JP2753200B2 - 自動開栓装置 - Google Patents

自動開栓装置

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JP2753200B2
JP2753200B2 JP19339294A JP19339294A JP2753200B2 JP 2753200 B2 JP2753200 B2 JP 2753200B2 JP 19339294 A JP19339294 A JP 19339294A JP 19339294 A JP19339294 A JP 19339294A JP 2753200 B2 JP2753200 B2 JP 2753200B2
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弘行 滝沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、栓体によって封止され
た試験管等の容器を順次開栓する自動開栓装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、臨床検査等においては、シール
栓(以下、栓体という)で封止された真空採血管(以
下、容器という)に血液試料を採取した後に、検査工程
に供給する。検査工程に際して、栓体を容器から剥離し
て開栓していた。この作業は従来人手に頼っていた。し
かし、臨床検査センタ等では1日に数千本もの容器を開
栓を行う必要があり、多数の人手と時間を要するという
問題があった。また、容器の中に感染性を有する試料が
収納されている場合には作業者が開栓作業中に感染する
恐れがあるという問題があり、開栓を機械的に行う自動
装置が要望され、また、様々な装置が提案されている。
【0003】例えば、実開平5−79460号公報に
は、カッタ等の刃物によって栓体を切り取り開栓する開
栓装置が開示されている。しかし、カッタ等を容器内に
挿入すると容器に収納している試料と接触し汚染する恐
れがあり、1度の開栓毎にカッタ等を洗浄滅菌する必要
があり装置が大型化すると共に、開栓効率の向上にも限
界があった。
【0004】一方、特開平6−8995号公報には、容
器内部の試料に非接触で開栓を行う自動開栓装置が開示
されている。図9(a)に示すように、容器100を一
対の固定手段102で固定し、検出器104によって栓
体106を認識した後、栓押さえ108が降下し、栓体
106を押さえ、さらに、チャック110によって栓体
106の周囲を把持し、引き上げることによって開栓を
行い、自動開栓装置の各部品が容器内部の試料に接触す
ることなく開栓を連続的に行うことを可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器の栓体の
形状は多種類あり、例えば、図9(b)に示すように栓
体106の把持部106aが栓押さえ108によって押
し潰されたり、把持部106aが薄かったりする場合は
チャックミスを起こす。また、容器100の上端部10
0aが把持部106aの外形より大きい場合等は容器1
00をチャックしてしまい、開栓動作の時に容器100
を引き上げてしまうチャックミスを起こす。いづれの場
合にも容器100から栓体106を剥離することができ
ない開栓ミスが発生するという問題があった。
【0006】また、把持部によってチャックしやすいよ
うに、舌状のタブを栓体に形成したものもある。図10
に示すように栓体を容器100から剥離するためのタブ
112aを有する栓体112の場合、前記タブ112a
が容器100の側面に接していたり、栓体112の上面
に接していたりする等、タブ112aの姿勢は様々であ
り、常に良好な姿勢でタブ112aを把持することがで
きず開栓ミスが発生するという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、容器を封止する栓
体を確実に連続的に開栓することのできる自動開栓装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載の自動開栓装置は、容器上面に
装着された栓体に設けられたタブを把持して前記栓体を
引き上げて開栓する自動開栓装置であって、前記容器の
上部で栓体に臨んで配置され前記タブをチャック位置で
把持する上下動可能なチャック機構と、前記容器を所定
位置で容器中心軸を中心に回転させる容器回転機構と、
前記栓体側面に対して外側倒れ姿勢のタブを前記容器の
回転に伴い斜面に沿ってガイドしながら引き起こしチャ
ック準備姿勢に矯正する外ガイドと、前記チャック準備
姿勢の前記タブを前記容器の回転に伴い前記チャック機
構のチャック位置に誘導するチャックガイドと、前記栓
体側面に対して内側倒れ姿勢のタブを前記容器の回転に
伴いかき上げながら引き起こしチャック位置に誘導する
内ガイドと、を含み、前記容器回転機構によって外側倒
れ姿勢または内側倒れ姿勢の栓体のタブを回転させなが
ら引き起こしチャック位置に誘導して把持しかつ引き上
げて開栓することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の自動開栓装置は、請
求項1記載の自動開栓装置において、前記チャック機構
は、内爪と外爪とから形成され、前記外爪は前記内爪を
覆うと共に該内爪に対して接離可能に同心配置され、前
記内爪と前記外爪との接離動作によって前記タブの把持
及び開放を行うことを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の自動開栓装置は請求
項2記載の自動開栓装置において、前記内爪には前記内
ガイドが形成され、前記外爪には前記チャックガイドが
形成されていることを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の自動開栓装置は、請
求項1または請求項2または請求項3記載の自動開栓装
置において、前記内ガイド及び前記チャックガイドは溝
形状を呈することを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の自動開栓装置は、請
求項1または請求項2または請求項3または請求項4記
載の自動開栓装置において、前記内爪の外周面及び前記
外爪の内周面は互いに係合可能なテーパ形状を呈し、前
記内爪の外周面は凸状部または凹状部を有し、前記外爪
の内周面は前記凸状部または凹状部と係合可能な凹状部
または凸状部を有することを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の自動開栓装置は、請
求項1または請求項2または請求項3または請求項4ま
たは請求項5記載の自動開栓装置において、前記容器回
転機構は前記容器に密着可能な複数の回転自在なローラ
であって、前記容器を所定位置にセンタリングしながら
回転させることを特徴とする。
【0014】さらに、請求項7記載の自動開栓装置は請
求項1または請求項2または請求項3または請求項4ま
たは請求項5または請求項6記載の自動開栓装置におい
て、さらに、前記容器を所定の位置に搬送する搬送機構
と、前記容器から前記栓体を抜き取る位置と抜き取った
栓体を廃棄する位置との間で前記チャック機構を移動さ
せるチャック移動機構と、を含み、前記搬送機構によっ
て順次搬送される容器から栓体を抜き取り、チャック移
動機構によってチャック機構を移動し所定の位置で栓体
を廃棄することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明における請求項1に記載の構成によれ
ば、容器回転機構によって容器に装着された栓体のタブ
が容器の軸中心を中心に回転する。この時、前記タブが
栓体側面に対して外側倒れ姿勢にあれば、外ガイドが前
記タブを前記容器の回転に伴い斜面に沿ってガイドしな
がら引き起こしチャック準備姿勢に矯正する。チャック
準備姿勢に矯正されたタブは、容器がさらに回転するこ
とによって、チャック機構のチャックガイドによってチ
ャック位置に誘導される。一方、前記タブが前記栓体側
面に対して内側倒れ姿勢にある場合は、前記容器の回転
に伴い内ガイドによって、かき上げながら引き起こさ
れ、前記チャック位置に誘導される。そして、チャック
位置に誘導された外側倒れ姿勢または内側倒れ姿勢の栓
体のタブはチャック機構によって把持されかつ引き上げ
られて開栓される。従って、タブの状態に関係なくタブ
を確実に把持し栓体の開栓を行うことができる。
【0016】また、請求項2に記載の構成によれば、前
記チャック機構は、内爪と外爪とから形成され、前記外
爪は前記内爪を覆うと共に該内爪に対して接離可能に同
心配置され、前記内爪と前記外爪との接離動作によって
前記タブの把持及び開放を行う。従って、タブの把持を
容易な構造によって確実に行うことができる。
【0017】また、請求項3に記載の構成によれば、前
記内爪には前記内ガイドが形成され、前記外爪には前記
チャックガイドが形成されているので、開栓するための
構造をシンプル化し装置を小型化することができる。
【0018】また、請求項4に記載の構成によれば、前
記内ガイド及び前記チャックガイドが溝形状を呈してい
るので、容器の回転に伴って回転するタブを確実チャッ
ク機構のチャック部に誘導し、良好な開栓動作を行うこ
とができる。
【0019】また、請求項5に記載の構成によれば、前
記内爪の外周面及び前記外爪の内周面は互いに係合可能
なテーパ形状を呈し、さらに、前記内爪の外周面は凸状
部または凹状部を有し、前記外爪の内周面は前記凸状部
または凹状部と係合可能凹状部または凸状部を有してい
る。従って、テーパ形状の係合により強い把持力が得ら
れると共に、外爪及び内爪に形成された凹凸によってさ
らに強い把持力を得ることができる。
【0020】また、請求項6に記載の構成によれば、容
器回転機構は前記容器に密着可能な複数の回転自在なロ
ーラを有し、前記容器を所定位置にセンタリングしなが
ら回転させる。従って、容器の位置決めが正確に行わ
れ、栓体のタブをチャック位置に正確に誘導し確実な把
持及び開栓を行うことができる。
【0021】さらに、請求項7記載の構成によれば、搬
送機構が前記容器を所定の位置に搬送し、チャック移動
機構は前記チャック機構を前記容器から前記栓体を抜き
取る位置と抜き取った栓体を廃棄する位置との間で移動
させる。従って、連続的に容器をチャック機構に供給
し、該チャック機構は容器から抜き取った栓体を所定の
位置に順次廃棄することが可能になり効率的な開栓作業
を行うことができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例に係る自動開栓
装置の本体1の外観斜視図であり、本体1の前面中央部
には操作部2が設けられ、操作部2の近傍には内部に収
納されたメンテナンスパネル部3が配設されている。ま
た、本体1の下部には後述するチャック機構によって容
器から剥離された(抜き取られた)栓体を廃棄する栓体
排出箱4が設けられている。さらに、本体1の左側面に
は図10に示すようなタブ112aを有する栓体112
が装着された容器100を多数収納した図示しない容器
収納ラックを供給するラック導入口5が設けられ、本体
1の右側面には開栓が完了した容器を収納した前記容器
収納ラックを本体1の外部の排出するラック排出口6が
設けられている。
【0024】図2には自動開栓装置本体1の内部機構の
配置を示す概略図が示されている。内部機構下部にはラ
ック導入口5(図1参照)から搬送機構7によって搬送
される容器収納ラック8中の容器100の位置決めを行
うと共に、該容器100に回転力を与える容器回転機構
10が配置されている。また、前記容器回転機構10の
上方には該容器回転機構10と前記栓体排出箱4(図1
参照)との間でチャック機構11を移動させるチャック
移動機構12が配置されている。なお、図2には動作状
態を分かりやすくするためにチャック機構を栓体開栓位
置と栓体排出位置の2か所で示してあるが、実際は1基
のチャック機構が左右に移動するものである。
【0025】以下、図3から図8を用いて自動開栓装置
本体1の内部機構の詳細を説明する。 図3には容器収
納ラック8をラック導入口5からラック排出口6まで搬
送する搬送機構7が示されている。容器収納ラック8に
収納されている容器100は、例えば、試験管状の採血
管や薬品を収納した収納容器等である。
【0026】容器収納ラック8がラック導入口5より導
入されると図示しないラック到着センサがオンして、図
示しない制御部より搬送指令が発せられ、ベルト搬送モ
ータ13が駆動する。そして、搬送ベルト14が図中矢
印A方向に移動を開始し、容器収納ラック8が後述する
チャック機構が待機する方向に移動を開始する。搬送ベ
ルト14の移動と同時に、ストッパ送りモータ15が駆
動し、ストッパ機構16を搬送ベルト14上の所定位置
(後述するチャック機構が待機する位置に先頭の容器9
を停止させる位置)に移動させる。また、前記搬送ベル
ト14と平行してガイド板17が配置され、このガイド
板17に沿って前記ストッパ機構16が移動するように
構成されている。ストッパ機構16はスプリング18に
よって前記ガイド板17に付勢されベース16a上で矢
印B方向に摺動可能なストッパ爪16bを有している。
【0027】さらに、前記ベース16aは、ガイドレー
ル20にガイドされながら、前記ストッパ送りモータ1
5によって移動するストッパ送りベルト19の一部に固
定されて移動する。従って、ストッパ送りモータ15の
制御によってストッパ機構16を所望の位置で停止させ
ることによって、搬送ベルト14によって移動する容器
収納ラック8を所定の位置で停止させることができる。
容器収納ラック8が所定の位置(正確には容器100を
開栓する開栓位置)に到達したことを図示しない容器到
着センサが検出するとベルト搬送モータ13は停止する
と共に、後述する開栓動作を開始する。この時、前記容
器収納ラック8に収納させれいる容器100の収納ピッ
チpは既知なので、ストッパ送りモータ15を収納ピッ
チp分だけ駆動すれば、開栓位置に所望の容器100を
順次ピッチ送りすることができる。また、スプリング1
8によってストッパ爪16bはガイド板17に常に付勢
され、図3に示す状態に維持させるが、所定回数のピッ
チ送りが終了すると、ストッパ爪16b後端に配置され
たローラ16cがガイド板17の後端部17aでガイド
板17から外れ、矢印B方向に摺動する。なお、ベース
16aに形成されたストッパ16a−1によって、スト
ッパ爪16bに設けられた突起16b−1を受けてスト
ッパ爪16bの摺動量を規制している。この時点で、搬
送ベルト14上からストッパ爪16bが退避し、全ての
容器100の開栓動作が終了した容器収納ラック8はラ
ック排出口6に向かって移動可能になる。また、退避し
たストッパ爪16bは次に供給される容器収納ラックの
ピッチ送りを行うために原点に復帰する必要がある。そ
こで、図示しないストッパ爪格納センサがオンすると、
ストッパ送りモータ15はピッチ送り動作とは逆に回転
して、ストッパ爪16bが搬送ベルト14上から退避し
た状態のまま図中C方向に移動する。前記ガイド板17
の前端部17bにはストッパ爪16bのローラ16cを
ガイド板17に復帰させるための斜面21aを有する復
帰ガイド板21と、スプリング22によって付勢され前
記ガイド板17の前端部17bを軸に図中矢印D方向に
回動する扉23が配置され、ローラ16cは復帰ガイド
板21斜面21aに沿ってスプリング18の付勢力に反
して矢印B方向とは逆の方向に移動を始め、さらに、扉
23をスプリング22の付勢力に逆らって押し広げ、ロ
ーラ16cはガイド板17と同一軌道上の軌道面21b
に復帰する。従って、ストッパ爪16bが搬送ベルト1
4上に突起した状態になり次の容器収納ラック8の到着
を待つことになる。なお、扉23は軌道面21bより後
方には回動しないようになっているので、ローラ16c
が軌道面21bに復帰した後はローラ16cをガイド板
17にスムーズに案内することができる。
【0028】図4には、搬送機構及びストッパ機構によ
って開栓動作を行う位置に停止した容器100に回転力
を与える容器回転機構10が示され、図5(a)、図5
(b)には容器100に回転力を与えるローラ30の配
置及び動作が示されている。図4及び図5に示すように
容器回転機構10には搬送ベルト14を挟んで4個の回
転自在なローラ30a,30b及び30c,30dが互
いに接離自在に配置されている。前記ローラ30a,3
0bは同一の支持板31aに支持され、可動ベース32
に固定されている。該可動ベース32上には前記ローラ
30a,30bに回転力を供給するローラ駆動モータ3
3が搭載されている。ローラ駆動モータ33の回転力は
駆動ベルト34を介して、まずローラ30bのプーリ3
0b−1に伝達され、さらに、ローラ30bの回転力が
図示しない駆動ベルトを介してローラ30aに伝達され
る。一方、前記ローラ30a,30bの上方には容器1
00の側面(円筒側面)に沿いながらせり上がる斜面3
5aを有する外ガイド35が配置されている。この外ガ
イド35はスライドシャフト36とスプリング37を介
して前記可動ベース32に固定されている。さらに、前
記可動ベース32はアーム38aを介してローラ移動機
構39a(図2参照)に接続され、摺動ガイド39上を
矢印E方向に摺動するように構成されている。
【0029】一方、ローラ30c,30dも同一の支持
板31bに支持され、アーム38bを介してローラ移動
機構39b(図2参照)に接続され、図示しない摺動ガ
イド上を矢印E方向に摺動するように構成されている。
【0030】以上のように構成される容器回転機構10
は開栓を行う容器100が搬送機構及びストッパ機構に
よって開栓動作位置に停止すると図示しない容器到着セ
ンサの信号を受けて動作を開始する。まず、ローラ移動
機構39a,39bが動作し、ローラ30a,30b及
び30c,30dは図5(a)に示す待機状態から図5
(b)に示すように開栓対象となる容器100に密着し
た駆動状態になる。前記ローラ30a,30b及び30
c,30dが図5(a)、図5(b)に示すように徐々
に容器100に密着するので、該容器100は所定の位
置にセンタリングされると共に、適度な押圧力で固定さ
れる。なお、各ローラ30の表面は容器100を破損し
ないようにすると共にローラ30の回転力を良好に伝達
できるようゴム材やスポンジ等の弾性体を有しているこ
とが好ましい。
【0031】前記ローラ30による容器100のセンタ
リング及びクランプが完了すると図示しないクランプ完
了センサがオンし、後述するチャック機構の到着を待っ
て図示しない制御部によって、ローラ駆動モータ33が
駆動を開始すると、ローラ30a,30bの回転及び従
動するローラ30c,30dによって容器100が左回
りに回転を開始する。容器100の回転に伴って、該容
器100に装着された栓体112のタブ112aも回転
を始める。この時、前記タブ112aが図4に示すよう
に前記栓体112の側面に対して外側倒れ姿勢にある場
合、容器100の回転に伴い外ガイド35の斜面35a
に沿ってガイドされながら斜面35aの頂点35bに到
達するまでに、点線で示すように垂直方向に引き起こし
され、後述するチャック機構でチャック可能なチャック
準備姿勢に矯正するされる。この時、外側倒れ姿勢にあ
る前記タブ112aは最大でも容器100が1回転する
間にチャック準備姿勢に矯正される。
【0032】図6にはタブ112aを確実に把持するチ
ャック機構の詳細が示されている。該チャック機構は図
6(a)に示す内爪40と図6(b)に示すように前記
内爪40を覆うと共に該内爪40に対して接離可能に同
心配置された外爪41とから形成されている。前記内爪
40は略円筒状を呈し、下部外周面は外側に向かって開
いたテーパ部42を呈している。前記テーパ部42には
前記外爪41の内周面に形成される凹状部と係合可能な
凸状部42aが周設され、さらに、テーパ部42には前
記栓体112側面に対して内側倒れ姿勢のタブ112a
を前記容器100の回転に伴いかき上げながら引き起こ
す内ガイドとしてテーパ面に沿って斜めに溝43が形成
されている。図6(a)に示すようにテーパ部42の底
面は前記溝43の底部左側が底部右側より僅かに短く形
成されており、タブ112aが内側倒れ姿勢である場合
に、タブ112aの厚みを逃げると共に、前記容器10
0の回転に伴って、溝43の右側にタブ112aが引っ
掛かる構造になっている。また、内爪40の中程には外
爪41との摺動をガイドするためのガイドピン44が設
けられている。
【0033】一方、図6(b)に示すように外爪41の
も前記内爪40と同様に略円筒状を呈し、下部内周面は
外側に向かって開いたテーパ部45を呈している。該テ
ーパ部45には前記内爪40の凸状部42aと係合可能
な凹状部45aが周設されている。従って、同軸に配置
された内爪40と外爪41とが上下に摺動し、内爪40
のテーパ部外周面と外爪41のテーパ部内周面とが接離
動作してタブ112aを把持するチャック位置46を形
成し、把持した時に、スリップのない強い把持力を得る
ことができる。また、図7の外爪41の外観図に示すよ
うに、該外爪41の円筒部中程には円筒面い沿って斜め
に前記内爪40に設けられたガイドピン44と係合する
ガイド溝47が形成されている。また、外爪41のテー
パー部45には前記外ガイド35によってチャック準備
姿勢に矯正されたタブ112aを前記容器100の回転
に伴い前記内爪40と外爪41との間のチャック位置4
6に誘導するチャックガイドとして斜めにガイド溝48
が形成されている。そして、この内爪40は内爪固定具
50に固定されている。また、外爪41と内爪固定具5
0との間にはスプリング49が配置され、前記外爪41
を常に下方に付勢するようになっている。
【0034】図8には内爪40と外爪41からなるチャ
ック機構を支持し移動させるチャック移動機構12が示
されている。外爪41は固定部材51を介してベース5
2に固定されたスライドレール53に接続され、上下に
摺動可能になっている。また、ベース52には規制ピン
54設けられ、外爪41の摺動時の下限を規制してい
る。さらに、外爪41を支持する固定部材51にはロー
ラ55が設けられ、自動開栓装置本体の内壁面に設けら
れた排出ドグ56(図2参照)に係合するようになって
いる。そして、前記ベース52はスライドシャフト57
にガイドされ図中矢印F方向に摺動自在な移動ベース5
8に固定され、該移動ベース58には前記内爪固定具5
0に固定された円筒ラック59が上下動自在に挿通して
いる。また、円筒ラック59の上端には自動開栓装置本
体の内壁面に設けられたガイドレール60(図2参照)
に係合可能なローラ61が設けられている。さらに、円
筒ラック59のラック部には移動ベース58上に設けら
れたピニオン62が噛合し、該ピニオン62はプーリ6
3を介して移動ベース駆動ベルト64と係合している。
この移動ベース駆動ベルト64はテンションローラ65
a,65bによって所定の張力が与えられ、チャック駆
動モータ66によって所定量駆動し、移動ベース58等
の移動を行う。
【0035】以上のような構成を有するチャック移動機
構12は、前述した搬送機構7及びストッパ機構16
(図3参照)によって開栓動作を行う位置に容器が到着
すると、図示しない容器到着センサがオンし、チャック
駆動モータ66が図中矢印G方向に回転を開始する。円
筒ラック59上端に設けられたローラ61はガイドレー
ル60によって上下方向の動きを規制されているため、
チャック駆動モータ66が回転して移動ベース駆動ベル
ト64が移動してもピニオン62は回転することができ
ず、プーリ63と移動ベース駆動ベルト64との相対的
な位置は変化しない。従って、該移動ベース駆動ベルト
64の移動に伴って、移動ベース58が図中右方向に移
動することになる。ローラ61がガイドレール60の終
端部に設けられたストッパ60aの位置に到達すると、
溝60bによって、ローラ61の下方向に関する規制が
解除され、円筒ラック59が上下動可能になる。この
時、チャック駆動モータ66の駆動を続ければ、移動ベ
ース駆動ベルト64及びプーリ63を介してピニオン6
2に回転駆動力が伝達され、円筒ラック59は下方に移
動を開始する。この時、外爪41を支持する固定部材5
1に設けられたローラ55は排出ドグ56から離れ、該
排出ドグ56による規制を解除されているので、スプリ
ング49の付勢力により、外爪49は下方に付勢され、
前記内爪40に設けられたガイドピン44は外爪41の
ガイド溝47の上端部47aに位置し、内爪40の凸状
部42aと外爪41の凹状部45aとが係合した状態に
なっている(図6、図7参照)。
【0036】以下、円筒ラック59の下方向移動開始か
らの動作を図6、図7に戻って説明する。
【0037】円筒ラック59が下方向へ移動を開始する
と、スプリング49の付勢力によって内爪40と外爪4
1とからなるチャック機構が閉じた状態で開栓位置に停
止している容器100に向かって降下する。外爪41は
該外爪41を支持する固定部材51が規制ピン54に当
接した時点で停止するが内爪40はスプリング49の付
勢力に反して、さらに容器100の上面の栓体112に
接近する。従って、固定部材51が規制ピン54に当接
した時からチャック機構の開動作が始まる。すなわち、
固定部材51の規制ピン54当接後も、チャック駆動モ
ータ66の駆動が続くと内爪40のガイドピン44はガ
イド溝47に沿って下方へ摺動し、ガイド溝47の中間
位置47bに向かう。この時、内爪40が外爪41の下
方に移動しチャック位置46にてタブ112aを把持で
きる状態り、内爪40が容器100の栓体112に接触
して停止する。そして、図示しないチャック到着センサ
がオンし、容器回転機構10がさらに容器100を回転
させる。容器100のタブ112aが外側倒れ姿勢の場
合、タブ112aは外ガイド35によってチャック準備
姿勢に矯正されながら、前記外ガイド35からガイド溝
48に受け渡され、チャック位置46に誘導される。ま
た、タブ112aが内側倒れ姿勢の場合、前記容器10
0の回転に伴い前記内爪40に形成された溝43によっ
てかき上げながら引き起こされ、チャック位置46に誘
導される。タブ112aがチャック位置46に誘導され
たことが確認されると、チャック駆動モータ66に対し
て図示しない制御部から逆転指令が発せられ、チャック
機構による開栓動作が開始される。すなわち、図8に示
すように、ピニオン62が前述とは逆に回転し始め、内
爪40は上方に移動を開始し、内爪40と外爪41とが
密着すると共に、スプリング49の復元力によって内爪
40と外爪41はタブ112aをしっかり把持する。こ
の時、内爪40に設けられた凸状部42aと外爪41に
設けられた凹状部45aとの係合によってタブ112a
はさらに確実に把持される。さらに、チャック駆動モー
タ66の回転が続くと、チャック機構はタブ112aを
把持したまま、上方に移動を始める。そして、容器10
0から栓体112を引き抜き、開栓を行う。チャック機
構の上昇がさらに進み、円筒ラック59の上端のローラ
61がガイドレール60の軌道上に到達し、ピニオン6
2が円筒ラック59の下端に達すると、ピニオン62の
回転が規制され、移動ベース58の図中左方向への移動
が開始される。移動ベース58の移動が進み、外爪41
を支持する固定部材51の設けられたローラ55が排出
ドグ56に達すると、ローラ55が排出ドグ56の斜面
に沿って上昇し、その結果、外爪41をスプリング49
の不勢力に反して上昇させ、内爪40と外爪41との密
着を解除し把持していた栓体112を放す。栓体112
は自重によって下方に配置されている栓体排出箱4(図
2参照)に落下し廃棄される。これで一連の開栓動作は
終了し、チャック機構は、次に開栓する容器が開栓位置
に到達するのを待つ。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、容器回転機構によって
容器に装着された栓体のタブが容器の軸中心を中心に回
転し、この時、前記タブが栓体側面に対して外側倒れ姿
勢にあれば、外ガイドが前記タブを前記容器の回転に伴
い斜面に沿ってガイドしながら引き起こしチャック準備
姿勢に矯正し、容器がさらに回転することによって、チ
ャック機構のチャックガイドによってチャック位置に誘
導される。一方、前記タブが前記栓体側面に対して内側
倒れ姿勢にある場合は、前記容器の回転に伴い内ガイド
によって、かき上げながら引き起こされ、前記チャック
位置に誘導される。そして、チャック位置に誘導された
外側倒れ姿勢または内側倒れ姿勢の栓体のタブはチャッ
ク機構によって把持されかつ引き上げられて開栓され
る。従って、タブの状態に関係なくタブを確実に把持し
栓体の開栓を行うことができる。
【0039】また、前記チャック機構は、内爪と外爪と
から形成され、前記外爪は前記内爪を覆うと共に該内爪
に対して接離可能に同心配置され、前記内爪と前記外爪
との接離動作によって前記タブの把持及び開放を行う。
従って、タブの把持を容易な構造によって確実に行うこ
とができる。
【0040】また、前記内爪には前記内ガイドが形成さ
れ、前記外爪には前記チャックガイドが形成されている
ので、開栓するための構造をシンプル化し装置を小型化
することができる。
【0041】また、前記内ガイド及び前記チャックガイ
ドが溝形状を呈しているので、容器の回転に伴って回転
するタブを確実チャック機構のチャック部に誘導し、良
好な開栓動作を行うことができる。
【0042】また、前記内爪の外周面及び前記外爪の内
周面は互いに係合可能なテーパ形状を呈し、さらに、前
記内爪の外周面は凸状部または凹状部を有し、前記外爪
の内周面は前記凸状部または凹状部と係合可能凹状部ま
たは凸状部を有している。従って、テーパ形状の係合に
より強い把持力が得られると共に、外爪及び内爪に形成
された凹凸によってさらに強い把持力を得ることができ
る。
【0043】また、容器回転機構は前記容器に密着可能
な複数の回転自在なローラを有し、前記容器を所定位置
にセンタリングしながら回転させる。従って、容器の位
置決めが正確に行われ、栓体のタブをチャック位置に正
確に誘導し確実な把持及び開栓を行うことができる。
【0044】さらに、搬送機構が前記容器を所定の位置
に搬送し、チャック移動機構は前記チャック機構を前記
容器から前記栓体を抜き取る位置と抜き取った栓体を廃
棄する位置との間で移動させる。従って、連続的に容器
をチャック機構に供給し、該チャック機構は容器から抜
き取った栓体を所定の位置に順次廃棄することが可能に
なり効率的な開栓作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動開栓装置の外観斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る自動開栓装置の内部機構の配置を
示す概略図である。
【図3】本発明に係る自動開栓装置の搬送機構の構造を
説明する斜視図である。
【図4】本発明に係る自動開栓装置の容器回転機構の構
造を説明する斜視図である。
【図5】本発明に係る自動開栓装置の容器回転機構のロ
ーラの配置及び動作を説明する説明図である。
【図6】本発明に係る自動開栓装置のチャック機構の構
造を説明する説明図である。
【図7】本発明に係る自動開栓装置のチャック機構の動
作を説明する外観図である。
【図8】本発明に係る自動開栓装置のチャック移動機構
の構造を説明する斜視図である
【図9】従来の自動開栓装置を説明する説明図である。
【図10】タブ付栓体のタブ状態を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 自動開栓装置の本体 4 栓体排出箱 7 搬送機構 8 容器収納ラック 10 容器回転機構 11 チャック機構 12 チャック移動機構 30a,30b,30c,30d ローラ 35 外ガイド 40 内爪 41 外爪 42a 凸状部 43 溝(内ガイド) 45a 凹状部 46 チャック位置 48 ガイド溝(チャックガイド) 100 容器 112 栓体 112a タブ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器上面に装着された栓体に設けられた
    タブを把持して前記栓体を引き上げて開栓する自動開栓
    装置であって、 前記容器の上部で栓体に臨んで配置され前記タブをチャ
    ック位置で把持する上下動可能なチャック機構と、 前記容器を所定位置で容器中心軸を中心に回転させる容
    器回転機構と、 前記栓体側面に対して外側倒れ姿勢のタブを前記容器の
    回転に伴い斜面に沿ってガイドしながら引き起こしチャ
    ック準備姿勢に矯正する外ガイドと、 前記チャック準備姿勢の前記タブを前記容器の回転に伴
    い前記チャック機構のチャック位置に誘導するチャック
    ガイドと、 前記栓体側面に対して内側倒れ姿勢のタブを前記容器の
    回転に伴いかき上げながら引き起こしチャック位置に誘
    導する内ガイドと、 を含み、 前記容器回転機構によって外側倒れ姿勢または内側倒れ
    姿勢の栓体のタブを回転させながら引き起こしチャック
    位置に誘導して把持しかつ引き上げて開栓することを特
    徴とする自動開栓装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動開栓装置において、 前記チャック機構は、内爪と外爪とから形成され、 前記外爪は前記内爪を覆うと共に該内爪に対して接離可
    能に同心配置され、前記内爪と前記外爪との接離動作に
    よって前記タブの把持及び開放を行うことを特徴とする
    自動開栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動開栓装置において、 前記内爪には前記内ガイドが形成され、前記外爪には前
    記チャックガイドが形成されていることを特徴とする自
    動開栓装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    記載の自動開栓装置において、 前記内ガイド及び前記チャックガイドは溝形状を呈する
    ことを特徴とする自動開栓装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4記載の自動開栓装置において、 前記内爪の外周面及び前記外爪の内周面は互いに係合可
    能なテーパ形状を呈し、前記内爪の外周面は凸状部また
    は凹状部を有し、前記外爪の内周面は前記凸状部または
    凹状部と係合可能な凹状部または凸状部を有することを
    特徴とする自動開栓装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4または請求項5記載の自動開栓装置にお
    いて、 前記容器回転機構は前記容器に密着可能な複数の回転自
    在なローラであって、前記容器を所定位置にセンタリン
    グしながら回転させることを特徴とする自動開栓装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4または請求項5または請求項6記載の自
    動開栓装置において、 さらに、 前記容器を所定の位置に搬送する搬送機構と、 前記容器から前記栓体を抜き取る位置と抜き取った栓体
    を廃棄する位置との間で前記チャック機構を移動させる
    チャック移動機構と、 を含み、 前記搬送機構によって順次搬送される容器から栓体を抜
    き取り、チャック移動機構によってチャック機構を移動
    し所定の位置で栓体を廃棄することを特徴とする自動開
    栓装置。
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