JP7083135B2 - 胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具 - Google Patents

胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具 Download PDF

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Description

本発明は、胴綱と腰ベルトを含む装着具、例えば鉄塔や電柱などの柱上で作業する際に用いる安全帯に装着可能な装着道具に関する。
従来より、図6に示すように、装着具としての安全帯5としては、作業者の腰部に巻付ける腰ベルト50と、端部にフック55を有し、柱状物に巻付ける胴綱53と、前記腰ベルト50が挿通され、前記胴綱53のフック55を係止可能な環状の係止環52とを備えるものが公知である。上記構成の安全帯5を鉄塔や電柱などの柱状物の上(柱上)において使用する場合、作業者は、腰ベルト50を自己の腰部に装着し、胴綱53を柱状物に廻し掛けし、胴綱53のフック55を係止環52に係止することより、柱状物での作業姿勢を確保している。
ところで、前記従来の安全帯5では、図7に示すように、腰ベルト50が挿通されている一対の係止環52,52の間に、柱状物での作業に必要となる工具を吊下げるための工具ホルダー6が設けられることがある。該工具ホルダー6は、腰ベルト50に挿通支持されることで腰ベルト50に連結される環状の吊下げ部60と、該吊下げ部60に連結された、袋体からなる工具保持部61とを備える。吊下げ部60は、腰ベルト50を挿通しやすくするために、腰ベルト50の断面形状よりも大きい内径(遊びを有する内径)の挿通環状部であり、該挿通環状部の内部が腰ベルト50を挿通する挿通口600となっている。このため、胴綱53のフック55を係止環52に係止させる際に、係止環52ではなく、誤って挿通口600に挿入して吊下げ部60に係止させるという誤操作が生じてしまうことがある。
前記誤操作を防止する装着道具としての金具が特許文献1に提供されている。図8および図9に示すように、該金具7は、腰ベルト50を挿通可能な通し孔700が形成された平板状のベースプレート70と、該ベースプレート70に取付けられた工具を保持可能なJ字状舌片部71と、ベースプレート70に対して支軸72を介して回動可能に支持された跳ね上げ開放式のカバー73とを備えている。このように構成された金具7は、前記J字状舌片部71をカバー73で覆うことで、該金具7への胴綱53のフック55の誤係止を防止できるとされている。
特開2010-99775号公報
ところが、前記従来の金具7では、ベースプレート70に形成されている通し孔700に、胴綱53のフック55を誤って係止させてしまう可能性があり、改善の余地がある。なお、かかる問題は、工具を吊るすような金具だけではなく、腰ベルトを挿通する通し孔が形成された装着道具全般に内在する問題である。
そこで、本発明は、胴綱のフックが誤って係止するのを防止できる、前記胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具を提供することを目的とする。
本発明の、胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具は、
人の腰部に巻付ける腰ベルトと、端部にフックを有し、柱状物に巻付ける胴綱と、前記
腰ベルトが挿通され、前記胴綱のフックを係止可能な環状の係止環とを備えた装着具に装
着可能に構成され、
前記腰ベルトを挿通可能な挿通孔が、該腰ベルトの挿通方向に離間して対向するように
一対形成された装着本体部を備え、
該装着本体部は、板状の本体部と、該本体部の長さ方向両端部それぞれから、該本体部
の板厚方向に立ち上がるように形成された一対の取付部とを備え、
前記挿通孔は、前記取付部に形成されており、
該挿通孔の前記板厚方向の寸法は、前記腰ベルトの厚みと同じまたは略同じ寸法となる
ように形成され、
前記挿通孔を形成する内周面のうち、前記板厚方向において裏側に向けて形成される裏
向内周面が前記取付部に形成されていることを特徴とする。
本発明の胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具において、
前記取付部は、前記本体部の長さ方向端部から前記本体部の前記板厚方向における裏面側に延出し、且つ前記取付部自身の裏面と前記本体部の裏面とのなす角度が鈍角となるように形成された立上部を有するように構成されていてもよい。
本発明の胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具において、
前記取付部は、前記本体部に対して前記板厚方向で離間して平行配置される平部と、前記本体部の長さ方向端部と平部の端部とを連結すべく前記板厚方向に立ち上がる立上部とを備え、
前記挿通孔は、前記平部と前記立上部との接続境界を含むように前記平部の端部から前記立上部の端部にかけて形成されており、該立上部の端部に形成されている開口における前記板厚方向の寸法が、前記腰ベルトの厚みと同じまたは略同じ寸法となるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の、胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能であってもよい。
本発明に係る、胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具によれば、胴綱のフックが誤って係止するのを防止することができる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る、胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具としてのカバーを示した正面図。図1(b)は、図1(a)の側面図。図1(c)は、図1(a)の横断面図。 図2は、安全帯の腰ベルトに吊り下げた工具ホルダーの吊下げ部にカバーを装着した状態を示す正面図。 図3は、作業者の腰部に安全帯を装着した際の、吊下げ部にカバーを装着した様子を示した断面図。 図4(a),(b)は、本発明の装着具の他の実施形態を示した図であり、フルハーネス型安全帯の腰ベルトにカバーを装着した状態を示す正面図。 図5(a),(b)は、本発明の装着具の他の実施形態を示した図であり、図5(a)は、平面視コ字形状のカバーを示した断面図。図5(b)は、立上部のみに挿通孔を形成したカバーを示した図。 図6は、安全帯を示した図。 図7は、安全帯の腰ベルトに工具ホルダーを吊り下げた状態を示した斜視図。 図8は、従来の金具を示した斜視図。 図9は、図8の金具におけるカバーを開いた状態の側面図。
本発明の実施形態に係る、胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具について説明する。はじめに、本発明の装着道具が装着される装着具としての安全帯について説明する。図6に示すように、該安全帯5は、人の腰部に巻付けて装着可能な長さを有する腰ベルト50と、該腰ベルト50がベルトループ50aを介して挿通された腰ベルト50よりも幅広の腰当て51と、該腰ベルト50が挿通され、該腰ベルト50の長さ方向に所定の間隔をおいて一対配置された係止環52,52と、腰ベルト50に長さ調整器54を介して連結され、端部に前記係止環52に係止可能なフック55を有する胴綱53とを備える。腰ベルト50における一対の係止環52,52の間の領域には、図7に示すように、柱上での作業に必要となる工具を吊下げるための工具ホルダー6が設けられる。該工具ホルダー6は、腰ベルト50に吊下げ可能な環状の吊下げ部60と、該吊下げ部60に連結された袋体からなる工具保持部61とを備える。吊下げ部60は、腰ベルト50を、その幅方向で囲うことができるように、環状に形成されており、該環状の内部開口(挿通環状部)が、腰ベルト50を挿通するための挿通口600となっている。
本発明に係る装着道具は、前記安全帯5のような人体の腰部に巻付けて装着する装着具に装着可能に構成されている。本実施形態では、図2に示すように、装着道具1は、安全帯5の腰ベルト50に取り付けられた工具ホルダー6のカバーとして適用したものである。図1および図2に示すように、本実施形態に係るカバー1は、腰ベルト50を挿通可能な挿通孔111が、該腰ベルト50の挿通方向に離間して対向するように一対形成された装着本体部1Aを備え、該装着本体部1Aは、本体部10と、該本体部10の両端部から延出された一対の取付部11,11とを備える。本実施形態では、カバー1は、前記一対の取付部11,11が本体部10の表裏方向(板厚方向)裏面側へ立ち上げられることで、前記裏面側に凹部10aが形成されており、腰ベルト50に吊下げられた工具ホルダー6の吊下げ部60を前記凹部10a内に収容して覆う構成となっている。すなわち、カバー1が装着された腰ベルト50には、係止環52を除いて胴綱53のフック55の係止部位は形成されることがない。
本体部10は、長さ方向および幅方向に所定の一定寸法を有する矩形の平板状に形成されており、工具ホルダー6の吊下げ部60と略同一形状に形成され、吊下げ部60の表面に配置される。本体部10を吊下げ部60と、略同一形状としているのは、例えば本体部10が吊下げ部60よりも小さい形状、または大きい形状であれば、吊下げ部60が本体部10からはみ出る、または本体部10が吊下げ部からはみ出てしまい、このはみ出た部分に、胴綱53のフック55が誤って係止するかもしれないところ、吊下げ部60と略同一形状の本体部10を吊下げ部60に配置することで、本体部10と吊下げ部60とにはみ出た部分が形成されることなく、本体部10によって吊下げ部60が覆われることになり、胴綱53のフック55の誤った係止を防止できる。要は、本体部10の形状は、本体部10と吊下げ部60との間に、胴綱53のフック55が係止できない形状であればよい。
一対の取付部11,11は、図3に示すように、吊下げ部60の挿通口600を覆うべく、図1(a)~(c)に示すように、本体部10の長さ方向両端部から延びる立上部110と、該立上部110の端部から前記長さ方向に沿って延びる平部112とを備える。
立上部110は、図1(c)に示すように、本体部10の長さ方向端部から本体部10の厚み方向(表裏方向)のうち、本体部10の裏面方向へ向けて立ち上げられて構成されており、裏面側に向けて長さ方向外向きに傾斜するように立ち上げられている。具体的に、本体部10と立上部110とで形成される角部(接続部)R1が胴綱53のフック55の係止部位とならないよう、本体部10と立上部110との裏面側のなす角度が鈍角となっている。また、立上部110は、図1(a)に示すように、本体部10との接続側端部(一端部)において、本体部10の幅方向寸法H1と同じ幅寸法を有し、他端部側(後述の平部112との接続側端部)ほど幅方向寸法H2が小さくなるように構成されている。
平部112は、図1(c)に示すように、立上部110の他端部から長さ方向外向きに連設されており、本体部10に対して表裏方向(板厚方向)裏側へ所定距離離間して該本体部10と長さ方向が幅方向で平行な配置となっている。平部112は、図1(a)~(c)に示すように、立上部110の他端部との接続端部(一端部)が立上部110の他端部と接続されて接続境界を含む接続部(角部)R2を形成しており、平部112と立上部110との接続角度(前記接続部における裏面側の角度)が鈍角となっている。このように、平部112と立上部110との接続角度が鈍角であると、作業者が腰ベルト50を装着した際の、前記角部R2による作業者の腰部Xへの押圧を緩和できる(図3参照)。
また、平部112は、図1(a)に示すように、その一端部における幅寸法H2が立上部110の他端部における幅寸法と略同じであり、他端部側ほどその幅寸法H3が小さくなっている。すなわち、立上部110と平部112とで構成される取付部11は、本体部10と接続している一端部(立上部110)ほど幅寸法H1が大きく(本体部10の幅寸法と略同じ)、先端側の他端部側ほど幅寸法H3が小さくなっている。これにより、装着具としての安全帯5に装着した状態において、腰ベルト50からのはみ出た部分を少なくでき、胴綱53のフック55の誤係止を有効に防止できる。
図1(a)~(c)に示すように、取付部11には、腰ベルト50を挿通するための挿通孔111が形成されている。該挿通孔111は、一方の取付部11と他方の取付部11に形成されており、厚み方向(表裏方向)において略同じ位置になるよう形成されている。よって、一対の挿通孔111,111は、長さ方向(腰ベルト50が挿通される挿通方向)において対向配置されている。この挿通孔111は、立上部110に形成されており、本実施形態では、立上部110と平部112にかけて形成されている。よって、挿通孔111は、立上部110の他端部に形成される開口部111aと、平部112の一端部に形成される開口部111bとが連通することで形成されている。よって、本実施形態の挿通孔111は、立上部110の開口111aにおいて長さ方向に開口し、平部112の開口部111bによって、厚み方向(表裏方向)に開口している。
図1(a)~(c)に示すように、このような挿通孔111の内周面は、立上部110における開口形状面としての裏向内周面(裏面方向へ対向する面)111cを含み、その他、平部112における開口形成面としての内向内周面(長さ方向内側へ対向する面)111dを含む、閉じた面である。挿通孔111は、厚み方向(表裏方向)の寸法(開口寸法)Lが腰ベルト50の厚みと同じ、または略同じ寸法となっている。この寸法Lは、図1(b),(c)に示すように、装着道具としてのカバー1を長さ方向から側面視した際に見える開口の厚み寸法である。具体的には、挿通孔111の厚み方向の寸法である立上部110に形成されている開口部における厚み方向の寸法Lが、腰ベルト50の厚みと同じ、または略同じ寸法となっている。より詳細には、挿通孔111の厚み方向の寸法Lは、挿通孔111を規定する前記裏向内周面111cと平部112の表面との間の寸法である。
つぎに本実施形態に係るカバー1の使用方法について説明する。なお、本実施形態では、安全帯5を使用する柱状物は電柱とする。該電柱には、複数の電気機器が配置されており、該各電気機器に対する点検作業を柱上で行えるよう、作業者を昇降させるための複数の足場ボルトが、電柱の高さ方向に所定の間隔をおいて径方向外方に向かって突設されている。
はじめに作業者は、図2に示すように、腰ベルト50に工具ホルダー6とカバー1とを装着する。具体的に、作業者は、カバー1の一方の取付部11の挿通孔111に腰ベルト50を挿通し、続けて、工具ホルダー6の吊下げ部60の挿通口600に腰ベルト50を挿通する。つぎに作業者は、カバー1の他方の取付部11の挿通孔111に腰ベルト50を挿通する。これにより、図3に示すように、吊下げ部60の表面側にカバー1の本体部10が重合された状態でカバー1と吊下げ部60と腰ベルト50とが一体化され、吊下げ部60の挿通口600が一対の取付部11,11で覆われる。この際、平部112と立上部110との角部R2の角度が鈍角であることから、該角部R2による作業者の腰部Xへの押圧が緩和される。
この状態で、カバー1の本体部10および一対の取付部11,11は、腰ベルト50の裏面側から吊下げ部60の表面および両側面を覆うので、吊下げ部60とカバー1の本体部10との間、および吊下げ部60と一対の取付部11,11との間には、胴綱53のフック55が誤って係止することはない。
つぎに、作業者は、腰部に腰ベルト50を巻き付けて装着する。装着時、胴綱53の一方側のフック55は、一方の係止環52に係止させ、胴綱53の他方側のフック55は、他方の係止環52に係止させておく。
つぎに作業者は電柱と対面する位置に立って、胴綱53の一方側のフック55を係止環52から外して電柱に廻し掛けし、係止環52に再度係止させる。
この際、挿通孔111の厚み方向寸法Lが腰ベルト50の厚み寸法と同じ、または略同じ寸法であるので、フック55が誤って挿通孔111に侵入して係止してしまうことを防止できる。また、本体部10と立上部110との接続部(角部)R1の角度が鈍角であるため、フック55が立上部110に誤って係止するのを防止できる。さらに、取付部11は、本体部10との接続端部よりも先端側ほど幅寸法H2が小さくなっているので、取付部11が腰ベルト50に対して幅方向で余分にはみ出ることを抑制でき、この点で、フック55が誤って係止するのを防止している。
つぎに作業者は、適切な作業姿勢を維持できるように胴綱53の長さを長さ調整器54で調整する。すなわち電柱と作業者との間に作業スペースを確保する。つぎに作業者は電柱に胴綱53の一方側を廻し掛けした状態で、足場ボルトを利用しつつ所望の高さまで電柱を昇柱する。
つぎに、作業者は、一方の足場ボルトに一方の足を載せつつ、他方の足場ボルトに他方の足を載せる。この状態で、作業者は、胴綱53の長さを長さ調整器54で再度調整して腰当て51に自己の体重を預ける。これにより、作業者は、電柱に対し安定した作業姿勢をとれる。
以上説明したように、本実施形態に係るカバーは、胴綱53のフック55の誤った係止を確実に防止できる。
また、本実施形態では、本発明の装着道具を工具ホルダー6のカバー1として実施した場合について説明したが、例えば、作業者の肩部に装着する肩ベルトと、作業者の腰部に巻付けて装着するフルハーネス型安全帯に対して肩ベルトと腰ベルトとをつなぐ接続具として実施することも可能である。この場合、例えば、図4(a),(b)に示すように、接続具4は、本体部40と、取付部41とを有し、本体部40に肩ベルト42の接続部420が接続可能な接続部400を有する。具体的には、本体部40の接続部400は、本体部40の幅方向上側の端部から突設された雄型接続部401である。肩ベルト42の接続部420は、肩ベルト42の端部に接続された雌型接続部421であって、前記雄型接続部401が挿し込み連結可能に構成された雌型接続部421である。
あるいは、本発明の装着道具は、工具ホルダーとして実施することも可能である。例えば、工具ホルダーとして、本体部の幅方向下端部から垂下するように工具保持部を設けてもよい。
このように、本発明の装着道具は、腰ベルト50を挿通することで装着具に装着されるものであれば適用可能である。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、種々変更することができる。
前記実施形態では、本発明のカバー1は、取付部11が立上部110と平部112とを備える場合を例示した。しかしながら、取付部は、立上部のみで構成してもよい。この場合、図5(a)に示すように、吊下げ部60に重合される本体部20と、該本体部20の両端部から直交方向に延出される一対の取付部21,21とを備えた平面視コ字形状のカバー2とする。各取付部21は、立上部210のみで構成されており、該立上部210の本体部20とは反対側の端部寄りに、腰ベルト50の挿通孔211が形成されている。要は、本発明の装着道具をカバーとして実施する場合には、カバーの形状は、工具ホルダー6の吊下げ部60の表面に重合され且つ腰ベルト50に連結可能で、該吊下げ部60の挿通口600を少なくとも覆うことのできる形状であればよい。
また、前記実施形態では、本発明のカバー1は、挿通孔111を立上部110から平部112にかけて形成した場合を例示した。しかしながら、図5(b)に示すように、立上部310のみに挿通孔311を形成したカバー3であってもよい。図中の符号31は取付部、312は平部である。
1,2,3,4…胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具、1A…装着本体部、10,20,30…本体部、11,21,31…取付部、110,210,310…立上部、111,211,311…挿通孔、111a…立上部の他端部に形成される挿通孔の開口部、111b…平部の一端部に形成される挿通孔の開口部、111c…挿通孔の開口部の裏向内周面、111d…挿通孔の開口部の内向内周面、112,212,312…平部、40…本体部、400…本体部の接続部、401…本体部の接続部の雄型接続部、41…取付部、42…肩ベルト、420…肩ベルトの接続部、421…肩ベルトの接続部の雌型接続部、5…安全帯、50…腰ベルト、51…腰当て、52…係止環、53…胴綱、54…調整器、55…フック、6…工具ホルダー、60…吊下げ部、600…挿通口、61…工具保持部、7…金具、70…ベースプレート、700…通し孔、71…J字状舌片部、72…支軸、73…カバー、H1…立上部の一端部の幅寸法、H2…立上部の他端部の幅寸法、H3…平部の他端部の幅寸法、L…挿通孔の厚み方向の開口寸法、R1…本体部と立上部とで形成される角部、R2…立上部と平部とで形成される角部

Claims (4)

  1. 人の腰部に巻付ける腰ベルトと、端部にフックを有し、柱状物に巻付ける胴綱と、前記腰ベルトが挿通され、前記胴綱のフックを係止可能な環状の係止環と、前記腰ベルトを幅方向で囲うように環状に形成された吊下げ部と、を備えた装着具に対し、前記吊下げ部を覆うように装着可能に構成され、
    前記腰ベルトを挿通可能な挿通孔が、該腰ベルトの挿通方向に離間して対向するように一対形成された装着本体部を備え、
    該装着本体部は、板状の本体部と、該本体部の長さ方向両端部それぞれに形成された一対の取付部とを備え、
    前記本体部の板厚方向裏面側には、前記取付部が前記本体部の前記板厚方向裏面側に立ち上げられることによって、前記腰ベルトとの間に前記腰ベルトに吊り下げられた前記吊下げ部を通して覆うための凹部が形成され、
    前記挿通孔は、前記取付部に形成されている、
    胴綱と腰ベルトを含む装着具に装着可能な装着道具。
  2. 前記本体部は、矩形に形成されて前記吊下げ部の表面を覆い、
    前記一対の取付部は、前記吊下げ部における前記腰ベルトを挿通する挿通口を覆うように構成される、
    請求項1に記載の装着道具。
  3. 前記取付部は、
    前記本体部の前記長さ方向端部から前記板厚方向裏面側に向けて長さ方向外向きに傾斜して延びる立上部と、
    前記立上部の先端部から前記長さ方向に沿って延びる平部とを備え、
    前記立上部は、前記長さ方向と前記板厚方向とに直交する幅方向での幅寸法が前記本体部に接続される一端部で前記本体部の前記幅方向での幅寸法と同じとなり且つ前記一端部側から先端側の他端部側になるにつれて小さくなるように形成され、
    前記平部は、前記幅方向での幅寸法が前記立上部の前記他端部に接続される一端部で前記立上部の前記他端部の前記幅寸法と同じになるように形成される、
    請求項1又は2に記載装着道具。
  4. 前記平部は、前記幅方向での幅寸法が前記一端部側から先端側の他端部側になるにつれて小さくなるように形成される、
    請求項3に記載の装着道具。
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