な位置まで移動可能に構成されている。
検出ユニット120は、採血管Tを保持する回転チャック121と、タブStを検出するタブ検出部123と、タブStの姿勢を矯正するタブ矯正部材124とを有している。
回転チャック121は、開閉動作可能な保持ツメ122と、保持ツメ122の内周面側に配置された軟質素材で構成された円筒状の保持具Hとを有している。
タブ検出部123は、回転チャック121に保持された採血管TのタブStの根本の高さに位置を合わせて配置され、タブStの検出位置まで水平移動可能に構成されている。
タブ矯正部材124は、回転チャック121に保持された採血管TのタブStの根本の高さよりも上方に配置された上部矯正部124aと、回転チャック121に保持された採血管TのタブStの根本の高さよりも下方に位置された下部矯正部124bとを有している。
すなわち、タブ矯正部材124は、上部矯正部124aと下部矯正部124bとの間に所定の間隔が設けられた櫛状に形成されている。
また、タブ矯正部材124はタブ検出部123とともに水平移動可能に構成されている。
剥離ユニット130は、回転チャック121に保持された蓋体SのタブStを把持する把持チャック131と、蓋体脱落機構132とを有している。
把持チャック131は、回転機構134に接続されるとともに、回転チャック121側と蓋体脱落機構132側との間を水平移動可能に構成されている。
蓋体脱落機構132は、上下方向に進退移動可能な押出ロッド133を有している。
次に、本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100による、採血管TのタブStの剥離方法について、図7乃至図15に基づいて説明する。
まず、第1移送筒112に採血管Tを載せ、回転台111を回転させて所定の位置へ移動させる。
次に、図7に示すように移送チャック114が採血管Tを掴んで第1移送筒112から抜き取り、図8に示すように回転チャック121へ採血管Tを移送する。
回転チャック121へ移送された採血管Tは、保持具Hに挿通される。
なお、保持具Hの内径は採血管Tの外径よりも大きくしてあるが、保持具Hの内径を採血管Tの外径との差をわずかにしておくことで、採血管Tと回転チャック121との互いの中心軸のズレを小さくすることができる。
保持具Hに採血管Tを挿通した後、保持ツメ122によって3方から採血管Tを押圧して位置固定する。
このとき、保持ツメ122は直接採血管Tに接触しておらず、軟質素材の保持具Hを介して採血管Tを押圧しているため、採血管Tの外周面が傷つくことがなく、採血管Tの破損や、採血管Tの外周面が傷ついた際に発生する不純物を抑制できる。
次に、図9に示すように、タブ検出部123およびタブ矯正部材124を、タブ検出部123がタブStを検出する位置まで水平移動させる。
これによって、タブ矯正部材124もタブStを矯正する位置まで移動する。
タブ矯正部材124がタブStを矯正する位置まで移動した後、回転チャック121を回転させることで、採血管Tは回転を始め、タブStはタブ矯正部材124に向かって移動する。
図10に示すように、タブStが折れ曲がった状態では、タブ検出部124がタブStを検出することや、把持チャック131でタブStを把持することが困難であるが、タブ矯正部材124に向かったタブStはタブStの根本付近から上部矯正部124aと下部矯正部124bとの間を通り始め、徐々にタブStの先端側まで上部矯正部124aと下部矯正部124bとの間を通過するため、図11に示すように、タブStの姿勢を水平方向に矯正することができる。
なお、タブ矯正部材124は、タブStの根本付近を最初に通過させるため、タブStが折れ曲がることなく確実に上部矯正部124aと下部矯正部124bとの間を通り抜け、タブStの姿勢を矯正することができる。
また、タブStをタブ矯正部材124に通過させる回数は特に限定されないが、2回以上タブ矯正部材124に通過させることが好適である。
姿勢を矯正されたタブStは、図11に示すように、回転チャックの回転によってタブ検出部123側へ移動する。
タブ検出部123がタブStを正しく検出した後、回転チャックは所定の回転角度で回転を止める。
これによって、タブStの姿勢の矯正および検出が完了した後、タブStを任意の位置に確実に移動させた状態で回転を止めることができるため、把持チャック131は常に同じ位置でタブStを把持することができ、把持チャック131の動作に複雑な制御を導入する必要がない。
回転チャック121が回転を止めた後、図12に示すように、把持チャック131はタブStを把持し、回転機構134によって回転移動する。
このとき、回転機構134の回転軸が、採血管Tの中心軸を挟んでタブStと反対側の口部Tcの接線と同一であれば、図13に示すように、回転機構134の回転によって把持チャック131はタブStと反対側の口部Tcの端部の直上まで弧を描いて移動して確実に蓋体Sを口部Tcから剥離させることができる。
また、把持チャック131はタブStとのみ接触しており、採血管Tとは接触していないため、採血管Tと接触した他の構成部材も蓋体Sを剥離した後の採血管Tの上方を移動することがないため、口部Tcを開放された採血管T内に不純物等が混入する虞がない。
把持チャック131は、口部Tcから剥離した蓋体Sを把持したまま、廃棄位置である蓋体回収箱Bの直上まで移動した後、タブStの把持を解除することで、蓋体Sは落下し蓋体回収箱B内へ回収される。
このとき、図14に示すように、蓋体Sに付着していた血液等でタブStが把持チャック131に貼り付いて蓋体Sが落下しないことがあるが、図15に示すように、蓋体脱落機構132の押出ロッド133によって蓋体Sを下方へ押し込むことで、確実に蓋体Sを把持チャック131から脱落させることができる。
蓋体Sを剥離された採血管Tは、移送チャック114を介して回転チャック121から第1移送筒112へ移動した後、回転台111を回転させて取り出し位置で作業者が受け取ることができる。
このとき、第2移送筒113に次に蓋体を剥離する採血管を載置しておくことで、第1移送筒112から採血管Tを取り出している間に自動剥離装置100が次の蓋体の剥離作業を始めることができるため、作業効率を向上することができる。
なお、本発明の一実施形態に係る自動剥離装置100は、採血管Tの蓋体Sを剥離するものであるが、採血管Tは血液を入れたものに限定されず、他の医療用等の用途にも使用可能なものである。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
なお、上述した実施形態では、搬入出ユニットは、回転台に第1移送筒と第2移送筒が配置されているものとして説明したが、搬入出ユニットの構成はこれに限定されず、例えば、回転台に移送筒が3つ以上配置されていてもよく、回転台を設けずに移送チャックが採血管を移送可能な位置に固定した移送筒が1つのみ配置されていてもよい。
また、上述した実施形態では、回転チャックは円筒状の保持具を有しているものとして説明したが、回転チャックの構成はこれに限定されず、例えば、保持ツメの採血管を押圧する箇所のみにシート状の軟質素材で構成された保持具を貼り付けていてもよく、保持具がなくてもよい。
また、上述した実施形態では、回転チャックが回転してタブをタブ矯正部材およびタブ検出部に通過させるものとして説明したが、タブ矯正部材およびタブ検出部への通過方法はこれに限定されず、例えば、タブ矯正部材やタブ検出部が位置固定された採血管の周囲を回転してタブの姿勢を矯正および検出するように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、把持チャックに貼り付いた蓋体を蓋体脱落機構の押出ロッドで押し込んで落下させるものと説明したが、蓋体脱落機構の構成はこれに限定されず、例えば、エアブローによって把持チャックから蓋体を吹き飛ばしてもよく、把持チャックを振動させて蓋体を脱落させてもよい。
100 ・・・ 自動剥離装置
110 ・・・ 搬入出ユニット
111 ・・・ 回転台
112 ・・・ 第1移送筒
113 ・・・ 第2移送筒
114 ・・・ 移送チャック
120 ・・・ 検出ユニット
121 ・・・ 回転チャック
122 ・・・ 保持ツメ
123 ・・・ タブ検出部
124 ・・・ タブ矯正部材
124a ・・・ 上部矯正部
124b ・・・ 下部矯正部
130 ・・・ 剥離ユニット
131 ・・・ 把持チャック
132 ・・・ 蓋体脱落機構
133 ・・・ 押出ロッド
134 ・・・ 回転機構
B ・・・ 蓋体回収箱
H ・・・ 保持具
S ・・・ 蓋体
Sf ・・・ フランジ
St ・・・ タブ
T ・・・ 採血管
Tc ・・・ 口部

Claims (10)

  1. 採血管を搬入出する搬入出ユニットと、採血管の口部を密閉している蓋体のタブを把持して蓋体を採血管から剥がし廃棄位置まで搬送する剥離ユニットとを有した自動剥離装置であって、
    前記自動剥離装置は、保持した採血管の中心軸を回転中心として回転可能な回転チャックと、タブの姿勢を矯正するタブ矯正部材とを有し
    前記剥離ユニットは、矯正されたタブを把持するタブ把持チャックを有し、
    前記タブ把持チャックは、採血管の中心軸を挟んでタブの位置と反対側の口部の接線を回転軸として回転可能に構成されていることを特徴とする自動剥離装置。
  2. 前記タブ把持チャックは、矯正されたタブを把持して蓋体を採血管から剥がし廃棄位置まで搬送可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動剥離装置。
  3. 前記剥離ユニットは、廃棄位置まで移動した前記タブ把持チャックが把持した蓋体の中心を押圧する蓋体脱落機構を有していることを特徴とする請求項2に記載の自動剥離装置。
  4. 前記自動剥離装置は、タブ検出ユニットをさらに有し、
    前記回転チャックおよび前記タブ矯正部材は、前記タブ検出ユニットに設けられ、
    前記タブ検出ユニットには、タブの位置を検出可能なタブ検出部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動剥離装置。
  5. 前記タブ矯正部材は、前記回転チャックに保持された採血管のタブよりも下方に位置する下部矯正部と、前記回転チャックに保持された採血管のタブよりも上方に位置する上部矯正部とを有し、
    前記下部矯正部と前記上部矯正部とは上下方向に間隔を有して設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動剥離装置。
  6. 前記下部矯正部および前記上部矯正部の先端部は、先端に向かって徐々に水平方向の幅が狭くなるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の自動剥離装置。
  7. 前記自動剥離装置は、タブ検出ユニットをさらに有し、
    前記回転チャックおよび前記タブ矯正部材は、前記タブ検出ユニットに設けられ、
    前記タブ検出ユニットには、タブの位置を検出可能なタブ検出部が設けられ、
    前記タブ検出部と前記タブ矯正部材とは、一体的に採血管に向かって半径方向から進退可能に設けられていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の自動剥離装置。
  8. 前記自動剥離装置は、タブ検出ユニットをさらに有し、
    前記回転チャックおよび前記タブ矯正部材は、前記タブ検出ユニットに設けられ、
    前記タブ検出ユニットには、タブの位置を検出可能なタブ検出部が設けられ、
    前記回転チャックは、前記タブ検出部がタブの位置を検出したタイミングを基準として、タブを前記剥離ユニットで把持可能な位置で回転を停止可能に構成されていることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の自動剥離装置。
  9. 前記回転チャックは、軟質素材の保持具を介して採血管を保持することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の自動剥離装置。
  10. 前記保持具は、採血管を挿通可能な内径の円筒状に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の自動剥離装置。
JP2020126565A 2020-07-27 2020-07-27 自動剥離装置 Active JP7086145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020126565A JP7086145B2 (ja) 2020-07-27 2020-07-27 自動剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020126565A JP7086145B2 (ja) 2020-07-27 2020-07-27 自動剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022023553A JP2022023553A (ja) 2022-02-08
JP7086145B2 true JP7086145B2 (ja) 2022-06-17

Family

ID=80226246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020126565A Active JP7086145B2 (ja) 2020-07-27 2020-07-27 自動剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7086145B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306467A (ja) 2004-04-26 2005-11-04 Ids Co Ltd 剥離式キャップの矯正開蓋装置
JP2005324830A (ja) 2004-05-14 2005-11-24 Ids Co Ltd 剥離式キャップの矯正開蓋装置
US20140174041A1 (en) 2012-10-25 2014-06-26 Marchesini Group S.P.A Method for removing a sealing film from a container and a device for actuating the method

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3203773B2 (ja) * 1992-06-25 2001-08-27 株式会社日立製作所 自動開栓装置
JP2753200B2 (ja) * 1994-08-17 1998-05-18 上田日本無線株式会社 自動開栓装置
JP3086417B2 (ja) * 1996-05-23 2000-09-11 アロカ株式会社 自動開栓装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005306467A (ja) 2004-04-26 2005-11-04 Ids Co Ltd 剥離式キャップの矯正開蓋装置
JP2005324830A (ja) 2004-05-14 2005-11-24 Ids Co Ltd 剥離式キャップの矯正開蓋装置
US20140174041A1 (en) 2012-10-25 2014-06-26 Marchesini Group S.P.A Method for removing a sealing film from a container and a device for actuating the method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022023553A (ja) 2022-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100674739B1 (ko) 캡 제거 장치
US10005574B2 (en) Method and device for handling test tubes in a laboratory automation system
KR100600897B1 (ko) 캡 제거 장치
JP5792814B2 (ja) 粘着性のサンプル容器を取り扱うように適合された方法及びシステム
US10005576B2 (en) Apparatus and method for placing a scoop in a container
JP2013152214A (ja) サンプル容器取扱方法、サンプル容器取扱装置
US20220251488A1 (en) System for handling sensitive products, in particular packaging system
US6253807B1 (en) Apparatus and process for liquid sample aliquotting
JP7086145B2 (ja) 自動剥離装置
CN112292339B (zh) 抓取容器的装置
JP6459589B2 (ja) バルーンカテーテルの製造装置及び製造方法
CN110606455A (zh) 一种样本容器自动开盖装置
US11860178B2 (en) System and method for automatic closure of sample vessels
JP2753200B2 (ja) 自動開栓装置
JP3086417B2 (ja) 自動開栓装置
JPH04291156A (ja) 試料管用フィルム状カバー剥離装置
WO2019206923A1 (en) Method for inserting objects in a common receiving device
CN215586534U (zh) 分离装置及分离系统
JP2024000383A (ja) シール蓋剥離装置
JP6676117B2 (ja) 管へのキャップの装着方法および装着設備
CN115445684A (zh) 分离装置及分离系统
JP2001225820A (ja) 円筒状容器用自動ラベル貼り付け装置および貼り付け方法
JP3256373B2 (ja) 密封容器の開栓前処理装置
CN114371304A (zh) 移样设备和移样方法
JP2001031132A (ja) キャップシール集合体及びその取扱方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7086145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150