JP7084264B2 - 動力伝達装置の潤滑構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両などに備わる動力伝達装置の潤滑構造に関するものである。
従来、エンジンと電動機とを動力源としたハイブリッド車両に搭載される動力伝達装置として、各種ギヤやデファレンシャル装置をケース内に一括して組み込んだトランスアクスルが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1のトランスアクスルでは、ケースの下部に溜められたオイルを機械式オイルポンプで吸い上げて、パイプ等を通じてケース内のデファレンシャル装置の給油孔に潤滑用オイルとして供給するようになっている。
特開2017-047732号公報
しかしながら、上記の従来の特許文献1のように、オイルをパイプから直接的に給油孔に送るようにした場合、機械式オイルポンプの高回転時において、パイプから吐出されるオイルの流速が高いため、オイルがケースの内壁面等に衝突して飛散してしまい、オイルを給油孔に安定して送り込むことができないという問題があった。このため、オイルを給油孔に安定して送ることのできる技術が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パイプからのオイルを給油孔に安定して送ることのできる動力伝達装置の潤滑構造を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る動力伝達装置の潤滑構造は、動力伝達部材と、前記動力伝達部材を回転可能に支持する軸受とを収容するケースを備えた動力伝達装置の前記ケース内において、前記軸受にオイルを供給するための給油孔を有し、機械式オイルポンプから吐出されたオイルを、パイプを介して前記給油孔に送るように構成された動力伝達装置の潤滑構造であって、前記パイプの先端部は、前記ケースの内壁面に対向して開口しており、前記パイプの先端よりも基端側には、オイルを前記先端部の延伸方向に吐出するための吐出孔が設けられ、前記吐出孔よりも先端側には、オイルを前記給油孔の位置する下側に流出させるための切欠が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る動力伝達装置の潤滑構造によれば、パイプの吐出孔から吐出されるオイルの流速が低いときには、オイルが吐出孔から切欠を介して給油孔に送られる一方、パイプの吐出孔から吐出されるオイルの流速が高いときには、オイルはケースの内壁面に衝突して飛散するが、この飛散したオイルはパイプの先端部によって捕集されて切欠を介して給油孔に送られる。切欠からは、流速の低いオイルが給油孔に向けて送られることになるため、機械式オイルポンプの回転速度に係らずオイルを給油孔に安定して送ることができる。
図1は、本発明の実施の形態が適用される動力伝達装置の要部構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置の潤滑構造のオイルの流れを示す概略ブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置の潤滑構造におけるパイプの先端部の側断面図である。 図4は、図3のA-A線に沿った断面図である。
以下に、本発明に係る動力伝達装置の潤滑構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本発明の実施の形態が適用される動力伝達装置について説明する。
図1に示すように、この動力伝達装置10は、ハイブリッド型自動車の駆動力源であるエンジン12の出力を駆動輪14に伝達するための動力伝達機構16(トランスアクスル)を備える。
この動力伝達機構16は、減速歯車装置18、デファレンシャル装置20(動力伝達部材)、図示しない複数のギヤ機構を有しており、ケース内22に収容されている。デファレンシャル装置20は、車両下側に位置しており、ケース22に設けられたベアリング24(軸受)によって回転可能に支持される。
このケース内22には、オイルポンプPに加え、ハイブリッド型自動車の走行用駆動力源として用いられる図示しない電動モータも収容されている。この動力伝達装置10では、エンジン12および図示しない電動モータからの駆動力が、複数のギヤ機構、減速歯車装置18、デファレンシャル装置20を介してドライブシャフト26に分配され、駆動輪14に伝達されるようになっている。
オイルポンプPは、ポンプ駆動歯車28とデフリングギヤ30を介してデファレンシャル装置20に連結されており、デファレンシャル装置20によって機械的に回転駆動される機械式オイルポンプである。オイルポンプPは、ケース22内の図示しないパイプに接続されており、このパイプを介してベアリング24を含む動力伝達機構16の各部を潤滑するようになっている。
次に、本発明の実施の形態に係る動力伝達装置の潤滑構造について説明する。
図2に示すように、本実施の形態に係る動力伝達装置の潤滑構造100は、オイルポンプPから吐出される潤滑用のオイルを圧送するパイプ32と、このパイプ32から供給されるオイルをベアリング24に送り込むための給油孔34を備えている。
オイルポンプPは、ケース22の底部に設けられたオイル貯留部36からオイル38を吸入して、パイプ32へ圧送する。オイル貯留部36は、ケース22そのものによって構成されており、デファレンシャル装置20の下方に位置している。オイルポンプPの吸入口40はオイル貯留部36内に配置されている。上述したように、オイルポンプPはデファレンシャル装置20に連結されて回転駆動されるため、車速に応じた吸入量でオイルを吸入して給油孔34にオイルを供給することができる。このため、車速は、オイルポンプPのポンプ回転速度に対応し、オイルポンプPからのオイル吐出量に対応する。
パイプ32は、ベアリング24の給油孔34にオイルを供給するための油路であり、オイルポンプPの吐出側に接続されている。このパイプ32は、ケース22とは別体に構成され、ボルト等の締結部材によってケース22の内壁面等に固定されている。
図3は、パイプ32の先端部の側断面図、図4は、図3のA-A線に沿った断面図である。これらの図において、図の上下方向が車両上下方向である。これらの図に示すように、側方向に突出するパイプ32の先端部には、ケース22の側壁面42(内壁面)に対向して開口した円筒状のノズル44が形成されている。このノズル44の先端よりも基端側には、オイルをケース22の側壁面42に向けて側方向(図3の右方向)に吐出するための吐出孔46が設けられている。吐出孔46はノズル44の基端側に設けた円板48の中心に設けられる。この吐出孔46よりもノズル44の先端側の下部には、オイルを給油孔34の位置する下側に流出させるための切欠50が設けられている。
上記構成の動作および作用について説明する。
パイプ32の吐出孔46から吐出されるオイルの流速が低いときには、オイルが吐出孔46から切欠50を介して給油孔34に送られる。一方、パイプ32の吐出孔46から吐出されるオイルの流速が高いときには、オイルはケース22の側壁面42に衝突して飛散するが、この飛散したオイルはノズル44によって捕集されて切欠50を介して給油孔34に送られる。切欠50からは、流速の低いオイルが給油孔34に向けて緩やかに送られることになるため、オイルポンプPの回転速度に係らずオイルを給油孔34に安定して送ることができる。
このように、本実施の形態によれば、パイプ32の吐出孔46からベアリング24の給油孔34に至るまでのオイルの流速を低減することが可能である。このため、オイルポンプPが高回転駆動してもパイプ32からのオイルを安定して給油孔34ヘ送ることができる。また、オイルポンプPに減速機構を付加することなくオイルの流速を下げることが可能なため、減速機構の付加によるコスト上昇を回避することができる。
10 動力伝達装置
12 エンジン
14 駆動輪
16 動力伝達機構
18 減速歯車装置
20 デファレンシャル装置(動力伝達部材)
22 ケース
24 ベアリング(軸受)
26 ドライブシャフト
28 ポンプ駆動歯車
30 デフリングギヤ
32 パイプ
34 給油孔
36 オイル貯留部
38 オイル
40 吸入口
42 側壁面(内壁面)
44 ノズル
46 吐出孔
48 円板
50 切欠
100 動力伝達装置の潤滑構造
P オイルポンプ

Claims (1)

  1. 動力伝達部材と、前記動力伝達部材を回転可能に支持する軸受とを収容するケースを備えた動力伝達装置の前記ケース内において、前記軸受にオイルを供給するための給油孔を有し、機械式オイルポンプから吐出されたオイルを、パイプを介して前記給油孔に送るように構成された動力伝達装置の潤滑構造であって、
    前記パイプの先端部は、前記ケースの内壁面に対向して開口しており、前記パイプの先端よりも基端側には、オイルを前記先端部の延伸方向に吐出するための吐出孔が設けられ、前記吐出孔よりも先端側には、オイルを前記給油孔の位置する下側に流出させるための切欠が設けられていることを特徴とする動力伝達装置の潤滑構造。
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