JP3203773B2 - 自動開栓装置 - Google Patents

自動開栓装置

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JP3203773B2
JP3203773B2 JP16716892A JP16716892A JP3203773B2 JP 3203773 B2 JP3203773 B2 JP 3203773B2 JP 16716892 A JP16716892 A JP 16716892A JP 16716892 A JP16716892 A JP 16716892A JP 3203773 B2 JP3203773 B2 JP 3203773B2
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plug
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rack
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克史 高橋
孝一 松本
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/04Details of the conveyor system
    • G01N2035/0401Sample carriers, cuvettes or reaction vessels
    • G01N2035/0403Sample carriers with closing or sealing means
    • G01N2035/0405Sample carriers with closing or sealing means manipulating closing or opening means, e.g. stoppers, screw caps, lids or covers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院などで実施される
血液検査のための採血管に組み込まれた栓の自動剥離に
好適な開栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査分野では、血液検査のための採
血器具として真空採血管が一般的に用いられている。こ
の真空採血管には真空保持部分及び針の刺通部分には、
ゴム栓やフィルムシール栓などが用いられている。一方
近年、血液検査の自動化が進み採血後の血液検体を血清
分離(遠心分離)した後に分析装置へ血清を分注分配す
るのに、自動搬送ラインが用いられるようになった。こ
の自動搬送ラインを用いる場合には分注前に採血管のゴ
ム栓やフィルムシール栓を外しておかないと、分注用の
ノズルなどが挿入出来ないなどの問題があった。これま
でこれらゴム栓やフィルムシール栓を自動的に除去する
手段として、実公平2−13080号に示すような方法が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】臨床検査分野の自動化
は、省力化,処理の迅速化,検体との接触機会に伴う安
全性の向上などのために必要とされる課題であり、特に
これからの予測される検査技師不足を補うための一助と
して、急速に要求が高まってきている。この自動化のた
めには、採血したあとの採血管の処理をいかに人手を介
さずに行うかが重要な要素である。この手法の一つとし
て採血,遠心分離後の採血管のゴム栓やフィルムシール
栓を自動的に抜き取る手段が既知であることは前述した
が、これまでの技術では栓を抜いたときに採血管上から
は確実に除去されているか否かの確認が行えず、栓を抜
き損じて後工程でのトラブルの原因を生じていた。
【0004】本発明の目的は、採血管に設けられている
栓の存在を検出することにより自動的に栓を除去するこ
とができる自動開栓装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、栓が装着さ
れている採血管をラックに挿入されている状態で所定位
置へ搬送する搬送部と、該所定位置に停止された採血管
上の栓を除去する栓抜き取り機構部とを備えた自動開栓
装置において、所定位置に停止された採血管上の栓の存
在を検出する検出手段として、発光器と受光器が採血管
上の栓を介して対向配置される検出器を二方向に設け、
検出手段により栓が検知されたことに基づいて上記栓抜
き取り機構部により栓を除去するように構成した。
【0006】
【作用】ゴム栓又はフィルムシール栓などの栓を除去す
る時にこのゴム栓が確実に除去出来たか否かの確認を行
うための検出手段として二組の検出器を設ける。検出器
が1方向だと半めくれ状態の場合に誤検知する恐れがあ
るため、2方向から検知している。そのため、誤検知す
ることはない。若し栓が除去出来ない場合、作動の繰返
しを行わせたり、アラーム表示を行うことが出来、栓を
したままの状態のときは、以降の処理を行わないように
するなどのプロテクトをかけることが出来る。
【0007】
【実施例】本発明に基づく自動開栓装置は、複数本の採
血管を挿入したラックを開栓機構部まで搬送するラック
搬送機構部と採血管の栓を抜く栓抜取り機構部と、栓を
抜いた採血管を搬送する搬送機構部を具備しており、二
方向の検出器からの検出情報により採血管の栓の有無を
判断し、栓有りとの判断がされたとき、栓抜取り機構部
の採血管押さえ機構で採血管を押さえて、ハンドリング
部の栓押さえ棒により、採血管の栓を押し、ハンドリン
グ部の爪により栓を引き上げ、栓押さえ棒と爪により栓
を引き抜く。この場合、採血管は、自動化ラインを搬送
するために、専用ラックに投入される。このラック搬送
機構部により所定の位置に搬送され、採血管を動かない
ように固定する手段により固定し、栓抜き取り機構部を
採血管上部へ移動して、ゴム栓またはフィルムシール栓
をハンドリング部によりつまみ、除去する。
【0008】採血管上の栓の有無検知は、光透過形セン
サー又は光反射形センサーにより判別出来るが、その取
付け高さを栓の高さに合わせることにより、誤検知なく
栓を検出できる。
【0009】採血管の栓抜取り機構は採血管の栓を押す
機構と、栓を抜くハンドリング部と、採血管押さえ機構
より構成され、採血管押さえ機構により採血管を押さえ
て、ハンドリング部は栓と接触部に溝を設けてハンドリ
ング部を採血管の栓に押しあて、栓又は栓の突起部を溝
と採血管の栓を押す機構で挾みこみ、ハンドリング部と
採血管の栓を押す機構を押し上げて、栓を引き抜く。採
血管の栓を抜くハンドリング部の溝の形状は、縦又は横
でもよく、斜めであってもよい。
【0010】ラック搬送機構部は複数本の採血管が挿入
されたラックを、栓抜取り位置に位置づけて栓の抜取り
をする場合、採血管を挿入したラックをピッチずつ間欠
移動し、採血管の栓を抜くことができる。採血管の栓を
抜くハンドリング部が開くときにはハンドリング軸と軸
固定板の隙間があり、ハンドリング部が閉じるとハンド
リング軸と軸固定板の隙間がなくなる構造を採用するこ
とができる。
【0011】本発明の一実施例を図1〜図4に示す。図
1〜図4の自動開栓機は、ラック搬送機構部1と栓抜き
取り機構部2に大きく分けられる。ラック搬送機構部1
は、モータ3を駆動させ、ラック送り部4を動作させ、
ラック5を搬送する。所定の停止位置の停止センサー6
によりラック5を停止させる。
【0012】ラック搬送機構部1には、さらに採血管押
さえ機構7があって、採血管12を所定の位置で動かな
いように保持する役目を果たす。また、このラック搬送
機構部1には、採血管12上部の栓17の部分を検出す
るための検出器として、発光器8と受光器9が相対する
ように設置されている。一方、栓抜き取り機構部2が別
途組み込まれ、ハンドリング部10の爪11が採血管1
2上に位置するように作動する。栓17を除去する位置
での詳細図を図2に示す。
【0013】図2において、ラック5に挿入された採血
管12(フィルムシール栓17付き)が採血管押さえ機構
7で固定されている。栓抜き取り機構2に設けられたシ
リンダ13,13′の上下栓中心押さえシリンダ14,
回転チャック15及びこの回転チャック15に組み込ま
れた爪11の作用で採血管12上のフィルムシール栓1
7を剥離するのであるが、この作動状態は、特願平3−5
6332号に詳述してあるので省略する。ここで栓17の有
無を検出するため検出器として、発光器8と受光器9が
フィルムシール栓17の中央突起16を検出するように
設定されるのである。
【0014】図3には、栓17としてゴム栓付きの採血
管12の詳細図を示す。検出器8及び受光器9は、ゴム
栓17を検出可能に構成する。以上のように構成するこ
とにより、採血管12の停止位置で、ゴム栓17及びフ
ィルムシール栓17のいずれの場合でも、栓17そのも
のが確実にはずれた場合のみ、検出器が作動する。
【0015】図4に検知器配置図を示す。図4の(A)
は平面、(B)は正面、(C)は側面からの状態を示
す。2方向に検知器があるため、半めくれ状態でも、誤
検知することなく確実に、栓有無状態の把握ができる。
従って、もしも栓17が外れなかった場合を考えたと
き、何度か開栓動作を繰り返して、いわゆるリトライ動
作で開栓をより、確実にすることが出来るが、これも必
ず完全とも言えない。従って、未開栓の採血管12に関
しては、次工程へその情報を流して、次工程の作業を中
断すること、またはスキップをさせるなどのアラーム処
理を行うことができ、誤って栓17のあるところへ分注
ノズルを差し込んで針を折るなどの故障を防止する。
【0016】このような実施例によれば、ゴム栓及びフ
ィルムシール栓の有無が誤検知なく確実にできるため、
自動で採血管の栓を確実に抜くことができる。したがっ
て、自動化ラインを接続しても次工程に問題なく搬送で
きる。また、従来よりも栓抜き取りミスがなくなるた
め、より一層、血液を触れないため血液からの感染、又
は血液に対して菌を入れてしまう恐れを低減でき、安全
面で向上する。また、手作業を排除できるため、採血管
を床に落としたり、血液をこぼす恐れがなくなり、衛生
面でも向上する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、採血管に装着されてい
る栓を確実に検出することができ、栓の存在を検出する
ことにより採血管上の栓の除去動作を自動的に実行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の自動開栓装置の概略図である。
【図2】栓を除去する位置での栓抜取り詳細図である。
【図3】ゴム栓付き採血管の栓抜取り詳細図である。
【図4】検知器の配置図である。
【符号の説明】
1…ラック搬送機構部、2…栓抜取り機構部、4…ラッ
ク送り部、5…ラック、6…停止センター、7…採血管
押さえ機構、8…発光器、9…受光器、10…ハンドリ
ング部、12…採血管、14…上下栓中心押さえシリン
ダ、17…栓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10 B67B 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】栓が装着されている採血管をラックに挿入
    されている状態で所定位置へ搬送する搬送部と、該所定
    位置に停止された採血管上の栓を除去する栓抜き取り機
    構部とを備えた自動開栓装置において、上記所定位置に
    停止された上記採血管上の栓の存在を検出する検出手段
    として、発光器と受光器が上記栓を介して対向配置され
    る検出器を二方向に設け、上記検出手段により栓が検知
    されたことに基づいて上記栓抜き取り機構部により栓を
    除去するように構成したことを特徴とする自動開栓装
    置。
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