JP7085444B2 - インクジェット印刷装置およびインク供給方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェット印刷装置1の構成を示した図である。このインクジェット印刷装置1は、長尺帯状の印刷媒体である印刷用紙9を搬送しつつ、複数のインクジェットヘッド50から印刷用紙9へ向けてインクを吐出することにより、印刷用紙9の表面にカラー画像を印刷する装置である。図1に示すように、インクジェット印刷装置1は、印刷装置本体10と、4つのインク供給機構20と、制御部30とを備えている。
印刷装置本体10は、搬送機構40と、4つのインクジェットヘッド50と、4つのサブタンク60とを備えている。
4つのインク供給機構20は、印刷装置本体10の外部に設置されるインクタンク70から、印刷装置本体10内のサブタンク60へ、各色のインクを供給する機構である。4つのインク供給機構20は、供給するインクの色が互いに異なるものの、構成自体は同等である。このため、以下では、1つのインク供給機構20の構成について説明する。また、以下の説明では、インクの供給経路の上流側を単に「上流側」と称し、インクの供給経路の下流側を単に「下流側」称する。
制御部30は、インクジェット印刷装置1内の各部を動作制御するための手段である。図4は、制御部30と、インクジェット印刷装置1内の各部との接続を示した図である。本実施形態の制御部30は、コンピュータにより構成される。図4に示すように、制御部30は、CPU等のプロセッサ31、RAM等のメモリ32、およびハードディスクドライブ等の記憶部33を有する。記憶部33内には、インク供給機構20によるインクの供給動作や、印刷装置本体10におけるインクの吐出動作を、それぞれ実行させるためのコンピュータプログラムPが、インストールされている。また、記憶部33内には、後述する送液処理に用いられる猶予カウント値Cも記憶されている。
続いて、上述したインクタンク70から中間タンク23へのインクの供給動作について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。以下では、種々の変形例について、上記の実施形態との相違点を中心に説明する。
図7は、第1変形例に係る下降配管82の断面図である。図7の例では、下降配管82の内径は、主配管83および湾曲配管84の内径よりも大きい。すなわち、下降配管82の内径は、下降配管82と連結する他の配管(主配管83および湾曲配管84)の内径よりも大きい。これにより、下降配管82内における気液分離をより促進させることができる。
図8は、第2変形例に係る下降配管82の断面図である。図8の例では、下降配管82が、鉛直下向きではなく、鉛直方向に対して斜め下向きに延びている。このようにすれば、インク中の気泡Bが、図8の破線矢印のように、下降配管82の内周面に沿って液面へ移動しやすくなる。したがって、下降配管82の内径が小さい場合でも、下降配管82内における気液分離を促進させることができる。下降配管82の鉛直方向に対する傾斜角度θは、例えば45°とすればよい。傾斜角度θは、0°以上かつ60°以下であることが好ましく、30°以上かつ60°以下であればより好ましい。
上記の実施形態では、中間タンク23に設けられた第1液面センサ231および第2液面センサ232の検出信号に基づいて、第1ポンプ832を動作させていた。しかしながら、第1ポンプ832は、第1液面センサ231の検出信号のみに基づいて、動作してもよい。すなわち、制御部30は、第1液面センサ231からインクが検出されない旨の信号を取得したときに、予め設定された時間だけ第1ポンプ832を動作させるようにしてもよい。また、制御部30は、第1液面センサ231および第2液面センサ232に依存することなく、予め設定されたタイムスケジュールに従って、第1ポンプ832の動作と停止とを繰り返すようにしてもよい。
9 印刷用紙
10 印刷装置本体
20 インク供給機構
21 タンクホルダ
22 第1送液配管
23 中間タンク
24 第2送液配管
25 エンプティセンサ
30 制御部
40 搬送機構
50 インクジェットヘッド
60 サブタンク
70 インクタンク
81 吸上配管
82 下降配管
83 主配管
231 第1液面センサ
232 第2液面センサ
241 第2ポンプ
810 吸引口
831 電磁弁
832 第1ポンプ
B 気泡
Claims (10)
- 印刷媒体に向けてインクを吐出するインクジェットヘッドと、
インクタンクから送液配管を介して前記インクジェットヘッドへインクを供給するインク供給機構と、
前記インク供給機構を制御する制御部と、
を備え、
前記送液配管は、
前記インクタンクの底面付近からインクを吸い上げる吸上配管と、
前記吸上配管の下流側に位置し、下流側へ向かうにつれて高さが下がる部分を含む下降配管と、
を含み、
前記インク供給機構は、
前記送液配管内に下流側へ向かうインクの流れを形成するポンプと、
前記下降配管の上部におけるインクの存否を検出するエンプティセンサと、
を有し、
前記制御部は、
a)前記ポンプを動作させる送液処理と、
b)前記送液処理の後に、前記ポンプを停止させて、所定時間待機する待機処理と、
c)前記待機処理の後に、前記エンプティセンサにより、前記下降配管の上部におけるインクの存否を検出する検出処理と、
d)前記検出処理の結果に基づいて、前記インクタンク内のインクがエンプティとなったか否かを判断する判断処理と、
を実行する、インクジェット印刷装置。 - 請求項1に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記下降配管は、鉛直方向に沿って下向きに延びる、インクジェット印刷装置。 - 請求項1に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記下降配管は、鉛直方向に対して斜め下向きに延びる、インクジェット印刷装置。 - 請求項3に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記下降配管の鉛直方向に対する傾斜角度は、30°以上かつ60°以下である、インクジェット印刷装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記下降配管の内径は6mm以上である、インクジェット印刷装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記下降配管の内径は、前記送液配管の前記下降配管に連結する他の部分の内径よりも大きい、インクジェット印刷装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記制御部は、
前記送液処理、前記待機処理、および前記検出処理を繰り返し、
前記下降配管の上部にインクが無い旨の検出結果を取得した回数が、所定の猶予回数を超えた場合に、前記判断処理において、前記インクタンク内のインクがエンプティとなったと判断する、インクジェット印刷装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記インク供給機構は、
前記ポンプよりも下流側かつ前記インクジェットヘッドよりも上流側において、インクを一時的に貯留する中間タンクと、
前記中間タンク内の所定の高さ位置においてインクの存否を検出する液面センサと、
を有し、
前記制御部は、
前記ポンプの動作開始および停止を、前記液面センサの検出結果に基づいて行う、インクジェット印刷装置。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のインクジェット印刷装置であって、
前記吸上配管の上流側の端部は、前記インクタンクの前記底面に対して、斜めに開口している、インクジェット印刷装置。 - インクジェット印刷装置において、インクタンクから送液配管を介してインクジェットヘッドへインクを供給するインク供給方法であって、
前記送液配管は、
前記インクタンクの底面付近からインクを吸い上げる吸上配管と、
前記吸上配管の下流側に位置し、下流側へ向かうにつれて高さが下がる下降配管と、
を含み、
前記インク供給方法は、
a)ポンプを動作させて、前記送液配管内に下流側へ向かうインクの流れを形成する工程と、
b)前記工程a)の後に、前記ポンプを停止させて、所定時間待機する工程と、
c)前記工程b)の後に、前記下降配管の上部におけるインクの存否を検出する工程と、
d)前記工程c)の検出結果に基づいて、前記インクタンク内のインクがエンプティとなったか否かを判断する工程と、
を有する、インク供給方法。
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