JP7085524B2 - 改質ガス製造設備及び改質ガス製造方法 - Google Patents
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Description
<実施形態1に係る改質ガス製造設備の構成>
図1に示されるように、本開示の実施形態1に係る改質ガス製造設備1は、有機物を含む固体物質を部分燃焼ガス化してガス化ガスを生成するガス化装置2と、ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質装置3と、燃料を燃焼する燃焼炉4と、燃焼炉4において燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する燃焼炉ボイラ5と、改質ガスと蒸気とを熱交換することにより蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される熱交換装置6とを備えている。
廃棄物やバイオマスのような固体物質が破砕装置11によって細かく破砕され、破砕された固体物質が乾燥装置12に供給される。熱風発生装置13において第2燃料を燃焼させることにより発生した第2燃焼排ガスである熱風が乾燥装置12に供給されることによって、固体物質が乾燥される。固体物質を乾燥した熱風には、塵等の固体成分が混入されているので、サイクロン14によって熱風から固体成分を分離し、固体成分が分離された熱風は燃焼炉4に供給される。分離された固体成分は、ダクト(乃至コンベヤ)15内に供給される。
図2に示されるように、実施形態1に係る改質ガス製造設備1において、ガス化装置2に供給される混合流体を生成するための混合器17aと、改質装置3に供給される混合流体を生成するための混合器17bとが設けられてもよい。また、混合器17a及び17bのそれぞれに供給される酸素の流量を調節するための流量調節弁26a及び26bを設けてもよい。さらに、ガス化装置2から流出するガス化ガスの温度を計測するための温度センサ28及び改質装置3から流出する改質ガスの温度を計測するための温度センサ29を設けるとともに、流量調節弁26a及び温度センサ28に電気的に接続された制御装置27a及び流量調節弁26b及び温度センサ29に電気的に接続された制御装置27bとを設けてもよい。
本変形例に係る改質ガス製造設備1の動作は、実施形態1に係る改質ガス製造設備1の動作と基本的には同じである。以下では、前者において後者とは異なる動作についてのみ説明する。改質ガス製造設備1の動作中、ガス化装置2に関して、温度センサ28による計測値が制御装置27aに伝送される。制御装置27aには、予め設定温度を設定しておき、制御装置27aは、温度センサ28から伝送された計測値が設定温度より上か、下かを判定する。温度センサ28の計測値が制御装置27aの設定温度より上の場合、制御装置27aは、流量調節弁26aの開度を下げる。流量調節弁26aの開度が下がると、ガス化装置2への酸素の供給量が低下するので、ガス化装置2の固体物質の燃焼量が下がり、ガス化装置2の温度が低下する。一方、温度センサ28の計測値が制御装置27aの設定温度より下の場合、制御装置27aは、流量調節弁26aの開度を上げる。流量調節弁26aの開度が上がると、ガス化装置2への酸素の供給量が増加するので、ガス化装置2の固体物質の燃焼量が増加し、ガス化装置2の温度が上昇する。
次に、実施形態2に係る改質ガス製造設備について説明する。実施形態2に係る改質ガス製造設備は、実施形態1に対して、熱交換装置6の構成を変更したものである。尚、実施形態2において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示されるように、本開示の実施形態2に係る改質ガス製造設備1において、熱交換装置6の蒸気流通管6aには、蒸気流通管6a内に水を供給するための水供給管30が接続されている。図3には、1本の水供給管30が描かれているが、1本の水供給管30のみが設けられる形態に限定するものではなく、蒸気流通管6aの長さ方向の異なる複数の箇所に接続するように複数の水供給管が設けられてもよい。その他の構成は実施形態1(図1の構成)と同じである。
実施形態2に係る改質ガス製造設備1の動作は、熱交換装置6における改質ガスと蒸気との熱交換以外の動作については実施形態1と同じである。したがって、実施形態2に係る改質ガス製造設備の動作として、熱交換装置6における改質ガスと蒸気との熱交換の動作についてのみ説明する。
図4に示されるように、実施形態2に係る改質ガス製造設備1において、水供給管30に流量調節弁31を設けてもよい。この流量調節弁31は、蒸気流通管6aの内部、すなわち蒸気流通路内へ供給される水の供給量を調節するためのものであり、水供給量調節装置を構成する。また、熱交換装置6には、蒸気が蒸気流通路を流れる方向において水供給管30が蒸気流通管6aに接続される位置(すなわち、蒸気流通路内に水が供給される位置)よりも下流側で蒸気流通路内の蒸気の温度を計測するための温度センサ32を設けてもよい。この温度センサ32は蒸気温度計測装置を構成する。さらに、流量調節弁31及び温度センサ32に電気的に接続された制御装置27dを設けてもよい。その他の構成は図3の構成と同じである。
本変形例に係る改質ガス製造設備1の動作は、実施形態2に係る改質ガス製造設備1の動作と基本的には同じである。以下では、前者において後者とは異なる動作についてのみ説明する。改質ガス製造設備1の動作中、温度センサ32による計測値が制御装置27dに伝送される。制御装置27dには、温度センサ32による計測値に関する温度範囲を予め設定しておき、制御装置27dは、温度センサ32から伝送された計測値がこの温度範囲内か否かを判定する。
次に、実施形態3に係る改質ガス製造設備について説明する。実施形態3に係る改質ガス製造設備は、実施形態1または2(それぞれの変形例も含む)に対して、乾燥装置12の構成を変更したものである。以下では、実施形態1において乾燥装置12の構成を変形した構成で実施形態3を説明するが、実施形態2において乾燥装置12の構成を変形することにより実施形態3を構成してもよい。尚、実施形態3において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示されるように、本開示の実施形態3に係る改質ガス製造設備1において、乾燥装置12として、燃焼炉ボイラ5で発生した蒸気の一部によって固体物質を乾燥する間接加熱式の乾燥装置を用いてもよい。この場合、固体物質を乾燥した蒸気を脱臭するために脱臭装置40が設けられる。その他の構成は実施形態1と同じである。
実施形態3に係る改質ガス製造設備1の動作は、乾燥装置12の動作以外については実施形態1と同じである。このため、以下では、乾燥装置12の動作についてのみ説明する。実施形態3では、乾燥装置12において、燃焼炉ボイラ5で発生した蒸気の一部によって固体物質を乾燥するので、実施形態1のような熱風発生装置13(図1参照)が不要である。このため、熱風を発生させるための第2燃料が不要になるので、実施形態1に比べて、改質ガス製造設備1の運転コストを低減することができる。
実施形態3では、乾燥装置12において、燃焼炉ボイラ5で発生した蒸気の一部によって固体物質を乾燥していたが、この形態に限定するものではない。図6に示されるように、熱交換装置6で生成した過熱蒸気の一部によって固体物質を乾燥するように構成してもよい。
次に、実施形態4に係る改質ガス製造設備について説明する。実施形態4に係る改質ガス製造設備は、実施形態1~3(それぞれの変形例も含む)のいずれかに対して、ガス化装置2で生成したガス化ガスを加熱してガス化ガス中の固形成分を溶融分離するための溶融炉を付加したものである。以下では、実施形態1に溶融炉を付加した構成で実施形態4を説明するが、実施形態2又は3に溶融炉を付加することにより実施形態4を構成してもよい。尚、実施形態4において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示されるように、本開示の実施形態4に係る改質ガス製造設備1において、ガス化装置2で生成したガス化ガスを加熱してガス化ガス中の固形成分を溶融分離するための溶融炉50を設けてもよい。この場合、ガス化装置2と改質装置3とを接続するガス化ガス流通管51にガス化ガス分岐管52を設置し、ガス化ガス分岐管52の一方はガス化ガス流通管51aを介して溶融炉50に接続され、ガス化ガス分岐管52の他方はガス化ガス流通管51bを介して改質装置3に接続され、溶融炉50と改質装置3とは連通管53で接続されるように構成される。ガス化ガス流通管51aには第1開閉弁54が設けられ、ガス化ガス流通管51bには第2開閉弁55が設けられてもよい。第1開閉弁54及び第2開閉弁55は、これらを開閉することにより、ガス化装置2から流出したガス化ガスを改質装置3又は溶融炉50に供給するように切り換えることができるので、切換装置を構成してもよい。その他の構成は実施形態1と同じである。
実施形態4に係る改質ガス製造設備1の動作は、ガス化装置2から改質装置3までの間のガス化ガスを処理する動作以外については実施形態1と同じである。このため、以下では、ガス化装置2から改質装置3までの間のガス化ガスを処理する動作についてのみ説明する。実施形態4では、第1開閉弁54及び第2開閉弁55を開閉することにより、ガス化装置2から流出したガス化ガスを改質装置3又は溶融炉50のいずれか一方に供給するように切り換えることができる。第1開閉弁54を閉めるとともに第2開閉弁55を開けることにより、ガス化装置2を流出したガス化ガスの全量が改質装置3に流入する。この場合の動作は実施形態1と同じである。
有機物を含む固体物質を部分燃焼してガス化ガスを生成するガス化装置(2)と、
前記ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質装置(3)と、
燃料を燃焼する燃焼炉(4)と、
前記燃焼炉において前記燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する燃焼炉ボイラ(5)と、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される熱交換装置(6)と
を備える。
前記ガス化装置(2)は、前記熱交換装置(6)で生成された前記過熱蒸気を使用して前記ガス化ガスを改質する。
前記ガス化装置(2)への前記固体物質の供給量を調節する固体物質供給量調節装置(23)と、
前記熱交換装置(6)から流出する前記改質ガスの温度を計測する改質ガス温度計測装置(温度センサ24)と、
前記燃焼炉(4)への前記燃料の供給量を計測する燃料供給量計測装置(流量センサ25)と、
前記燃焼炉(4)への前記燃料の供給量を調節する燃料供給量調節装置(流量調節弁26)と、
制御装置(27c)と
を備え、
前記制御装置(27c)は、前記改質ガス温度計測装置(24)による計測値及び前記燃料供給量計測装置(25)による計測値に基づいて、前記固体物質の供給量又は前記燃料の供給量の少なくとも一方を調節する。
前記熱交換装置(6)内には、
前記蒸気が流通する蒸気流通路と、
前記改質ガスが流通する改質ガス流通路と
が画定され、
前記熱交換装置(6)は、前記蒸気流通路内に水を供給するための少なくとも1つの水供給管(30)を備える。
前記少なくとも1つの水供給管(30)に設けられ、前記蒸気流通路内へ供給される前記水の供給量を調節するための水供給量調節装置(流量調節弁31)と、
前記蒸気が前記蒸気流通路を流れる方向において前記蒸気流通路内に前記水が供給される位置よりも下流側の前記蒸気の温度を計測するための蒸気温度計測装置(温度センサ32)と、
制御装置(27d)と
を備え、
前記制御装置(27d)は、前記蒸気温度計測装置(32)による計測値に基づいて、前記蒸気流通路内へ供給される前記水の供給量を調節する。
前記固体物質を前記ガス化装置(2)に供給する前に前記固体物質を乾燥させる乾燥装置(12)と、
熱風を発生させる熱風発生装置(13)と
をさらに備え、
前記固体物質は前記熱風に曝されることにより乾燥される。
前記熱風は、前記改質ガスを燃焼させることにより発生した第2燃焼排ガスである。
前記固体物質を前記ガス化装置(2)に供給する前に前記固体物質を乾燥させる乾燥装置(12)をさらに備え、
前記固体物質は前記蒸気又は前記過熱蒸気の熱により乾燥される。
前記ガス化装置(2)から流出したガス化ガスを加熱して該ガス化ガス中の固形成分を溶融分離し、前記固形成分の少なくとも一部が分離された前記ガス化ガスを前記改質装置(3)に供給するように構成された溶融炉(50)と、
前記ガス化装置(2)から流出したガス化ガスを前記改質装置(3)又は前記溶融炉(50)に供給するように切り換える切換装置(第1開閉弁54/第2開閉弁55)と
をさらに備える。
前記燃料は前記改質ガスを含む。
有機物を含む固体物質を部分燃焼してガス化ガスを生成するガス化ステップと、
前記ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質ステップと、
燃料を燃焼する燃焼ステップと、
前記燃焼ステップにおいて前記燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する蒸気発生ステップと、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される過熱蒸気生成ステップと
を含む。
前記改質ステップにおいて、前記過熱蒸気を使用して前記ガス化ガスが改質される。
2 ガス化装置
3 改質装置
4 燃焼炉
5 燃焼炉ボイラ
6 熱交換装置
12 乾燥装置
13 熱風発生装置
23 固体物質供給量調節装置
24 温度センサ(改質ガス温度計測装置)
25 流量センサ(燃料供給量計測装置)
26 流量調節弁(燃料供給量調節装置)
27c 制御装置
27d 制御装置
30 水供給管
31 流量調節弁(水供給量調節装置)
32 温度センサ(蒸気温度計測装置)
50 溶融炉
54 第1開閉弁(切換装置)
55 第2開閉弁(切換装置)
Claims (10)
- 有機物を含む固体物質を部分燃焼してガス化ガスを生成するガス化装置と、
前記ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質装置と、
燃料を燃焼する燃焼炉と、
前記燃焼炉において前記燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する燃焼炉ボイラと、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される熱交換装置と、
前記ガス化装置への前記固体物質の供給量を調節する固体物質供給量調節装置と、
前記熱交換装置から流出する前記改質ガスの温度を計測する改質ガス温度計測装置と、
前記燃焼炉への前記燃料の供給量を計測する燃料供給量計測装置と、
前記燃焼炉への前記燃料の供給量を調節する燃料供給量調節装置と、
制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記改質ガス温度計測装置による計測値及び前記燃料供給量計測装置による計測値に基づいて、前記固体物質の供給量又は前記燃料の供給量の少なくとも一方を調節し、
前記改質装置は、前記熱交換装置で生成された前記過熱蒸気を使用して前記ガス化ガスを改質する改質ガス製造設備。 - 有機物を含む固体物質を部分燃焼してガス化ガスを生成するガス化装置と、
前記ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質装置と、
燃料を燃焼する燃焼炉と、
前記燃焼炉において前記燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する燃焼炉ボイラと、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される熱交換装置であって、該熱交換装置内には、前記蒸気が流通する蒸気流通路と、前記改質ガスが流通する改質ガス流通路とが画定され、前記蒸気流通路内に水を供給するための少なくとも1つの水供給管を備える熱交換装置と、
前記少なくとも1つの水供給管に設けられ、前記蒸気流通路内へ供給される前記水の供給量を調節するための水供給量調節装置と、
前記蒸気が前記蒸気流通路を流れる方向において前記蒸気流通路内に前記水が供給される位置よりも下流側の前記蒸気の温度を計測するための蒸気温度計測装置と、
制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記蒸気温度計測装置による計測値に基づいて、前記蒸気流通路内へ供給される前記水の供給量を調節し、
前記改質装置は、前記熱交換装置で生成された前記過熱蒸気を使用して前記ガス化ガスを改質する改質ガス製造設備。 - 前記ガス化装置への前記固体物質の供給量を調節する固体物質供給量調節装置と、
前記熱交換装置から流出する前記改質ガスの温度を計測する改質ガス温度計測装置と、
前記燃焼炉への前記燃料の供給量を計測する燃料供給量計測装置と、
前記燃焼炉への前記燃料の供給量を調節する燃料供給量調節装置と、
制御装置と
を備え、
前記制御装置は、前記改質ガス温度計測装置による計測値及び前記燃料供給量計測装置による計測値に基づいて、前記固体物質の供給量又は前記燃料の供給量の少なくとも一方を調節する、請求項2に記載の改質ガス製造設備。 - 前記固体物質を前記ガス化装置に供給する前に前記固体物質を乾燥させる乾燥装置と、
熱風を発生させる熱風発生装置と
をさらに備え、
前記固体物質は前記熱風に曝されることにより乾燥される、請求項1~3のいずれか一項に記載の改質ガス製造設備。 - 前記熱風は、前記改質ガスを燃焼させることにより発生した第2燃焼排ガスである、請求項4に記載の改質ガス製造設備。
- 前記固体物質を前記ガス化装置に供給する前に前記固体物質を乾燥させる乾燥装置をさらに備え、
前記固体物質は前記蒸気又は前記過熱蒸気の熱により乾燥される、請求項1~3のいずれか一項に記載の改質ガス製造設備。 - 前記ガス化装置から流出したガス化ガスを加熱して該ガス化ガス中の固形成分を溶融分離し、前記固形成分の少なくとも一部が分離された前記ガス化ガスを前記改質装置に供給するように構成された溶融炉と、
前記ガス化装置から流出したガス化ガスを前記改質装置又は前記溶融炉に供給するように切り換える切換装置と
をさらに備える、請求項1~6のいずれか一項に記載の改質ガス製造設備。 - 前記燃料は前記改質ガスを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の改質ガス製造設備。
- 有機物を含む固体物質を部分燃焼してガス化ガスを生成するガス化ステップと、
前記ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質ステップと、
燃料を燃焼する燃焼ステップと、
前記燃焼ステップにおいて前記燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する蒸気発生ステップと、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される過熱蒸気生成ステップと、
前記改質ステップで生成した前記改質ガスの温度を計測するステップと、
前記燃焼ステップにおける前記燃料の供給量を計測するステップと、
前記改質ガスの温度の計測値及び前記燃料の供給量の計測値に基づいて、前記ガス化ステップにおける前記固体物質の供給量及び前記燃焼ステップにおける前記燃料の供給量の少なくとも一方を調節するステップと
を含み、
前記改質ステップにおいて、前記過熱蒸気を使用して前記ガス化ガスが改質される改質ガス製造方法。 - 有機物を含む固体物質を部分燃焼してガス化ガスを生成するガス化ステップと、
前記ガス化ガスを改質して一酸化炭素と二酸化炭素と水素とを少なくとも含む改質ガスを生成する改質ステップと、
燃料を燃焼する燃焼ステップと、
前記燃焼ステップにおいて前記燃料を燃焼することにより発生した第1燃焼排ガスの熱によって蒸気を発生する蒸気発生ステップと、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱されて過熱蒸気が生成される過熱蒸気生成ステップと、
前記改質ガスと前記蒸気とを熱交換することにより前記蒸気が過熱される間に、前記蒸気に水を供給するステップと、
前記水が供給された後の前記蒸気の温度を計測するステップと、
前記蒸気の温度の計測値に基づいて、前記蒸気に供給される前記水の供給量を調節するステップと
を含み、
前記改質ステップにおいて、前記過熱蒸気を使用して前記ガス化ガスが改質される改質ガス製造方法。
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